JP6361926B2 - スートブロワ運転方法及びスートブロワ制御装置 - Google Patents
スートブロワ運転方法及びスートブロワ制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6361926B2 JP6361926B2 JP2015000349A JP2015000349A JP6361926B2 JP 6361926 B2 JP6361926 B2 JP 6361926B2 JP 2015000349 A JP2015000349 A JP 2015000349A JP 2015000349 A JP2015000349 A JP 2015000349A JP 6361926 B2 JP6361926 B2 JP 6361926B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soot blower
- steam
- heat transfer
- transfer tube
- tube group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
第一発明に係るスートブロワ運転方法は、廃棄物焼却炉から排出される排ガスとの熱交換を行う複数の伝熱管群を有するボイラ内で伝熱管群ごとに設けられるスートブロワの運転方法において、一つの伝熱管群に設けられたスートブロワが蒸気噴射を終了した後、次の伝熱管群に設けられたスートブロワの蒸気噴射まで蒸気噴射待機期間を設けることを特徴としている。
第二発明に係るスートブロワ運転方法は、廃棄物焼却炉から排出される排ガスとの熱交換を行う複数の伝熱管群を有するボイラ内で伝熱管群ごとに設けられるスートブロワの運転方法において、複数基の廃棄物焼却炉のそれぞれに併設されるボイラ内のスートブロワが、伝熱管群ごとに蒸気を順次間欠的に噴射し、一つのボイラの一つの伝熱管群への蒸気噴射を終了した後、他のボイラの一つの伝熱管群への蒸気噴射を開始し、一つのボイラのスートブロワの蒸気噴射待機期間中に他のボイラのスートブロワの蒸気噴射を行うことを特徴としている。
第三発明に係るスートブロワ制御装置は、廃棄物焼却炉から排出される排ガスとの熱交換を行う複数の伝熱管群を有するボイラ内で伝熱管群ごとに設けられるスートブロワの制御装置において、一つの伝熱管群に設けられたスートブロワが蒸気噴射を終了した後、次の伝熱管群に設けられたスートブロワの蒸気噴射まで蒸気噴射待機期間を設けるように噴射のタイミングを制御することを特徴としている。
第四発明に係るスートブロワ制御装置は、廃棄物焼却炉から排出される排ガスとの熱交換を行う複数の伝熱管群を有するボイラ内で伝熱管群ごとに設けられるスートブロワの制御装置において、複数基の廃棄物焼却炉のそれぞれに併設されるボイラ内のスートブロワが、伝熱管群ごとに蒸気を順次間欠的に噴射し、一つのボイラの一つの伝熱管群への蒸気噴射を終了した後、他のボイラの一つの伝熱管群への蒸気噴射を開始し、一つのボイラのスートブロワの蒸気噴射待機期間中に他のボイラのスートブロワの蒸気噴射を行うように噴射のタイミングを制御することを特徴としている。
本実施形態では、二つの廃棄物焼却炉のそれぞれに設けられたスートブロワからの蒸気の噴射のタイミングが一つの制御装置により制御されるようになっている(図2参照)。本実施形態では、上記二つの廃棄物焼却炉を「第一焼却炉」及び「第二焼却炉」と称するが、これらの焼却炉は全く同じ構成であり、特に区別する必要がない場合には、説明の便宜上、「廃棄物焼却炉」と総称するものとする。
1’ 第二焼却炉(廃棄物焼却炉)
11 主燃焼室(燃焼室)
17 廃熱ボイラ
18 伝熱管群
19 第一スートブロワ
19’第二スートブロワ
41 制御装置
Claims (2)
- 二基の廃棄物焼却炉のそれぞれに併設され廃棄物焼却炉から排出される排ガスとの熱交換を行う複数段の伝熱管群を有するボイラ内で伝熱管群ごとに設けられるスートブロワの運転方法において、
上記スートブロワが、伝熱管群ごとに蒸気を順次間欠的に噴射し、一つのボイラの一つの段の伝熱管群への蒸気噴射を終了した後、他のボイラの一つの段の伝熱管群への蒸気噴射を開始し、一つのボイラのスートブロワの蒸気噴射待機期間中に他のボイラのスートブロワの蒸気噴射を行い、
第一及び第二廃棄物焼却炉のそれぞれに併設されるボイラに設けられた第一及び第二スートブロワが、それぞれのボイラ内で第一段の伝熱管群から最終段である第n段の伝熱管群に対応して設けられた第一段から第n段のスートブロワの順に蒸気を噴射し、
1〜nの範囲で整数値をとる変数をaとしたときに、変数aを1からnまで1ずつ増加させながら、制御装置により次の(1)〜(6)の手順を繰り返すことにより、スートブロワの蒸気噴射のタイミングを制御することを特徴とするスートブロワ運転方法。
(1):第一スートブロワの第a段スートブロワの送気管に設けられた開閉弁を半開状態として、蒸気を上記送気管内に送り該送気管を予熱する暖管運転を行う。
(2):上記(1)の暖管運転終了時、第一スートブロワの第a段スートブロワの開閉弁を全開状態として、該第a段スートブロワの送気管内に送る蒸気の量を増大させ、該第a段スートブロワのノズルから第a段の伝熱管群へ向けて蒸気を噴射する。
(3):上記(2)の噴射終了時、開閉弁を閉状態として、第一スートブロワの第a段スートブロワからの蒸気の噴射を停止して第一スートブロワを噴射待機状態とするとともに、第二スートブロワを運転状態に切り換える。
(4):第二スートブロワの第a段スートブロワの送気管に設けられた開閉弁を半開状態として、蒸気を上記送気管内に送り該送気管を予熱する暖管運転を行う。
(5):上記(4)の暖管運転終了時、第二スートブロワの第a段スートブロワの開閉弁を全開状態として、該第a段スートブロワの送気管内に送る蒸気の量を増大させ、該第a段スートブロワのノズルから第a段の伝熱管群へ向けて蒸気を噴射する。
(6):上記(5)の噴射終了時、開閉弁を閉状態として、第二スートブロワの第a段スートブロワからの蒸気の噴射を停止して第二スートブロワを噴射待機状態とするとともに、第一スートブロワを運転状態に切り換える。 - 二基の廃棄物焼却炉のそれぞれに併設され廃棄物焼却炉から排出される排ガスとの熱交換を行う複数段の伝熱管群を有するボイラ内で伝熱管群ごとに設けられるスートブロワの制御装置において、
上記スートブロワが、伝熱管群ごとに蒸気を順次間欠的に噴射し、一つのボイラの一つの段の伝熱管群への蒸気噴射を終了した後、他のボイラの一つの段の伝熱管群への蒸気噴射を開始し、一つのボイラのスートブロワの蒸気噴射待機期間中に他のボイラのスートブロワの蒸気噴射を行い、
第一及び第二廃棄物焼却炉のそれぞれに併設されるボイラに設けられた第一及び第二スートブロワが、それぞれのボイラ内で第一段の伝熱管群から最終段である第n段の伝熱管群に対応して設けられた第一段から第n段のスートブロワの順に蒸気を噴射し、
1〜nの範囲で整数値をとる変数をaとしたときに、該変数aを1からnまで1ずつ増加させながら、次の(1)〜(6)の手順を繰り返すように、スートブロワの蒸気噴射のタイミングを制御することを特徴とするスートブロワ制御装置。
(1):第一スートブロワの第a段スートブロワの送気管に設けられた開閉弁を半開状態として、蒸気を上記送気管内に送り該送気管を予熱する暖管運転を行う。
(2):上記(1)の暖管運転終了時、第一スートブロワの第a段スートブロワの開閉弁を全開状態として、該第a段スートブロワの送気管内に送る蒸気の量を増大させ、該第a段スートブロワのノズルから第a段の伝熱管群へ向けて蒸気を噴射する。
(3):上記(2)の噴射終了時、開閉弁を閉状態として、第一スートブロワの第a段スートブロワからの蒸気の噴射を停止して第一スートブロワを噴射待機状態とするとともに、第二スートブロワを運転状態に切り換える。
(4):第二スートブロワの第a段スートブロワの送気管に設けられた開閉弁を半開状態として、蒸気を上記送気管内に送り該送気管を予熱する暖管運転を行う。
(5):上記(4)の暖管運転終了時、第二スートブロワの第a段スートブロワの開閉弁を全開状態として、該第a段スートブロワの送気管内に送る蒸気の量を増大させ、該第a段スートブロワのノズルから第a段の伝熱管群へ向けて蒸気を噴射する。
(6):上記(5)の噴射終了時、開閉弁を閉状態として、第二スートブロワの第a段スートブロワからの蒸気の噴射を停止して第二スートブロワを噴射待機状態とするとともに、第一スートブロワを運転状態に切り換える。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000349A JP6361926B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | スートブロワ運転方法及びスートブロワ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000349A JP6361926B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | スートブロワ運転方法及びスートブロワ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016125768A JP2016125768A (ja) | 2016-07-11 |
JP6361926B2 true JP6361926B2 (ja) | 2018-07-25 |
Family
ID=56357775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015000349A Active JP6361926B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | スートブロワ運転方法及びスートブロワ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6361926B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6162710A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-31 | Hitachi Ltd | ス−トブロワ制御装置 |
JPH0826977B2 (ja) * | 1986-10-03 | 1996-03-21 | 日本製紙株式会社 | 回収ボイラのスートブロー制御装置 |
JPH086914B2 (ja) * | 1987-05-13 | 1996-01-29 | バブコツク日立株式会社 | ス−トブロワ制御装置 |
JPH1194233A (ja) * | 1997-09-18 | 1999-04-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スーツブロワ制御方法とその装置 |
JP3776596B2 (ja) * | 1998-07-07 | 2006-05-17 | 三菱重工業株式会社 | スーツブロア制御装置 |
JP2001173935A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-29 | Nippon Steel Corp | スートブロワ用蒸気の取り出し方法 |
JP2014159910A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スートブロワウォーミング装置およびスートブロワウォーミング方法 |
-
2015
- 2015-01-05 JP JP2015000349A patent/JP6361926B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016125768A (ja) | 2016-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4331710B2 (ja) | 集塵装置及びダストの排出方法 | |
US8234985B2 (en) | Boiler producing steam from flue gases under optimized conditions | |
JP6682231B2 (ja) | 燃焼装置 | |
JP6361926B2 (ja) | スートブロワ運転方法及びスートブロワ制御装置 | |
KR101436424B1 (ko) | 펠릿 보일러 | |
JP6022270B2 (ja) | 排ガス設備 | |
JP2009204289A (ja) | 燃焼炉及び堆積物除去機構 | |
KR20210137053A (ko) | 고형물 소각 설비 | |
JP2010264401A (ja) | 排煙脱硝装置 | |
JP2014085053A (ja) | エコノマイザ及びその洗浄方法 | |
JP2020067205A (ja) | ボイラ及び灰処理装置並びにボイラの運転方法及び灰処理装置の運転方法 | |
JP6551927B2 (ja) | 燃焼炉の燃えカス、及び灰の処理とクリンカ対策方法 | |
JP7118854B2 (ja) | 灰処理システム及び発電プラント並びに灰処理システムの制御方法 | |
JP7202842B2 (ja) | 灰処理装置及び発電プラント並びに灰処理装置の運転方法 | |
TW202200933A (zh) | 鍋爐管群附著灰除去系統 | |
KR20160109117A (ko) | 고형연료 체인스토커화격자를 사용하는 복합식 증기보일러 | |
JP6645860B2 (ja) | 燃焼プロセスの固形残渣を冷却するための方法 | |
JP3978702B2 (ja) | 排ガス冷却設備及びその運転方法 | |
KR102028032B1 (ko) | 수트 블로워 증기 회수 시스템 및 수트 블로워 증기 회수 방법 | |
JP6142325B2 (ja) | クリンカをコントロールする方法 | |
JP6911476B2 (ja) | クリンカ除去用給水装置 | |
JP6809625B1 (ja) | ボイラ熱交換設備のダスト除去装置及びボイラ熱交換設備 | |
JP5807903B2 (ja) | 間欠運転式のごみ焼却施設の熱回収利用方法及び熱回収利用システム | |
JP2009030897A (ja) | 排ガス再循環ボイラ | |
KR101151812B1 (ko) | 폐열 보일러 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180613 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6361926 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |