JP6362331B2 - 基地局および無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線LANシステムの基地局、端末局および無線通信システムに関する。
IEEE802.11規格で規定されている無線LANシステムのうち、2.4GHz帯を使用する無線LANシステムにおいては、5MHz間隔で13のチャネルが規定されている(非特許文献1参照)。インフラストラクチャモードで動作する無線LAN基地局(AP:Access Point)はユーザが設定した固定のチャネルで動作し、無線LAN端末局(STA:Station)はAPと接続し、無線LANシステムとして動作する。
また、IEEE802.11規格の無線LANシステムでは、アクセス方式としてCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)を採用している。IEEE802.11規格のCSMA/CAでは、送信動作の前に一定期間キャリア検出を行い、キャリアを検知しなかった場合は送信を行う。一方、キャリアを検知した場合は、ランダム待ち時間を設定、保持して送信を待機する。その後、キャリアがいなくなったことを検知すると、保持しているランダム待ち時間だけキャリア検出を行う。ランダム待ち時間中に再度キャリアを検知した場合は、現在のランダム待ち時間を保持してキャリアがいなくなるまで待機する。上記動作を送信が完了するまで繰り返す。
上述したように、2.4GHz帯の無線LANシステムでは5MHz間隔にチャネルが割り当てられており、使用するチャネルをどのチャネルに設定するかはユーザが自由に決定できる。しかしながら、通信帯域幅は約22MHzのため既設の無線LANシステムと5チャネル以上離れていないとシステム間で干渉が発生する。
ここで、使用するチャネルを既設システム(周囲の他の無線LANシステム)と同一チャネルに設定した場合の問題点、および、既設システムと1ch以上かつ5ch未満離れたチャネルに設定した場合の問題点について説明する。
まず、使用するチャネルを既設システムと同一チャネルに設定した場合の問題は、既設システムと帯域をシェアすることである。既設システムからの電波強度が低い場合にも、受信処理直後は自システムの信号と区別がつかないため、送信を待機せざるを得ない。
また、使用するチャネルを既設システムと1ch以上かつ5チャネル未満に設定した場合の問題は、通信帯域の重複によりSIR(Signal Interference Ratio)が低下し、復調時にデータ誤りが発生することである。当然ながら、既設システムからの電波強度が高いとCSMA/CAによる送信待機時間が発生する。
特許文献1には、上記のような干渉問題を解決するための技術、具体的には、APが候補チャネルそれぞれについての干渉影響度(他のチャネルから受ける影響の度合い)を算出し、干渉影響度が最も低いチャネルを選択する技術が記載されている。
特開2008−078698号公報
IEEE802.11 Standard 2012 "Part 11:Wireless LAN Medium Access Control(MAC) and Physical Layer(PHY) Specifications)"
上記特許文献1に記載された技術は、APにおける各チャネルの品質(干渉影響度)を考慮して使用するチャネルを選択するものであるが、無線LANシステムの干渉問題はAPおよびSTA双方で発生するため、AP側の状態だけを考慮してチャネルを選択する場合、最適なチャネルを選択できないおそれがある。加えて、既設システムから受ける干渉量は通信機器(AP,STA)ごとに異なるため、無線LANシステム全体として最適な使用チャネルを選択するには、既設システムに対して最も干渉を受ける通信機器を考慮した上でチャネルを設定する必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、他システムからの干渉が少ない無線チャネルを使用チャネルとして選択する基地局、端末局および無線通信システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、無線LANシステムの基地局であって、予め規定されている条件を満たした場合に、収容している端末局に対して基地局探索動作の実行を指示するとともに、他の基地局を探索する基地局探索手段と、前記基地局探索手段における基地局探索結果である第1の探索結果と、収容している端末局の各々における基地局探索結果である第2の探索結果とに基づいて、使用可能な無線チャネル各々の品質を評価するチャネル品質評価手段と、前記チャネル品質評価手段における評価結果に基づいて、収容している端末局との通信で使用する無線チャネルを選択するチャネル選択手段と、前記チャネル選択手段が選択した無線チャネルに切り替えて通信を行うよう、収容している端末局に指示するとともに、自身が使用する無線チャネルを前記チャネル選択手段が選択した無線チャネルに切り替えるチャネル切り替え手段と、を備え、前記チャネル品質評価手段は、前記第1の探索結果および前記第2の探索結果に基づいて、他の基地局による通信の影響を受けない無線チャネルであるクリアチャネルの有無を判別し、クリアチャネルが存在しない場合には、自システム内の通信が他の基地局による通信から受ける影響量の算出、および他の基地局が通信を行うことにより自身の通信機会が減少するか否かの判定を無線チャネル毎に行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、基地局は、システム内の各端末局における通信品質も考慮した上で、多システムからの干渉が少ない無線チャネルを使用チャネルとして選択することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる基地局および端末局を備えた無線通信システムの構成例を示す図である。 図2は、基地局(AP)の構成例を示す図である。 図3は、端末局(STA)の構成例を示す図である。 図4は、使用チャネル変更動作の一例を示すシーケンス図である。 図5は、APのBeacon保持部が保持する情報の一例を示す図である。 図6は、STAのBeacon保持部が保持する情報の一例を示す図である。 図7は、STAのBeacon保持部が保持する情報の一例を示す図である。 図8は、空きチャネル検出部が作成する情報テーブルの一例を示す図である。 図9は、受信電力推定部およびキャリアセンス推定部が作成する情報テーブルの一例を示す図である。 図10は、受信電力推定部およびキャリアセンス推定部が作成する情報テーブルの一例を示す図である。 図11は、SINR計算部が作成する情報テーブルの一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる基地局、端末局および無線通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明にかかる基地局および端末局を備えた無線LANシステムの構成例を示す図である。図1においては、本発明にかかる無線通信システムとしての無線LANシステムと他の無線LANシステムの位置関係の一例を併せて記載している。基地局(以下、AP(Access Point))100と端末局(以下、STA(Station))101および102とが本発明にかかる基地局および端末局に相当する。AP200、300、400および500は、他の無線LANシステムの基地局(AP)である。他の無線LANシステムの端末局(STA)、すなわち、AP200、300、400および500に接続しているSTAについては図示を省略している。AP100、200、300、400および500は、2.4GHz帯で動作するものとし、使用可能な13の無線チャネルの中から選択した1チャネルを使用してSTAとそれぞれ通信するものとする。無線チャネルの構成(周波数、チャネル間隔)は上記の非特許文献1の規定に従うものとする。
本実施の形態では、例えば建屋内ですでにAP200を1ch、AP300を6ch、AP400を11ch、AP500を5chにして運用しているものとし、ここに、新たにAP100を加えて運用するものとして説明を行う。AP100にはSTA101とSTA102が接続するものとする。
次に、AP100の構成を説明する。図2は、AP100の構成例を示す図である。
図2に示したように、AP100は、無線通信送受信部101、チャネル設定部102、チャネル選択部103、周囲AP測定部104、Beacon保持部105、空きチャネル検出部106、受信電力推定部107、キャリアセンス推定部108、SINR計算部109およびチャネル更新トリガ発生部110を備える。
AP100において、無線通信送受信部101は、無線信号を送受信する。
チャネル切り替え手段としてのチャネル設定部102は、無線通信送受信部101が送受信する無線チャネルを設定するとともに、自AP(AP100)に接続中のSTAに対し、無線通信送受信部101が送受信する無線チャネルと同じ無線チャネルを使用するよう指示する。
チャネル選択部103は、無線通信送受信部101が送受信する無線チャネル、すなわち、自無線LANシステムで使用するチャネルを選択する。
基地局探索手段としての周囲AP測定部104は、使用するチャネルの選択動作開始を指示するチャネル更新トリガが発生した場合に、自APに接続中の各STAに対してAP探索動作を実行するよう指示するとともに、自APの周囲に存在するAPを探索してBeacon情報を収集する。
Beacon保持部105は、周囲AP測定部104で収集されたBeacon情報と、自APに接続中の各STAがAP探索を実行して収集したBeacon情報および各STAの送信電力情報をと、を受け取って保持する。
空きチャネル検出部106は、Beacon保持部105で保持されているBeacon情報に基づき、他の無線LANシステムなどから干渉を受けていない空きチャネルを検出する。
受信電力推定部107は、空きチャネルが存在しない場合に、使用可能な13の無線チャネルそれぞれにおける受信電力(他の無線LANシステムから受ける干渉電力)を推定する。
キャリアセンス推定部108は、使用可能な13の無線チャネルそれぞれについて、キャリアセンスによりキャリアを検知するかどうか(キャリア検知により送信待機が発生するかどうか)を推定する。
SINR計算部109は、使用可能な13の無線チャネルそれぞれにおけるSINR(Signal−to−Interference plus Noise power Ratio)を計算する。
チャネル更新トリガ発生部110は、STAとの通信で使用するチャネルの更新(再選択)動作実行条件が満たされたかどうかを監視し、条件が満たされた場合には、チャネル更新トリガを周囲AP測定部104に対して出力して無線チャネルの選択動作を開始させる。チャネル更新トリガ発生部110は、例えば、内部タイマを有し、内部タイマが満了するごとに(一定時間が経過するごとに)、実行条件(無線チャネルの選択動作実行条件)が満たされたと判断するように構成してもよいし、ユーザにより無線チャネルの選択動作実行を指示する操作が行われた場合に実行条件が満たされたと判断するように構成してもよい。また、STAから要求を受けた場合に実行条件が満たされたと判断するように構成してもよく、STAとの通信品質劣化を検出した場合に実行条件が満たされたと判断するように構成してもよい。これら以外であっても構わない。
なお、空きチャネル検出部106、受信電力推定部107、キャリアセンス推定部108およびSINR計算部109がチャネル品質評価手段を構成する。
次に、AP100に接続するSTA101および102の構成を説明する。なお、STA101および102の構成は同じである。図3は、STA101および102の構成例を示す図である。
図3に示したように、STA101および102は、無線通信送受信部121、チャネル設定部122、再接続部123、周囲AP測定部124、情報通知部125およびBeacon保持部126を備える。
STA101および102において、無線通信送受信部121は、無線信号を送受信する。
チャネル切り替え手段としてのチャネル設定部122は、AP100で選択された無線チャネルの通知を受けると、通知された無線チャネルを送受信するよう、無線通信送受信部121の設定を変更する。
再接続部123は、AP100との通信で使用するチャネルが変更された後にAP100との再接続処理を実行する。
基地局探索手段としての周囲AP測定部124は、AP100からの指示に応じて、自STAの周囲に存在するAPを探索してBeacon情報を収集する。
情報通知部125は、周囲AP測定部124で収集されたBeacon情報と、自STAが無線信号を送信する際の送信電力の情報とをAP100へ通知する。
Beacon保持部126は、周囲AP測定部124で収集されたBeacon情報を受け取って保持する。
次に、本実施の形態の無線通信システムにおけるAP100、STA101およびSTA102の動作、具体的には、使用するチャネルを変更する動作の例を説明する。本実施の形態においては、一例として、AP100が起動してからチャネルの変更が完了するまでの動作について、図4を用いて説明する。図4は、使用チャネル変更動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、AP100の電源を投入して起動する。このとき初期チャネルはデフォルト値(例えば1ch)を使用する。その後、STA101およびSTA102を起動し、それぞれAP100と接続する。
AP100においては、チャネル更新トリガ発生部110が、使用するチャネルの更新(再設定)動作の実行条件が満たされたかどうかを監視している。条件が満たされた場合には、チャネル更新トリガが周囲AP測定部104に対して出力され、使用するチャネルの変更動作を開始する。チャネル更新トリガは、例えば、AP100での内部タイマ満了時、ユーザが使用チャネルの変更要求操作を行ったとき、スループット低下や再送率の増加などが閾値以上になったとき、などを条件として出力する。
AP100の周囲AP測定部104は、チャネル更新トリガが発生すると、STA101および102に対してスキャン動作の実施を指示し(ステップS11−1,S11−2)、自身もスキャン動作を実施する(ステップS12)。ここで、スキャン動作とは、機器(AP,STA)が、周囲のAPを探索する動作である。スキャン動作においては、使用可能な無線チャネル(本実施の形態では13の無線チャネル)を切り替えながら一定時間にわたって各無線チャネルでの受信動作を行い、APから一定周期で送信される、ビーコン(Beacon)情報を含んだ信号(以下、ビーコン信号と称する)を受信してビーコン情報を収集する。ビーコン情報には、送信元APのMACアドレス、SSID(Service Set Identifier)などの情報が含まれている。各無線チャネルにおいては、少なくともビーコン信号の送信周期よりも長い時間にわたって受信動作を行う。
AP100において、周囲AP測定部104は、スキャン動作が終了すると、収集したビーコン情報をBeacon保持部105へ格納する。Beacon保持部105は、受け取ったビーコン情報を、図5に示したようにAP毎に情報を分けて保持する。図示したように、保持する情報は、MACアドレス、チャネル番号、受信電力およびSSIDとする。これら以外の情報を併せて保持するようにしてもよい。なお、MACアドレスはスキャン動作により発見したAPのMACアドレス、チャネル番号はビーコン信号を受信した無線チャネルの番号であり、ビーコン信号の受信元APが使用中の無線チャネルを示す。受信電力はビーコン信号の受信電力、SSIDはスキャン動作により発見したAPのSSIDである。受信電力以外の情報はビーコン情報から抽出する。
AP100は、スキャン動作が完了すると、元の無線チャネル(ここでは1chとなる)での運用を再開する。
一方、STA101および102は、スキャン動作の実施が指示されると、周囲AP測定部124が、AP100の周囲AP測定部104と同様にスキャン動作を行い、使用可能な13の無線チャネルそれぞれにおいて、周囲のAPから送信されるビーコン信号を受信し、ビーコン情報を収集する(ステップS13−1,S13−2)。
STA101および102において、周囲AP測定部124は、スキャン動作が終了すると、収集したビーコン情報をBeacon保持部126へ格納する。また、再接続部123が、元の無線チャネル(ここでは1chとなる)を使用してAP100に再接続し、運用を再開する。Beacon保持部126は、ビーコン情報が格納されると、それを情報通知部125へ通知し、情報通知部125は、Beacon保持部126から受け取ったビーコン情報をAP100へ通知する。このとき、信号の送信電力も併せて通知する(ステップS14−1,S14−2)。
なお、STA101のBeacon保持部126が保持する情報を図6に示し、STA102のBeacon保持部126が保持する情報を図7に示す。図示したように、STA101およびSTA102のBeacon保持部126は、AP100のBeacon保持部105と同様に、MACアドレス、チャネル番号、受信電力およびSSIDを保持する。
AP100は、STA(STA101,STA102)からビーコン情報および送信電力情報の通知を受けると、通知された情報をBeacon保持部105に格納して保持する。
AP100は、自身に接続中の全てのSTA(ここではSTA101およびSTA102)からビーコン情報および送信電力が通知されると、Beacon保持部105で保持している情報、すなわち、各STAから通知されたビーコン情報および送信電力と、上記ステップS12を実行して収集したビーコン情報とを以下の手順で解析し(ステップS15)、使用するチャネルを選択する(ステップS16)。
<情報解析動作>
ここで、上記ステップS15における情報解析動作について、詳しく説明する。情報解析動作は、チャネル品質評価手段を構成している空きチャネル検出部106、受信電力推定部107、キャリアセンス推定部108およびSINR計算部109が行う。
AP100においては、まず、Beacon保持部105が保持している情報から図8に示した構成の情報テーブル(チャネル番号、AP有およびAP影響有の各情報を含んだテーブル)を作成する。なお、Beacon保持部105が保持している情報は、図5、図6および図7に示した情報と、送信電力(STAがAP100に対して送信する信号の電力)の情報である。「AP有」は、対応するチャネル番号の無線チャネルを使用中のAPが存在するか否か(無線チャネルが使用中か否か)を示し、APが存在する場合は「1」、存在しない場合には「0」となる。図8の例では、1ch、5ch、6chおよび11chの無線チャネルが使用中となっている。「AP影響有」は、対応する無線チャネルが周囲のAPから影響(干渉)を受けているかどうかを示し、影響がある場合は「1」、影響がない場合には「0」となる。
すなわち、Beacon保持部105が保持している情報を空きチャネル検出部106が解析し、APを検出した無線チャネルのチャネル番号に対応する「AP有」の欄に「1」を設定し、APを検出しなかった無線チャネルのチャネル番号に対応する「AP有」の欄には「0」を設定する。図5、図6および図7より、AP100、STA101およびSTAは、いずれも、1ch、5ch、6chおよび11chでAPを検出している。そのため、これらのチャネルに対応する「AP有」の欄に「1」を設定し、その他の「AP有」の欄には「0」を設定する。さらに、「AP影響有」の欄には、APを検出した無線チャネルの前後4チャネルに「1」を設定し、それ以外には「0」を設定する。APを検出した無線チャネルの前後4チャネルに「1」を設定する(APの影響有りとして扱う)理由は、使用可能な13の無線チャネルの各々が、隣接する4つの無線チャネルとの間で帯域が一部重複するように配置されているためである。上記のように、1ch、5ch、6chおよび11chでAPが検出されており、APが検出された無線チャネル同士の間隔は、いずれも4チャネル以下のため、全チャネルの「AP影響有」の欄に「1」を設定する。ここで、「AP影響有」の欄に「0」が設定されている場合には、他の無線LANでの通信の影響を受けない(影響が十分に小さい)クリアなチャネル(空きチャネル)であるため、空きチャネルが存在する場合には、そのチャネルを使用する。空きチャネルが存在する場合、チャネル選択部103は、空きチャネルの中から使用するチャネルを選択する。
図8では、全ての「AP影響有」の欄が「1」のため、空きチャネルが存在しないと判定する。空きチャネルが存在しない場合、さらに、受信電力推定部107およびキャリアセンス推定部108が、Beacon保持部105が保持している情報を解析し、他の無線LANシステムからの受信電力を無線チャネルごとに推定するなどして図9および図10に示した構成の情報テーブル(チャンネル番号、AP有、AP影響有、受信電力推定値および送信待機AP数を含んだテーブル)を作成する。図9および図10に示した情報テーブルは、図8に示した情報テーブル(すなわち、空きチャネル検出部106が作成した情報テーブル)に対して受信電力推定値および送信待機AP数を追加したものである。図9は作成途中の情報テーブルの一例を示し、図10は作成が完了した情報テーブルの一例を示している。「受信電力推定値」は、対応するチャネル番号の無線チャネルにおける受信電力の推定値であり、「送信待機AP数」は、自無線LANシステム内の機器(AP100、STA101、STA102)のいずれかにおいて発生する送信待機(キャリアセンスにおけるキャリア検知)の要因となるAPの数、換言すれば、自無線LANシステム内の通信に対し、送信待機が発生する程度に大きな影響を与えるAPの数である。送信待機AP数は少ない方が望ましく、この数値が大きくなると、送信待機が発生する可能性が高くなり、通信効率(スループット)が低下する。なお、送信待機AP数に代えて、単に送信待機の発生要因となるAPが存在するか否かを示す情報を保持するようにしても構わない。「受信電力推定値」は受信電力推定部107により算出され、「送信待機AP数」はキャリアセンス推定部108により算出される。
[受信電力推定値の算出動作]
ここで、受信電力推定部107が受信電力推定値を算出動作する動作について詳しく説明する。なお、他の無線LANシステムで1chを使用した送信が行われた場合における受信電力推定値の算出動作を説明する。
受信電力推定部107は、図5から図7の各情報テーブルを参照し、まず、1chに存在するAP200(1chを使用しているAP200)からの受信電力が最も高いSTA101の受信電力(−76dBm、図6参照)を、1chの受信電力推定値として入力する。次に、2chにはAPが存在しないため、1chに存在するAP200の受信電力から2chの受信電力推定値を算出する。本実施の形態では、APが2チャネル離れたチャネルに存在すると受信電力が半分になる、すなわち3dB低下するものとし、1チャネル離れたチャネルでは1.5dB低下するものとして受信電力推定値を算出し、算出値(−77.5dBm)を2chの受信電力推定値とする(情報テーブルに書き込む)。なお、1チャネル離れたチャネルでの受信電力推定値の低下量は、AP100やSTA101、STA102の受信性能に応じて変更してもよい。その後、同様にして3ch、4chおよび5chの受信電力推定値を算出する。5チャネル離れた6chは通信帯域が重複しないため、非特許文献1におけるスペクトル規定を鑑み、1chの受信電力推定値から30dBを減算した値を6chの受信電力推定値とする。さらに、7chの受信電力推定値は、6chの受信電力推定値から1.5dBを減算した値とし、7チャネル離れた8chの受信電力推定値は、1chの受信電力推定値から50dBを減算した値とする。さらに、9ch、10ch、11ch、12chおよび13chの受信電力推定値は、8chの受信電力推定値から1.5dBずつ減算して得られた受信電力推定値とする。このようにして、各チャネルの受信電力推定値を求める。
[送信待機AP数の算出動作]
次に、キャリアセンス推定部108が送信待機AP数を算出する動作について詳しく説明する。なお、他の無線LANシステムで1chを使用した送信が行われた場合における送信待機AP数の算出動作を説明する。
受信電力推定部107による受信電力推定値の算出が終了すると、次に、キャリアセンス推定部108が、1chを使用しているAP200が送信を行った場合に送信待機が発生するチャネルを求め、求めた結果を「送信待機AP数」の欄に書き込む。ここで、AP100、STA101およびSTA102におけるキャリアセンス閾値は、これらの各機器の送信電力に応じて異なる値となる。非特許文献1では、キャリアセンスで検出する必要がある受信電力は、送信電力が100mWよりも大きい場合には−80dBm、送信電力が50mWより大きく100mW以下の場合には−76dBm、送信電力が50mW以下の場合には−70dBmと規定されている。本実施の形態では、簡単化のため、全ての機器が100mWで送信するものと仮定して説明を続ける。従って、−76dBm以上のキャリアを受信するチャネルは送信待ち時間が発生する。上述したように、AP200が送信を行った場合の受信電力推定値は、1chが−76dBmで最大となっている。そのため、受信電力推定値がキャリアセンス閾値(−76dBm)以上となるのは1chのみ、すなわち、AP200が送信を行った場合に送信待機が発生するチャネルはch1のみとなる。よって、1chの送信待機AP数に対して1を加算し、他のチャネルの送信待機AP数は変更しない。この結果、図9に示した内容の情報テーブルとなる。
受信電力推定部107およびキャリアセンス推定部108は、以上の処理([受信電力推定値の算出動作]、[送信待機AP数の算出動作])を5ch、6chおよび11ch(「AP有」の欄に「1」が設定されているチャネル)を対象として順次実行し、図9に示した状態の情報テーブルを更新していく。具体的には、各チャネルの「受信電力推定値」および「送信待機AP数」を更新していく。ただし、更新する際に入力する受信電力推定値よりも大きい値が入力されている場合には上書きをしない。5ch、6chおよび11chを対象とした処理が完了すると、図10に示した情報テーブルが得られる。
このようにして図10に示した情報テーブルを作成することで、他のシステムから最も影響を受けるAPまたはSTAに対する干渉電力を、使用可能な無線チャネルごとに求めることができる。
受信電力推定部107およびキャリアセンス推定部108による処理が完了して図10に示した情報テーブルが得られた後は、SINR計算部109が、使用可能な各無線チャネルのSINRを計算し、図11に示した構成の情報テーブルを作成する。図11に示した情報テーブルは、図10に示した情報テーブル(空きチャネル検出部106、受信電力推定部107およびキャリアセンス推定部108が作成した情報テーブル)に対してSINR推定値を追加したものである。
なお、AP100、STA101およびSTA102の送信電力はいずれも100mWとする。また、AP100側におけるSTAからの受信信号電力とSTA側におけるAP100からの受信信号電力(ビーコン情報として通知される受信電力のうち、AP100に対応する受信電力)は同じとする。例えば、STA101が100mWで送信した信号のAP100における受信電力と、AP100が100mWで送信した信号のSTA101における受信電力は同じ値になるものとする。ただし、AP100側における受信信号電力とSTA側における受信信号電力の値が異なる場合、SINR計算部109は、それを考慮してSINRを計算する。
SINR推定値は、例えば1chの場合であれば、他の無線LANシステムから最も影響を受けるSTA101とAP200の差分とし、この場合、STA101における、AP100からの受信電力(−48dBm、図6参照)とAP200からの受信電力(−76dBm、図6参照)の差分、すなわち28dBとなる。以下、上述した受信電力推定部107による受信電力推定値と同様に、各チャネルのSINR推定値を算出する。すなわち、APが存在しない2chや3chなどのSINRは、APが2チャネル離れたチャネルに存在すると受信電力が半分になる(3dB低下する)ことを考慮して求める。その結果、図11に示した情報テーブルが完成する。
SINR計算部109がSINR推定値を算出し、図11に示した情報テーブルが完成すると、図4に示したステップS15の情報解析処理が終了となる。
図4に示したステップS16において、チャネル選択部103は、「送信待機AP数」が「0」であり、なおかつSINR推定値が所定の閾値(一定レベルの通信品質を保証するための閾値)以上の無線チャネルのうち、「SINR推定値」が最大の無線チャネルを使用チャネルとして選択する。これにより、AP100の無線LANシステムにおいて、AP100のチャネル選択部103は、キャリアセンスによる待機時間が発生せず、さらにAP100に接続するSTA101およびSTA102との通信に対して一定以上の通信品質を確保できる無線チャネルを選択するようになる。
なお、上記条件を満たす無線チャネル(送信待機AP数=0かつSINR推定値が閾値以上の無線チャネル)が存在しない場合、チャネル選択部103は、受信電力推定値が最大のチャネルを選択する。これは、良好なチャネルが存在しない場合、あえて受信電力が最も高いチャネルと同じチャネルを選択することにより、CSMA/CAによるアクセス方式が正常に働くようにしてスループットの低下を抑えるためである。



また、例えば、ユーザがチャネル選択部103に対して事前にSSIDを登録しておき、上記条件を満たす無線チャネル(送信待機AP数=0かつSINR推定値が閾値以上の無線チャネル)が存在しない場合、チャネル選択部103は、登録されているSSIDの他のAP(他の無線LANシステム)が使用するチャネルを避けてチャネルを選択するようにして、自システムのスループットを優先するチャネル選択方法や、そのSSIDの他のAPが使用するチャネルと同一チャネルを選択し、他システムのスループットを確保するチャネル選択を行うようにしてもよい。チャネル選択部103には、自システムに影響を与える他のAPのSSIDを登録しておく。
図4の説明に戻り、AP100は、使用するチャネルの選択(ステップS16)が完了すると、選択した無線チャネルへの変更指示をSTA101およびSTA102に対して行う(ステップS17−1,S17−2)。STA101およびSTA102への指示は1台ずつ個別に行ってもよいし、同報送信を用いて指示してもよい。同報送信は、例えば、ビーコン情報に変更後の無線チャネルの情報を含ませて送信する。この場合、AP100は、STA101やSTA102がビーコン情報(変更後の無線チャネルの情報)を受信できたかどうか分からないため、変更後の無線チャネルの情報を含ませたビーコン情報を複数回にわたって送信するようにしてもよい。AP100は、使用するチャネルの変更指示を行った後、所定のタイミングで、自身が使用するチャネルをステップS16で選択した無線チャネルに変更する(ステップS18)。
なお、上記のステップS17−1、S17−2およびS18の処理はチャネル設定部102が行う。チャネルの変更が必要ない場合(スキャン動作を開始する前に使用していた無線チャネルが最適なものである場合)、チャネル設定部102は、ステップS17−1、S17−2およびS18の処理を実行しない。
使用するチャネルの変更指示をAP100から受けたSTA101およびSTA102においては、指示された無線チャネルを使用するための設定変更をチャネル設定部122が行い(ステップS19−1,S19−2)、再接続部123が、変更後の無線チャネルを使用した再接続をAP100に対して行う。
また、AP100は、各STAに対する使用チャネル変更指示を、変更後の無線チャネルの情報を含ませたビーコン情報を送信することにより行う場合、例えば、変更後の無線チャネルの情報に加え、無線チャネルを変更するタイミングの情報(以下、チャネル変更タイミング情報)をビーコン情報に含ませて送信し、自身(AP100)および各STA(STA101,STA102)が同じタイミングで使用チャネルを切り替えるようにしてもよい。チャネル変更タイミング情報は、例えば、無線チャネルを変更するまでの間にビーコン信号を送信する回数とすることができる。すなわち、チャネル変更タイミング情報の残り送信回数(=指示回数)を含んだビーコン情報を送信し、残り送信回数が0となった時点で、各機器(AP100,STA101,STA102)は変更動作を開始する。
このように、本実施の形態の無線通信システムにおいて、AP100は、所定のタイミングで自システム内の各STAに対してAPのスキャン動作を指示し、各STAにおけるスキャン結果(ビーコン情報)を収集し、収集したビーコン情報と自身がスキャンを行って取得したビーコン情報に基づいて、使用可能な各無線チャネルの品質を評価し、評価結果に基づいて、使用するチャネルを選択することとした。これにより、システム内の各STAにおける通信品質を考慮したチャネル選択が可能となるので、システム全体としての通信品質を向上させることができる。また、キャリアセンスによる待機時間が発生しない無線チャネルを選択するので、スループットの低下を抑制し、帯域の利用効率を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる基地局、端末局および無線通信システムは、基地局と端末局が複数の無線チャネルの中から選択した無線チャネルを固定的に使用して通信を行う構成の通信システムに有用である。
100 基地局(AP)、101,121 無線通信送受信部、102,122 チャネル設定部、103 チャネル選択部、104,124 周囲AP測定部、105,126 Beacon保持部、106 空きチャネル検出部、107 受信電力推定部、108 キャリアセンス推定部、109 SINR計算部、110 チャネル更新トリガ発生部、123 再接続部、125 情報通知部。

Claims (12)

  1. 無線LANシステムの基地局であって、
    予め規定されている条件を満たした場合に、収容している端末局に対して基地局探索動作の実行を指示するとともに、他の基地局を探索する基地局探索手段と、
    前記基地局探索手段における基地局探索結果である第1の探索結果と、収容している端末局の各々における基地局探索結果である第2の探索結果とに基づいて、使用可能な無線チャネル各々の品質を評価するチャネル品質評価手段と、
    前記チャネル品質評価手段における評価結果に基づいて、収容している端末局との通信で使用する無線チャネルを選択するチャネル選択手段と、
    前記チャネル選択手段が選択した無線チャネルに切り替えて通信を行うよう、収容している端末局に指示するとともに、自身が使用する無線チャネルを前記チャネル選択手段が選択した無線チャネルに切り替えるチャネル切り替え手段と、
    を備え
    前記チャネル品質評価手段は、
    前記第1の探索結果および前記第2の探索結果に基づいて、他の基地局による通信の影響を受けない無線チャネルであるクリアチャネルの有無を判別し、クリアチャネルが存在しない場合には、自システム内の通信が他の基地局による通信から受ける影響量の算出、および他の基地局が通信を行うことにより自身の通信機会が減少するか否かの判定を無線チャネル毎に行う、
    ことを特徴とする基地局。
  2. 記チャネル選択手段は、
    クリアチャネルが存在する場合はクリアチャネルを選択し、クリアチャネルが存在しない場合には、他の基地局が通信を行うことにより自身の通信機会が減少することのない無線チャネルのうち、前記影響量が規定値以下、かつ前記影響量が最小の無線チャネルを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記チャネル選択手段は、
    クリアチャネルが存在せず、なおかつ、他の基地局が通信を行うことにより自身の通信機会が減少することのない無線チャネルの中に前記影響量が規定値以下のものが存在しない場合には、前記影響量が最大の無線チャネルを選択する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  4. 前記チャネル選択手段は、
    クリアチャネルが存在せず、なおかつ、他の基地局が通信を行うことにより自身の通信機会が減少することのない無線チャネルの中に前記影響量が規定値以下のものが存在しない場合、ユーザが事前に指定した他の基地局で使用されている無線チャネルと同じ無線チャネルを選択する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  5. 前記チャネル選択手段は、
    クリアチャネルが存在せず、なおかつ、他の基地局が通信を行うことにより自身の通信機会が減少することのない無線チャネルの中に前記影響量が規定値以下のものが存在しない場合、ユーザが事前に指定した他の基地局で使用されている無線チャネルとは異なる無線チャネルを選択する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  6. 前記チャネル切り替え手段は、
    前記チャネル選択手段が選択した無線チャネルへの切り替えを、収容している端末局に対して個別に指示する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の基地局。
  7. 前記チャネル切り替え手段は、
    前記チャネル選択手段が選択した無線チャネルへの切り替えを、収容している端末局に対して同報送信により一斉に指示する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の基地局。
  8. 前記チャネル切り替え手段は、
    前記同報送信による指示において、前記チャネル選択手段が選択した無線チャネルへの切り替えタイミングを指示する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の基地局。
  9. 前記チャネル切り替え手段は、
    前記同報送信による指示を一定間隔で複数回にわたって行い、前記チャネル選択手段が選択した無線チャネルへの切り替えタイミングを、前記同報送信による指示の実施回数を使用して指定することを特徴とする請求項8に記載の基地局。
  10. 前記チャネル切り替え手段は、
    前記同報送信による指示の実施回数が規定回数に達した時点で、使用する無線チャネルを前記チャネル選択手段が選択した無線チャネルに切り替えることを特徴とする請求項9に記載の基地局。
  11. 2.4GHz帯を使用して端末局と通信することを特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載の基地局。
  12. 請求項1から11のいずれか一つに記載の基地局と、
    接続中の基地局から基地局探索動作の実行を指示された場合に、基地局を探索して周辺の各基地局の情報を収集する基地局探索手段と、
    前記基地局探索手段が収集した情報を基地局探索結果として前記接続中の基地局へ通知する情報通知手段と、
    前記接続中の基地局からチャネル切り替え指示を受けて、前記接続中の基地局との通信で使用する無線チャネルを指示された無線チャネルに切り替えるチャネル切り替え手段と、
    を備える端末局と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
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