JP6369002B2 - ロータ製造装置及びロータ製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータ製造装置及びロータ製造方法に関する。
特許文献1には、シャフト部材のかしめ部に対して軸方向から力を加え、かしめ部を押圧変形させることで、シャフト部材の外周に設けられたロータコアと、シャフト部材と、をかしめ固定したロータが開示されている。ロータコアは、エンドプレート及び電磁鋼板からなる積層体である。
特開2009−124881号公報
しかしながら、電磁鋼板等は、打ち抜き加工後の残留応力や素材の厚さばらつきの影響を受け、寸法や形状がばらつきやすい。このような電磁鋼板を積層してロータコアを構成した場合には、ロータ周方向等においてロータコアの高さがばらついてしまう。このロータコアを上述の通りかしめ固定するとかしめ固定後のロータ周方向のロータコアにかかる軸力が保持しづらくなり、かしめ固定が安定しないという問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ロータコアの寸法ばらつき等によらず、ロータコアとシャフト部材を安定的にかしめ固定することができるロータ製造装置及びロータ製造方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、シャフト部材のかしめ部を押圧変形させ、シャフト部材と当該シャフト部材の外周に配置されたロータコアとをかしめ固定することで、ロータを製造するロータ製造装置が提供される。当該ロータ製造装置は、ロータコアの端面を上側から軸方向に押圧可能な第1押圧治具と、シャフト部材のかしめ部を外径側へ押し広げるように押圧可能な第2押圧治具と、第1押圧治具及び第2押圧治具をシャフト部材に対して相対的に軸方向へ駆動する駆動装置と、駆動装置を制御することで第1押圧治具及び第2押圧治具の動作を制御する制御部と、を備える。制御部は、第1押圧治具によりロータコアの端面を一定圧の予圧で押圧し、ロータコアに予圧をかけた状態で、第2押圧治具によりシャフト部材のかしめ部を押圧変形させることで、シャフト部材とロータコアとをかしめ固定させるように構成されている。
本発明によれば、ロータ製造装置は、第1押圧治具によりロータコアの端面を押圧している状態で、第2押圧治具によりシャフト部材のかしめ部を押圧させ、シャフト部材とロータコアとをかしめ固定する。これにより、ロータコアに寸法ばらつきがあっても、ロータコアに作用する軸力を従来よりも安定させることができ、シャフト部材とロータコアとをしっかりかしめ固定することができる。
図1は、本発明の実施形態によるロータ製造装置によって製造されるロータの縦断面図である。 図2は、第1実施形態によるロータ製造装置の概略構成図である。 図3は、ロータの製造工程を説明する図である。 図4は、第2実施形態によるロータ製造装置の概略構成図である。 図5は、ロータの製造工程を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態によるロータ製造装置40によって製造されるロータ10の縦断面図である。
図1に示すロータ10は、回転電機の一部を構成する部材である。ロータ10は、シャフト部材20と、シャフト部材20の外周に配置されたロータコア30と、を備える。
シャフト部材20は、回転軸21と、回転軸21の端部に設けられる底板24と、底板24に設けられる筒体22と、筒体22の先端に設けられるかしめ部23と、を備える。
回転軸21は、ロータ10の軸方向に延設された棒状の部材である。回転軸21の一方の端部には、底板24が固定されている。
底板24は、円板状部材であって、回転軸21に対して同軸に設けられている。この底板24には、筒体22が取り付けられている。
筒体22は、円筒状の部材であって、当該筒体22の内側に回転軸21が位置するように配置されている。筒体22は、回転軸21に対して同軸に設けられている。
かしめ部23は、筒体22の先端から軸方向に突出するように設けられている。かしめ部23は、筒体22の外周に沿って環状に延設されている。かしめ部23の外周面と筒体22の外周面とは面一となっている。なお、かしめ部23は、環状に配置されるのではなく、複数の突起として筒体22の周方向に所定間隔をあけて配置されてもよい。また、かしめ部23は、筒体22の先端において、外周寄りに形成されているが、内周寄りに形成されてもよい。
なお、シャフト部材20は、別部材である回転軸21、筒体22、及び底板24を溶接等により接合することで構成されてもよいし、回転軸21、筒体22、及び底板24を一体形成することで構成されてもよい。
ロータコア30は、シャフト部材20の外周を囲むように配置される円筒状部材である。ロータコア30は、積層体31と、積層体31の一端に隣接して配置される第1エンドプレート32と、積層体31の他端に隣接して配置される第2エンドプレート33と、を備える。
積層体31は、ロータ10の軸方向に複数の電磁鋼板を積層した部材である。電磁鋼板は、筒体22を挿通する挿通孔を有する板部材である。
第1エンドプレート32は、積層体31の一方の端面に接した状態でシャフト部材20の外周に配置される環状の部材である。第1エンドプレート32の内側上部は、かしめ固定時にかしめ部23と係合可能な傾斜部32Aとなっている。また、第1エンドプレート32は、かしめ固定時に変形しないように、シャフト部材20よりも硬質の材料によって形成されている。
第2エンドプレート33は、積層体31の他方の端面に接した状態でシャフト部材20の外周に配置される環状の部材である。第2エンドプレート33の下部内周面の径は、シャフト部材20の底板24の外縁に係止されるよう段差33Aを有する形状になっている。この段差33Aは、第2エンドプレート33の下部内周面の径が、第2エンドプレート33の上部内周面の径よりも小さく設定されることにより形成される。
なお、ロータコア30は、第1エンドプレート32及び第2エンドプレート33の両方又は一方を省略する構造としてもよい。
次に、図2を参照して、第1実施形態によるロータ製造装置40について説明する。
ロータ製造装置40は、シャフト部材20とロータコア30とをかしめ固定してロータ10を製造する装置である。ロータ製造装置40は、ロータコア30が取り付けられたシャフト部材20を載置する載置部46と、ロータコア30の端面を押圧可能な第1押圧治具41と、かしめ部23を押圧可能な第2押圧治具42と、第1押圧治具41と第2押圧治具42をそれぞれ駆動する駆動部44と、駆動部44の動作を制御するコントローラ45と、第2押圧治具42からかしめ部23に作用する圧力を検出する圧力センサ47と、を備える。
載置部46は、ロータコア30がセットされたシャフト部材20を載置するための台である。
第1押圧治具41は、円筒状の部材である。第1押圧治具41は、その下端面が載置部46に載置されたシャフト部材20のロータコア30の端面に対向するように配置される。つまり、第1押圧治具41の下端面とロータコア30の第1エンドプレート32の上端面とが対向する。
第2押圧治具42は、円筒状の部材である。第2押圧治具42の下端外周には、シャフト部材20のかしめ部23を押圧変形させるための傾斜部42Aが形成されている。第2押圧治具42は、傾斜部42Aがかしめ部23に対向するように配置される。
駆動部44は、第1押圧治具41を駆動させる第1油圧アクチュエータ44Aと、第2押圧治具42を駆動させる第2油圧アクチュエータ44Bと、からなる。第1油圧アクチュエータ44Aの駆動部は、第1押圧治具41の上端面に接続されている。第2油圧アクチュエータ44Bの駆動部は、第2押圧治具42の上端面に接続されている。したがって、第1油圧アクチュエータ44Aの駆動部、及び第2油圧アクチュエータ44Bの駆動部が駆動することにより、第1押圧治具41及び第2押圧治具42はシャフト部材20の軸方向に移動する。
なお、第1押圧治具41及び第2押圧治具42の駆動方式は、油圧アクチュエータに限られるものではなく、エアー等の流体により駆動する方式や電磁石で得られる動力を利用する方式等としてもよい。
コントローラ45は、駆動部44を制御することで第1押圧治具41及び第2押圧治具42の動作を制御する。コントローラ45は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び入出力インターフェイス(I/Oインターフェイス)を備えたマイクロコンピュータで構成される。
圧力センサ47は、第2押圧治具42からかしめ部23に作用する圧力を検出する。圧力センサ47の検出信号は、コントローラ45に出力される。コントローラ45は、圧力センサ47からの検出信号に基づいて第2油圧アクチュエータ44Bの駆動を制御する。
図3は、ロータ製造装置40によるロータ10の製造工程を説明する図である。
図3(A)は、部材載置工程を示した図である。部材載置工程では、ロータコア30のセットされたシャフト部材20が、載置部46上に載置される。この時、第1押圧治具41はロータコア30の第1エンドプレート32に対して所定の距離をあけて配置されており、第2押圧治具42はシャフト部材20のかしめ部23に対して所定の距離をあけて配置されている。このように部材載置工程では、第1押圧治具41及び第2押圧治具42は初期位置に位置している。
図3(B)は、予圧付与工程を示す図である。予圧付与工程では、第1油圧アクチュエータ44Aが駆動され、初期位置にあった第1押圧治具41がロータコア30の第1エンドプレート32に向かって移動する。
この移動により、第1押圧治具41はロータコア30の第1エンドプレート32の上端面に当接し、ロータコア30を上側から軸方向に押圧する。第1油圧アクチュエータ44Aは定圧駆動されているため、ロータコア30には、第1押圧治具41を介して一定圧の予圧が付与される。
図3(C)及び(D)は、かしめ工程の開始状態及び終了状態を示した図である。かしめ工程では、第1押圧治具41によるロータコア30への予圧付与を継続した状態で、第2油圧アクチュエータ44Bが駆動される。これにより、第2押圧治具42がシャフト部材20のかしめ部23に向かって軸方向に移動する。この移動により、第2押圧治具42の傾斜部42Aは、図3(C)に示すように筒体22の先端から突出するかしめ部23に当接し、図3(D)に示すようにかしめ部23を外径側へ押し広げるように押圧変形させる。その結果、変形したかしめ部23が第1エンドプレート32の傾斜部32Aに係合し、シャフト部材20とロータコア30とがかしめ固定される。
なお、コントローラ45は、かしめ固定終了後に、第1押圧治具41及び第2押圧治具42が図3(D)のかしめ固定位置から、図3(A)の初期位置に戻るように駆動部44を制御する。コントローラ45は、例えば圧力センサ47によって検出される圧力が所定の圧力に到達後、所定時間の経過をもって、かしめ固定が終了したと判定する。また、コントローラ45は、第2押圧治具42の速度や位置が所定の値に達した場合に、かしめ固定が終了したと判定するように構成されてもよい。
上記した第1実施形態によるロータ製造装置40によれば、以下の効果を得ることができる。
ロータ製造装置40は、ロータコア30の第1エンドプレート32の上端面を押圧可能な第1押圧治具41と、シャフト部材20のかしめ部23を押圧可能な第2押圧治具42と、第1押圧治具41及び第2押圧治具42をシャフト部材20の軸方向に駆動する駆動部44と、駆動部44を制御することで第1押圧治具41及び第2押圧治具42の動作を制御するコントローラ45と、を備えている。コントローラ45は、第1押圧治具41によりロータコア30の上端面を押圧させた状態で、第2押圧治具42によりシャフト部材20のかしめ部23を押圧変形させることで、シャフト部材20とロータコア30とをかしめ固定させるように構成されている。このように第1押圧治具41により第1エンドプレート32を押圧して、ロータコア30に予め軸方向の力を作用させておくことで、積層体31として構成されるロータコア30の高さばらつきを抑制できる。また、ロータコア30に予圧を与えた状態で第2押圧治具42によりかしめ部23を押圧変形させるので、かしめ固定後のロータコア30に作用する軸力を従来よりも安定させることができる。したがって、ロータ製造装置40によれば、安定的にかしめ固定されたロータ10を製造することができる。
(第2実施形態)
図4を参照して、第2実施形態によるロータ製造装置40について説明する。
第2実施形態によるロータ製造装置40は、第2押圧治具42及び駆動部44の構成が、第1実施形態のロータ製造装置40とは相違する。なお、以下の実施形態では第1実施形態と同じ機能を果たす構成等には同一の符号を用い、重複する記載を適宜省略して説明する。
第2実施形態によるロータ製造装置40では、第2押圧治具42は、連結部43を介して第1押圧治具41に連結されている。第2押圧治具42は、上部外周面から径方向外側に向いて突出する環状の突出部42Bを有している。突出部42Bは、板状部材であって、突出部42Bの下端面が第1押圧治具41の上端面に対向するように配置されている。
連結部43は、環状部材であって、第2押圧治具42の中央部外周を取り囲むように配置されている。連結部43は、ゴムやばね等の弾性体で構成されている。連結部43の下端面は第1押圧治具41の上端面に接合されており、連結部43の上端面は第2押圧治具42の突出部42Bの下端面に接合されている。
第2実施形態では、駆動部44は、第2押圧治具42の駆動を行う第2油圧アクチュエータ44Bのみからなる。第2油圧アクチュエータ44Bが駆動されることにより、連結部43により連結された第1押圧治具41及び第2押圧治具42はシャフト部材20の軸方向に一体的に移動する。
図5は、第2実施形態のロータ製造装置40によるロータ10の製造工程を説明する図である。
図5(A)は、部材載置工程を示した図である。図5(B)は、予圧付与工程を示した図である。図5(C)は、かしめ工程の固定開始状態を示した図である。図5(D)は、かしめ工程の固定終了状態を示した図である。
図5(A)及び図5(B)に示すように、第2油圧アクチュエータ44Bが駆動されることで初期位置にあった第1押圧治具41及び第2押圧治具42は軸方向に沿って下降する。第1押圧治具41は、第2押圧治具42がかしめ部23を押圧するよりも前に、ロータコア30の第1エンドプレート32を押圧するように構成されている。したがって、第1押圧治具41が第1エンドプレート32の上端面に当接し、ロータコア30を上側から軸方向に押圧する。これにより、ロータコア30に予圧が付与される。
図5(C)に示すように、第2押圧治具42は、第2油圧アクチュエータ44Bによりさらに下降するよう駆動されるため、第1押圧治具41からロータコア30へ作用する予圧は高くなる。連結部43は弾性体で構成されているため、第1押圧治具41と第2押圧治具42との間で圧縮変形することとなる。連結部43がある程度圧縮されると、第2押圧治具42の傾斜部42Aがかしめ部23と接触し、かしめ固定が開始される。
図5(C)の状態から、さらに第2押圧治具42を下方に押し込むことで、連結部43はさらに圧縮されていく。かしめ工程では、第1押圧治具41によるロータコア30への予圧付与を継続した状態で、第2押圧治具42の傾斜部42Aがかしめ部23を第1エンドプレート32の傾斜部32Aへと押圧変形させる。その結果、変形したかしめ部23が第1エンドプレート32の傾斜部32Aに係合し、シャフト部材20とロータコア30とがかしめ固定される。
また、コントローラ45は、かしめ固定終了後に、第1押圧治具41及び第2押圧治具42を図5(D)のかしめ固定位置から、図5(A)の初期位置に戻るように駆動部44を制御する。コントローラ45は、例えば圧力センサ47によって検出される圧力が所定の圧力に到達後、所定時間の経過をもって、かしめ固定が終了したと判定する。なお、コントローラ45は、例えば第2油圧アクチュエータ44Bの下降駆動により第2押圧治具42に加えられる押圧荷重と、連結部43からの反力及びかしめ部23からの反力とを加算した力とが同等となったことをもってかしめ固定が終了したと判定してもよい。
上記した第2実施形態によるロータ製造装置40によれば、以下の効果を得ることができる。
ロータ製造装置40では、連結部43によって第1押圧治具41と第2押圧治具42とが連結されており、第2油圧アクチュエータ44Bが駆動されることによって、第1押圧治具41と第2押圧治具42が一体的に移動する。また、第1押圧治具41は、第2押圧治具42がかしめ部23を押圧する前に、ロータコア30の端面を押圧するように構成されている。このような構成とすることで、一つの駆動手段のみで、ロータコア30に予圧を付与しながら、かしめ部23を押圧変形することができ、第1実施形態と同様にかしめ固定後のロータコア30に作用する軸力を従来よりも安定させることができる。
また、第1押圧治具41と第2押圧治具42の傾斜部42Aとの間に設けられる連結部43は弾性体であるため、ロータコア30の高さばらつきによらず、ロータコア30に比較的均一に予圧を作用させることができる。その結果、シャフト部材20とロータコア30とをより安定的にかしめ固定することが可能となる。
なお、連結部43の軸方向の長さや、弾性係数を選定することよって、ロータコア30に付与したい荷重を適宜調整することが可能である。
本発明は、上記の実施形態に限定されず、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態では、第1押圧治具41及び第2押圧治具42を駆動してロータコア30の予圧及びかしめ部23の押圧変形を実行した。しかしながら、載置部46を上昇させることで、第1押圧治具41によるロータコア30の予圧付与を実行するとともに、第2押圧治具42によるかしめ部23の押圧変形を実行してもよい。このように、第1押圧治具41、第2押圧治具42又は載置部46を相対的に軸方向に移動させてもよい。
また、第1押圧治具41、第2押圧治具42及び連結部43は、円筒状の部材としたが、これに限られるものではない。第1押圧治具41、第2押圧治具42及び連結部43は、シャフト部材20のかしめ部23の形状等に応じて、任意の形状に構成される。
10 ロータ
20 シャフト部材
23 かしめ部
30 ロータコア
32 第1エンドプレート
33 第2エンドプレート
40 ロータ製造装置
41 第1押圧治具
42 第2押圧治具
42B 突出部
43 連結部
44 駆動部
44A 第1油圧アクチュエータ
44B 第2油圧アクチュエータ
45 コントローラ

Claims (4)

  1. シャフト部材のかしめ部を押圧変形させ、シャフト部材と当該シャフト部材の外周に配置されるロータコアとをかしめ固定することで、ロータを製造するロータ製造装置であって、
    前記ロータコアの端面を上側から軸方向に押圧可能な第1押圧治具と、
    前記シャフト部材のかしめ部を外径側へ押し広げるように押圧可能な第2押圧治具と、
    前記第1押圧治具及び前記第2押圧治具を前記シャフト部材に対して相対的に前記軸方向へ駆動する駆動装置と、
    前記駆動装置を制御することで前記第1押圧治具及び前記第2押圧治具の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1押圧治具により前記ロータコアの端面を一定圧の予圧で押圧し、
    前記ロータコアに予圧をかけた状態で、前記第2押圧治具により前記シャフト部材のかしめ部を押圧変形させることで、前記シャフト部材と前記ロータコアとをかしめ固定させる、
    ことを特徴とするロータ製造装置。
  2. 前記第1押圧治具と前記第2押圧治具とを連結する連結部をさらに備え、
    前記第1押圧治具は、前記第2押圧治具が前記かしめ部を押圧する前に、前記ロータコアの端面を押圧するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロータ製造装置。
  3. 前記第2押圧治具は、前記第1押圧治具のロータコア側とは反対側の端面に対向するように突出する突出部を備え、
    前記連結部は、弾性体であって、前記第1押圧治具の端面と前記第2押圧治具の前記突出部とを連結するように設けられる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のロータ製造装置。
  4. シャフト部材のかしめ部を押圧変形させ、シャフト部材と当該シャフト部材の外周に配置されるロータコアとをかしめ固定することで、ロータを製造するロータ製造方法であって、
    第1押圧治具を前記シャフト部材に対して相対的に軸方向へ駆動し、前記第1押圧治具により前記ロータコアの端面を押圧する予圧付与工程と、
    前記第1押圧治具が前記ロータコアの端面を押圧している状態で、前記第2押圧治具を前記シャフト部材に対して相対的に軸方向へ駆動し、前記第2押圧治具により前記シャフト部材のかしめ部を押圧変形させることで、前記シャフト部材と前記ロータコアとをかしめ固定するかしめ工程と、
    を備えることを特徴とするロータ製造方法。
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