詳細な説明
開示に係る技術によって、コンピューティング装置が、製品に関連付けられた広告への関心のユーザの事前表明に基づいて、コンピューティング装置のユーザに製品への自身の関心をリマインドすることが可能となり得る。いくつかの例では、コンピューティング装置は、ユーザによる即時購入が不可能であり得る製品の広告をコンピューティング装置のユーザが閲覧した後で、ユーザが当該製品に関心があることを表明するユーザ入力を受信し、その後、当該製品が購入可能であることを示すための通知を表示し得る。このように、製品への自身の関心を忘れないよう、コンピューティング装置は、製品が購入可能になった時にユーザに自身の関心をリマインドし得る。
たとえば、コンピューティング装置のユーザは、映画館で、本編映像を閲覧するのに先立って予告編を閲覧する場合がある。プレビュー映像に基づいて、ユーザは当該プレビュー映像に対応する映像に関心を持つ場合がある。しかしながら、対応する映像がまだ一般に入手可能ではない場合があり、一般に入手可能になる時までにユーザは自身の関心を忘れてしまう場合がある。この開示の1つ以上の技術によれば、コンピューティング装置は、ユーザが対応する映像に関心を持っていることを表明するユーザ入力を受信し、その後、対応する映像が一般閲覧可能になると通知を表示し得る。
図1は、本開示の1つ以上の技術に係る、ある製品への自身の関心をユーザにリマインドするためのシステム例を例示するブロック図である。図1の例に示されるように、システム2は、コンピューティング装置4、サーバシステム6およびネットワーク8を含む。いくつかの例では、コンピューティング装置4は、ネットワーク8によってサーバシステム6に動作可能にかつ/または通信可能に結合され得る。
図1の例では、コンピューティング装置4は、ユーザインターフェイス装置10(「UID10」)、ユーザインターフェイスモジュール12(「UIM12」)、通信モジュール14、およびリマインダモジュール16を含む。コンピューティング装置4の例は、携帯電話(スマートフォンを含む)、タブレットコンピュータ、カメラ、携帯情報端末(PDA)などのような携帯型またはモバイル装置を含み得るがこれらに限定はされない。この開示の技術を実施するコンピューティング装置4の他の例は、図1に示されない追加的なコンポーネントを含み得る。
いくつかの例では、コンピューティング装置4はUID10を含み得る。コンピューティング装置4に関連付けられたユーザは、たとえば少なくとも1つのUID10を用いて、様々なユーザ入力をコンピューティング装置4に提供することによってコンピューティング装置4と対話し得る。いくつかの例では、UID10は、触覚的、音声、または視覚的入力を受信するように構成される。ユーザからの入力を受信することに加え、UID10は、グラフィカルユーザインターフェイス(GUI)などのコンテンツを表示のために出力するように構成されることができる。いくつかの例では、UID10は、ディスプレイおよび/または存在感知入力装置を含むことができる。いくつかの例では、存在感知入力装置およびディスプレイは、存在感知ディスプレイに一体化され得る。存在感知ディスプレイは、GUIを表示し、存在感知ディスプレイにおけるまたは存在感知ディスプレイ付近の容量性、誘導性、表面弾性波、および/または光学的探知を用いてユーザからの入力を受信する。他の例では、表示装置は、コンピューティング装置4に含まれる存在感知装置と物理的に別個であり得る。
図1に示されるように、コンピューティング装置4は、UIM12も含み得る。UIM12は、1つ以上の機能を行なって、ユーザ入力などの入力の表明を受信し、かつリマインダモジュール16などのコンピューティング装置4に関連付けられた他のコンポーネントに入力の表明を送信することができる。UIM12は、UID10、通信モジュール14、ネットワークインターフェイス、またはユーザ入力装置などの様々なソースからユーザ入力の表明を受信し得る。当該データを用いて、UIM12は、コンピューティング装置4に関連付けられた、UID10などの他のコンポーネントに、データに基づく出力を提供させ得る。
コンピューティング装置4は、通信モジュール14も含むことができる。いくつかの例では、通信モジュール14は、コンピューティング装置4と、サーバシステム6などの外部サーバとの間の通信を管理し得る。たとえば、通信モジュール14は、サーバシステム6からデータを受信し得る。一例として、通信モジュール14は、特定の製品についての識別情報をサーバシステム6から受信し得る。別の例として、通信モジュール14は、特定の製品が購入可能であるという通知をサーバシステム6から受信し得る。いくつかの例では、通信モジュール14は、受信した情報をコンピューティング装置4の他のコンポーネントに提供し得る。たとえば、通信モジュール14は、受信した通知をUID10での表示のためにUIM12に提供し得る。
いくつかの例では、コンピューティング装置4はリマインダモジュール16を含み得る。リマインダモジュール16は、製品が購入可能になるとある製品への自身の関心をユーザにリマインドする機能を含み得る。いくつかの例では、リマインダモジュール16のリマインダは、まだ一般に購入可能でない製品についての広告をユーザが閲覧した後でユーザから受信されたユーザ入力に基づき得る。リマインダモジュール16は、コンピューティング装置4の他のコンポーネントとデータを交換し得る。たとえば、リマインダモジュール16は、UIM12からユーザ入力を受信するか、または通信モジュール7から製品についての情報を受信し得る。
サーバシステム6のリマインダモジュール16および/またはリマインダモジュール32などの本明細書で論じられるシステムがユーザについての個人情報を収集し得るかまたはユーザの個人情報を利用し得る状況では、プログラムもしくは特徴がユーザの情報(たとえばユーザのソーシャルネットワークについての情報、社会的行動もしくは活動についての情報、職業、ユーザの好み、またはユーザの現在の場所)を収集するかどうかとどの程度収集するかとを制御するための、またはコンテンツサーバからよりユーザに関連し得るコンテンツを受信するかどうか、かつ/またはどのように受信するかを制御するための機会がユーザに提供され得る。その上、あるデータは、個人を特定できる情報が削除されるように、蓄積されるかまたは使用される前に1つ以上の方法で処理され得る。たとえば、ユーザについて個人を特定できる情報を判定することができないようにユーザのアイデンティティが処理されてもよいし、ユーザの特定の場所を判定することができないように(市、郵便番号または州レベルなどの)位置情報が取得されるユーザの地理的な場所を一般化してもよい。したがって、ユーザは、ユーザについてどのように情報が収集され、コンテンツサーバによって使用されるかを制御し得る。
UIM12、通信モジュール14およびリマインダモジュール16(総称して「コンピューティング装置モジュール」)のうちのいずれも、様々なやり方で実施され得る。たとえば、コンピューティング装置モジュールのうちの1つ以上は、ダウンロード可能な、またはプリインストールされたアプリケーションすなわち「app」として実施されることができる。別の例では、コンピューティング装置モジュールのうちの1つ以上は、コンピューティング装置4のハードウェアユニットの一部として実施されることができる。別の例では、コンピューティング装置モジュールのうちの1つ以上は、コンピューティング装置4のオペレーティングシステムの一部として実施されることができる。
図1の例では、サーバシステム6は、通信モジュール30およびリマインダモジュール32を含む。サーバシステム6の例は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、メインフレーム、サーバ、クラウドコンピューティングシステム、および/またはその組合せを含み得るがこれらに限定されない。
通信モジュール30は、サーバシステム6と、コンピューティング装置4などのコンピューティング装置との間の通信を管理し得る。たとえば、通信モジュール30は、コンピューティング装置4と情報を交換し得る。一例として、通信モジュール30は、製品についての識別情報をコンピューティング装置4に送信し得る。別の例として、通信モジュール30は、製品へのユーザの関心の表明をコンピューティング装置4から受信し得る。いくつかの例では、通信モジュール30は、サーバシステム6の他のコンポーネントと情報を交換し得る。たとえば、通信モジュール20は、受信した、製品へのユーザの関心の表明をリマインダモジュール32に提供し得る。
リマインダモジュール32は、製品が購入可能になった時に製品への自身の関心をコンピューティング装置のユーザにリマインドするための機能を含み得る。いくつかの例では、リマインダモジュール32のリマインダは、コンピューティング装置(たとえばコンピューティング装置4)から受信したユーザの関心に基づき得る。いくつかの例では、リマインダモジュール32は、コンピューティング装置のユーザによって閲覧される1つ以上の広告を判断するための機能を含み得る。リマインダモジュール32は、サーバシステム6の他のコンポーネントとデータを交換し得る。たとえば、リマインダモジュール32は、特定の製品についての識別情報を通信モジュール30に出力し、製品についてのユーザの関心の表明を通信モジュール30から受信し得る。
通信モジュール30、リマインダモジュール32およびアプリケーションモジュール34(総称して「サーバシステムモジュール」)のうちのいずれも、様々なやり方で実施され得る。たとえば、サーバシステムモジュールの1つ以上は、ダウンロード可能な、またはプリインストールされたアプリケーションすなわち「app」として実施されることができる。別の例では、サーバシステムモジュールのうちの1つ以上は、サーバシステム6のハードウェアユニットの一部として実施されることができる。別の例では、サーバシステムモジュールのうちの1つ以上は、サーバシステム6のオペレーティングシステムの一部として実施されることができる。
まだ購入可能でない製品への自身の関心をコンピューティング装置4のユーザに忘れさせるのではなく、この開示の技術は、コンピューティング装置4および/またはサーバシステム6が、製品と関連付けられた広告(たとえばプレビュー映像)へのユーザの関心に基づいて製品へのユーザの関心を判定し、製品が購入(たとえば一般閲覧)可能になるとユーザに通知することを可能にし得る。いくつかの例では、広告は映画の予告編などのプレビュー映像、ラジオコマーシャルまたはテレビコマーシャルなどのコマーシャル、別の映像(たとえば非プレビュー映像)に先立って示されるバナー広告、映像広告などのインターネット広告などであり得る。
リマインダモジュール32はまた、1つ以上の製品と関連付けられた1つ以上の広告(たとえば1編以上のプレビュー映像)を第1の時間に判定し得る。いくつかの例では、1つ以上の製品が第1の時間に購入可能ではない場合がある。リマインダモジュール32は、コンピューティング装置4に伝送するために、1つ以上の製品のうちの特定の製品についての情報を出力し得る。たとえば、リマインダモジュール32は、ネットワーク8を介してコンピューティング装置4の通信モジュール14に伝送するために、通信モジュール30に情報を提供し得る。いくつかの例では、当該情報は、特定の製品のタイトル、特定の製品についての情報へのリンク、特定の製品の識別番号、特定の製品の作成に関与している1つ以上のエンティティ、特定の製品に関連付けられた1つ以上のグラフィックス等のうちの1つ以上などの識別情報を含み得る。
コンピューティング装置4のリマインダモジュール16は、特定の製品についての情報を受信し得る。いくつかの例では、リマインダモジュール16は、1つ以上の広告の表明も受信し得る。いくつかの例では、リマインダモジュール16は、サーバシステム6から当該表明を受信し得る。たとえば、通信モジュール14は、ネットワーク8を介して通信モジュール30から当該表明を受信し、次いでリマインダモジュール16に当該表明を提供し得る。いくつかの例では、リマインダモジュール16は、リマインダモジュール32から独立してまたはそれと連係して1つ以上の広告を判定し得る。
リマインダモジュール16は、特定の製品についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を出力し得る。いくつかの例では、GUIは、特定の製品の識別情報のうちのいくらかを含み得る。たとえば、GUIは、特定の製品のタイトル、および特定の製品に関連付けられたグラフィック(たとえば製品に関連付けられた別の広告のサムネイル)を含み得る。いくつかの例では、GUIは、特定の製品へのユーザの関心に関するユーザ入力をユーザが提供するための1つ以上のグラフィカルプロンプトを含み得る。たとえば、GUIは、特定の製品への自身の関心を表明するようユーザに促し得る質問の形態のテキストを含み得る。別の例として、GUIは、特定の製品への自身の関心を表明するようユーザに促し得る1つ以上の選択可能な領域を含み得る。いくつかの例では、GUIは、特定の製品に関心を持っているか否かを表明する入力(たとえば「はいまたはいいえ」)を提供するようユーザに促し得る。いくつかの例では、GUIは、特定の製品(たとえばYスターのX)への関心のレベルを表明する入力を提供するようユーザに促し得る。
UIM12は、GUIを受信し、特定の製品についての情報を含むGUI20をUID10に第1の時間22に表示させ得る。図1の例では、特定の製品は映像であり、GUI20は、映像のタイトル「ロッキーX」と、映像に関連付けられたグラフィック(つまりボクシング用グローブ)とを含む。また、図1の例に示されるように、GUI20は、コンピューティング装置4のユーザに特定の製品への自身の関心を表明するよう促し得る質問の形態で表現されたテキストと、「はい」および「いいえ」領域との双方を含む。
ユーザは、特定の製品へのユーザの関心レベルを表明する入力を提供し得る。たとえば、ユーザは、UID10に表示された選択可能な領域の1つ以上を選択し得る。UIM12は、UID10からユーザ入力の表明を受信し、リマインダモジュール16に当該表明を提供し得る。リマインダモジュール16は次いで、当該表明を受信し、特定の製品へのユーザの関心レベルを判定し得る。いくつかの例では、リマインダモジュール16は、サーバシステム6に伝送するために、特定の製品へのユーザの関心の表明を出力し得る。
サーバシステム6の通信モジュール30は、特定の製品へのユーザの関心の表明を受信し、リマインダモジュール32に当該表明を提供し得る。リマインダモジュール32は次いで、特定の製品がいつ購入可能になるかを判定し得る。たとえば、リマインダ32は、特定の製品について発売日を判定し得る。
いくつかの例では、リマインダモジュール32は、第1の時間(つまりリマインダモジュール32が1つ以上の広告を判定した時)よりも遅い場合がある第2の時間において特定の製品がいつ購入可能であるか判定し得る。いくつかの例では、ユーザの関心の表明を受信した後、ある期間(たとえば一日)以内に特定の製品がいつ購入可能になるかをリマインダモジュール32が判定することができない場合、リマインダモジュール32は、特定の製品がいつ購入可能になるかを判定することを周期的に試み得る。いくつかの例では、特定の製品が期間内にいつ購入可能になるかをリマインダモジュール32が判定することができる場合、リマインダモジュール32は、特定の製品が購入可能になる時点でまたはその辺りでサーバシステム6および/またはコンピューティング装置4にユーザの関心をユーザにリマインドする記録を作成し得る。いくつかの例では、記録は、ユーザの電子カレンダーのエントリであり得る。いくつかの例では、記録はリマインダモジュール32にユーザにリマインドするスケジューリングされたタスクであり得る。
いくつかの例では、リマインダモジュール32は、製品供給元(たとえば製品が購入され得る店)の場所に対するユーザの地理的場所に基づいて、特定の製品がいつ購入可能であるか判定し得る。たとえば、製品が食品である場合、リマインダモジュール32は、コンピューティング装置4が現在食料品店にまたはその付近に位置する時、製品が購入可能であると判定し得る。
いずれの場合も、特定の製品が購入可能であるという判定に応答して、リマインダモジュール32は、コンピューティング装置4に伝送するために、特定の製品が購入可能であるという通知を出力し得る。たとえば、リマインダモジュール32は、ネットワーク8を介してコンピューティング装置4の通信モジュール14に伝送するために、通信モジュール30に通知を提供し得る。いくつかの例では、通知は、特定の製品の購入に関する情報を含み得る。たとえば、特定の製品が映像である場合、通知は特定の製品の上映の入場券の購入に関する情報を含み得る。
特定の製品が購入可能であるという判定に応答して、リマインダモジュール16は、特定の製品が購入可能であるという通知を表示のために出力し得る。たとえば、リマインダモジュール16は、特定の製品が購入可能であることを示すGUIを出力し得る。いくつかの例では、GUIは、特定の製品のタイトルと特定の製品に関連付けられたグラフィックとを含み得る。いくつかの例では、通知は、特定の製品の購入に関する情報を含み得る。たとえば、特定の製品が映像である場合、通知は、特定の製品の上映の入場券の購入に関する情報を含み得る。
UIM12はGUIを受信し、通知を含むGUI24を第2の時間26にUID10に表示させ得る。図1の例では、GUI24は、特定の製品のタイトル「ロッキーX」と、特定の製品に関連付けられたグラフィック(つまりボクシング用グラブ)とを含む。また、図1の例に示されるように、GUI24は、特定の製品が金曜日に公開される予定であることを示すテキストを含む。
いずれの場合も、特定の製品が購入可能であるという通知を出力することによって、コンピューティング装置4および/またはサーバシステム6は、コンピューティング装置4のユーザが特定の製品への自身の関心を思い出す可能性を高め得る。
図2は、本開示の1つ以上の技術に係る、ある製品への自身の関心をユーザにリマインドするコンピューティング装置例を例示するブロック図である。図2は、コンピューティング装置4の特定の一例を例示し、コンピューティング装置4の多くの他の例が他のインスタンスにおいて用いられてもよく、コンピューティング装置例4に含まれるコンポーネントのサブセットを含んでもよいし、図2に示されない追加的なコンポーネントを含んでもよい。
図2の例に示されるように、コンピューティング装置4は、1つ以上のプロセッサ40、1つ以上の通信ユニット42、1つ以上の入力装置44、1つ以上の出力装置46、ユーザインターフェイス装置10(「UID10」)、1つ以上のセンサ48、および1つ以上の記憶装置50を含む。コンピューティング装置4の記憶装置50は、ユーザインターフェイスモジュール12(「UIM12」)、通信モジュール14、リマインダモジュール16、およびオペレーティングシステム54も含む。コンピューティング装置4は、明確にするために、図2に示されない追加的なコンポーネントを含むことができる。たとえば、コンピューティング装置4は、コンピューティング装置4のコンポーネントに電力を供給するためのバッテリを含むことができる。同様に、図2に示されるコンピューティング装置4のコンポーネントは、コンピューティング装置4のすべての例において必要ではない場合がある。たとえば、いくつかの構成において、コンピューティング装置4は出力装置46を含まない場合がある。
通信チャネル52は、コンポーネント間の通信のためにコンポーネント10,40,42,44,46,50の各々を(物理的に、通信可能に、かつ/または動作可能に)相互接続し得る。いくつかの例では、通信チャネル52は、システムバス、ネットワーク接続、プロセス間通信データ構造、またはデータを通信するためのいずれかの他の方法を含み得る。
1つ以上のプロセッサ40が、コンピューティング装置4内の機能を実施し、かつ/または命令を実行し得る。たとえば、コンピューティング装置4上のプロセッサ40は、モジュール12,14および16の機能を実行する、記憶装置50によって記憶された命令を受信し、実行し得る。プロセッサ40によって実行されるこれらの命令は、プログラム実行中に、記憶装置50内に記憶されている1つ以上のデータファイルなどの情報の読出し/書込み/等をコンピューティング装置4に行わせ得る。プロセッサ40は、モジュール12,14,16および50の命令を実行して、入来通信の1つ以上のグラフィカルな表明をユーザインターフェイスのコンテンツとしてUID10での表示のためにUID10に出力させ得る。つまり、モジュール12,14および16は、コンピューティング装置4の様々な動作または機能を行なう、たとえばUID10にグラフィカルユーザインターフェイスをUID10に呈示させるようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。
コンピューティング装置4の1つ以上の通信ユニット42は、1つ以上のネットワーク上でネットワーク信号を伝送することおよび/または受信することによって、1つ以上の有線および/または無線ネットワークを介して外部装置と通信し得る。通信ユニット42の例は、ネットワークインターフェイスカード(たとえばイーサネット(登録商標)カードなど)、光トランシーバ、無線周波数トランシーバ、GPSレシーバ、または情報を送信しかつ/または受信することができる任意の他の種類の装置を含む。通信ユニット42の他の例は、短波放送、セルラーデータラジオ、無線ネットワークラジオ、およびユニバーサルシリアルバス(USB)コントローラを含み得る。
コンピューティング装置4の1つ以上の入力装置44は入力を受信し得る。入力の例は、触覚的、音声、および映像入力である。コンピューティング装置4の入力装置44のうち1つ以上は、一例では、存在感知ディスプレイ、タッチセンシティブスクリーン、マウス、キーボード、音声反応システム、映像カメラ、マイクロフォン、または人間もしくは機械からの入力を検出するための任意の他の種類の装置を含み得る。
コンピューティング装置4の1つ以上の出力装置46は出力を生成し得る。出力の例は、触覚的、音声、および映像出力である。コンピューティング装置4の出力装置46のうちの1つ以上は、一例では、存在感知ディスプレイ、サウンドカード、映像グラフィックスアダプタカード、スピーカ、陰極線管(CRT)モニタ、液晶ディスプレイ(LCD)、または人間もしくは機械に対する出力を生成するための任意の他の種類の装置を含み得る。
いくつかの例では、コンピューティング装置4のUID10は、入力装置44および/または出力装置46の機能を含み得る。図2の例では、UID10が存在感知入力装置であっても、存在感知入力装置を含んでもよい。いくつかの例では、存在感知入力装置は、スクリーンにおけるかつ/またはスクリーン付近の物体を検出し得る。一例の範囲として、存在感知入力装置は、スクリーンの2インチ以内にある指またはスタイラスなどの物体を検出し得る。存在感知入力装置は、物体が検出されたスクリーンの場所(たとえば(x,y)座標)を判定し得る。別の範囲例では、存在感知入力装置はスクリーンから6インチ以内の物体を検出し得、他の範囲も可能である。存在感知入力装置は、容量性、誘導、および/または光学式認識技術を用いて、ユーザの指によって選択されたスクリーンの場所を判定し得る。いくつかの例では、存在感知入力装置はまた、出力装置46に関して説明したように触覚的、音声、または映像刺激を用いて、たとえばディスプレイにおいてユーザに出力を提供する。図2の例では、UID10は、図1のグラフィカルユーザインターフェイス20および24などの1つ以上のグラフィカルユーザインターフェイスを表し得る。
コンピューティング装置4の内部コンポーネントとして例示したが、UID10は、入力および出力を送信しかつ/または受信するためにコンピューティング装置4とデータ経路を共有する外部コンポーネントも示す。たとえば、一例では、UID10は、コンピューティング装置4の外部パッケージング内に配置され、当該パッケージング内に物理的に接続されたコンピューティング装置4の内蔵コンポーネント(たとえば携帯電話上のスクリーン)を示す。別の例では、UID10は、コンピューティング装置4の外部パッケージング外に配置され、当該パッケージングから物理的に離間されたコンピューティング装置4の外部コンポーネント(たとえば、タブレットコンピュータと有線および/または無線データ経路を共有するモニタ、プロジェクタ等)を示す。
センサ48は、コンピューティング装置4の場所を検出するように構成され得、コンピューティング装置4に関連付けられた他の情報を収集し得る。たとえば、センサ48は、コンピューティング装置4の地理的な場所、回転、速度、および/または加速度を測定するように構成され得る。コンピューティング装置4の場所を検出しかつ/または測定するセンサ48の例は、GPSレシーバ、屋内の位置決めセンサ、加速度計、およびジャイロスコープを含み得るがこれらに限定されない。
コンピューティング装置4内の1つ以上の記憶装置50は、コンピューティング装置4の動作中の処理のための情報を記憶し得る(たとえば、コンピューティング装置4は、コンピューティング装置4での実行中にモジュール12,14および16がアクセスし得るデータを記憶し得る)。いくつかの例では、記憶装置50は一時的メモリであり、これは記憶装置50の主目的が長期記憶ではないことを意味する。コンピューティング装置10上の記憶装置50は、揮発性メモリとして情報の短期記憶のために構成され得、したがって、電源が切られると、記憶されたコンテンツを保持しない。揮発性メモリの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、および当該技術において既知の他の形態の揮発性メモリを含む。
記憶装置50は、いくつかの例では、1つ以上のコンピュータ読取可能記憶媒体も含む。記憶装置50は、揮発性メモリより大量の情報を記憶するように構成され得る。記憶装置50はさらに、不揮発性メモリ空間として情報の長期記憶のために構成され、電力オン/オフサイクル後に情報を保持し得る。不揮発性メモリの例は、磁気ハードディスク、光ディスク、フロッピーディスク(登録商標)、フラッシュメモリ、または電気的プログラマブルメモリ(EPROM)もしくは電気的消去可能プログラマブル(EEPROM(登録商標))メモリの形態を含む。記憶装置50は、モジュール12,14,16およびオペレーティングシステム54と関連付けられたプログラム命令および/または情報(たとえばデータ)を記憶し得る。
オペレーティングシステム54は、いくつかの例では、コンピューティング装置4のコンポーネントの動作を制御する。たとえば、オペレーティングシステム54は、一例では、プロセッサ40、1つ以上の通信ユニット42、1つ以上の入力装置44、1つ以上の出力装置46、UID10、および1つ以上のセンサ48との、UIM12、通信モジュール14およびリマインダモジュール16の通信を容易にする。UIM12、通信モジュール14およびリマインダモジュール16は各々、コンピューティング装置4によって(たとえば1つ以上のプロセッサ40によって)実行可能なプログラム命令および/またはデータを含み得る。一例として、リマインダモジュール16は、本開示において説明される動作および行動のうち1つ以上をコンピューティング装置4に行なわせる命令を含むことができる。
UIM12は、コンピューティング装置4のユーザがUID10において出力を閲覧し、かつ/または入力を提供する際、グラフィカルユーザインターフェイス(たとえばグラフィカルユーザインターフェイス20,24)を表示のためにUID10に出力させ得る。UIM12およびUID10は、ユーザが異なる時間にグラフィカルユーザインターフェイスと対話する際、かつユーザとコンピューティング装置4とが異なる場所にある時、ユーザからの入力の1つ以上の表明を受信し得る。UIM12およびUID10は、(たとえば、グラフィカルユーザインターフェイスが表示されるUID10の1つ以上の場所でユーザが1つ以上のジェスチャーを提供すると)UID10で検出された入力を解釈し得、UID10で検出された入力についての情報を、コンピューティング装置4で実行する1つ以上の関連付けられたプラットフォーム、オペレーティングシステム、アプリケーション、および/またはサービスに中継して、コンピューティング装置4に機能を行なわせ得る。
UIM12は、グラフィカルユーザインターフェイスを生成するために、コンピューティング装置4で実行する1つ以上の関連付けられたプラットフォーム、オペレーティングシステム、アプリケーション、および/またはサービス(たとえば通信モジュール14、リマインダモジュール16等)から情報および命令を受信し得る。その上、UIM12は、コンピューティング装置4で実行する1つ以上の関連付けられたプラットフォーム、オペレーティングシステム、アプリケーション、および/またはサービスと、コンピューティング装置4の様々な出力装置(たとえばスピーカ、LEDインジケータ、音声または静電気の触覚出力装置等)との間の仲介者として作用して、コンピューティング装置4と出力(たとえばグラフィック、光のフラッシュ、音声、触覚反応等)を生成し得る。
この開示の1つ以上の技術によれば、通信モジュール14は、第1の時間にコンピューティング装置4のユーザによって購入可能ではない特定の製品についての情報を第1の時間に受信するようにプロセッサ40によって動作され得る。いくつかの例では、当該情報は、図1のサーバシステム6などの外部装置から受信され得る。通信モジュール14はその場合、リマインダモジュール16の広告モジュール56に情報を提供するようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。
広告モジュール56は、特定の製品についての情報を受信し、かつコンピューティング装置4のユーザが特定の製品についての広告を注視したと判定するようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。たとえば、特定の製品が映像に関するものである場合、広告モジュール56は、映像に関連付けられたプレビュー映像をユーザが閲覧したと判定し得る。別の例として、製品が新しい種類のポテトチップスである場合、広告モジュール56は、ユーザが新しい種類のポテトチップスについてのコマーシャルを見たと判定し得る。広告モジュール56はその場合、特定の製品についての広告をユーザが閲覧したという表明を製品関心モジュール58に提供するようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。
いくつかの例では、識別モジュール57は、コンピューティング装置4のユーザによって注視された広告に基づいて、広告に関連付けられた特定の製品を判定するようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。いくつかの例では、識別モジュール57は、図1のサーバシステム6などの外部装置から特定の製品を識別する情報を受信することによって、広告に関連付けられた特定の製品を判定し得る。別の例として、広告が音声コンポーネントに関連付けられている場合、識別モジュール57は、広告に関連付けられた音声データを(たとえば入力装置44のうちの1つ以上から)受信することによって特定の製品を判定し得る。いくつかの例では、識別モジュール57は、図1のサーバシステム6などの外部装置に音声データを処理のために送信し得る。いくつかの例では、識別モジュール57は、広告に関連付けられた音声データを、ウェブサイトで利用可能な1つ以上の広告に関連付けられた音声データと比較することによって、特定の製品を判定し得る。たとえば、広告が映画の予告編などのプレビュー映像である場合、識別モジュール57は、映画の予告編の音声データを、映像投稿ウェブサイトで閲覧することが可能な1つ以上の映画の予告編の音声データと比較することによって、予告編に関連付けられた映画を判定し得る。
製品関心モジュール58は、表明を受信し、かつユーザが特定の製品に関心を持っているか否かを判定するようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。たとえば、製品関心モジュール58は、特定の製品への自身の関心を表明するようユーザに促すグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を出力し得る。たとえば、特定の製品が映像である場合、製品関心モジュール58は、映像のタイトルと、映像に関連付けられたグラフィック(たとえば映像に関連付けられたポスターのサムネイル)とをGUI内に含み得る。別の例として、製品が新しい種類のポテトチップスである場合、製品関心モジュール58は、新しい種類のポテトチップスの商標名と、新しい種類のポテトチップスに関連付けられたグラフィック(たとえばポテトチップスが販売されるパッケージングのサムネイル)とをGUI内に含み得る。製品関心モジュール58は、特定の製品へのユーザの関心の表明を通信モジュール14および/または製品状態モジュール60に提供するようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。製品関心モジュール58が通信モジュール14に当該表明を提供する場合、通信モジュール14は、図1のサーバシステム6などの外部装置に当該表明を送信するようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。
いくつかの例では、GUIは、特定の製品へのユーザの関心に関するユーザ入力をユーザが提供するための1つ以上のグラフィカルプロンプトを含み得る。たとえば、GUIは、特定の製品への自身の関心を表明するようユーザに促し得る質問の形態で表現されたテキストを含み得る。別の例として、GUIは、特定の製品への自身の関心を表明するようユーザに促し得る1つ以上の選択可能な領域を含み得る。いくつかの例では、GUIは、特定の製品に関心を持っているか否かを表明する入力(たとえば「はいまたはいいえ」)を提供するようユーザに促し得る。いくつかの例では、GUIは、特定の製品(たとえばYスターのX)への関心のレベルを表明する入力を提供するようにユーザに促し得る。
ユーザが映像を閲覧するのに先立って広告を閲覧する場合などのいくつかの例では、製品関心モジュール58は、映像が再生を終了したと判定したことに応答して、ユーザが特定の製品に関心を持っているか否かを判定するように、プロセッサ40によって動作可能であり得る。製品関心モジュール58は、映像が再生を終了したことを多くのやり方で判定し得る。たとえば、ユーザが映画館で映像を閲覧する場合、製品関心モジュール58は、ユーザが映画館を去ったと判定することによって(たとえばコンピューティング装置4の現在の場所が映画館のあるしきい値距離内にないと判定することによって)、映像が再生を終了したと判定し得る。別の例として、製品関心モジュール58は、映像のランタイムに基づいて、映像が再生を終了したと判定し得る(たとえば、映像が長さ120分であれば、製品関心モジュール58は、映像の開始時間後120分の時点で再生を終了したと判定し得る)。さらに別の例として、製品関心モジュール58は、コンピューティング装置4のディスプレイがオンであると判定することによって(たとえば、UID10のディスプレイがオンであると判定することによって)、映像が再生を終了したと判定し得る。さらに別の例として、製品関心モジュール58は、コンピューティング装置4に消音解除させる入力をコンピューティング装置4が受信したと判定することによって(たとえば、コンピューティング装置4が消音または振動モードから音声モードに変化したと判定することによって)、映像が再生を終了したと判定し得る。さらにまた別の例として、製品関心モジュール58は、コンピューティング装置4が限定機能動作モードを終了したと判定することによって(たとえば、コンピューティング装置4がロックスクリーンに対する正確な応答を受信したと判定することによって)、映像が再生を終了したと判定し得る。
いくつかの例では、製品関心モジュール58は、1つ以上の他の製品へのユーザの関心を示す情報に基づいて特定の製品を判定するようにプロセッサ40によってさらに動作可能であり得る。いくつかの例では、製品関心モジュール58は、1つ以上の他の製品へのユーザの関心を示す情報をデータベースから受信し得る。製品関心モジュール58は、1つ以上の他の製品の1つ以上の属性を、1つ以上の製品の1つ以上の属性と比較し得る。当該比較に少なくとも部分的に基づいて、製品関心モジュール58は、特定の製品を判定し得る。たとえば、製品関心モジュール58は、1つ以上の他の製品の1つ以上の属性が製品の1つ以上の属性と同様であれば、1つ以上の製品のうちのある製品を特定の製品として判定し得る。
一例として、1つ以上の他の製品および1つ以上の製品が映像である場合、1つ以上の属性は、ジャンル、俳優、女優、監督、シリーズ、配給元などを含み得る。たとえば、製品関心モジュール58は、ユーザが関心を持っている1つ以上の他の映像のうちの少なくとも1つが、映像と共通するジャンルおよび俳優を有する場合、1つ以上の映像のうちのある映像を判定し得る。いくつかの例では、製品関心モジュール58は、信頼レベルによって映像を判定し得る。そのような例では、製品関心モジュール58は、1つ以上の他の映像のうちのより多くの映像が1つ以上の映像のうちの映像と属性を共有する場合、より高い信頼レベルによって映像を判定し得る。いくつかの例では、製品関心モジュール58は、信頼レベルを判定する際、異なるやり方で属性に重み付けし得る。たとえば、製品関心モジュール58は、1つ以上の他の映像が1つ以上の映像のうちの映像と共通のジャンルを有する場合よりも、1つ以上の他の映像が1つ以上の映像のうちの映像と共通の俳優を有する場合により高い信頼レベルを判定する。
別の例として、1つ以上の他の製品および1つ以上の製品が食料品である場合、1つ以上の属性は、食べる機会(たとえば、朝食、昼食、夕食、デザート、食事、軽食等)、味のカテゴリ(たとえば、塩辛い、甘い、スパイシー、酸っぱい等)、質感のカテゴリ(たとえば、バリバリ、柔らかい、もちもちした等)、および他のそのような属性を含み得る。たとえば、製品関心モジュール58は、同じ食べる機会および同じ味のカテゴリを有する場合、1つ以上の食料品のうちのある食品を判定し得る。
製品関心モジュール58は次いで、コンピューティング装置4のユーザの1つ以上の好みに基づいて、複数の製品のうちの1つ以上の製品を判定し得る。たとえば、複数の製品が複数の映像である場合、製品関心モジュール58は、ユーザが好む映像の種類(たとえば猫の映像、アクションの映像、ロマンチックな映像等)に基づいて複数の映像のうちの1つ以上の映像を判定し得る。製品関心モジュール58は次いで、ユーザが複数の製品のうちの判定された1つ以上の製品に関心を持っているか否かを判定し得る。
いくつかの例では、製品関心モジュール58は、ユーザが関心を持ちそうな1つ以上の追加的な映像を判定するように、プロセッサ40によってさらに動作可能であり得る。いくつかの例では、製品関心モジュール58の判定は、特定の映像へのユーザの関心についての受信した表明に基づき得る。たとえば、特定の製品がコメディ映画であり、製品関心モジュール58が、ユーザが特定の製品に関心を持っていることを表明するユーザ入力の表明を受信した場合、製品関心モジュール58は、ユーザが1つ以上の他のコメディ映画に関心を持ちそうであると判定し得る。製品関心モジュール58は、追加的な製品に関連付けられたプレビュー映像の表明を出力するように、プロセッサ40によってさらに動作可能であり得る。先の例を継続するため、製品関心モジュール58は、コメディ映画の1つ以上に関連付けられたプレビュー映像へのリンクを出力し得る。
製品状態モジュール60は、ユーザが関心を持っている特定の製品が購入可能であるか否かを判定するようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。いくつかの例では、製品状態モジュール60は、特定の製品が図1のサーバシステム6などの外部装置と同時に、または独立して購入可能であると判定し得る。いくつかの例では、製品状態モジュール60は、特定の製品の発売日を判定することによって特定の製品が購入可能であると判定し得る。いくつかの例では、購入は金銭のやり取りを必要としない場合がある(つまり特定の製品は無料で入手可能であり得る)。いくつかの例では、特定の製品が映像である場合、リリースデータは、映像について閲覧権が獲得され得る日付であり得る。たとえば、映像が映画館で一般閲覧可能である場合、映像を含む物理媒体が一般入手可能である場合、映像をストリーミングするためのライセンスが一般入手可能である場合、かつ/または映像をダウンロードするためのライセンスが一般入手可能である場合、映像の閲覧権が獲得され得る。
別の例として、製品状態モジュール60は、コンピューティング装置4の場所が特定の製品が購入可能な場所に近いと判定することによって、特定の製品が購入可能であると判定し得る。たとえば、製品状態モジュール60は、コンピューティング装置4の現在の場所を示すデータをセンサ48の1つ以上から受信し得る。製品状態モジュール60はまた、特定の製品が購入可能な1つ以上の供給元の場所を示すデータを、サーバシステム6などの外部装置から受信し得る。いくつかの例では、外部装置から受信されるデータは、製品供給元のうち少なくとも1つ内の特定の製品の場所も示し得る。製品状態モジュール60は、コンピューティング装置4の現在の場所を1つ以上の製品供給元の場所と比較し得る。製品状態モジュール60は、コンピューティング装置4の現在の場所と1つ以上の製品供給元の場所との間の距離が第1のしきい値未満(たとえば、1マイル、移動時間5分等)であれば、特定の製品が購入可能であると判定し得る。いくつかの例では、製品状態モジュール60は、コンピューティング装置4の現在の場所と、製品供給元内の特定の製品の場所との間の距離が第2のしきい値未満(たとえば50フィート)である場合、特定の製品が購入可能であると判定し得る。いくつかの例では、製品状態モジュール60は、コンピューティング装置4の現在の場所が特定の製品と同じ通路内にある場合、特定の製品が購入可能であると判定し得る。
いくつかの例では、製品状態モジュール60は、コンピューティング装置4の位置履歴に基づいて特定の製品が購入可能であると判定し得る。たとえば、特定の製品が製品供給元で購入可能である場合、製品状態モジュール60は、コンピューティング装置4がしきい値期間(たとえば15分、1時間、1日等)以内に製品供給元の場所にある予定であることをコンピューティング装置4の位置履歴が示唆すれば、特定の製品が購入可能であると判定し得る。たとえば、特定の製品が食料品店で購入可能なポテトチップスである場合、製品状態モジュール60は、コンピューティング装置4がその日中には食料品店にある予定であることをコンピューティング装置4の位置履歴が示唆すれば、ポテトチップスが購入可能であると判定し得る。
いくつかの例では、製品状態モジュール60は、第1の時間よりも後の場合がある第2の時間(つまり広告モジュール56が広告を判定した時間より後の時間)に、特定の製品がいつ購入可能であるか判定し得る。いくつかの例では、製品関心モジュール58がユーザの関心の表明を受信した後のある期間(たとえば1日)以内に特定の製品がいつ購入可能になるかを製品状態モジュール60が判定することができなければ、製品状態モジュール60は、特定の製品がいつ購入可能になるかを判定することを周期的に試み得る。いくつかの例では、期間内に特定の製品がいつ一般閲覧可能になるかを製品状態モジュール60が判定することができれば、製品状態モジュール60は、特定の映像が一般閲覧可能になる時点においてまたはその辺りで、ユーザに自身の関心について通知モジュール62にリマインドするための記録を作成し得る。いくつかの例では、記録はユーザの電子カレンダーのエントリであり得る。いくつかの例では、記録は、通知モジュール62にユーザにリマインドするスケジューリングされたタスクであり得る。
通知モジュール62は、特定の製品が購入可能であるという通知を出力するようにプロセッサ40によって動作可能であり得る。いくつかの例では、通知モジュール62は、製品状態モジュール60が特定の製品が購入可能であると判定したことに応答して通知を出力し得る。いくつかの例では、通知モジュール62は、特定の製品が購入可能であることを示すGUIを出力することによって通知を出力し得る。たとえば、通知モジュール62は、UIM12にGUIを提供し得、UIM12はUID10にGUIを表示させ得る。いくつかの例では、特定の製品が映像である場合、GUIは、特定の映像のタイトルおよび特定の映像に関連付けられたグラフィックを含み得る。
いくつかの例では、通知モジュール62は、出力装置46のうちの1つ以上に音声(たとえば信号音)を出させることによって、かつ/または出力装置46のうちの1つ以上を振動させることによって、通知を出力し得る。いくつかの例では、通知モジュール62は、コンピューティング装置4のユーザに関連付けられたソーシャルネットワークアカウント内にメッセージを出現させることによって通知を出力し得る。いくつかの例では、通知モジュール62は、コンピューティング装置4のユーザに関連付けられた電子メールアカウントに電子メールメッセージを送信することによって通知を出力し得る。
通知モジュール62は、いくつかの例では、特定の製品の購入に関する情報を出力し得る。たとえば、特定の製品が映像である場合、通知モジュール62は、映像の閲覧権の獲得に関する情報を含むように、通知を出力し得る。たとえば、通知は、特定の映像の上映の入場券の購入に関する情報を含み得る。
図3は、本開示の1つ以上の技術に係る、ある製品への自身の関心をユーザにリマインドするサーバシステム例を例示するブロック図である。図3は、サーバシステム6の特定の一例を例示し、サーバシステム6の多くの他の例が他のインスタンスにおいて用いられてもよく、サーバシステム例6に含まれるコンポーネントのサブセットを含んでもよいし、図3に示されない追加的なコンポーネントを含んでもよい。
図3の例に示されるように、サーバシステム6は、1つ以上のプロセッサ64、1つ以上の通信ユニット66、および1つ以上の記憶装置68を含む。サーバシステム6の記憶装置68は、通信モジュール30、リマインダモジュール32およびオペレーティングシステム72も含む。サーバシステム6は、明確にするために、図3に示されない追加的なコンポーネントを含むことができる。たとえば、サーバシステム6は、サーバシステム6の計算負荷が分配され得る複数のサーバ装置を含むことができる。同様に、図3に示されるサーバシステム6のコンポーネントは、サーバシステム6のすべての例において必要ではない場合がある。
通信チャネル70は、コンポーネント間通信のためにコンポーネント64,66および68の各々を(物理的に、通信可能に、かつ/または動作可能に)相互接続し得る。いくつかの例では、通信チャネル70は、システムバス、ネットワーク接続、プロセス間通信データ構造、またはデータを通信するためのいずれかの他の方法を含み得る。
1つ以上のプロセッサ64は、サーバシステム6内の機能を実施し、かつ/または命令を実行し得る。たとえば、サーバシステム6上のプロセッサ64は、記憶装置68によって記憶された、モジュール30および32の機能を実行する命令を受信し、実行し得る。プロセッサ64によって実行されるこれらの命令は、プログラム実行中に、記憶装置68内に記憶されている1つ以上のデータファイルなどの情報の読出し/書込み/等をサーバシステム6に行わせ得る。
サーバシステム6の1つ以上の通信ユニット66は、1つ以上のネットワーク上でネットワーク信号を伝送し、かつ/または受信することによって、1つ以上の有線および/または無線ネットワークを介して外部装置と通信し得る。通信ユニット66の例は、ネットワークインターフェイスカード(たとえばイーサネット(登録商標)カードなど)、光トランシーバ、無線周波数トランシーバ、GPSレシーバ、または情報を送信しかつ/または受信することができる任意の他の種類の装置を含む。通信ユニット66の他の例は、短波放送、セルラーデータラジオ、無線ネットワークラジオ、およびユニバーサルシリアルバス(USB)コントローラを含み得る。
サーバシステム6内の1つ以上の記憶装置68は、サーバシステム6の動作中の処理のために情報を記憶し得る(たとえば、サーバシステム6は、サーバシステム6での実行中にモジュール30および32がアクセスし得るデータを記憶し得る)。いくつかの例では、記憶装置68は一時的メモリであり、これは記憶装置68の主目的が長期記憶ではないことを意味する。サーバシステム6上の記憶装置68は、揮発性メモリとして情報の短期記憶のために構成され得、したがって、電源が切られると、記憶されたコンテンツを保持しない。揮発性メモリの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、および当該技術において既知の他の形態の揮発性メモリを含む。
記憶装置68は、いくつかの例では、1つ以上のコンピュータ読取可能記憶媒体も含む。記憶装置68は、揮発性メモリより大量の情報を記憶するように構成され得る。記憶装置68はさらに、不揮発性メモリ空間として情報の長期記憶のために構成され、電力オン/オフサイクル後に情報を保持し得る。不揮発性メモリの例は、磁気ハードディスク、光ディスク、フロッピーディスク(登録商標)、フラッシュメモリ、または電気的プログラマブルメモリ(EPROM)または電気的消去可能プログラマブル(EEPROM(登録商標))メモリの形態を含む。記憶装置68は、モジュール30および32ならびにオペレーティングシステム72と関連付けられたプログラム命令および/または情報(たとえばデータ)を記憶し得る。
オペレーティングシステム72は、いくつかの例では、サーバシステム6のコンポーネントの動作を制御する。たとえば、オペレーティングシステム72は、一例では、プロセッサ64および1つ以上の通信ユニット66との、通信モジュール30およびリマインダモジュール32の通信を容易にする。通信モジュール30およびリマインダモジュール32は各々、サーバシステム6によって(たとえば1つ以上のプロセッサ64によって)実行可能なプログラム命令および/またはデータを含み得る。一例として、リマインダモジュール32は、本開示において説明される動作および行動の1つ以上をサーバシステム6に行なわせる命令を含むことができる。
この開示の1つ以上の技術によれば、リマインダモジュール32の映像閲覧モジュール74は、図1のコンピューティング装置4などのコンピューティング装置のユーザによって閲覧されている映像を判定するように、プロセッサ64によって動作可能であり得る。いくつかの例では、映像は映画であり得る。いくつかの例では、映像閲覧モジュール74は、ユーザが映像の閲覧権を獲得したと判定することによって映像を判定し得る。いくつかの例では、ユーザは、映像の上映の劇場入場券を購入するかもしくは受信すること、映像をストリーミングするためのライセンスを購入するかもしくは受信すること、および/または映像をダウンロードするためのライセンスを購入するかもしくは受信することによって、閲覧権を獲得し得る。いくつかの例では、映像閲覧モジュール74は、ユーザの1つ以上の通信アカウント(たとえば電子メールアカウント、ソーシャルネットワーク等)をパースして、ユーザが映像の閲覧権を獲得したと判定し得る。
リマインダモジュール32の広告モジュール76は、コンピューティング装置のユーザによって閲覧されることになると判定される1つ以上の広告を判定するように、プロセッサ64によって動作可能であり得る。1つ以上の広告は、ユーザが当該1つ以上の広告を閲覧する時には購入可能でない場合がある1つ以上の製品と関連付けられ得る。いくつかの例では、1つ以上の広告のうち少なくとも1つは、まだ一般閲覧可能ではない映像に関連付けられたプレビュー映像であり得る。換言すると、広告の少なくとも1つは、まだ公開されていない映画をプロモートする映画の予告編であり得る。いくつかの例では、広告モジュール76は、映像閲覧モジュール74によって判定される映像に先立ってどの広告が出力されることが予定されているかを示す情報を含むデータベースに照会することによって1つ以上の広告を判定し得る。
リマインダモジュール32の識別モジュール78は、広告モジュール76によって判定された広告の少なくとも1つに関連付けられた特定の製品を識別するように、プロセッサ64によって動作可能であり得る。いくつかの例では、識別モジュール78は、広告モジュール78によって照会された同じデータベースに照会することによって、特定の製品を識別し得る。いくつかの例では、識別モジュール78は、コンピューティング装置4などのコンピューティング装置から受信された広告に関連付けられた音声データを分析して特定の製品を識別し得る。たとえば、識別モジュール78は、広告に関連付けられた音声データを、映像投稿ウェブサイトで閲覧可能な1つ以上の広告に関連付けられた音声データと比較して、特定の製品を識別し得る。識別モジュール78は次いで、コンピューティング装置に伝送するために、特定の製品についての識別情報を出力し得る。たとえば、識別モジュール78は、通信ユニット66の1つ以上に識別情報をコンピューティング装置4に送信させ得る。
リマインダモジュール32の製品関心モジュール80は、コンピューティング装置4などのコンピューティング装置のユーザが特定の製品(たとえば識別モジュール78によって識別された特定の製品)に持っている関心のレベルを判定するように、プロセッサ64によって動作可能であり得る。たとえば、製品関心モジュール80は、特定の製品へのユーザの関心の表明をコンピューティング装置から受信し得る。いくつかの例では、製品関心モジュール80は、特定の製品へのユーザの関心の受信された表明に基づいて、ユーザが関心を持ちそうな1つ以上の追加的な製品を判定し得る。
いくつかの例では、製品関心モジュール80は、コンピューティング装置4などのコンピューティング装置のユーザの1つ以上の好みに基づいて特定の製品を判定するように、プロセッサ64によってさらに動作可能であり得る。いくつかの例では、製品関心モジュール80は、コンピューティング装置のユーザが複数のプレビュー映像を閲覧したと判定し得る。複数のプレビュー映像の各々は、複数の製品のうちのある製品に対応する。製品関心モジュール80は次いで、コンピューティング装置のユーザの1つ以上の好みに基づいて、複数の製品のうちの1つ以上の製品を判定し得る。たとえば、複数の製品が複数の映像である場合、製品関心モジュール80は、ユーザが好む映像の種類(たとえば猫の映像、アクションの映像、ロマンチックな映像等)に基づいて複数の映像のうちの1つ以上の映像を判定し得る。製品関心モジュール80は次いで、ユーザが複数の製品のうちの判定された1つ以上の製品に関心を持っているか否かを判定し得る。たとえば、製品関心モジュール80は、複数の製品のうちの判定された1つ以上の製品についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスをコンピューティング装置4に出力させる表明をコンピューティング装置4に出力し得る。
いくつかの例では、製品関心モジュール80は、ユーザが関心を持ちそうな1つ以上の追加的な映像を判定するように、プロセッサ64によってさらに動作可能であり得る。いくつかの例では、製品関心モジュール80の判定は、特定の映像へのユーザの関心の受信された表明に基づき得る。たとえば、特定の製品がコメディ映画であり、製品関心モジュール80が、特定の製品へのユーザの関心の表明を受信した場合、製品関心モジュール80は、ユーザが1つ以上の他のコメディ映画に関心を持ちそうであると判定し得る。製品関心モジュール80は、追加的な製品に関連付けられたプレビュー映像の表明を出力するように、プロセッサ64によってさらに動作可能であり得る。先の例を継続するために、製品関心モジュール80は、コメディ映画の1つ以上に関連付けられたプレビュー映像へのリンクを、コンピューティング装置への伝送のために出力し得る。
リマインダモジュール32の製品状態モジュール82は、ユーザが関心を持っている特定の製品が購入可能であるか否かを判定するようにプロセッサ64によって動作可能であり得る。いくつかの例では、製品状態モジュール82は、特定の製品は図1のコンピューティング装置4などの外部装置と連係してまたは独立して購入可能であると判定し得る。いくつかの例では、製品状態モジュール82は、特定の製品の発売日を判定することによって特定の製品が購入可能であると判定し得る。いくつかの例では、購入は金銭のやり取りを必要としない場合がある(つまり特定の製品は無料で入手可能であり得る)。いくつかの例では、特定の製品が映像である場合、リリースデータは、映像について閲覧権が獲得され得る日付であり得る。たとえば、映像が劇場で一般閲覧可能である場合、映像を含む物理媒体が一般入手可能である場合、映像をストリーミングするためのライセンスが一般入手可能である場合、かつ/または映像をダウンロードするためのライセンスが一般入手可能である場合、映像の閲覧権が獲得され得る。
別の例として、製品状態モジュール82は、コンピューティング装置4などのコンピューティング装置の場所が特定の製品が購入可能な場所に近いと判定することによって、特定の製品が購入可能であると判定し得る。たとえば、製品状態モジュール82は、コンピューティング装置の現在の場所を示すデータをコンピューティング装置から受信し得る。製品状態モジュール82はまた、特定の製品が購入可能である1つ以上の供給元の場所を示すデータを受信し得る。いくつかの例では、データは、製品供給元の少なくとも1つ内の特定の製品の場所も示し得る。製品状態モジュール82は、コンピューティング装置の場所を1つ以上の製品供給元の場所と比較し得る。製品状態モジュール82は、コンピューティング装置の現在の場所と1つ以上の製品供給元の場所との間の距離が第1のしきい値(たとえば、1マイル、移動時間5分等)未満であれば、特定の製品が購入可能であると判定し得る。いくつかの例では、製品状態モジュール82は、コンピューティング装置の場所と、1つ以上の製品供給元の場所内の特定の製品の場所との間の距離が第2のしきい値(たとえば50フィート)未満であれば、特定の製品が購入可能であると判定し得る。いくつかの例では、製品状態モジュール82は、コンピューティング装置の場所が特定の製品と同じ通路内にある場合、特定の製品が購入可能であると判定し得る。
いくつかの例では、製品状態モジュール82は、コンピューティング装置の位置履歴に基づいて特定の製品が購入可能であると判定し得る。たとえば、特定の製品が製品供給元において購入可能である場合、製品状態モジュール82は、しきい値期間(たとえば15分、1時間、1日等)以内に特定の製品が製品供給元の場所にある予定であることをコンピューティング装置の位置履歴が示唆すれば、特定の製品が購入可能であると判定し得る。たとえば、特定の製品が食料品店で購入可能なポテトチップスである場合、製品状態モジュール82は、コンピューティング装置がその日中に食料品店にある予定であることをコンピューティング装置の位置履歴が示唆すれば、ポテトチップスが購入可能であると判定し得る。
いくつかの例では、製品状態モジュール82は、第1の時間(つまり広告モジュール76が広告を判定した時間)よりも後の場合がある第2の時間において特定の製品がいつ購入可能となるかを判定し得る。いくつかの例では、ユーザの関心の表明を製品関心モジュール80が受信した後のある期間(たとえば1日)以内に特定の製品がいつ購入可能になるかを製品状態モジュール82が判定することができなければ、製品状態モジュール82は、特定の製品がいつ購入可能になるかを判定することを周期的に試み得る。いくつかの例では、期間内に特定の製品がいつ一般閲覧可能になるかを製品状態モジュール82が判定することができれば、製品状態モジュール82は、特定の映像が一般閲覧可能になる時点においてまたはその辺りで通知モジュール84に、自身の関心についてユーザにリマインドするための記録を作成し得る。いくつかの例では、記録はユーザの電子カレンダーのエントリであり得る。いくつかの例では、記録は、通知モジュール84にユーザにリマインドするスケジューリングされたタスクであり得る。
リマインダモジュール32の通知モジュール84は、特定の製品が購入可能であるという通知を出力するようにプロセッサ64によって動作可能であり得る。いくつかの例では、通知モジュール84は、特定の製品が購入可能であると製品状態モジュール82が判定したことに応答して通知を出力し得る。通知モジュール84は、コンピューティング装置4などのコンピューティング装置に伝送するために通知を出力し得る。
通知モジュール84は、いくつかの例では、特定の製品の購入に関する情報を出力し得る。たとえば、特定の製品が映像である場合、通知モジュール84は、映像の閲覧権の獲得に関する情報を含むように、通知を出力し得る。たとえば、通知は、特定の映像の上映の入場券の購入に関する情報を含み得る。
図4は、本開示の1つ以上の技術に係る、遠隔装置での表示のためにグラフィカルコンテンツを出力するコンピューティング装置例を例示するブロック図である。グラフィカルコンテンツは、一般に、テキスト、画像、一群の移動画像などのような、表示のために出力され得る任意の視覚情報を含み得る。図4に示される例は、コンピューティング装置90、存在感知ディスプレイ94、通信ユニット100、プロジェクタ110、プロジェクタスクリーン112、モバイル装置116、および視覚表示装置120を含む。図1および図2では例示の目的でスタンドアロンのコンピューティング装置4として示したが、コンピューティング装置90などのコンピューティング装置は、一般に、ソフトウェア命令を実行するためのプロセッサまたは他の好適なコンピューティング環境を含む任意のコンポーネントまたはシステムであってもよく、たとえば存在感知ディスプレイを含む必要はない。
図4の例に示されるように、コンピューティング装置90は、図2のプロセッサ40に関連して説明した機能を含むプロセッサであり得る。そのような例では、コンピューティング装置90は、システムバスまたは他の好適な接続であり得る通信チャネル92Aによって存在感知ディスプレイ94に動作可能に結合され得る。コンピューティング装置90はまた、同じくシステムバスまたは他の好適な接続であり得る通信チャネル92Bによって、以下にさらに説明される通信ユニット100に動作可能に結合され得る。図4では一例として別個に示したが、コンピューティング装置90は、任意の数の1つ以上の通信チャネルによって存在感知ディスプレイ94および通信ユニット100に動作可能に結合され得る。
図1および図2でコンピューティング装置4によって先に例示したような他の例では、コンピューティング装置は、携帯電話(スマートフォンを含む)、ウェアラブルなコンピューティング装置(スマートウォッチを含む)、ラップトップコンピュータなどのような携帯型またはモバイル装置を指し得る。いくつかの例では、コンピューティング装置は、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートテレビプラットフォーム、カメラ、携帯情報端末(PDA)、サーバ、メインフレームなどであり得る。
存在感知ディスプレイ94は、図1のUID10のように表示装置96および存在感知入力装置98を含み得る。表示装置96は、たとえば、コンピューティング装置90からデータを受信し、グラフィカルコンテンツを表示し得る。いくつかの例では、存在感知入力装置98は、容量性、誘導、および/または光学式認識技術を用いて、存在感知ディスプレイ94において1つ以上のユーザ入力(たとえば、連続したジェスチャー、マルチタッチジェスチャー、シングルタッチジェスチャーなど)を判定し、通信チャネル92Aを用いて、そのようなユーザ入力の表明をコンピューティング装置90に送信し得る。いくつかの例では、存在感知入力装置98は、表示装置96によって表示されるグラフィック要素の上方にユーザが入力ユニットを位置決めした時にグラフィック要素が表示される表示装置96の場所に存在感知入力装置98の場所が対応するように、表示装置96の上に物理的に位置決めされ得る。他の例では、存在感知入力装置98は、表示装置96とは物理的に離れて位置決めされてもよく、表示装置96の対応する場所に表示されるグラフィック要素と対話するために入力を存在感知入力装置98において行うことができるよう、存在感知入力装置98の場所は表示装置96の場所に対応し得る。
図4に示されるように、コンピューティング装置90はまた、通信ユニット100を含み、かつ/または通信ユニット100と動作可能に連結され得る。通信ユニット100は、図2に記載した通信ユニット42の機能を含み得る。通信ユニット100の例は、ネットワークインターフェイスカード、イーサネット(登録商標)カード、光トランシーバ、無線周波数トランシーバ、または情報を送信し受信することができる任意の他の種類の装置を含み得る。そのような通信ユニットの他の例は、Bluetooth(登録商標)、3GおよびWi−Fi(登録商標)ラジオ、ユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェイスなどを含み得る。コンピューティング装置90はまた、簡潔さと例示の目的で図4には示されない1つ以上の他の装置、たとえば、入力装置、出力装置、メモリ、記憶装置などを含み、かつ/または当該1つ以上の他の装置と動作可能に連結され得る。
図4は、プロジェクタ110およびプロジェクタスクリーン112も例示する。プロジェクション装置の他のそのような例は、グラフィカルコンテンツを表示するための電子ホワイトボード、ホログラフィ表示装置、および任意の他の好適な装置を含み得る。プロジェクタ110およびプロジェクタスクリーン112は、それぞれの装置がコンピューティング装置90と通信することを可能にする1つ以上の通信ユニットを含み得る。いくつかの例では、1つ以上の通信ユニットは、プロジェクタ110とプロジェクタスクリーン112との間の通信を可能にし得る。プロジェクタ110は、グラフィカルコンテンツを含むコンピューティング装置90からデータを受信し得る。プロジェクタ110は、データの受信に応答して、プロジェクタスクリーン112上にグラフィカルコンテンツを投影し得る。いくつかの例では、プロジェクタ110は、光学式認識または他の好適な技術を用いて、プロジェクタスクリーンにおいて1つ以上のユーザ入力(たとえば連続したジェスチャー、マルチタッチジェスチャー、シングルタッチジェスチャーなど)を判定し、1つ以上の通信ユニットを用いて、そのようなユーザ入力の表明をコンピューティング装置90に送信し得る。そのような例では、プロジェクタスクリーン112は不必要であり得、プロジェクタ110は、任意の好適なメディア上にグラフィカルコンテンツを投影し、光学式認識または他のそのような好適な技術を用いて、1つ以上のユーザ入力を検出し得る。
プロジェクタスクリーン112は、いくつかの例では、存在感知ディスプレイ114を含み得る。存在感知ディスプレイ114は、この開示において説明されるUID10の機能のサブセットまたは機能のすべてを含み得る。いくつかの例では、存在感知ディスプレイ94は追加的な機能を含み得る。プロジェクタスクリーン112(たとえば電子ホワイトボード)は、コンピューティング装置90からデータを受信し、グラフィカルコンテンツを表示し得る。いくつかの例では、存在感知ディスプレイ114は、容量性、誘導性、および/または光学式認識または他の好適な技術を用いて、プロジェクタスクリーンにおいて1つ以上のユーザ入力(たとえば連続したジェスチャー、マルチタッチジェスチャー、シングルタッチジェスチャーなど)を判定し、1つ以上の通信ユニットを用いて、そのようなユーザ入力の表明をコンピューティング装置80に送信し得る。
図4は、モバイル装置116および視覚表示装置120も例示する。モバイル装置116および視覚表示装置120は各々、コンピューティングおよび接続性能力を含み得る。モバイル装置116の例は、e−リーダ装置、コンバーチブルノートブック装置、ハイブリッドスレート装置、ウェアラブルなコンピューティング装置などを含み得る。視覚表示装置120の例は、テレビ、コンピュータモニタなどのような他の半定常装置を含み得る。図4に示されるように、モバイル装置116は存在感知ディスプレイ118を含み得る。視覚表示装置120は、存在感知ディスプレイ122を含み得る。存在感知ディスプレイ118,122は、この開示において説明されるUID10の機能のサブセットまたは機能のすべてを含み得る。いくつかの例では、存在感知ディスプレイ118,122は追加的な機能を含み得る。いずれの場合も、存在感知ディスプレイ122は、たとえば、コンピューティング装置90からデータを受信し、グラフィカルコンテンツを表示し得る。いくつかの例では、存在感知ディスプレイ122は、容量性、誘導性、および/または光学式認識技術を用いて、プロジェクタスクリーンにおいて1つ以上のユーザ入力(たとえば連続したジェスチャー、マルチタッチジェスチャー、シングルタッチジェスチャーなど)を判定し、1つ以上の通信ユニットを用いて、そのようなユーザ入力の表明をコンピューティング装置90に送信し得る。
上記のように、いくつかの例では、コンピューティング装置90は、システムバスまたは他の好適な通信チャネルによってコンピューティング装置90に結合される存在感知ディスプレイ94での表示のためにグラフィカルコンテンツを出力し得る。コンピューティング装置90はまた、プロジェクタ110、プロジェクタスクリーン112、モバイル装置116、および視覚表示装置120などの1つ以上の遠隔装置での表示のためにグラフィカルコンテンツを出力し得る。たとえば、コンピューティング装置90は、本開示の技術に従って、1つ以上の命令を実行して、グラフィカルコンテンツを生成しかつ/または変更し得る。コンピューティング装置90は、通信ユニット100などのコンピューティング装置90の通信ユニットにグラフィカルコンテンツを含むデータを出力し得る。通信ユニット100は、プロジェクタ110、プロジェクタスクリーン112、モバイル装置116、および/または視覚表示装置120などの遠隔装置のうち1つ以上にデータを送信し得る。このように、コンピューティング装置90は、遠隔装置のうち1つ以上での表示のためにグラフィカルコンテンツを出力し得る。いくつかの例では、遠隔装置のうち1つ以上は、それぞれの遠隔装置に含まれかつ/またはそれぞれの遠隔装置に動作可能に結合される存在感知ディスプレイにおいてグラフィカルコンテンツを出力し得る。
いくつかの例では、コンピューティング装置90は、コンピューティング装置90に動作可能に結合される、存在感知ディスプレイ94においてグラフィカルコンテンツを出力しない場合がある。他の例では、コンピューティング装置90は、通信チャネル92Aによってコンピューティング装置90に結合される存在感知ディスプレイ94と、1つ以上の遠隔装置との両方での表示のためにグラフィカルコンテンツを出力し得る。そのような例では、グラフィカルコンテンツは、各それぞれの装置で実質的に同時に表示され得る。たとえば、グラフィカルコンテンツを含むデータを遠隔装置に送信するために、ある程度の遅れが通信レイテンシによって導入され得る。いくつかの例では、コンピューティング装置90によって生成され、存在感知ディスプレイ94での表示のために出力されるグラフィカルコンテンツは、1つ以上の遠隔装置における表示のために出力されるグラフィカルコンテンツ表示とは異なり得る。
コンピューティング装置90は、任意の好適な通信技術を用いて、データを送信し受信し得る。たとえば、コンピューティング装置90は、ネットワークリンク102Aを用いて、外部ネットワーク104に動作可能に結合され得る。図4に例示される遠隔装置の各々は、それぞれのネットワークリンク102B,102Cおよび102Dの1つによってネットワーク外部ネットワーク104に動作可能に結合され得る。外部ネットワーク104は、動作可能に相互結合され、それによってコンピューティング装置90と図4に例示される遠隔装置との間の情報の交換をもたらすネットワークハブ、ネットワークスイッチ、ネットワークルータなどを含み得る。いくつかの例では、ネットワークリンク102A〜102Dは、イーサネット(登録商標)、ATM、または他のネットワーク接続であり得る。そのような接続は、無線および/または有線接続であり得る。
いくつかの例では、コンピューティング装置90は、直接装置通信108を用いて、図4に含まれる遠隔装置のうち1つ以上に動作可能に結合され得る。直接装置通信108は、コンピューティング装置90が有線または無線通信を用いて遠隔装置とデータを直接送受信する通信を含み得る。つまり、直接装置通信108のいくつかの例では、コンピューティング装置90によって送信されたデータは、遠隔装置で受信される前に1つ以上の追加的な装置によって転送されない場合があり、逆もまた同様である。直接装置通信108の例は、Bluetooth(登録商標)、近距離通信、ユニバーサルシリアルバス、Wi−Fi(登録商標)、赤外線などを含み得る。図4に例示される遠隔装置のうち1つ以上は、通信リンク106A〜106Dによってコンピューティング装置90と動作可能に連結され得る。いくつかの例では、通信リンク106A〜106Dは、Bluetooth(登録商標)、近距離通信、ユニバーサルシリアルバス、赤外線などを用いた接続であり得る。そのような接続は、無線および/または有線接続であり得る。
開示の技術によれば、コンピューティング装置90は、外部ネットワーク104を用いて視覚表示装置120に動作可能に結合され得る。コンピューティング装置90は、特定の製品についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスを出力し得る。たとえば、コンピューティング装置90は、グラフィカルユーザインターフェイスの表現を含むデータを通信ユニット100に送信し得る。通信ユニット100は、グラフィカルユーザインターフェイスの表現を含むデータを外部ネットワーク104を用いて視覚表示装置120に送信し得る。視覚表示装置120は、外部ネットワーク104を用いたデータの受信に応答して、存在感知ディスプレイ122にグラフィカルユーザインターフェイスを出力させ得る。存在感知ディスプレイ122において(たとえばグラフィカルユーザインターフェイスを出力する存在感知ディスプレイ122の領域において)ユーザがジェスチャーを行なったことに応答して、視覚表示装置120は、外部ネットワーク104を用いて、コンピューティング装置90にジェスチャーの表明を送信し得る。通信ユニット100は、ジェスチャーの表明を受信し、コンピューティング装置90に当該表明を送信し得る。
存在感知入力装置で検出された少なくとも1つのジェスチャーの表明の受信に応答して、コンピューティング装置90は、少なくとも1つのジェスチャーに基づいて、コンピューティング装置90のユーザが特定の製品に関心を持っていると判定し得る。特定の製品が購入可能であるというその後の判定に応答して、コンピューティング装置90は、特定の製品が購入可能であるという通知を存在感知ディスプレイ122における表示のために出力し得る。たとえば、コンピューティング装置90は、通知の表現を含むデータを通信ユニット100に送信し得る。通信ユニット100は、外部ネットワーク104を用いて、通知の表現を含むデータを視覚表示装置120に送信し得る。視覚表示装置120は、外部ネットワーク104を用いたデータの受信に応答して、存在感知ディスプレイ122に通知を出力させ得る。
図5は、本開示の1つ以上の技術に係る、ある製品への自身の関心をコンピューティング装置においてユーザにリマインドするためのサーバシステムの動作例を例示するフローチャートである。図5の技術は、図1および図3に例示したサーバシステム6などのサーバシステムまたは図1および図2に例示したコンピューティング装置4および図4に例示したコンピューティング装置90の1つ以上のプロセッサによって行なわれ得る。サーバシステム6とは異なる構成を有するコンピューティング装置が図5の技術を行なってもよいが、例示の目的で、図1および図3のサーバシステム6のコンテキスト内で図5の技術について説明する。
開示の1つ以上の技術によれば、サーバシステム6のリマインダモジュール32の映像閲覧モジュール74は、コンピューティング装置(たとえば図1のコンピューティング装置4)のユーザによって閲覧されている第1の映像を判定し得る(502)。上述したように、映像閲覧モジュール74は、コンピューティング装置のユーザによって映画館で閲覧されている映画を判定し得る。
リマインダモジュール32の広告モジュール76は、第1の時間に一般閲覧可能ではない第2の映像に関連付けられた1編のプレビュー映像を第1の時間に判定し得る(504)。上述したように、1編のプレビュー映像は、第1の映画に先立ってコンピューティング装置のユーザによって閲覧されている第2の映画のための映画の予告編であり得る。
リマインダモジュール32の識別モジュール78は次いで、第2の映像についての識別情報をコンピューティング装置に出力し得る(506)。上述したように、識別モジュール78によって出力される識別情報は、第2の映像のタイトル、第2の映像に関連付けられたグラフィックなどを含み得る。
製品関心モジュール80は次いで、第2の映像へのユーザの関心の表明を受信し得る(508)。たとえば、製品関心モジュール80は、ユーザが第2の映像に関心を持っていることを表明する表明を受信し得る。上述したように、製品関心モジュール80は、コンピューティング装置から当該表明を受信し得る。
通知モジュール84は次いで、第2の映像が一般閲覧可能であるという通知を第2の時間に出力し得る(510)。上述したように、通知モジュール84は、第2の映像の閲覧権が購入可能であるとの判定に応答して通知を出力し得る。たとえば、第2の映像が映画である場合、通知モジュール84は、映画の上映の入場券が購入可能になると通知を出力し得る。
図6は、本開示の1つ以上の技術に係る、ある製品への自身の関心をユーザにリマインドするためのコンピューティング装置の動作例を例示するフローチャートである。図6の技術は、図1、図2および図4に例示したコンピューティング装置4などのコンピューティング装置、または図1および図3に例示したサーバシステム6の1つ以上のプロセッサによって行なわれ得る。コンピューティング装置4とは異なる構成を有するコンピューティング装置が図6の技術を行なってもよいが、例示の目的で、図1、図2および図4に例示したコンピューティング装置4のコンテキスト内で図6の技術について説明する。
この開示の1つ以上の技術によれば、コンピューティング装置4の通信モジュール14は、一般閲覧可能ではない第2の映像の表明を受信し得る(602)。たとえば、通信モジュール14は、コンピューティング装置4のユーザが閲覧したかまたはまもなく予告編を閲覧することになる映画についての情報を受信し得る。上述したように、通信モジュール14は、図1のサーバシステム6などの外部装置から第2の映像についての情報を受信し得る。
リマインダモジュール16の製品関心モジュール58は、第2の映像についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスを出力し得る(604)。上述したように、製品関心モジュール58は、ユーザが第2の映像に関心を持っているか否かを表明する入力を提供するようにコンピューティング装置4のユーザに促すためにグラフィカルユーザインターフェイスを出力し得る。また、上述したように、製品関心モジュール58は、コンピューティング装置4のユーザインターフェイスモジュール12にグラフィカルユーザインターフェイスを出力させ得る。
製品関心モジュール58は次いで、ユーザが第2の映像に関心を持っているというユーザ入力の表明を受信し得る(606)。たとえば、製品関心モジュール58は、コンピューティング装置4のユーザが、ユーザが最近予告編を閲覧した映画に関心を持っているという表明を受信し得る。上述したように、製品関心モジュール58は、ユーザインターフェイスモジュール12から当該表明を受信し得る。
リマインダモジュール16の通知モジュール62は次いで、第2の映像が一般閲覧可能であるという通知を第2の時間に出力し得る(608)。上述したように、通知モジュール62は、第2の映像が一般閲覧可能であるとの判定に応答して通知を出力し得る。また、上述したように、通知は第2の映像の上映の閲覧権(つまり入場券)の購入に関する情報を含み得る。
実施例1 コンピューティング装置のユーザによって閲覧されている第1の映像をコンピューティングシステムによって判定することと、第1の映像とは異なる1つ以上の映像と関連付けられた1編以上のプレビュー映像を、コンピューティングシステムによって、かつ第1の時間に判定することとを含み、1つ以上の映像は、第1の時間には一般閲覧可能ではなく、さらに、コンピューティング装置が特定の映像についての情報を出力するように、1つ以上の映像のうちの特定の映像についての識別情報をコンピューティングシステムによってコンピューティング装置への伝送のために出力することと、特定の映像へのユーザの関心の表明を、コンピューティングシステムによって、かつコンピューティング装置から受信することと、第1の時間よりも後の第2の時間に特定の映像が一般閲覧可能であると判定したことに応答して、特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を、コンピューティングシステムによって、かつコンピューティング装置への伝送のために出力することと、を含む、方法。
実施例2 1つ以上の他の映像へのユーザの関心を表明する情報を、コンピューティングシステムによって、かつデータベースから受信することと、コンピューティングシステムによって、1つ以上の他の映像の1つ以上の属性を1つ以上の映像の1つ以上の属性と比較することと、コンピューティングシステムによって、少なくとも部分的に比較に基づいて特定の映像を判定することと、特定の映像についての識別情報をコンピューティングシステムによって、コンピューティング装置への伝送のために出力する、実施例1の方法。
実施例3 第1の映像とは異なる1つ以上の映像に関連付けられた1編以上のプレビュー映像を判定することは、第1の映像に先立って示された1編以上のプレビュー映像のうちの1編のプレビュー映像の一部分と関連付けられた音声データをコンピューティングシステムによって分析することと、プレビュー映像のどの部分が第1の映像に先立って上映される予定であるかを示す情報を、コンピューティングシステムによって、かつデータベースから受信することとのうち1つ以上を含む、実施例1から2のいずれかの組合せの方法。
実施例4 特定の映像へのユーザの関心の受信された表明に基づいて、ユーザが関心を持ちそうな1つ以上の追加的な映像を判定することと、コンピューティングシステムによって、かつコンピューティング装置への伝送のために、追加的な映像と関連付けられたプレビュー映像の表明を出力することとをさらに含む、実施例1から3のいずれかの組合せの方法。
実施例5 特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を出力することは、コンピューティングシステムによって、かつコンピューティング装置への伝送のために、特定の映像の入場券の購入に関する情報を出力することをさらに含む、実施例1から4のいずれかの組合せの方法。
実施例6 第1の映像がコンピューティング装置のユーザによって閲覧されていると判定することは、第1の映像の上映の1枚以上の入場券をユーザが購入したと判定することを含む、実施例1から5のいずれかの組合せの方法。
実施例7 第1の映像は第1の映画であり、特定の映像は第2の映画であり、1編以上のプレビュー映像のうち少なくとも1つは、第2の映画に関連付けられた予告編である、実施例1から6のいずれかの組合せの方法。
実施例8 1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行可能な少なくとも1つのモジュールとを備えるコンピューティングシステムであって、少なくとも1つのモジュールは、コンピューティング装置のユーザによって閲覧されている第1の映像を判定し、第1の映像とは異なる1つ以上の映像に関連付けられた1編以上のプレビュー映像を第1の時間に判定するように実行可能であり、1つ以上の映像は、第1の時間には一般閲覧可能ではなく、少なくとも1つのモジュールはさらに、コンピューティング装置が特定の映像についての情報を出力するように、コンピューティング装置への伝送のために、1つ以上の映像のうちの特定の映像についての識別情報を出力し、特定の映像へのユーザの関心の表明をコンピューティング装置から受信し、第1の時間よりも後の第2の時間に特定の映像が一般閲覧可能であると判定したことに応答して、特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を、コンピューティング装置への伝送のために出力するように実行可能である、コンピューティングシステム。
実施例9 少なくとも1つのモジュールはさらに、コンピューティング装置のユーザの1つ以上の好みに基づいて1つ以上の映像から特定の映像を判定するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、実施例8のコンピューティングシステム。
実施例10 少なくとも1つのモジュールは、映像に先立って示される1編のプレビュー映像の一部分に関連付けられた音声データを分析して、1つ以上の映像のうちの、1編のプレビュー映像に対応する映像を識別することと、どのプレビュー映像が第1の映像に先立って上映される予定であるかを示す情報をデータベースから受信することとのうち少なくとも一方または両方によって、第1の映像とは異なる1つ以上の映像と関連付けられた1編のプレビュー映像を判定するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、実施例8から9のいずれかの組合せのコンピューティングシステム。
実施例11 少なくともモジュールはさらに、特定の映像へのユーザの関心の受信された表明に基づいて、ユーザが関心を持ちそうな1つ以上の追加的な映像を判定し、コンピューティング装置への伝送のために、追加的な映像と関連付けられたプレビュー映像の表明を出力するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、実施例8から10のいずれかの組合せのコンピューティングシステム。
実施例12 少なくとも1つのモジュールは、少なくとも、特定の映像の入場券の購入に関する情報をコンピューティング装置への伝送のために出力することによって、特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を出力するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、実施例8から11のいずれかの組合せのコンピューティングシステム。
実施例13 少なくとも1つのモジュールは、少なくとも、第1の映像の上映の1枚以上の入場券をユーザが購入したと判定することによって、コンピューティング装置のユーザによって閲覧されている第1の映像を判定するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、実施例8から12のいずれかの組合せのコンピューティングシステム。
実施例14 1つ以上の映像のうち特定の映像の表明を、コンピューティング装置によって、かつ第1の時間に受信することを含み、1つ以上の映像は、第1の時間には一般閲覧可能ではなく、1つ以上の映像の各映像は、非プレビュー映像をユーザが閲覧するのに先立ってコンピューティング装置のユーザによって閲覧される1編以上のプレビュー映像と関連付けられ、さらに、特定の映像についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスをコンピューティング装置によって出力することと、入力装置によって検出されたユーザ入力の表明をコンピューティング装置によって受信することとを含み、ユーザ入力は、ユーザが特定の映像に関心を持っていることを表明し、さらに、特定の映像が一般閲覧可能であると第1の時間よりも後の第2の時間に判定したことに応答して、特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を、コンピューティング装置によって、かつ表示のために出力することとを含む、方法。
実施例15 特定の映像を識別することをさらに含み、識別することは、特定の映像を識別する情報を外部装置から受信すること、または1編以上のプレビュー映像のうちの1編のプレビュー映像の一部分に関連付けられた音声データをコンピューティング装置によって受信することと、特定の映像を識別するために、当該1編のプレビュー映像の一部分に関連付けられた音声データを映像投稿ウェブサイトで閲覧可能な1つ以上のプレビュー映像の音声データと比較することと、比較に少なくとも部分的に基づいて特定の映像を識別することとをさらに含む、実施例14に記載の方法。
実施例16 1つ以上の映像のうちの特定の映像についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスは、第1の映像が再生を終了したという判定に応答して出力され、第1の映像が再生を終了したという判定は、ユーザが映画館を去ったと判定することと、映像のランタイムに基づいて映像が再生を終了したと判定することと、コンピューティング装置のディスプレイが点灯されたと判定することと、コンピューティング装置が限定機能動作モードを終了したと判定することと、のうち1つ以上を含む、実施例14から15のいずれかの組合せの方法。
実施例17 特定の映像へのユーザの関心の受信された表明に基づいて、ユーザが関心を持ちそうな1つ以上の追加的な映像を判定することと、追加的な映像に関連付けられたプレビュー映像の表明を表示のために出力することとをさらに含む、実施例14から16のいずれかの組合せの方法。
実施例18 特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を出力することは、さらに、特定の映像の入場券の購入に関する情報を、コンピューティング装置によって、かつ表示のために出力することを含む、実施例14から17のいずれかの組合せの方法。
実施例19 非プレビュー映像は第1の映画であり、特定の映像は第2の映画であり、1編以上のプレビュー映像のうちの少なくとも1つは、第2の映画に関連付けられた予告編である、実施例14から18のいずれかの組合せの方法。
実施例20 1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行可能な少なくとも1つのモジュールとを含むコンピューティング装置であって、少なくとも1つのモジュールは、1つ以上の映像のうち特定の映像の表明を第1の時間に受信するように実行可能であり、1つ以上の映像は、第1の時間には一般閲覧可能ではなく、1つ以上の映像の各映像は、非プレビュー映像をユーザが閲覧するのに先立ってコンピューティング装置のユーザによって閲覧される1編以上のプレビュー映像と関連付けられ、さらに、1つ以上の映像のうちの特定の映像についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスを出力し、入力装置によって検出されたユーザ入力の表明を受信するように実行可能であり、ユーザ入力は、ユーザが特定の映像に関心を持っていることを表明し、さらに、特定の映像が一般閲覧可能であると第1の時間よりも後の第2の時間に判定したことに応答して、特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を表示のために出力するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、コンピューティング装置。
実施例21 少なくとも1つのモジュールは、特定の映像を識別する情報を外部装置から受信すること、または1編以上のプレビュー映像のうちの1編のプレビュー映像の一部分に関連付けられた音声データをコンピューティング装置によって受信すること、特定の映像を識別するために、1編のプレビュー映像の一部分に関連付けられた音声データを映像投稿ウェブサイトで閲覧可能な1つ以上のプレビュー映像の音声データと比較すること、および比較に少なくとも部分的に基づいて特定の映像を識別することのいずれかまたは両方によって、特定の映像を識別するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、実施例20のコンピューティング装置。
実施例22 少なくとも1つのモジュールは、第1の映像が再生を終了したという判定に応答して、1つ以上の映像のうちの特定の映像についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスを出力するように1つ以上のプロセッサによって実行可能であり、少なくとも1つのモジュールは、ユーザが映画館を去ったと判定することと、第1の映像のランタイムに基づいて第1の映像が再生を終了したと判定することと、コンピューティング装置のディスプレイが点灯されたと判定することと、コンピューティング装置が限定機能動作モードを終了したと判定することと、のうち少なくとも1つ以上によって第1の映像が再生を終了したと判定するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、実施例20から21のいずれかの組合せのコンピューティング装置。
実施例23 少なくとも1つのモジュールはさらに、特定の映像へのユーザの関心の受信された表明に基づいて、ユーザが関心を持ちそうな1つ以上の追加的な映像を判定し、追加的な映像と関連付けられたプレビュー映像の表明を表示のために出力するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、実施例20から22のいずれかの組合せのコンピューティング装置。
実施例24 少なくとも1つのモジュールは、少なくとも、特定の映像の入場券の購入に関する情報を表示のために出力することによって、特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を出力するように1つ以上のプロセッサによって実行可能である、実施例20から23のいずれかの組合せのコンピューティング装置。
実施例25 コンピュータ読取可能記憶媒体であって、実行されると、コンピューティング装置のユーザによって閲覧されている第1の映像を判定することと、第1の映像とは異なる、第1の時間には一般閲覧可能ではない1つ以上の映像と関連付けられた1編以上のプレビュー映像を第1の時間に判定することと、コンピューティング装置が特定の映像についての情報を出力するように、1つ以上の映像のうちの特定の映像についての識別情報をコンピューティング装置への伝送のために出力することと、特定の映像へのユーザの関心の表明をコンピューティング装置から受信することと、第1の時間よりも後の第2の時間に特定の映像が一般閲覧可能であると判定したことに応答して、特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を、コンピューティング装置への伝送のために出力することとを行うようにコンピューティングシステムの1つ以上のプロセッサを構成する命令を含むコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例26 第1の映像とは異なる1つ以上の映像と関連付けられた1編以上のプレビュー映像を判定するように1つ以上のプロセッサを構成する命令は、映像に先立って出力される1編のプレビュー映像の音声データを分析して、1つ以上の映像のうちの、1編以上のプレビュー映像に対応する映像を識別することと、どのプレビュー映像が第1の映像に先立って出力される予定であるかを示す情報をデータベースから受信することの一方または両方を行うように1つ以上のプロセッサを構成する命令を含む、実施例25のコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例27 特定の映像へのユーザの関心の受信された表明に基づいて、ユーザが関心を持ちそうな1つ以上の追加的な映像を判定し、コンピューティング装置への伝送のために、追加的な映像と関連付けられたプレビュー映像の表明を出力するように1つ以上のプロセッサを構成する命令をさらに含む、実施例25から26のいずれかの組合せのコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例28 特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を出力するように1つ以上のプロセッサを構成する命令は、コンピューティング装置への伝送のために、特定の映像の入場券の購入に関する情報を出力するように1つ以上のプロセッサを構成する命令を含む、実施例25から27のいずれかの組合せのコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例29 コンピューティング装置のユーザによって閲覧されている第1の映像を判定するように1つ以上のプロセッサを構成する命令は、第1の映像の上映の1枚以上の入場券をユーザが購入したと判定するように1つ以上のプロセッサを構成する命令を含む、実施例25から28のいずれかの組合せのコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例30 第1の映像は第1の映画であり、特定の映像は第2の映画であり、1編以上のプレビュー映像のうちの少なくとも1つは、第2の映画に関連付けられた予告編である、実施例25から29のいずれかの組合せのコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例31 コンピュータ読取可能記憶媒体であって、実行されると、第1の時間には一般閲覧可能ではなく、非プレビュー映像をユーザが閲覧するのに先立ってコンピューティング装置のユーザによって閲覧される1編以上のプレビュー映像と各々が関連付けられる1つ以上の映像のうちの特定の映像の表明を第1の時間に受信することと、1つ以上の映像のうちの特定の映像についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスを出力することと、入力装置によって検出された、ユーザが特定の映像に関心を持っていることを表明するユーザ入力の表明を受信することと、特定の映像が一般閲覧可能であると第1の時間よりも後の第2の時間に判定したことに応答して、特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を表示のために出力することとを行うようにコンピューティング装置の1つ以上のプロセッサを構成する命令を含むコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例32 1編以上のプレビュー映像に基づいて特定の映像を判定するように1つ以上のプロセッサを構成する命令をさらに含む、実施例31のコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例33 特定の映像を識別するように1つ以上のプロセッサを構成する命令をさらに含み、特定の映像を識別するように1つ以上のプロセッサを構成する命令は、特定の映像を識別する情報を外部装置から受信すること、または1編以上のプレビュー映像に関連付けられた音声データを受信すること、特定の映像を識別するために、1編以上のプレビュー映像のうちの少なくとも1つの音声データを映像投稿ウェブサイトで閲覧可能な1つ以上のプレビュー映像と比較すること、および比較に少なくとも部分的に基づいて特定の映像を識別することのいずれかまたは両方を行うように1つ以上のプロセッサを構成する命令を含む、実施例31から32のいずれかの組合せのコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例34 1つ以上の映像のうち特定の映像についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスを出力するように1つ以上のプロセッサを構成する命令は、第1の映像が再生を終了したという判定に応答して1つ以上の映像のうち特定の映像についての情報を含むグラフィカルユーザインターフェイスを出力するように1つ以上のプロセッサを構成する命令を含み、第1の映像が再生を終了したと判定するように1つ以上のプロセッサを構成する命令は、ユーザが映画館を去ったと判定することと、第1の映像のランタイムに基づいて第1の映像が再生を終了したと判定することと、コンピューティング装置のディスプレイが点灯されたと判定することと、コンピューティング装置が限定機能動作モードを終了したと判定することと、のうち1つ以上を行うように1つ以上のプロセッサを構成する命令を含む、実施例31から33のいずれかの組合せのコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例35 特定の映像へのユーザの関心の受信された表明に基づいて、ユーザが関心を持ちそうな1つ以上の追加的な映像を判定し、追加的な映像と関連付けられたプレビュー映像の表明を表示のために出力するように1つ以上のプロセッサを構成する命令をさらに含む、実施例31から34のいずれかの組合せのコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例36 特定の映像が一般閲覧可能であるという通知を出力するように1つ以上のプロセッサを構成する命令は、特定の映像の入場券の購入に関する情報を表示のために出力するように1つ以上のプロセッサを構成する命令をさらに含む、実施例31から35のいずれかの組合せのコンピュータ読取可能記憶媒体。
実施例37 第1の映像は第1の映画であり、特定の映像は第2の映画であり、1編以上のプレビュー映像のうちの少なくとも1つは、第2の映画に関連付けられた予告編である、実施例31から36のいずれかの組合せのコンピュータ読取可能記憶媒体。
この開示において説明される技術は、少なくとも部分的に、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施され得る。たとえば、説明された技術の様々な局面は、1つ以上のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または任意の他の等価な集積されたまたは離散的な論理回路系を含む1つ以上のプロセッサ、およびそのようなコンポーネントの任意の組合せで実施され得る。「プロセッサ」または「処理回路系」という用語は、前述の論理回路系のうちのいずれかを単独で、または他の論理回路系もしくは任意の他の等価な回路系との組合せを一般に指し得る。ハードウェアを含む制御ユニットは、この開示の技術の1つ以上も行なってもよい。
そのようなハードウェア、ソフトウェアおよびファームウェアは、この開示において説明される様々な技術をサポートするために同じ装置内に、または別個の装置内に実装され得る。その上、説明されたユニット、モジュールまたはコンポーネントのうちのいずれかは、ともに、または離散的であるが相互運用可能な論理デバイスとして別個に実装され得る。異なる特徴のモジュールまたはユニットとしての描写は、異なる機能的局面を強調することを意図し、そのようなモジュールまたはユニットが別個のハードウェア、ファームウェア、またはソフトウエアコンポーネントによって実現されなければならないことを必ずしも示唆しない。むしろ、1つ以上のモジュールまたはユニットに関連付けられた機能は、別個のハードウェア、ファームウェア、もしくはソフトウエアコンポーネントによって行なわれるか、または共通のもしくは別個のハードウェア、ファームウェア、もしくはソフトウエアコンポーネント内に統合され得る。
この開示において説明される技術は、命令で符号化されたコンピュータ読取可能記憶媒体を含む製造物品で具体化され得るかまたは符号化され得る。符号化されたコンピュータ読取可能記憶媒体を含む製造物品に埋込まれるかまたは符号化された命令は、コンピュータ読取可能記憶媒体に含まれるかまたは符号化された命令が1つ以上のプロセッサによって実行される場合などに、本明細書で説明した技術のうち1つ以上を1つ以上のプログラマブルプロセッサまたは他のプロセッサに実施させ得る。コンピュータ読取可能記憶媒体は、ランダムアクセス記憶装置(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、ハードディスク、コンパクトディスクROM(CD−ROM)、フロッピーディスク(登録商標)、カセット、磁気媒体、光メディア、または他のコンピュータ読取可能メディアを含み得る。いくつかの例では、製造物品は1つ以上のコンピュータ読取可能記憶媒体を含み得る。
いくつかの例では、コンピュータ読取可能記憶媒体は非一時的媒体を含み得る。「非一時的」という用語は、記憶媒体が搬送波または伝搬された信号で具体化されないことを示し得る。ある例では、非一時的記憶媒体は、時間とともに(たとえばRAMまたはキャッシュにおいて)変化する可能性があるデータを記憶し得る。
発明の様々な例を説明した。これらおよび他の例は、以下の請求項の範囲内である。