JP6364783B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、トレッド部にトレッドパターンが形成された空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤのウェット性能を向上させるために、タイヤのトレッド部には溝が設けられる。ウェット性能を向上させるためには溝面積比を大きくする必要がある。一方、溝面積比を大きくすると、走行時の騒音が大きくなる。また、溝面積比を大きくすると、接地面積が低減するため、タイヤのグリップ力が小さくなり、操縦安定性が低下するおそれがある。このため、騒音の低減や操縦安定性を向上させるために、溝面積比を小さくすることが求められる。
このように相反する要求を満たすため、トレッド部に設けられるタイヤ周方向溝の幅や数、ラグ溝の傾斜角度や幅の工夫が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−231430号公報
ところで、公道を走行可能なタイヤをサーキットのレースコースの走行に使用したいという需要がある。このような需要に対して、排水用の溝を有し公道を走行可能である一方、一般的なタイヤよりも溝が少なく、グリップ力が高いタイヤがある。
一般に、排水用の溝を有するタイヤには、溝の部分で局所的に剛性が低い部分がある。このようなタイヤを用いてレースコースを走行すると、剛性が低い部分でタイヤの偏摩耗が生じる。偏摩耗したタイヤを用いて車両を走行させると、摩耗前よりも走行時の騒音が大きくなる傾向がある。
そこで、本発明は、偏摩耗による騒音を抑制することができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の一つの態様は、空気入りタイヤである。当該空気入りタイヤは、トレッド部にトレッドパターンを有し、前記トレッドパターンは、
タイヤ周方向に延び、タイヤ全周にわたって環状に設けられる第1周方向溝と、
前記第1周方向溝のタイヤ幅方向外側に設けられ、タイヤ全周にわたって連続するとともに、前記第1周方向溝からタイヤ幅方向外側にタイヤ接地端まで連続する陸部と、
前記第1周方向溝からタイヤ幅方向外側に離間した位置を開始端とし、タイヤ周方向の第1の方向に向かうとともに、タイヤ幅方向外側に傾斜して延びる第1傾斜溝がタイヤ周方向に複数設けられた第1傾斜溝群と、
前記第1傾斜溝のそれぞれのタイヤ幅方向外側端部から接地端まで延びる第1ラグ溝がタイヤ周方向に複数設けられた第1ラグ溝群と、
前記第1傾斜溝および前記第1ラグ溝と、タイヤ周方向の第1の方向とは反対の第2の方向に隣接する他の第1傾斜溝および他の第1ラグ溝との間の陸部を開始端とし、タイヤ周方向の第1の方向に向かって前記第1傾斜溝と前記第1ラグ溝との接続部まで延び、タイヤ周方向の長さが前記第1傾斜溝よりも短い第2傾斜溝がタイヤ周方向に複数設けられた第2傾斜溝群と、
を備える。
前記第1傾斜溝の両端を結ぶ直線とタイヤ周方向のなす角θは15°≦θ≦40°である、ことが好ましい。
また、前記第2傾斜溝の両端を結ぶ直線とタイヤ周方向のなす角θの絶対値は10°以下である、ことが好ましい。
隣接する第1傾斜溝の開始端間のタイヤ周方向の距離をL1とし、第1傾斜溝の開始端と該第1傾斜溝に接続された第2傾斜溝の開始端とのタイヤ周方向の距離をL2としたとき、0.3≦L2/L1≦0.7である、ことが好ましい。
また、前記接続部の前記第1周方向溝からのタイヤ幅方向の距離をW1、前記第1傾斜溝の開始端の前記第1周方向溝からのタイヤ幅方向の距離をW2としたとき、0.1≦W2/W1≦0.4である、ことが好ましい。
タイヤ周方向に隣接する2つの第1ラグ溝の間の陸部であって、前記第2傾斜溝よりもタイヤ幅方向外側の陸部に、前記第1ラグ溝と平行に延びる第2ラグ溝が設けられている、ことが好ましい。
前記第1傾斜溝の幅は、前記開始端から前記接続部に向かうにつれて増加する、ことが好ましい。
また、前記第2傾斜溝の幅は、前記開始端から前記接続部に向かうにつれて増加する、ことが好ましい。
前記第1傾斜溝の深さは、前記開始端から前記接続部に向かうにつれて増加する、ことが好ましい。
また、前記第2傾斜溝の深さは、前記開始端から前記接続部に向かうにつれて増加する、ことが好ましい。
前記第1傾斜溝群、前記第1ラグ溝群、および、前記第2傾斜溝群は、タイヤセンターラインに対して、空気入りタイヤの車両装着時に車両の外側となる側のみに設けられている、ことが好ましい。
タイヤセンターラインに対して、空気入りタイヤの車両装着時に車両の側となる側には、タイヤ周方向に延び、タイヤ全周にわたって環状に1又は複数の第2周方向溝が設けられている、ことが好ましい。
上述の態様によれば、タイヤ周方向の長さが第1傾斜溝よりも短い第2傾斜溝を設けることで、陸部の他の部分よりも剛性が低い部分をタイヤ周方向に分散させることができる。これにより、偏摩耗を抑制することができ、走行時の騒音を改善することができる。
本発明の第1実施形態である空気入りタイヤ10を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態である空気入りタイヤ10のトレッドパターン30A、30Bを示す展開図である。 本発明の第2実施形態である空気入りタイヤのトレッドパターン30A、30Cを示す展開図である。 本発明の変形例である空気入りタイヤのトレッドパターン30A、30Dを示す展開図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
(タイヤの全体説明)
以下、本実施形態の空気入りタイヤについて説明する。図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以降、タイヤという)10の断面を示すタイヤ断面図である。
タイヤ10は、例えば、乗用車用タイヤである。乗用車用タイヤは、JATMA YEAR BOOK 2012(日本自動車タイヤ協会規格)のA章に定められるタイヤをいう。この他、B章に定められる小型トラック用タイヤおよびC章に定められるトラック及びバス用タイヤに適用することもできる。
以降で具体的に説明する各パターン要素の寸法の数値は、乗用車用タイヤにおける数値例であり、本発明である空気入リタイヤはこれらの数値例に限定されない。
以降で説明するタイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心にタイヤ10を回転させたとき、トレッド面の回転する方向(両回転方向)をいい、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸に対して直交して延びる放射方向をいい、タイヤ径方向外側とは、タイヤ回転軸からタイヤ径方向に離れる側をいう。タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸方向に平行な方向をいい、タイヤ幅方向外側とは、タイヤ10のタイヤセンターラインCLから離れる両側をいう。
(タイヤ構造)
タイヤ10は、骨格材として、一対のビードコア11と、カーカスプライ層12と、ベルト層14とを有し、これらの骨格材の周りに、トレッドゴム部材18と、サイドゴム部材20と、ビードフィラーゴム部材22と、リムクッションゴム部材24と、インナーライナゴム部材26と、を主に有する。
一対のビードコア11は円環状であり、タイヤ幅方向の両端部であって、タイヤ径方向内側端部に配置されている。
カーカスプライ層12は、有機繊維をゴムで被覆した1又は複数のカーカスプライ材12a、12bからなる。カーカスプライ材12a、12bは、一対のビードコア11の間に巻き回すことによりトロイダル形状に形成されている。
ベルト層14は複数のベルト材14a、14bからなり、カーカスプライ層12のタイヤ径方向外側にタイヤ周方向に巻き回されている。タイヤ径方向内側のベルト材14aのタイヤ幅方向の幅は、タイヤ径方向外側のベルト材14bの幅に比べて広い。
ベルト材14a、14bは、スチールコードにゴムを被覆した部材である。ベルト材14aのスチールコード、および、ベルト材14bのスチールコードは、タイヤ周方向に対して所定の角度、例えば20〜30度傾斜して配置されている。ベルト材14aのスチールコードと、ベルト材14bのスチールコードとは、タイヤ周方向に対して互いに逆方向に傾斜し、互いに交錯する。ベルト層14は充填された空気圧によるカーカスプライ層12の膨張を抑制する。
ベルト層14のタイヤ径方向外側には、トレッドゴム部材18が設けられる。トレッドゴム部材18の両端部には、サイドゴム部材20が接続されている。トレッドゴム部材18は、タイヤ径方向外側に設けられる上層トレッドゴム部材18aと、タイヤ径方向内側に設けられる下層トレッドゴム部材18bとの2層のゴム部材からなる。サイドゴム部材20のタイヤ径方向内側の端には、リムクッションゴム部材24が設けられる。リムクッションゴム部材24はタイヤ10を装着するリムと接触する。ビードコア11のタイヤ径方向外側には、ビードコア11の周りに巻きまわしたカーカスプライ層12に挟まれるようにビードフィラーゴム部材22が設けられている。タイヤ10とリムとで囲まれる空気を充填するタイヤ空洞領域に面するタイヤ10の内表面には、インナーライナゴム部材26が設けられている。
この他に、タイヤ10は、ベルト層14のタイヤ径方向外側面を覆うベルトカバー層28を備える。ベルトカバー層28は、有機繊維と、この有機繊維を被覆するゴムとからなる。
タイヤ10は、図1に示すタイヤ構造を有するが、本発明の空気入りタイヤのタイヤ構造は、これに限定されない。
図2は空気入りタイヤ10のトレッドパターン30A、30Bを示す展開図である。本発明のタイヤ10は、図2に示すように、トレッド部Tに本発明の特徴とするトレッドパターン30A、30Bが、タイヤのセンターラインCLに対して両側に形成されている。トレッドパターン30A、30Bを有するタイヤ10は、乗用車用タイヤに好適に用いることができる。特に、公道の走行が可能な乗用車でサーキットのレースコースを走行する際に、好適に用いることができる。ここでは、トレッドパターン30Aが車両への装着時に車両の幅方向外側に配置される側、トレッドパターン30Bが車両への装着時に車両の幅方向内側に配置される側である場合について説明する。
本発明のタイヤ10は、タイヤ回転方向が予め定められており、車両の前進時に図2のタイヤ回転方向Rに回転するように、車両に装着される。タイヤ10のサイドゴム部材20の表面には、この回転移動の方向を指定する記号や情報が表示されている。タイヤ10がタイヤ回転方向Rに回転するとき、トレッド部Tが図2の上から下に回転移動し、トレッド部Tの路面と接触する位置は図2の下から上に移動する。
図2において、符号CLはタイヤのセンターラインを示す。トレッドパターン30A、30Bは、タイヤ10が車両に装着された状態で、接地幅Wで示すタイヤ幅方向領域において路面に接地する。
ここで、接地端E1、E2の間隔が接地幅Wである。接地端E1、E2は、タイヤ10を規定リムに組み付け、規定内圧を充填し、規定荷重の80%を負荷荷重とした条件において水平面に接地させたときの接地面のタイヤ幅方向の両端部である。
本発明においてタイヤ幅方向Wとは、タイヤ10の回転中心軸方向をいい、図1および図2の左右方向である。また、タイヤ周方向Cとはタイヤ10の回転方向Rおよびその反対方向をいい、図1の紙面に垂直な方向および図2の上下方向である。
図2に示すトレッドパターン30A、30Bは、互いにセンターラインCLに対して幅方向の反対側に設けられている。トレッドパターン30A、30Bは、それぞれ、第1周方向溝31と、複数の第1傾斜溝32を含む第1傾斜溝群と、複数の第1ラグ溝33を含む第1ラグ溝群と、複数の第2傾斜溝34を含む第2傾斜溝群と、を備える。
第1周方向溝31は、タイヤ周方向に延び、タイヤ全周にわたって環状に設けられている。この第1周方向溝31とタイヤ接地端E1又はE2との間の領域に、第1傾斜溝群、第1ラグ溝群、第2傾斜溝群が設けられる。
なお、第1周方向溝31よりもタイヤ幅方向外側には他の周方向溝はない。第1周方向溝31とタイヤ接地端E1又はE2との間の領域の陸部36は、タイヤ幅方向に分断されることなく、タイヤ接地端E1又はE2まで連続している。このため、陸部36の接地面積を大きくすることができ、操縦安定性を良好にすることができる。
第1傾斜溝32は、タイヤ周方向に複数設けられており、第1周方向溝31からタイヤ幅方向外側に離間した位置を開始端Xとし、タイヤ回転方向Rと反対方向(第1の方向)に向かうとともに、タイヤ幅方向外側に向かって傾斜して延び、タイヤ幅方向外側端Y(接続部Y)で第1ラグ溝33および第2傾斜溝34と接続されている。
第1ラグ溝33は、タイヤ周方向に複数設けられており、第1傾斜溝32のそれぞれのタイヤ幅方向外側端部からタイヤ回転方向Rと反対方向に向かうとともに、タイヤ幅方向外側に向かって傾斜して接地端E1又はE2よりもタイヤ幅方向外側まで延びている。
第2傾斜溝34は、タイヤ周方向に複数設けられている。第2傾斜溝34の一端は、第1傾斜溝32と第1ラグ溝33との接続部Bにおいて第1傾斜溝32および第1ラグ溝33と接続されている。第2傾斜溝34はこの接続部Bからタイヤ回転方向Rに伸び、この第2傾斜溝が接続された第1傾斜溝32および第1ラグ溝33とタイヤ回転方向Rに隣接する他の第1傾斜溝32および第1ラグ溝33と離間した位置W(開始端)まで伸びている。
すなわち、複数の第1傾斜溝をタイヤ回転方向Rの順に32a、32b、32c、…とし、複数の第1ラグ溝をタイヤ回転方向Rの順に33a、33b、33c、…とし、複数の第2傾斜溝をタイヤ回転方向Rの順に34a、34b、34c、…とする。第1傾斜溝32aと第1ラグ溝33aと第2傾斜溝34aとが接続部B1で接続され、第1傾斜溝32bと第1ラグ溝33bと第2傾斜溝34bとが接続部B2で接続されているとする。このとき、第2傾斜溝34aは、第2傾斜溝34aが接続部B1で接続された第1傾斜溝32aおよび第1ラグ溝33aに対して、タイヤ回転方向R(タイヤ周方向の第1の方向とは反対の第2の方向)に隣接する他の第1傾斜溝32bおよび他の第1ラグ溝33bの接続部B2から、タイヤ回転方向Rと反対方向(第1の方向)に離間した位置を開始端V1とし、第1の方向に向かって第1傾斜溝32aと第1ラグ溝33aとの接続部Y1まで延びている。
第2傾斜溝34のタイヤ周方向の長さは第1傾斜溝32よりも短い。このため、第2傾斜溝34の開始端V1、V2、…は、タイヤ周方向において、第1傾斜溝32の開始端X1、X2、…の中間の位置に配置されている。
第1周方向溝31とタイヤ接地端E1又はE2との間の領域の陸部36の、第1傾斜溝32の開始端Xの近傍、および、第2傾斜溝34の開始端Vの近傍の部分は、他の部分よりも剛性が低い。
もし、第2傾斜溝34がなく、第1傾斜溝32のみが設けられている空気入りタイヤを用いてサーキットのレースコースを走行すると、第1傾斜溝32の開始端Xの近傍の部分において、陸部36の偏摩耗が生じる。この偏摩耗により走行時の騒音が悪化する。
これに対し、本実施形態では、タイヤ周方向の長さが第1傾斜溝32よりも短い第2傾斜溝34を設けることで、陸部36の他の部分よりも剛性が低い部分をタイヤ周方向に分散させることができる。これにより、偏摩耗を抑制することができ、走行時の騒音を改善することができる。
なお、トレッドパターン30Aの第1傾斜溝32の開始端Xおよび第2傾斜溝34の開始端Vのタイヤ周方向の位置と、トレッドパターン30Bの第1傾斜溝32の開始端Xおよび第2傾斜溝34の開始端Vのタイヤ周方向の位置とを、ずらすことが好ましい。これにより、陸部36の他の部分よりも剛性が低い部分をタイヤ周方向にさらに分散させることができ、偏摩耗を抑制し、走行時の騒音を改善することができる。
ここで、第1傾斜溝32の開始端Xにおける溝幅方向の中心点(開始点において溝幅がない場合は先端)と、第1傾斜溝32のタイヤ幅方向外側端Yにおける溝幅方向の中心点(第1ラグ溝33との接続部Yの中心点)とを結ぶ直線の、タイヤ周方向とのなす角をθとするとき、15°≦θ≦40°であることが好ましい。以下、この角度を第1傾斜溝32の傾斜角度という。第1傾斜溝32の傾斜角度θが15°未満であると、陸部36の第1傾斜溝32および第2傾斜溝34により囲まれる部分の剛性が低下し、偏摩耗が生じるおそれがある。一方、傾斜角度θが40°よりも大きいと、騒音を低減する効果が不充分となる。
第1ラグ溝33のタイヤ幅方向内側端Yにおける溝幅方向の中心点(第1傾斜溝32との接続部Yの中心点)と、タイヤ幅方向外側端Zにおける溝幅方向の中心点を結ぶ直線の、タイヤ周方向とのなす角θは、第1傾斜溝32のタイヤ幅方向とのなす角θよりも大きい。以下、この角度θを第1ラグ溝33の傾斜角度という。第1ラグ溝33の傾斜角度θは70°〜80°であることが好ましい。第1ラグ溝33の傾斜角度θが70°〜80°の範囲であると、タイヤの旋回性能と制動性能のバランスが良好となる。
第2傾斜溝34の開始端Vにおける溝幅方向の中心点(開始点において溝幅がない場合は先端)と、第1傾斜溝32のタイヤ幅方向外側端Yにおける溝幅方向の中心点(第1ラグ溝33との接続部Yの中心点)とを結ぶ直線の、タイヤ周方向とのなす角をθとするとき、θの絶対値|θ|は、|θ|≦10°であることが好ましい。以下、この角度θを第2傾斜溝32の傾斜角度という。なお、傾斜角度θの符号は、第2傾斜溝32の開始点Wが接続部Yよりもタイヤ幅方向内側にあるときを正とし、第2傾斜溝32の開始点Wが接続部Yよりもタイヤ幅方向外側にあるときを負とする。
第2傾斜溝34の傾斜角度θの絶対値が+10°よりも大きいと、陸部36の第1傾斜溝32および第2傾斜溝34により囲まれる部分の剛性が低下し、偏摩耗が生じるおそれがある。一方、傾斜角度θが−10°よりも小さいと、騒音を低減する効果が不充分となる。また、第2傾斜溝34による排水性能が低下する。
ここで、第1傾斜溝32aの開始端X1と、第1傾斜溝32aに隣接する第1傾斜溝32bの開始端X2との間のタイヤ周方向の距離をL1とする。また、第1傾斜溝32bの開始端X2と、第1傾斜溝32bに接続された第2傾斜溝34bの開始端V2との間のタイヤ周方向の距離をL2とする。このとき、0.3≦L2/L1≦0.7であることが、陸部36の剛性が低い部分をタイヤ周方向に分散させる点で好ましい。
また、第1周方向溝31から第1傾斜溝32のタイヤ幅方向外側端Y(接続部Y)までのタイヤ幅方向の距離をW1、第1周方向溝31から第1傾斜溝32の開始端Xまでのタイヤ幅方向の距離をW2としたとき、0.1≦W2/W1≦0.4であることが好ましい。W2/W1がこの範囲となるように第1傾斜溝32の開始端Xのタイヤ幅方向の位置を設定することで、第1傾斜溝32の開始端Xの近傍の部分において、陸部36の剛性が極端に低下することが無く、偏摩耗を抑制することができ、騒音を低減することができる。
第1傾斜溝32の溝幅は、開始端Xから接続部Yに向かって徐々に広くなり、接続部Yから開始端Xに向かって徐々に狭くなっていることが好ましい。これにより、開始端Xの近傍における陸部36の剛性の低下を抑制することができる。
また、第1傾斜溝32の溝深さは、開始端Xから接続部Yに向かって徐々に深くなり、接続部Yから開始端Xに向かって徐々に浅くなっていることが好ましい。これにより、開始端Xの近傍における陸部36の剛性の低下を抑制することができる。
同様に、第2傾斜溝34の溝幅は、開始端Vから接続部Yに向かって徐々に広くなり、接続部Yから開始端Vに向かって徐々に狭くなっていることが好ましい。これにより、開始端Vの近傍における陸部36の剛性の低下を抑制することができる。
また、第2傾斜溝34の溝深さは、開始端Dから接続部Bに向かって徐々に深くなり、接続部Bから開始端Dに向かって徐々に浅くなっていることが好ましい。これにより、開始端Vの近傍における陸部36の剛性の低下を抑制することができる。
なお、タイヤ周方向に隣接する2つの第1ラグ溝33の間に、第1傾斜溝32および第2傾斜溝34と交差しない範囲で、第1ラグ溝33と平行に延びる第2ラグ溝35を設けてもよい。図2に示す第2ラグ溝35は、第2傾斜溝34からタイヤ幅方向外側に離間した位置から、第1ラグ溝33と平行に接地端E1又はE2まで延びている。
ここで、第2ラグ溝35の開始端Uは、第1傾斜溝32の開始端Xおよび第2傾斜溝34の開始端Vと、タイヤ周方向の位置がずれていることが好ましい。第2ラグ溝35を設けると、陸部36の開始端Vの近傍の部分が剛性が低くなる。開始端Uの位置を開始端Xおよび開始端Vのタイヤ周方向の位置とずらすことで、陸部36の剛性が低い部分をタイヤ周方向にさらに分散させることができ、偏摩耗を抑制し、走行時の騒音をさらに改善することができる。
(第2実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態のタイヤのトレッドパターンを平面展開視した図である。図3に示すように、本実施形態においては、車両への装着時に車両の幅方向外側に配置される側のトレッドパターン30Aは第1の実施形態と同様であるが、車両への装着時に車両の幅方向内側に配置される側のトレッドパターン30Cが第1の実施形態のトレッドパターン30Bとは異なる。
本実施形態では、トレッドパターン30Aとトレッドパターン30Cとで、第1傾斜溝32、第1ラグ溝33、第2傾斜溝34および第2ラグ溝35の延在方向が反対方向となっている。
すなわち、トレッドパターン30Aでは、第1傾斜溝32は開始端Xからタイヤ回転方向Rと反対方向(図3の上方向)かつタイヤ幅方向外側に延び、第2傾斜溝24は開始端Vからタイヤ回転方向Rと反対方向(図3の上方向)に延び、第1ラグ溝33は接続部Yからタイヤ回転方向Rと反対方向(図3の上方向)かつタイヤ幅方向外側に延びている。これに対し、トレッドパターン30Cでは、第1傾斜溝32は開始端Xからタイヤ回転方向R(図3の下方向)かつタイヤ幅方向外側に延び、第2傾斜溝24は開始端Vからタイヤ回転方向R(図3の下方向)に延び、第1ラグ溝33は接続部Yからタイヤ回転方向R(図3の下方向)かつタイヤ幅方向外側に延びている。
このように、タイヤセンターラインCL上の一点を中心にトレッドパターン30Aと回転対称となるようにトレッドパターン30Cを形成してもよい。
本実施形態においても、タイヤ周方向の長さが第1傾斜溝32よりも短い第2傾斜溝34を設けることで、陸部36の他の部分よりも剛性が低い部分(第1傾斜溝32の開始端Xの近傍、および、第2傾斜溝34の開始端Vの近傍の部分)をタイヤ周方向に分散させることができる。これにより、偏摩耗を抑制することができ、走行時の騒音を改善することができる。
また、第1周方向溝31とタイヤ接地端E1又はE2との間の領域の陸部36を、タイヤ幅方向に分断することなく、タイヤ接地端E1又はE2まで連続させることで、陸部36の接地面積を大きくすることができ、操縦安定性を良好にすることができる。
(変形例)
図4は本発明の変形例のタイヤのトレッドパターンを平面展開視した図である。図4に示すように、本実施形態においては、車両への装着時に車両の幅方向外側に配置される側のトレッドパターン30Aは第1の実施形態と同様であるが、車両への装着時に車両の幅方向内側に配置される側のトレッドパターン30Dが第1の実施形態のトレッドパターン30Bとは異なる。トレッドパターン30Dは1又は複数の第2の周方向溝37(37A、37B)と、複数の第3のラグ溝38からなる第3のラグ溝群とを備える。
本変形例においても、第1実施形態および第2実施形態と同様に、タイヤ周方向の長さが第1傾斜溝32よりも短い第2傾斜溝34を設けることで、陸部36の他の部分よりも剛性が低い部分(第1傾斜溝32の開始端Xの近傍、および、第2傾斜溝34の開始端Vの近傍の部分)をタイヤ周方向に分散させることができる。これにより、偏摩耗を抑制することができ、走行時の騒音を改善することができる。
また、車両の幅方向内側よりも操縦安定性に影響が大きい車両の幅方向外側にトレッドパターン30Aを設けることで、第1周方向溝31と車両の幅方向外側のタイヤ接地端E1との間の領域の陸部36を、タイヤ幅方向に分断することなく、タイヤ接地端E1まで連続させ、車両の幅方向外側の陸部36の接地面積を大きくすることができ、操縦安定性を良好にすることができる。
また、車両の幅方向内側のトレッドパターン30Dに1又は複数の第2の周方向溝37(37A、37B)を設けることで、車両の幅方向外側よりも操縦安定性への影響が少ない車両の幅方向内側部分における溝面積比を高め、排水性能を高めることができる。
[実験例]
本発明のタイヤ10のトレッドパターン30A、30Bの効果を調べるために、以下の表1〜2に示す仕様のトレッドパターンを設けたタイヤを作製し、タイヤ性能を評価した。
タイヤサイズは、215/45R17とした。
実施例1〜16のタイヤでは、第1周方向溝31、第1傾斜溝32、第2傾斜溝34および第1ラグ溝33がトレッド部Tに形成されている。第1傾斜溝32の傾斜角度θ、第2傾斜溝34の傾斜角度θ、L2/L1、W2/W1は、それぞれ表1に示すとおりである。
比較例1は第1周方向溝31、第1傾斜溝32および第1ラグ溝33のみがトレッド部Tに形成されている。第1傾斜溝32の傾斜角度θは、表1に示すとおりである。
比較例2は第1周方向溝31、第2傾斜溝34および第1ラグ溝33のみがトレッド部Tに形成されている。第2傾斜溝34の傾斜角度θは、表1に示すとおりである。
以上の試作したタイヤのタイヤ性能として、偏摩耗性能、摩耗タイヤの車内騒音性能を下記のようにして評価した。
〔偏摩耗性能〕
タイヤ性能を評価するために、エンジン排気量が2000ccクラスの後輪駆動車両を用いた。内圧条件は、前輪、後輪ともに230(kPa)とした。上記の車両で1周6kmのサーキットコースを10周した後、10人の目視により偏摩耗度合いを10点法にて評価した。比較例1のタイヤを5点とし、6点以上で良化していると判断した。
〔摩耗タイヤの車内騒音性能〕
偏摩耗性能の評価に用いたタイヤを同車両に装着した状態で、プロドライバーにより走行してもらい、プロドライバーのフィーリングにより車内騒音を5点法にて評価した。比較例1のタイヤを3点とし、4点以上で良化していると判断した。
評価結果を、表1〜2に示す。
Figure 0006364783
Figure 0006364783
第1周方向溝、第1傾斜溝および第1ラグ溝のみを有し、第2傾斜溝を有さない比較例1のタイヤ、第1周方向溝、第2傾斜溝および第1ラグ溝のみを有し、第1傾斜溝を有さない比較例2のタイヤに対し、第1周方向溝、第1傾斜溝、第2傾斜溝および第1ラグ溝を有する実施例1〜16のタイヤでは偏摩耗性能および摩耗タイヤの車内騒音性能が良化していることがわかる。
実施例1〜4を比較すると、第1傾斜溝32の傾斜角度θを15°≦θ≦40°とすると、さらに偏摩耗性能および摩耗タイヤの車内騒音性能が良化することがわかる。
実施例5〜8を比較すると、第2傾斜溝34の傾斜角度θの絶対値を10°以下とすると、さらに偏摩耗性能および摩耗タイヤの車内騒音性能が良化することがわかる。
実施例9〜12を比較すると、L2/L1を0.3≦L2/L1≦0.7とすると、さらに偏摩耗性能および摩耗タイヤの車内騒音性能が良化することがわかる。
実施例13〜16を比較すると、W2/W1を0.1≦W2/W1≦0.4とすると、さらに偏摩耗性能および摩耗タイヤの車内騒音性能が良化することがわかる。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
Axis 回転軸
C タイヤ周方向
CL センターライン
E1、E2 接地端
R タイヤ回転方向
T トレッド部
W 接地幅
10 タイヤ
11 ビードコア
12 カーカスプライ層
14 ベルト層
14a,14b ベルト材
18 トレッドゴム部材
18a 第1トレッドゴム部材
18b 第2トレッドゴム部材
20 サイドゴム部材
22 ビードフィラーゴム部材
24 リムクッションゴム部材
26 インナーライナゴム部材
30A、30B、30C、30D トレッドパターン
31 第1周方向溝
32 第1傾斜溝
33 第1ラグ溝
34 第2傾斜溝
35 第2ラグ溝
36 陸部
37、37A、37B 第2周方向溝
38 ラグ溝

Claims (12)

  1. トレッド部にトレッドパターンを有する空気入りタイヤであって、
    前記トレッドパターンは、
    タイヤ周方向に延び、タイヤ全周にわたって環状に設けられる第1周方向溝と、
    前記第1周方向溝のタイヤ幅方向外側に設けられ、タイヤ全周にわたって連続するとともに、前記第1周方向溝からタイヤ幅方向外側にタイヤ接地端まで連続する陸部と、
    前記第1周方向溝からタイヤ幅方向外側に離間した位置を開始端とし、タイヤ周方向の第1の方向に向かうとともに、タイヤ幅方向外側に傾斜して延びる第1傾斜溝がタイヤ周方向に複数設けられた第1傾斜溝群と、
    前記第1傾斜溝のそれぞれのタイヤ幅方向外側端部から接地端まで延びる第1ラグ溝がタイヤ周方向に複数設けられた第1ラグ溝群と、
    前記第1傾斜溝および前記第1ラグ溝と、タイヤ周方向の第1の方向とは反対の第2の方向に隣接する他の第1傾斜溝および他の第1ラグ溝との間の陸部を開始端とし、タイヤ周方向の第1の方向に向かって前記第1傾斜溝と前記第1ラグ溝との接続部まで延び、タイヤ周方向の長さが前記第1傾斜溝よりも短い第2傾斜溝がタイヤ周方向に複数設けられた第2傾斜溝群と、
    を備える、空気入りタイヤ。
  2. 前記第1傾斜溝の両端を結ぶ直線とタイヤ周方向のなす角θは15°≦θ≦40°である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第2傾斜溝の両端を結ぶ直線とタイヤ周方向のなす角θの絶対値は10°以下である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 隣接する第1傾斜溝の開始端間のタイヤ周方向の距離をL1とし、第1傾斜溝の開始端と該第1傾斜溝に接続された第2傾斜溝の開始端とのタイヤ周方向の距離をL2としたとき、0.3≦L2/L1≦0.7である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記接続部の前記第1周方向溝からのタイヤ幅方向の距離をW1、前記第1傾斜溝の開始端の前記第1周方向溝からのタイヤ幅方向の距離をW2としたとき、0.1≦W2/W1≦0.4である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  6. タイヤ周方向に隣接する2つの第1ラグ溝の間の陸部であって、前記第2傾斜溝よりもタイヤ幅方向外側の陸部に、前記第1ラグ溝と平行に延びる第2ラグ溝が設けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記第1傾斜溝の幅は、前記開始端から前記接続部に向かうにつれて増加する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第2傾斜溝の幅は、前記開始端から前記接続部に向かうにつれて増加する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記第1傾斜溝の深さは、前記開始端から前記接続部に向かうにつれて増加する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記第2傾斜溝の深さは、前記開始端から前記接続部に向かうにつれて増加する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記第1傾斜溝群、前記第1ラグ溝群、および、前記第2傾斜溝群は、タイヤセンターラインに対して、空気入りタイヤの車両装着時に車両の外側となる側のみに設けられている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  12. タイヤセンターラインに対して、空気入りタイヤの車両装着時に車両の側となる側には、タイヤ周方向に延び、タイヤ全周にわたって環状に1又は複数の第2周方向溝が設けられている、請求項11に記載の空気入りタイヤ。
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