JP6357761B2 - 情報処理装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、方法、及びプログラムに関する。
近年、不動産の仲介業務等において情報処理装置を用いて、ユーザの要求に合った不動産物件を検索することが行われている。情報処理装置は、例えば、ユーザから、不動産物件の家賃、間取り、最寄り駅などの検索条件の入力を受け付ける。そして、入力された検索条件を満たす物件を、データベース等から検索し、検索の結果得られた物件を表示装置の表示画面に表示することで、ユーザが望む条件を満たす物件を提示する。
これに関し、基準位置を起点として希望する所要時間内に位置する物件を検索可能とする技術が知られている。また、不動産物件の需要者のニーズに合わせて、客観的に、且つ、現実に即した不動産物件情報及びその関連情報を紹介できる技術が知られている。不動産を探している人に対して、様々な環境情報を手軽に提供することができる技術が知られている。幼い子供や、若い女性などの要保護者を犯罪や事故から守ることを可能とする技術が知られている。(例えば、特許文献1から特許文献4参照)
特開2001−337963号公報 特開2007−133546号公報 特開2007−183745号公報 特開2007−240433号公報
ところで、ユーザが不動産物件を探す場合に、例えば、家賃、間取り、最寄り駅などの条件で不動産物件を絞り込むだけでは、実際にそこで生活することを想定すると、日々の生活の安全性について懸念が残る。例えば、不動産物件から最寄りの交通機関の乗り場までの経路など、ユーザが、その不動産物件に住んだ場合に利用することになる経路の治安がよいことは、物件選びにおいて重要な要件となり得る。しかしながら、不動産物件探しにおいて、検索された物件に住んだ場合に利用することになる経路の安全性を容易に確認することのできる技術はなかった。
1つの側面において、本発明は、不動産物件探しにおいて、検索された物件に住んだ場合に利用することになる経路の安全性を容易に確認することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様のコンピュータが実行する不動産物件の検索方法は、検索する工程と、出力する工程とを含む。検索する工程は、不動産物件についての検索条件を受け付けると、検索条件を満たす不動産物件を検索するとともに、検索された不動産物件と、不動産物件の付近に存在する交通機関との間の経路を自動的に検索し、複数の経路を選択する。出力する工程は、検索された不動産物件の情報を、地点又はエリアにおける安全性の評価値を記憶した記憶部を参照して、経路の付近にある地点の安全性の評価値又は経路が通過するエリアの安全性の評価値から算出した複数の経路の安全性の評価値、及び複数の経路を示す地図と合わせて表示するための表示情報を出力する。
不動産物件探しにおいて、検索された物件に住んだ場合に利用することになる経路の安全性を容易に確認することができる。
実施形態に係る物件検索システムを例示する図である。 実施形態に係るサーバの機能ブロック構成を例示する図である。 駅管理情報を例示する図である。 物件管理情報を例示する図である。 犯罪履歴情報を例示する図である。 属性管理情報を例示する図である。 時間コード情報を例示する図である。 環境評価情報を例示する図である。 物件の検索条件を入力する入力画面を例示する図である。 経路の安全性を優先して物件の検索を行う場合に入力する入力画面を例示する図である。 実施形態に係る物件検索処理を例示する図である。 実施形態に係る評価値算出処理を例示する図である。 実施形態に係る不動産物件の検索結果の出力処理を例示する図である。 物件一覧を例示する図である。 物件詳細情報を例示する図である。 或る最寄駅の周辺地域の地図を例示する図である。 危険エリア情報を例示する図である。 別の実施形態に係る評価値算出処理を例示する図である。 実施形態に係るサーバ及び端末を実現するためのコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。なお、複数の図面において対応する要素には同一の符号を付した。
図1は、実施形態に係る物件検索システム100を例示する図である。物件検索システム100は、例えば、サーバ101及び端末102を含んでおり、サーバ101及び端末102は、例えばネットワーク105を介して接続されている。サーバ101は、一実施形態においては、不動産物件を検索する情報処理装置として機能する。サーバ101は、例えば、端末102から物件の検索条件に関する情報を受信し、受信した検索条件を満たす物件を例えば記憶部に記憶されているデータベース等から検索し、検索結果を端末102に送信する。
図2は、実施形態に係るサーバ101の機能ブロック構成を例示する図である。サーバ101は、例えば、制御部200及び記憶部210を含んでいる。制御部200は、例えば検索部211、及び出力部212などの機能部201を含んでいる。サーバ101の記憶部210は、例えば、プログラム220、並びに後述する駅管理情報300、物件管理情報400、及び犯罪履歴情報500などの情報230を記憶している。また更に、サーバ101の記憶部210は、例えば、属性管理情報600、時間コード情報700、環境評価情報800、及び危険エリア情報1700などの情報230を記憶している。サーバ101の制御部200は、プログラム220を読み出して実行することで例えば検索部211及び出力部212などの機能部201として機能する。これらの各機能部201の詳細及び記憶部210に格納されている情報230の詳細については後述する。
図3は、駅管理情報300を例示する図である。駅管理情報300には、駅情報301が登録されている。駅情報301は、駅に関する情報を含み、例えば、駅識別子、駅名、地点の情報を含んでいる。駅識別子は、駅情報301を他の駅情報301と識別するために割り振られた識別子である。駅名は、駅情報301に登録されている情報の対象となる駅の名称である。地点は、駅情報301に登録されている情報の対象の駅が存在する地点についての情報であり、例えば、駅の所在地の緯度及び経度の情報であってよい。
図4は、物件管理情報400を例示する図である。物件管理情報400には、物件情報401が登録されている。物件情報401には、不動産物件についての情報が登録されている。物件情報401は、例えば、物件コード、物件名、家賃、間取り、面積、建物種別、築年、地点、時間の情報を含んでいる。物件コードは、例えば、物件情報401を他の物件情報401と識別するために割り振られた識別子である。物件名は、例えば、物件情報401に情報が登録されている不動産物件の名称である。家賃は、例えば、物件情報401に情報が登録されている不動産物件の家賃(円)である。間取りは、例えば、物件情報401に情報が登録されている不動産物件の間取りであり、例えば、2LDK、3DK、1Kなどの情報が登録されていてよい。なお、ここで、Lは、リビング、Dは、ダイニング、Kはキッチンを表しており、例えば、2LDKとは、物件が個室2つと、リビングと、ダイニングと、キッチンを備えていることを表している。
面積は、例えば、物件情報401に情報が登録されている不動産物件の面積(m)である。建物種別は、例えば、物件情報401に情報が登録されている不動産物件の建物の種別であり、例えば、アパート、マンション、戸建などの種別が登録されていてよい。築年は、物件情報401に情報が登録されている不動産物件の建物が建築された年を示す情報が登録されている。地点は、物件情報401に情報が登録されている不動産物件が存在する地点についての情報であり、例えば、不動産物件の所在地の緯度及び経度の情報が登録されていてよい。時間は、例えば、物件情報401に情報が登録されている不動産物件から、その物件の付近の交通機関の乗り場に徒歩で出るまでにかかる所要時間である。なお、交通機関及び交通機関の乗り場とは、例えば、電車の駅、バスの乗車場所及び降車場所、空港などの飛行場、フェリー乗り場などの船の乗り場、モノレール乗り場などの交通のために利用される乗り物に乗ることのできる場所であってよい。また、物件の付近の交通機関の乗り場は、例えば、最寄駅、最寄の空港、及び最寄のバス停などの物件の付近にある交通のために利用される乗り物に乗ることのできる場所であってよい。
図5は、犯罪履歴情報500を例示する図である。犯罪履歴情報500には、犯罪の履歴として犯罪情報501が登録されている。犯罪情報501は、過去に起きた犯罪についての情報を含み、例えば、犯罪識別子、種類、地点、発生日、時間コード、属性、危険点数の情報を含んでいる。犯罪情報501の犯罪識別子は、例えば、犯罪情報501を他の犯罪情報501と識別するために割り振られた識別子である。犯罪情報501の種類には、例えば、犯罪情報501に情報が登録されている犯罪の種類を表す情報が登録されている。犯罪情報501の種類は、例えば、ひったくり、空き巣、通り魔、及び放火などの情報であってよい。犯罪情報501の地点は、例えば、犯罪情報501に情報が登録されている犯罪が発生した地点を示す情報である。犯罪情報501の地点は、例えば、犯罪が発生した地点の緯度及び経度であってよい。
犯罪情報501の発生日は、例えば、犯罪情報501に情報が登録されている犯罪が発生した日付けの情報である。犯罪情報501の時間コードは、例えば、犯罪情報501に情報が登録されている犯罪が発生した時刻を含む時間帯を表すコードが登録されている。なお、犯罪情報501の時間コードと、それに対応する時間帯とは、例えば、後述する時間コード情報700により対応づけられていてよい。犯罪情報501の属性には、犯罪情報501に情報が登録されている犯罪の被害を受け易い被害者を示すコードが登録される。例えば、属性に登録されているコードから、後述する属性管理情報600を検索することで、犯罪情報501に情報が登録されている犯罪の被害を受け易い被害者の年齢層や、性別などを特定することができる。危険点数は、例えば、犯罪情報501に情報が登録されている犯罪の危険性の度合い(評価値)を表す点数が登録されている。本実施形態においては、危険点数は、値が大きいほど危険性が高いことを示している。
図6は、属性管理情報600を例示する図である。属性管理情報600には、属性情報601が登録されている。属性情報601は、例えば、属性、年齢層、性別を含んでおり、これらの情報が対応付けられている。属性は、例えば、それぞれの属性情報601に割り振られた識別子である。年齢層には、例えば、小学生以下、中学生、高校生、大人、高齢者、及び全てなどの年齢層が登録されている。なお、ここで全てとは全ての年齢層を含むことを表している。また、性別には、例えば、男、女、及び全てなどの性別が登録されており、ここで全てとは男と女の両方を含むことを表している。一実施形態においては、図5の犯罪情報501の属性に登録されているコードと一致する属性を有する601が特定される。そして、特定された属性情報601に含まれる年齢層と性別を取得することで、犯罪情報501の種類に示される犯罪の被害を受け易い被害者の年齢層及び性別が特定される。
図7は、時間コード情報700を例示する図である。時間コード情報700は、時間コードと、時間帯とを対応付ける情報である。図7の例では、1日を約4時間毎の6つの時間帯に区切り、それぞれの時間帯に時間コードを割り振っている。時間コードは、例えば、犯罪情報501の時間コードに登録され、犯罪が起きた時間帯を指定するために用いられる。また、例えば、後述する入力画面1000における“ユーザが経路を使用する時間帯”には、時間コードに対応する時間帯が表示される。
図8は、環境評価情報800を例示する図である。環境評価情報800は、例えば、日本全国、或いは、関東全域、東京都内などの所定の地域内の治安に関わる情報を含む環境情報801を登録している。環境情報801は、例えば、種類コード、種類、安全点数、及び地点の情報を含んでおり、これらの情報は互いに対応付けられている。種類コードは、例えば、環境情報801の種類に対して割り振られた識別子である。また、種類は、例えば、環境情報801に登録されている情報の種類である。種類は、環境情報801の地点に示される位置の付近の安全性を向上させる要因の種類を表し、例えば、“店舗(営業中)”、“交番”、及び“人通りが多い”などを含んでいてよい。ここで、営業中の店舗があることを示す“店舗(営業中)”は、例えば、営業中の店舗があれば、その店舗周辺はその店舗の照明により明るく、また、その付近を通る際に何かが起こったとしても、そのお店に逃げ込むことなどが可能となる。そのため、営業中の店舗があることは、その地点付近の治安を向上させる要因となる。また、“交番”がある地点の周辺の治安は向上するし、“人通りの多い通り”のある地点は、人の目があるため治安がよくなる。例えばこの様な、或る地点の周辺の治安を向上させる要因があれば、その地点に対する環境情報801が環境評価情報800に登録されてよい。環境情報801の安全点数は、例えば、環境情報801に情報が登録されている治安を向上させる要因の安全性の度合い(評価値)を表す点数が登録されている。本実施形態においては、安全点数は、値が大きいほど安全性が高いことを示している。環境情報801の地点は、例えば、環境情報801に情報が登録されている治安を向上させる要因のある地点についての情報であり、緯度及び経度であってよい。
図9は、ユーザが物件の検索条件を入力する入力画面900を例示する図である。図9に示すように、入力画面900では、例えば、最寄駅、家賃、間取り、面積、建物種別、築年数、駅からの時間などの情報の入力を受け付ける。また、入力画面900は、最寄駅から物件までの経路の安全性を優先して、物件の検索を行うか否かを設定するためのチェックボックス901を備えている。一実施形態においては、チェックボックス901にチェックが入れられた場合に、例えば、図10に示される入力画面1000を表示させて、ユーザに追加の情報の入力を求めてもよい。入力画面900において、最寄駅は、例えば、ユーザが住みたいと希望する物件の最寄駅を入力する欄である。家賃は、例えば、ユーザが住みたいと希望する物件の家賃の範囲を入力する欄である。また、間取り、面積、建物種別、築年数、駅からの時間はそれぞれ、ユーザが住みたいと希望する物件の間取り、面積、建物種別、築年数、駅からの時間を入力する欄である。
図10は、経路の安全性を優先して、物件の検索を行う場合にユーザに追加の情報の入力を求める入力画面1000を例示する図である。図10の例では、入力画面1000は、性別、年齢層、経路を使う時間帯の入力を受け付ける。入力画面1000において性別は、物件検索により見つかった物件に住むことになる住人の性別を入力する欄である。また、年齢層、及び経路はそれぞれ、物件検索により見つかった物件に住むことになる住人の年齢層と、その住人が経路を利用することの多い時間帯を入力する欄である。なお、例えば、家族で住む物件を探しているなど物件に住むことになる人物が複数いる場合には、その複数の人物の各人について性別、年齢層、経路を使う時間帯の情報の入力を受け付けてもよい。また、入力画面900及び入力画面1000は、一実施形態においては、サーバ101からの指示により端末102に接続された表示装置の表示画面に表示され、ユーザからの検索条件の入力を受け付ける。この場合、端末102において入力された情報は、サーバ101へと送信される。また、別の実施形態においては、サーバに接続された表示装置の表示画面に入力画面900及び入力画面1000を表示させて、ユーザからの検索条件の入力を受け付けてもよい。
図11は、実施形態に係るサーバ101の制御部200によって実行される物件検索処理を例示する図である。図11の物件検索処理の動作フローは、例えば、サーバ101の制御部200が記憶部210に格納されているプログラム220を読み出して実行することで実施される。一実施形態においては、サーバ101に、例えば、図9及び図10で例示した入力画面900及び入力画面1000を介して、物件の検索条件が入力されると、物件検索処理は開始する。
ステップS1101においてサーバ101の制御部200は、例えば、入力画面900及び入力画面1000などを介して入力された最寄駅、家賃、間取り、面積、建物種別、築年数、駅からの時間などの検索条件を満たす物件を、物件管理情報400から検索する。なお、入力された検索条件を満たす物件の検索には、既知の物件を検索する技術が利用されてよい。続く、ステップS1102からステップS1108までの処理は、ステップS1101で見つかった物件のそれぞれに対して実行される繰り返し処理である。ステップS1102において、繰り返しの度に、制御部200は、ステップS1101で見つかった物件から1つの物件を選択する。ステップS1103において制御部200は、選択した物件の付近にある交通機関の乗り場(例えば、最寄駅など)を特定し、選択した物件と、特定された交通機関の乗り場とを結ぶ道の経路(ルート)を検索する。なお、ステップS1103では、選択した物件と、特定された交通機関の乗り場との間を結ぶ複数の経路が特定されてもよい。
続く、ステップS1104からステップS1106までの処理は、ステップS1103で見つかった少なくとも1つの経路のそれぞれに対して実行される繰り返し処理である。ステップS1104において、繰り返しの度に、制御部200は、ステップS1103で見つかった経路から1つを選択する。続いて、ステップS1105において制御部200は、評価値算出処理を実行し、ステップS1104で選択した経路の評価値を算出する。なお、評価値算出処理の詳細については、図12を参照して後述する。
ステップS1106において制御部200は、ステップS1103で検索された全ての経路をステップS1104で選択し終わっているかを判定する。まだ、選択されていない経路がある場合、処理はステップS1104へと戻り、選択されていない経路のうちから1つの経路を選択し、処理を繰り返す。一方、ステップS1106において、ステップS1103で検索された全ての経路をステップS1104で選択し終わっている場合には、制御部200は処理をステップS1107へと進める。ステップS1107において制御部200は、ステップS1105で計算した評価値が小さい順に、ステップS1103で検索された経路を並べ替える。
ステップS1108において、制御部200は、ステップS1101で検索された全ての物件をステップS1102で選択し終わっているか判定する。そして、まだ、選択されていない物件があれば、処理はステップS1102へと戻り、選択されていない物件のうちから1つの物件を選択し、処理を繰り返す。一方、ステップS1108において、ステップS1101で検索された全ての物件をステップS1102で選択し終わっている場合には、制御部200は処理をステップS1109へと進める。ステップS1109において制御部200は、評価値が小さい順に物件を並べ替えて出力し本動作フローは終了する。なお、ステップS1109の物件の並べ替えでは、ステップS1103において複数の経路が検索されている場合、複数の経路のうち最も評価値が小さい経路の評価値を物件の間で比較し、その最も小さい評価値の小さい順に物件の並べ替えを行ってよい。
以上の図11の動作フローにおいて、サーバ101の制御部200は、例えば、検索部211として機能する。
図12は、実施形態に係る評価値算出処理を例示する図である。図12の評価値算出処理の動作フローは、例えば、サーバ101の制御部200が記憶部210に格納されているプログラム220を読み出して実行することで実施される。一実施形態においては、図11のステップS1105にフローが進むと、図12の評価値算出処理は開始する。
ステップS1201においてサーバ101の制御部200は、ステップS1104で選択されている経路付近で起こった犯罪に関する犯罪情報501を抽出する。この抽出は、例えば、選択されている経路から所定の距離以内で起きた犯罪についての犯罪情報501を、犯罪情報501の地点を基に抽出することで行われてもよい。即ち、例えば、経路に沿って、経路上の複数の点を所定の間隔で抽出し、抽出した各点の緯度及び経度を取得する。そして、特定した複数の点の緯度及び経度と、犯罪情報501の地点の緯度及び経度とが、所定の距離以内にある犯罪情報501を抽出することで、経路付近に存在する犯罪情報501を抽出してもよい。
ステップS1202において制御部200は、経路付近の地点で起こった犯罪についての犯罪情報501が1つ以上存在するか否かを判定する。犯罪情報501が存在しない場合(ステップS1202がNo)、フローはステップS1209へと進む。一方、ステップS1202において経路付近の地点で起こった犯罪についての犯罪情報501が1つ以上存在する場合(ステップS1202がYes)、フローはステップS1203へと進む。
続く、ステップS1203からステップS1208までの処理は、ステップS1201で抽出された犯罪情報501のそれぞれに対して実行される繰り返し処理である。ステップS1203において、繰り返しの度に、制御部200は、ステップS1201で抽出された犯罪情報501から1つを選択する。ステップS1204において制御部200は、ユーザの属性と、選択した犯罪情報501の属性とが一致するか否かを判定する。上述のように、サーバ101には、例えば、図10の入力画面1000を介して、物件に住むことになるユーザの性別、年齢層、時間帯の情報が入力されており、ここで、ユーザの性別、年齢層はユーザの属性として用いることができる。また、制御部200は、選択した犯罪情報501の属性と一致する属性を有する属性情報601を特定し、特定された属性情報601の年齢層及び性別を取得する。そして、制御部200は、入力画面1000を介して入力されたユーザの属性である性別及び年齢層が、犯罪情報501の属性から特定された属性情報601の年齢層及び性別と一致するか否かを判定することで、ステップS1204の処理を実行してもよい。
ステップS1204において、ユーザの属性と、選択した犯罪情報501の属性とが一致しない場合(ステップS1204がNo)、フローはステップS1208へと進む。一方、ステップS1204において、ユーザの属性と、選択した犯罪情報501の属性とが一致する場合(ステップS1204がYes)、フローはステップS1205へと進む。
ステップS1205において制御部200は、選択した犯罪情報501の時間コードと、例えば、図10の入力画面1000を介して入力されたユーザが経路を使う時間帯とが一致するか否かを判定する。制御部200は、例えば、選択した犯罪情報501の時間コードと対応付けられている時間帯を時間コード情報700から取得することで、選択した犯罪情報501の犯罪が起きた時間帯を取得する。続いて、制御部200は、取得された犯罪情報501の犯罪が起きた時間帯と、入力画面1000を介して入力されたユーザが経路を使う時間帯とが一致するか否かを判定する。時間帯が一致しない場合(ステップS1205がNo)、フローはステップS1208へと進む。一方、時間帯が一致する場合(ステップS1205がYes)、フローはステップS1206へと進む。
ステップS1206において制御部200は、ステップS1203で選択された犯罪情報501の発生日及び危険点数を参照し、犯罪情報501の危険点数に犯罪情報501の犯罪が発生した日付に基づいた重み付けを行う。例えば、制御部200は、犯罪情報501の犯罪が発生した日付が、現在の日付から半年以内であれば犯罪情報501の危険点数を1.5倍した点数を算出するように重み付けを行ってもよい。なお、危険点数の犯罪情報501の犯罪が発生した日付による重み付けは、例えば、以下を考慮して設定されていてよい。
例えば、半年前などの最近起きた犯罪と、10年前などの昔に1度起きて、その後一度も起こっていない犯罪とで、その評価値を同じように評価することが妥当ではない場合がある。犯罪が半年前に起きた場合、例えば、その犯罪を行った犯人が未だ捕まっておらず、或いは、模倣犯が出るなどの危険性がある。そのため、類似する犯罪がすぐに起こる危険性がある。また、犯罪が起きると自治体や地域の住民などにより犯罪を防ぐための対策が行われるが、最近起きたばかりの犯罪については対策が十分になされていないといった状況も存在し得る。一方で、10年前などの昔に1度起きた以降は一度も発生していない犯罪は、例えば、犯人が捕まっている、或いは自治体や地域の住民などにより成された対策が十分であり、今は治安がよくなっていることが予想される。このような場合には再発の可能性は低いとみなすことができる。
そのため、例えば、半年以内など、最近起きた犯罪については、重み付けを高く設定し、その危険点数を高く評価することが考えられる。また、例えば、10年以上前など、長期にわたって起きていない犯罪については、重み付けを低く設定し、その危険点数を低く評価することが考えられる。即ち、例えば、ステップS1206において犯罪情報501の犯罪の発生日が、現在から半年以内であれば、犯罪情報501の危険点数を1.5倍する。また、犯罪情報501の犯罪の発生日が、半年前から10年前までの期間であれば、等倍(1.0倍)の重み付けを行い、一方、10年以上前の犯罪であれば、犯罪情報501の危険点数を0.5倍するというように、危険点数の重み付けを行ってもよい。なお、危険点数の重み付けの値や期間は、これに限定されるものではなく、現在から3ヶ月前、3ヶ月前から半年前、半年前から1年前、1年前から5年前、5年前から10年前等の複数の期間に対し、異なる重み付けの値を設定してもよい。
ステップS1207において制御部200は、ステップS1206で重み付けし得られた点数を積算し、経路危険点数を算出する。上述の様に、ステップS1203からステップS1208までの処理は、経路付近に存在する犯罪情報の数だけ繰り返される繰り返し処理であり、繰り返しの度に、ステップS1206ではステップS1203で選択した犯罪情報に対する危険点数が算出される。ステップS1207では、この繰り返しの度に算出される危険点数を積算し、経路付近に存在する犯罪情報501に対する危険点数の合計を経路危険点数として算出する。
ステップS1208において制御部200は、ステップS1201で抽出された全ての犯罪情報501が、ステップS1203で選択し終わったか否かを判定する。全ての犯罪情報501を選択し終わっていない場合、フローはステップS1203へと戻り、未選択の犯罪情報501から1つを選択して処理を繰り返す。一方、全ての犯罪情報501を選択し終わっている場合、フローはステップS1209へと進む。
ステップS1209において制御部200は、環境評価情報800を参照し、登録されている環境情報801の地点がステップS1104で選択されている経路の付近に存在する環境情報801を抽出する。この抽出は、例えば、環境情報801の地点が、選択されている経路から所定の距離以内にある環境情報801を抽出することで行われてもよい。即ち、例えば、経路に沿って、経路上の複数の点を所定の間隔で抽出し、抽出した各点の緯度及び経度を取得する。そして、特定した複数の点の緯度及び経度と、環境情報801の地点の緯度及び経度とが、所定の距離以内にある環境情報801を抽出することで、経路付近に存在する環境情報801を抽出してもよい。そして、制御部200は、抽出された環境情報801の安全点数を合算することで、経路安全点数を算出する。ステップS1210において制御部200は、ステップS1207で得られた経路危険点数から、ステップS1209で合算した経路安全点数を減算することで経路の評価値を算出する。なお、ここで算出される評価値は、ステップS1104で選択された経路の安全性を評価した評価値であり、本実施形態においては値が小さいほど安全性が高いことを表している。ステップS1210で評価値を算出すると、本動作フローは終了し、フローはステップS1106へと戻る。
図13は、以上の図11及び図12の動作フローによる不動産物件の検索結果の出力処理を例示する図である。図13の不動産物件の検索結果の出力処理の動作フローは、例えば、サーバ101の制御部200が記憶部210に格納されているプログラム220を読み出して実行することで実施される。一実施形態においては、図11の動作フローのステップS1109で並べ替えられた物件が出力されると、図13の不動産物件検索結果の出力処理は開始する。
ステップS1301においてサーバ101の制御部200は、ステップS1109で出力された物件の情報に基づいて、例えば物件の一覧を表示するための表示情報を生成し、出力する。図14は、ステップS1301においてサーバ101の制御部200が出力した表示情報に基づいて、例えばディスプレーなどの表示装置の表示画面に表示される物件一覧1400を例示する図である。物件一覧1400は、例えば、物件名、最寄駅、及び最寄駅から物件まで徒歩でかかる時間などの情報を含んでいてよい。なお、ステップS1301で生成される物件一覧1400を表示するための表示情報は、例えば、評価値が小さい安全な経路を有する物件を、評価値が大きい経路が危険な物件よりも優先した態様で表示するための情報を含んでいてよい。例えば、物件一覧1400は、ステップS1109で出力された物件のうちで、評価値の小さい方から順に所定の数の物件の情報で構成されていてもよい。また、物件一覧1400は、ステップS1109で出力された物件を評価値の小さい方から順に例えば上位に表示するための情報を含んでいてよい。
続いて、ステップS1302において制御部200は、表示画面に表示された物件一覧1400から物件を選択する情報の入力があったか否かを判定する。物件を選択する情報の入力がない場合(ステップS1302がNo)、フローはステップS1302へと戻り処理を繰り返す。一方、物件を選択する情報の入力があった場合(ステップS1302がYes)、フローはステップS1303へと進む。ステップS1303において、制御部200は、ステップS1302で入力された情報で選択されている物件に関する情報と、その物件から付近の交通機関の乗り場までの経路が示されている地図とを合わせて表示するための表示情報を生成する。なお、選択された物件から付近の交通機関の乗り場までの経路は、ステップS1103で検索された経路であってよい。続いて、ステップS1304で制御部200は、地図に示される経路に、その経路に対してステップS1210で算出した治安に関する安全性の評価値を表示するための情報を、ステップS1304で生成した表示情報に含める。ステップS1305で制御部200は、ステップS1303及びステップS1304で生成した表示情報を出力し、フローはステップS1302へと戻る。
図15は、ステップS1305でサーバ101の制御部200が出力した表示情報に基づいて、例えばディスプレーなどの表示装置の表示画面に表示される物件詳細情報1500を例示する図である。なお、図15は、図13の動作フローのステップS1302において、表示装置の表示画面に表示されている物件の一覧から物件名:「○○コーポ」の物件を選択する情報の入力があった場合の物件詳細情報1500を例示する図である。
図15の例では物件詳細情報1500は、例えば、物件名、最寄駅、最寄駅からの時間、家賃、間取り、面積、建物種別、築年数の情報を含んでいる。物件詳細情報1500に含まれるこれらの情報は、例えば、駅管理情報300及び物件管理情報400に基づいて取得されてよい。また、図15の物件詳細情報1500の例では、選択された物件名:「○○コーポ」の物件と、その最寄駅である大森駅とを結ぶステップS1103で検索された2つの経路(経路A及び経路B)を、その経路を含む地域の地図とともに表示させている。更に、経路沿いで発生した犯罪の発生場所を犯罪情報501に基づいて表示させている。そのため、ユーザは、物件探しの際に、物件詳細情報1500から、検索された物件の情報(例えば、最寄駅、家賃、間取り、築年数など)とともに、その物件から最寄りの交通機関の乗り場(例えば、最寄駅など)までの経路の地図を見ることができる。そのため、その物件に住んだ場合に利用することになる経路の安全性を容易に確認することができる。その結果、物件探しの際に、その物件に住んだ場合の日々の生活の安全性の確認が容易となり、不動産物件の選定の円滑化を図ることができる。
なお、上述のステップS1301における表示情報の出力及びステップS1305における表示情報の出力は、例えば、ネットワーク105に表示情報を送出することを含む。端末102は、例えば、ネットワーク105を介してサーバ101から表示情報を受信し、受信した表示情報に基づいて、例えば物件一覧1400及び物件詳細情報1500を表示画面に表示する。また、表示情報の出力は、例えば、サーバ101の制御部200が、バスを介して接続された表示装置に表示情報を出力することを含み、表示装置は入力された表示情報に基づいて、例えば物件一覧1400及び物件詳細情報1500を表示画面に表示する。
また、ステップS1302で述べた物件を選択する情報の入力は、例えば、物件一覧1400を、サーバ101に接続された表示装置の表示画面に表示する場合は、サーバ101は、ユーザから例えばマウスやキーボードを介して、表示した物件一覧1400からの物件の選択を受け付ける。そして、サーバ101は、入力された物件を選択する情報に基づいて、ステップS1302の判定を実行してもよい。また、例えば、物件一覧1400を、端末102に接続された表示装置の表示画面に表示する場合は、端末102は、ユーザから例えばマウスやキーボードを介して、表示した物件一覧1400からの物件の選択をユーザから受け付ける。続いて、端末102は、入力された物件を選択する情報を、例えばネットワーク105を介してサーバ101に送信する。そして、サーバ101は、端末102から受信した物件を選択する情報に基づいて、ステップS1302の判定を実行してもよい。
続いて、図16を参照して、上記の図11〜図13の動作フローよりユーザに提示される経路の安全性の評価値について更に説明する。図16は、或る最寄駅の周辺地域の地図を例示する図である。図16の地図には、或る最寄駅の周辺地域の治安の悪い危険地域(網掛部分)と、犯罪が発生した場所(×印部分)とが示されている。ユーザが、例えば、図16に示す地域において物件を探したい場合、ユーザは、例えば、入力画面900及び入力画面1000を介してサーバ101に検索条件を入力する。サーバ101の制御部200は、入力された検索条件(例えば、最寄駅から徒歩15分以内など)に従って、ステップS1101において物件を検索する。図16の例では、物件A、物件B、及び物件Cの3つの物件が検索されている。
続いて、サーバ101の制御部200は、検索された物件のそれぞれに対して、ステップS1103において経路を検索する。図16の例では、物件A、物件B、及び物件Cのそれぞれの物件に対して経路が2つずつ検索されている(経路:A1、A2、B1、B2、C1、及びC2)。更に、サーバ101の制御部200は、各経路に対して評価値算出処理を実行し、それぞれの経路の安全性の評価値を算出する(評価値:a1、a2、b1、b2、c1、及びc2)。これらの評価値を基に、サーバはユーザに、最寄駅から物件までの経路の安全性の高い物件を提示することができる。また、ユーザは、評価値を基に最寄駅から物件までの経路の安全性の高い物件を選択することができる。
例えば、図16の例では、物件Aは、最寄駅から徒歩5分の近い距離にあるが、最寄駅から物件Aまでの間の経路は危険地域にあり、その経路周辺では犯罪が多発している。そのため、ユーザが、安全性を重視して物件を探している場合、物件Aは好ましい物件ではない。また、物件Bは、駅から15分の距離にあり、経路B1は、最寄駅付近にある危険地域を通り、経路B2は最寄駅付近にある危険地域に加えて別の危険地域を通っている。そのため、ユーザが、安全性を重視して物件を探している場合、物件Bも好ましい物件ではない。一方、物件Cは、駅から10分の距離にあり、最寄駅から物件Cまでの間の経路は、一方の経路C2は、犯罪の起きたことのある危険地域を通るが、もう一方の経路C1は危険地域を通らず、安全な経路を有している。そして、これらの危険地域に関する情報は、上述した評価値算出処理において犯罪情報501の危険点数として評価値に反映されている。例えば、図16の例では、図12の動作フローにより算出された各経路の評価値の値は大きい方から順にa2>a1>b2>b1>c2>c1であり、A2がもっとも危険な経路で、C1が最も安全な経路であることを、算出された評価値から判定することができる。そのため、サーバ101の制御部200は、評価値が小さい安全な経路を有する物件を、評価値が大きい経路が危険な物件よりも例えば上位に表示するなど優先した態様で表示させることができる。或いは、ユーザは、例えば表示画面に表示された経路の評価値を見ることで、最寄駅から物件までの経路の安全性の高い物件を選択することができる。
以上で述べたように、上述の実施形態によれば、不動産物件の検索の際、検索条件を満たした物件が、その物件から最寄駅までの経路を示す地図とともに表示される。そのため、ユーザはその物件に住んだ場合に利用することになる経路の安全性を容易に確認しながら物件を探すことができる。結果として、物件探しの際に、日々の生活の安全性の確認が容易となり、不動産物件の選定の円滑化を図ることができる。
また、上述の実施形態によれば、サーバ101は、ユーザからの物件の検索条件の入力を受け付けると、条件を満たす物件を抽出し、抽出された物件と、付近の交通機関の乗り場までの経路の評価値が算出される。そして、算出された評価値を、例えば、物件と、その物件から最寄駅までの経路を示す地図に合わせて表示させることで、表示された評価値を基に、最寄駅から物件までの経路の安全性の高い物件をユーザは選択することができる。或いは、サーバ101の制御部200は、評価値が小さい安全な経路を有する物件を、評価値が大きい経路が危険な物件よりも優先した態様で表示させる。そのため、ユーザに、その物件に住んだ場合に利用することになる経路の安全性の高い物件を提示することができる。
また更に、上述の実施形態によれば、サーバ101は、ユーザからの物件の検索条件の入力を受け付けると、条件を満たす物件を抽出し、抽出された物件と、付近の交通機関の乗り場までの経路の評価値を算出し、評価値に従って物件を並べ替えて出力する。従って、ユーザは、付近の交通機関の乗り場から物件までの経路の治安を示す評価値を得るために、例えば、物件と、交通機関の乗り場とを自身で指定しなくともよい。即ち、ユーザは、物件の検索条件を入力するだけで、検索条件を満たす物件を、その物件の付近の交通機関の乗り場までの治安のよさで比較した結果を得ることができるため、経路の安全性を考慮した物件検索を容易に実行することができる。
また、上記の例ではステップS1103において少なくとも1つの経路を検索する例を述べた。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、ステップS1103において複数の経路を検索するように構成してもよい。これは、例えば、最寄駅から物件までの経路は、多くの場合、幾通りもの行き方が存在し、1つの経路の治安が悪いとしても、別の治安がよい行き方が存在する場合がある。そのため、1つの物件に対して、その物件と、最寄りの交通機関の乗り場とを結ぶ複数の経路を抽出し、各経路の治安を比較して物件に対する治安のよい経路を特定することで、治安のよさを考慮しつつ幅広い物件の選択肢を提供することができる。
また、上記の実施形態では経路添いで起きた犯罪の履歴に基づいて経路の安全度の評価値を算出する例を述べたが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、以下に図17及び図18を参照して述べる別の実施形態のように、エリアの安全度を評価した点数を用いて、経路の安全度の評価値を算出してもよい。
図17は、別の実施形態に係る危険エリア情報1700を例示する図である。危険エリア情報1700には、エリア情報1701が登録されている。エリア情報1701は、例えば、図16に示す危険地域のように、過去に犯罪などが起きている危険なエリアについての情報を含み、例えば、エリア識別子、エリア位置、及び危険点数の情報を含んでいる。エリア情報1701のエリア識別子は、例えば、エリア情報1701を他のエリア情報1701と識別するために割り振られた識別子である。エリア情報1701のエリア位置は、例えば、エリア情報1701に情報が登録されているエリアの位置を示す情報である。エリア情報1701のエリア位置には、例えば、犯罪が多発しているエリアを緯度及び経度で表した領域が登録されていてよい。危険点数は、例えば、エリア情報1701に情報が登録されているエリアの安全性の度合いを表す評価値である点数が登録されている。本実施形態においては、危険点数は、値が大きいほど安全性が低く危険であることを示している。
図18は、別の実施形態に係る評価値算出処理を例示する図である。図18の評価値算出処理の動作フローは、例えば、サーバ101の制御部200が記憶部210に格納されているプログラム220を読み出して実行することで実施される。一実施形態においては、図11のステップS1105にフローが進むと、図18の評価値算出処理は開始する。
ステップS1801においてサーバ101の制御部200は、ステップS1104で選択されている経路が、エリア情報1701のエリア位置を通るエリア情報1701を抽出する。この抽出は、例えば、経路に沿って、経路上の複数の点を所定の間隔で抽出し、抽出した各点の緯度及び経度を取得する。そして、特定した複数の点の緯度及び経度と、エリア情報1701のエリア位置の緯度及び経度とから、経路がエリア位置を通過するエリア情報1701を抽出することで行われてもよい。ステップS1802において制御部200は、経路がエリア位置を通過するエリア情報1701が1つ以上存在するか否かを判定する。エリア情報1701が存在しない場合(ステップS1802がNo)、フローはステップS1804へと進む。一方、ステップS1802において経路がエリア位置を通過するエリア情報1701が1つ以上存在する場合(ステップS1802がYes)、フローはステップS1803へと進む。
ステップS1803において、制御部200は、ステップS1801で抽出されたエリア情報1701の危険点数を足し合わせて、経路危険点数を算出する。即ち、例えば、ステップS1801で複数のエリア情報1701が抽出された場合には、それら複数のエリア情報1701の危険点数を足し合わせた合計が、経路危険点数として算出される。また、例えば、ステップS1801で1つのエリア情報1701が抽出された場合には、そのエリア情報1701の危険点数が、経路危険点数として以降の処理で用いられる。
ステップS1804において制御部200は、環境評価情報800を参照し、登録されている環境情報801の地点が、ステップS1104で選択されている経路付近に存在する環境情報801を抽出する。この抽出は、例えば、環境情報801の地点が、選択されている経路から所定の距離以内にある環境情報801を抽出することで行われてもよい。即ち、例えば、経路に沿って、経路上の複数の点を所定の間隔で抽出し、抽出した各点の緯度及び経度を取得する。そして、特定した複数の点の緯度及び経度と、環境情報801の地点の緯度及び経度とが、所定の距離以内にある環境情報801を抽出することで、経路付近に存在する環境情報801を抽出してもよい。そして、制御部200は、抽出された環境情報801の安全点数を合算することで、経路安全点数を算出する。ステップS1805において制御部200は、ステップS1803で得られた経路危険点数から、ステップS1804で得られた経路安全点数を減算することで経路の評価値を算出する。なお、ここで算出される評価値は、ステップS1104で選択された経路の安全度を表す指標として用いることができる。ステップS1805で経路の評価値を算出すると、本動作フローは終了し、フローはステップS1106へと戻る。
例えば、以上の別の実施形態で例示したように、エリアに対する評価値を用いて経路の評価値が算出されてもよい。また、危険エリア情報1700と同様に、環境評価情報800についても地点ではなくエリアに対して評価値である安全点数を設定し、経路の評価値の算出に用いてもよい。或いは、地点に対する評価値と、エリアに対する評価値とを組み合わせて経路の評価値の算出に用いてもよい。例えば、犯罪の多発しているエリアについては、個々の犯罪を個別に犯罪情報501として登録する代わりに、エリア情報1701のようにエリアとして危険点数を設定して、評価値の算出に用いることが考えられる。例えば、この様に設定することで、個々の犯罪に対する危険点数を個別に犯罪情報501から取得し積算するよりも少ない処理で、経路に対する安全性の評価値を得ることができる。
また、上記の実施形態においては、不動産物件を検索する際に、検索条件を満たした物件を、その物件から最寄駅までの経路を示す地図とともに表示させることで、物件から最寄駅までの経路をユーザに提示する例を述べた。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、「交差点Bを右折」などのように、物件から最寄駅までの経路を文字による表現でユーザに提示するように構成してもよい。
図19は、実施形態に係るサーバ101及び端末102を実現するためのコンピュータ1900のハードウェア構成を例示する図である。図19のサーバ101及び端末102を実現するためのハードウェア構成は、例えば、プロセッサ1901、メモリ1902、記憶装置1903、読取装置1904、通信インタフェース1906、入出力インタフェース1907、及び表示装置1910を備える。なお、プロセッサ1901、メモリ1902、記憶装置1903、読取装置1904、通信インタフェース1906、入出力インタフェース1907は、例えば、バス1908を介して互いに接続されている。
プロセッサ1901は、メモリ1902を利用して例えば上述の動作フローの手順を記述したプログラム220を含むプログラムを実行することにより、上述した各機能部の一部または全部の機能を提供する。例えば、サーバ101の制御部200は、プロセッサ1901であり、また、記憶部210は、例えばメモリ1902、記憶装置1903、及び着脱可能記憶媒体1905を含んでいる。サーバ101のプロセッサ1901は、例えば、記憶装置1903に格納されているプログラムを読み出して実行することで、検索部211、及び出力部212として機能する。サーバ101の記憶装置1903には、例えば、駅管理情報300、物件管理情報400、犯罪履歴情報500、属性管理情報600、時間コード情報700、環境評価情報800、及び危険エリア情報1700が格納されている。
また、端末102のプロセッサ1901は、例えば、サーバ101から上述の表示情報を受信すると、受信した表示情報に基づいて、表示装置1910の表示画面に物件一覧1400及び物件詳細情報1500などを表示させてよい。
メモリ1902は、例えば半導体メモリであり、RAM領域及びROM領域を含んで構成される。記憶装置1903は、例えばハードディスク、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、又は外部記憶装置である。
読取装置1904は、プロセッサ1901の指示に従って着脱可能記憶媒体1905にアクセスする。着脱可能記憶媒体1905は、例えば、半導体デバイス(USBメモリ等)、磁気的作用により情報が入出力される媒体(磁気ディスク等)、光学的作用により情報が入出力される媒体(CD−ROM、DVD等)などにより実現される。通信インタフェース1906は、プロセッサ1901の指示に従ってネットワーク1920を介してデータを送受信する。入出力インタフェース1907は、例えば、入力装置及び出力装置との間のインタフェースに相当する。入力装置は、例えばユーザからの指示を受け付けるキーボードやマウスなどのデバイスである。出力装置は、例えばディスプレーなどの表示装置1910、及びスピーカなどの音声装置である。
なお、実施形態は図19に示すサーバ101及び端末102のハードウェア構成に限定されるものではなく、例えば、示した構成からいくつかの構成が省略されていても、代替となる構成に置換されていても、あるいは追加の構成を含んでいてもよい。例えば、サーバ101が、端末102に表示情報を送信し、端末102の表示装置において物件一覧1400及び物件詳細情報1500などを表示する場合に、サーバ101は、表示装置1910を含まなくてもよい。また、サーバ101及び端末102のハードウェア構成は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどその他の構成を含んでいてもよい。
実施形態に係る各プログラムは、例えば、下記の形態でサーバ101に提供される。
(1)記憶装置1903に予めインストールされている。
(2)着脱可能記憶媒体1905により提供される。
(3)プログラムサーバなどのサーバ1930から提供される。
以上において、いくつかの実施形態について説明した。しかしながら、実施形態は上記の実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態及び代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、各種実施形態は、その趣旨及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態を成すことができることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除して又は置換して、或いは実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。
100 物件検索システム
101 サーバ
102 端末
105 ネットワーク
200 制御部
210 記憶部
211 検索部
212 出力部
1900 コンピュータ
1901 プロセッサ
1902 メモリ
1903 記憶装置
1904 読取装置
1905 着脱可能記憶媒体
1906 通信インタフェース
1907 入出力インタフェース
1908 バス
1920 ネットワーク
1930 サーバ

Claims (8)

  1. 不動産物件についての検索条件を受け付けると、該検索条件を満たす不動産物件を検索するとともに、検索された前記不動産物件と、前記不動産物件の付近に存在する交通機関との間の経路を自動的に検索し、複数の経路を選択する工程と、
    検索された前記不動産物件の情報を、地点又はエリアにおける安全性の評価値を記憶した記憶部を参照して、前記経路の付近にある前記地点の安全性の評価値又は前記経路が通過する前記エリアの安全性の評価値から算出した前記複数の経路の安全性の評価値、及び前記複数の経路を示す地図と合わせて表示するための表示情報を出力する工程と、
    を含む、コンピュータが実行する不動産物件の検索方法。
  2. 前記表示情報は、検索された前記不動産物件が複数存在する場合に、前記複数の不動産物件のうちで前記経路の安全性の評価値が第1の値を有する不動産物件を、前記第1の値よりも安全性が低いことを示す第2の値を有する不動産物件よりも優先した態様で表示するための情報を更に含む、
    ことを特徴とする請求項記載のコンピュータが実行する不動産物件の検索方法。
  3. 前記地点における安全性の評価値は、前記地点で起きた犯罪の危険性を評価した評価値であり、
    前記複数の経路の安全性の評価値の算出において、前記地点で起きた犯罪の発生日に応じて、前記地点で起きた犯罪の危険性を評価した評価値に重み付けを行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンピュータが実行する不動産物件の検索方法。
  4. 不動産物件についての検索条件を受け付けると、該検索条件を満たす不動産物件を検索するとともに、検索された前記不動産物件と、前記不動産物件の付近に存在する交通機関との間の経路を自動的に検索し、複数の経路を選択する検索部と、
    検索された前記不動産物件の情報を、地点又はエリアにおける安全性の評価値を記憶した記憶部を参照して、前記経路の付近にある前記地点の安全性の評価値又は前記経路が通過する前記エリアの安全性の評価値から算出した前記複数の経路の安全性の評価値、及び前記複数の経路を示す地図と合わせて表示するための表示情報を出力する出力部と、
    を含む、情報処理装置。
  5. 不動産物件についての検索条件を受け付けると、該検索条件を満たす不動産物件を検索するとともに、検索された前記不動産物件と、前記不動産物件の付近に存在する交通機関との間の経路を自動的に検索し、複数の経路を選択し、
    検索された前記不動産物件の情報を、地点又はエリアにおける安全性の評価値を記憶した記憶部を参照して、前記経路の付近にある前記地点の安全性の評価値又は前記経路が通過する前記エリアの安全性の評価値から算出した前記複数の経路の安全性の評価値、及び前記複数の経路を示す地図と合わせて表示するための表示情報を出力する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. 不動産物件についての検索条件を受け付けると、該検索条件を満たす不動産物件を検索するとともに、検索された前記不動産物件と、前記不動産物件の付近に存在する交通機関との間の経路を自動的に検索して複数の経路を選択し、
    前記不動産物件の概要情報を一覧で表示し、
    表示された前記不動産物件の概要情報の一覧の中から特定の不動産物件の概要情報の選択を受け付けると、地点又はエリアにおける安全性の評価値を記憶した記憶部を参照して、前記経路の付近にある前記地点の安全性の評価値又は前記経路が通過する前記エリアの安全性の評価値から算出した前記複数の経路の安全性の評価値と、前記複数の経路が示された地図を含む前記特定の不動産物件の詳細情報を表示する、
    処理を含む、コンピュータが実行する不動産物件の検索方法。
  7. 不動産物件についての検索条件を受け付けると、該検索条件を満たす不動産物件を検索するとともに、検索された前記不動産物件と、前記不動産物件の付近に存在する交通機関との間の経路を自動的に検索して複数の経路を選択する検索部と、
    前記不動産物件の概要情報を一覧で表示するための表示情報を出力すると共に、表示された前記不動産物件の概要情報の一覧の中から特定の不動産物件の概要情報の選択を受け付けると、地点又はエリアにおける安全性の評価値を記憶した記憶部を参照して、前記経路の付近にある前記地点の安全性の評価値又は前記経路が通過する前記エリアの安全性の評価値から算出した前記複数の経路の安全性の評価値と、前記複数の経路が示された地図を含む前記特定の不動産物件の詳細情報を表示するための表示情報を出力する出力部と、
    を含む、情報処理装置。
  8. 不動産物件についての検索条件を受け付けると、該検索条件を満たす不動産物件を検索するとともに、検索された前記不動産物件と、前記不動産物件の付近に存在する交通機関との間の経路を自動的に検索して複数の経路を選択し、
    前記不動産物件の概要情報を一覧で表示し、
    表示された前記不動産物件の概要情報の一覧の中から特定の不動産物件の概要情報の選択を受け付けると、地点又はエリアにおける安全性の評価値を記憶した記憶部を参照して、前記経路の付近にある前記地点の安全性の評価値又は前記経路が通過する前記エリアの安全性の評価値から算出した前記複数の経路の安全性の評価値と、前記複数の経路が示された地図を含む前記特定の不動産物件の詳細情報を表示する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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