JP6363546B2 - リールの製造方法 - Google Patents

リールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6363546B2
JP6363546B2 JP2015066198A JP2015066198A JP6363546B2 JP 6363546 B2 JP6363546 B2 JP 6363546B2 JP 2015066198 A JP2015066198 A JP 2015066198A JP 2015066198 A JP2015066198 A JP 2015066198A JP 6363546 B2 JP6363546 B2 JP 6363546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
reel
forming
peripheral surface
recording tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015066198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016185663A (ja
Inventor
陽介 角屋
陽介 角屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2015066198A priority Critical patent/JP6363546B2/ja
Priority to US15/018,866 priority patent/US10071516B2/en
Publication of JP2016185663A publication Critical patent/JP2016185663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6363546B2 publication Critical patent/JP6363546B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/2701Details not specific to hot or cold runner channels
    • B29C45/2708Gates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/56Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0025Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0025Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
    • B29C2045/0027Gate or gate mark locations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/2701Details not specific to hot or cold runner channels
    • B29C45/2708Gates
    • B29C2045/2709Gates with a plurality of mould cavity inlets in close proximity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/37Mould cavity walls, i.e. the inner surface forming the mould cavity, e.g. linings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2069/00Use of PC, i.e. polycarbonates or derivatives thereof, as moulding material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明はリールの製造方法に関する。
磁気テープ等の記録テープがハブの外周面に巻回された単一のリールをケース内に収容してなるテープカートリッジは、従来から知られている。このようなテープカートリッジのリールにおいて、そのハブの外周面の中心線平均粗さRaを0.005μm以上0.04μm以下に規定したリールは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
更に、記録テープの自由端部をハブの外周面に摺接させ、それによって発生する摩耗粉により、記録テープの自由端部をハブの外周面に貼り付けるようにした巻付方法も、従来から知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−30952号公報 特開2010−215327号公報
ところで、例えば溶融された樹脂材の注入口となるゲートが、ハブの底板の中心部となる位置に配置された金型によって成形されるリールにおいて、ハブの内周面よりも径方向内側における底板に周方向に等間隔で3個の孔部が形成される場合がある。この場合、溶融されてゲートから注入された樹脂材は、孔部を形成する部分によって分断されて径方向外側へ流れ、ハブを形成する部分で合流する。
したがって、孔部の径方向外側に位置するハブの外周面には、軸方向に沿ったウエルドライン(図7参照)が形成され易い。また、ウエルドラインと対向する金型の一部が経時劣化する現象が見られるが、その原因は、次のように考えられる。すなわち、金型での成形時に、溶融された樹脂材から発生する腐食性ガスも、その溶融された樹脂材と同様に流れるため、ウエルドラインが形成されている部分(以下「ウエルド部」という)に集中し易く、その腐食性ガスにより、ウエルドラインと対向する金型の一部が経時的に腐食することがあった。
金型の一部が腐食すると、その腐食部分がリールハブの外周面に転写されるので、ウエルド部は、ウエルドラインが形成されていない部分(以下「非ウエルド部」という)よりも表面が粗くなる。したがって、記録テープの自由端部をハブの外周面に貼り付けるために摺接させると、そのウエルド部から必要以上に摩耗粉が発生してしまう。
特に、近年では、記録テープの更なる薄型化が図られているため、ハブの外周面に自由端部が貼り付いた記録テープを1周、2周、3周・・・と巻回していくと、その自由端部とハブの外周面との間に介在する摩耗粉により、その自由端部に重ねられる2周目以降の記録テープに、その厚み以上の無視できない段差(皺)が生じてしまう。
ハブに巻回された記録テープに段差が生じていると、一定の回転数でリールを回転させながら記録テープを走行させ、その記録テープに対してドライブ装置の記録再生ヘッドにより記録又は再生したときに、その段差が生じた部分で記録テープの挙動が急変するため、記録再生ヘッドでの記録不良又は再生不良(以下「ドロップアウト」という)が発生するおそれがある。
そこで、本発明は、記録テープに対する記録再生ヘッドでの記録又は再生時にドロップアウトが発生するのを抑制できリールの製造方法を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様のリールの製造方法は、記録テープが巻回される円筒状のハブを形成するためのハブ形成部と、ハブの一端部に一体に設けられるフランジを形成するためのフランジ形成部と、ハブの一端部又は他端部に環状のリールギアを有して設けられるとともにリールギア上に等間隔に複数の孔部が設けられた底板を形成するための底板形成部と、ハブ形成部におけるハブの内周面を形成する壁面よりも径方向内側に配置されたゲートと、ハブ形成部におけるハブの外周面を形成する壁面に施された耐腐食性コーティングと、を備えた金型を準備し、溶融された樹脂材をゲートから注入してリール構成部品を製造した後、ハブの他端部に、フランジに対向するフランジを接合し、ハブの外周面に厚みが5.5μm以下の記録テープの自由端部を摺接させて貼り付けてから巻き付ける
また、本発明に係る第2の態様のリールの製造方法は、記録テープが巻回される円筒状のハブを形成するためのハブ形成部と、ハブの一端部に一体に設けられるフランジを形成するためのフランジ形成部と、ハブの一端部又は他端部に設けられる底板を形成するための底板形成部と、ハブ形成部におけるハブの内周面を形成する壁面よりも径方向内側に周方向に等間隔で複数配置されたゲートと、ハブ形成部におけるハブの外周面を形成する壁面に施された耐腐食性コーティングと、を備えた金型を準備し、溶融された樹脂材をゲートから注入してリール構成部品を製造した後、ハブの他端部に、フランジに対向するフランジを接合し、ハブの外周面に厚みが5.5μm以下の記録テープの自由端部を摺接させて貼り付けてから巻き付ける
また、本発明に係る第3の態様のリール製造方法は、第1の態様のリールの製造方法であって、孔部の数が3個である。また、本発明に係る第4の態様のリールの製造方法は、第2の態様のリールの製造方法であって、ゲートの数が3個である
また、本発明に係る第5の態様のリールの製造方法は、第1〜第4の何れかの態様のリールの製造方法であって、ハブ形成部におけるハブの外周面を形成する壁面のみに耐腐食性コーティングが施されている。また、本発明に係る第6の態様のリールの製造方法は、第1〜第4の何れかの態様のリールの製造方法であって、フランジ形成部に耐腐食性コーティングが施されていない
本発明によれば、記録テープに対する記録再生ヘッドでの記録又は再生時にドロップアウトが発生するのを抑制することができる。
記録テープカートリッジの斜視図である。 (A)リールに記録テープを巻回し始めるときの斜視図である。(B)リールに記録テープを巻回し終えたときの斜視図である。 第1実施形態に係るリールのリール構成部品と上フランジとを示す分解側断面図である。 (A)第1実施形態に係るリールのリールハブの構成を示す平面図である。(B)第1実施形態に係るリールのリールハブの構成を示す底面図である。 (A)巻付装置の保持機構に保持された記録テープがリールハブに押し付けられた状態を示す説明図である。(B)記録テープをリールハブに貼り付けた保持機構がリールハブから離脱した状態を示す説明図である。 第1実施形態に係るリールのリール構成部品を成形する金型を拡大して示す断面図である。 耐腐食性コーティングがされていない金型で成形したリール構成部品のリールハブの外周面を拡大してウエルド部を示す側面図である。 第1実施形態に係るリールのリールハブに記録テープを1周巻回した状態を示す側面図である。 図8のX−X線矢視断面図である。 (A)第2実施形態に係るリールのリール構成部品を示す斜視図である。(B)第2実施形態に係るリールのリールハブの構成を示す底面図である。 第2実施形態に係るリールのリール構成部品を成形する金型を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。まず、リール20を単一で収容する記録テープカートリッジ10について簡単に説明し、次に、リール20について説明する。なお、本実施形態に係るリール20に記録テープTを巻き付けるときには、特開2010−215327号公報で開示されている巻付方法で巻き付ける。
図1に示されるように、記録テープカートリッジ10は、ポリカーボネート(PC)等の樹脂製のケース12を有している。ケース12は、略矩形箱状に形成されており、その内部には、ポリカーボネート(PC)等の樹脂製のリール20が1つだけ回転可能に収容されている。
ケース12の側壁には、リール20に巻装された記録テープTを引き出すための開口14が形成されており、この開口14から引き出される記録テープTの自由端部Teには、ドライブ装置(図示省略)の引出部材(図示省略)によって係止されつつ引き出し操作されるリーダーピン16が固着されている。
また、開口14は、ドア18によって開閉されるようになっている。ドア18は、開口14を閉塞可能な大きさの略矩形板状に形成されており、その開口14を閉塞する方向へ付勢部材(図示省略)により付勢されている。そして、ドア18は、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填に伴い、付勢部材の付勢力に抗して開放されるようになっている。
<第1実施形態>
次に、第1実施形態に係るリール20について説明する。図2(A)、図3に示されるように、リール20は、軸心部を構成する円筒状のリールハブ22と、その下端部に一体に設けられるフランジとしての下フランジ24と、その上端部に接合されて設けられるフランジとしての上フランジ26と、リールハブ22の下端部を閉塞するように一体に設けられる底板28と、で構成されている。
なお、本実施形態におけるリール構成部品30は、リールハブ22と下フランジ24と底板28とで構成されている。そして、リールハブ22の外周面22Aに、情報記録再生媒体としての磁気テープ等の記録テープTが巻回され、下フランジ24及び上フランジ26によって、その巻回された記録テープTの幅方向の端部が保護されるようになっている(図2(B)参照)。
また、図3、図4(A)に示されるように、リールハブ22の内周面よりも径方向内側における底板28の上面には、係合ギア32が周方向に等間隔に3個形成されている。この係合ギア32は、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されない不使用時において、ケース12に対して回転不能とされたブレーキ部材(図示省略)の制動ギアと噛合するようになっている。
また、図3、図4(B)に示されるように、リールハブ22の内周面よりも径方向内側における底板28の下面には、リールギア34が環状に形成されている。そして、リールギア34よりも径方向内側における底板28の下面には、磁性材からなる環状のリールプレート36がインサート成形等により一体に固着されている。
また、リールギア34上には、ブレーキ部材のリール20に対する制動を解除するために、リールハブ22内に設けられた解除部材(図示省略)の脚部を挿通させる孔部38が等間隔に3個形成されている。そして、リールプレート36よりも径方向内側、ここでは底板28の中心部(リール20の軸心)に、ゲート跡46が形成されている。
また、ケース12の下壁における略中央部には、リールギア34及びリールプレート36を外部に露出するためのギア開口(図示省略)が形成されている。そして、ギア開口から露出されるリールギア34が、ドライブ装置の回転シャフト(図示省略)に形成された駆動ギア(図示省略)に噛合されるようになっている。
この回転シャフトの噛合動作により、解除部材の脚部が軸方向上側へ押圧され、その解除部材がブレーキ部材を軸方向上側へ押し上げて制動ギアの係合ギア32に対する噛合を解除することにより、リール20に対する制動が解除されるようになっている。そして、制動が解除されたリール20は、回転シャフトが回転駆動されることにより、ケース12内において回転するようになっている。
(巻付方法)
以上のような構成とされたリール20において、次にリールハブ22の外周面22Aに貼付用の液体を塗布することなく記録テープTを貼り付けて巻回する巻付方法について説明する。なお、図5では、説明(図面)を簡略化するために、リール20のリールハブ22のみを平断面視で示している。また、後述する弾性体48は、適度な硬度を備えたスポンジ状の物質(例えば日本ゴム協会標準規格(SRIS)0101に準ずる測定法で硬度22)によって構成されている。
図5(A)に示されるように、リール20を巻付装置の回転駆動ギア(図示省略)にセットする。すなわち、リール20のリールギア34を回転駆動ギアに噛合させる。なお、この際、リールプレート36が回転駆動ギアの径方向内側に設けられたマグネット(図示省略)に吸着される。
一方、記録テープTのリーダーピン16が取り付けられる自由端部Teとは反対側となる自由端部Tfを、巻付装置における保持機構50の上面50Aにエアー吸引によって保持する。そして、その自由端部Tfを介して、保持機構50の凹部52に設けられた弾性体48をリールハブ22の外周面22Aに押し付ける。
つまり、弾性体48上に存在する記録テープTの自由端部Tfを、リールハブ22の外周面22Aに所定の圧力で接触させる。そして、リールハブ22を図示の矢印A方向に所定の速度(例えば300rpm)で数秒間回転させ、記録テープTに対してリールハブ22の外周面22Aを所定の距離以上(例えば2000mm以上)摺接させる。すると、図5(B)に示されるように、リールハブ22の外周面22Aに記録テープTの自由端部Tfが貼り付く。
ここで、この記録テープTの貼付力は、リールハブ22の外周面22Aに接触する記録テープTの接触面である非磁性面(以下「バック面Tb」という)の表面粗さRa[nm]及び接触時間によって決まる。すなわち、記録テープTのバック面Tbの表面粗さRaが小さい(Ra<約5nmの平滑面の)場合には、リールハブ22の外周面22Aに対する摩擦力が大きいので、貼付力が高い(貼り付き易い)。したがって、この場合には、記録テープTに対するリールハブ22(外周面22A)の接触時間(接触距離)が短くても貼り付く。
しかし、記録テープTのバック面Tbの表面粗さRaが大きい(Ra≧約5nmの粗い面の)場合には、リールハブ22の外周面22Aに対する摩擦力が小さいので、貼付力が低い(貼り付き難い)。したがって、この場合には、記録テープTに対するリールハブ22(外周面22A)の接触時間(接触距離)を長くして貼付力を高めるようにしている。接触時間(接触距離)を長くすると、その自由端部Tfのバック面Tbに摩耗粉D(図8、図9参照)が発生し、その摩耗粉Dによって、リールハブ22(外周面22A)に対する貼付力が高められると考えられる。
以下、そのメカニズムについて簡単に説明する。リールハブ22の外周面22Aには、酸化膜が形成されている。したがって、記録テープTのバック面Tbとリールハブ22の外周面22A(酸化膜)とが、互いに押圧状態で擦れると、その酸化膜の一部が剥離するとともにバック面Tbにおける微小突起が削れて、摩耗粉Dが発生し、その摩耗粉Dがリールハブ22の外周面22Aに付着する。
そして、この摩耗粉Dは、リールハブ22の記録テープTに対する摺接によって引き延ばされることにより、その凝着力が高められる(特に酸化膜が剥離した外周面22Aでは表面エネルギーが上昇し、その凝着力が高められる)。したがって、その凝着力が高められた摩耗粉Dが接着剤の役割を果たし、これによって、記録テープT(自由端部Tf)のリールハブ22の外周面22Aに対する貼付力が得られる。
しかも、記録テープTのバック面Tbにおける微小突起が削れることで、そのバック面Tbが平滑面に近づくので、リールハブ22の外周面22Aに対する摩擦力も高められる。よって、バック面Tbの表面粗さRaが大きい(粗い面の)記録テープTでも、その自由端部Tfのリールハブ22の外周面22Aに対する貼付力が高められ、その自由端部Tfがリールハブ22の外周面22Aに貼り付く。
以上のようなメカニズムにより、記録テープTの自由端部Tfが、アルコールなどの記録テープ貼付用液体を使用せずに、リールハブ22の外周面22Aに貼り付けられる。なお、リールハブ22の外周面22Aに記録テープTの自由端部Tfが貼り付いたら、保持機構50のエアー吸引を解除し、図5(B)に示されるように、保持機構50をリールハブ22から離脱させる。
その後、記録テープTに所定の張力(例えば厚みが5.2μmの記録テープTの場合には約0.01N程度)を付与しつつ、回転機構の回転駆動ギアを、上記摺接時の回転速度よりも低速(例えば60rpm)で回転させる。そして、リールハブ22に記録テープTが所定量巻回されたら、回転駆動ギアを高速で回転させ、リールハブ22に記録テープTを順次巻き付けていく。
これにより、リール20は、最終的には、図2(B)に示されるように、記録テープTが巻装された状態となる。なお、このような巻付方法であると、図8に示されるように、記録テープTのエッジと下フランジ24及び上フランジ26との間に一定の間隙S1、S2がそれぞれ形成される(記録テープTが下フランジ24側又は上フランジ26側へ傾かない)状態で貼り付けることが可能となる。
(金型)
次に、リール20のリールハブ22と下フランジ24と底板28とを一体に成形する金型60、即ちリール構成部品30を成形する金型60の構成及び作用について説明する。
図6に示されるように、金型60は、固定側金型60Aと可動側金型60Bとを有しており、固定側金型60Aに可動側金型60Bを突き当てることで、リール構成部品30を成形するための空間(後述する各形成部)が形成されるようになっている。以下、リール構成部品30を成形する各形成部について説明する。
金型60は、鋼鉄等によって製造されており、リールハブ22を形成するためのハブ形成部62と、下フランジ24を形成するためのフランジ形成部64と、底板28を形成するための底板形成部68と、を有している。そして、ハブ形成部62におけるリールハブ22の外周面22Aを形成する壁面62Aには、耐腐食性コーティングCTが施されている。
また、溶融されたPC等の樹脂材を金型60に注入するためのゲート66は、ハブ形成部62におけるリールハブ22の内周面を形成する壁面62Bよりも径方向内側、ここでは底板形成部68の中心部(リール20の軸心)に配置されている。したがって、ゲート66から溶融された樹脂材が注入されると、その樹脂材は、底板形成部68からハブ形成部62及びフランジ形成部64へ流れる。
ここで、底板28には、周方向に等間隔で3個の孔部38が形成される。そのため、底板形成部68には、周方向に等間隔で3個の柱部58が設けられており、底板形成部68からハブ形成部62側へ流れてきた樹脂材は、各柱部58によって一旦分断され、ハブ形成部62内で合流する。よって、各柱部58によって形成される孔部38の径方向外側におけるリールハブ22の外周面22Aには、図7に示されるように、軸方向にほぼ沿ったウエルドライン42が形成される。
また、金型60での成形時には、溶融された樹脂材から腐食性ガスが発生する。腐食性ガスは、溶融された樹脂材と同様に流れるため、ハブ形成部62内における樹脂材の合流部に集中し易い。したがって、ハブ形成部62の壁面62Aに耐腐食性コーティングCTが施されていない場合には、その腐食性ガスにより、壁面62Aの一部(ウエルドライン42と対向する部位)が経時的に腐食されると考えられ、その壁面62Aの一部の粗さがリールハブ22の外周面22Aに転写される。これにより、リールハブ22の外周面22Aには、等間隔に3箇所のウエルドライン42を含むウエルド部40が形成される(図7参照)。
ここで、記録テープTは、上記のような巻付方法でリールハブ22の外周面22Aに巻き付けられるが、ウエルド部40は非ウエルド部44(ウエルド部40とウエルド部40との間)よりも、その表面が粗くなる。したがって、ウエルド部40からは必要以上の摩耗粉Dが発生し易い。また、記録テープTは、その厚みが5.5μm以下(本実施形態では5.2μm)とされてリール20に1000m以上巻回されており、今後も更に薄型化が促進される傾向にある。
よって、図8、図9に示されるように、摩耗粉Dによって記録テープTの自由端部Tfがリールハブ22の外周面22Aに貼り付けられ、その外周面22Aとの間に摩耗粉Dが介在された1周目の記録テープTの自由端部Tfに、2周目の記録テープTの巻始部分が重ねられて巻回されていくと、その摩耗粉Dによる記録テープTの厚み以上の段差が、2周目の記録テープTの巻始部分に生じるため、その巻始部分に順次重ねられていく記録テープTに皺が発生し易い。
記録テープTに皺が発生すると、一定の回転数でリール20を回転させながら記録テープTを走行させ、その記録テープTに対してドライブ装置の記録再生ヘッド(図示省略)により記録又は再生したときに、その皺が生じた部分で記録テープTの挙動が急変するため、記録再生ヘッドでの記録不良又は再生不良、即ちドロップアウトが発生してしまう懸念がある。
そこで、ウエルド部40の表面粗さRaを低減させるために、本実施形態では、上記したように、ハブ形成部62におけるリールハブ22の外周面22Aを形成する壁面62Aに、耐腐食性コーティングCTを施している。具体的には、その壁面62Aに、例えば窒化クロム系コーティングやダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティングを施している。
これによれば、成形時において、金型60のハブ形成部62における壁面62Aの経時的な腐食を抑制又は防止できるため、ウエルドライン42を含むウエルド部40の表面粗さRaを低減させることができる。具体的には、ウエルド部40の表面粗さRaと非ウエルド部44の表面粗さRaとの差を0.25μm以下とすることができる。
よって、リールハブ22の外周面22Aに記録テープTの自由端部Tfを摺接させて貼り付けてから巻き付ける巻付方法で、記録テープTをリールハブ22の外周面22Aに巻回していく場合に、必要以上の摩耗粉Dの発生を抑制することができ、記録テープTを巻回していくことにより発生する段差を低減させることができる。
具体的には、摩耗粉Dを用いないで接合された場合は当然ながら、図9に示されるように、摩耗粉Dを用いて接合された場合でも、リールハブ22の外周面22Aに巻回された記録テープTにおける1周目の巻終端と2周目の巻始端との記録テープTの全幅に亘る巻径We、Wfの差が、記録テープTの厚みの1.3倍以下となっている。この範囲であれば、記録テープTに皺が発生するのを抑制又は防止することができ、ドロップアウトの発生を抑制又は防止することができる。また、皺が発生する程度を予測できるため、ドロップアウトの発生を抑制又は防止するような制御が可能となる。
なお、耐腐食性コーティングCTは、ハブ形成部62における壁面62Aのみに施される。すなわち、寸法精度が要求される底板28及び下フランジ24をそれぞれ成形する底板形成部68及びフランジ形成部64における各壁面には、耐腐食性コーティングCTが施されないようになっている。
また、本実施形態における表面粗さRaや巻径は、輪郭形状測定機:CV−3000CNC(Mitsutoyo社製)によって測定した。例えば巻径の場合、リールハブ22の軸方向における適宜箇所において、1周目の巻終端周辺から2周目の巻始端周辺まで記録テープTの表面をリールハブ22の周方向へ走査し、取得した輪郭曲線から半径の差を求めた。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係るリール20について説明する。なお、第1実施形態と同等の部位には同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図10に示されるように、第2実施形態に係るリール20は、底板28の中心部(リール20の軸心)に円形状の開口部28Aを有しており、底板28の下面に形成されるリールギア34上に等間隔に3個のゲート跡46が形成されている。つまり、このリール20のリール構成部品30を成形する金型60は、図11に示されるように、底板形成部68に周方向に等間隔に3個のゲート66が配置されている。
そのため、溶融されて3個のゲート66から注入された樹脂材は、それぞれ底板形成部68において合流するとともに、ハブ形成部62及びフランジ形成部64においても合流する。したがって、リールハブ22の外周面22Aには、第1実施形態と同様に、ウエルドライン42を含むウエルド部40が形成される(図7参照)。
つまり、第1実施形態では、底板形成部68に周方向に等間隔で3個設けられた柱部58により、リールハブ22の外周面22Aにウエルド部40が形成されるが、第2実施形態では、底板形成部68に周方向に等間隔で3個のゲート66が配置されているために、リールハブ22の外周面22Aにウエルド部40が形成される。したがって、この場合も、図11に示されるように、金型60におけるハブ形成部62の壁面62Aに耐腐食性コーティングCTを施すことが有効となる。
以上、本実施形態に係るリール構成部品30の金型60及びリール構成部品30の製造方法並びにリール20の製造方法について、図面を基に説明したが、本実施形態に係るリール構成部品30の金型60及びリール構成部品30の製造方法並びにリール20の製造方法は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。
例えば、リール構成部品30は、リールハブ22と上フランジ26と底板28とで構成されていてもよい。また、耐腐食性コーティングCTは、ハブ形成部62における壁面62Aの一部(ウエルドライン42と対向する部位)にだけ施される構成とされていてもよい。また、孔部38及びゲート66の数は、複数であればよく、図示の3個に限定されるものではない。
20 リール
22 リールハブ(ハブ)
22A 外周面
24 下フランジ(フランジ)
28 底板
30 リール構成部品
34 リールギア
38 孔部
60 金型
62 ハブ形成部
62A 壁面
62B 壁面
64 フランジ形成部
66 ゲート
68 底板形成部
CT 耐腐食性コーティング
T 記録テープ

Claims (6)

  1. 記録テープが巻回される円筒状のハブを形成するためのハブ形成部と、
    前記ハブの一端部に一体に設けられるフランジを形成するためのフランジ形成部と、
    前記ハブの一端部又は他端部に環状のリールギアを有して設けられるとともに該リールギア上に等間隔に複数の孔部が設けられた底板を形成するための底板形成部と、
    前記ハブ形成部における前記ハブの内周面を形成する壁面よりも径方向内側に配置されたゲートと、
    前記ハブ形成部における前記ハブの外周面を形成する壁面に施された耐腐食性コーティングと、
    を備えた金型を準備し、溶融された樹脂材を前記ゲートから注入してリール構成部品を製造した後、前記ハブの他端部に、前記フランジに対向するフランジを接合し、前記ハブの外周面に厚みが5.5μm以下の記録テープの自由端部を摺接させて貼り付けてから巻き付けるリールの製造方法
  2. 記録テープが巻回される円筒状のハブを形成するためのハブ形成部と、
    前記ハブの一端部に一体に設けられるフランジを形成するためのフランジ形成部と、
    前記ハブの一端部又は他端部に設けられる底板を形成するための底板形成部と、
    前記ハブ形成部における前記ハブの内周面を形成する壁面よりも径方向内側に周方向に等間隔で複数配置されたゲートと、
    前記ハブ形成部における前記ハブの外周面を形成する壁面に施された耐腐食性コーティングと、
    を備えた金型を準備し、溶融された樹脂材を前記ゲートから注入してリール構成部品を製造した後、前記ハブの他端部に、前記フランジに対向するフランジを接合し、前記ハブの外周面に厚みが5.5μm以下の記録テープの自由端部を摺接させて貼り付けてから巻き付けるリールの製造方法
  3. 前記孔部の数が3個である請求項1に記載のリールの製造方法
  4. 前記ゲートの数が3個である請求項2に記載のリールの製造方法
  5. 前記ハブ形成部における前記ハブの外周面を形成する壁面のみに耐腐食性コーティングが施されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のリールの製造方法
  6. 前記フランジ形成部に耐腐食性コーティングが施されていない請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のリールの製造方法
JP2015066198A 2015-03-27 2015-03-27 リールの製造方法 Active JP6363546B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015066198A JP6363546B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 リールの製造方法
US15/018,866 US10071516B2 (en) 2015-03-27 2016-02-09 Mold for manufacturing reel component member, method of manufacturing reel component member, and method of manufacturing reel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015066198A JP6363546B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 リールの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016185663A JP2016185663A (ja) 2016-10-27
JP6363546B2 true JP6363546B2 (ja) 2018-07-25

Family

ID=56974972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015066198A Active JP6363546B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 リールの製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10071516B2 (ja)
JP (1) JP6363546B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023130987A (ja) * 2022-03-08 2023-09-21 富士フイルム株式会社 金型、テープリール、及びテープカートリッジ

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4690370A (en) * 1982-09-29 1987-09-01 M. U. Engineering & Manufacturing, Inc. Rhodium coated mold
JP2002292694A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Canon Inc 射出成形用金型のガス抜き状態検出方法
US6651917B2 (en) * 2001-05-10 2003-11-25 Tdk Corporation Tape cartridge
JP2003030952A (ja) 2001-05-10 2003-01-31 Tdk Corp テープカートリッジ
JP2003320552A (ja) * 2002-04-30 2003-11-11 Mitsubishi Materials Corp 光ディスク成形用金型装置
JP2005276387A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Fuji Photo Film Co Ltd リーダーテープおよびこれを用いた磁気テープカートリッジ
JP2008049617A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Tdk Corp テープリール製造方法、中間体および射出成形用金型
JP4805232B2 (ja) * 2007-09-05 2011-11-02 富士フイルム株式会社 リール
JP2009087469A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Fujifilm Corp 磁気テープリールおよび磁気テープカートリッジ
JP5236540B2 (ja) * 2009-03-16 2013-07-17 富士フイルム株式会社 ウェブ巻付方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20160279848A1 (en) 2016-09-29
JP2016185663A (ja) 2016-10-27
US10071516B2 (en) 2018-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7347397B2 (en) Reel and recording tape cartridge
JP2008176885A (ja) テープリール、記録テープカートリッジ、マシンリール及びドライブ装置
JP5528839B2 (ja) リール及び記録テープカートリッジ
JP2008004143A (ja) リール及び記録テープカートリッジ
US11682431B2 (en) Base member, spindle motor, and hard disk drive device
JP6317287B2 (ja) リール
US20090224091A1 (en) Reel and recording tape cartridge
JP6363546B2 (ja) リールの製造方法
JP6317286B2 (ja) リール及びリール構成部品の製造方法並びにリールの製造方法
JP2006322511A (ja) 軸受
JP2009054223A (ja) リール
JP2009048692A (ja) リール及び記録テープカートリッジ
JP4795216B2 (ja) インサート体、リール、及び記録テープカートリッジ
JP2011165229A (ja) リールの製造方法及びリール並びに記録テープカートリッジ
JP2007299462A (ja) テープリール及びテープカートリッジ
JP4139678B2 (ja) 磁気テープカートリッジ用リール
JP4790509B2 (ja) リール及びその製造方法並びに記録テープカートリッジ
JP4209090B2 (ja) 記録メディアテープ用リール
JP4790510B2 (ja) リール及び記録テープカートリッジ
JP6552426B2 (ja) リールの製造方法
JP4879855B2 (ja) リール
JP2009064480A (ja) フランジの製造方法、リール、及び記録テープカートリッジ
JP2006073074A (ja) リール及びリールの設計方法
JP2008108292A (ja) リール
JP2008097745A (ja) リール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6363546

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250