JP6365534B2 - 細胞採取装置 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、細胞採取装置10は、管体11、細胞採取部材12、及び操作部材13を有する。細胞採取部材12は、管体11の先端側に着脱可能に取り付けられている。操作部材12は、管体11に挿入されている。本実施形態において、細長な管体11が延びる方向が長手方向101と称される。長手方向101に沿って管体11の中心を通る仮想線が中心線102と称される。中心線102を中心として回転する方向が回転方向103と称される。また、管体11において、施術者が持つ側が基端側(図1における右側)と称され、細胞採取部材12が取り付けられる側が先端側(図1における左側)と称される。管体11の先端が第1端に相当し、管体11の基端が第2端に相当する。
図1及び図2に示されるように、管体11は、長手方向101に細長な円管形状の部材である。管体11は、先端及び後端がそれぞれ開口しており、先端と後端との間に内部空間が連続している。管体11は、例えば合成樹脂の成型品として形成される。管体11の素材や形状は特に限定されるものではなく、例えば、外形が多角形状であってもよい。管体11の外形寸法や長手方向101の長さは、基端側を施術者が持って、細胞採取部材12を子宮頸部へ到達させるに最適に設定される。
図3及び図4に示されるように、細胞採取部材12は、本体40、ブラシ41、及び弾性片42,43を有する。本体40は、例えば合成樹脂の成型品である。ブラシ41は、本体40の先端側に形成された孔44に挿入されて接着剤などにより固定されている。ブラシ41は、ステンレス製の軸に合成樹脂製の繊維が複数本固定されたものである。ブラシ41の構造や形状は、エラストマーの成型品などの公知のものが採用され得る。したがって、本実施形態のように、管体11の中心線102に沿って軸が延びており、その軸から放射状に繊維が拡がるようなものであってもよいし、他の形状が採用されてもよい。
図4及び図5に示されるように、操作部材13は、ロッド部30、ロック部31、及び摘み部32を有する。ロッド部30は、長手方向101に細長な概ね円柱形状の部材である。ロッド部30は、管体11の内部空間に挿入可能な外径であり、長手方向101の長さは、管体11の長手方向101の長さと同程度ないし若干短い。なお、ロッド部30は、図4に示されるように、樹脂量を減らすために長手方向101に細長な溝が複数形成されていてもよい。
細胞採取装置10は、例えば子宮頸部細胞の採取において、細胞採取部材12が管体11に装着され、操作部材13がロック部31をロック姿勢とした状態で使用される。ロック部31がロック姿勢であるとき、細胞採取部材12は、管体11に対して長手方向101及び回転方向103に対して固定される。したがって、施術者が管体11の基端部側を持って押し引きや回転などの操作を行うと、その力が細胞採取部材12に伝達されて、細胞採取部材12は、管体11と一体に移動或いは回転する。
第1実施形態によれば、子宮頸部細胞の採取において、細胞採取部材12が管体11に装着されて、操作部材13のロック部31により細胞採取部材12が管体11に対して固定され、管体11を長手方向101に移動させたり、回転方向103に回転させたりしても、細胞採取部材12が管体11から外れることがない。また、操作部材13の操作は管体11の基端側で行われるので、管体11の先端側に外力が加わっても、不意にロック部31が移動(姿勢変化)することがない。また、子宮頸部細胞が採取された後は、管体11の基端側において操作部材13が操作されることによって、ロック部31が移動(姿勢変化)して、細胞採取部材12が管体11から取り外し可能となる。
図7に示されるように、細胞採取装置50は、管体51、細胞採取部材52、及び操作部材53を有する。細胞採取部材52は、管体51の先端側に着脱可能に取り付けられている。操作部材53は、管体51に挿入されている。本実施形態において、細長な管体51が延びる方向が長手方向101と称される。長手方向101に沿って管体51の中心を通る仮想線が中心線102と称される。中心線102を中心として回転する方向が回転方向103と称される。また、管体51において、施術者が持つ側が基端側(図7における右側)と称され、細胞採取部材52が取り付けられる側が先端側(図7における左側)と称される。管体51の先端が第1端に相当し、管体51の基端が第2端に相当する。
図7及び図8に示されるように、管体51は、長手方向101に細長な外形が六角形の管状の部材である。管体51は、先端及び後端がそれぞれ開口しており、先端と後端との間には円形の内部空間が連続している。管体51は、例えば合成樹脂の成型品として形成される。管体51の素材や形状は特に限定されるものではなく、例えば、外形が円柱形状であってもよい。管体51の外形寸法や長手方向101の長さは、基端側を施術者が持って、細胞採取部材52を子宮頸部へ到達させるに最適に設定される。
図9及び図12に示されるように、細胞採取部材52は、本体55及びブラシ56を有する。本体55は、例えば合成樹脂の成型品である。ブラシ56は、本体55の先端側に形成された孔57に挿入されて接着剤などにより固定されている。ブラシ56は、ステンレス製の軸に合成樹脂製の繊維が複数本固定されたものである。ブラシ56の構造や形状は、エラストマーの成型品などの公知のものが採用され得る。したがって、本実施形態のように、管体51の中心線102に沿って軸が延びており、その軸から放射状に繊維が拡がるようなものであってもよいし、他の形状が採用されてもよい。
図10及び図12に示されるように、操作部材53は、ロッド部60、雄ネジ部61、及び摘み部62を有する。ロッド部60は、長手方向101に細長な概ね円柱形状の部材である。ロッド部60は、管体51の内部空間に挿入可能な外径であり、長手方向101の長さは、管体51の長手方向101の長さより若干長い。
細胞採取装置50は、例えば子宮頸部細胞の採取において、細胞採取部材52が管体51に装着され、操作部材53の雄ネジ部61がネジ穴59に螺合した状態で使用される。雄ネジ部61がロック姿勢であるとき、細胞採取部材52は、管体51に対して長手方向101及び回転方向103に対して固定される。したがって、施術者が管体51の基端部側を持って押し引きや回転などの操作を行うと、その力が細胞採取部材52に伝達されて、細胞採取部材52は、管体51と一体に移動或いは回転する。
第3実施形態に係る細胞採取装置70は、第2実施形態に係る細胞採取装置50において、細胞採取部材52のネジ穴59に代えて係合孔71が設けられており、また、操作部材53の雄ネジ部61に代えて係合部72が設けられている点において異なり、その他の構成は同様である。以下、係合孔71及び係合部72について詳述される。なお、細胞採取装置70において、第2実施形態に係る細胞採取装置50に付された参照符号と同じ参照符号が付された部材は、細胞採取装置50と同様の部材である。
図15に示されるように、管体51の先端に細胞採取部材52が装着された状態において、細胞採取部材52の凸片58と管体51の溝54とが嵌合する。これにより、細胞採取部材52が管体51に対して回転方向103に回転することがない。また、操作部材53が基端から挿入されて、操作部材53の係合部72が細胞採取部材52の係合孔71と係合される。
図17に示されるように、細胞採取装置80は、管体81、細胞採取部材82、、操作部材83、及びキャップ84を有する。細胞採取部材82は、管体81の先端側に着脱可能に取り付けられている。細胞採取部材82は、管体81に挿入されている。キャップ84は、管体81の基端側に取り付けられている。本実施形態において、細長な管体81が延びる方向が長手方向101と称される。長手方向101に沿って管体81の中心を通る仮想線が中心線102と称される。中心線102を中心として回転する方向が回転方向103と称される。また、管体81において、施術者が持つ側が基端側(図17における右側)と称され、細胞採取部材82が取り付けられる側が先端側(図17における左側)と称される。管体81の先端が第1端に相当し、管体81の基端が第2端に相当する。
図17及び図18に示されるように、管体81は、長手方向101に細長な外形が円管状の部材である。管体81は、先端及び後端がそれぞれ開口しており、先端と後端との間には円形の内部空間が連続している。管体81は、例えば合成樹脂の成型品として形成される。管体81の素材や形状は特に限定されるものではなく、例えば、外形が多角形状であってもよい。管体81の外形寸法や長手方向101の長さは、基端側を施術者が持って、細胞採取部材82を子宮頸部へ到達させるに最適に設定される。
図19及び図21に示されるように、細胞採取部材82は、本体88及びブラシ89を有する。本体88は、例えば合成樹脂の成型品である。ブラシ89は、本体88の先端側に形成された孔90に挿入されて接着剤などにより固定されている。ブラシ89は、ステンレス製の軸に合成樹脂製の繊維が複数本固定されたものである。ブラシ89の構造や形状は、エラストマーの成型品などの公知のものが採用され得る。したがって、本実施形態のように、管体81の中心線102に沿って軸が延びており、その軸から放射状に繊維が拡がるようなものであってもよいし、他の形状が採用されてもよい。
図20及び図21に示されるように、操作部材83は、長手方向101に細長な概ね四角柱形状の部材である。操作部材83は、管体81の内部空間に挿入可能な外径であり、長手方向101の長さは、管体81の長手方向101の長さより若干長い。
細胞採取装置80は、例えば子宮頸部細胞の採取において、細胞採取部材82が管体81に装着され、操作部材83が管体81に挿入され、管体81の基端側がキャップ84により閉塞された状態で使用される。この状態において、ロック部96がロック姿勢となる。ロック姿勢において、細胞採取部材82は、管体81に対して長手方向101及び回転方向103に対して固定される。したがって、施術者が管体81の基端部側を持って押し引きや回転などの操作を行うと、その力が細胞採取部材82に伝達されて、細胞採取部材82は、管体81と一体に移動或いは回転する。
図25に示されるように、細胞採取装置110は、管体111、細胞採取部材112、操作部材113、及びロック部材114を有する。細胞採取部材112は、管体111の先端側に着脱可能に取り付けられている。操作部材113は、管体111に挿入されている。ロック部材114は、管体111に内装されて細胞採取部材112と係合する。本実施形態において、細長な管体111が延びる方向が長手方向101と称される。長手方向101に沿って管体111の中心を通る仮想線が中心線102と称される。中心線102を中心として回転する方向が回転方向103と称される。また、管体111において、施術者が持つ側が基端側(図25における右側)と称され、細胞採取部材112が取り付けられる側が先端側(図25における左側)と称される。管体111の先端が第1端に相当し、管体11の基端が第2端に相当する。
図26及び図29に示されるように、管体111は、長手方向101に細長な円管形状の部材である。管体111は、先端及び後端がそれぞれ開口しており、先端と後端との間に内部空間が連続している。管体111は、例えば合成樹脂の成型品として形成される。管体111の素材や形状は特に限定されるものではなく、例えば、外形が多角形状であってもよい。管体111の外形寸法や長手方向101の長さは、基端側を施術者が持って、細胞採取部材112を子宮頸部へ到達させるに最適に設定される。
図27及び図29に示されるように、細胞採取部材112は、本体115及びブラシ116を有する。本体115は、例えば合成樹脂の成型品である。ブラシ116は、本体115の先端側に形成された孔117に挿入されて接着剤などにより固定されている。ブラシ116は、ステンレス製の軸に合成樹脂製の繊維が複数本固定されたものである。ブラシ116の構造や形状は、エラストマーの成型品などの公知のものが採用され得る。したがって、本実施形態のように、管体111の中心線102に沿って軸が延びており、その軸から放射状に繊維が拡がるようなものであってもよいし、他の形状が採用されてもよい。なお、図27においては、ブラシ116が省略されている。
図26及び図29に示されるように、操作部材113は、長手方向101に細長な円管形状の部材である。操作部材113は、管体111の内部空間に挿入可能な外径であり、長手方向101の長さは、管体11の長手方向101の長さより若干短い。操作部材113の先端は開口しており、その周縁の内周面側において、内径が拡がるテーパ形状のガイド面121が設けられている。
図28及び図29に示されるように、ロック部材114は、外筒部123及びピンチ部124を有する。外筒部123は、ピンチ部124が動作するための空間が切り欠かれた円筒形状である。空間が隔てられて配置されている外筒部123は、連結部132により接続されている。外筒部123の外径は、管体111の内径より小さい。また、外筒部123の外径は、管体111の座部119と当接可能に設定されている。したがって、管体111の基端側から内部空間に挿入されたロック部材114は、外筒部123が座部119に当接することによって、先端向きに対して位置決めされる。
図29に示されるように、ロック部材114が管体111に挿入された組み付け状態において、一対の平板部材125,126の間であって連結部132より先端側の空間にコイルバネ130が、長手方向101を圧縮方向として組み付けられている。コイルバネ130は、ピンチ部124が細胞採取部材112の本体115の係合部118と係合した状態において、係合部118の係合片129とロック部材114の連結部132との間で圧縮状態に保持される。
細胞採取装置110は、例えば子宮頸部細胞の採取において、細胞採取部材112が管体111に装着され、操作部材113が、ロック部材114と細胞採取部材112の係合部118とが係合するロック姿勢となった状態で使用される。ロック部材114と細胞採取部材112の係合部118との係合により、本体115が座部119に押圧されて、細胞採取部材112は、管体111に対して長手方向101及び回転方向103に対して固定される。したがって、施術者が管体111の基端部側を持って押し引きや回転などの操作を行うと、その力が細胞採取部材112に伝達されて、細胞採取部材112は、管体111と一体に移動或いは回転する。
図31に示されるように、細胞採取装置150は、管体151、細胞採取部材152、及び操作部材153を有する。細胞採取部材152は、管体151の先端側に着脱可能に取り付けられている。操作部材153は、管体151に挿入されている。本実施形態において、細長な管体151が延びる方向が長手方向101と称される。長手方向101に沿って管体151の中心を通る仮想線が中心線102と称される。中心線102を中心として回転する方向が回転方向103と称される。また、管体151において、施術者が持つ側が基端側(図31における右側)と称され、細胞採取部材152が取り付けられる側が先端側(図31における左側)と称される。管体151の先端が第1端に相当し、管体151の基端が第2端に相当する。
図31及び図32に示されるように、管体151は、長手方向101に細長な外形が円柱形状の管状の部材である。管体51は、先端及び後端がそれぞれ開口しており、先端と後端との間には円形の内部空間が連続している。管体151は、例えば合成樹脂の成型品として形成される。管体151の素材や形状は特に限定されるものではなく、例えば、外形が角柱形状であってもよい。管体151の外形寸法や長手方向101の長さは、基端側を施術者が持って、細胞採取部材152を子宮頸部へ到達させるに最適に設定される。
図33及び図36に示されるように、細胞採取部材152は、本体155及びブラシ156を有する。本体155は、例えば合成樹脂の成型品である。ブラシ156は、本体155の先端側に形成された孔157に挿入されて接着剤などにより固定されている。ブラシ156は、ステンレス製の軸に合成樹脂製の繊維が複数本固定されたものである。ブラシ156の構造や形状は、エラストマーの成型品などの公知のものが採用され得る。したがって、本実施形態のように、管体151の中心線102に沿って軸が延びており、その軸から放射状に繊維が拡がるようなものであってもよいし、他の形状が採用されてもよい。
図34及び図36に示されるように、操作部材153は、ロッド部160、雄ネジ部161、摘み部162、及びフランジ部163を有する。ロッド部160は、長手方向101に細長な概ね円柱形状の部材である。ロッド部160は、管体151の内部空間に挿入可能な外径であり、長手方向101の長さは、管体151の長手方向101の長さより若干長い。
細胞採取装置150は、例えば子宮頸部細胞の採取において、細胞採取部材152が管体151に装着され、操作部材153の雄ネジ部161がネジ穴159に螺合した状態で使用される。雄ネジ部161がロック姿勢であるとき、細胞採取部材152は、管体151に対して長手方向101及び回転方向103に対して固定される。したがって、施術者が管体151の基端部側を持って押し引きや回転などの操作を行うと、その力が細胞採取部材152に伝達されて、細胞採取部材152は、管体151と一体に移動或いは回転する。
図38に示されるように、細胞採取装置210は、棒材211及び細胞採取部材212を有する。細胞採取部材212は、棒材211の先端側に着脱可能に取り付けられている。本実施形態において、細長な棒材211が延びる方向が長手方向101と称される。長手方向101に沿って棒材211の中心を通る仮想線が中心線102と称される。中心線102を中心として回転する方向が回転方向103と称される。また、棒材211において、施術者が持つ側が基端側(図38における右側)と称され、細胞採取部材212が取り付けられる側が先端側(図38における左側)と称される。
図38及び図39に示されるように、棒材211は、長手方向101に細長な部材である。棒材211は、例えば合成樹脂の成型品として外形が円柱形状に形成される。棒材211の素材や形状は特に限定されるものではなく、例えば、多角柱形状であってもよい。また、棒材211のように、樹脂量を減らすために長手方向101に細長な溝が複数形成されていてもよい。棒材211の外形寸法や長手方向101の長さは、基端側を施術者が持って、細胞採取部材212を子宮頸部へ到達させるに最適に設定される。
図40及び図41に示されるように、細胞採取部材212は、本体240及びブラシ241を有する。本体240は、例えば合成樹脂の成型品である。ブラシ241は、本体240の先端側に形成された孔242に挿入されて接着剤などにより固定されている。ブラシ241は、ステンレス製の軸に合成樹脂製の繊維が複数本固定されたものである。ブラシ241の構造や形状は、エラストマーの成型品などの公知のものが採用され得る。したがって、本実施形態のように、棒材211の中心線102に沿って軸が延びており、その軸から放射状に繊維が拡がるようなものであってもよいし、他の形状が採用されてもよい。
細胞採取装置210は、子宮頸部細胞の採取において、細胞採取部材212が棒材211に装着された状態で使用される。棒材211の係合部220の凸部221及び爪222,223が、細胞採取部材212の円筒部243の開口244から内部空間へ挿入される。係合部220は、細長な開口244に対して、爪222,223を開口244の細長な方向に配置して挿入される。爪222,223が開口244に挿入されることによって、細胞採取部材212が棒材211に対して回転方向103に対してほぼ固定される。そして、凸部221が凹部246に挿入され、かつ爪222,223が円筒部243の周壁248の孔249,250に係合されることによって、細胞採取部材212が棒材211に対して、長手方向101及び回転方向103に対して固定される。
第7実施形態によれば、係合部220の凸部221が円筒部243の凹部246に挿入され、かつ係合姿勢の爪222,223が円筒部243の周壁248の孔249,250に係合することによって、子宮頸部の細胞を採取するときには細胞採取部材212が棒材211から外れることがなく、採取後に細胞採取部材212が棒材211から容易に取り外される。
前述された第7実施形態では、棒材211に凸部221が設けられ、細胞採取部材212に凹部246が設けられて、凸部221が凹部246に挿入される構成が示されているが、図43に示されるように、棒材211に凹部246が設けられて、細胞採取部材212に凸部221が設けられる構成が採用されてもよい。
11,51,81,111,151 管体
12,52,82,112,152 細胞採取部材
13,53,83,113,153 操作部材
31 ロック部
42,43,92,93 弾性片(変形部)
54,154 溝(嵌合部)
58,158 凸片(嵌合部)
59,159 ネジ穴(螺合部)
61,161 雄ネジ部(ロック部、螺合部)
72 係合部(ロック部)
96 ロック部
114 ロック部材
210 細胞採取装置
211 棒材
212 細胞採取部材
220 係合部
221 凸部
222,223 爪
224,225 押圧部
243 円筒部
246 凹部
248 周壁
249,250 孔
Claims (13)
- 第1端及び第2端を有する管体と、
上記管体の第1端に装着可能な細胞採取部材と、
上記細胞採取部材を上記管体の第1端に装着された状態に保持するロック部と、
上記細胞採取部材を上記管体の第1端に装着された状態に保持するロック姿勢、又は上記細胞採取部材を上記管体の第1端に装着された状態に保持しない解除姿勢に、上記ロック部を姿勢変化させる操作部材と、を具備する細胞採取装置であって、
上記操作部材は、上記管体に挿入された状態において第2端側が操作されることにより、上記ロック部を姿勢変化させるものであり、
上記ロック部は、上記操作部材に設けられたものである細胞採取装置。 - 上記細胞採取部材は、弾性的に変形可能な変形部を有しており、
上記ロック部は、ロック姿勢において上記変形部を管体へ押圧するものである請求項1に記載の細胞採取装置。 - 上記変形部は、上記ロック部に押圧されることにより上記管体と係合するものである請求項2に記載の細胞採取装置。
- 上記操作部材は、上記管体の第2端側において、上記管体と螺合されることにより上記ロック部をロック姿勢とする状態に保持されるものである請求項1から3のいずれかに記載の細胞採取装置。
- 上記操作部材は、上記管体の第2端側において、上記管体と係合されることにより上記ロック部をロック姿勢とする状態に保持されるものである請求項1から3のいずれかに記載の細胞採取装置。
- 上記ロック部は、上記細胞採取部材と上記管体とが第1端と第2端とを通る仮想線周りに相互回転不能に嵌合する嵌合部と、上記操作部材と上記細胞採取部材とが螺合する螺合部と、を有する請求項1に記載の細胞採取装置。
- 上記ロック部は、上記細胞採取部材と上記管体とが第1端と第2端とを通る仮想線周りに相互回転不能に嵌合する嵌合部と、上記操作部材と上記細胞採取部材とが係合する係合部と、を有する請求項1に記載の細胞採取装置。
- 上記係合部は、第1端と第2端とを通る仮想線周りの上記操作部材の第1回転位置においてロック姿勢となって上記細胞採取部材と係合し、第2回転位置において解除姿勢となって上記細胞採取部材と係合しないものである請求項7に記載の細胞採取装置。
- 棒材又は細胞採取部材の一方に係合部が設けられて、当該棒材の先端に当該細胞採取部材が着脱可能である細胞採取装置であって、
上記係合部は、
上記棒材又は上記細胞採取部材の長手方向に沿って延びる凸部又は凹部と、
上記棒材又は上記細胞採取部材の外側へ向かって突出しており、係合姿勢から解除姿勢に弾性的に姿勢変化する爪と、
上記棒材又は上記細胞採取部材の外面に露出されており、上記爪を係合姿勢から解除姿勢に姿勢変化させるために押圧される押圧部と、を有しており、
上記棒材又は上記細胞採取部材の他方に、
上記凸部又は凹部及び上記爪が内部空間へ挿入可能な円筒部と、
上記凸部又は凹部が挿入可能な凹部又は凸部と、
上記円筒部の周壁に設けられており、係合姿勢の上記爪が挿入されて係合可能な孔と、が設けられたものである細胞採取装置。 - 上記爪、上記押圧部、及び上記孔は、上記棒材又は上記細胞採取部材の長手方向に沿った中心線に対して対称となる位置に一対が設けられており、
上記凸部及び上記凹部は、上記中心線上に配置されている請求項9に記載の細胞採取装置。 - 上記係合部は、上記棒材に設けられている請求項9又は10に記載の細胞採取装置。
- 上記凸部は、上記棒材に設けられている請求項11に記載の細胞採取装置。
- 上記凸部は、先端へ向かって先細りとなるテーパ形状であり、上記棒材の先端に上記細胞採取部材が装着された状態において、そのテーパ面が上記凹部に圧接する請求項9から12のいずれかに記載の細胞採取装置。
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