JP6355293B1 - 文字評価プログラム、文字評価方法及び文字評価装置 - Google Patents

文字評価プログラム、文字評価方法及び文字評価装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利便性を向上することが可能な文字評価プログラム等を提供する。【解決手段】文字評価装置10は、問題を提示する問題提示部21と、問題提示部21によって提示される問題に対してユーザが入力した少なくとも一つ以上の手書き文字を示す入力情報を取得する取得部22と、取得部22が取得した入力情報に基づいて認識した文字及び画数と、正解の文字及び画数との対比に基づいて入力情報の評価を実行し、認識した文字の画数に応じて異なる制御を実行する制御実行部23と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、ユーザが入力した文字を評価する文字評価プログラム、文字評価方法及び文字評価装置に関する。
近年、漢字、アルファベット、ひらがな、カタカタ等のユーザが入力した文字を評価するための装置やプログラムが普及している。
例えば、特許文献1は、タッチパネルに対して手書き入力された文字を認識し、認識された手書き文字と手本文字とを比較し、手書き文字の書き順と終筆(止め、はね、払い)とを評価する手書き文字評価装置を開示している。この装置は、操作位置と筆圧の時間的変化を取得し、その画数をカウントしながら、書き順と終筆が正確か否かを判定する。また、この装置は、ユーザから手書き文字の入力が完了したことを示す指示操作を受け付けたことを契機として、文字認識処理を実行する。
特開2013−130678号公報
特許文献1が開示する手書き文字評価装置は、入力された手書き文字の画数のカウントをしている。カウントされた画数は、書き順と終筆を評価するために使用されている。カウントされた画数そのものは評価対象とはなっていない。書き順と終筆だけで評価をする場合、書き方によって手書き文字が誤認識される虞がある。これに対し、画数を評価対象とすれば、評価精度を向上することができると考えられる。
また、この装置では、ユーザは手書き文字の入力が完了したことを示す指示操作を行わないと評価結果を得られず、次の問題に進むことができない。このように、特許文献1が開示する手書き文字評価装置では、操作負担の増加や誤認識が生じる虞があり、ユーザにとって不便である。
ところで、特許文献1のように、手書き文字を手本文字と比較する評価方法ではなく、複数の文字が登録されている文字データベースから、手書き文字に類似する文字を手書き文字の候補として抽出する評価方法が知られている。このような評価を実行するプログラムは、手書き文字認識エンジン(手書き文字認識モジュール)と称される。文字データベースは辞書とも称される。
手書き文字認識エンジンを使用する文字評価装置では、ユーザの手書き文字に類似する文字を抽出する際に、実際の手書き文字とは異なる文字が抽出される虞がある。そのため、手書き文字が実際には正しい場合であっても誤りと判定される虞がある。また、手書き文字が実際には誤りであっても正解と判定される虞がある。このような誤認識が発生した場合の救済措置が無ければ、ユーザにとって不便である。
そこで、本開示は、このような事情に鑑み、利便性を向上することが可能な文字評価プログラム等を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る文字評価プログラムは、一又は複数のコンピュータを、問題を提示する問題提示手段、問題提示手段によって提示される問題に対してユーザが入力した少なくとも一つ以上の手書き文字を示す入力情報を取得する取得手段、取得手段が取得した入力情報に基づいて認識した文字及び画数と、正解の文字及び画数との対比に基づいて入力情報の評価を実行し、手書き文字認識エンジンから入力情報が示す手書き文字に類似する複数の文字候補を認識文字集合として抽出し、該認識文字集合のうち複数の文字を回答選択肢として出力し、認識文字集合に正解の文字が含まれない場合であっても、認識した画数が予め定められた画数条件を満たす場合には、回答選択肢に正解の文字を追加する制御実行手段、として機能させる。
また、本開示の一実施形態に係る文字評価方法は、一又は複数のプロセッサが所定のコンピュータ読み取り可能な命令を実行することにより実現される文字評価方法であって、問題を提示する問題提示ステップと、問題提示ステップにおいて提示される問題に対してユーザが入力した少なくとも一つ以上の手書き文字を示す入力情報を取得する取得ステップと、取得ステップにおいて取得した入力情報に基づいて認識した文字及び画数と、正解の文字及び画数との対比に基づいて入力情報の評価を実行し、手書き文字認識エンジンから入力情報が示す手書き文字に類似する複数の文字候補を認識文字集合として抽出し、認識文字集合のうち複数の文字を回答選択肢として出力し、認識文字集合に正解の文字が含まれない場合であっても、認識した画数が予め定められた画数条件を満たす場合には、回答選択肢に正解の文字を追加する制御実行ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本開示の一実施形態に係る文字評価装置は、問題を提示する問題提示部と、問題提示部によって提示される問題に対してユーザが入力した少なくとも一つ以上の手書き文字を示す入力情報を取得する取得部と、取得部が取得した入力情報に基づいて認識した文字及び画数と、正解の文字及び画数との対比に基づいて入力情報の評価を実行し、手書き文字認識エンジンから入力情報が示す手書き文字に類似する複数の文字候補を認識文字集合として抽出し、認識文字集合のうち複数の文字を回答選択肢として出力し、認識文字集合に正解の文字が含まれない場合であっても、認識した画数が予め定められた画数条件を満たす場合には、回答選択肢に正解の文字を追加する制御実行部と、を備えることを特徴とする。
本開示によれば、利便性を向上することが可能な文字評価プログラム等を提供することができる。
本開示の一実施形態に係る文字評価装置の構成の一例を示すブロック図である。 一実施形態に係る文字評価装置の機能の一例を示すブロック図である。 一実施形態に係る文字評価装置の表示画面の一例を示す図である。 図3の表示画面において手書き文字を入力した状態(評価の実行前)の表示画面の第1の例を示す図である。 図3の表示画面において手書き文字を入力した状態(評価の実行後)の表示画面の第1の例を示す図である。 図3の表示画面において手書き文字を入力した状態(評価の実行後)の表示画面の第2の例を示す図である。 図6から遷移した後の表示画面の一例を示す図である。 図7から遷移した後の表示画面の一例(正解時)を示す図である。 図7から遷移した後の表示画面の一例(不正解時)を示す図である。 図3の表示画面において手書き文字を入力した状態(評価の実行後)の表示画面の第3の例を示す図である。 図10から遷移した後の表示画面の一例を示す図である。 図3の表示画面において手書き文字を入力した状態(評価の実行後)の表示画面の第4の例を示す図である。 図12から遷移した後の表示画面の一例を示す図である。 図13から遷移した後の表示画面の一例を示す図である。 一実施形態に係る文字評価装置の制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。以下の説明において、共通する構成要素には同一の参照符号を付す。
(実施形態)
図1は、一実施形態に係る文字評価装置10の構成の一例を示すブロック図である。文字評価装置10は、文字評価装置10を操作するユーザに学習環境を提供し、ユーザの学習を支援する。なお、文字評価装置10は、学習を支援する装置ではなく、ユーザが手書き入力した文字(入力情報)を、文字認識、画数認識等によって自動的に採点、評価等を行う装置であってもよい。
<文字評価装置の構成>
文字評価装置10は、コンピュータとして構成される。文字評価装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末等である。文字評価装置10は、CPU(プロセッサ)11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、外部メモリ15とを備える。CPU11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、外部メモリ15とは、バス16を介して互いに電気的に接続されている。
CPU11は、外部メモリ15から様々なプログラムをメインメモリ12にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メインメモリ12は、CPU11が実行するプログラムを格納するために用いられ、例えば、DRAMによって構成される。
ユーザI/F13は、例えば、ユーザによって入力される情報を受け付ける情報入力装置と、CPU11からの情報を出力する情報出力装置とを含むユーザインターフェースである。情報入力装置は、例えば、操作ボタン、ポインティングデバイス、タッチパネル等のいずれか一つ以上を備える。操作ボタンは、物理的に設置されたボタンであってもよいし、仮想的に設置されたボタン(例えばタッチパネル上の特定の表示領域)であってもよい。情報出力装置は、例えば、CPU11が出力する情報に基づいてテキストや画像等を表示するディスプレイ装置、CPU11が出力する情報に基づいて音声を出力するスピーカ装置等を備える。
なお、ユーザI/F13は、文字評価装置10と一体化されていなくてもよい。例えば、ユーザI/F13は、文字評価装置10とは別体の装置であって、文字評価装置10と有線又は無線で通信する構成であってもよい。また、ユーザI/F13は複数の装置によって構成されてもよく、例えば、情報入力装置と情報出力装置とがそれぞれ独立した装置であってもよい。
通信I/F14は、ハードウェア、ファームウェア、又はTCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わせとして実装される通信インターフェースである。文字評価装置10は、通信I/F14を介して、外部装置と通信可能に構成される。なお、文字評価装置10は、通信I/F14を備えていない構成であってもよい。
外部メモリ15は、例えば磁気ディスクドライブ、フラッシュメモリ等によって構成される。外部メモリ15は、ユーザに文字の学習環境を提供するための各種プログラムや各種データを記憶する。各種プログラムは、文字評価プログラム、手書き文字認識エンジン等を含む。各種データは、問題情報、入力情報、正解情報、評価結果等を含む。
なお、各種プログラムは、予め外部メモリ15に記憶されていてもよいし、文字評価装置10が通信I/F14を介して外部装置と通信することによって取得され、外部メモリ15に記憶されてもよい。
また、本実施形態では、各種プログラム及び各種データの全部が外部メモリ15に記憶され、文字評価装置10がオフラインで学習環境を提供する場合を一例として説明する。しかし、各種プログラム及び各種データの全部又は一部は、外部装置に記憶されていてもよい。例えば、文字評価装置10は、文字認識エンジンを記憶しているサーバ装置と通信I/F14を介して通信することによって、オフラインで学習環境を提供する構成であってもよい。
ここで、上記構成を有する文字評価装置10の機能について説明する。図2は、文字評価装置10の機能の一例を示すブロック図である。
文字評価装置10は、問題を提示する問題提示部21と、ユーザが入力した入力情報を取得する取得部22と、入力情報の評価を実行する制御実行部23と、様々な情報を記憶する記憶部24とを備える。
これらの機能は、CPU11、メインメモリ12、ユーザI/F13、外部メモリ15等のハードウェアが協働して動作することによって実現される。これらの機能は、例えば、CPU11が問題提示部21、取得部22及び制御実行部23の各機能に相当する各モジュールの少なくとも一部を備えるプログラムを実行し、外部メモリ15に各種情報を記憶させることによって実現される。
記憶部24は、例えば、外部メモリ15によって実現される。記憶部24は、問題に関する問題情報を記憶する問題情報記憶部31と、取得部22が取得した入力情報を記憶する入力情報記憶部32と、正解情報を記憶する正解情報記憶部33と、各種プログラムを記憶するプログラム記憶部34と、制御実行部23による評価結果を記憶する評価結果記憶部35とを有する。
問題提示部21は、問題情報記憶部31に記憶されている問題情報に基づいて問題を提示する。例えば、問題提示部21は、問題情報に応じて、ユーザI/F13のスピーカ装置に音声を出力させたり、ディスプレイ装置にテキスト、画像等を表示させたりする。
問題情報は、文字に関する問題であって、ユーザに手書き文字で回答させる問題を示す情報である。本実施形態では、ユーザに回答させる文字は1文字の漢字である。しかし、ユーザに回答させる文字はこれに限られない。例えば、問題情報は、複数文字の熟語、送り仮名を含めて回答させる漢字の問題であってもよい。また、回答させる文字は、2文字以上であってもよいし、日本語の漢字に限られず、ハングル文字、繁体字、簡体字、アルファベット、ひらがな、カタカナ等であってもよい。
取得部22は、問題提示部21によって提示される問題に対してユーザが入力した少なくとも一つ以上の手書き文字を示す入力情報を取得する。手書き文字は、例えば、ユーザI/F13の情報入力装置のタッチパネル上でユーザが指又は電子ペンを接触移動させたことを検知することによって認識されてもよいし、ポインティングデバイスによって描かれる画像を検知することによって認識されてもよい。認識された手書き文字及びそのストローク数は、入力情報として取得される。記憶部24の入力情報記憶部32は、所定の場合に、取得部22が取得した入力情報を記憶する。所定の場合は、例えば、複数の問題に対する回答を総合的に評価する場合である。
制御実行部23は、取得部22が取得した入力情報の評価を実行する。具体的には、制御実行部23は、入力情報に基づいて認識した文字及び画数と、正解情報が示す正解の文字及び画数との対比に基づいて入力情報の評価を実行する。
入力情報に基づいて認識される文字は、一つの文字であってもよいし、複数の文字であってもよい。複数の文字は、回答として認識される文字の候補であって、本開示では認識文字集合と称する。一方、入力情報に基づいて認識される画数は、ユーザが手書き文字を書いたときの入力ストローク数であり、一つの値に特定される。
なお、正解情報は、問題毎の正解、解説等を示す情報であり、正解の文字及び画数を示す情報を含む。正解情報は、正解情報記憶部33に記憶され、制御実行部23は、入力情報の評価の際に正解情報を読み出して対比を行う。
また、制御実行部23は、入力情報に基づいて認識した画数に応じて異なる制御を実行する。この制御には、例えば、認識した画数に応じて、異なるタイミングで評価を実行する評価タイミング制御と、認識した画数に応じて、異なる画面を表示させたり、異なる評価結果を出力させたりする出力制御とが含まれる。
<評価タイミング制御>
ここで、評価タイミング制御について説明する。制御実行部23は、入力情報に基づいて認識した画数が正解の文字の画数より少ない場合、ユーザの入力操作が無くなってからカウントされる時間(入力操作の中断時間)が第1の手書き待受時間が経過したとき、入力情報の評価を実行する。また、制御実行部23は、入力情報に基づいて認識した画数が正解の文字の画数以上である場合、ユーザの入力操作が無くなってからカウントされる時間(入力操作の中断時間)が第2の手書き待受時間が経過したとき、入力情報の評価を実行する。
なお、入力操作の中断時間は、ユーザが問題に対する回答として手書き文字を書き込む操作を行い、その操作をやめたときからカウントされる時間である。中断時間は、ユーザが回答を中断してから経過した時間である場合とユーザが回答を終了してから経過した時間との2つのパターンがある。しかし、制御実行部23は、中断時間が第1の手書き待受時間又は第2の手書き待受時間を経過した場合には、ユーザの回答が終了したものと推定する。すなわち、制御実行部23は中断時間の長さによって、回答の終了と回答の中断とを判別する。
第1の手書き待受時間は、第2の手書き待受時間よりも長い時間に設定される。第1の手書き待受時間及び第2の手書き待受時間は、予め定められた時間に固定されていてもよいし、ユーザによる設定変更を受け付けて任意の時間に設定されてもよい。例えば、第1の手書き待受時間は、2秒に設定され、第2の手書き待受時間は、1秒に設定される。
かかる構成によれば、第1の手書き待受時間又は第2の手書き待受時間が経過したときに自動的に評価が実行される。この場合、ユーザは、手書き文字を入力後に入力完了を示す指示操作をする必要がない。そのため、ユーザの操作負担が軽減される。
また、かかる構成によれば、ユーザが入力途中の場合には、しばらく待ってから評価を実行するのに対し、ユーザが入力完了している場合には、速やかに評価を実行することができる。そのため、ユーザが入力途中であるにも関わらず、入力が中断されたり、自動的に評価されたりする虞が軽減される。また、ユーザが入力完了している場合には、速やかに評価がなされるため、ユーザは円滑に学習を進めることができる。
なお、後述する出力制御は、認識文字集合を抽出する処理を必要とするが、上記の評価タイミング制御は、文字評価装置10が認識文字集合を抽出する処理を行わない構成であっても適用可能である。
<出力制御>
ここで、出力制御について説明する。制御実行部23は、手書き文字認識エンジンから入力情報が示す手書き文字に類似する複数の文字候補を認識文字集合として抽出する。手書き文字認識エンジンは、既知の形状認識等の技術により、入力情報が示す手書き文字の文字認識処理を行う。手書き文字の認識の精度は必ずしも高くないため、複数の文字候補がその尤度と共に出力される。制御実行部23は、手書き文字認識エンジンが出力した文字候補のうち、尤度が高い順から所定の数を認識文字集合として抽出する。所定の数は、例えば8個である。
制御実行部23は、抽出した認識文字集合に正解の文字が含まれ、かつ入力情報に基づいて認識した画数が、正解の文字の画数と一致する場合、正解である旨の評価結果を出力する。ここで、抽出した認識文字集合に正解の文字が含まれる場合に文字を正解と判断するのは、前述のように手書き文字の認識の精度は必ずしも高くないためである。認識文字集合として抽出する文字の個数を少なくすることで、評価をより厳しくすることができる。一方、制御実行部23は、抽出した認識文字集合に正解の文字が含まれ、かつ認識した画数が正解の文字の画数と一致しない場合、画数が誤っている旨の評価結果を出力する。なお、制御実行部23が出力する評価結果は、ユーザI/F13の情報出力装置のディスプレイ装置に表示されてもよいし、ユーザI/F13の情報出力装置のスピーカ装置から音声出力されてもよい。
制御実行部23は、抽出した認識文字集合に正解の文字が含まれ、かつ認識した画数が正解の文字の画数と一致しない場合と、認識文字集合に正解の文字が含まれない場合とにおいて、さらに回答選択肢を表示させる表示操作を受け付ける受付画面を出力する。ユーザI/F13の情報出力装置のディスプレイ装置に受付画面が表示されている間に、制御実行部23は、表示操作を受け付ける。
制御実行部23は、表示操作を受け付けた場合、認識文字集合のうち複数の文字を回答選択肢として出力し、その回答選択肢においてユーザが選択した文字を回答とした場合の評価結果を出力する。回答選択肢の数は、予め定められた数であってもよいし、ユーザによって設定された数であってもよい。以下の説明では、回答選択肢の数が8つに設定された場合を説明する。
制御実行部23は、抽出した認識文字集合に正解の文字が含まれない場合であっても、認識した画数が予め定められた画数条件を満たす場合には、回答選択肢に正解の文字を追加する。例えば、通常は、認識文字集合の8つの文字が回答選択肢となるのに対し、回答選択肢に正解の文字を追加する場合、認識文字集合の7つの文字と正解の文字1つの合計8つの文字が回答選択肢となる。
なお、回答選択肢に追加される正解の文字は、回答選択肢のランダムな表示位置又は選択番号に挿入される。このような追加方法により、ユーザが配置位置又は選択番号だけで正解の文字に対応する回答選択肢を特定することを防止する。
予め定められた画数条件は、正解の文字の画数に対する許容誤差の範囲内の画数である。許容誤差は、例えば正解の文字の画数に0.15を乗じた値の直近上位の自然数である。なお、許容誤差は、ユーザによって設定変更可能とされてもよい。
<表示画面の例>
以下、図3〜図14を参照しながら、制御実行部23がユーザI/F13に表示させる表示画面の具体例を説明する。なお、以下の例では、認識文字集合は類似度が高い上位8文字である。これら8文字のいずれかに正解の文字があれば、手書き文字が正解の文字と判別される。許容誤差は、正解の文字の画数に0.15を乗じた値の直近上位の自然数に設定されている。
図3に示す表示画面は、問題提示部21によって問題が提示され、ユーザが未だ手書き文字を入力していない状態の表示画面の一例を示している。画面上部の領域A1には、前の問題に戻るボタンB1と、タイトル「練習その5」を示すテキストと、答えを表示させるボタンB2とが表示されている。領域A2は、問題の内容が表示されている。この問題は、「地〇(じしん)に強い家」という文章のうち、〇の部分にあてはまる「震」という漢字を手書き入力させる問題である。なお、この例では、問題提示部21は問題の内容を表示画面に表示させることによって提示しているが、これに限られない。例えば、問題提示部21は、スピーカ装置に問題の内容を示すメッセージを音声出力させることによって問題の内容を提示してもよい。
領域A3は、ユーザが文字を手書き入力するための領域である。領域A3の右下部には、手書き文字の消去を実行するボタンB3が表示されている。このボタンB3をクリック又はタップすると、手書き文字が消去され、ユーザは文字の書き直しをすることができる。領域A4には、この段階では、何も表示されていない。
図4は、問題提示部21によって提示された問題に対して、ユーザが手書き文字を入力した状態(評価の実行前)の表示画面の第1の例を示している。この例では、ユーザが正解である「震」という文字を正解である画数(15画)で手書き入力している。
この場合、制御実行部23は、抽出した認識文字集合に正解の文字が含まれると判別し、手書き文字が正解の文字であると判別する。また、制御実行部23は、手書き文字の画数が正解の文字の画数と同じであると判別する。そのため、ユーザの入力操作が無くなってから第2の手書き待受時間が経過したとき、制御実行部23は、入力情報の評価を実行する。その結果、図5に示す表示画面に遷移する。
図5に示す表示画面は、評価結果が正解であることを示している。なお、本実施形態では、評価結果が正解である場合、領域A3の中央に〇が表示される。また、この例では、手書き文字が正解の文字であり、その画数も正解の画数である。この場合、図3及び図4の領域A2において〇で表示されていた部分には、図5では、正解の文字「震」が下線付きで表示される。また、領域A3の右上部においても、正解の文字「震」が表示される。
なお、図5のように、評価結果が正解であることを示す表示画面は、所定時間だけ表示され、その後は自動的に次の問題を示す画面に遷移する。次の問題を示す画面は、問題文が代わるだけで図3と基本的に同じである。なお、この場合において、次の問題を示す画面ではなく、問題と解答、解説、総合得点等を示す画面に遷移してもよい。
図6は、問題提示部21によって提示された問題に対して、ユーザが手書き文字を入力した状態(評価の実行後)の表示画面の第2の例を示している。なお、評価の実行前の表示画面は、図4の表示画面と手書き文字が異なるだけであり、基本的には同じである。
この例では、ユーザが正解である「震」という文字を手書き入力している。また、認識文字集合の8文字に正解の文字「震」が含まれている。しかし、その画数は、正解である画数(15画)より少ない画数(14画)である。この画数は、予め定められた画数条件を満たしている。
この場合、制御実行部23は、抽出した認識文字集合に正解の文字が含まれると判別し、手書き文字が正解の文字であると判別する。一方、制御実行部23は、手書き文字の画数が正解の文字の画数より少ないと判別する。そのため、制御実行部23は、ユーザの入力操作の中断時間が第1の手書き待受時間を経過したとき、入力情報の評価を実行する。その結果として、この図6に示す表示画面が表示される。
図6に示す表示画面は、評価結果が手書き文字の画数が不正解であることを示している。この場合、図3及び図4の領域A2において〇で表示されていた部分には、図6では、正解の文字「震」が下線付きで表示される。しかし、領域A3の右上部において、画数の文字に重畳して×が表示される。これは、画数が誤りであることを示している。
また、領域A4には、書いた字を候補から選択する、という文字が付されたボタンB4が表示されている。このボタンB4は、回答選択肢を表示させるためのボタンである。ユーザがボタンB4をタップ又はクリックすると、図7に示す表示画面に遷移する。
図7に示す表示画面では、領域A4に回答選択肢である複数のボタンB5が表示される。これらは、抽出された認識文字集合を示す8文字であり、それぞれ、「零」、「震」、「雷」、「雲」、「雰」、「曾」、「電」、「葵」の文字である。ユーザがこれらのいずれか一つを選択すると、その回答選択肢を回答とした場合の評価結果が表示される。
例えば、ユーザが正解の文字である「震」を示すボタンB5を選択した場合、図8に示す表示画面に遷移し、評価結果が正解であることを示す表示画面が表示される。一方、ユーザが正解の文字ではない「零」を示すボタンB5を選択した場合、図9に示す表示画面に遷移し、評価結果が不正解であることを示す表示画面が表示される。不正解の場合、領域A2に選択された文字「零」が下線付きで表示される。また、領域A3の右上部において、選択された文字「零」に重畳して×が表示される。
図10は、問題提示部21によって提示された問題に対して、ユーザが手書き文字を入力した状態(評価の実行後)の表示画面の第3の例を示している。なお、評価の実行前の表示画面は、図4の表示画面と手書き文字が異なるだけであり、基本的には同じである。
この例では、ユーザが不正解である「心」という文字を手書き入力している。また、手書き入力された「心」と正解の文字「震」では、類似度が低いため、認識文字集合の8文字に正解の文字「震」が含まれない。また、その画数は、正解である画数(15画)より少ない画数(4画)である。この画数は、予め定められた画数条件を満たしていない。
この場合、制御実行部23は、抽出した認識文字集合に正解の文字が含まれないと判別し、手書き文字が不正解の文字であると判別する。また、制御実行部23は、手書き文字の画数が正解の文字の画数より少ないと判別する。そのため、制御実行部23は、ユーザの入力操作の中断時間が第1の手書き待受時間を経過したとき、入力情報の評価を実行する。その結果として、この図10に示す表示画面が表示される。
図10に示す表示画面は、評価結果が手書き文字の画数が不正解であることを示している。この場合、図3及び図4の領域A2において〇で表示されていた部分には、図10では、ユーザの入力情報に基づいて認識した不正解の文字「心」が下線付きで表示される。また、領域A3の右上部において、ユーザの入力情報に基づいて認識した不正解の文字「心」に重畳して×が表示される。
また、領域A4には、書いた字を候補から選択する、という文字が付されたボタンB4が表示されている。このボタンB4は、回答選択肢を表示させるためのボタンである。ユーザがボタンB4をタップ又はクリックすると、図11に示す表示画面に遷移する。
図11に示す表示画面では、領域A4に回答選択肢である複数のボタンB5が表示される。これらは、抽出された認識文字集合を示す8文字であり、それぞれ、「心」、「必」、「屯」、「芯」、「応」、「公」、「四」、「仏」の文字である。これらの8文字には、正解の文字「震」は含まれていない。ユーザがこれらのいずれか一つを選択すると、その回答選択肢が回答とした場合の評価結果が表示される。しかし、ユーザが、どの回答選択肢を選択しても不正解の評価結果が表示される。なお、図10、図11のような表示画面において、ユーザは、領域A3にボタンB3をクリック又はタップして改めて手書き文字を書き直しをしてもよいし、領域A3においてさらに書き足しをしてもよい。
図12は、問題提示部21によって提示された問題に対して、ユーザが手書き文字を入力した状態(評価の実行後)の表示画面の第4の例を示している。なお、評価の実行前の表示画面は、図4の表示画面と手書き文字が異なるだけであり、基本的には同じである。
この例では、ユーザが正解である「震」という文字を手書き入力している。しかし、手書き文字が正確に認識されず、不正解である「零」という文字が認識されている。「震」と「零」は類似度が低いため、認識文字集合の8文字に正解の文字「震」が含まれていない。しかし、入力情報に基づいて認識された画数は、正解である画数(15画)より少ない画数(13画)である。この画数は、予め定められた画数条件を満たしている。
この場合、制御実行部23は、抽出した認識文字集合に正解の文字が含まれないと判別する。また、制御実行部23は、手書き文字の画数が正解の文字の画数より少ないと判別する。そのため、制御実行部23は、ユーザの入力操作の中断時間が第1の手書き待受時間を経過したとき、入力情報の評価を実行する。その結果として、この図12に示す表示画面が表示される。
図12に示す表示画面は、手書き文字が不正解である「零」という文字であることを示している。この場合、図3及び図4の領域A2において〇で表示されていた部分には、図12では、その不正解の文字「零」が下線付きで表示される。領域A3の右上部において、その不正解の文字「零」に重畳して×が表示される。
また、領域A4には、書いた字を候補から選択する、という文字が付されたボタンB4が表示されている。このボタンB4は、回答選択肢を表示させるためのボタンである。ユーザがボタンB4をタップ又はクリックすると、図13に示す表示画面に遷移する。
図13に示す表示画面では、領域A4に回答選択肢である複数のボタンB5が表示される。これらは、抽出された認識文字集合を示す8文字のうち1文字を正解の文字「震」に置き換えた8文字であり、それぞれ、「雲」、「雰」、「雷」、「零」、「震」、「曾」、「電」、「葵」の文字である。なお、正解の文字「震」は、ランダムな位置に配置される。ユーザがこれらのいずれか一つを選択すると、その回答選択肢が回答とした場合の評価結果が表示される。
例えば、ユーザが正解の文字である「震」を示すボタンB5を選択した場合、図14に示す表示画面に遷移し、評価結果が正解であることを示す表示画面が表示される。一方、ユーザが正解の文字ではない「零」を示すボタンB5を選択した場合、評価結果が不正解であることを示す表示画面(不図示)が表示される。
<処理の流れ>
以下、図15を参照しながら、文字評価装置10が実行する制御処理の一例を説明する。この処理は、問題毎に実行される。なお、この例では、ユーザによる処理の中止や手書き文字の書き直し等はないものとする。
まず、文字評価装置10の問題提示部21は、ユーザに問題を提示する(ステップS101)。これにより、例えば、図3に示す表示画面が表示される。取得部22は、ユーザが入力した手書き文字を示す入力情報を取得する(ステップS102)。制御実行部23は、評価タイミング制御のために、入力情報に基づく画数を認識する(ステップS103)。
ここで、制御実行部23は、評価タイミングであるか否かを判別する(ステップS104)。具体的には、制御実行部23は、ユーザの入力操作の中断時間が所定時間を経過したか否かによって評価タイミングであるか否かを判別する。所定時間は、認識した画数と正解の文字の画数との対比によって異なり、第1の手書き待受時間又は第2の手書き待受時間である。
評価タイミングではないと判別した場合(ステップS104;N)、制御実行部23は、ステップS102に戻り、入力情報の取得及び入力情報に基づく画数の認識を継続する。一方、評価タイミングであると判別した場合(ステップS104;Y)、制御実行部23は、入力情報の評価を実行する(ステップS105)。
この場合、制御実行部23は、評価の実行後の表示画面を表示させる(ステップS106)。評価の実行後の表示画面は、入力情報の評価に応じて異なる。例えば、図5、図6、図10、図12のいずれかの表示画面が表示される。
ここで、制御実行部23は、表示画面の遷移なしか否かを判別する(ステップS107)。例えば、図5に示す表示画面では、ユーザ操作による表示画面の遷移はない。この場合、表示画面の遷移なしと判別される(ステップS107;Y)。
一方、図6、図10、図12に示す表示画面では、回答選択肢を表示させるためのボタンB4が表示される。この場合、ユーザがボタンB4によって表示画面を遷移させる場合がある。この場合、表示画面の遷移ありと判別される(ステップS107;N)。表示画面の遷移ありと判別した場合、制御実行部23は、回答選択肢を表示させ、ユーザの選択を受け付ける(ステップS108)。この場合、制御実行部23は、選択された回答選択肢がユーザの回答を示す入力情報と認識し、ステップS105に戻り、改めて入力情報の評価等を実行する。
本実施形態に係る文字評価装置10は、手書き文字の画数(厳密には入力ストローク数)も評価対象としているため、評価精度を向上することができる。また、文字評価装置10は、入力操作の中断時間が第1の手書き待受時間又は第2の手書き待受時間を経過したタイミングで自動的に評価を実行する。この場合、ユーザは手書き文字の入力が完了したことを示す指示操作を行う必要がない。そのため、ユーザの操作負担の軽減することが可能である。また、誤認識が生じた場合であっても、回答選択肢を表示させるため、ユーザに救済措置を提供する。したがって、本実施形態に係る文字評価装置10によれば、ユーザの利便性を向上することができる。
文字評価装置10は、図6、図10、図12に示すように、回答選択肢を表示させるためのボタンB4を表示する。すなわち、文字評価装置10は、回答選択肢を自動的に表示させるのではなく、ユーザが回答選択肢を表示させる操作をした場合にのみ回答選択肢を表示させる。これにより、ユーザの意図に反して、ヒントになり得る回答選択肢が表示されることを防止することができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、上記実施形態は一例に過ぎない。そのため、文字評価装置10の具体的な構成や制御処理の内容等は上記実施形態で説明したものに限られない。以下、上記実施形態の変形例について説明する。
(変形例)
上記実施形態では、一例として処理の流れを説明した。しかし、処理の流れは上記実施形態で説明したものに限られない。処理の順序や内容は適宜変更可能である。例えば、図15に示す制御処理は、処理の順番が変更されてもよいし、いずれかの処理が省略されてもよい。
また、本開示に係る文字評価装置10は、上記装置によらず、例えば、コンピュータがプログラムを実行することで、その機能を実現してもよい。文字評価装置10の機能を実現するためのプログラム(文字評価プログラム)は、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、HDD(Hard Disc Drive)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータにダウンロードされてもよい。
また、文字評価プログラムは、複数のコンピュータを協働させて、文字評価装置10の機能を実現するためのプログラムであってもよい。すなわち、文字評価装置10は複数の装置から構成されてもよい。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本開示には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。また、上記実施形態及び変形例で説明した装置の構成は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせ可能である。
10…文字評価装置、11…CPU、12…メインメモリ、13…ユーザI/F、14…通信I/F、15…外部メモリ、21…問題提示部、22…取得部、23…制御実行部、24…記憶部

Claims (7)

  1. 一又は複数のコンピュータを、
    問題を提示する問題提示手段、
    前記問題提示手段によって提示される問題に対してユーザが入力した少なくとも一つ以上の手書き文字を示す入力情報を取得する取得手段、
    前記取得手段が取得した入力情報に基づいて認識した文字及び画数と、正解の文字及び画数との対比に基づいて該入力情報の評価を実行し、手書き文字認識エンジンから前記入力情報が示す前記手書き文字に類似する複数の文字候補を認識文字集合として抽出し、該認識文字集合のうち複数の文字を回答選択肢として出力し、該認識文字集合に前記正解の文字が含まれない場合であっても、前記認識した画数が予め定められた画数条件を満たす場合には、前記回答選択肢に該正解の文字を追加する制御実行手段、
    として機能させるための文字評価プログラム。
  2. 前記制御実行手段は、
    前記認識した画数が前記正解の文字の画数より少ない場合、ユーザの入力操作の中断時間が第1の手書き待受時間を経過したとき、該入力情報の評価を実行し、
    前記認識した画数が前記正解の文字の画数以上である場合、ユーザの入力操作の中断時間が第2の手書き待受時間を経過したとき、該入力情報の評価を実行し、
    前記第1の手書き待受時間は、前記第2の手書き待受時間よりも長い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の文字評価プログラム。
  3. 前記制御実行手段は、
    記認識文字集合に前記正解の文字が含まれ、かつ前記認識した画数が該正解の文字の画数と一致する場合、正解である旨の評価結果を出力し、
    前記認識文字集合に前記正解の文字が含まれ、かつ前記認識した画数が該正解の文字の画数と一致しない場合、画数が誤っている旨の評価結果を出力する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の文字評価プログラム。
  4. 前記制御実行手段は、
    前記認識文字集合に前記正解の文字が含まれ、かつ前記認識した画数が該正解の文字の画数と一致しない場合と、該認識文字集合に前記正解の文字が含まれない場合とにおいて、前記回答選択肢を表示させる表示操作を受け付ける受付画面を出力し、
    前記表示操作を受け付けた場合に前記回答選択肢出力し、該回答選択肢においてユーザが選択した文字を回答とした場合の評価結果を出力する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の文字評価プログラム。
  5. 前記予め定められた画数条件は、前記正解の文字の画数に対する許容誤差の範囲内の画数である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の文字評価プログラム。
  6. 一又は複数のプロセッサが所定のコンピュータ読み取り可能な命令を実行することにより実現される文字評価方法であって、
    問題を提示する問題提示ステップと、
    前記問題提示ステップにおいて提示される問題に対してユーザが入力した少なくとも一つ以上の手書き文字を示す入力情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得した入力情報に基づいて認識した文字及び画数と、正解の文字及び画数との対比に基づいて該入力情報の評価を実行し、手書き文字認識エンジンから前記入力情報が示す前記手書き文字に類似する複数の文字候補を認識文字集合として抽出し、該認識文字集合のうち複数の文字を回答選択肢として出力し、該認識文字集合に前記正解の文字が含まれない場合であっても、前記認識した画数が予め定められた画数条件を満たす場合には、前記回答選択肢に該正解の文字を追加する制御実行ステップと、
    を含むことを特徴とする文字評価方法。
  7. 問題を提示する問題提示部と、
    前記問題提示部によって提示される問題に対してユーザが入力した少なくとも一つ以上の手書き文字を示す入力情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した入力情報に基づいて認識した文字及び画数と、正解の文字及び画数との対比に基づいて該入力情報の評価を実行し、手書き文字認識エンジンから前記入力情報が示す前記手書き文字に類似する複数の文字候補を認識文字集合として抽出し、該認識文字集合のうち複数の文字を回答選択肢として出力し、該認識文字集合に前記正解の文字が含まれない場合であっても、前記認識した画数が予め定められた画数条件を満たす場合には、前記回答選択肢に該正解の文字を追加する制御実行部と、
    を備えることを特徴とする文字評価装置。
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