JP6682231B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
更に、「図1」の図示がある。
第2スクリューフィーダ(20)の供給口の下部には、着火バーナ(14)の前部に燃料をガイドするガイドプレート(53)が設けられている。」の記載がある(特許文献1[0035]参照)。
更に、特許文献1には、「熱交換器(28)の上部から出る排出ガスは、サイクロン除塵機(36)に入ってダストが分離捕集され、クリーンになった排ガスは煙突(39)から排出される。」の記載がある(特許文献1[0043]参照)。
更に、特許文献2には、集塵蔵置として、「サイクロン集塵装置74は、側面に燃焼ガスの吸入口が設けられた円筒部と、円筒部の下方に連なって内部に旋回流が形成される逆円錐形の分離部と、円筒部内から上方に突出して配置された排気筒を有する。このサイクロン集塵装置74は、第2熱交換部4で熱交換を終えた燃焼ガスを円筒部の吸入口から吸入し、円筒部と分離部で燃焼ガスの旋回流を形成し、この旋回流の遠心力により燃焼ガスに含まれる粉塵を分離する。」が開示されている(特許文献2[0064]参照)。
更に、「図1」の図示がある。
燃焼室と、
断面V字板状からなり、燃焼室下方部に設けられ、固形燃料を載置して燃焼させ、燃焼した灰を下方に落下させるための複数のスリットを有する燃焼部と、
燃焼部に空気を吹き込む燃焼空気供給部と、
前記燃焼空気供給部は、前記燃焼部に設ける燃焼板の下方から固形燃料側に向け空気を吹き込む第1燃焼空気供給部と、
前記燃焼部の板状上面側には、面上の上下方向に設置する、断面逆V字型板状体で凸状からなる複数の凸状物と、
該凸状物表面には、長手方向に沿って複数設けられる、孔状の第1空気供給口と、
を、備え、断面V字板状の燃焼部の端部には、燃料供給部から供給される固形燃料の排出口が設けられ、固形燃料が燃焼部上に前記凸状部を乗り越えて供給され、前記凸状部の下流側の陰に隙間が生じさせる。
燃焼板の上面よりも上方位置の前記燃焼室の側面から燃焼室内に空気を吹き込む第2燃焼空気供給部と
を、備える。
断面V字板状の燃焼部の端部には、燃料供給部から供給される固形燃料の排出口が設けられ、固形燃料が燃焼部上に前記凸状部を乗り越えて供給され、前記凸状部の下流側の陰に隙間が生じさせる、
を、備える。
断面V字板状の燃焼部の端部の固形燃料の排出口が設けられた側の底部には、着火用バーナが設けられる、
を、備える。
断面V字板状の燃焼部の中心部を境に分割され、一方の燃焼部が上方側を支点として下方に回動可能であり、他方の燃焼部の下端に一方の燃焼部の下端に設けられた係止部が係止する、
を、備える。
断面逆V字状の凸状からなる金具である凸状物を、燃焼部上面に設けた場合は、固形燃料が設置する面積が増加するとともに、燃焼空気の吹付方向が一方方向とならず固形燃料F表面に効率よく吹き付けられる。
また、断面逆V字状の凸状からなる金具と直交する方向から燃料が供給されるため、燃料にかかる圧力が減圧され、効率よく固形燃料を燃焼させる。
11は、本発明の実施例に係る燃焼装置である。燃焼装置11は、内部中央下部に燃焼室21を有する。
31は燃焼部である。燃焼部31は、燃焼板からなる。燃焼部31は、燃焼室21下方部に設けられ、木質チップ、あるいはペレット等の固形燃料Fを載置して燃焼させる。
燃焼部31は、V字断面からなる板状体からなる。燃焼部31表面には、灰、燃えカス落下用のスリット311を複数列設ける。
燃焼部31は、V字断面からなる板状体からなるため、水平板からなる燃焼部31に比べ固形燃料Fと接する面積を大きく取ることができる。
一方の燃焼板312が上方部の回動支点314を支点として下方に回動することで、灰や未燃焼固形燃料Fを下方に容易に排出できて、メインテナンスが容易となる。回動しない、他方の燃焼板313側は、斜面となっていて一方を回動すると、下方に容易に滑り落ちる。
32は、着火用バーナである。着火用バーナ32は固形燃料Fを着火するためのものであり、この実施例では電気ヒーターで高温にされた空気を噴射して着火する。
22は、耐火煉瓦である。耐火煉瓦22は、燃焼室21の内部周辺に積層され断熱する。
45は、燃焼空気供給部41の分岐である。分岐45では、図1に図示するように吸気ファン44側から延設される燃焼空気供給部41は、第1燃焼空気供給部42と、第2燃焼空気供給部43と、搬送部空気供給部46と、ヒーター送風用空気供給部47とに分岐する。
第1燃焼空気供給部42により燃焼部31下方からあるいは、第2燃焼空気供給部43により、燃焼部31の上面よりも上方位置の側面から燃焼室21内に、吸気ファン44から供給される空気を吹き込むことで、効率よく固形燃料Fを燃焼させる。
ヒーター送風用空気供給部47は、着火用バーナ32の後方から空気を供給する。
搬送部空気供給部46は、燃料供給部71に送風し、搬送方向に噴出する。
52は、煙管である。煙管52は、液体室53中を貫通して設置される。煙管52は、燃焼ガスが通過する煙管52が加熱する液体を溜めた水室からなる液体室内53内に、縦方向に設けられる。煙管52は、燃焼室21上部から下方に燃焼ガスが通過する入力側煙管521と前記下方に通過した燃焼ガスが排出側の上方に向かって通過する排出側煙管522からなる。
入力側煙管521と排出側煙管522はそれぞれ複数設けられる。この実施例では、入力側煙管521、排出側煙管522とはそれぞれ集められてそれぞれグループを形成している。そのため、燃焼ガスの通気が乱れにくい。
燃焼室21から発生した燃焼ガスで液体、この実施例では水を加熱する熱交換部51が設けられる。熱交換部51では、燃焼室21から発生した燃焼ガスで液体を加熱する。この実施例では液体は水からなるが、それ以外の液体を用いてもよい。
それぞれの煙管52内には、螺旋材54が挿入される。
螺旋材54は、煙管内において上下可動可能あるいは、回転可動可能あるいは、回動可動可能に設けられている。
筒状からなる煙管52だけでなく、煙管52内に螺旋材(スクリュー)54を入れているため、煙管52からなる煙の通路を長くとることができ、煙の煙管52内の滞在時間を長くする。そのため、熱交換が効率よく行える。煙を長く引き回すことで、煤が落ち易くなる。
螺旋材54を円筒状の煙管52内で可動させることで、煙管52内に蓄積した煤、あるいは煙管、螺旋材表面に付着した酸化膜を取り除き掃除することが容易となる。
524は、煙突である。煙突524は、排出側煙管522の下流側に設置し、燃焼ガスを排気する。
煙管52に設けた螺旋材によって、通過する燃焼ガスが螺旋状に通過して、煙管52内を通過する燃焼ガス内に含まれるダストや灰が分離され下方に落下して捕集することができる。
螺旋材54によって、燃焼ガスが、煙管52内を直線状に通過しないため、燃焼ガスの熱を煙管から有効に加熱水に伝達できる。
螺旋材54を可動させることで、煙管52螺旋材54表面に付着した煤や酸化膜を掃除する。
64は、供給口である。供給口64は、燃料タンク61下部に設けられる。供給口64から下部へ、固形燃料Fは供給される。
62は、温風吹き出し口である。温風吹き出し口62は、燃料タンク61周囲に設けられ、温風吹き出し口62からは、供給された温風を吐き出す。
63は、掻き出し羽根である。掻き出し羽根63は、燃料タンク61の下部に設けられ、回転軸を回転中心として回転することで、供給口64に固形燃料Fを掻き出す。
72は、第1搬送部である。第1搬送部72は、円筒状からなりその長手方向の内部には、スクリューコンベア723が設けられる。第1搬送部72は、一端に設けられた搬入口721は、燃料タンク61の供給口64の下部に臨ませて設置する。第1搬送部72の他端には、排出口722を設ける。
73は、パドル部である。パドル部73は、第1搬送部72の排出口722下部に設置する。パドル部73は、回転中心を回転軸として回転して固形燃料Fを間欠的に定量供給する。
断面V字板状の燃焼部31の端部の固形燃料Fの排出口742が設けられた側の底部には、着火用バーナ32が設けられている。
461は、空気噴出口である。空気噴出口461は、搬送部空気供給部46の燃料供給部71との取付部に設け、燃料搬送方向に噴出される。燃料搬送方向に噴出させることによって、燃焼室21側からの煙やガス等の逆流を防止する。
そこで、固形燃料Fは、温風で温められ乾燥されながら、燃料タンク61から、掻き出し羽根63により掻き出され、供給口64から、第1搬送部72、パドル部73、第2搬送部74により、燃焼部31に供給される。
固形燃料Fを載置する燃焼板からなる燃焼部31を、断面V字状に設けたことにより、燃焼空気吹き出し面積を大きくとることができる。そのため、コンパクトに燃焼室21を構成でき、燃焼空気を充分に供給できる。
また、複数のスリット311の面積を大きくできるため、効率よく燃焼した灰を落下できる。
図5に図示されるように、第2搬送部74の他端には、V字状の燃焼板からなる燃焼部31への排出口742が設けられ、固形燃料Fが燃焼部31の燃焼板上に、横から押し出されて供給されるため、固形燃料Fは、燃焼板からなる燃焼部31上の凸状物33を乗り越えながら供給される。これにより、凸状からなる金具である凸状物33の下流側は、凸状物33の陰の隙間Eが生じて、押圧力が作用しにくく、固形燃料Fは、ふんわりと置かれた状態となり、燃焼しやすくなる。
21 燃焼室
31 燃焼部
33 凸状物
41 燃焼空気供給部
42 第1燃焼空気供給部
43 第2燃焼空気供給部
F 固形燃料
Claims (4)
- 燃焼室と、
断面V字板状からなり、燃焼室下方部に設けられ、固形燃料を載置して燃焼させ、燃焼した灰を下方に落下させるための複数のスリットを有する燃焼部と、
燃焼部に空気を吹き込む燃焼空気供給部と、
前記燃焼空気供給部は、前記燃焼部に設ける燃焼板の下方から固形燃料側に向け空気を吹き込む第1燃焼空気供給部と、
前記燃焼部の板状上面側には、面上の上下方向に設置する、断面逆V字型板状体で凸状からなる複数の凸状物と、
該凸状物表面には、長手方向に沿って複数設けられる、孔状の第1空気供給口と、
を備え、
断面V字板状の燃焼部の端部には、燃料供給部から供給される固形燃料の排出口が設けられ、固形燃料が燃焼部上に前記凸状部を乗り越えて供給され、前記凸状部の下流側の陰に隙間が生じさせる燃焼装置。 - 燃焼板の上面よりも上方位置の前記燃焼室の側面から燃焼室内に空気を吹き込む第2燃焼空気供給部とを備える、
請求項1記載の燃焼装置。 - 断面V字板状の燃焼部の端部の固形燃料の排出口が設けられた側の底部には、着火用バーナが設けられる、
請求項1又は請求項2のいずれか記載の燃焼装置。 - 断面V字板状の燃焼部の中心部を境に分割され、一方の燃焼部が上方側を支点として下方に回動可能であり、他方の燃焼部の下端に一方の燃焼部の下端に設けられた係止部が係止する、
請求項1又は請求項2又は請求項3のいずれか記載の燃焼装置。
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