JP6364651B2 - アンダーカバー構造 - Google Patents

アンダーカバー構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6364651B2
JP6364651B2 JP2014175659A JP2014175659A JP6364651B2 JP 6364651 B2 JP6364651 B2 JP 6364651B2 JP 2014175659 A JP2014175659 A JP 2014175659A JP 2014175659 A JP2014175659 A JP 2014175659A JP 6364651 B2 JP6364651 B2 JP 6364651B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
under cover
wall portion
undercover
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014175659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016049850A (ja
Inventor
ウェン レオン ルー
ウェン レオン ルー
聡 宮永
聡 宮永
静一 高崎
静一 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2014175659A priority Critical patent/JP6364651B2/ja
Publication of JP2016049850A publication Critical patent/JP2016049850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6364651B2 publication Critical patent/JP6364651B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両に搭載された走行用駆動源をその下方からアンダーカバーによって覆うようにしたアンダーカバー構造に関する。
一般に、自動車等の車両においては、その走行用駆動源が、車体下部に配置されることが多くある。このように、走行用駆動源を路面に近い位置に搭載すると、車両走行時において、路面から跳ね上がった小石、泥、雪、水等が、走行用駆動源に衝突し、当該走行用駆動源を損傷させるおそれがある。
そこで、従来から、車両には、走行用駆動源を保護するためのアンダーカバーが設けられている。そして、このような、従来のアンダーカバーについては、例えば、特許文献1に開示されている。
特許第5419158号公報
ここで、従来のアンダーカバーは、走行用駆動源を下方から覆うような構造となっており、車体下部から下方に向けて突出する傾向にある。これにより、車両走行時のアンダーカバーにおいては、車体から下方に向けて突出する分、走行風や溜まり水の抵抗を受けることになる。このように、アンダーカバーが、走行風や溜まり水の抵抗を受けると、アンダーカバーの車体側取付部に対して、大きな負荷がかかってしまい、当該車体側取付部に悪影響を及ぼすおそれがある。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、アンダーカバーへの走行風や溜まり水の抵抗を減少させることにより、アンダーカバーの車体への取付剛性を維持することができるアンダーカバー構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るアンダーカバー構造は、
車両を走行させるための走行用駆動源を、その下方からアンダーカバーによって覆うようにしたアンダーカバー構造において、
前記アンダーカバーは、
前記走行用駆動源の車両前方側に配置され、略上下方向に延設する縦壁部と、略車両前後方向に延設する横壁部とが、車両後方に向かうに従って交互に連設するような、階段形状を有する前壁と、
前記横壁部に形成される開口とを備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るアンダーカバー構造は、
前記横壁部は、車両後方に向かうに従って下方に傾斜する傾斜壁である
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るアンダーカバー構造は、
前記横壁部の内面に形成され、前記開口の車両後方側に配置されるリブを備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るアンダーカバー構造は、
前記走行用駆動源は、前記車両を走行可能とする電動機に電力を供給するための電池を収容する電池パックであって、
下面に前記アンダーカバーが取り付けられるフロアパネルと、
前記フロアパネルに形成され、車両前後方向に延設し、且つ、上方に向けて膨出するフロアトンネルとを備え、
前記電池パックは、前記フロアトンネル内に配置される収容部を含み、
前記開口は、車両前後方向おいて、前記収容部と対向する
ことを特徴とする。
従って、本発明に係るアンダーカバー構造によれば、前壁の横壁部に開口を形成することにより、車両走行時に車両前方から前壁に向けて流れてくる走行風及び溜まり水を、その開口内に通過させて、アンダーカバー内に導くことができる。これにより、アンダーカバーへの走行風や溜まり水の抵抗を減少させることができるので、アンダーカバーの車体への取付剛性を維持することができる。
本発明の一実施例に係るアンダーカバー構造を採用した車両の縦断面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図2のB−B矢視断面図である。 図3の要部拡大図である。
以下、本発明に係るアンダーカバー構造について、図面を用いて詳細に説明する。
先ず、図1に示した車両1は、例えば、モータ(電動機)11の駆動力によって走行する電動車両となっている。これにより、詳細は後述するが、車両1の中央下部には、蓄えた電力をモータ11に供給するための電池パック12が搭載されており、この電池パック12は、樹脂製のアンダーカバー20によって保護されている。
なお、電池パック12は、例えば、複数の電池セルを積層してモジュール化した電池モジュールを、アッパホルダ及びロアホルダによって、上下方向から覆った状態のものとなっている。また、モータ11及び電池パック12は、車両1を走行させるための走行用駆動源を構成するものである。
具体的に、図1乃至図3に示すように、車両1の下部には、フロアパネル13が設けられており、このフロアパネル13の上部には、車室14が区画形成されている。つまり、フロアパネル13は、車両1の骨格をなす車体部材となっており、車室14の底部を構成するものとなっている。
また、フロアパネル13は、膨出部(フロアトンネル)13a及び平面部13bを有している。
膨出部13aは、フロアパネル13の車幅方向中央部において、車両前後方に延設されており、上方に向けて膨出している。このように、膨出部13aをフロアパネル13に形成することにより、車体剛性の向上が図られることになる。言い換えれば、膨出部13aの内面(下面)は、下方に向って開口しており、これに伴って、膨出部13aの内側には、収容空間(内部空間)が形成されることになる。
一方、平面部13bは、フロアパネル13の車幅方向両側部において、車両前後方向に延設されており、板状に形成されている。
そして、フロアパネル13の下方には、電池パック12が設置されている。この電池パック12は、本体12a及び突出部(収容部)12bから構成されており、フロアパネル13の下面だけでなく、他の車体部材にも、ボルトやリベット等の固定具によって取り付けられている。
本体12aは、直方体となる箱型をなしており、幅が膨出部13aの幅よりも広くなるように形成されている。つまり、本体12aは、膨出部13aの収容空間を跨ぐように、当該膨出部13及びその左右両側部に位置する平面部13bの下方に配置されている。
これに対して、突出部12bは、直方体となる箱型をなしており、本体12aの上面中央部に一体的に形成されている。より詳細には、突出部12bは、その大きさが本体12aの大きさよりも小さく、且つ、幅が膨出部13aの幅よりも狭くなるように形成されている。つまり、膨出部13aの上方への膨出によってその内側に形成された収容空間内には、本体12aから上方に突出させた突出部12bが、収容配置されている。
即ち、電池パック12をフロアパネル13の下方に設置する際に、本体12aの上部に設けた突出部12bを、膨出部13aの収容空間内に到るまで、突出させるようにしている。これにより、膨出部13aの内側に形成された内部空間を有効利用して、電池パック12の容量を大きくすることができるため、電池セルの収容数量を増やして、走行距離の延長化を図るようにしている。
更に、フロアパネル12の下面には、アンダーカバー20が、電池パック12をその下方から覆うように取り付けられている。より詳細には、アンダーカバー20には、フランジ部21が、上縁部全域に亘って形成されている。そして、このフランジ部21は、アンダーカバー20の外側に向けて折り曲げられるように、その上端縁部に一体的に形成されており、ボルトやリベット等の固定具15を用いて、膨出部13aの内面及び平面部13bの下面に亘って、固定されている。
また、アンダーカバー20の前部には、前壁22が、電池パック12の前部を車両前方側から覆うように形成されている。この前壁22は、全体として、車両後方に向かうに従って、漸次下方に向けて傾斜するような、傾斜壁となるだけでなく、フロアパネル12の横断面形状に対応した外径形状をなしている。
即ち、前壁22の車幅方向中央部には、膨出壁23が、上方に向けて膨出するように形成されている。これにより、膨出壁23は、膨出部13aの収容空間内に配置されることになり、車両前後方向において、電池パック12の突出部12bと対向している。
更に、図2乃至図4に示すように、膨出壁23は、上下方向に延設する縦壁部23aと、車両前後方向に延設する横壁部23bとを有しており、これら縦壁部23aと横壁部23bとが、車両後方に向かうに従って交互に連設しながら、下方に向けて傾斜するような、階段形状をなしている。
このとき、縦壁部23a及び横壁部23bは、車両後方に向かうに従って、漸次下方に傾斜するような、傾斜壁となるものの、縦壁部23aの水平方向(水平面)に対する傾斜角度αは、横壁部23bの水平方向(水平面)に対する傾斜角度βよりも、非常に大きな角度となっている。
そして、各横壁部23bには、複数の導入口(開口)23cが、車幅方向に長く開口するように形成されている。これらの導入口23cは、横壁部23bを上下方向に貫通して、アンダーカバー20(前壁22)の内側と外側とを連通させている。これにより、車両走行時に車両前方から前壁22に向けて流れてくる走行風R及び溜まり水Wは、導入口23cを通過して、アンダーカバー20内に導かれることになる。
なお、アンダーカバー20の底部には、水抜き孔24が形成されている。これにより、アンダーカバー20内に導かれた溜まり水Wは、その水抜き孔24からアンダーカバー20外に排出されるようになっている。
従って、本発明に係るアンダーカバー構造によれば、車両走行時において、車両前方から前壁22に向けて流れてくる走行風Rを、膨出壁23の導入口23c内に通過させて、アンダーカバー20内に導くことができる。同様に、車両1が水溜まり内を走行する場合であっても、車両前方から前壁22に向けて流れてくる溜まり水Wを、膨出壁23の導入口23c内に通過させて、アンダーカバー20内に導くことができる。
これにより、アンダーカバー20への走行風R及び溜まり水Wの抵抗を減少させることができる。よって、アンダーカバー20をフロアパネル13に固定するための固定具15に対して、大きな負荷がかかることがないので、アンダーカバー20の取付剛性を維持することができる。
また、図4に示すように、車両1が水溜まり内を走行する場合には、前壁22が溜まり水Wに衝突すると(前壁22が溜まり水Wを押し退けると)、その溜まり水Wの水位Lが上昇することになる。このとき、導入口23cを、上方に膨出させた膨出壁23に形成することにより、その開口位置を高く設定することができるため、水位Lが上昇した溜まり水Wであっても、導入口23c内を円滑に通過させることができる。
更に、図4に示すように、車両走行時には、路面上に存在する小石P等が、前壁22に向けて跳ね上がる場合もあるが、導入口23cを、車両前後方向に延設する横壁部23bに対して、上下方向に貫通させているため、小石Pの導入口23c内への侵入を防止することができる。
このとき、横壁部23bの内面における導入口23cの開口縁部に、リブ25を形成しておけば、侵入防止の信頼性を向上させることができる。なお、リブ25を導入口23cに周設させる場合には、当該リブ25を、少なくとも、導入口23cの車両後方側に配置させれば良い。
本発明に係るアンダーカバー構造においては、走行風や溜まり水に対する抵抗を抑えて、燃費向上を図ることができるため、車両における環境技術分野において、極めて有益に利用することができる。
1 車両
11 モータ
12 電池パック
12a 本体
12b 突出部
13 フロアパネル
13a 膨出部
13b 平面部
14 車室
15 固定具
20 アンダーカバー
21 フランジ部
22 前壁
23 膨出壁
23a 縦壁部
23b 横壁部
23c 導入口
24 水抜き孔
25 リブ
R 走行風
W 溜まり水
α,β 傾斜角度

Claims (4)

  1. 車両を走行させるための走行用駆動源を、その下方からアンダーカバーによって覆うようにしたアンダーカバー構造において、
    前記アンダーカバーは、
    前記走行用駆動源の車両前方側に配置され、略上下方向に延設する縦壁部と、略車両前後方向に延設する横壁部とが、車両後方に向かうに従って交互に連設するような、階段形状を有する前壁と、
    前記横壁部に形成される開口とを備える
    ことを特徴とするアンダーカバー構造。
  2. 請求項1に記載のアンダーカバー構造において、
    前記横壁部は、車両後方に向かうに従って下方に傾斜する傾斜壁である
    ことを特徴とするアンダーカバー構造。
  3. 請求項1または2に記載のアンダーカバー構造において、
    前記横壁部の内面に形成され、前記開口の車両後方側に配置されるリブを備える
    ことを特徴とするアンダーカバー構造。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のアンダーカバー構造において、
    前記走行用駆動源は、前記車両を走行可能とする電動機に電力を供給するための電池を収容する電池パックであって、
    下面に前記アンダーカバーが取り付けられるフロアパネルと、
    前記フロアパネルに形成され、車両前後方向に延設し、且つ、上方に向けて膨出するフロアトンネルとを備え、
    前記電池パックは、前記フロアトンネル内に配置される収容部を含み、
    前記開口は、車両前後方向おいて、前記収容部と対向する
    ことを特徴とするアンダーカバー構造。
JP2014175659A 2014-08-29 2014-08-29 アンダーカバー構造 Active JP6364651B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014175659A JP6364651B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 アンダーカバー構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014175659A JP6364651B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 アンダーカバー構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016049850A JP2016049850A (ja) 2016-04-11
JP6364651B2 true JP6364651B2 (ja) 2018-08-01

Family

ID=55657694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014175659A Active JP6364651B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 アンダーカバー構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6364651B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6396960B2 (ja) * 2016-08-31 2018-09-26 株式会社Subaru 電池パック
JP7210940B2 (ja) * 2018-08-31 2023-01-24 トヨタ自動車株式会社 車両

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5419158B2 (ja) * 2009-12-21 2014-02-19 ダイハツ工業株式会社 車体下部のエンジン関連構造
JP6048653B2 (ja) * 2012-11-27 2016-12-21 三菱自動車工業株式会社 車両のアンダカバー構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016049850A (ja) 2016-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5473698B2 (ja) 発熱体冷却装置
JP6266261B2 (ja) 自動車用バッテリ
JP6065692B2 (ja) 電池パック
KR20190124368A (ko) 차량용 배터리 케이스
EP3045335B1 (en) Service hole cover and vehicle unit mounting structure
KR20160049474A (ko) 배터리 하우징 부품
JP5738736B2 (ja) 電池モジュール搭載用構造体
KR20120025605A (ko) 배터리 팩
JP2014024359A (ja) 車両用バッテリパック
JP5200635B2 (ja) 車両へのバッテリー搭載構造
JP2011168242A (ja) 車両用バッテリユニットの取付構造
JP6593311B2 (ja) 車両下部構造
JP5768930B2 (ja) エアガイド構造
JP5494584B2 (ja) 自動車のバッテリー冷却構造
JP6048389B2 (ja) 自動車の前部構造
JP6364651B2 (ja) アンダーカバー構造
JP6488736B2 (ja) バッテリーケース
JP6507751B2 (ja) 電池のガス排出構造
JP7091966B2 (ja) 電動車両の下部構造
JP6179250B2 (ja) フロントフェンダ
JP5863158B2 (ja) カウルカバー構造
JP5630331B2 (ja) 冷却風導入構造
JP6530932B2 (ja) 車両
JP2013047068A (ja) 車両後部構造
JP6201493B2 (ja) フロントフェンダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180529

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180611

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6364651

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350