JP6366087B2 - 直流電源システム - Google Patents
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Description
電源装置には、電力生成回路と、前記電力情報の読み取り回路とを備え、
前記電力生成回路は、前記電力情報に適合する直流電力を出力可能なように制御することを特徴とする。
直流電力で動作する電気機器と、
電源装置と、
前記電気機器及び前記電源装置を接続する接続ケーブルと、
を備える直流電源システムにおいて、
前記電気機器は、当該電気機器の動作に必要な電力情報を記憶し当該情報の通信を制御する電力情報制御回路を備え、
前記電源装置は、供給する直流電力の電圧及び電流を制御する電力生成回路と、前記電力情報制御回路と通信可能で、前記電力情報を読み取る読み取り回路とを備え、
前記電力情報制御回路と前記読み取り回路とは、前記接続ケーブルによって通信接続できるようになっており、
前記電力生成回路は、前記読み取り回路によって、前記電力情報制御回路に記憶された前記電力情報を読み取らせて、当該情報に適合する直流電力を出力可能なように制御し、前記電源装置から前記接続ケーブルを介して前記電気機器に電力を供給し、
前記直流電源システムは、複数の電力生成回路と出力ポートとを備え、複数の前記電気機器が接続される状態において、前記複数の電気機器が必要とする、それぞれの電圧及び電流の情報から、前記複数の電力生成回路の最高効率点を基準にして、前記電力生成回路の組み合わせを決定する演算処理回路を有することを特徴とする。
複数の電気機器が接続される状態において、前記複数の電気機器が必要とする、それぞれの電圧及び電流の情報から、前記複数の電力生成回路の最高効率点を基準にして、前記電力生成路の組み合わせを決定する演算処理回路を有している。
例えば、前述の電源装置に複数の電気機器が接続され、それら電気機器の動作可能な電圧範囲が重なっている場合は、1台の電源装置によって複数の電気機器の動作が可能となる共通の電圧を供給できるので、複数の電気機器毎に複数の電源装置を作動させる場合に比べて、電力効率を改善できる。
前記電力情報制御回路は、前記複数の動作モードにおいて必要なモード別電力情報を内部メモリに設定可能に構成されており、
前記電気機器の動作モードが変化したとき、当該動作モードで必要なモード別電力情報を前記電源装置と通信し、前記読み取り回路に読み取らせるように制御する機能を有しているとよい。
すなわち、故障診断回路は、前記接続ケーブルを介して、接続されている前記電気機器の状態を診断する機能を有しているとよい。
さらに、接続ケーブルにて電力情報の通信が可能な構成を備えていれば、接続ケーブル以外の通信回線を必要としない。
本発明による直流電源装置の特徴の一つは、電源装置に接続される電気機器が必要とする電力情報を、電気機器側から電源装置本体側へ通信・伝達し、電源装置本体は、その電力情報に基づいて電気機器が必要とする電力を生成し、電気機器側に正しくかつ効率良く供給できることにある。
電気機器に設けられた電力情報制御回路12には、当該電気機器にかかる電力情報として、電力情報の異なる機種毎に固有なIDや、動作可能電圧範囲、定格電流、電気機器の待機電流、突入電流などの最大電流値、タイムスタンプのほか、電気機器のステータスやバッテリーを搭載している電気機器であれば、そのバッテリー情報などをシリアルデータ(2進数)で記憶されていることが好ましい。
つぎに、図1に示した直流電源装置本体30の構成要素について詳細を説明する。
電力変換器31は、外部電力源40から供給された電力を、一次変換するコンバータである。
電力生成回路32は、一次変換された電力を、電気機器10に供給すべき電圧範囲と最大電流の電力に二次変換するコンバータである。
監視回路33は、電力生成回路32が出力する電力を計測すると共に、計測した電力の情報をコントローラ36に伝達する。
直流電源装置30に設けられた読み取り回路35は、接続ケーブル20を介して伝達される電気機器10に内蔵された電力情報制御回路12に記憶された、直流電力の電圧、電流などの電気機器10に供給すべき直流電力に関する情報を読み取るための電子回路である。
出力SW34は、直流電源装置30から接続ケーブル20への直流電力の出力を制御するスイッチである。
さらに、電気機器の多様な動作モードに対しても、例えば電源オフ,サスペンド,スタンバイ,ブートアップ,通常稼働,省エネルギー稼働又はブースト稼働などの動作モードの変化に対しても、それぞれの動作モードに最適な電力制御を行うことで、不要なエネルギーを省きながら電力供給が行える。
図2は、電力情報制御回路における通信を行う手段について、その構成を示す図である。
電気機器10が要求する電力を、電源装置30に内蔵された出力SW34から電気機器10を駆動されるための電源回路11に電力を供給するにあたり、それらを接続したプラス電力線上に電力など低周波数な(直流)信号を通過させるためのチョークコイル38及びチョークコイル14が直列に配置されている。
さらに高周波信号は、ごく近距離であれば非接触でも通信が可能であるため、接続ケーブル20の電気機器側プラグを、電気機器の電源コネクタに近付けただけで通信が可能となる。いわゆる近接通信により、電源プラグを差し込む前に電気機器の電力情報を読み取ったり、故障診断を行うことも可能となる。
図3は、電気機器が電力情報制御回路を有しない場合に変換プラグを用いた構成を示す図である。
電気機器10が要求する電力情報を通信するための電力情報制御回路12を電気機器が有しない場合において、通信機能を内蔵した変換プラグ50を接続ケーブル20と電気機器10の間に接続することで、電気機器10が必要とする電力情報を接続ケーブル20を介して電装値30へと伝達することができる。
図4は、複数電気機器を接続し直流給電した際に、各出力回路が高効率で稼働する制御動作を示す構成図である。
電源装置30の構成としては、図1で示した構成に加え一例として2系統の電気機器が接続できる構成として説明する。
このRLY39は、開閉スイッチの役割をしており、コントローラ36からの制御信号により、任意の電力生成回路の出力を短絡させることができる。
つぎに、図1に示した直流電源装置において、その直流給電動作のフローチャートについて説明する。
図5Aから図5Dは、接続手順及び動作手順を示したフローチャートである。ここでは、電気機器が1台接続された場合を例として説明する。
電源装置30に外部電力源40が接続されると(ステップS101)電源装置30に内蔵された読み取り回路35から通信を確立するための応答を求めるハンドシェイク信号が一定間隔で出力ポートから送出される。
この状態は待機状態を意味する。
[エラー処理1]は、電源装置30の表示器に[電気機器接続解除]、[通信異常]、[接続ケーブル異常]等を示したり、ビープ音やメロディでその異常を使用者に伝えてもよい。
発生した電圧を監視回路33で計測し、コントローラ36へと伝達する(ステップS115)。
[エラー処理2]は、電源装置30の表示器に[電気機器接続解除]、[電源異常]、[電気機器異常]等を示したり、Beep音やメロディでその異常を使用者に伝えてもよい。
11,11a,11b:電源回路
12,12a,12b:電力情報制御回路
13:結合コンデンサ
14:チョークコイル
20,20a,20b:接続ケーブル
30:電源装置本体
31:電力変換器
32,32a,32b:電力生成回路
33,33a,33b:監視回路
34,34a,34b:出力SW
35,35a,35b:読み取り回路
36:コントローラ
37:結合コンデンサ
38:チョークコイル
39:リレー(RLY)
40:外部電源
Claims (5)
- 直流電力で動作する電気機器と、
電源装置と、
前記電気機器及び前記電源装置を接続する接続ケーブルと、
を備える直流電源システムにおいて、
前記電気機器は、当該電気機器の動作に必要な電力情報を記憶し当該情報の通信を制御する電力情報制御回路を備え、
前記電源装置は、供給する直流電力の電圧及び電流を制御する電力生成回路と、前記電力情報制御回路と通信可能で、前記電力情報を読み取る読み取り回路とを備え、
前記電力情報制御回路と前記読み取り回路とは、前記接続ケーブルによって通信接続できるようになっており、
前記電力生成回路は、前記読み取り回路によって、前記電力情報制御回路に記憶された前記電力情報を読み取らせて、当該情報に適合する直流電力を出力可能なように制御し、前記電源装置から前記接続ケーブルを介して前記電気機器に電力を供給し、
前記直流電源システムは、複数の電力生成回路と出力ポートとを備え、複数の前記電気機器が接続される状態において、前記複数の電気機器が必要とする、それぞれの電圧及び電流の情報から、前記複数の電力生成回路の最高効率点を基準にして、前記電力生成回路の組み合わせを決定する演算処理回路を有することを特徴とする直流電源システム。 - 請求項1に記載の直流電源システムにおいて、
前記電気機器が、必要とする電力の異なる複数の動作モードで動作可能であり、
前記電力情報制御回路は、前記複数の動作モードにおいて必要なモード別電力情報を内部メモリに設定可能に構成されており、
前記電気機器の動作モードが変化したとき、当該動作モードで必要なモード別電力情報を前記電源装置と通信し、前記読み取り回路に読み取らせるように制御する機能を有している直流電源システム。 - 請求項1に記載の直流電源システムにおいて、
前記電源装置は、さらに故障診断回路を備えており、
当該故障診断回路は、前記接続ケーブルを介して、接続されている前記電気機器の状態を診断する機能を有している直流電源システム。 - 請求項1に記載の直流電源システムにおいて、
前記電気機器の前記電力情報には、前記電気機器固有の個別情報が付加されている直流電源システム。 - 請求項1に記載の直流電源システムにおいて、
前記接続ケーブルは、前記電源装置から前記電気機器に直流電力を供給するための電力ケーブルと、前記電気機器が必要とする前記電力情報を読み出して前記電源装置側に伝える信号線とを兼用するものである直流電源システム。
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