JP6367485B2 - アンテナ装置及び無線装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、アンテナ装置及び無線装置に関する。
従来、地板面から短い距離をあけてループ形状のアンテナ素子を配置したアンテナが知られている。ループ形状のアンテナ素子の周囲長を略1波長以下とすることで、かかるアンテナの指向性の向きは、地板面と垂直となる。
しかしながら、従来のアンテナは、地板面と平行な向きの指向性について考慮されておらず、地板面と平行に配置された無線装置と通信を行えない可能性がある。このように、従来のアンテナでは、地板面と平行な方向において通信が制約されるという問題がある。
特開平11−136020号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信の自由度を向上させることができるアンテナ装置及び無線装置を提供することを目的とする。
アンテナ装置は、基板と、第1の直線および第1の直線と直交する第2の直線に対してそれぞれ線対称であるループ形状を有するように基板上に配置され、第の直線との交点間の電気長が共振周波数における波長の整数倍で、第1の直線との交点から第2の直線との交点までの電気長が共振周波数の二分の一波長の奇数倍である第1線状導体素子と、基板上に配置され、第2の直線と略平行であり、電気長が共振周波数における波長の二分の一波長である第2線状導体素子と、を備える。
第1実施形態にかかるアンテナ装置を示す斜視図。 第1実施形態にかかるアンテナ装置を示す上面図。 第1実施形態にかかるアンテナ装置の放射特性を示す図。 第1実施形態にかかるアンテナ装置の放射特性を示す図。 第2実施形態にかかるアンテナ装置を示す斜視図。 第2実施形態にかかるアンテナ装置を示す上面図。 第2実施形態にかかるアンテナ装置の放射特性を示す図。 第2実施形態にかかるアンテナ装置の放射特性を示す図。 第2実施形態にかかるアンテナ装置の放射特性を説明する図。 第2実施形態にかかるアンテナ装置の放射特性を説明する図。 第2実施形態にかかるアンテナ装置の放射特性を示す図。 第2実施形態にかかるアンテナ装置の放射特性を示す図。 第2実施形態の変形例1にかかるアンテナ装置を示す図。 第2実施形態の変形例2にかかるアンテナ装置を示す図。 第3実施形態にかかるアンテナ装置を示す上面図。 第3実施形態にかかるアンテナ装置のVSWR特性を示す図。 第3実施形態にかかるアンテナ装置のVSWR特性を説明する図。 第3実施形態の変形例3にかかるアンテナ装置を示す図。 第3実施形態の変形例4にかかるアンテナ装置を示す図。 第3実施形態の変形例5にかかるアンテナ装置を示す図。 第4実施形態にかかる無線装置を示す図。 第4実施形態にかかる無線装置を示す図。 第4実施形態の変形例6にかかる無線装置を示す図。 第4実施形態の変形例7にかかる無線装置を示す図。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかるアンテナ装置1の構成を示す斜視図である。なお、説明をわかりやすくするため、図1には、図中上向きを正方向とし、図中下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、以下の説明に用いる他の図面においても示す場合がある。
アンテナ装置1は、基板100と、給電点200と、線状導体素子300とを備える。基板100は、矩形の誘電体層101及びグランド層102を含む多層基板である。グランド層102は、例えば銅や金などの金属層で構成される。
線状導体素子300は、基板100の誘電体層101上に配置されるアンテナ素子である。給電点200は、線状導体素子300上に設けられる。線状導体素子300は、給電点200を介して、図示しない無線部から入力された信号を送信する。あるいは、線状導体素子300は、給電点200を介して受信した信号を無線部へ出力する。
次に、図2を用いて線状導体素子300の詳細について説明する。図2は、本実施形態にかかるアンテナ装置1を示す上面図である。図2に示す線状導体素子300は、第1線状導体素子310と、第2線状導体素子320と、第3線状導体素子330と、第4線状導体素子340とを有する。
第1線状導体素子310は、第1の直線A及び第1の直線Aと直交する第2の直線Bに対してそれぞれ線対称となるように配置されたループ形状の導体素子である。ここで、第1、第2の直線A、Bは、基板100とそれぞれ平行である仮想的な直線である。すなわち、基板100は、第1、第2の直線A、Bを含む面と平行な面を有し、かかる面上に第1線状導体素子310が設けられる。
第1線状導体素子310は、第1〜第5線状素子311〜315を有する。第1線状素子311及び第5線状素子315は、同一直線状に配置される。すなわち、第1線状素子311及び第5線状素子315は、直線状の線状素子の中央部に第3、第4線状導体素子330、340を介して給電点200を接続したものとも言える。また、第1、第5線状素子311、315及び第2線状素子312は、互いに平行になるように配置される。
すなわち、第1、第5線状素子311、315及び第2線状素子312は、第2の直線Bと平行である。また、第1線状素子311及び第2線状素子312の一部は、第2の直線Bに対して線対称であり、第5線状素子315及び第2線状素子312の一部は、第2の直線Bに対して線対称である。さらに、第1、第2線状素子311、312間および第2、第5線状素子312、315間の電気長dは、共振周波数fの2分の1波長の整数倍より短い(d<mλ/2、m:自然数)ものとする。
第4線状素子314は、一端が第1線状素子311の一端に接続され、他端が第2線状素子312の一端に接続される。また、第3線状素子313は、一端が第5線状素子315の一端に接続され、他端が第2線状素子312の他端に接続される。第3、第4線状素子313、314は、第1の直線Aに対して線対称であり、第1の直線Aと平行である。図2に示すように、第3、第4線状素子313、314の電気長は、第1、第2線状素子311、312間の電気長dと同様に共振周波数fの2分の1波長の整数倍より短くなる。
第1線状導体素子310は、第1の直線A及び第2の直線Bに対して線対称であるループ形状の導体素子であり、かかる導体素子と第1の直線Aとの交点で第3、第4線状導体素子330、340を介して給電点200と接続することで、後述するように、ループアンテナとして動作する。
第1線状導体素子310は、第1の直線Aとの交点間の電気長が共振周波数fにおける波長λの整数倍となる。すなわち、給電点200から、第1線状導体素子310と第1の直線Aとの第2の交点(以下、交点401と称する。)までの第1線状導体素子310の電気長Dを、2πD/λ+π=(2n−1)×πを満たす長さとする。
これにより、第1線状導体素子310の電気長Dは、第1線状導体素子310の共振周波数fにおける波長λの整数倍(D=nλ、n:自然数)となる。第1線状導体素子310は、第1の直線Aに対して線対称であるループ形状を有しているので、第1線状導体素子310の周囲長Dは、第1線状導体素子310の電気長Dの2倍(D=2D=2nλ)となる。
さらに、第1線状導体素子310は、第1の直線Aとの交点から第2の直線Bとの交点までの電気長が共振周波数fの2分の1波長の整数倍となる。すなわち交点401から第1線状導体素子310と第2の直線Bとの第2の交点(以下、交点403と称する。)までの電気長Dが、2分の1波長の整数倍(D=nλ/2)となる。
上述したように、第1線状導体素子310は第1の直線Aに対して線対称であり、第2の直線Bに対しても線対称である。したがって第1線状導体素子310の交点401から交点402までの距離は電気長Dと同じとなる。また、給電点200から第2の直線Bと交点403までの距離及び交点401から第1線状導体素子310と第2の直線Bとの第1の交点(以下、交点402と称する。)までの距離も、電気長Dと同じ2分の1波長の整数倍(D=nλ/2)となる。
第2線状導体素子320は、第6線状素子321および第7線状素子322を有する。第6、第7線状素子321、322は、同一直線状に配置される。また、第6、第7線状素子321、322は、第2の直線Bと平行に配置される。
図2に示す例では、第2線状導体素子320は、基板100上であって、第1線状導体素子310のループ形状の外側に配置される。第2線状導体素子320の電気長は共振周波数fの2分の1波長である。
第3線状導体素子330は、第8線状素子331および第9線状素子332を有する。第8線状素子331の一端は第6線状素子321の一端に接続され、他端は第1線状素子311の他端に接続される。第9線状素子332の一端は、第7線状素子322の一端に接続され、他端は第5線状素子315の他端に接続される。第3線状導体素子330は、第1線状導体素子310および第2線状導体素子320を電気的に接続する。
第4線状導体素子340は、第10線状素子341及び第11線状素子342を有する。第10線状素子341の一端は第8線状素子331に接続され、他端は給電点200に接続される。第11線状素子342の一端は第9線状素子332に接続され、他端は給電点200に接続される。
これにより、第1線状導体素子310は第3、第4線状導体素子330、340を介して給電点200と接続されることとなり、第1線状導体素子310はループアンテナとして動作する。また、第2線状導体素子320は第3、第4線状導体素子330、340を介して給電点200と接続されることとなり、第2線状導体素子320はダイポールアンテナとして動作する。
続いて、図2を用いてアンテナ装置1の動作原理について詳細に説明する。給電点200を介して入力された電流は、第1線状導体素子310に流れる。第1線状導体素子310の給電点200から交点401までの電気長Dが共振周波数fにおける波長λの整数倍であることから、給電点200に流れる電流の向きと交点401に流れる電流の向きとが図2において逆となる。すなわち、第1、第5線状素子311、315に流れる電流と、第2線状素子312に流れる電流とがそれぞれ図2において互いに逆相となる。
このため、第1、第5線状素子311、315に流れる電流による放射と、第2線状素子312に流れる電流による放射とが互いに打ち消される。したがって、第1線状導体素子310の放射パターンは、基板100から線状導体素子300が設置された方向(図1、2におけるZ軸正方向)への放射が抑制され、基板100と平行な方向(図1、2におけるX軸方向)へ良好な放射が得られるようになる。
また、給電点200を介して入力された電流は、第2線状導体素子320に流れる。第2線状導体素子320の電気長は、共振周波数fにおける2分の1波長である。したがって、第2線状導体素子320の放射パターンは、基板100から線状導体素子300が配置された方向(図15におけるZ軸正方向)及び第2線状導体素子320と垂直な方向(図15におけるY軸方向)へ良好な放射が得られるようになる。
したがって、アンテナ装置1の放射パターンは、第1線状導体素子310の放射パターン及び第2線状導体素子320の放射パターンを合わせたものとなり、基板100から線状導体素子300が配置された方向(図15におけるZ軸正方向)及び基板100と平行な方向(図15におけるX、Y軸方向)へ良好な放射が得られるようになる。
図3及び図4は、本実施形態にかかるアンテナ装置1の放射特性を示す図である。図3は、本実施形態にかかるアンテナ装置1のXZ平面における放射特性を示す図であり、図4はアンテナ装置1のYZ平面における放射特性を示す図である。
図3に示すように、XZ平面において、アンテナ装置1の利得が2dBi以上となる範囲は、約+130度から約−38度の範囲である。図4に示すように、YZ平面において、アンテナ装置1の利得が2dBi以上となる範囲は、約±45の範囲である。このように、本実施形態にかかるアンテナ装置1では、X軸、Y軸方向へ良好な放射が得られる。
以上のように、本実施形態にかかるアンテナ装置1は、第1、第2線状導体素子310、320を有する。第1線状導体素子310を第1、第2の直線A、Bに対して線対称であるループ形状とし、第1線状導体素子310の電気長Dを1波長の整数倍とする。また、第2線状導体素子320を第2の直線Bに対して平行に設け、第2線状導体素子320の電気長を2分の1波長とする。これにより、基板100から第1線状導体素子310が設置された方向及び基板100と平行な方向への放射を増加させることができる。従って、アンテナ装置1は、例えば基板100と平行な方向に配置された無線装置とも通信を行うことができるようになり、通信の自由度を向上させることができる。
本実施形態にかかるアンテナ装置1は、上述したように基板100と平行な方向への放射を増加させることができる。そのため、アンテナ装置1は、例えば人体に装着した無線装置同士が通信を行ういわゆるOn−body通信や、壁などの構造物の表面に配置した無線装置同士が通信を行う場合などに好適である。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態にかかるアンテナ装置2の構成を示す斜視図である。また、図6は、第2実施形態にかかるアンテナ装置2の構成を示す上面図である。本実施形態にかかるアンテナ装置2は、第2線状導体素子325の構成を除き、図1に示すアンテナ装置1の構成と同様である。
アンテナ装置2の第2線状導体素子325は、第6線状素子323および第7線状素子324を有する。第6、第7線状素子323、324は、同一直線状に配置される。また、第6、第7線状素子323、324は、第2の直線Bと平行に配置される。
図6に示す例では、第2線状導体素子325は、基板100上であって、第1線状導体素子310のループ形状の内側に配置される。なお、第2線状導体素子325は、第2の直線Bと第1、第5線状素子311、315との間に配置されることが望ましい。第2線状導体素子325の電気長は共振周波数fの2分の1波長である。
図7及び図8は、本実施形態にかかるアンテナ装置2の放射特性を示す図である。図7は、本実施形態にかかるアンテナ装置2のXZ平面における放射特性を示す図であり、図8はアンテナ装置2のYZ平面における放射特性を示す図である。
図9及び図10は、本実施形態にかかるアンテナ装置2の放射特性を説明する図である。図9及び図10は、ループ状を有し周囲長が1波長の整数倍であるアンテナ装置の放射特性を示す図、すなわち電気長Dに相当する電気長が2分の1波長の整数倍である第1線状導体素子310のアンテナ装置2の放射特性を示す図である。なお、図9は、かかるアンテナ装置のXZ平面における放射特性を示す図であり、図10はかかるアンテナ装置のYZ平面における放射特性を示す図である。
図7及び図8に示すように、本実施形態にかかるアンテナ装置2は、X軸、Y軸方向へ良好な放射が得られる放射特性となる。
一方、図9及び図10に示すアンテナ装置の場合、第1線状導体素子310の電気長Dに相当する電気長が2分の1波長の整数倍であるため、第1線状導体素子310の第1、第5線状素子311、315に流れる電流と、第2線状素子312に流れる電流とがそれぞれ同相となる。このため、第1線状導体素子310の第1、第5線状素子311、315に流れる電流による放射と、第2線状素子312に流れる電流による放射とが互いに強め合う。したがって、かかるアンテナ装置の放射特性は、図9及び図10に示すように、Z軸正方向に良好な放射が得られ、X軸、Y軸方向の放射が抑制される放射特性となる。
図7及び図8に示す本実施形態のアンテナ装置2の放射特性は、図9及び図10と比べて基板100と平行な方向(X軸、Y軸方向)への放射が改善されている。図7及び図9を比較すると、図9ではアンテナ装置の利得が2dBi以上となる範囲が±44.4度の範囲であるのに対し、図7ではアンテナ装置2の利得が2dBi以上となる範囲が−67.7〜+72.0度の範囲となっており、XZ平面内の指向性が改善されていることがわかる。
また、図8及び図10を比較すると、図10ではアンテナ装置の利得が2dBi以上となる範囲が±33.2度の範囲であるのに対し、図8ではアンテナ装置2の利得が2dBi以上となる範囲が±46.8度の範囲となっており、YZ平面内の指向性が改善されていることがわかる。
次に、図11及び図12を用いて本実施形態にかかるアンテナ装置2の放射特性の他の例を説明する。図11及び図12は、本実施形態にかかるアンテナ装置2の基板100側に直方体のファントム(図示せず)を近接配置した場合の放射特性を示す図である。図11及び図12に示す例では、アンテナ装置2のグランド層102から約10mm離れた位置に直方体のファントムを配置した場合のアンテナ装置2の放射特性を図示している。なお、図11は、かかるアンテナ装置2のXZ平面における放射特性を示す図であり、図12はかかるアンテナ装置2のYZ平面における放射特性を示す図である。
図11及び図12に示すように、アンテナ装置2の放射特性は、図7及び図8と同様に、基板100と平行な方向(X軸、Y軸方向)へ良好な放射が得られている。また、線状導体素子300から基板100が設置された方向(Z軸負方向)への放射が抑制されている。したがって、基板100側に例えば人体が配置された場合であっても、アンテナ装置2は、人体からの影響を受けにくくなる。
以上のように、第2実施形態にかかるアンテナ装置2は、第1実施形態にかかるアンテナ装置1と同様の効果が得られるとともに、第2線状導体素子325を、第1線状導体素子310のループ形状の内側に配置することで、アンテナ装置2の放射特性をより改善することができる。
例えば、図7に示すアンテナ装置2のXZ平面における放射特性と、図3に示すアンテナ装置1のXZ平面における放射特性とを比較すると、Z軸正方向およびX軸負方向における利得が改善していることがわかる。
これは、第1線状導体素子310のループ形状の内側に第2線状導体素子325を配置することで、第2線状導体素子325が第1線状導体素子310の各線状素子311〜315に与える影響差を小さくできるためと考えられる。
(変形例1)
図13は、本実施形態の変形例1にかかるアンテナ装置3を示す図である。アンテナ装置3は、第1線状導体素子350の少なくとも一部がメアンダ形状である点を除き、第2実施形態にかかるアンテナ装置2と同じ構成である。
アンテナ装置3の第1線状導体素子350は、第1〜第5線状素子351〜355を有する。第1、第5線状素子351、355はメアンダ形状を有する。第2線状素子352はメアンダ形状を有し、第1、第5線状素子351、355と第2の直線Bに対して線対称となるように配置される。
第4線状素子354は、一端が第1線状素子351の一端に接続され、他端が第2線状素子352の一端に接続される直線形状である。また、第3線状素子353は、一端が第5線状素子351の一端に接続され、他端が第2線状素子352の他端に接続される直線形状である。第3、第4線状素子353、354は、第1の直線Aに対して線対称となるように配置される。
本変形例にかかるアンテナ装置3は、第1、第2、第5線状素子351、352、355をメアンダ形状とすることで、第1線状導体素子350の電気長Dを1波長の整数倍としたまま、第1線状導体素子350の物理長を短くすることができ、第1線状導体素子350を小型化することができる。したがって、本変形例にかかるアンテナ装置3を小型化することができる。
なお、本変形例では、第1、第2、第5線状素子351、352、355をメアンダ形状としたが、第3、第4線状素子353、354をメアンダ形状としても良く、第2線状導体素子325をメアンダ形状としてもよい。また、後述する他の実施形態に係るアンテナ装置の線状導体素子の少なくとも一部をメアンダ形状としても良い。
(変形例2)
図14は、本実施形態の変形例2にかかるアンテナ装置8を示す図である。アンテナ装置8は、インピーダンス調整部370をさらに有する点を除き、第2実施形態にかかるアンテナ装置2と同じ構成である。
アンテナ装置8のインピーダンス調整部370は、第1線状導体素子310と第2線状導体素子320とを接続する第3線状導体素子330に接続される。インピーダンス調整部370は、第3線状導体素子330に接続し、第1、第2線状導体素子310、320のインピーダンス値を調整する。
インピーダンス調整部370は、インダクタ371および容量素子372を備える。インダクタ371は、一端が第8線状素子331に接続され、他端が第9線状素子332に接続される。また、容量素子372は、一端が第8線状素子331に接続され、他端が第9線状素子332に接続される。すなわち、インダクタ371および容量素子372は、それぞれ給電点200と並列に接続される。
これにより、例えば線状導体素子300を製造する過程で製造誤差が発生した場合においても、線状導体素子300のインピーダンス不整合を容易に調整することができる。
(第3実施形態)
図15は、第3実施形態にかかるアンテナ装置4の構成を示す上面図である。本実施形態にかかるアンテナ装置4は、図5に示すアンテナ装置2に加えさらに第1線状導体素子310と第2線状導体素子325との間の容量値を調節する調整部360を有する。
調整部360は、第1のL字導体素子361及び第2のL字導体素子362を有する。第1のL字導体素子361は、一端が第6線状素子323の他端に接続される。第1のL字導体素子361は、第1線状素子311と第6線状素子323との間に配置される。
また、第2のL字導体素子362は、一端が第7線状素子324の他端に接続される。第2のL字導体素子362は、第5線状素子315と第7線状素子324との間に配置される。
図16は、本実施形態にかかるアンテナ装置4のVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)特性を示す図である。また、図17は、図5に示すアンテナ装置2のVSWR特性を示す図である。
図16に示すように、本実施形態にかかるアンテナ装置4は、VSWRが「3」以下となる周波数帯域が広く、良好なVSWR特性が得られる。図16と図17を比較すると、例えばVSWRが「2」以下となる周波数帯域が、アンテナ装置2では約4MHzであるのに対し、アンテナ装置4では約10MHzとなる。
このように、本実施形態にかかるアンテナ装置4は、調整部360を備えることで、図5に示すアンテナ装置2のVSWR特性をさらに改善することができる。VSWR特性が改善されると、アンテナ装置4のインピーダンス整合が容易になるとともに、アンテナ装置4の広帯域化を実現することができる。
以上のように、第3実施形態にかかるアンテナ装置4は、第2実施形態にかかるアンテナ装置2と同様の効果が得られるとともに、調整部360をさらに備えることで、インピーダンス整合を容易に行えるようになり、さらにアンテナ装置4の広帯域化を実現することができる。
(変形例3)
図18は、本実施形態の変形例3にかかるアンテナ装置5を示す図である。アンテナ装置5は、調整部360が板状素子363、364である点を除き、第3実施形態にかかるアンテナ装置4と同じ構成である。
アンテナ装置5の調整部360は、第1、第2板状素子363、364を有する。第1、第2板状素子363、364は、X軸方向の長さがW1、Y軸方向の長さがW2の長方形状の導体素子である。
第1板状素子363は、一辺が第6線状素子323の他端部に接続される。第1板状素子363は、第1線状素子311と第6線状素子323との間に配置される。
また、第2板状素子364は、一辺が第7線状素子324の他端部に接続される。第2板状素子364は、第5線状素子315と第7線状素子324との間に配置される。
このように、調整部360を第1、第2板状素子363、364で構成することもできる。板状素子は製造が容易であり、また板状素子の各辺の長さを調整することで、第1線状導体素子310と第2線状導体素子325との間の容量値を容易に調整することができる。
(変形例4)
なお、第1、第2板状素子363、364の形状は、長方形状に限らない。例えば図19に示すように、第1、第2板状素子365、366の形状を三角形状としてもよい。図19は、第3実施形態の変形例4にかかるアンテナ装置6を示す図である。
図19に示すように、第1、第2板状素子365、366を給電点200から離れるほどY軸方向の長さが大きくなるテーパー形状としてもよい。
(変形例5)
また、調整部360は、L字状導体素子361、362や板状素子363〜366に限らない。例えば図20に示すように、調整部360を容量素子としてもよい。図20は、第3実施形態の変形例5にかかるアンテナ装置7を示す図である。
アンテナ装置7の調整部360は、第1、第2容量素子367、368を有する。第1容量素子367は、一端が第6線状素子323の他端に接続され、他端が第1線状素子311に接続される。また、第2容量素子368は、一端が第7線状素子324の他端に接続され、他端が第5線状素子315に接続される。
このように、調整部360を第1、第2容量素子367、368で構成することもできる。また、例えば、第1、第2容量素子367、368を可変容量素子とすることで、アンテナ装置7の通信環境の変化等に応じて第1、第2容量素子367、368の容量値を調整することもできる。
(第4実施形態)
図21は、第4実施形態にかかる無線装置10を示す図である。本実施形態にかかる無線装置10は、図5に示すアンテナ装置2を搭載しているが他の実施形態及び他の変形例に示すアンテナ装置1、3〜8を搭載してもよい。
無線装置10は、アンテナ装置2と、アンテナ装置2を介して信号を受信又は送信する無線部600とを有する。無線部600は、基板610、無線回路620、信号線630、端子640及び給電線650を有する。
基板610は、誘電体層611とグランド層612とを有する。無線回路620は、基板610の誘電体層611上に設けられる。無線回路620は、信号を生成し、アンテナ装置2を介して送信する。あるいは、無線回路620は、アンテナ装置2を介して信号を受信する。信号線630は、無線回路620と端子640とを接続する。給電線650は、一端が端子640に接続され、他端が給電点200に接続される。
次に、図22を用いて、無線装置10を指に装着して、On−body通信を行う場合について説明する。例えば、無線装置10を指輪(図示せず)に搭載し、かかる指輪を指に装着することで、無線装置10を指に装着する。あるいは、ベルトを用いて無線装置10を指に装着してもよい。
指に装着した無線装置10と、例えば胸に装着した無線装置10(図示せず)同士が通信を行う場合を考える。このように、人体に装着した無線装置10同士が通信を行うOn−body通信の場合、一般的な無線通信と比べて略同一平面上にある無線装置10同士が通信を行う場合が増える。
本実施形態にかかる無線装置10は、基板100と同一平面内への放射が良好であるアンテナ装置2を搭載していることから人体に装着してもOn−body通信を良好に行うことができる。
以上のように、本実施形態にかかる無線装置10は、アンテナ装置2を介して通信を行うことで、第2実施形態と同様の効果が得られるとともに、無線装置10の通信の自由度を向上させることができる。また、無線装置10は、人体に装着してOn−body通信を行う場合など同一平面に配置された他の無線装置との通信を良好に行うことができる。
なお、本実施形態では、アンテナ装置2が送受信を行う場合について説明したが、アンテナ装置2が送信のみ、又は受信のみを行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、アンテナ装置2と無線部600とを同一平面上に配置する場合について説明したが、アンテナ装置2及び無線部600の配置はこれに限られない。アンテナ装置2と無線部600とを異なる平面上に配置してもよい。
(変形例6)
図23に本実施形態の変形例6にかかる無線装置20を示す。図23に示す無線装置20では、無線回路620をアンテナ装置2の基板100上に設けている点で図21の無線装置10と異なる。したがって、無線装置20は、信号線630及び端子640を備えておらず、無線装置20の給電線650は、一端が無線回路620に接続され、他端が給電点200に接続される。
このように、無線装置20の無線回路620をアンテナ装置2の基板100上に設けることで、無線装置20の部品を削減することができる。
(変形例7)
図24に本実施形態の変形例7にかかる無線装置30を示す。図24に示す無線装置30は、給電点200を設ける代わりに無線部700を設けている。それ以外の構成は、図5に示すアンテナ装置2と同じであるため、同一符号を付し説明を省略する。
無線部700は、例えばRFID(radio frequency identifier)タグのIC(Integrated Circuit)や無線機能が付いたセンサーICなどである。無線部700は、線状導体素子300に直接信号を入力することで、線状導体素子300を介して信号を送信する。あるいは、線状導体素子300から直接信号を受け取ることで、線状導体素子300を介して信号を受信する。このように、無線部700は、線状導体素子300と直接信号をやり取りすることで、給電点200として動作するともいえる。
このように、RFIDタグのICなど直接アンテナ素子と接続する無線装置30にも各実施形態のアンテナ装置1〜8を搭載することができる。これにより、無線装置30は、高角度な範囲において通信を行うことができ、通信の自由度が向上する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

Claims (8)

  1. 基板と、
    第1の直線および前記第1の直線と直交する第2の直線に対してそれぞれ線対称であるループ形状を有するように前記基板上に配置され、前記第の直線との交点間の電気長が共振周波数における波長の整数倍で、前記第1の直線との交点から前記第2の直線との交点までの電気長が前記共振周波数の二分の一波長の奇数倍である第1線状導体素子と、
    前記基板上に配置され、前記第2の直線と略平行であり、電気長が共振周波数における波長の二分の一波長である第2線状導体素子と
    を備えるアンテナ装置。
  2. 前記第2線状導体素子は、前記第1線状導体素子のループ形状の内側に配置される請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1の直線は、前記第1線状導体素子および前記第2線状導体素子のそれぞれに給電する給電点を通る直線である請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1線状導体素子は、互いに平行な線状素子を有し、
    前記線状素子間の電気長が前記共振周波数の二分の一波長の奇数倍である請求項1〜のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1線状導体素子と前記第2線状導体素子とを接続する第3線状導体素子と、
    前記第3線状導体素子に接続し、前記第1線状導体素子及び前記第2線状導体素子のインピーダンス値を調整するインピーダンス調整部と
    をさらに備える請求項1〜のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記第2線状導体素子の両端それぞれに、前記第1線状導体素子と前記第2線状導体素子との間の容量値を調節する調整部を有する請求項1〜のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記調整部は、平板状の導体素子であることを特徴とする請求項に記載のアンテナ装置。
  8. 基板と、
    第1の直線および前記第1の直線と直交する第2の直線に対してそれぞれ線対称であるループ形状を有するように前記基板上に配置され、前記第の直線との交点間の電気長が共振周波数における波長の整数倍で、前記第1の直線との交点から前記第2の直線との交点までの電気長が前記共振周波数の二分の一波長の奇数倍である第1線状導体素子と、
    前記基板上に配置され、前記第2の直線と略平行であり、電気長が共振周波数における波長の二分の一波長である第2線状導体素子と
    を備えるアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置を介して無線通信を行う無線部と
    を備える無線装置。
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