JP6362358B2 - 作業完了報知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作業完了を知らせる作業完了報知音を出力する報知機器に対して使用される作業完了報知装置に関する。
一般に、洗濯機などの家電製品においては、作業を完了した際に、作業が完了した旨を知らせる報知音を出力するように構成されている。このような構成の家電製品においては、利用者が当該家電製品の近くにいない場合に、作業の完了を知らせる報知音が聞こえず、作業の完了に気付けない場合がある。
このような課題を踏まえ、近年では、家電製品の中には、家庭内のネットワークに接続する機能を有し、ネットワークを介して利用者の携帯端末などに作業が完了した旨を通知するものがある。例えば、特許文献1には、家電製品と無線通信可能な携帯端末装置を備え、家電製品の作業完了を、携帯端末装置で確認できるようにしたシステムが開示されている。
特開2008−301063号公報
しかしながら、上述のようにネットワークを介して利用者の携帯端末などに作業が完了した旨を知らせるには、あらかじめ機器をネットワークに接続可能とする必要があり、利用者としては、新規に機器を購入する必要がある。また別の方法としては、家庭内の既存の機器に対して、後付けでネットワークに接続可能とするという方法がある。しかしながら、家庭内の多種多様な機器を、後付けでネットワークに接続可能とすることは現実的には難しい。すなわち、ネットワークに接続できない既存の機器を用いている利用者にとっては、上述の技術は、利用するにあたり経済的負担が大きく、現実的でないという問題がある。
そこで、本願発明は、既存の機器に、ネットワークに接続可能とするなどの手を加えることなく、離れた場所の利用者の携帯端末などに、機器の作業が完了した旨を通知可能とする装置を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願発明に係る作業完了報知装置の特徴構成は、作業完了を知らせる作業完了報知音を出力する報知機器に対して使用される作業完了報知装置であって、
周囲の音を集音する集音部と、
前記報知機器の作業完了報知音が記憶された報知音記憶部と、
前記集音部により集音された音が、前記報知音記憶部内の前記作業完了報知音と一致するかを判定する判定部と、
通信端末に前記報知機器の作業が完了した旨を報知する報知部と、を備え、
前記集音部により集音された音が、前記判定部により、前記報知音記憶部内の前記作業完了報知音と一致すると判定された場合に、前記報知部により、前記通信端末に前記報知機器の作業が完了した旨を報知し、
前記集音部により集音された音を、前記報知音記憶部に前記作業完了報知音として記憶する学習機能部を備え、
利用者により設定された、前記報知機器の作業完了までにかかる第1設定時間後に、前記集音部により集音を行った後、前記学習機能部を動作させるタイマー設定部を備える点にある。
上記特徴構成によれば、報知機器が作業を完了し、作業完了報知音を発すると、集音部により当該作業完了報知音が集音され、判定部により作業完了報知音と一致すると判定される。そして、報知部により、通信端末に作業が完了した旨が報知される。すなわち、報知機器と通信端末とを通信可能とするだけで、報知機器には、例えばネットワークに接続可能とする、などの手を加える必要がない。よって、既存の報知機器に手を加えることなく、離れた場所の利用者の携帯端末などに、報知機器の作業が完了した旨を通知可能とする装置を実現することができる。したがって、例えば、家庭内において、ネットワークに接続可能な報知機器を新規に購入する場合や、後付けで報知機器をネットワークに接続可能とする場合に比べて、低コストに同等の機能を実現できる。
上記特徴構成によれば、集音部により集音された音を、報知音記憶部に記憶することができる。よって、作業完了報知装置の製造時に事前に報知機器の作業完了報知音を把握する必要がなくなる。また、利用者が、作業完了報知装置の導入後に、通信端末への報知を必要とする報知機器の作業完了報知音を記憶させることができる。すなわち、例えば家庭内など、多種多様な報知機器が存在する場合に好適な作業完了報知装置を実現できる。
上記特徴構成によれば、第1設定時間を、報知音記憶部に作業完了報知音を記憶させたい報知機器の作業完了までにかかる時間とすることで、利用者が報知機器の作業完了報知音を録音するために、実際に報知機器の作業完了を待つ必要がなくなる。具体的には、例えば、報知機器として洗濯機を用いる場合に、洗濯及び乾燥の完了を知らせる作業完了報知音を記憶するためには、第1設定時間を洗濯及び乾燥の完了にかかる時間(3〜4時間)に設定することで、洗濯及び乾燥の完了を知らせる報知音を報知音記憶部に記憶することが可能となる。すなわち、より利便性の高い作業完了報知装置を実現できる。
加えて、前記学習機能部が、
前記集音部により集音された音を前記報知音記憶部に前記作業完了報知音として記憶する際に、利用者により、当該作業完了報知音に対応する報知機器の種別及び作業を入力可能に構成すると好適である。
上記特徴構成によれば、報知音記憶部に記憶された作業完了報知音を、報知機器の種別及び作業により区別することができる。よって、報知部により通信端末に作業の完了を報知するにあたり、通信端末に、作業が完了した報知機器の種類及び作業を伝達することが可能となる。すなわち、より利便性の高い作業完了報知装置を実現できる。
加えて、前記タイマー設定部が、
第1設定時間後に、前記集音部により、あらかじめ設定された第2設定時間の間、集音を行い、
前記集音部により集音された音として、前記第2設定時間の間に集音された音の一部分を取り出した後、
前記学習機能部を動作させるように構成された構成とすると好適である。
上記特徴構成によれば、利用者が、報知音記憶部に作業完了報知音を記憶させたい報知機器の作業完了までにかかる時間を正確に分からない場合であっても、第1設定時間から第2設定時間が経過するまでの間に作業が完了すれば、報知音記憶部に作業完了報知音を記憶させることが可能となる。よって、利用者が、報知機器の作業完了までにかかる時間をおおよそで把握しておくだけで、作業完了報知装置を利用可能となる。すなわち、より利便性の高い作業完了報知装置を実現できる。
第1実施形態に係る作業完了報知装置の構成図 第1実施形態に係る制御手段内の構成を示すブロック図 作業完了報知装置の動作を示すフローチャート図 第2実施形態に係る作業完了報知装置の構成図
以下、本発明の実施形態に係る作業完了報知装置1について図面を用いて説明する。図1に示すように、作業完了報知装置1は、作業完了を知らせる作業完了報知音Pを出力する報知機器2に対して使用される。より好適には、本実施形態においては、報知機器2の周囲に設けられて使用される。報知機器2としては、何らかの作業を完了した旨を利用者に知らせるための作業完了報知音Pを出力する機器である。報知機器2としては、例えば、家庭内の家電製品を用いることができる。具体的には、例えば、洗濯機や給湯器、食洗機などを用いることができる。本実施形態においては、報知機器2として一般家庭に設置された洗濯機を用い、作業完了報知音Pとして、洗濯が完了した際の「ピーピーピー」といった報知音を用いる場合を例示する。
ここでの「報知機器2の周囲」とは、作業完了報知装置1が、報知機器2の作業完了報知音Pを取得可能な程度の近距離を意味する。例えば建物内において、報知機器2が設置された部屋の中が相当する。より具体的には、例えば、作業完了報知装置1が一般家庭で用いられる場合、報知機器2が洗濯機であれば、洗濯機が設置された脱衣所内に設置される。
作業完了報知装置1は、報知機器2からの作業完了報知音Pを取得すると、報知機器2の作業が完了した旨を、ネットワークを介して通信端末3に報知するように構成される。作業完了報知装置1から通信端末3への報知に用いるネットワークとしては、作業完了報知装置1から通信端末3へ直接通信を行う場合には、無線による通信を用いることができる。具体的には、例えば、無線LANや近距離無線通信を用いることができる。
また、作業完了報知装置1から通信端末3へ間接的に通信を行う場合には、作業完了報知装置1が家庭内のネットワークまたは外部ネットワークに有線又は無線により通信可能とし、通信端末3へ報知できるように構成すると良い。本実施形態においては、ネットワークとして家庭内に構築された無線LANを用い、作業完了報知装置1及び通信端末3が家庭内の無線LANに接続され、ルータ(不図示)を介して通信を行うように構成される。
通信端末3は、報知機器2の利用者が用いる端末で、作業完了報知装置1と直接的又は間接的に通信可能に構成される。通信端末3としては、作業完了報知装置1との通信機能を有する機器であれば良く、例えば、スマートフォンや携帯電話、PCなどを用いることができる。より好適には、報知機器2の利用者が、手軽に作業完了報知装置1からの報知を確認できるように、通信端末3として可搬性の高い携帯型端末を用いると良い。本実施形態においては、通信端末3として、無線LANへの接続機能を有するスマートフォンを用いる。
〔作業完了報知装置1の構成〕
作業完了報知装置1は、大きく分けて、集音手段11、制御手段12、通信手段13、及び音声データベース14から構成される。なお、作業完了報知装置1は、集音手段11を用いて集音した音Xを音声データベース14に記憶する「学習モード」と、音Xに基づいて通信手段13により通信端末3に報知を行う「非学習モード(報知モード)」とを切替可能に構成される。本実施形態においては、これらの2つのモードは、利用者が通信端末3を介して、切換可能に構成される。
集音手段11は、報知機器2の作業完了報知音Pを集音するために、周囲の音Xを集音可能な装置で、具体的には、マイクロフォンを用いる。集音手段11としては無指向性のものを用いると、作業完了報知装置1の設置場所の自由度が高くなり好適である。
音声データベース14には、報知機器2の作業完了報知音Pが記憶される。音声データベース14には、作業完了報知音Pの音声データに紐付く形態で、作業完了報知音Pに関する付随情報Dが記憶される。本実施形態においては、付随情報Dとしては、当該作業完了報知音Pを出力する報知機器2の種別、及び当該作業完了報知音Pを出力するときの報知機器2の作業内容が記憶される。音声データベース14は、複数の作業完了報知音Pを記憶可能に構成される。表1に、本実施形態における音声データベース14に記憶されるデータの一例を示す。表1では、説明を簡略化するため、音声データを便宜的に2進数のデータとして表示している。
Figure 0006362358
本実施形態においては、音声データベース14には、集音手段11を用いて集音した音が作業完了報知音Pとして記憶される。また、音声データベース14への作業完了報知音Pの記憶は、あらかじめ作業完了報知装置1の製造時に行っても構わない。音声データベース14は、本願発明における「報知音記憶部」に相当する。
通信手段13は、通信端末3との通信を行うための手段で、有線もしくは無線通信を用いる。作業完了報知装置1の設置場所の自由度を考慮すると、無線通信を用いる手段とすることが好適である。本実施形態においては、通信手段13として無線LANチップを用いる。
制御手段12は、集音手段11が取得した音や、後述する音声データベース14の音声の処理や通信端末3への通信処理を担う。制御手段12としては、公知の演算装置や記憶装置から構成される。具体的な構成としては、例えば、単一のマイクロコンピュータを用いることや、マイクロコンピュータに加え、音声の処理用にDSPなどの音声処理装置を備えた構成とすることができる。本実施形態においては、単一のマイクロコンピュータからなる場合を例示する。
制御手段12には、判定部21、学習機能部22、タイマー設定部23、及び報知部24が備えられる。これらの部位は、制御手段12上で動作するプログラムとして実装される。以下では、図2を用いて、制御手段12の内部構成について説明する。
判定部21は、作業完了報知装置1が非学習モード(報知モード)の状態において、集音手段11により集音された音Xが、音声データベース14に記憶された作業完了報知音Pと一致するかを判定する。より具体的には、音声データベース14に複数の作業完了報知音Pが記憶されている場合には、集音手段11により集音された音Xが、音声データベース14に記憶された複数の作業完了報知音Pのうちのいずれかと一致するものがあるかを確認し、1つでも一致するものがあれば一致したと判定する。
判定部21により一致すると判定された場合には、制御手段12は、音声データベース14から、当該作業完了報知音Pに紐付けられた付随情報Dを取得する。本実施形態においては、具体的には、作業完了報知音Pに紐付けられた報知機器2の種別、及び当該作業完了報知音Pを出力するときの報知機器2の作業内容を取得する。
学習機能部22は、作業完了報知装置1が学習モードに設定されている場合に、集音手段11により集音された音を音声データベース14に記憶する。本実施形態においては、学習機能部22は、集音手段11により集音された音Xを音声データベース14に作業完了報知音Pとして記憶する際に、利用者により、当該作業完了報知音Pに紐付けられる付随情報Dを入力可能に構成される。本実施形態においては、付随情報Dとして、報知機器の種別及び作業を入力可能に構成される。
学習機能部22の構成についてより具体的には、集音手段11により集音された音Xが学習機能部22に入力されると、通信手段13を用いて、利用者の通信端末3に、当該音Xを作業完了報知音Pとして記憶する旨の通知が表示される。さらに、通信端末3において、利用者に、当該作業完了報知音Pに関する付随情報Dの入力を促す入力画面が表示され、利用者により付随情報Dが入力されると、入力内容が制御手段12(学習機能部22)に送信される。このような構成とすることにより、学習機能部22は、作業完了報知音Pとそれに紐付けられる付随情報Dを、音声データベース14に記憶できる。
さらに、本実施形態においては、学習機能部22による作業完了報知音Pの記憶を利用者がより簡便に行えるように、制御手段12に、タイマー設定部23が備えられる。タイマー設定部23は、第1設定時間T1と第2設定時間T2とを設定可能に構成され、第1設定時間T1及び第2設定時間T2に応じて、学習機能部22の動作を制御する。
タイマー設定部23の第1設定時間T1は、作業完了報知装置1が学習モードの場合に、利用者により設定可能に構成される。具体的には、例えば、利用者が、通信端末3を用いて、タイマー設定部23の第1設定時間T1を入力可能に構成することや、または、作業完了報知装置1自体に時間を設定するための入力手段を備える構成とすることができる。
第1設定時間T1が設定されると、制御手段12は、第1設定時間T1が設定された時点から、第1設定時間T1経過後に、集音手段11を動作させ、あらかじめ定められた所定記録時間の間、周囲の音Xを集音し、学習機能部22に入力する。学習機能部22は入力された音Xを作業完了報知音Pとして音声データベース14に記憶するように動作する。ここで、「所定記録時間」としては、一の報知機器2の作業完了報知音Pを、他の報知機器2の作業完了報知音Pと区別できる程度の長さに設定すると良い。具体的には、例えば、5秒間とすることや、集音手段11による集音開始から、集音している音Xの音量が所定値(バックグラウンドノイズ)以下となるまでの時間とすることができる。
さらに、タイマー設定部23は、第2設定時間T2を設定可能に構成される。第2設定時間T2は、あらかじめ作業完了報知装置1の製造時点で設定するか、もしくは、利用者により通信端末3を用いて、設定可能に構成しても構わない。ここで、第2設定時間T2の長さは、所定記録時間よりも長くなるように設定される。本実施形態においては、第2設定時間T2は、あらかじめ作業完了報知装置1の製造時点において設定される。具体的には、例えば、10分に設定される。
あらかじめ第2設定時間T2が設定された状態で、第1設定時間T1が設定されると、第1設定時間T1が設定されてから、第1設定時間T1後に、第2設定時間T2の間、集音手段11により集音が行われる。その後、制御手段12により、第2設定時間の間に集音された音Xの一部分が取り出される。より詳しくは、通信端末3に第2設定時間T2の長さの音Xのうち、どの部分を作業完了報知音Pとみなすかを、通信端末3で指定可能に構成され、通信端末3により指定された部分が制御手段12により切り出される。
より具体的には、通信端末3は、利用者が、第2設定時間T2の長さの音Xのうちどの時間帯を切り出すかを、数値で指定するなどの方法で指定可能に構成される。制御手段12は、第2設定時間T2の間、集音手段11により集音した後、通信手段13を用いて、通信端末3に第2設定時間の間に集音された音Xのうちどの部分を指定するかを要求する。制御手段12は、利用者により用いる部分が指定された後に、指定された部分を取得可能に構成され、指定された部分を音Xから切り出して、学習機能部22に入力する。学習機能部22は入力された音Xを作業完了報知音Pとして音声データベース14に記憶するように動作する。
報知部24は、通信手段13を用いて、通信端末3に報知機器2の作業が完了した旨を報知する。本実施形態においては、制御手段12により取得した付随情報Dを用いて、作業を完了した報知機器2の種類とその作業内容を、通信端末3に報知する。報知方法としては、例えば、メールのような形態で、メッセージを制御手段12で作成し、通信端末3に送信する方法や、直接付随情報Dの情報を含む電文を通信端末3に送信し、通信端末3において利用者が理解し易い形態に変換して表示する方法を用いることができる。ここで、付随情報Dを変換する形態としては、文字のみに限らず、音や光に変換しても構わない。本実施形態においては、付随情報D及び作業の完了時刻を含む電文を通信端末3に送信し、通信端末3において利用者が理解できる形態に変換して表示するように構成される。具体的には、例えば、表1に示す例を用いると、通信端末3において「洗濯が終わりました(15時30分)」といった文字が表示される。
〔作業完了報知装置1の動作〕
上述の構成により、作業完了報知装置1は、集音手段11により集音された音Xが、判定部21により、音声データベース14内の作業完了報知音Pと一致すると判定された場合に、報知部24により、通信端末3に報知機器2の作業が完了した旨が報知される。以下では、図3を用いて、作業完了報知装置1の動作を詳しく説明する。
図3に示すように、作業完了報知装置1は動作が開始される(#1)と、作業完了報知装置1が、学習機能部22を動作させる学習モードが選択されているかを確認する(#2)。
#2において、学習モードが設定されている場合には、タイマー設定の有無(#11)が確認され、有の場合には、利用者により通信端末3を通じて、第1設定時間T1の入力が行われる(#12)。第1設定時間T1が入力され第1設定時間T1の経過後、または、#11においてタイマー設定無しの場合には、集音手段11による集音が開始され(#13)、特定時間の経過後、集音が終了する(#14)。ここで、集音が終了するまでの「特定時間」は、本実施形態においては、第1設定時間T1が設定された場合は、第2設定時間T2となり、第1設定時間T1が設定されなかった場合は、上述の所定記録時間となる。集音手段11による集音が終了した後、集音された音Xは、学習機能部22により音声データベース14に記憶される(#15)。その後、図3のAに制御は戻される。
一方、#2において、学習モードが設定されていない場合には、作業完了報知装置1は報知モードとなる(#21)。作業完了報知装置1は、集音手段11により集音を行い、判定部21により、集音した音Xが、音声データベース14内の作業完了報知音Pと一致するかを判定する(#22、#23)。合致する作業完了報知音Pが存在しない場合には、制御は#21に戻される。合致する作業完了報知音Pが存在する場合には、作業完了報知装置1は、当該作業完了報知音Pに紐付けられた(対応する)付随情報Dを抽出する(#24)。さらに、本実施形態においては、作業完了時刻と合わせて付随情報Dを通信端末3へ送信する(#25)。その後、図3のAに制御は戻される。以上のようにして、作業完了報知装置1は、報知機器2の作業が完了した旨を通信端末3に報知する。
〔第2実施形態〕
第1実施形態においては、作業完了報知装置1が、集音手段11、制御手段12、通信手段13、及び音声データベース14が一体となって構成される場合を示したが、本願発明においては、これらの要素は必ずしも一体である必要はない。第2実施形態においては、集音手段11が、制御手段12、通信手段13及び音声データベース14とは別体として設けられる場合の構成を示す。なお、第1実施形態と同様の構成部分については説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態においては、作業完了報知装置1が、集音手段11を1つ以上備えることが可能である。本実施形態においては、集音手段11を2つ備える場合の例を説明する。集音手段11と制御手段12とは無線または有線により通信可能に構成される。このような構成とすると、集音手段11は、それぞれ、異なる場所に設置することができるため、1つの作業完了報知装置1で、より多くの報知機器2の作業完了報知音Pを受信することが可能となる。
このような構成とした場合には、表2に示すように、音声データベース14に記憶する付随情報Dとして、集音手段11の設置場所を記憶可能に構成すると良い。このような構成とすることで、判定部21により集音手段11により集音した音Xを判定する際、付随情報Dに含まれる集音手段11の設置場所をキーとして、一致する可能性のある作業完了報知音Pの数を絞ることができる。これにより、音声データベース14に記憶された作業完了報知音Pが多くなった場合でも、誤判定を抑え、精度良く作業完了報知音Pを検知することができる。
Figure 0006362358
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態においては、学習機能部22により、音声データベース14に集音手段11により集音された音Xを記憶する場合の一例を示したが、学習機能部22を備えない構成としても構わない。この場合、音声データベース14には、作業完了報知装置1の製造時点で、あらかじめ対象とする報知機器2の作業完了報知音Pを記憶させると良い。
(2)上記実施形態においては、音声データベース14に作業完了報知音Pに紐付けて付随情報Dを記憶する構成の一例を示したが、付随情報Dを記憶しない構成としても構わない。このような構成は、例えば、音声データベース14に1の報知機器2の作業完了報知音Pのみが記憶される場合に利用することが可能である。この場合、通信端末3を、あらかじめ当該報知機器2の作業が完了した旨を通知可能に構成しておくと、作業完了報知装置1からの報知に付随情報Dが含まれない場合でも、当該報知機器2の作業が完了した旨を利用者に通知することが可能となる。
(3)上記実施形態においては、タイマー設定部23を備える構成の一例を示したが、タイマー設定部23を備えない構成としても構わない。
(4)上記実施形態においては、タイマー設定部23が第1設定時間T1及び第2設定時間T2を設定可能な構成の一例を示したが、タイマー設定部23が第2設定時間T2を設定項目として備えない構成としても構わない。この場合、第1設定時間T1を設定した場合でも、集音手段11による集音時間は、上述の所定記録時間とすると良い。
(5)上記第2実施形態においては、作業完了報知装置1のうち、集音手段11のみが独立した機器である場合の一例を示したが、本願発明の構成は上記例に限定されない。例えば、作業完了報知装置1を、例えば、ふろ給湯器のリモコンなどの他の機器に内蔵し、他の機器と制御手段12を共有する構成や、音声データベース14を、通信手段13により通信可能なストレージ上に独立して備える構成としても構わない。また、通信手段13により通信可能なネットワーク上の機器に、制御手段12による処理を代替させる構成としても構わない。
作業完了を知らせる作業完了報知音を出力する報知機器に対して使用される作業完了報知装置として利用可能である。
1 :作業完了報知装置
2 :報知機器
3 :通信端末
11 :集音手段(集音部)
14 :音声データベース(報知音記憶部)
21 :判定部
22 :学習機能部
23 :タイマー設定部
24 :報知部
P :作業完了報知音
T1 :第1設定時間
T2 :第2設定時間
X :音

Claims (3)

  1. 作業完了を知らせる作業完了報知音を出力する報知機器に対して使用される作業完了報知装置であって、
    周囲の音を集音する集音部と、
    前記報知機器の作業完了報知音が記憶された報知音記憶部と、
    前記集音部により集音された音が、前記報知音記憶部内の前記作業完了報知音と一致するかを判定する判定部と、
    通信端末に前記報知機器の作業が完了した旨を報知する報知部と、を備え、
    前記集音部により集音された音が、前記判定部により、前記報知音記憶部内の前記作業完了報知音と一致すると判定された場合に、前記報知部により、前記通信端末に前記報知機器の作業が完了した旨を報知し、
    前記集音部により集音された音を、前記報知音記憶部に前記作業完了報知音として記憶する学習機能部を備え、
    利用者により設定された、前記報知機器の作業完了までにかかる第1設定時間後に、前記集音部により集音を行った後、前記学習機能部を動作させるタイマー設定部を備える作業完了報知装置。
  2. 前記学習機能部が、
    前記集音部により集音された音を前記報知音記憶部に前記作業完了報知音として記憶する際に、利用者により、当該作業完了報知音に対応する報知機器の種別及び作業を入力可能に構成された請求項に記載の作業完了報知装置。
  3. 前記タイマー設定部が、
    第1設定時間後に、前記集音部により、あらかじめ設定された第2設定時間の間、集音を行い、
    前記集音部により集音された音として、前記第2設定時間の間に集音された音の一部分を取り出した後、
    前記学習機能部を動作させるように構成された請求項1又は2に記載の作業完了報知装置。
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