JP6360396B2 - 研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法 - Google Patents

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本発明は、研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法に関し、特に、ギア(歯車)加工を行う研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法に関する。
研削盤を用いてギア(歯車)加工を行う場合、砥石の中心面とワーク軸の中心を正確に合わせる必要があり、合わせないと、研削されたギア(歯車)の歯形が傾いてしまう。
従来、このようなギア(歯車)研削における歯形の傾きを防止するために、例えば、超音波センサを用いてネジ状砥石と被加工歯車の歯合わせを行う方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、歯車研削装置の複雑な形状の砥石とワーク軸のアンバランスを、バランスピースとオートバランサーを含むバランス補正機構を用いて自動的に補正する研削盤が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−326141号公報 特開2001−232563号公報
しかしながら、従来例では、特許文献1記載のように、歯合わせのために特別な超音波センサが必要であり、或いは特許文献2記載のように、構成上複雑なバランス補正機構が必要であるため、システム構成が複雑となってしまう。このため、より簡単な構成でありながら、ギア(歯車)加工を行う場合等におけるワーク軸と砥石面との芯出しを高精度に行うことができる技術の開発が望まれていた。
本発明は上述のような事情から為されたものであり、その目的は、簡単な構成でありながら、ギア(歯車)加工を行う場合等におけるワーク軸と砥石面との芯出しを高精度に行うことができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法は、ベッド上に載置された加工ベース部と、前記加工ベース部上に回転可能に軸受けされ回転可能なワークスピンドルと、前記ベッド上に載置されたワーク支持台と、前記ワーク支持台に設置され、前記ワークスピンドルとの間にワークを設置するために上下方向に移動可能な芯押し台、前記加工ベース部に対して所定方向(X軸方向)に移動可能なコラムと、前記コラムに設けられ、前記コラムに対して所定方向(Z軸方向)に移動可能な砥石台と、前記砥石台に(A軸方向に)回動可能に支持される砥石軸と、前記砥石軸に着脱される砥石と、前記ワークスピンドル、芯押し台、コラム、砥石台及び砥石軸を駆動し或いは回転駆動する駆動手段とを少なくとも備える研削盤において、前記X軸に平行な基準面を含む略円盤状又は矩形の被研削材から成る芯ずれ量検出用ワークを用意する工程と、前記基準面を前記前記X軸に平行にした状態で前記芯ずれ量検出用ワークをワーク固定用ジグを介して、ワークスピンドル軸、すなわち、ワーク軸上に取り付ける工程と、前記砥石を回転させつつ前記砥石台を前記X軸上で移動させて砥石により前記芯ずれ量検出用ワークに前記X軸に平行な第1の溝を削る工程と、前記第1の溝を削った前記芯ずれ量検出用ワークを、ワークスピンドルを回転させて180度回転させた状態で、前記砥石を回転させつつ前記砥石台を前記X軸上で移動させて砥石により前記芯ずれ量検出用ワークに前記X軸に平行な第2の溝を削る工程と、前記基準面からの前記第1又は第2の溝それぞれの前記X軸に平行な中心線までの距離をL1、L2とする時、芯ずれ量e=(L1−L2)/2で表される芯ずれ量eを求める工程と、前記芯ずれ量eを考慮して前記砥石のドレッシングを行う工程と、を有することを特徴とする。
このように、本発明の研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法は、研削盤を用いてギア(歯車)加工を行う場合、研削盤の砥石が切り込む方向であるX軸に平行な基準面を含む略円盤状又は矩形の被研削材から成る芯ずれ量検出用ワークを用意し、基準面をX軸に平行にした状態で芯ずれ量検出用ワークをワーク軸に取り付け、砥石により前記芯ずれ量検出用ワークに前記X軸に平行な第1の溝を削り、第1の溝を削った芯ずれ量検出用ワークを180度回転させた状態で、砥石により前記芯ずれ量検出用ワークに前記X軸に平行な第2の溝を削り、基準面からの第1又は第2の溝それぞれのX軸に平行な中心線までの距離をL1、L2とする時、芯ずれ量e=(L1−L2)/2で表される芯ずれ量eを求め、芯ずれ量eを考慮して砥石のドレッシングを行うので、簡単な方法でありながら、ギア(歯車)加工を行う研削盤の砥石の中心面とワーク軸の中心を正確に芯合わせすることができる。
前記芯ずれ量検出用ワークは、カーボン材から構成されているのが好適である。このような構成によれば、第1の溝と第2の溝を削り易くて便宜である。
本発明によれば、簡単な方法でありながら、ギア(歯車)加工を行う場合におけるワーク軸と砥石面との芯出しを高精度に行うことができる。
比較例として、本発明の芯出し方法を用いない場合のギア研削について説明するための図であり、(a)は、砥石によりワーク軸上のワークを研削する様子を示す図、(b)は、ワーク軸の中心線と砥石の中心面とがずれている場合を示す平面図、(c)は、ワーク軸の中心線と砥石の中心面との芯合わせ(芯出し)を示す平面図、(d)は、芯合わせ(芯出し)をしない場合の歯形精度測定結果を示す図であり、歯形が傾いていることが分かる、(e)は、芯合わせを行った場合の歯形精度測定結果を示す図である。 本発明が適用される研削盤の全体構成を示す斜視図である。 本発明が適用される研削盤の全体構成を示す側面図である。 芯押しについての説明図であり、(a)は芯押し台とワークスピンドルを示し、(b)は、その芯押し台とワークスピンドルの間に固定用ジグを用いてワークが取り付けられた状態を示す。 本発明が適用される研削盤の全体構成を示す斜視図であり、本発明の実施形態に係る芯出し方法を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る芯出し方法を説明するための図であり、(a)は、芯ずれ量検出用ワークを示す図、(b)は、ワーク軸と砥石を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る芯出し方法を説明するための図であり、その要点となる芯ずれ量検出用ワークを示す平面図である。 本発明の実施形態に係る芯出し方法を説明するための図であり、芯ずれ量検出後の砥石のドレッシングを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る芯出し方法を用いて製作可能なギアの例を示す図であり、(a)はモジュール3の平歯車、(b)はモジュール1の平歯車、(c)はモジュール1の平歯車とネジを研削したサンプルワーク、(d)はスプラインとネジを研削したサンプルワーク、を示す。
まず、本発明の理解を容易にするため、本発明を用いない比較例に関して、その解決すべき問題点等を説明しておく。図1は、比較例として、本発明の芯出し方法を用いない場合のギア研削について説明するための図であり、(a)は、砥石によりワーク軸上のワークを研削する様子を示す図、(b)は、ワーク軸の中心線と砥石の中心面とがずれている場合(芯出し無し)を示す平面図、(c)は、ワーク軸の中心線と砥石の中心面との芯合わせ(芯出し)を示す平面図、(d)は、芯合わせ(芯出し)をしない場合の歯形精度測定結果を示す図であり、歯形が傾きていることが分かる。(e)は、芯合わせを行った場合の歯形精度測定結果を示す図である。この例の機械(研削盤)構成では、図1(a)に示すように、砥石Tは、縦に位置させた状態で回転させてワーク軸AX上のワークWを研削する。この場合、図1(c)に示すように、砥石Tの中心面と回転するワーク軸AXの中心線を一致させる(同一線上に位置させる)ことが必要であり、そうでないと図1(d)に示すように、ギアの歯形Hが理想的な形状から傾いてしまう。
図2は、本発明が適用される研削盤の全体構成を示す斜視図、図3は、その側面図である。図4は、芯押しについての説明図であり、(a)は芯押し台とワークスピンドルを示し、(b)は、その芯押し台とワークスピンドルの間に固定用ジグを用いてワークが取り付けられた状態を示す。図2及び図3に示すように、研削盤100は、ベッド102と、ベッド102上に載置された加工ベース部104と、加工ベース部104に対して所定方向(X軸方向)に移動可能なコラム106と、コラム106に設けられ、コラム106に対して所定方向(Z軸方向)に移動可能な砥石台108と、砥石台108に(A軸方向に)回動可能に支持される砥石軸110と、砥石軸110に着脱される砥石112と、コラム106、砥石台108及び砥石軸110を駆動し或いは回転駆動する駆動手段(図中特定せず)を有している。加工ベース部104には、ワーク支持台114が設けられ、ワーク支持台114にはワークスピンドル114aが(C軸)回転可能に軸承されている。また、図4(a)にも示すように、ワークスピンドル114aには芯押し116が設置されている。 また、ワーク支持台114の立設部114bの上端側には、芯押し台117が上下動可能に設けられており、芯押し台117にはワークの上側支持用芯押し118が設置されている。ワ−クWは、図4(b)に示すように、ワークスピンドル側芯押し116と、上側支持用芯押し118により両側から芯押しされて、固定用ジグ119を介してワークスピンドル116と共に回転する。即ち、図4(a)に詳しく示すように、ワークスピンドル114aにはワークスピンドル側芯押し116が設けられ、これに対して、上方の芯押し台117には、芯押し台側芯押し118が設けられ、芯押し台117が上下動可能に構成されている。また、図4(b)に詳しく示すように、例えば、円筒状のワークWの軸方向の両端部には、それぞれ芯押し用穴WGが形成されており、これらの穴WGを介してワークWは、ワークスピンドル側芯押し116と芯押し台側芯押し118により両側から芯押しされて、回転可能に軸承される。即ち、ワークスピンドル側芯押し116と芯押し台側芯押し118に対しては、芯押し用穴WGが滑ってワークWが回転するように構成されている。ここで、ワークスピンドル114aには固定用ジグ119が取り付けられており、この固定用ジグ119によりワークWの下端側を固定することで、ワークスピンドル114aとワークWが共に回転するようになっている。これに対して、上方の芯押し台側芯押し118に対しては、芯押し用穴WGが滑ってワークWが回転するように構成されている。
図5乃至図8は、本発明の実施形態に係る芯出し方法を説明するための図である。図5は、本発明が適用される研削盤の全体構成を示す斜視図であり、本発明の実施形態に係る芯出し方法を説明するための図である。図6は、本発明の実施形態に係る芯出し方法を説明するための図であり、(a)は、芯ずれ量検出用ワークを示す図、(b)は、ジグ119を介してワークスピンドルに取付けられた芯ずれ検出用ワーク200と砥石112を模式的に示す図である。図7は、本発明の実施形態に係る芯出し方法を説明するための図であり、その要点となる芯ずれ量検出用ワークを示す平面図である。図8は、本発明の実施形態に係る芯出し方法を説明するための図であり、芯ずれ量検出後の砥石のドレッシングを示す模式図である。
本発明の実施形態に係る芯出し方法を実施するには、まず、最初の工程として、芯ずれ量検出用ワーク200を用意する。図6(a)に示すように、芯ずれ量検出用ワーク200は、円盤状の板材の一部を直線状に切り欠いた形状に形成されている。中心には、ワーク固定用ジグ119に取り付けられるように、円形の穴Gが形成されている。ここで、芯ずれ量検出用ワーク200における円盤状の板材の一部を直線状に切り欠いた面STDは、基準面であり、この基準面STDが研削盤100のX軸と平行になるように、ダイヤルゲージを使って調整しておく。
ここで、図5に示すように、砥石軸110をA軸方向で回動させて砥石112が縦になるようにしておく。そして、芯ずれ量検出用ワーク200を、図6(b)に示すように、ワークスピンドル114aに円盤状の面が上下方向を向くように取り付け、ワークスピンドル軸114aを回転させないで、芯ずれ量検出用ワーク200を固定したまま、砥石112を接近させて芯ずれ量検出用ワーク200を切り込んでいく。即ち、その芯ずれ量検出用ワーク200を固定用ジグ119に嵌め込んで固定した上で、円形の穴Gの中心線に対して径方向に対称的な箇所に図6に示す形状の溝1と溝2を切り欠いて形成することで、芯ずれ量eを求められるようにする。具体的には、図6(a)(b)に示すように、砥石112を用いて図6に示す溝1を削った後に、ワークスピンドル114aを回転させることで、芯ずれ量検出用ワーク200を180度回転させてから図7に示す溝2を削り、溝1と溝2の基準面STDとの距離を測定する。
芯ずれ量eは、e=(L1−L2)/2で表される(図7参照)。
次に、芯ずれ量eが算出されたら、その芯ずれ量eに合わせて砥石をドレッシングする。即ち、図8に示すように、砥石台108をA軸方向で回動させて砥石112が横になるようにし、芯ずれ量eをキャンセルするように、ドレッサーDR(図2乃至図5では図示せず)にて砥石112の成形を行う。尚、芯ずれ量検出用ワーク200は、材料にカーボンを使うと、溝1と溝2を削り易くて便宜である。即ち、溝1と溝2を早く(短時間で)削ることができ、砥石の摩耗も少ないので、芯ずれ量検出用ワークの材質として好適である。
以上のように、芯ずれ量eをキャンセルするように砥石112の成形を行うことで、以後、この砥石112を用いてギア研削を行う場合にも、図1(c)に示したように、砥石112の中心面と回転するワークスピンドル114aの中心線を一致させる(同一線上に位置させる)ことができるので、図1(d)に示したように、ギアの歯形Hが傾いてしまうことが無くなる。そして、このように本発明の芯出し方法を用いれば、砥石112を用いてギア(歯車)研削を行うことにより、歯形の傾きを生じることなく、図9(a)(b)(c)(d)に示すような各種のギア(歯車)やスプラインを研削することができる。図9は、本発明の実施形態に係る芯出し方法を用いて製作可能なギア及びスプラインの例を示す図であり、(a)はモジュール3の平歯車、(b)はモジュール1の平歯車、(c)はモジュール1の平歯車とネジを研削したサンプルワーク、(d)はスプラインとネジを研削したサンプルワーク、を示す。尚、本発明の芯出し方法を用いた場合の各種ギア研削について、図1(d)に示したのと同様の検査を行ったところ、歯形(の傾き)を示す線Hは、図1(e)に示すように、まっすぐ(直線状)になり、歯形の傾きを有効に解消することができた。
本発明によれば、簡単な方法でありながら、ギア(歯車)加工を行う場合におけるワーク軸と砥石面との芯出しを高精度に行うことができる。また、同じ研削盤でネジ研削、外周研削、端面研削、及びギア(歯車)又はスプライン研削を行いやすくなるので、工程の短縮化等のメリットも大きい。
本発明の研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法は、大きさ・材質・用途を問わず様々なギア(歯車)の研削やスプラインの研削に適用できる。また、ネジとギア(歯車)やスプラインをひとつのワークに加工するよう複合研削を行う場合等にも適用可能なのは勿論である。
100 研削盤、102 ベッド、 104 加工ベース部、 106 コラム、
108 砥石台、 110 砥石軸、 112 砥石、 114 ワーク支持台、
114a ワークスピンドル、 114b 立設部、 116 芯押し、
117 芯押し台、 118 上側支持用芯押し、 116 ワークスピンドル側芯押し、
119 固定用ジグ、 118 芯押し台側芯押し、W ワーク、 WG 芯押し用穴、
200 芯ずれ量検出用ワーク、 G 円形の穴、 STD 基準面、
1 溝、 2 溝、 e 芯ずれ量


Claims (2)

  1. ベッド上に載置された加工ベース部と、前記加工ベース部上に回転可能に軸受けされ回転可能なワークスピンドルと、前記ベッド上に載置されたワーク支持台と、前記ワーク支持台に設置され、前記ワークスピンドルとの間にワークを設置するために上下方向に移動可能な芯押し台、前記加工ベース部に対して所定方向(X軸方向)に移動可能なコラムと、前記コラムに設けられ、前記コラムに対して所定方向(Z軸方向)に移動可能な砥石台と、前記砥石台に(A軸方向に)回動可能に支持される砥石軸と、前記砥石軸に着脱される砥石と、前記ワークスピンドル、芯押し台、コラム、砥石台及び砥石軸を駆動し或いは回転駆動する駆動手段とを少なくとも備える研削盤において、
    前記X軸に平行な基準面を含む略円盤状又は矩形の被研削材から成る芯ずれ量検出用ワークを用意する工程と、
    前記基準面を前記前記X軸に平行にした状態で前記芯ずれ量検出用ワークを、ワーク固定用ジグを介して、ワークスピンドル軸、すなわち、ワーク軸上に取り付ける工程と、
    前記砥石を回転させつつ前記砥石台を前記X軸上で移動させて砥石により前記芯ずれ量検出用ワークに前記X軸に平行な第1の溝を削る工程と、
    前記第1の溝を削った前記芯ずれ量検出用ワークを、ワークスピンドルを回転させて180度回転させた状態で、前記砥石を回転させつつ前記砥石台を前記X軸上で移動させて砥石により前記芯ずれ量検出用ワークに前記X軸に平行な第2の溝を削る工程と、
    前記基準面からの前記第1又は第2の溝それぞれの前記X軸に平行な中心線までの距離をL1、L2とする時、芯ずれ量e=(L1−L2)/2で表される芯ずれ量eを求める工程と、
    前記芯ずれ量eを考慮して前記砥石のドレッシングを行う工程と、を有することを特徴とする研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法。
  2. 前記芯ずれ量検出用ワークは、カーボン材から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法。


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