JP6362100B2 - 情報処理装置と画像形成装置とを有するシステム、情報処理装置、画像形成装置、制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置と画像形成装置とを有するシステム、情報処理装置、画像形成装置、制御方法、プログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置と画像形成装置とを有するシステムであって、特に、情報処理装置がユーザ認証情報を画像形成装置に送信し、画像形成装置がそのユーザ認証情報に基づいてログインを実行するシステムに関する。
近年、コピーやプリント機能などを備えた複合機は、無線LANに対応しており、無線LANアクセスポイントを介してスマートフォン等の携帯端末と接続し、データのやり取りを行うことが可能である。また、携帯端末が、無線LANを利用して認証情報を複合機に送信し、複合機がその認証情報に基づきユーザを認証する方法も知られている。
特許文献1には、携帯端末装置と複合機とを有する画像出力システムが記載されている。
特許文献1によれば、携帯端末装置は、Wi−Fi(登録商標)等の無線LANを利用して、ユーザIDとパスワードを含むユーザ情報を複合機に送信する。複合機は、上記無線LANによって携帯端末装置から送信されたユーザ情報を用いて、ユーザ認証を実行する。そして複合機は、ユーザ認証が成功した場合に、上記ユーザIDのユーザ用にカスタマイズされたUI画像を、複合機の操作パネルに表示する。
特開2014−26163号公報
特許文献1の携帯端末装置は、無線LANを利用して複合機にユーザ認証を要求する際に、ユーザ情報を複合機に送信する。そのために、ユーザは、あらかじめ、認証要求の送信先である複合機の宛先情報(IPアドレスなど)を携帯端末装置に設定しておかなければならず、煩雑な作業が発生していた。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、無線通信により送信されたユーザ情報を用いて好適にユーザの認証処理を実行するための手段を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のシステムは、情報処理装置と画像形成装置とを有するシステムにおいて、前記情報処理装置は、第1の通信方式により、前記画像形成装置から宛先情報を取得する取得手段と、ユーザの認証情報を入力する入力手段と、第2の通信方式により、前記宛先情報によって示される宛先に前記認証情報を送信する送信手段と、を有し、前記画像形成装置は、前記宛先情報を記憶する記憶手段と、前記画像形成装置が備える機能を使用するための操作画面を表示する表示手段と、前記第2の通信方式により送信された前記認証情報を受信する受信手段と、前記認証情報を用いたユーザの認証が成功したことに応じて、前記操作画面を用いたユーザの操作を可能とする制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、無線通信により送信されたユーザ認証情報に基づいて好適にユーザのログイン処理を実行することができる。
システム全体の構成を示す図である。 複合機と携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 複合機と携帯端末のソフトウェア構成を示すブロック図である。 複合機が保持するユーザ認証テーブルのデータフォーマットを示す図である。 NFCリーダライタとNFCタグシールの構成を示すブロック図である。 NFCリーダライタに格納されたNFCタグ情報のデータフォーマットを示す図である。 携帯端末の操作部に表示する画面を示す図である。 MFP−IDを用いたローカルログインのシーケンス図である。 複合機におけるログインの処理を説明するためのフローチャートである。 携帯端末におけるログインの処理を説明するためのフローチャートである。 MFP−IDが空の場合におけるリモートログインのシーケンス図である。 第2の実施形態における、NFCタグシールを用いたローカルログインのシーケンス図である。 第3の実施形態における、携帯端末IDを用いたローカルログインのシーケンス図である。 第4の実施形態における、Wi―Fi Direct接続を用いたローカルログインのシーケンス図である。 複合機の操作部に表示する画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
<システム構成>
図1は、本実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。本システムは、無線LANアクセスポイント103、複合機101、及び携帯端末102を備えている。無線LANアクセスポイント103と複合機101は、ローカルエリアネットワーク104(LAN)に接続されている。LAN104は、イーサネット(登録商標)規格に準拠した有線のネットワークである。複合機101、携帯端末102、無線LANアクセスポイント103は、それぞれ機器を識別するためのIPアドレスが設定されている。
無線LANアクセスポイント103は、IEEE802.11a/b/g/nの規格で定められる無線通信方式を利用した無線LANルータである。無線LANアクセスポイント103は、有線のLAN104を介して複合機101と通信可能であるとともに、無線LAN111を介して、携帯端末102と通信可能に構成されている。
複合機101は、コピー機能やスキャン機能、ネットワークプリント機能等を備えた画像形成装置である。本実施形態では画像形成装置として複合機101を例に挙げて説明するが、画像形成装置としては複合機101に限らない。例えばSFP(Single Function Printer)であってもよい。
複合機101は、NFCリーダライタ105を備え、携帯端末102とNFC(Near Field Communication)の近距離無線通信を行うことが可能である。NFCリーダライタ105は、無線通信規格に従って携帯端末102と非接触で双方向通信するためのNFC通信ユニットである。
また複合機101は操作部106を備える。操作部106は、複合機101のコピー機能やスキャン機能、ネットワークプリント機能等の各種の機能をユーザに使用させるための手段である。操作部106は、後述のユーザ認証処理を行なった後に、機能選択画面やコピー画面を表示する。具体的には、操作部106は、ユーザ認証処理が成功すると、認証画面から、各種の機能を選択するメニュー画面(機能選択画面)やコピー画面等の初期画面に切り替える。操作部106に表示される画面のことをローカルUIともいう。このようにローカルUIに初期画面が表示されることにより、ユーザの操作が可能となる。
なお、複合機101は、NFCリーダライタ105の代わりにNFCタグシールを用いてもよい。NFCタグシールを用いる例については、図5(b)を用いて説明する。
携帯端末102は、スマートフォンやタブレットのような携帯型の通信端末装置(情報処理装置)である。携帯端末102は、携帯電話の機能の他に、カメラやネットブラウザ、メール機能などを搭載する。携帯端末102は、さらにNFCリーダライタを備え、複合機101と近距離無線通信を行う。また携帯端末102は、無線LANI/Fを備えており、無線LANアクセスポイント103に接続し、複合機101と通信する。なお本実施形態では、情報処理装置の例として携帯端末を挙げたけれども、情報処理装置としては携帯端末に限らない。例えばノートPC等を情報処理装置として適用してもよい。また他にもICカード等を情報処理装置として適用してもよい。
<複合機101のハードウェア構成>
図2は、図1に示した複合機101と携帯端末102のハードウェア構成を示すブロック図である。まず複合機101のハードウェア構成について説明する。CPU201は、複合機101を制御するプロセッサ(演算装置)である。ハードディスクドライブ(HDD)202は、CPU201が実行するソフトウェアプログラムや、データを格納する不揮発性の記憶装置である。RAM203は、CPU201のワークエリア、受信バッファ、画像描画に使用される揮発性のメモリである。RAM203は例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)などで提供される。
操作部106は、各種スイッチやボタンなどを持つユーザインタフェースを提供する、タッチパネル式の液晶パネルである。操作部106は、ユーザの指示をCPU201に通知したり、画面データの表示を行ったりする。操作部106は、複合機101のログイン処理やログアウト処理を指示するためのボタンも備える。
NFCリーダライタ105は、NFC通信を行うためのNFC通信ユニットである。本実施形態においては、ユーザ認証に必要な情報や、Wi−Fi(登録商標)による無線通信に必要な情報(無線通信情報)を携帯端末102との間で送受信する。NFCは、0〜10cm程度の非接触無線通信によりデータを送受信する。
有線LAN I/F206は、イーサネット(登録商標)規格に準拠したNIC(Network Interface Card)である。有線LAN I/F206は、無線LANアクセスポイント103や、パーソナルコンピュータ(不図示)などの様々なネットワーク機器と情報交換を行う。
プリンタ部207は、入力された画像データに基づいて記録紙に印刷を行う画像形成手段である。プリンタ部207には、用紙トレイから用紙を取り出す給紙機構や、内部から外部へと紙を送る機構、画像を転写して定着させる機構などからなる。またプリンタ部207は、追加機能として、仕上げ機構(フィニッシャ)がある。仕上げ機構には、プリントされた印刷物を部単位でソートしたり、ホチキスで留めたり、印刷物を折ったりする機能がある。
スキャナ部208は、紙原稿に光をあてて反射光をCCD(Chage Coupled Divices)のような撮像素子で読み取る入力装置である。スキャナ部208には、原稿を1面ずつ読み取るためのガラスなどの読み取り台がある。また、積み重ねられた複数枚の原稿を連続的に読み取るために、ADF(Auto Document Feeder)が装着されている。
なお105、106、201〜208のハードウェアは、内部バス(不図示)によって接続され相互にデータ交換を行うことができる。
<携帯端末102のハードウェア構成>
次に携帯端末102のハードウェア構成について説明する。CPU209は、携帯端末102を制御するプロセッサ(演算装置)である。フラッシュメモリ210は、CPU209が実行するソフトウェアプログラムや、データを格納する不揮発性のメモリである。RAM211は、CPU209がソフトウェアプログラムを実行するワークエリアとして使用する揮発性のメモリである。操作部212は、ユーザの指で操作可能なタッチパネル式の液晶パネルである。無線LAN I/F213は、無線LANアクセスポイント103と接続してネットワーク通信可能な無線対応のネットワークインタフェースである。NFCリーダライタ214は、複合機のNFCリーダライタ105に書き込まれている無線通信情報などを読み取る処理を行う。
<本実施形態における複合機101のソフトウェア構成>
図3は、複合機101と携帯端末102のソフトウェア構成を説明する図である。図3(a)は、複合機101のソフトウェア構成を示すブロック図である。デバイスドライバ301は、各種入出力デバイスを制御するためのデバイスドライバである。
アプリケーションプラットフォーム302は、複合機101上で動作するアプリケーションやサービスの起動又は停止を管理するアプリケーションプラットフォームである。アプリケーションプラットフォーム302は、アプリケーション間でデータ交換を行うためのAPIや、アプリケーションからデバイスドライバ群を介してハードウェアの機能を利用するためのAPIを提供する。
アプリケーションプラットフォーム302は、Linux(登録商標)などのオペレーティングシステムや、JAVA(登録商標)のバーチャルマシンやOSGiフレームワークを含む形で構成することができる。JAVA(登録商標)は、オラクル社の登録商標であり、OSGiフレームワークは、OSGi Alliance(標準化団体)が定義したJAVA(登録商標)ベースのサービスプラットフォームである。
ローカルアプリケーション303は、複合機101の操作部106にユーザインタフェースを提供するUIアプリケーションや、コピー機能を提供するコピーアプリケーションや、スキャン機能を提供するスキャンアプリケーションなどで構成される。リモートアプリケーション304は、携帯端末102やパーソナルコンピュータのWebブラウザに対してHTML(画面データ)で記述したユーザインタフェースを提供する。リモートアプリケーション304は、複合機101の設定機能を提供する複合機管理アプリケーションや、PDFフォーマットの文書のプリント機能を提供するダイレクトプリントアプリケーションなどで構成される。
(ログインサービス)
ログインサービス305は、携帯端末102をNFCリーダライタ105にかざすことをきっかけとして、無線LANアクセスポイント103を介してユーザ認証情報をやり取りし、ユーザ認証を行い、認証されたユーザを複合機101にログインさせる。
ログインサービス305は、後述するローカルログインとリモートログインの機能を提供する。ログインサービス305は、ローカルログイン又はリモートログインを実行する際に、携帯端末102で入力されたユーザIDとパスワードを受信し、ユーザ認証を行う。
ログインサービス305は、ユーザ管理を行う(ON)か否(OFF)かを切り替え可能であり、ユーザ管理を行う場合にローカルログイン又はリモートログインのサービスを提供する。ユーザ管理機能のオン・オフの切り替えは、たとえば一定の権限を有する管理者により、複合機101の操作部106や遠隔の管理用コンピュータ(不図示)から行われる。
なお、本実施形態においては、複合機101の各種の機能を特定のユーザに使わせるために、複合機101が備える操作部106を操作可能な状態にすることを、「ローカルログイン」と呼ぶこととする。
一方、複合機101の各種の機能を特定のユーザに使わせるために、複合機101とは異なる装置(例えば携帯端末102)を用いた操作が可能な状態にすることを、「リモートログイン」と呼ぶこととする。
(ローカルログイン)
ログインサービス305は、ローカルログインと、リモートログインの2種類のサービスを持つ。携帯端末102でローカルログインが選択された場合、操作部106をユーザに占有させるとともに複合機101を使用可能状態にする。具体的には、操作部106の液晶パネルにログイン後の初期画面(メニュー画面(機能選択画面)や、認証したユーザ用にカスタマイズされた画面)を表示する。
ログインサービス305は、認証したユーザに対するローカルアプリケーション303へのアクセスを許可する。なお、同時にローカルログインできるユーザ数は1名とし、複数のユーザが同時にローカルログインはできない。
(リモートログイン)
ログインサービス305は、LAN104を介してユーザ認証情報を取得し、ユーザ認証を行う。そして、携帯端末102からリモートログインが選択された場合は、認証したユーザに対するリモートアプリケーション304へのアクセスを許可する。具体的には、携帯端末102の操作部212の液晶パネルに操作画面を表示させるためのWebコンテンツ(HTML)を携帯端末102に送信する。なおログインサービス305は、同時に複数のユーザがリモートログインすることが可能なように構成される。
<携帯端末102のソフトウェア構成>
図3(b)は、携帯端末102のソフトウェア構成を示すブロック図である。デバイスドライバ306は、携帯端末102の各種ハードウェアを制御するためのデバイスドライバである。アプリケーションプラットフォーム307は、携帯端末102上で動作するアプリケーションやサービスの起動を管理する。アプリケーションプラットフォーム307は、アプリケーションが、デバイスドライバ306を介してハードウェアの機能を利用するためのAPIやフラッシュメモリ210に保存されたデータにアクセスする為のAPIを提供する。アプリケーションプラットフォーム307は、グーグル社のAndroid(登録商標)やアップル社のiOSなどのプラットフォームで構成することができる。携帯端末102には様々なアプリケーションをインストールして、アプリケーションプラットフォーム307上で稼働させることが可能である。例えば、携帯端末102には、複合機アプリケーション308、Webブラウザ309が利用可能な状態になっているものとする。複合機アプリケーション308は、携帯端末102を用いてユーザ認証を行なうためのアプリケーションである。
<ユーザ認証情報テーブル>
図4は、ログインサービス305がユーザ認証時に参照するユーザ認証情報テーブル401である。ユーザ認証情報テーブル401には、ユーザ認証に使用するためのユーザIDとパスワードが含まれている。ユーザ認証情報テーブル401の情報は、HDD202に記憶されている。ユーザIDとパスワードは、複合機101の管理者の指示によって、ログインサービス305が提供するユーザインタフェースを介して登録される。
なお、図4のユーザ認証情報テーブル含まれるユーザIDに対応づけて、ユーザに対応する個人設定値をHDD202に記憶してもよい。個人設定値とは、例えば、操作部106に表示される画面の表示言語の情報や、操作部106にログイン直後に表示される初期画面の情報や、ユーザのお好み設定情報である。
<NFCリーダライタ・NFCタグシールの構成>
図5(a)は、複合機101が備えるNFCリーダライタ105の構成を示す図である。
NFCリーダライタ105は、NFCチップ501とアンテナ502で構成され、NFCチップ501は、NFCタグコントローラ503と記憶部504を備える。更にNFCリーダライタ105は、有線インタフェース505を介して、複合機101の内部バス(不図示)に接続される。複合機101のCPU201は、NFCリーダライタ105の記憶部504からデータを読み出したり、記憶部504にデータを書き込んだりすることができる。
アンテナ502は、外部から特定の電波を受信する。そして、NFCタグコントローラ503は、アンテナ502を通じたデータ入出力要求に応じて、記憶部504に対してデータの書き出しや読み出しを行い、必要に応じてデータを返送する。なお、記憶部504のデータアクセスは、アンテナ502からの供給電力のみで行うことができる。
図5(b)は、複合機101が備えるNFCタグシールの構成を示す図である。NFCタグシール120は、NFCチップ506とアンテナ507で構成される。NFCチップ506は、NFCタグコントローラ509と記憶部508を備える。アンテナ507は、外部から特定の電波を受信することにより、NFCチップ506内の各ブロックへ電力供給を行うとともに、外部のNFCリーダライタ(例えば携帯端末102のNFCリーダライタ214)との通信を行う。NFCタグコントローラ509は公知の方法で近距離無線通信の確立を行う。また、NFCタグコントローラ509は、アンテナ507を通じたデータ入出力要求に応じて、記憶部508に対してデータの書き出しや読み出しを行い、必要に応じてデータを返送する。なお、記憶部508のデータアクセスは、アンテナ507からの供給電力のみで行うことができる。
図6は、NFCリーダライタ105の記憶部504に格納されているNFCタグ情報601を示した図である。認証情報送付宛先は宛先情報であり、本実施形態では、複合機101のIPアドレスである(図6の例では「172.123。456」)。本実施形態では、IPアドレスを宛先情報の例として説明するが、IPアドレスではなく例えば複合機101のホスト名であってもよい。また、ホスト名と特定のアプリケーション名を組み合わせたURLなどを宛先情報として用いてもよい。
無線LANアクセスポイントSSIDは、IEEE802.11a/b/g/nなどの規格で定められる通信方式に対応したアクセスポイントに固有に割り当てられた識別子であり、無線LANアクセスポイント103のSSIDが格納されている。Key情報は、無線LANアクセスポイント103との間で無線通信を行うために必要なキー(パスワード)が格納されている。なお、NFCタグ情報601に含まれる無線LANアクセスポイントのSSIDとKey情報は、無線通信情報の一例である。
MFP−IDは、ローカルログイン処理又はリモートログイン処理を実行するときに使用されるIDである。本実施形態において、MFP−IDは、複合機のシリアル番号(zzz)と、このMFP−IDを書き込んだ日時(201404210900)を組み合わせた文字列である。MFP−IDは、シリアル番号のみであってもよいし、シリアル番号と書込日時とを含むものであってもよい。
<携帯端末102を用いたローカルログイン動作>
図8は、本システムにおけるローカルログインのシーケンス図である。
まずユーザは、ローカルログインを行うために、携帯端末102を複合機101のNFCリーダライタ105に近接させ(S1001)、近距離無線に対応した通信方式である第1の無線通信方式により、NFCタグ情報601を読み取る(S1002)。NFCタグ情報601は、図6に示したように、複合機のIPアドレスである宛先情報と、無線LANアクセスポイント103のSSIDとKeyを含む無線通信情報と、MFP−IDとを含む。
そして携帯端末102は、近距離無線通信が行われたことをきっかけに、複合機アプリケーション308を起動する(S1003)。ただし、予め複合機アプリケーション308を起動した状態で、携帯端末102を複合機101に近接させるような方法でもよい。
次に携帯端末102は、無線LAN規格の方式(第2の無線通信方式)で無線通信を確立するための処理を行う。具体的には、S1002で読取ったNFCタグ情報601に含まれる無線LANアクセスポイント103のSSIDとKeyを用いて、無線LANアクセスポイント103とのペアリングを実行する(S1004)。携帯端末102の複合機アプリケーション308は、ユーザ認証情報としてユーザ名とパスワードを入力するための画面を操作部212に表示する(S1005)。
図7は、携帯端末102の操作部212に表示される操作画面の一例である。図7の操作画面は、Android OSやiOSなどのアプリケーションプラットフォーム307上で稼働する複合機アプリケーション308によって表示される画面である。
図7のD701は、S1005で操作部212に表示される操作画面である。携帯端末102は、D701の操作画面を介して、ユーザから、ログイン種別としてローカルログインの選択を受け付ける(S1006)。次に携帯端末102は、D701の操作画面を介して、ユーザに、ユーザIDとパスワードを入力させた後に(S1007)、送信ボタンのタッチ操作を受け付ける(S1008)。これにより、S1004で確立した無線通信により、ユーザ認証情報を複合機101に送信する(S1009)。このとき、S1007で入力したユーザIDとパスワードに加え、S1002で取得したNFCタグ情報601に含まれるMFP−IDもユーザ認証情報として送信する。ユーザ認証情報は、複合機アプリケーション308により生成されたURLに対するHTTPリクエストメッセージとして送信される。ユーザ認証情報の送信処理には、SSLを使用したセキュアな通信プロトコルであるHTTPSが用いられる。
具体的には、複合機アプリケーション308は、例えば以下のようなURLを生成する。
・https://複合機IPアドレス/ログイン種別/?MFP−ID=zzz−201404200900,UserID=taro,Password=1234567
このURLにおける、「複合機IPアドレス」の部分には、S1002で取得したNFCタグ情報602に含まれる複合機IPアドレス(図6の例では、173.123.456.789)が宛先情報として設定される。また「ログイン種別」の部分には、図7のD701の画面でローカルログインが選択された場合は「Local−Login」の文字列が設定され、リモートログインが選択された場合は「Remote―Login」が設定される。図8のシーケンスにおいては、ログイン種別としてローカルログインが選択されるので、「Local−Login」の文字列が設定される。そして、D701の画面で入力したユーザIDとパスワードと、NFCタグ情報601に含まれるMFP−IDが、URLの引数として付加される。
なお、「ID、パスワードを記憶する」を選択すれば、ユーザID、パスワードがフラッシュメモリ210に記憶され、次回以降はS1007で入力したユーザID、パスワードが予め入力欄に設定される。
複合機101は、携帯端末102から送信されたユーザ認証情報を受信し、受信したユーザ認証情報の解析処理を行う(S1010)。続いて、複合機101は、受信したユーザ認証情報を、ユーザ認証情報テーブル401と照合してユーザ認証処理を行い(S1011)、ユーザ認証が成功すると、ローカルログイン処理を実行する(S1012)。
次に、複合機101は、携帯端末102に対して、ユーザ認証成功通知を送信する(S1013)。そして、複合機101は、他の人のローカルログインを制限するために、NFCリーダライタ105の記憶部504に記憶されたMFP−IDを消去する(S1014)。
一方、携帯端末102は、操作部106にユーザ認証成功を示すメッセージ(D705)を表示する(S1015)。続いて、携帯端末102は、ユーザから終了ボタンのタッチ操作を検出する(S1016)ことで、複合機アプリケーション308を停止する(S1017)。
ここまでの処理により、複合機101は、携帯端末102を近接させることで自動的にローカルログインを行い、複合機101の操作部106を用いた機能の使用(例えばコピー機能やプリンタ機能の利用)を、携帯端末を所持するユーザに許可する。具体的には、複合機101は、操作部106のローカルUIの表示を、認証画面からメニュー画面(機能画面)又はコピー画面に切り替える。そして、複合機101の機能を使用するためのユーザ操作を受け付ける状態にする。
携帯端末102のユーザは、機能の使用を終えると、例えば操作部106に備えられたログアウトのボタンを押下する(S1018)。このボタン押下を検出した複合機101は、ログアウト処理(S1019)を実行し、MFP−IDの書き換え処理を実行する(S1020)。
なお、S1014からS1020までの間は、NFCリーダライタ105の記憶部504内のMFP−IDは消去された状態である。そのため、2人目のユーザが、新たな携帯端末をかざしたとしても、MFP−IDを読取ることができず、ローカルログインを実行することはできない。
以上で、携帯端末102と複合機101の基本的なログインシーケンスについて説明した。次に、携帯端末102と複合機101の個別の処理フローについて、図9、10を用いて説明する。
<複合機101における処理フロー>
図9は、複合機101におけるログインの処理を説明するためのフローチャートである。図9のフローチャートに示す各ステップは、HDD202からRAM203にロードされたプログラムをCPU201が実行することにより実現される。
まずCPU201は、無線LANアクセスポイント103を経由して、複合機101に近接された携帯端末102などからユーザ認証の要求を受信する(S1501)。この要求は、特定のURLに対するHTTPリクエストメッセージである。ここでのユーザ認証の要求の受信処理には、SSLを使用したセキュアな通信プロトコルであるHTTPSが用いられる。
なお、ユーザ認証の要求には、以下のようなユーザ認証情報がURLの引数として記載されている。
・https://複合機IPアドレス/ログイン種別/?MFP−ID=zzz−201404200900,UserID=taro,Password=1234567
次に、CPU201は、S1502において、NFCリーダライタ105の記憶部504に書き込まれているMFP−IDを取得する。S1503では、CPU201は、受信したユーザ認証要求から抽出したMFP−ID(上の例では、「zzz−201404200900」)と、S1502で取得したNFCリーダライタ105に記憶されたMFP−IDが等しいかを判定する。
これらのMFP―IDが異なっていれば、複合機101は、NFCリーダライタに近接した機器からの認証要求ではないと判断する。そこで、CPU201は、ログインできないことを示すエラーメッセージを、認証要求を送信した機器へ返送し(S1504)、処理を終了する。S1504で送信されるエラーメッセージは、S1501で受信したHTTPリクエストメッセージに対応するHTTPレスポンスメッセージとして送信される。このとき、例えば、「携帯端末を複合機にかざしてください」といったメッセージをユーザに通知するようにしてもよい。
一方、MFP−IDが同一であれば、S1505へ進み、ユーザ認証処理を行う。S1505では、CPU201は、ユーザ認証情報に含まれるユーザIDとパスワードを用いて、ユーザ認証情報テーブル401を参照する。続いて、S1506では、ユーザ認証処理が成功したかどうかを判定する。ユーザ認証が失敗した場合は、S1507に進み、認証エラーを携帯端末102に返送する。これによって、例えば携帯端末102の操作部212に図7のD702の画面が表示される。
一方、ユーザ認証が成功した場合は、S1508に進み、受信したユーザ認証情報に付加されたログイン種別がローカルログインかリモートログインかを判定する。具体的には、URLのパスに記載されている文字列の中に「Local−Login」の文字列が記載されていればローカルログイン、「Remote−Login」の文字列が記載されていればリモートログインと判定する。
ログイン種別がローカルログインであれば、複合機101におけるローカルログイン処理(S1509)を実行する。これによって、複合機101の操作部106が、携帯端末102を所持するユーザによって使用可能な状態になる。なお、このとき、認証されたユーザの個人設定値をHDD202から読み出し、当該ユーザ用にカスタマイズされた操作画面を操作部106に表示してもよい。個人設定値は、例えば、操作部106に表示される操作画面の表示言語や、ログイン直後に操作部106に表示される初期画面の情報や、ユーザのお好み設定等が含まれる。
図15は、複合機101の操作部106に表示される操作画面の例である。図15(a)は、ログイン処理を実行することによって複合機101のメニュー画面(機能選択画面)が表示される例である。図15(b)は、ログイン処理を実行することによってコピー画面が表示される例である。例えば第1のユーザがログインした場合は、図15(a)の画面を表示し、第2のユーザがログインした場合は図15(b)の画面を表示するようにしてもよい。
次に、S1510では、ユーザ認証が成功したことを示すメッセージを、携帯端末102に通知する。続いて、S1511では、CPU201は、NFCリーダライタ105の記憶部504に記憶されているMFP−IDを消去する。S1512では、複合機101のログアウトが指示されたかを判定し、ユーザによるログアウト指示が行なわれるまで、ループ処理を行う。ログアウトが指示されると、S1513でログアウト処理を実行する。これにより、操作部106の操作画面が、例えば図15に示したように、「モバイル端末を」“ピッ”と音が鳴るまでNFCにタッチしてください。」といったメッセージを表示する画面に切り替わる。そして、S1514において、CPU201は、NFCリーダライタ105の記憶部504にMFP−IDを書込む処理を行う。一方、S1508でログイン種別がローカルログインでなかった場合は、複合機101におけるリモートログイン処理(S1515)を実行する。続いて、S1516では、リモートログインのトップ画面(D706)のHTMLデータ(画面データ)を送信する。なおリモートログインが実行されると、ログインユーザは、複合機101のリモートアプリケーション304のアクセスが許可され、複合機101の設定機能や、PDF文書のダイレクトプリント機能などを使用することができる。
<携帯端末102における複合機アプリケーション308の処理フロー>
図10は、携帯端末102におけるログイン処理を説明するためのフローチャートである。図10のフローチャートに示す各ステップは、フラッシュメモリ210からRAM211にロードされたプログラムをCPU209が実行することにより実現される。
まず、CPU209は、NFCリーダライタ105の記憶部504内のNFCタグ情報601を読取る(S2001)。次に、S2002において、CPU209は、複合機アプリケーション308を起動する(S2002)。S2003では、CPU209は、S2001で取得したNFCタグ情報601から無線LANアクセスポイントSSIDと、無線LANアクセスポイントKeyを取得する。そして、取得した情報に基づき、無線ネットワークインタフェース213を制御し、無線LANアクセスポイント103とのWi‐FI接続を行う。続いて、S2004では、CPU209は、取得したNFCタグ情報601を解析し、MFP−IDが空かどうかを確認する。MFP−IDが空である場合は、別の機器によりローカルログインしているため、ローカルログインが制限される。そこで、S2005へと進み、CPU209は、操作部212にローカルUIエラー(D704)を表示する。
一方、MFP−IDが空でない場合は、S2006へと進み、ユーザは、実行するログインの種別としてローカルログインかリモートログインを選択する。S2007では、ユーザ認証情報としてユーザIDとパスワードを入力する。次に、S2008では、複合機のIPアドレスを宛先IPアドレスとして、S2006で選択したログイン種別と、NFCの通信により取得したMFP−IDと、認証画面を介して入力されたユーザID/パスワードの情報を送信する。
S2009では、CPU209は、複合機101からユーザ認証の結果を受信し、ユーザ認証の結果が成功か否かを判定する(S2010)。ユーザ認証が失敗であった場合、CPU209は、操作部212にユーザ認証エラー表示(図7のD702)を行う(S2011)。ユーザ認証が成功であった場合は、S2012において、ログイン種別がローカルログインであったかどうかを判定する。ログイン種別がローカルログインであった場合は、S2013へと進み、ユーザ認証成功表示(D705)を行う(S2013)。一方、ログイン種別がリモートログインである場合、CPU209は、操作部212にリモートログイントップ画面(図7のD706)を表示する(S2014)。
なお、変形例として、S2004でMFP−IDが空であると確認された場合において、ローカルUIエラー表示(D704)をするのではなく、図11のシーケンス図で示すように、リモートログインを自動で選択するようにしてもよい。
図11は、MFP−IDが空の場合にリモートログインを実行するシーケンス図である。
図11のシーケンス図は、すでに別のユーザがローカルログインし、複合機101を操作している状態において開始される。まずユーザが携帯端末102を複合機101のNFCリーダライタ105に近接させる(S2501)。携帯端末102は、複合機101のNFCリーダライタ105の記憶部504からNFCタグ情報601を読み出す(S2502)。この場合、NFCタグ情報601内のMFP−IDは、別ユーザがローカルログイン中であるため、空になっている。MFP−IDが空で取得されると、携帯端末102は、Webブラウザ309を起動する(S2503)。次に、S2504において、携帯端末102は、S2502で読取ったNFCタグ情報601に含まれる無線LANアクセスポイント103のSSIDとKeyを用いて、無線LANアクセスポイント103に接続する(S2504)。続いて、S2505において、携帯端末102は、ログイン種別としてリモートログインを自動選択する。Webブラウザ309は、複合機IPアドレスと、S2505で自動選択したログイン種別(Remote−Login)を含むURL宛てにHTTPリクエストメッセージを送信する。これにより、ログインサービス305に対して、リモートログインのための認証画面(D703)の取得要求を行う(S2506)。複合機101のログインサービス305は、S2506の要求に対応したHTMLデータ(画面データ)を返送する(S2507)。S2508では、ログインサービス305より受信したHTMLデータに基づいて生成したWebページを、携帯端末102の操作部212にリモートログインのための認証画面(D703)として表示する(S2508)。図8のシーケンスと同様に、ユーザ認証情報の入力・送信を行い(S2509〜S2511)、ユーザ認証情報に基づくユーザ認証処理を実行する(S2512)。S2512において、ユーザ認証が成功すると、携帯端末102の指定によりリモートログイン処理を行う(S2513)。そして、S2514において、リモートログインのトップ画面(D706)のHTMLデータを取得し(S2514)、携帯端末102の操作部212にリモートログインのトップ画面(D706)を表示する(S2515)。
以上、第1の実施形態で説明した構成を実施することにより、複合機101のNFCリーダライタ105に携帯端末102をかざしたユーザのみを複合機101にローカルログインさせることができる。また、携帯端末102の操作部212の認証画面を介してユーザ認証情報を入力させる構成は採用し、ユーザ認証情報をセキュアな通信で送信しているため、ユーザの意図しない形でユーザ認証情報を読み取られてしまうリスクを軽減することができる。
さらに、MFP−IDが空であった場合に、リモートログインを自動で選択する構成にする。これにより、他のユーザが複合機101にローカルログインしている間でも、リモートログインを行い、複合機101の状態取得を行ったり、管理アプリケーションを操作したりすることができる。
なお、本実施形態では、第1の無線通信方式としてNFCを例に挙げて説明したが、第1の無線通信方式としてはNFCに限らない。例えば、IrDa(Infrared Data Asociation)などであってもよい。
なお、本実施形態では、第2の無線通信方式としてWi−Fiを例に挙げて説明したが、第2の無線通信方式としてはWi−Fiに限らない。例えば、Bruetooth(登録商標)などであってもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、複合機101がNFCリーダライタ105を備えており、記憶部504のNFCタグ情報601(特にMFP−ID)を、有線インタフェース505を介してCPU201が読み書きできる構成であった。しかしながら、第2の実施形態では、図5(b)に示すように、NFCリーダライタの代わりに安価なNFCタグシール120を使って実現可能な構成例について説明する。
第2の実施形態において、MFP−IDは、複合機101のシリアルNo(zzz)と通し番号(0000010)を組み合わせたものである。この通し番号を用いて、MFP−IDが最新のものであるかどうかを判定する。
・MFP−ID:zzz−0000010
図12は、第2の実施形態における、NFCタグシール120を用いたローカルログインのシーケンス図である。
ユーザは、ローカルログインを行うために、携帯端末102を複合機101のNFCタグシール120に近接させ(S3501)、近距離無線通信方式である第1の無線通信方式により、NFCタグ情報601を読み取る(S3502)。携帯端末102は、複合機アプリケーション308を起動する(S3503)。次に、NFCタグ情報601に含まれるMFP−IDを参照し、通し番号に1を加算する(S3504)。続いて、携帯端末102が備えるNFCリーダライタ214のライター機能を用いて、MFP−ID(zzz−0000011)をNFCタグシール120へと書き込む(S3505)。S3506からS3511までは、図8のシーケンス図と同様に、無線LANアクセスポイント103のSSIDとKeyを用いて、無線LAN規格の方式(第2の無線通信方式)で無線通信を行う。そして、無線LANアクセスポイント103に接続し、ユーザ認証情報の送信を行う。
複合機101は、受信したユーザ認証情報の解析処理を行う(S3512)。具体的には、CPU201は、HDD内に予め保持しているMFP−ID(前回受信したもの)に対して、今回受信したMFP−IDの通し番号が大きな値であるかを判定する。受信したMFP−IDの通し番号の方が大きければ、最新のMFP−IDであるとして処理を継続し、受信したMFP−IDを複合機101のHDD202へと格納する。続けて、S3514でユーザ認証処理を行い、ユーザ認証が成功すれば、ローカルログイン処理を実施する(S3516)。それ以降の処理は、図8のシーケンス図と同様であるため、説明は省略する。
このように、NFCタグシール120を用いた構成では、複合機101が直接NFCタグ情報601を参照することができない。そのため、複合機101は、携帯端末102から送信されたMFP−IDをHDD202に予め格納しておき、受信したMFP−IDの通し番号と比較することで、受信したユーザ認証情報が正しいリクエストであるかを判定している。
以上、第2の実施形態で説明した構成を実施することで、複合機101が安価なNFCタグシール120を備えている場合でも、携帯端末102を用いたローカルログイン処理を行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態では、NFCタグ情報601にMFP−IDが含まれていた。そして、複合機101は、LAN104経由で受信したユーザ認証情報にMFP−IDが付加されていれば、複合機101の近傍にある携帯端末102からの認証要求だと判断していた。しかしながら、第3の実施形態は、MFP−IDを用いず、携帯端末102が一意なID(携帯端末ID)を複合機101に書込むことでも実現する構成例を説明する。
図13は、携帯端末IDを用いたローカルログインの動作を説明するためのシーケンス図である。ユーザは、ローカルログインを行うために、携帯端末102を複合機101のNFCリーダライタ105に近接させ(S6501)、NFCタグ情報601を取得する(S6502)。S6502で取得するNFCタグ情報601には、MFP−IDが含まれておらず、複合機IPアドレスと無線LANアクセスポイント103のSSID、Key情報のみが含まれている。携帯端末102は、複合機アプリケーション308を起動する(S6503)。続いて、携帯端末102が備えるNFCリーダライタ214のライター機能を用いて、携帯端末IDをNFCリーダライタ105に書き込む(S6504)。S6505からS6511までは、図8のシーケンス図と同様に、無線通信を接続し、ユーザ認証情報の送信を行う。
複合機101では、受信したユーザ認証情報の解析処理を行う(S6512)。具体的には、ユーザ認証情報に付加された携帯端末IDとNFCタグ情報601内の携帯端末IDとが一致するかどうかを判定する。携帯端末IDが一致すれば、NFCリーダライタ105と近距離無線通信を行なった(複合機101の近傍にある)携帯端末102からの認証要求だと判断し、ユーザ認証処理を行う(S6513)。そして、ユーザ認証が成功すれば、ローカルログイン処理を実施する(S6514)。それ以降の処理は、図8のシーケンス図と同様であるため、説明は省略する。
以上、第3の実施形態で説明した構成を実施することで、MFP−IDをNFCリーダライタ105に記憶せずに、携帯端末102を用いたローカルログイン処理を実現することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を説明する。第1、第2、および第3の実施形態では、複合機101は、LAN104を介して無線LANアクセスポイント103と接続されていた。そして、携帯端末102は、無線LANアクセスポイント103に接続することで、複合機101に認証要求を行っていた。しかしながら、第4の実施形態では、Wi−Fi Allianceにより制定されたWi−FiDirect(登録商標)という規格に従って、複合機101がアクセスポイントで動作する例について説明する。さらに第4の実施形態では、携帯端末102のMACアドレスを携帯端末IDとして複合機101のNFCリーダライタ105に書込むことにより、Wi―Fi Direct接続を行い、複合機101へとデータ転送することも可能である。この場合は、無線LANアクセスポイント103が不要となる。構成例を以下に示す。
図14は、Wi―Fi Direct接続を利用したローカルログインの動作を説明するためのシーケンス図である。ユーザは、ローカルログインを行うために、携帯端末102を複合機101のNFCリーダライタ105に近接させ(S8001)、NFCタグ情報601を読み取る(S8002)。S8002で読み取られるNFCタグ情報601には、複合機IPアドレスと複合機101自身のSSID,Key情報が含まれている。携帯端末102は、複合機アプリケーション308を起動する(S8003)。続いて、携帯端末102が備えるNFCリーダライタ214のライター機能を用いて、携帯端末102のMACアドレスをNFCリーダライタ105に書込む(S8004)。
複合機101は、NFCリーダライタ105への書込みを検知し、WifiのDirect機能を有効にし、携帯端末102からの接続待ち状態となる(S8005)。携帯端末102では、S8002で取得した複合機101のSSID、Key情報を用いて、Wifi Direct接続を要求する(S8006)。続けて、複合機101は、NFCリーダライタ105内のMACアドレスとS8006で接続要求があった携帯端末のMACアドレスが同一であれば、Wi―FiのDirect接続を確立する。
S8007からS8010までは、図8のシーケンス図で示した処理と同様であるため、説明は省略する。S8011では、ユーザ認証情報を複合機101へと送信する。このユーザ認証情報には、複合機や携帯端末の一意なIDは含まれていない。なぜなら、携帯端末102と複合機101の間で、ダイレクトに無線通信が接続されており、他の情報機器からユーザ認証情報が送信されることはないためである。
続いて、複合機101では、受信したユーザ認証情報の解析処理を行う(S8012)。具体的には、ログイン種別の確認のみを行なっている。なお、本実施例においては、Wi−FiのDirect通信が有効になった場合のみ、ローカルログインのためのユーザ認証情報を受け付けるものとする。なぜなら、ユーザ認証情報の解析処理(S8012)では、ログイン種別の確認しか行っていないため、ユーザ認証情報からは携帯端末102のリクエストか他の情報機器からのものかを見分けられないからである。次に、S8013でユーザ認証処理を行い、ユーザ認証が成功すれば、ローカルログイン処理を実施する(S8014)。
それ以降の処理は、図8のシーケンス図と同様であるため、説明は省略する。
以上、第4の実施形態で説明した構成を実施することで、無線LANアクセスポイント103を用いなくても、携帯端末102を用いたローカルログイン処理を実現することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 複合機
102 携帯端末
103 無線LANアクセスポイント
104 ローカルエリアネットワーク
105 NFCリーダライタ
106 操作部

Claims (15)

  1. 情報処理装置と画像形成装置とを有するシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    第1の通信方式により、前記画像形成装置から宛先情報を取得する取得手段と、
    ユーザの認証情報を入力する入力手段と、
    第2の通信方式により、前記宛先情報によって示される宛先に前記認証情報を送信する送信手段と、を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記宛先情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置が備える機能を使用するための操作画面を表示する表示手段と、
    前記第2の通信方式により送信された前記認証情報を受信する受信手段と、
    前記認証情報を用いたユーザの認証が成功したことに応じて、前記操作画面を用いたユーザの操作を可能とする制御手段と、
    を有するシステム。
  2. 前記制御手段は、前記ユーザの認証の成功に応じて、前記表示手段の表示を、認証画面から前記操作画面に切り替えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記操作画面は、前記画像形成装置が備える機能を選択するための機能選択画面であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記制御手段は、前記認証情報を用いた前記ユーザの認証が成功したことに応じて、前記操作画面を認証した前記ユーザ用にカスタマイズして前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記第1の通信方式は近距離無線に対応した通信方式であり、前記第2の通信方式は無線LANであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記宛先情報は、前記画像形成装置のIPアドレス又はホスト名であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記取得手段は、更に、前記第2の通信方式に従った通信を行うために必要な通信情報を取得し、
    前記送信手段は、前記通信情報に基づき前記第2の通信方式に対応したアクセスポイントとの通信を確立することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記記憶手段にはIDが書き込まれており、
    前記取得手段は、前記画像形成装置から、前記宛先情報とともに前記IDを取得し、
    前記送信手段は、前記認証情報に前記IDを付加して送信し、
    前記受信手段は、前記IDが付加された前記認証情報を受信し、
    前記制御手段は、前記受信手段により受信された前記認証情報に前記IDが付加されていて、かつ前記認証情報を用いた前記ユーザの認証が成功したことに応じて、前記操作画面を用いた前記ユーザの操作を可能とすることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記IDは、前記画像形成装置のシリアル番号であることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 前記受信手段は、前記認証情報とともに、ログイン種別を示す情報を受信し、
    前記制御手段は、前記受信手段により受信された前記ログイン種別を示す前記情報に基づいて、前記操作画面を用いたユーザの操作を可能とするか、前記情報処理装置で操作画面を表示するための画面データを送信するかを制御することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のシステム。
  11. 前記情報処理装置は、IDを前記記憶手段に書き込む書込手段を更に有し、
    前記送信手段は、前記IDを前記認証情報に付加して送信し、
    前記制御手段は、受信した前記認証情報に前記IDが付加されているか否かに基づいて、ユーザ認証を実施するか否かを制御することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  12. 第1の通信方式により、宛先情報を取得する取得手段と、ユーザの認証情報を入力する入力手段と、第2の通信方式により、前記宛先情報によって示される宛先に前記認証情報を送信する送信手段と、を有する情報処理装置と通信可能な画像形成装置であって、
    前記宛先情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置が備える機能を使用するための操作画面を表示する表示手段と、
    前記第2の通信方式により送信された前記認証情報を受信する受信手段と、
    前記認証情報を用いたユーザの認証が成功したことに応じて、前記操作画面を用いたユーザの操作を可能とする制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 宛先情報を記憶する記憶手段と、装置の機能を使用するための操作画面を表示する表示手段と、第2の通信方式により送信された認証情報を受信する受信手段と、前記認証情報を用いたユーザの認証が成功したことに応じて、前記操作画面を用いたユーザの操作を可能とする制御手段と、を有する画像形成装置と通信可能な情報処理装置であって、
    第1の通信方式により、前記画像形成装置から宛先情報を取得する取得手段と、
    前記ユーザの認証情報を入力する入力手段と、
    前記第2の通信方式により、前記宛先情報によって示される宛先に前記認証情報を送信する送信手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  14. 情報処理装置と、宛先情報を記憶する記憶手段を備えた画像形成装置とを有するシステムの制御方法であって、
    前記情報処理装置が、第1の通信方式により、前記画像形成装置から宛先情報を取得する取得ステップと、
    前記情報処理装置が、ユーザの認証情報を入力する入力ステップと、
    前記情報処理装置が、第2の通信方式により、前記宛先情報によって示される宛先に前記認証情報を送信する送信ステップと、
    前記画像形成装置が備える機能を使用するための操作画面を表示する表示ステップと、前記第2の通信方式により送信された前記認証情報を受信する受信ステップと、
    前記認証情報を用いたユーザの認証が成功したことに応じて、前記操作画面を用いたユーザの操作を可能とする制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  15. 宛先情報を記憶する記憶手段と、装置の機能を使用するための操作画面を表示する表示手段と、第2の通信方式により送信された認証情報を受信する受信手段と、前記認証情報を用いたユーザの認証が成功したことに応じて、前記操作画面を用いたユーザの操作を可能とする制御手段と、を有する画像形成装置と通信可能な情報処理装置に、
    第1の通信方式により、前記画像形成装置から宛先情報を取得する取得ステップと、
    前記ユーザの認証情報を入力する入力ステップと、
    第2の通信方式により、前記宛先情報によって示される宛先に前記認証情報を送信する送信ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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