JP6355545B2 - 飲料供給装置の電磁弁 - Google Patents

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Description

本発明は、ウォーターサーバ等の飲料供給装置の流路を開閉する電磁弁に関するものである。
飲料水を供給するウォーターサーバの吐水口の止水栓として、手動のコック式のものに替えて、利用者がスイッチを操作することによって作動する電磁弁が利用される場合が増えて来ている。飲料を扱うウォーターサーバの電磁弁としては、パイロット式に比較すると流路の構成が単純で、そのため殺菌またはクリーニングの容易な直動式のものが主に用いられている。また、直動式の中でも、電磁弁内を流通する飲料とプランジャの作動部とを隔離するダイヤフラム式のものが主に用いられている。
ウォーターサーバは、弁を含めた配管系を定期的に殺菌することが求められる場合があり、その場合、殺菌は、特許文献1に記載されているように、高温水を配管系に通水することにより行われる。但し、殺菌工程は、止水栓を閉じたまま実施されることが多く、その場合高温水はウォーターサーバ内の配管系を循環するが止水栓を通過しないので、高温水の通過しない止水栓の部分、通常は流出管路側は、近くまで流れ来る高温水の熱を金属製のパイプを介して伝熱させることにより高温にして殺菌している。但し、そのとき、止水栓内の高温水の通水されない部分に飲料水が残留していると、殺菌温度に到達するのに要する時間が相当に増大するという問題が生じる。
図6は、ウォーターサーバの止水栓として従来用いられている電磁弁200の模式的な縦断面図であり、その電磁弁200は、流入管路211、流出管路212、前記流入管路211の一端に設けられた弁口213、電磁コイル216、プランジャ217、弁体219、及びダイヤフラム221等を有している。この電磁弁200では、ウォーターサーバが使用された後、弁口213が閉じられると、流入管路211側の領域Bに水が充満し、流出管路212側の領域Cに水が残留した。領域Bに充満する水は衛生上の問題を引き起こさないが、領域Cに残留する水は、殺菌用の高温水が領域Cを通過しないと、衛生上の問題を引き起こすかあるいはそうではなくとも殺菌に要する時間を長引かせる要因となった。これは、領域Cの残留水はその一端で外気に接するため浮遊菌の付着と増殖の可能性があるからである。
特開2006−021793号公報
本発明は、上述の事情に鑑みて為されたものであって、殺菌を短時間で確実に行うことのできる飲料供給装置の電磁弁を提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、飲料供給装置の電磁弁であって、電磁コイルの電磁力によって直線移動するプランジャと、前記プランジャの先端部に設けられた弁体であって、弁座に押し付けられることにより弁口を閉鎖する弁体と、前記プランジャの移動を案内するシリンダ部と、を具備しており、飲料供給装置において固定された該電磁弁の前記プランジャは、前記先端部がその反対側の基端部よりも下方に位置付けられていて、前記基端部が該電磁弁の流入口から離れる方向で鉛直軸線に対して傾斜しており、前記プランジャは、前記シリンダ部に嵌合することにより前記プランジャの移動速度を低下させるように働く拡径部を有する、飲料供給装置の電磁弁を提供する。
このように電磁弁を傾けることにより、流出管路内に液体飲料が残留しない構成が実現可能であるので、微生物が繁殖し難く且つ殺菌が容易で衛生的な電磁弁を実現することが可能になる。また、エア溜まりの発生し難い、あるいはエア溜まりが発生したとしても、その場所は、飲料液体の流通経路上あるいは流通経路に極めて近接した領域に限られるので、飲料液体が流通する度にその液体によってたまっていたエアを運び去ることのできる、電磁弁を実現することができる。これにより、殺菌すべき部位に対する伝熱上の障害もなく短時間で殺菌することができる電磁弁を提供することができる。
本発明では、前記シリンダ部に嵌合することにより前記プランジャの移動速度を低下させるように働く拡径部を前記プランジャが有してよい。プランジャの拡径部とシリンダ部の内部の空気とがエアダンパとして働いてプランジャの移動速度を低下させるので、特に閉弁時の利用者に対する液跳ねを防止することが可能になる。
本発明では、前記電磁弁は、前記シリンダ部と前記プランジャとの間の隙間に封入された粘性流体であって、前記拡径部と協働して前記プランジャの移動速度を低下させるように働く粘性流体を更に具備してよい。やはり、これにより、特に閉弁時の利用者に対する液跳ねを防止することが可能になる。
本発明では、前記弁体は、その先端に円錐状の突出部を有してよい。
本発明では、前記電磁弁は、その中を流通する液体を前記プランジャから隔離するダイヤフラムを有するダイヤフラム式の弁であってよい。
本発明はさらに、飲料供給装置の電磁弁であって、電磁コイルの電磁力によって直線移動するプランジャと、前記プランジャの先端部に設けられた弁体であって、弁座に押し付けられることにより弁口を閉鎖する弁体と、該電磁弁内を流通する液体を前記プランジャから隔離するダイヤフラムと、前記プランジャの移動を案内するシリンダ部と、を具備しており、前記飲料供給装置において固定された該電磁弁の前記プランジャは、前記先端部がその反対側の基端部よりも下方に位置付けられており、前記プランジャの中心軸線に関して該電磁弁の流入口に近い側のダイヤフラムの部分が遠い側のダイヤフラムの部分よりも上に位置するように前記ダイヤフラムが水平線に対して傾斜しており、前記プランジャは、前記シリンダ部に嵌合することにより前記プランジャの移動速度を低下させるように働く拡径部を有する、飲料供給装置の電磁弁を提供する。
本発明は、上述した飲料供給装置の電磁弁のいずれかを具備する飲料供給装置も提供し、その飲料供給装置では、前記電磁弁は流路の屈曲部に設けられている。
本発明では、前記電磁弁は外部への注水の制御に用いられてよい。
本発明の第1の実施形態による飲料供給装置の電磁弁の模式的縦断面図である。 本発明の第2の実施形態による飲料供給装置の電磁弁の模式的縦断面図である。 本発明の第3の実施形態による飲料供給装置の電磁弁の模式的縦断面図である。 本発明の第4の実施形態による飲料供給装置の電磁弁の模式的縦断面図である。 本発明の関連技術による、飲料供給装置の電磁弁の模式的縦断面図である。 従来型の、飲料供給装置の電磁弁の模式的縦断面図である。
本発明の実施形態による飲料供給装置の電磁弁を説明する前に、本発明の関連技術による飲料装置の電磁弁を、その模式的な縦断面図である図5を参照して説明する。
図5に示される電磁弁100は、図6に示されるような従来型の電磁弁200での流出管路側の残留水の発生を防ぐために考案されたものであり、流入管路111、流出管路112、前記流出管路112の一端に設けられた弁口113、電磁コイル116、プランジャ117、弁体119、及びダイヤフラム121等を有している。この電磁弁100によると、弁口113が流出管路112の一端に設けられて、流出管路が下方に延びる構造となったので、流出管路側に残留水が生じることはなくなった。しかしながらこの電磁弁100では、ウォーターサーバが使用されると、弁体119の上部の流路内の図5のAで指示される領域に空気がたまったエア溜りが発生することが確認された。エア溜りは、そこで微生物が繁殖すること、及び殺菌すべき部位に対する伝熱上の障害になるので、やはり除去されることが望まれた。
次に、本発明の第1の実施形態による、飲料供給装置の電磁弁1を、その模式的な縦断面図である図1を参照して以下に説明する。この電磁弁1は、特に水の流通経路の向きが変化する箇所(流路の屈曲部)に取り付けることで残留水やエア溜まりを抑制することができ、特に飲料供給装置等の注水用に有効である。
最初に、本明細書における「飲料供給装置」について説明すると、この装置は、内部のタンク等に貯留された水あるいはお茶等の飲料用液体を、利用者による注水ボタン等の操作に応じて小出し供給する装置である。また、この装置は、机上或いは床上に設置されて用いられるものである。このような装置の例としては、特許文献1に記載されているようなウォーターサーバが挙げられ、本明細書でも飲料供給装置としてウォーターサーバを例に発明を説明する。
また、本発明は、飲料供給装置の電磁弁に関して技術的特徴を有するものであるので、本明細書では、飲料供給装置あるいはウォーターサーバについての詳しい説明及び図解は省略される。
第1の実施形態では、電磁弁1は、ウォーターサーバの止水栓として働くものであり、ウォーターサーバの吐水管路30の末端部に取り付けられている。電磁弁1は、直動式のものであって、主要構成要素として、端部に流入口11aを有し略水平に延びる流入管路11と、上端部に弁口13と下端部に流出口12aを有してほぼ鉛直下方に延びる流出管路12と、弁口13を取り囲む弁座14と、弁ハウジング15と、電磁コイル16と、電磁コイル16の電磁力によって直線移動するプランジャ17と、プランジャ17の移動を案内する弁ハウジング15のシリンダ部18と、プランジャ17の先端部に固定されたか又は一体に形成された弁体19と、プランジャ17の基端部側の端面を押圧するようにシリンダ部18に収容された圧縮コイルスプリング20と、流通する液体がプランジャ17から隔離されるように弁体19と弁ハウジング15との間に延びる、本実施形態ではゴム製のダイヤフラム21とを具備する。また、プランジャ17の先端部は、その反対側の基端部よりも下方に位置している。
電磁弁1は上述したように構成されているので、電磁コイル16が通電されていないときはスプリング20の発生する力によって弁体19が弁座14に押し付けられて、弁口13が閉鎖される。一方、ウォーターサーバの注水ボタン(図示せず)を利用者が操作することによって電磁コイル16が通電されると、発生した電磁力がスプリング20の力に打ち勝ってプランジャ17及び従って弁体19を弁座14から持ち上げることにより弁口13が開放されて飲用水が吐出される。
また、電磁弁1は、図1で示されるように、流入管路11及び流出管路12を除く各構成要素が、重力方向を示す鉛直軸線Ag、又は水平軸線に対して斜めに方向付けられている。本実施形態では、プランジャ17はその長手方向軸線Apが鉛直軸線Agから、図1における反時計回りで約25°、即ち、プランジャ17の基端部が流入口11aから離れる方向で約25°傾けられており、同様に、弁体19の弁座14との接触面は水平軸線から、図1における反時計回りで約25°傾けられている。
図1のウォーターサーバの吐水管路30は、電磁弁1と接続される末端部は水平に延びている。したがって、その流入管路11が吐水管路30に接続された電磁弁1は、プランジャ17及び弁体19の接触面が、上述したのと同様に鉛直軸線Ag又は水平軸線に対して図1の反時計回りで約25°傾けられた状態でウォーターサーバに固定される。
なお、図1の電磁弁1は、その流入管路11の先端部に形成された雌ねじ部と吐水管路30の末端部の雄ねじ部とがネジ結合されることにより吐水管路30に接続されて固定されている。代りに、その接続固定に、公知の他の様々な管継手あるいはフランジ継手を利用してもよいことは明らかであろう。
第1の実施形態では、電磁弁1が図1に示されるように傾けられて固定されているために、弁体19より左側の領域が右側の領域よりも低くなる。その結果、弁口13が閉じられたとき弁体19の周囲に滞留する水の、弁体19の少なくとも左側の領域にはエア溜まりは発生しない。一方、弁体19の右側の領域にはエア溜まりが発生する可能性がある。但し、エア溜まりは、図1の電磁弁1で発生したとしても、その発生場所が水の流通経路上あるいは流通経路に極めて近接するので、水が流通する度に水によって運び去られ、また累積して拡大することはない。また勿論、流出管路12内に水が残留することはない。
第1の実施形態では、吐水管路30に固定された電磁弁1のプランジャ17の鉛直軸線Agからの傾斜角度θは約25°に設定されているが、本発明においては、傾斜角度θは10°〜40°が好適な範囲であり、従って傾斜角度θが25°以外の実施形態も勿論可能である。本発明においては、傾斜角度θは、電磁弁1の弁座14、弁体19、流入管路11、流出管路12、及びダイヤフラム21等の構成要素の形状及び寸法並びにそれらの相互の位置関係に応じてその最適値が変わり得ることが理解されよう。
次に第2の実施形態による、飲料供給装置の電磁弁2について、図2を参照して説明する。この実施形態の電磁弁2は、プランジャ17が拡径部22を有すること、及び弁体19が、弁座14に接する側に円錐状の突出部23を有することにおいて第1の実施形態の電磁弁1と異なっている。但し、その他の部分は第1の実施形態の電磁弁1と同様であるので、異なる部分についてのみ説明する。
図2に示される電磁弁2のプランジャ17は、第1の実施形態のものと同様に、弁ハウジング15のシリンダ部18によって案内されるものであるが、その先端部と基端部の中間に直径の拡大した拡径部22が形成されている。拡径部22は、プランジャ17の移動速度を低下させるように、即ち、シリンダ部内の空気と協働してエアダンパ機能を果たすように、その外径がシリンダ部18の内径よりも僅かに小さく作られている。プランジャ17の移動速度が低下することによって、特に閉弁時、即ち、プランジャ17がスプリング20に押されて移動して弁体19が弁座14を閉じるとき、流出管路12内から押し出される水の速度が低下するので、利用者に対する液跳ねを防止することが可能になる。
また、弁体19に形成された円錐状の突出部23は、閉弁時に、その先端から弁口13の中に進入するものである。円錐状の突出部23を設けることにより、閉弁時における水の押出方向が変更されるとともに、押し出される水の量が減少し、その結果、液跳ねを防止することが可能になる。
次に第3の実施形態による、飲料供給装置の電磁弁3について、図3を参照して説明する。この実施形態の電磁弁3は、オイル等の粘性流体をシリンダ部18に封入して、オイルダンパ機能をもたせたことにおいて第1の実施形態の電磁弁1と異なっている。但し、その他の部分は第1の実施形態の電磁弁1と同様であるので、異なる部分についてのみ説明する。
第3の実施形態の電磁弁3は、オイル等の粘性流体をシリンダ部18内に封入するために、シリンダ部18の出口近くにOリング24が配設されている。また、プランジャ17は、第2の実施形態の場合と同様に拡径部22を有している。但し、第3の実施形態のプランジャ17の拡径部22は、オイルの粘性を考慮して、シリンダ部18との間の隙間が第2の実施形態の場合よりも大きくなるような寸法で作られている。
第3の実施形態の電磁弁3では、閉弁時に、プランジャ17の拡径部22の下側のシリンダ室内に在るオイルが、プランジャ17が図3の下方へ移動する間に、前記隙間を通って拡径部22の上側のシリンダ室内へ移動する際の粘性抵抗によってプランジャ17の移動速度が減速させられる。その結果、第2の実施形態の場合と同様に、流出管路12内から押し出される水の速度が低下するので、利用者に対する液跳ねを防止することが可能になる。
次に、第4の実施形態による、飲料供給装置の電磁弁4について、図4を参照して説明する。この電磁弁4は、前述の実施形態のものとは異なっていて、ダイヤフラムを有しないタイプのものである。しかしながら、その他の点においては第1の実施形態の電磁弁1と基本的には同様である。
第4の実施形態でも、電磁弁4は、そのプランジャ17の長手方向軸線Apが図4の反時計回りで重力方向を示す鉛直軸線Agから約25°傾けられてウォーターサーバの吐水管路30に接続固定されているので、弁体19より左側の領域が右側の領域よりも低くなる。その結果、閉弁されたとき弁体19の周囲に滞留する水の、弁体19の、図4の左側の領域にはエア溜まりは発生しない。一方、弁体19の右側の領域にはエア溜まりが発生する可能性がある。但し、エア溜まりは、図4の電磁弁で発生したとしても、その発生場所が水の流通経路に近接しているので、水が流通する度に水によって運び去られ、また累積して拡大することはない。
図示しないが、第4の実施形態の電磁弁4の流入管路11の直径を上側に大きくすることにより、弁体19の右側の領域でのエア溜まりの発生を抑える実施形態も可能である。
やはり図示しないが、第4の実施形態の電磁弁4の弁体19の右側の領域でのエア溜まりの発生を抑えるために、その領域の空隙を埋めるように弁ハウジング15の肉厚を内側に増大させた実施形態も可能である。
また、第4の実施形態の電磁弁4に対して、前述の第2の実施形態で説明した、プランジャ17の拡径部22及び弁体19の円錐状の突出部23という特徴、並びに第3の実施形態で説明したオイルダンパ機能という特徴を、単独であるいは場合によっては組合せて付加した実施形態も可能である。
1 電磁弁
11 流入管路
12 流出管路
13 弁口
14 弁座
16 電磁コイル
17 プランジャ
18 シリンダ部
19 弁体
20 圧縮コイルスプリング
21 ダイヤフラム
30 吐水管路

Claims (7)

  1. 飲料供給装置の電磁弁であって、
    電磁コイルの電磁力によって直線移動するプランジャと、
    前記プランジャの先端部に設けられた弁体であって、弁座に押し付けられることにより弁口を閉鎖する弁体と、
    前記プランジャの移動を案内するシリンダ部と、を具備しており、
    前記飲料供給装置において固定された該電磁弁の前記プランジャは、前記先端部がその反対側の基端部よりも下方に位置付けられていて、前記基端部が該電磁弁の流入口から離れる方向で鉛直軸線に対して傾斜しており、
    前記プランジャは、前記シリンダ部に嵌合することにより前記プランジャの移動速度を低下させるように働く拡径部を有する、飲料供給装置の電磁弁。
  2. 前記シリンダ部と前記プランジャとの間の隙間に封入された粘性流体であって、前記拡径部と協働して前記プランジャの移動速度を低下させるように働く粘性流体を更に具備する、請求項に記載の飲料供給装置の電磁弁。
  3. 前記弁体が、その先端に円錐状の突出部を有する、請求項1又は2に記載の飲料供給装置の電磁弁。
  4. 該電磁弁内を流通する液体を前記プランジャから隔離するダイヤフラムを有するダイヤフラム式の弁である、請求項1〜のいずれか一項に記載の飲料供給装置の電磁弁。
  5. 飲料供給装置の電磁弁であって、
    電磁コイルの電磁力によって直線移動するプランジャと、
    前記プランジャの先端部に設けられた弁体であって、弁座に押し付けられることにより弁口を閉鎖する弁体と、
    該電磁弁内を流通する液体を前記プランジャから隔離するダイヤフラムと、
    前記プランジャの移動を案内するシリンダ部と、を具備しており、
    前記飲料供給装置において固定された該電磁弁の前記プランジャは、前記先端部がその反対側の基端部よりも下方に位置付けられており、
    前記プランジャの中心軸線に関して該電磁弁の流入口に近い側のダイヤフラムの部分が遠い側のダイヤフラムの部分よりも上に位置するように前記ダイヤフラムが水平線に対して傾斜しており、
    前記プランジャは、前記シリンダ部に嵌合することにより前記プランジャの移動速度を低下させるように働く拡径部を有する、飲料供給装置の電磁弁。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載された、飲料供給装置の電磁弁、を具備する飲料供給装置であって、
    前記電磁弁が流路の屈曲部に設けられている、飲料供給装置。
  7. 前記電磁弁が外部への注水の制御に用いられる、請求項に記載の飲料供給装置。
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