JP6365149B2 - 融雪マット - Google Patents

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Description

本発明は、融雪マットに関する。
歩道等に設置される融雪マットとして、種々の構造のものが提案されている(例えば特許文献1)。
特開平09−177054号公報
歩道等に設置され、その上を歩行者等が通行する融雪マットには、融雪性能だけではなく、融けた雪(水)で濡れた状態での滑り性を低下させる耐滑性等も望まれる。
本発明の一目的は、耐滑性および融雪性の向上が図られた新規な構造の融雪マットを提供することである。
本発明の一観点によれば、
下側層と、
前記下側層上に配置された面状発熱体と、
前記面状発熱体を挟んで前記下側層上に配置され、ゴムまたは熱可塑性エラストマーの単体物あるいはそれらの混合物で構成されたベースポリマーに、植物原料から製造された多孔性炭素材粒子が添加されて耐滑熱伝導層として構成された上側層と
を有する融雪マット
が提供される。
ベースポリマーに植物原料から製造された多孔性炭素材粒子が添加されて耐滑熱伝導層として構成された上側層により、歩行者等が滑りにくく、かつ効率的に融雪を行うことができる。
図1(A)および図1(B)は、それぞれ、本発明の実施形態による融雪マットの概略構造を示す断面図および平面図であり、図1(C)は、凹凸パターンの例を概略的に示す平面図である。 図2(A)は、実施形態の融雪マットの製造工程を概略的に示す断面図であり、図2(B)は、変形例の凹凸パターンの概略構造を示す断面図である。
以下、図1(A)〜図1(C)を参照して、本発明の一実施形態による融雪マット100について説明する。図1(A)および図1(B)は、それぞれ、本実施形態の融雪マット100の概略構造を示す断面図および平面図であり、図1(C)は、本実施形態の融雪マット100の表面に形成された凹凸パターン10の例を概略的に示す平面図である。
融雪マット100は、下側層1と面状発熱体2と上側層3とにより構成されている。下側層1上に、面状発熱体2が配置され、面状発熱体2を挟んで下側層1上に、上側層3が配置されている。融雪マット100は、下側層1側を地面側にして設置され、上側層3上の雪を融かし、上側層3上を歩行者等が通行するように構成されている。融雪マット100の地面側を「下側」、融雪・通行側を「上側」と呼ぶこともある。
融雪マット100の平面形状は、例えば、一辺の長さが例えば数十cm〜数mの四角形状であり、より具体的には例えば、短辺が1m程度で長辺が2m程度の長方形形状である。平面視上、下側層1と上側層3の内部に、面状発熱体2の発熱部が内包されている。下側層1および上側層3は、例えば相互に加硫接着可能なゴム等の材料で形成され、面状発熱体2の周囲に設けられた接着部4で、下側層1と上側層3とが例えば加硫接着されている。接着部4の幅は、例えば5cm〜10cmである。なお、下側層1と上側層3の少なくとも一方に、面状発熱体2の電源引出線5を通す溝部6が形成されていてもよい。
下側層1および上側層3の厚さは、例えばそれぞれ数cmであり、より具体的には例えば下側層1が3cm程度で上側層3が2cm程度である。面状発熱体2の厚さは、例えば数mm〜1cm程度、より具体的には例えば5mm程度である。融雪マット100の全体の厚さは、例えば数cm、より具体的には例えば5cm程度である。
面状発熱体2としては、公知の構造のものを適宜用いることができる。面状発熱体2の電源電圧は、例えば100Vまたは200Vであり、発熱温度は、例えば20℃〜80℃である。なお、面状発熱体2は、厳密に面状の発熱体であることを要しない。例えば、線状の発熱体を蛇行させて面的な発熱を行わせるように構成されたものであってもよい。
上側層3は、その上を歩行者等が通行するので、融けた雪による滑りが抑制された耐滑層として構成されていることが望ましい。さらに、上側層3は、融雪のため、面状発熱体2で発生した熱を上方へ効率的に伝達する熱伝導層として構成されていることが望ましい。本実施形態による融雪マット100では、後述のように適当な材料の選択により、上側層3が、耐滑性および熱伝導性の高められた耐滑熱伝導層として構成されている。
上側層3は、また、上側表面に凹凸パターン10を有することで、耐滑性がさらに高められるように構成されている。
地面側に配置される下側層1は、融雪・通行側に配置される上側層3と比べて、熱伝導性の低い層(断熱性の高い層)であってよい。面状発熱体2で発生した熱を上方へより効率的に伝達するために、適当な材料の選択等により、下側層1の断熱性を積極的に高めるようにしてもよい。なお、断熱性を高めるために、下側層1を上側層3と比べて厚くするようにしてもよい。
次に、上側層3および下側層1のより具体的な材料構成例について説明する。まず、上側層3の構成材料について説明する。
上側層3は、ゴムまたは熱可塑性エラストマーの単体物あるいはそれらの混合物で構成されたベースポリマーに、植物原料から製造された多孔性炭素材粒子が添加されて耐滑熱伝導層として構成されている。
ベースポリマーとしては、ゴムまたは熱可塑性エラストマーを、単体物として用いてもよいし、混合して用いてもよい。
ベースポリマーに用いるゴムとしては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、イソブチレン・イソプレンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、エピクロルヒドリンゴム等が挙げられる。これらをブレンドしたものを使用してもよい。
ベースポリマーに用いる熱可塑性エラストマーとしては、例えば、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー(TPVC)、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPEE)、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、ナイロン系熱可塑性エラストマー(TPA)等が挙げられる。これらをブレンドしたものを使用してもよい。
上側層3のベースポリマーとして、より具体的には、例えば、エチレン・プロピレン・ジエンゴムを用いることが好ましい。エチレン・プロピレン・ジエンゴムは、耐候性、耐熱性等が高いので、屋外で使用する融雪マットの材料として好ましい。
なお、上側層3のベースポリマーとしては、JISショアA硬度が40°〜75°の範囲の硬度であるものを用いることが好ましい。このような範囲の硬度とすることにより、歩行者等の通行時に路面が変形しやすいので、接地面積を増やすことが容易である。これより硬いと、路面が変形し難く接地面積を増やし難くなり、これより柔らかいと、通行時の路面が安定し難くなる。
ベースポリマーに添加される、植物原料から製造された多孔性炭素材粒子(以下、単に「多孔性炭素材粒子」と呼ぶ)としては、例えばRB(Rice Bran)セラミックス粒子が挙げられる。RBセラミックスは、脱脂ぬかの炭化物(軟質なアモルファスカーボン)と、フェノール樹脂の炭化物であるガラス状炭素(硬質なアモルファスカーボン)とで構成され、数種類の気孔を有する硬質多孔性炭素材である。
多孔性炭素材粒子、例えばRBセラミックス粒子は、ベースポリマーに、ベースポリマー単体と比べて耐滑性が向上するように添加される。例えば、より具体的には、RBセラミックス粒子を、ベースポリマー100質量部に対し3〜10質量部の割合で添加することが好ましい。RBセラミックス粒子をベースポリマーに対して3質量部以上添加すると、水中での(表面が濡れている状態での)摩擦係数が上昇し、RBセラミックス粒子の割合を増やしていくと、摩擦係数はある程度まで上昇した後、再び減少する。この知見のもとに、ベースポリマー100質量部に対するRBセラミックス粒子の割合を3〜10質量部とすることで、融雪マットとして適切な摩擦係数が得られることが分かった。
また、添加するRBセラミックス粒子の粒子径は、5μm〜150μmの範囲の粒子径とすることが好ましい。なお、RBセラミックス粒子の粒子径は、篩(スクリーンメッシュ)を通すことで制御することができ、本実施形態では、例えば、粒子径10μm以下、10μm以上53μm以下、53μm以上106μm以下、106μm以上150μm以下の4サイズのものを好ましく用いることができる。例えば、このような添加量や粒子径とすることにより、耐滑性を効果的に向上させることができる。
ベースポリマーに添加されたRBセラミックス粒子は、気孔に水を吸収することで、歩行者の靴底等が接触する上側層3の上面上(より詳しくは後述の凸部11の上面上)に水膜が形成されることを抑制する。また、上側層3の上面上(凸部11の上面上)に突き出したRBセラミックス粒子が、歩行者の靴底等に食い込むことにより、スパイク効果が生じる。このようにして、耐滑性が高められる。
なお、RBセラミックス粒子の添加により、耐滑性の向上効果とともに、耐摩耗性の向上効果も得ることができる。
RBセラミックス粒子は、炭素を主成分とする粒子であり、ベースポリマーへの添加により、ベースポリマー単体と比べて熱伝導率を向上させることもできる。
本実施形態では、多孔性炭素材粒子を、耐滑性と熱伝導性の両方を向上させる材料としてベースポリマーに添加することで、上側層3を、耐滑性とともに熱伝導性の向上が図られた耐滑熱伝導層として構成している。これにより、本実施形態による融雪マット100は、歩行者等が滑りにくく、かつ効率的に融雪を行うことができるという効果を有する。
なお、上側層3の構成材料としては、ベースポリマーと多孔性炭素材粒子の他に、適宜、加硫剤(架橋剤)、加硫助剤(架橋助剤)、充填剤、難燃剤、可塑剤、老化防止剤(酸化防止剤)、安定剤、着色剤、加工助剤等が含まれていてもよい。
例えば、充填剤として、熱伝導性をさらに高めるような充填剤、例えばカーボンブラック等が含まれていてもよい。
次に、下側層1の構成材料について説明する。下側層1は、ゴムまたは熱可塑性エラストマーの単体物あるいはそれらの混合物で構成されたポリマーにより形成することができる。ゴム、熱可塑性エラストマーとしては、上側層3について説明した材料と同様な材料を用いることができる。なお、下側層1に用いるポリマーの材料構成は、上側層3と同一構成としてもよく、しなくてもよい。
なお、下側層1の構成材料としては、上記ポリマー(ベースポリマー)の他に、適宜、加硫剤(架橋剤)、加硫助剤(架橋助剤)、充填剤、難燃剤、可塑剤、老化防止剤(酸化防止剤)、安定剤、着色剤、加工助剤等が含まれていてもよい。
例えば、充填剤として、断熱性を高めるような(熱伝導性を低くするような)充填剤、例えばクレーや炭酸カルシウム等が含まれていてもよい。
次に、上側層3の表面に形成された凹凸パターン10について説明する。凹凸パターン10は、好ましくは、第1の方向(例示の図1(C)では紙面上下方向)に長い凸部11が、第1の方向と直交する第2の方向(例示の図1(C)では紙面左右方向)に複数本並んで構成された第1の凹凸ユニット13と、第2の方向に長い凸部が第1の方向に複数本並んで構成された第2の凹凸ユニット14とが、市松状(チェッカーボード状)に交互に配置されて構成されたパターンである。凸部11の上面に、歩行者の靴底等が接触する。
各凹凸ユニット13,14は、2本〜6本の凸部11が並んで構成されていることが好ましく、例えば4本の凸部11が並んで構成されていることが好ましい。各凸部11の長さは、30mm〜50mmの範囲の長さであることが好ましく、例えば40mmであることが好ましい。各凸部11の幅は、5mm〜10mmの範囲の幅であることが好ましく、例えば5mmであることが好ましい。隣接して並んだ凸部11同士の間にできる凹部12の幅は、5mm〜10mmの範囲の幅であることが好ましく、例えば5mmであることが好ましい。隣接して配置された凸部11同士の間に形成された凹部12の(上側層3の上面からの)深さは、5mm〜10mmの範囲の深さであることが好ましく、例えば5mmであることが好ましい。
凹凸ユニット13,14の各々は、典型的には、40mm(4cm)角程度の領域となる。歩行者の靴の大きさを、例えば、長さが26cm程度で(最も広い部分の)幅が10cm程度と見積もると、歩行者がいろいろな方向に歩く場合であっても、靴の幅内に、第1の凹凸ユニット13および第2の横方向凹凸ユニット14のいずれもが含まれる(靴の幅が、第1の凹凸ユニット13と第2の凹凸ユニット14の両方にまたがる)ようにできる。
本願発明者は、凸部11の長さ方向が、靴の長さ方向(歩行者の進行方向)に沿っているときに、耐滑効果が特に高いことを見出した。本実施形態の凹凸パターン10を用いれば、靴の幅内に含まれる凹凸ユニット13,14のうち、一方のユニットの凸部11の長さ方向(第1および第2の方向の一方)が、他方のユニットの凸部11の長さ方向(第1および第2の方向の他方)と比べて相対的に、靴の長さ方向に沿うようにできるので、融雪マット100の様々な設置態様に対して、耐滑性向上が図られる。
なお、隣接して配置された凸部11同士の間に形成された凹部12は、雪が融けて生じた水を排水する排水溝として機能する。
次に、図2(A)を参照して、本実施形態による融雪マット100の製造方法について説明する。まず、同時加硫接着による製造方法について説明する。同時加硫接着による製造方法では、未加硫の下側層1と、面状発熱体2と、未加硫で凹凸パターン10の未だ形成されていない上側層3との積層体を準備する。そして、このような積層体を、熱板、金型で挟み、高温高圧(例えば155±3℃、10±1MPa程度)でプレスすることにより、下側層1および上側層3の加硫を行い面状発熱体2の周囲で下側層1と上側層3とを加硫接着すると同時に、上側層3の表面に凹凸パターン10を形成する。金型は、凹凸パターン10の凹凸形状に対応したものを用いればよい。例えばこのようにして、融雪マット100を作製することができる。
同時加硫接着による製造方法の他、また例えば、加硫済みシートの後接着によって融雪マット100を作製することもできる。加硫済みシートの後接着による製造方法では、加硫済みの下側層1と、面状発熱体2と、加硫済みで凹凸パターン10の未だ形成されていない上側層3との積層体を準備する。そして、このような積層体を、定盤、金型で挟み、定温定圧(例えば室温、5±1MPa程度)でプレスすることにより、面状発熱体2の周囲で下側層1と上側層3とを一体接着すると同時に、上側層3の表面に凹凸パターン10を形成する。
次に、図2(B)を参照して、上述の実施形態の変形例による凹凸パターン10について説明する。本変形例では、隣接して配置された凸部11同士の間に形成される凹部12の側面がテーパ状に形成されており、凹部12の幅が下方ほど狭くなるように、凹凸パターン10が構成されている。これにより、例えば、凹部12の幅が一定である凹凸パターン10(破線で示す)と比べて、上側層3の凹凸パターン10形成部分の体積を増やすことができ、上側層3の蓄熱量を増やすことができる。
以上説明したように、本実施形態による融雪マット100では、ベースポリマーに植物原料から製造された多孔性炭素材粒子を添加し、上側層3を耐滑熱伝導層として構成している。これにより、歩行者等が滑りにくく、かつ効率的に融雪を行うことができるという効果が得られる。
また、本実施形態による融雪マット100では、上側層3の表面に凹凸パターン10を形成している。これにより、さらに高い耐滑性が得られる。
以上、実施形態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
以下、実施形態について付記する。
(付記1)
下側層と、
前記下側層上に配置された面状発熱体と、
前記面状発熱体を挟んで前記下側層上に配置され、ゴムまたは熱可塑性エラストマーの単体物あるいはそれらの混合物で構成されたベースポリマーに、植物原料から製造された多孔性炭素材粒子が添加されて耐滑熱伝導層として構成された上側層と
を有する融雪マット。
(付記2)
前記多孔性炭素材粒子は、前記ベースポリマー100質量部に対し3〜10質量部の割合で添加されている付記1に記載の融雪マット。
(付記3)
前記多孔性炭素材粒子は、粒子径が5μm〜150μmである付記1または2に記載の融雪マット。
(付記4)
前記上側層は、表面に凹凸パターンを有する付記1〜3のいずれか1つに記載の融雪マット。
(付記5)
前記凹凸パターンは、第1の方向に長い凸部が前記第1の方向と直交する第2の方向に複数本並んで構成された第1の凹凸ユニットと、前記第2の方向に長い凸部が前記第1の方向に複数本並んで構成された第2の凹凸ユニットとが、市松状に交互に配置されて構成されている付記4に記載の融雪マット。
(付記6)
前記第1の凹凸ユニットおよび前記第2の凹凸ユニットは、それぞれ、2本〜6本の凸部が並んで構成され、各凸部の長さは30mm〜50mmの範囲の長さであり、各凸部の幅は5mm〜10mmの範囲の幅であり、隣接して並んだ凸部同士の間にできる凹部の幅は5mm〜10mmの範囲の幅であり、隣接して並んだ凸部同士の間にできる凹部の深さは5mm〜10mmの範囲の深さである付記5に記載の融雪マット。
(付記7)
前記凹凸パターンは、隣接して並んだ前記凸部同士の間に形成され、下方ほど幅が狭くなる形状である凹部を有する付記5または6に記載の融雪マット。
(付記8)
前記面状発熱体の周囲で、前記下側層と前記上側層とが加硫接着されている付記1〜7のいずれか1つに記載の融雪マット。
(付記9)
前記ベースポリマーは、JISショアA硬度が40°〜75°の範囲の硬度である付記1〜8のいずれか1つに記載の融雪マット。
(付記10)
前記上側層には、さらに、熱伝導性を高める充填剤が添加されている付記1〜9のいずれか1つに記載の融雪マット。
(付記11)
前記下側層には、さらに、断熱性を高める充填剤が添加されている付記1〜10のいずれか1つに記載の融雪マット。
1 下側層
2 面状発熱体
3 上側層
4 接着部
5 (面状発熱体の)電源引出線
6 (電源引出線を通す)溝部
10 凹凸パターン
11 凸部
12 凹部
13 第1の凹凸ユニット
14 第2の凹凸ユニット
100 融雪マット

Claims (4)

  1. 下側層と、
    前記下側層上に配置された面状発熱体と、
    前記面状発熱体を挟んで前記下側層上に配置され、ゴムまたは熱可塑性エラストマーの単体物あるいはそれらの混合物で構成されたベースポリマーに、植物原料から製造された多孔性炭素材粒子が添加されて耐滑熱伝導層として構成された上側層と、
    を有し、
    前記多孔性炭素材粒子は、RB(Rice Bran)セラミックス粒子であり、
    前記RB(Rice Bran)セラミックス粒子は、前記ベースポリマー100質量部に対し3〜10質量部の割合で添加されている
    融雪マット。
  2. 前記RB(Rice Bran)セラミックス粒子の粒子径は、5μm〜150μmである請求項1に記載の融雪マット。
  3. 前記上側層は、表面に凹凸パターンを有し、
    前記凹凸パターンは、第1の方向に長い凸部が前記第1の方向と直交する第2の方向に複数本並んで構成された第1の凹凸ユニットと、前記第2の方向に長い凸部が前記第1の方向に複数本並んで構成された第2の凹凸ユニットとが、市松状に交互に配置されて構成されている請求項1または2に記載の融雪マット。
  4. 前記面状発熱体の周囲で、前記下側層と前記上側層とが加硫接着されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の融雪マット。
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