JP6365927B2 - 現像装置並びにこれを備えた画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
図1は、プリンタ100の概略構成図である。
本実施形態のプリンタ100は、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラー画像形成装置であり、ブラック、マゼンタ、イエロー、シアン(以下、K、M、Y、Cと記す。)の各色トナー像を形成する作像装置17K,17M,17Y,17Cを備えている。これらの作像装置17K,17M,17Y,17Cの下方には、下流側張架ローラ18及び上流側張架ローラ19に掛け回されて記録紙Pを表面に担持して搬送し、各作像装置17K,17M,17Y,17Cに対向しながら表面移動する記録材搬送部材としての転写搬送ベルト15が配設されている。転写搬送ベルト15を挟んで各作像装置17K,17M,17Y,17Cと対向する転写バイアスローラ5K,5M,5Y,5Cを備えている。
本実施形態のプリンタ100の作像装置17K,17M,17Y,17Cは、現像装置3内の画像形成物質として、互いに異なる色のトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。このため、以下、色分け添字K、M、Y、Cを省略し、作像装置17として説明する。
現像装置3は感光体1に対向配置され、感光体1は図2中矢印aに示すように図2における時計回り方向に回転駆動する。感光体1の上方、時計の文字盤で表現すれば図2中の感光体1の略12時の位置に帯電装置2が配置されている。帯電装置2は本例では感光体1と同じ表面移動速度で回転される回転体からなるが、回転体に限らずコロナ放電タイプでもよい。
図2に示すように、現像装置3は、現像ケース301の内部に現像ローラ302、供給室搬送部材304、回収室搬送部材305、現像剤規制部材303を有し、現像剤320を撹拌搬送して循環させている。 本実施形態の現像装置3では、供給室搬送部材304及び回収室搬送部材305として、回転軸部に螺旋形状のスクリュー羽部を固定したスクリュー部材を用いており、スクリュー羽部の外径が16[mm]以下のものを用いている。
図3に示すように、現像ローラ302は、円周方向に複数の磁石MG(MG1〜MG5)を配置した磁界発生手段としてのマグネットローラ302dを内部に有し、その周囲を円筒状の現像スリーブ302cが回転軸302eと一体的に回転する構成となっている。現像スリーブ302cはアルミニウム等の非磁性の金属で形成されている。マグネットローラ302dは、各磁石MG1〜MG5が所定の方向を向くように不動部材、例えば、現像ケース301に固定されている。現像ローラ302では、不動部材であるマグネットローラ302dの周囲を現像スリーブ302cが回転して、磁石MGによって引き付けた現像剤320を現像スリーブ302cの表面に担持して搬送していく。本実施形態では、磁極を生じさせるためにそれぞれ独立した磁石を現像ローラ内部に配置しているが、たとえば磁性体のローラに5極の磁極を着磁させた構成でも良い。
図4に示すように、現像ローラ302は、不動部材である現像ケース301に固定されている固定軸302aと、この固定軸302aに一体的に形成され、円柱状をしたマグネットローラ302dと、マグネットローラ302dのまわりをギャップを介して覆っている現像スリーブ302cと、この現像スリーブ302cに一体的に構成された回転軸302e等からなる。固定軸302aに対して回転軸302eは軸受302fを介して回転自在であり、回転軸302eは図示省略の回転駆動手段から動力を伝達されて回転駆動される。マグネットローラ302dの外周部には、図4に示すように所定の間隔をおいて5つの磁石MGが固定されている。これらの磁石MGの周囲を現像スリーブ302cが回転する構成となっている。
現像装置3内の現像剤320は、現像動作を繰り返す内にトナーが消費されていくため、現像装置3の外部から現像装置3内の現像剤320に対してトナーを補給する必要がある。本実施形態の現像装置3は、長手方向の奥側BSの端部近傍にトナー補給口309を備え、このトナー補給口309より図7及び図8中の矢印Tで示すように、外部からのトナーの補給を行う。本実施形態の現像装置3では長手方向の奥側BSの端部近傍は、現像ローラ302に現像剤を供給する供給室304a内の搬送方向下流側端部近傍となる。このため、トナー補給口309より補給されたトナーが直ちに現像に供されることはなく、落下口42を通過して回収室305aに供給されることとなる。
上述したとおり、現像装置外部にトナーが飛散するのを抑制することが重要な課題である。現像装置外部にトナーが飛散するのを抑制する方法としては、現像ローラ表面と現像ケースとの間の空隙を通じて、外気が現像ケースの内部空間に向かって流入し得る構成とするのが有効である。具体的には、現像領域を通過した現像後の現像剤が現像ローラの回転によって現像ケース内へ搬送されるときに生じる気流を利用して、当該現像後の現像剤が進入する現像ケースと現像ローラの空隙に現像ケースの内部空間へ向かう気流を生じさせる。このような構成によれば、その空隙を通じて流入する気流によって、トナーが現像装置外部に飛散するのを抑制し、あるいは、現像装置外部に飛散したトナーを現像装置内に回収することができる。
次に、上述した実施形態における樋部材の一変形例(以下、本変形例を「変形例1」という。)について説明する。
図12は、本変形例1における現像装置の主要部を、現像ローラ回転軸方向に直交する断面で切断したときの拡大断面図である。
上述した実施形態においては、回収室搬送部材305の回転駆動によって跳ね上げられる現像剤が、回収室搬送部材305の回転に巻き込まれるようにして、図13に示す符号G’で示すように回収室搬送部材305と樋部材330との間を移動することがある。この移動により、現像剤が下側ケースギャップCGへ到達して、下側ケースギャップCGを流れる気流の勢いを阻害するおそれがある。
次に、上述した実施形態における他の変形例(以下、本変形例を「変形例2」という。)について説明する。
図14は、本変形例2における現像装置の主要部を、現像ローラ回転軸方向に直交する断面で切断したときの拡大断面図である。
本変形例2においては、現像ローラ表面移動方向において剥離領域γと現像剤貯留スペースεとの間の現像ローラ表面部分に対向するように、磁性板350が設けられている。この磁性板350は、現像ケース301の仕切り板306に取り付けられている。この磁性板350を設けたことで、磁気シールの役割が果たされる。すなわち、磁性板350が磁気シールとして機能することで、現像剤貯留スペースεの現像剤を現像ローラ302上に汲み上げるためのマグネットローラ302dの磁石MG5による磁界が、剥離領域γ付近で現像ローラ上に残っている現像剤に作用するのを抑制する。これにより、現像ローラ302上に残ったままの現像剤が現像剤貯留スペースεまで搬送されてしまうのを抑制できる。
次に、上述した実施形態における更に他の変形例(以下、本変形例を「変形例3」という。)について説明する。
図17は、本変形例3における現像装置の主要部を、現像ローラ回転軸方向に直交する断面で切断したときの拡大断面図である。
図18は、本変形例3における現像装置の樋部材近傍の拡大断面図である。
(態様A)
現像剤担持体表面移動方向で互いに隣接しかつ互いに同極性である2つの剥離磁極(磁石MG3,MG4による磁極)を含む複数の磁極を備えたマグネットローラ302d等の磁界発生手段を内包し、トナー及び磁性キャリアからなる現像剤を表面に担持して表面移動することにより、感光体1等の潜像担持体の表面と対向する現像領域へ現像剤を搬送する現像ローラ302等の現像剤担持体と、該現像剤担持体の表面上に供給される現像剤を供給室搬送部材304等の現像剤供給搬送部材により現像剤担持体回転軸方向に沿って搬送する供給室304a等の現像剤供給搬送路、及び、前記現像剤供給搬送路よりも下方位置で前記2つの磁極によって該現像剤担持体の表面から離脱した現像剤を回収して、回収室搬送部材305等の現像剤回収搬送部材により現像剤担持体回転軸方向に沿って搬送する回収室305a等の現像剤回収搬送路が内部に形成された現像ケース301とを有する現像装置3において、現像剤担持体表面移動方向における前記2つの磁極それぞれの現像剤担持体表面上の法線方向磁束密度が最大になる箇所P3,P4の間の現像剤担持体表面部分に対して一端側が所定の間隔をあけて対向し、かつ、該一端側とは反対側の他端側が前記現像剤回収搬送路を構成する前記現像ケースの内壁に対して所定の間隔をあけて対向する樋部材330等の現像剤案内部材を、その上面が該現像剤担持体の表面から離脱する少なくとも一部の現像剤を受け取る位置に配置したことを特徴とする。
これによれば、現像剤担持体上から剥離する現像剤の少なくとも一部が、現像剤案内部材の上面に受け取られ、その後、現像剤案内部材の上面を前記他端側の間隔へ案内されて、前記現像剤回収搬送路内に落下して回収される。これにより、現像剤担持体上から剥離した現像剤が現像剤担持体の表面と現像ケースとの間の空隙(下側ケースギャップ)CGの近くに落下する現像剤量を少なくすることができる。その結果、当該空隙(下側ケースギャップ)CGを流れる気流の勢いが現像剤担持体から剥離した現像剤によって阻害されてトナー飛散抑制効果が低下してしまう事態を抑制できる。
前記態様Aにおいて、前記現像剤回収搬送部材は、回転軸上に螺旋構造のフィンが設けられたスクリュー部材で構成され、前記現像剤回収搬送路内の現像剤を搬送する際に該スクリュー部材のフィンによって該現像剤回収搬送路内の底部に存在する現像剤に現像剤担持体から離れる方向への搬送力が付与されるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、現像剤回収搬送路内の現像剤は、現像剤担持体から離れる側に寄せられた状態で、現像剤回収搬送部材の回転軸方向へ搬送される。これにより、現像剤回収搬送路内の現像剤を下側ケースギャップCGから遠ざけることができるので、下側ケースギャップCGに隣接する現像剤回収搬送路の内部空間(気流が通ることのできるスペース)を広く確保することができる。その結果、下側ケースギャップCGから現像剤回収搬送路へ流入してくる気流の勢いの損失を少なくでき、下側ケースギャップCGにより強い気流を生じさせることができる。
前記態様Bにおいて、前記現像剤案内部材における前記他端部の水平方向位置は、前記スクリュー部材の回転軸よりも現像剤担持体から離れる側に位置することを特徴とする。
前記態様Bにおいては、前記スクリュー部材の回転軸よりも現像剤担持体から離れる側の位置で、現像剤が現像剤回収搬送部材の回転駆動によって跳ね上げられる。そのため、このように跳ね上げられる現像剤が、現像剤回収搬送路の上部空間を介して下側ケースギャップCGへと移動し、下側ケースギャップCGを流れる気流の勢いを阻害するおそれがある。本態様によれば、現像剤案内部材上の現像剤が現像剤回収搬送路内に落下する位置が、前記スクリュー部材の回転軸よりも現像剤担持体から離れる側の位置となる。これにより、現像剤回収搬送部材の回転駆動によって跳ね上げられる現像剤に対して、現像剤案内部材から落下してくる現像剤を衝突させ、その運動エネルギーを消費させることができる。その結果、現像剤回収搬送部材の回転駆動によって跳ね上げられて下側ケースギャップCGへ到達する現像剤の量を減らすことができ、下側ケースギャップCGを流れる気流の勢いが阻害されるのを抑制できる。
前記態様B又はCにおいて、前記現像剤案内部材は、その下面の少なくとも一部に凸状部を有することを特徴とする。
これによれば、現像剤回収搬送部材の回転駆動によって現像剤回収搬送部材と現像剤案内部材との間を移動する現像剤の流れを凸状部で阻害することができる。これにより、現像剤回収搬送部材と現像剤案内部材との間を移動して下側ケースギャップCGへ到達する現像剤の量を少なくでき、下側ケースギャップCGを流れる気流の勢いが阻害されるのを抑制できる。
前記態様A〜Dのいずれかの態様において、前記現像剤案内部材の前記一端側が対向する現像剤担持体表面上の地点よりも現像剤担持体表面移動方向下流側であって、前記現像剤供給搬送路からの現像剤が供給される現像剤担持体表面上の地点よりも現像剤担持体表面移動方向上流側で、該現像剤案内部材の前記一端側と現像剤担持体表面との間隔G2よりも狭い間隔G1をあけて現像剤担持体表面に対向して配置される案内補助ローラ360等の回転体と、前記回転体の表面が前記現像剤担持体表面との対向位置で現像剤担持体表面移動方向とは逆方向に移動するように、該回転体を駆動するローラ駆動部361等の回転駆動手段とを有することを特徴とする。
これによれば、回転体の回転によって現像剤案内部材の上面における現像剤の現像剤案内部材の他端側への移動を促進することができる。これにより、現像剤案内部材の上面で現像剤が渋滞して、現像剤担持体表面からの現像剤の剥離が阻害されたり、現像剤案内部材の一端側と現像剤担持体表面との間の間隔G2から現像剤が落下して、現像剤担持体の表面と現像ケースとの間の空隙(下側ケースギャップ)CGの近くに落下する現像剤量が増え、トナー飛散抑制効果が低下したりする事態を抑制できる。
前記態様Eにおいて、前記回転体は、現像剤担持体表面との間隔G1よりも前記現像剤案内部材との間隔G3が広くなるように配置されていることを特徴とする。
これによれば、回転体の回転によって回転体と現像剤案内部材との間隔G3を現像剤が移動しやすくなり、よりスムーズに現像剤案内部材の上面の現像剤を現像剤案内部材の他端側へ移動させることができる。
前記態様E又はFにおいて、前記回転体は、前記現像剤供給搬送路と前記現像剤回収搬送路とを区画する現像ケースの壁部(仕切板306)に取り付けられていることを特徴とする。
これによれば、回転体の取り付けが容易となる。
前記態様E〜Gのいずれかの態様において、前記回転体の表面は、磁性部材で構成されていることを特徴とする。
これによれば、回転体と現像剤担持体との間隔G1に形成される磁界の作用で、剥離領域を通過した現像剤担持体上の現像剤を当該間隔G1で堰き止めることができる。これにより、現像剤担持体表面からの現像剤の剤離れを補助することができる。また、回転体の回転による現像剤の移動もスムーズになる。
少なくとも感光体1等の潜像担持体と、該潜像担持体表面を帯電させるための帯電装置2等の帯電手段と、該潜像担持体上に静電潜像を形成するための露光装置16等の潜像形成手段と、該静電潜像を現像してトナー像化するための現像装置3等の現像手段とを有するプリンタ100等の画像形成装置において、前記現像手段として、前記態様A〜Hのいずれかに係る現像装置を用いることを特徴とする。
これによれば、現像装置の下側ケースギャップCGを流れる気流の勢いが現像剤担持体から剥離した現像剤によって阻害されてトナー飛散抑制効果が低下してしまう事態を抑制できるので、トナー飛散の少ない画像形成装置を実現することができる。
潜像を担持する感光体1等の潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置3等の現像手段とを備えるプリンタ100等の画像形成装置における少なくとも該潜像担持体と該現像手段とを1つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にしたプロセスカートリッジにおいて、前記現像手段として、前記態様A〜Hのいずれかに係る現像装置を用いることを特徴とする。
これによれば、現像装置の下側ケースギャップCGを流れる気流の勢いが現像剤担持体から剥離した現像剤によって阻害されてトナー飛散抑制効果が低下してしまう事態を抑制できるので、トナー飛散の少ないプロセスカートリッジを実現することができる。
2 帯電装置
3 現像装置
15 転写搬送ベルト
16 露光装置
17 作像装置
24 定着装置
100 プリンタ
301 現像ケース
301b 突起部
302 現像ローラ
302c 現像スリーブ
302d マグネットローラ
303 現像剤規制部材
304 供給室搬送部材
304a 供給室
305 回収室搬送部材
305a 回収室
306 仕切板
309 トナー補給口
320 現像剤
330,340 樋部材
350 磁性版
360 案内補助ローラ
361 ローラ駆動部
CG 下側ケースギャップ
GP 現像ギャップ
MG1〜MG5 磁石
P 記録紙
α 現像領域
γ 剥離領域
ε 現像剤貯留スペース
Claims (10)
- 現像剤担持体表面移動方向で互いに隣接しかつ互いに同極性である2つの磁極を含む複数の磁極を備えた磁界発生手段を内包し、トナー及び磁性キャリアからなる現像剤を表面に担持して表面移動することにより、潜像担持体の表面と対向する現像領域へ現像剤を搬送する現像剤担持体と、
該現像剤担持体の表面上に供給される現像剤を現像剤供給搬送部材により現像剤担持体回転軸方向に沿って搬送する現像剤供給搬送路、及び、前記現像剤供給搬送路よりも下方位置で前記2つの磁極によって該現像剤担持体の表面から離脱した現像剤を回収して、現像剤回収搬送部材により現像剤担持体回転軸方向に沿って搬送する現像剤回収搬送路が内部に形成された現像ケースとを有する現像装置において、
現像剤担持体表面移動方向における前記2つの磁極それぞれの現像剤担持体表面上の法線方向磁束密度が最大になる箇所の間の現像剤担持体表面部分に対して一端側が所定の間隔をあけて対向し、かつ、該一端側とは反対側の他端側が前記現像剤回収搬送路を構成する前記現像ケースの内壁に対して所定の間隔をあけて対向する現像剤案内部材を備え、
前記現像剤案内部材は、上面が該現像剤担持体の表面から離脱する少なくとも一部の現像剤を受け取る位置に配置されており、
前記現像剤回収搬送部材は、回転軸上に螺旋構造のフィンが設けられたスクリュー部材で構成され、前記現像剤回収搬送路内の現像剤を搬送する際に該スクリュー部材のフィンによって該現像剤回収搬送路内の底部に存在する現像剤に現像剤担持体から離れる方向への搬送力が付与されるように構成されており、
前記現像剤案内部材における前記他端側の水平方向位置は、前記スクリュー部材の回転軸よりも現像剤担持体から離れる側に位置することを特徴とする現像装置。 - 請求項1に記載の現像装置において、
前記現像剤案内部材の前記一端側が対向する現像剤担持体表面上の地点よりも現像剤担持体表面移動方向下流側であって、前記現像剤供給搬送路からの現像剤が供給される現像剤担持体表面上の地点よりも現像剤担持体表面移動方向上流側で、該現像剤案内部材の前記一端側と現像剤担持体表面との間隔よりも狭い間隔をあけて現像剤担持体表面に対向して配置される回転体と、
前記回転体の表面が前記現像剤担持体表面との対向位置で現像剤担持体表面移動方向とは逆方向に移動するように、該回転体を駆動する回転駆動手段とを有することを特徴とする現像装置。 - 現像剤担持体表面移動方向で互いに隣接しかつ互いに同極性である2つの磁極を含む複数の磁極を備えた磁界発生手段を内包し、トナー及び磁性キャリアからなる現像剤を表面に担持して表面移動することにより、潜像担持体の表面と対向する現像領域へ現像剤を搬送する現像剤担持体と、
該現像剤担持体の表面上に供給される現像剤を現像剤供給搬送部材により現像剤担持体回転軸方向に沿って搬送する現像剤供給搬送路、及び、前記現像剤供給搬送路よりも下方位置で前記2つの磁極によって該現像剤担持体の表面から離脱した現像剤を回収して、現像剤回収搬送部材により現像剤担持体回転軸方向に沿って搬送する現像剤回収搬送路が内部に形成された現像ケースとを有する現像装置において、
現像剤担持体表面移動方向における前記2つの磁極それぞれの現像剤担持体表面上の法線方向磁束密度が最大になる箇所の間の現像剤担持体表面部分に対して一端側が所定の間隔をあけて対向し、かつ、該一端側とは反対側の他端側が前記現像剤回収搬送路を構成する前記現像ケースの内壁に対して所定の間隔をあけて対向する現像剤案内部材を備え、
前記現像剤案内部材は、上面が該現像剤担持体の表面から離脱する少なくとも一部の現像剤を受け取る位置に配置されており、
前記現像剤案内部材の前記一端側が対向する現像剤担持体表面上の地点よりも現像剤担持体表面移動方向下流側であって、前記現像剤供給搬送路からの現像剤が供給される現像剤担持体表面上の地点よりも現像剤担持体表面移動方向上流側で、該現像剤案内部材の前記一端側と現像剤担持体表面との間隔よりも狭い間隔をあけて現像剤担持体表面に対向して配置される回転体と、
前記回転体の表面が前記現像剤担持体表面との対向位置で現像剤担持体表面移動方向とは逆方向に移動するように、該回転体を駆動する回転駆動手段とを有することを特徴とする現像装置。 - 請求項3の現像装置において、
前記現像剤回収搬送部材は、回転軸上に螺旋構造のフィンが設けられたスクリュー部材で構成され、前記現像剤回収搬送路内の現像剤を搬送する際に該スクリュー部材のフィンによって該現像剤回収搬送路内の底部に存在する現像剤に現像剤担持体から離れる方向への搬送力が付与されるように構成されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の現像装置において、
前記回転体は、現像剤担持体表面との間隔よりも前記現像剤案内部材との間隔が広くなるように配置されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の現像装置において、
前記回転体は、前記現像剤供給搬送路と前記現像剤回収搬送路とを区画する現像ケースの壁部に取り付けられていることを特徴とする現像装置。 - 請求項2乃至6のいずれか1項に記載の現像装置において、
前記回転体の表面は、磁性部材で構成されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の現像装置において、
前記現像剤案内部材は、その下面の少なくとも一部に凸状部を有することを特徴とする現像装置。 - 少なくとも潜像担持体と、該潜像担持体表面を帯電させるための帯電手段と、該潜像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する画像形成装置において、
前記現像手段として、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置における少なくとも該潜像担持体と該現像手段とを1つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にしたプロセスカートリッジにおいて、
前記現像手段として、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の現像装置を用いたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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