JP6364210B2 - Bridge pier reinforcement structure - Google Patents
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Description
本発明は、橋脚の補強構造に関する。 The present invention relates to a reinforcement structure for a pier.
橋脚(下部工)の補強を行う場合において、柱とフーチングとをつなぐ橋脚基部の耐力を増加させる場合がある。 When reinforcing the pier (under construction), the proof strength of the pier base that connects the column and the footing may be increased.
例えば、特許文献1の補強構造では、橋脚基部の既設ベースプレートを現場溶接により拡張し、柱の周囲に設けられた既設アンカーボルトの外側に、アンカーボルトを増設することで、引張抵抗力を増加させている。 For example, in the reinforcement structure of Patent Document 1, the existing base plate of the pier base is expanded by on-site welding, and an anchor bolt is added outside the existing anchor bolt provided around the column, thereby increasing the tensile resistance. ing.
アンカーボルトを増設するには、既設フーチングを削孔する必要があるが、削孔箇所と既設フーチングの鉄筋との干渉を避ける必要があるため、施工に手間がかかる。
また、増設アンカーボルトのボルト径が大きい場合には、群効果によるコンクリートとの付着抵抗力の低下、既設アンカーボルトとのせん断抵抗面積の重複や荷重分担の不明確さが懸念される。
In order to increase the anchor bolt, it is necessary to drill the existing footing, but it is necessary to avoid interference between the drilled portion and the reinforcing bar of the existing footing.
Further, when the bolt diameter of the additional anchor bolt is large, there is a concern that the adhesion resistance with the concrete is reduced due to the group effect, the overlap of the shear resistance area with the existing anchor bolt or the uncertain load sharing.
このような観点から、本発明は、施工性に優れ、かつ、補強効果が明確な橋脚の補強構造を提供することを課題とする。 From such a viewpoint, it is an object of the present invention to provide a pier reinforcement structure that is excellent in workability and has a clear reinforcement effect.
前記課題を解決するために本発明の橋脚の補強構造は、既設柱の基部に後付けされた拡幅部材を備え、前記既設柱の基部を囲うように配設されて当該既設柱の橋脚ベースプレートを既設フーチングに固定する既設アンカーボルトの外側に、抵抗力を増加させるため或いは前記拡幅部材を前記既設フーチングに固定するためのアンカーボルトを増設することなく、引張側の既設アンカーボルトと圧縮側のコンクリートの支圧で耐力を向上させるものであって、前記拡幅部材は、前記既設フーチングの上面に下面全体が接した状態で載置された補強ベースプレートと、前記既設柱の側面と前記補強ベースプレートとを連結するリブプレートとからなることを特徴としている。 In order to solve the above problems, a reinforcement structure for a pier of the present invention includes a widening member retrofitted to a base portion of an existing column, and is disposed so as to surround the base portion of the existing column, and a pier base plate of the existing column is already installed. The existing anchor bolts on the tension side and the concrete on the compression side are increased outside the existing anchor bolts fixed to the footing without increasing the resistance force or adding anchor bolts for fixing the widening member to the existing footing . be one that improves the yield strength bearing capacity, the wider member is connected to the reinforcing base plate is placed in a state in which the whole lower surface to the upper surface is in contact with the existing footing, and said reinforcing base plate and the side surface of the existing pillar It is characterized by comprising a rib plate.
かかる橋脚の補強構造によれば、補強効果が明確な補強構造を構築することができる。つまり、補強ベースプレートによりコンクリートの支圧抵抗面積を増加させることで、中立軸を圧縮側に移動させることができ、引張側の既設アンカーボルトと圧縮側コンクリートの支圧で効果的に橋脚基部の耐力を向上させることができる。
また、既設基礎を削孔する必要がないため、既設の鉄筋と干渉することがなく、施工性に優れている。
According to the reinforcing structure of the pier, a reinforcing structure with a clear reinforcing effect can be constructed. In other words, by increasing the bearing resistance resistance area of the concrete with the reinforced base plate, the neutral shaft can be moved to the compression side. Can be improved.
Moreover, since it is not necessary to drill the existing foundation, it does not interfere with the existing reinforcing bars and is excellent in workability.
前記補強ベースプレートが、前記既設柱の橋脚ベースプレートに接合されていれば、リブプレートを斜材、補強ベースプレートを弦材とみなしたトラス構造を構築することができる。 If the reinforcing base plate is joined to the pier base plate of the existing pillar, a truss structure in which the rib plate is regarded as an oblique material and the reinforcing base plate is regarded as a chord material can be constructed.
なお、前記リブプレートは、前記既設柱の側面に固定された仕口部材を介して前記既設柱に固定されているのが望ましい。 The rib plate is preferably fixed to the existing column via a joint member fixed to a side surface of the existing column.
本発明によれば、施工性に優れ、かつ、補強効果が明確な橋脚の補強構造を提供することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to provide the reinforcement structure of a bridge pier excellent in workability | operativity and a clear reinforcement effect.
本実施形態の橋脚の補強構造(以下、単に「補強構造」という)1は、既設柱3と既設フーチング(既設基礎)4とを備える橋脚2の補強を行うものである。
補強構造1は、図1に示すように、既設柱3の基部に後付けされた拡幅部材10と、既設柱3の基部と拡幅部材10とを巻き込む根巻きコンクリート11とを備えている。
A bridge pier reinforcement structure (hereinafter simply referred to as “reinforcement structure”) 1 according to the present embodiment reinforces a
As shown in FIG. 1, the reinforcing structure 1 includes a widening
既設柱3は、既設フーチング4に固定されている。
本実施形態の既設フーチング4は、鉄筋コンクリート製の構造体である。既設フーチング4には、アンカーフレーム5が埋設されている。なお、既設フーチング4の形状等は限定されない。
The
The existing
アンカーフレーム5は、複数のアンカーボルト51と上下2段の枠状部材52とを組み合わせることにより形成されている構造が一般的であるが、アンカーフレーム5の形状などは限定されない。
The anchor frame 5 generally has a structure formed by combining a plurality of
アンカーボルト51は、頭部が既設フーチング4の上面から突出した状態で、既設フーチング4に埋め込まれている。
複数のアンカーボルト51は、図2に示すように、既設柱3の基部(下端部)を囲うように配設されている。なお、アンカーボルト51の本数、配設ピッチ、ボルト径等は限定されるものではない。
The
As shown in FIG. 2, the plurality of
枠状部材52は、鋼材等を枠状に組み合わせることにより形成されている。枠状部材52は、複数のアンカーボルト51,51,…を連結している(図1参照)。
本実施形態では、図1に示すように、枠状部材52を上下2段に配設するが、枠状部材52の段数は限定されない。
The frame-
In this embodiment, as shown in FIG. 1, the frame-
本実施形態の既設柱3は、図2に示すように、平面視矩形を呈している。
既設柱3は、アンカーフレーム5(アンカーボルト51,51,…)を介して既設フーチング4に固定されている。なお、既設柱3と既設フーチング4との固定方法は、アンカーフレーム5によるものに限定されない。
As shown in FIG. 2, the existing
The
既設柱3の下端には、ベース部材30が周設されている。
ベース部材30は、既設柱3の下端部において、既設柱3の側面から張り出すように形成されている。
A
The
本実施形態のベース部材30は、図1に示すように、既設柱3の下端に固定された橋脚ベースプレート31と、橋脚ベースプレート31の上方に間隔をあけて配設された第二橋脚ベースプレート32と、橋脚ベースプレート31と第二橋脚ベースプレート32との間に介設されたリブ33とを備えて構成されている。
As shown in FIG. 1, the
橋脚ベースプレート31および第二橋脚ベースプレート32には、アンカーボルト51の位置に対応して、貫通孔が形成されている。橋脚ベースプレート31および第二橋脚ベースプレート32の貫通孔には、既設フーチング4に植設されたアンカーボルト51,51,…が挿通されている。
A through hole is formed in the
既設柱3は、橋脚ベースプレート31と第二橋脚ベースプレート32とを貫通したアンカーボルト51,51,…の頭部にナット53を締着することより、既設フーチング4に固定されている。
なお、ベース部材30の構成は限定されるものではなく、例えば、橋脚ベースプレート31のみで形成されていてもよい。
The existing
In addition, the structure of the
拡幅部材10は、補強ベースプレート12と、リブプレート13とを備えている。
図2に示すように、本実施形態では、4枚の補強ベースプレート12,12,…が、既設柱3の四辺に沿って配設されている。
The widening
As shown in FIG. 2, in this embodiment, four reinforcing
補強ベースプレート12は、図1に示すように、既設フーチング4の上面に載置された鋼板である。つまり、補強ベースプレート12は、直接的に既設フーチング4に固定されておらず、補強ベースプレート12の下面全体が既設フーチング4の上面に接した状態で、既設フーチング4上に配設されている。
As shown in FIG. 1, the
補強ベースプレート12の既設柱3側の端部は、橋脚ベースプレート31に溶接Aされている。
なお、補強ベースプレート12は、必ずしも橋脚ベースプレート31に接合されている必要はない。
The end of the
The reinforcing
補強ベースプレート12の上面には、複数の取付板12a,12a,…が立設されている。リブプレート13の下端は、取付板12aを介して補強ベースプレート12に固定される。なお、取付板12aは、必要に応じて形成すればよい。例えば、リブプレート13を直接補強ベースプレート12の上面に接合する場合には、取付板12aは省略してもよい。
A plurality of
リブプレート13は、既設柱3の側面と補強ベースプレート12とを連結する鋼板である。
リブプレート13の下端は補強ベースプレート12に固定されており、リブプレート13の上部は既設柱3の側面に固定されている。
The
The lower end of the
リブプレート13は、補強ベースプレート12の上面および既設柱3の側面に垂直な面に沿って配設された板材である。
The
リブプレート13は、側面視で、補強ベースプレート12の上面から上方に向かって延設された後、既設柱3に向かって屈折している。このような形状を有していることで、リブプレート13は、既設柱3のベース部材30およびアンカーボルト51と接触することなく、既設柱3と補強ベースプレート12を接合している。
The
リブプレート13は、一対のスプライスプレート14,14を介して、補強ベースプレート12の取付板12aに固定されている。一対のスプライスプレート14,14は、リブプレート13の下端部と取付板12aとを挟んだ状態で、ボルト・ナットにより締着されている。
なお、リブプレート13の補強ベースプレート12への固定方法は限定されるものではなく、例えば、リブプレート13の下端を補強ベースプレート12の上面に溶接してもよい。
The
The method for fixing the
本実施形態では、仕口部材15を介してリブプレート13を既設柱3の側面に固定している。なお、リブプレート13は、直接既設柱3に固定してもよい。
In the present embodiment, the
リブプレート13は、一対のスプライスプレート14,14を介して、仕口部材15に固定されている。一対のスプライスプレート14,14は、リブプレート13の上端部と仕口部材15とを挟んだ状態で、ボルト・ナットにより締着されている。
なお、リブプレート13の仕口部材15への固定方法は限定されるものではなく、例えば、リブプレート13の上端を仕口部材15に溶接してもよい。
The
The method for fixing the
次に、本実施形態の補強構造1の施工方法について説明する。
補強構造1の施工方法は、準備工程と、拡幅部材形成工程と、根巻きコンクリート打設工程とを備えている。
Next, the construction method of the reinforcement structure 1 of this embodiment is demonstrated.
The construction method of the reinforcing structure 1 includes a preparation process, a widening member forming process, and a root-wrapping concrete placing process.
(1)準備工程
まず、図3に示すように、既設柱3の下端部に周設された既設根巻きコンクリート34をはつり取る。既設根巻きコンクリート34は、アンカーボルト51の頭部とベース部材30とを覆うコンクリートの硬化体である。
(1) Preparation Step First, as shown in FIG. 3, the existing root-wrapped
既設根巻きコンクリート34の撤去方法は限定されるものではないが、本実施形態ではウォータージェットにより行う。
Although the removal method of the existing
既設根巻きコンクリート34の撤去に伴い、図3の(a)に示すように、補強ベースプレート12の位置に対応して、フーチング4の表面をはつり取り、凹部41を形成する。
なお、凹部41の深さは限定されないが、本実施形態では50mm程度とする。また、凹部41は、補強ベースプレート12と同程度な面積を有している。
With the removal of the existing root-wrapped
In addition, although the depth of the recessed
(2)拡幅部材形成工程
拡幅部材10の形成は、まず、図4の(a)に示すように、既設柱3の側面に仕口部材15を固定する。
仕口部材15は、ベース部材30(アンカーボルト51)の上方において、既設柱3の側面に固定する。仕口部材15は、ベース部材30(アンカーボルト51)との間に隙間をあけた状態で設置する。
(2) Widening member forming process First, the widening
The
仕口部材15は、横方向に延びる仕口フランジ15aと、仕口フランジ15aの下面から下方向の延びる複数の仕口リブ15b,15b,…とにより構成されている。
仕口リブ15bは、リブプレート13の配設ピッチに応じて配設されている。
なお、仕口部材15の構成は限定されない。
The
The
The configuration of the
仕口部材15は、図4の(b)に示すように、既設柱3の周囲を囲うように、既設柱3の各側面に固定する。
As shown in FIG. 4B, the
仕口部材15を既設柱3に固定するとともに、補強ベースプレート12を設置する。
具体的には、まず、各補強ベースプレート12の両端部に配設された取付板12a,12aにリブプレート13,13を固定するとともに、このリブプレート13,13を仕口部材15の両端部に配設された仕口リブ15b,15bに固定する。
The
Specifically, first, the
取付板12aとリブプレート13との固定は、図5の(a)に示すように、取付板12aおよびリブプレート13の下端を一対のスプライスプレート14,14により挟んだ状態で、ボルト・ナットにより締着することにより行う。
As shown in FIG. 5 (a), the mounting
同様に、リブプレート13と仕口リブ15bとの固定も、リブプレート13の上部と仕口リブ15bとを一対のスプライスプレート14,14により挟んだ状態で、ボルト・ナットにより締着することにより行う。
なお、補強ベースプレート12とリブプレート13との固定およびリブプレート13と仕口部材15との固定方法は限定されるものではなく、例えば溶接してもよい。
Similarly, the
The fixing method between the reinforcing
補強ベースプレート12の位置決めが確定したら、図5の(b)に示すように、補強ベースプレート12を橋脚ベースプレート31に溶接Aする。このとき補強ベースプレート12は、フーチング4から離れた状態(隙間をあけた状態)で橋脚ベースプレート31に接合される。
なお、符号12bは、補強ベースプレート12に予め溶接された、裏当て金である。
When the positioning of the reinforcing
続いて、図6の(a)に示すように、両端部以外(中央部)のリブプレート13,13,…を固定して、拡幅部材10を形成する。
なお、本実施形態では、既設柱3の中心側のリブプレート13から順に固定するが、リブプレート13の固定順序は限定されない。中央部の各リブプレート13の固定方法は、両端部のリブプレート13,13と同様である。
Subsequently, as shown in FIG. 6A, the widening
In addition, in this embodiment, although it fixes in order from the
拡幅部材10を形成したら、図6の(b)に示すように、フーチング4表面の凹部41(補強ベースプレート12とフーチング4との隙間)に充填材42を充填する。本実施形態では、充填材42として無収縮モルタルを採用する。なお、充填材42を構成する材料は限定されるものではなく、例えば、グラウトやコンクリート等を使用してもよい。
When the widening
(4)根巻きコンクリート打設工程
フーチング4表面の凹部41に充填された充填材42の養生後、図7に示すように、根巻きコンクリート11を形成する。
根巻きコンクリート11は、拡幅部材10の周囲を囲う型枠を設置した後、この型枠内にコンクリートを打設することにより形成する。
(4) Root-wrapped concrete placing step After curing the
The root-rolled
根巻きコンクリート11は、少なくとも拡幅部材10全体が隠される範囲に打設する。本実施形態では、仕口フランジ15aの上面と面一となる位置まで根巻きコンクリート11を打設している。
The root-wrapped
本実施形態では、根巻きコンクリート11を設置しているが、根巻きコンクリートは省略してもよい。
In this embodiment, the
以上、本実施形態の既設橋脚2の補強構造1によれば、補強ベースプレート12により橋脚ベースプレート31を拡張し、コンクリートの支圧抵抗面積を増加させているため、補強効果が明確である。そのため、信頼性の高い補強構造1を提供することができる。
As mentioned above, according to the reinforcement structure 1 of the existing
また、支圧抵抗面積を増加することで、中立軸を圧縮側に移動させることができ、引張側の既設アンカーボルト51と圧縮側のコンクリート支圧で、耐力を効果的に向上させることができる。
また、アンカーボルトを新設する従来の補強構造のように、既設フーチング4を削孔する必要がないため、既設の鉄筋と干渉することもない。
また、既設フーチング4を削孔する手間を省略することができるため、施工性に優れている。
Moreover, by increasing the bearing resistance area, the neutral shaft can be moved to the compression side, and the proof stress can be effectively improved by the existing
Further, unlike the conventional reinforcing structure in which an anchor bolt is newly installed, it is not necessary to drill the existing
Moreover, since the trouble of drilling the existing
また、アンカーボルトを増設する必要がないため、群効果によるアンカーボルトの付着抵抗力の低下や、既設アンカーボルト51と新設アンカーボルトのせん断抵抗面の重複等を防止することが可能となる。ゆえに、信頼性の高い補強構造を構築することができる。
Further, since it is not necessary to add an anchor bolt, it is possible to prevent a decrease in the adhesion resistance force of the anchor bolt due to the group effect, and overlap of the shear resistance surfaces of the existing
また、補強ベースプレート12が、既設柱3の橋脚ベースプレート31に接合されているため、リブプレート13を斜材、補強ベースプレート12を弦材とみなしたトラス構造を構築することができる。したがって、信頼性の高い補強構造1が形成される。
Further, since the reinforcing
根巻きコンクリート11により既設柱3の基部と拡幅部材10とが覆われているため、拡幅部材10の腐食が防止され、したがって、耐久性に優れている。
補強ベースプレート12と既設フーチング4との当接面は、充填材41により隙間なく密着しているため、確実に応力を伝達することができる。
Since the base portion of the existing
Since the contact surface between the reinforcing
仕口部材15を介してリブプレート13を既設柱3に固定するため、リブプレート13を直接既設柱3に固定するよりも施工が容易である。
Since the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述の実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。 Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and the above-described components can be appropriately changed without departing from the spirit of the present invention.
例えば、補強ベースプレート12(拡幅部材10)による拡幅面積は限定されるものではなく、想定される応力に応じて適宜設定すればよい。
また、拡幅部材10を構成する各部材の板厚や強度等も適宜設定すればよい。
For example, the widened area by the reinforcing base plate 12 (the widening member 10) is not limited, and may be appropriately set according to the assumed stress.
Moreover, what is necessary is just to set suitably the board thickness of each member which comprises the widening
既設柱3の断面形状は矩形に限定されるものではない。また、既設柱3の構造は限定されるものではなく、例えば、鉄筋コンクリート構造であってもよい。
The cross-sectional shape of the existing
また、前記実施形態では、アンカーフレーム5(アンカーボルト51)を介して既設柱3と既設フーチング4とが固定された既設橋脚2を補強する場合について説明したが、本発明の補強構造1が適用可能の既設橋脚の構造はこれに限定されない。例えば、鉄筋コンクリートにより既設柱3と既設フーチング4とが一体に形成された既設橋脚2に採用してもよい。
Moreover, although the said embodiment demonstrated the case where the existing
1 補強構造(橋脚の補強構造)
10 拡幅部材
11 根巻きコンクリート
12 補強ベースプレート
12a 取付板
12b 裏当て板
13 リブプレート
14 スプライスプレート
15 仕口部材
15a 仕口フランジ
15b 仕口リブ
2 既設橋脚
3 既設柱
31 橋脚ベースプレート
32 第二橋脚ベースプレート
33 リブ
34 既設根巻きコンクリート
4 既設フーチング(既設基礎)
41 凹部
42 充填材
5 アンカーフレーム
51 アンカーボルト
52 枠状部材
53 ナット
A 溶接
1 Reinforcement structure (Reinforcement structure of pier)
DESCRIPTION OF
41
Claims (3)
前記拡幅部材は、前記既設フーチングの上面に下面全体が接した状態で載置された補強ベースプレートと、前記既設柱の側面と前記補強ベースプレートとを連結するリブプレートと、からなることを特徴とする、橋脚の補強構造。 A widening member retrofitted to the base of the existing column is provided, and the resistance is increased outside the existing anchor bolt that is disposed so as to surround the base of the existing column and fixes the pier base plate of the existing column to the existing footing. Therefore, without adding an anchor bolt for fixing the widening member to the existing footing, a reinforcement structure of the pier that improves the proof stress by supporting the existing anchor bolt on the tension side and the concrete on the compression side,
The widening member, characterized the reinforcing base plate is placed in a state in which the whole lower surface to the upper surface is in contact with the existing footing, and a rib plate connecting the reinforcing base plate and the side surface of the existing columns, in that it consists of , Reinforcement structure of the pier.
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