JP6355143B1 - forklift - Google Patents
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Abstract
【課題】安全な取鍋の取り扱いを可能とすることができ、かつ、取鍋を上昇させることなく閉状態の蓋を開状態に切り替えることができるフォークリフトを提供する。【解決手段】耐火容器2Aの右側面および左側面に内周円筒状のフォーク差込開口部2Bが設けられた取鍋2を搬送するフォークリフト1は、前後方向Xに延びる軸線R1を中心に回転可能に構成され、前後方向Xに延びた円柱形状を有するとともに左右方向Yにおいて間隔を空けて設けられた左右一対のフォーク40A,40Bと、取鍋2の内部を上方から閉鎖する閉状態と取鍋2の内部を開放する開状態とに切り替え可能に構成された蓋50と、フォーク40A,40Bを昇降させるフォーク昇降用アクチュエータと、フォーク40A,40Bの昇降動作と独立して蓋50を開閉可能な蓋開閉用アクチュエータとを備える。【選択図】図11Provided is a forklift capable of safely handling a ladle and capable of switching a closed lid to an open state without raising the ladle. A forklift 1 that transports a ladle 2 having a cylindrical fork insertion opening 2B provided on the right and left sides of a refractory container 2A rotates about an axis R1 that extends in the front-rear direction X. A pair of left and right forks 40A, 40B which are configured to be configured and have a cylindrical shape extending in the front-rear direction X and spaced from each other in the left-right direction Y, and a closed state in which the inside of the ladle 2 is closed from above A lid 50 that can be switched to an open state that opens the inside of the pan 2, a fork lifting / lowering actuator that lifts and lowers the forks 40 </ b> A and 40 </ b> B, and a lid 50 that can be opened and closed independently of the lifting / lowering operation of the forks 40 </ b> A and 40 </ b> B. And a lid opening / closing actuator. [Selection] Figure 11
Description
本発明は、取鍋を搬送するフォークリフトに関するものである。 The present invention relates to a forklift that conveys a ladle.
一般的に、溶融した金属(溶湯)を入れた取鍋を搬送するフォークリフトとして、取鍋を傾けて溶湯を注ぎ出すために、左右一対のフォークを前後方向に延びる軸線を中心に回転させる回転機構を備えたフォークリフトが知られている。また、取鍋として、耐火容器の下部にフォーク差込口を備えた取鍋が知られている(例えば特許文献1参照)。 In general, as a forklift that transports a ladle containing molten metal (molten metal), a rotating mechanism that rotates a pair of left and right forks about an axis extending in the front-rear direction to tilt the ladle and pour out the molten metal Forklifts equipped with are known. Moreover, as a ladle, a ladle having a fork insertion port at the bottom of a refractory container is known (see, for example, Patent Document 1).
図16(A)は、従来のフォークリフトによる取鍋102の搬送態様を示す模式図であり、図16(B)は、取鍋102を傾けた状態を示す模式図である。
図16(A)に示すように、従来のフォークリフトは、耐火容器102Aの下部に設けられたフォーク差込口102Bにフォーク140A,140Bを差し込み、取鍋102をフォーク140A,140Bで持ち上げて搬送する。また、図16(B)に示すように、取鍋102の耐火容器102Aから溶湯を注ぎ出す際には、前後方向Xに延びる軸線Rを中心にフォーク140A,140Bを回転させることで取鍋102を傾ける。
FIG. 16 (A) is a schematic diagram showing a conveying mode of the
As shown in FIG. 16A, in the conventional forklift, the
また、特許文献2には、取鍋内の溶湯の温度低下を抑制するための蓋を備えた車両が記載されるとともに、蓋を開閉する作業の軽減を図るために取鍋の昇降に連動して蓋が開閉する構成が記載されている。具体的には、特許文献2の車両は、取鍋が上昇する際に鎖等の牽引部材が蓋の自由端を牽引するように構成されており、取鍋が低い位置にあるときは、蓋が取鍋の内部を上方から閉鎖する閉状態になり、取鍋が高い位置にあるときは、蓋が取鍋の内部を開放する開状態になる。
ところで、フォーク140A,140Bを回転させて取鍋102を傾ける際には、フォーク140A,140Bに対して取鍋102が図中の矢印Dで示す方向に唐突に滑り出す場合があった。そのため、取鍋102の取り扱いにオペレータは細心の注意を払う必要があり、オペレータの肉体的および精神的な作業負荷は非常に高いものであった。こうした事情により、取鍋の安全な取り扱いを可能とするフォークリフトが求められていた。
By the way, when the
また、特許文献2に記載の車両は、蓋が閉状態になることにより溶湯の温度低下を抑制することができるものの、取鍋の昇降に連動して蓋が開閉動作を行うため、取鍋を上昇させることなく閉状態の蓋を開状態に切り替えることができないという問題があった。
Moreover, although the vehicle of
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、取鍋の安全な取り扱いを可能とすることができ、かつ、取鍋を上昇させることなく閉状態の蓋を開状態に切り替えることができるフォークリフトを提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, can safely handle the ladle, and can switch the closed lid to the open state without raising the ladle. It is an object to provide a forklift that can be used.
上記課題を解決するため、請求項1に記載のフォークリフトは、
溶湯を貯留する耐火容器の左側面および右側面に内周円筒状のフォーク差込開口部が設けられた取鍋を搬送するフォークリフトであって、
前後方向に延びる軸線を中心に回転可能に構成され、前後方向に延びた円柱形状を有するとともに左右方向において間隔を空けて設けられた左右一対のフォークと、
前記取鍋の内部を上方から閉鎖する閉状態と前記取鍋の内部を開放する開状態とに切り替え可能に構成された蓋と、
前記フォークを昇降させるフォーク昇降用アクチュエータと、
前記フォークの昇降動作と独立して前記蓋を開閉可能な蓋開閉用アクチュエータと、
走行路に対向させて設けられたマークセンサと、を備え、
前記蓋開閉用アクチュエータは、前記マークセンサが前記走行路に設けられた所定のマークを検出したことに基づいて動作する
ことを特徴とする。
In order to solve the above problem, the forklift according to
A forklift that conveys a ladle provided with a cylindrical fork insertion opening on the left and right sides of a refractory container for storing molten metal,
A pair of left and right forks configured to be rotatable about an axis extending in the front-rear direction, having a cylindrical shape extending in the front-rear direction and spaced apart in the left-right direction;
A lid configured to be switchable between a closed state in which the inside of the ladle is closed from above and an open state in which the inside of the ladle is opened;
A fork elevating actuator for elevating the fork;
A lid opening and closing actuator capable of opening and closing the lid independently of the lifting operation of the fork;
A mark sensor provided to face the traveling path ,
The lid opening / closing actuator operates on the basis that the mark sensor detects a predetermined mark provided on the travel path .
また、請求項2に記載のフォークリフトは、
前記蓋は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に構成され、
前記蓋は、前記開状態において垂直に延び前記閉状態において水平に延びる基体と、前記閉状態において前記基体の下面に設けられたキャスタブル耐火物からなる蓋体とを備える
ことを特徴とする。
The forklift according to
The lid is configured to be rotatable around an axis extending in the left-right direction,
The lid includes a base body extending vertically in the open state and horizontally extending in the closed state, and a lid body made of a castable refractory provided on the lower surface of the base body in the closed state.
また、請求項3に記載のフォークリフトは、
前記フォークは、前記取鍋を支持する部分である取鍋支持部を有し、
前記蓋は、前記開状態において前記取鍋支持部よりも所定間隔をあけて後方に位置する
ことを特徴とする。
The forklift according to claim 3 is:
The fork has a ladle support part that is a part that supports the ladle,
The lid is located behind the ladle support portion at a predetermined interval in the opened state.
また、請求項4に記載のフォークリフトは、
前記蓋開閉用アクチュエータは、電動オイルポンプから供給される油圧によって動作する油圧シリンダ、または、バッテリから供給される電力によって動作する電動シリンダにより構成される
ことを特徴とする。
The forklift according to claim 4 is:
The lid opening / closing actuator is configured by a hydraulic cylinder that operates by hydraulic pressure supplied from an electric oil pump, or an electric cylinder that operates by electric power supplied from a battery.
また、請求項5に記載のフォークリフトは、
上下方向に延びるマストと、前記フォーク昇降用アクチュエータにより駆動されて前記マストに沿って昇降するキャリッジとを備えた昇降機構を備え、
前記フォークおよび前記蓋が、前記キャリッジに取り付けられている
ことを特徴とする。
The forklift according to claim 5 is:
An elevating mechanism including a mast extending in the vertical direction and a carriage driven by the fork elevating actuator and elevating along the mast;
The fork and the lid are attached to the carriage.
また、請求項6に記載のフォークリフトは、
前記フォークの昇降動作と独立して当該フォークに対して前記蓋を昇降可能な蓋昇降用アクチュエータをさらに備える
ことを特徴とする。
The forklift according to claim 6 is:
A lid lifting / lowering actuator capable of raising / lowering the lid relative to the fork independently of the lifting / lowering operation of the fork is further provided.
本発明によれば、取鍋の安全な取り扱いを可能とすることができ、かつ、取鍋を上昇させることなく閉状態の蓋を開状態に切り替えることができるフォークリフトを提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the safe handling of a ladle can be enabled, and the forklift which can switch a closed cover to an open state, without raising a ladle can be provided.
図面を参照しながら、本発明に係るフォークリフト1の一実施形態を説明する。なお、図面において、矢印Xで示す前後方向Xと、矢印Yで示す左右方向Yと、矢印Zで示す上下方向Zとは、互いに直交する方向である。
An embodiment of a
図1(A)および(B)に示すように、フォークリフト1は、走行路に設けられた誘導ライン(不図示)に沿って自動的に走行する走行体1Aと、取鍋2(図10参照)を持ち上げるための荷役装置1Bとを備える無人フォークリフトである。荷役装置1Bは、走行体1Aに対して前後方向Xに移動可能に構成されている。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
フォークリフト1は、走行体1Aの構成部材として、バッテリ81(図9参照)等を収納する車両本体11と、車両本体11から前方に延びるとともに左右方向Yにおいて間隔を空けて設けられた左右一対のストラドルレッグ12A,12Bと、車両本体11に設けられた駆動輪である後輪13と、ストラドルレッグ12A,12Bに設けられた従動輪または駆動輪である前輪14A,14Bとを備えている。
The
また、フォークリフト1は、荷役装置1Bの構成部材として、昇降機構20と、昇降機構20に取り付けられた回転機構30と、回転機構30に取り付けられた左右一対のフォーク40A,40Bと、取鍋用の蓋50とを備えている。昇降機構20は、回転機構30、フォーク40A,40B、および、蓋50を昇降させる。
The
また、図2に示すように、フォークリフト1は、走行体1Aに設けられる部材として、ガイドセンサ61,62およびマークセンサ63A,63Bと、当該センサ61,62,63A,63Bを覆うセンサカバー64,65,66A,66Bとを備えている。
As shown in FIG. 2, the
ガイドセンサ61,62およびマークセンサ63A,63Bは、自動走行のために走行路に対向させて設けられた自動走行用センサであって、磁気センサにより構成されている。前後方向Xにおいて間隔を空けて設けられたガイドセンサ61,62は、走行路において線状に設けられた磁気テープからなる誘導ラインを検出する。フォークリフト1は、ガイドセンサ61,62による誘導ラインの検出結果に基づき、走行体1Aの姿勢を制御する。また、左右方向Yにおいて間隔を空けて設けられたマークセンサ63A,63Bは、誘導ラインから間隔を空けて配置された磁石板からなるマーク(不図示)を検出する。フォークリフト1は、マークセンサ63A,63Bによるマークの検出結果に基づき、走行体1Aの走行態様および荷役装置1Bの動作を制御する。
The
センサカバー64,65,66A,66Bは、各センサ61,62,63A,63Bを保護するために当該センサ61,62,63A,63Bの少なくとも下面を覆っている。センサカバー64,65,66A,66Bは、耐熱性に優れた磁気を帯びない非磁性体により構成されている。
The sensor covers 64, 65, 66A, 66B cover at least the lower surfaces of the
図3は、ガイドセンサ61,62の取付態様およびセンサカバー64,65の配置態様を示す断面図である。
図3(A)および(B)に示すように、ガイドセンサ61,62は、車両本体11に固定されたセンサブラケット15,16に対して、雄ねじ部材S1,S2を用いて取り付けられている。センサカバー64は、ガイドセンサ61の後面を除いた5面(すなわち、上面、前面、右側面、左側面、および、下面)を覆っており、センサカバー65は、ガイドセンサ62の後面を除いた5面を覆っている。
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an attachment mode of the
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
図4は、マークセンサ63A,63Bの取付態様およびセンサカバー66A,66Bの配置態様を示す断面図である。
図4(A)および(B)に示すように、マークセンサ63A,63Bは、ストラドルレッグ12A,12Bに固定されたリーチレール17A,17Bに対して、雄ねじ部材S3,S4を用いて取り付けられている。センサカバー66Aは、マークセンサ63Aの右側面を除いた5面(すなわち、上面、前面、左側面、後面、および、下面)を覆っており、センサカバー66Bは、マークセンサ63Bの左側面を除いた5面(すなわち、上面、前面、右側面、後面、および、下面)を覆っている。
FIG. 4 is a cross-sectional view showing how the
As shown in FIGS. 4A and 4B, the
次に、図5および図6を参照して、荷役装置1Bに係る構成について説明する。図5は、荷役装置1Bの側面図であって、図6は、荷役装置1Bの正面図である。なお、図5および図6において、昇降機構20の構成部材のうちマスト21(図1参照)等の一部の部材の図示は省略している。
Next, with reference to FIG. 5 and FIG. 6, the structure which concerns on the
昇降機構20は、上下方向Zに延びるマスト21と、マスト21に沿って昇降するキャリッジ22と、キャリッジ22の側面に設けられたリフトローラ23,24と、キャリッジ22の前面に設けられたフィンガーバー25,26と、マスト21の前面を覆うマストカバー27とを備えている。
The
また、フォークリフト1は、昇降機構20に設けられる部材として、フォーク差込用センサ71A,71B,72A,72Bと、在荷センサ73と、回転角センサ74と、蓋50を支持する蓋支持体75と、油圧シリンダAとを備えている。
Further, the
各センサ71A,71B,72A,72B、73,74は、反射型の光電センサであるレーザーセンサにより構成されている。各センサ71A,71B,72A,72B、73,74は、センサブラケット(図示略)を介してマストカバー27に固定され、フォーク40A,40Bの後方に設けられている。
Each of the
蓋支持体75は、蓋50を回転可能に支持しており、フォーク40A,40Bよりも上方に配置されている。蓋支持体75は、マストカバー27に固定されている。こうして、蓋50は、蓋支持体75およびマストカバー27を介してキャリッジ22に取り付けられている。
The
油圧シリンダAは、油圧により動作する動力シリンダであり、マストカバー27の上端部に取り付けられるとともに蓋50に接続されている。油圧シリンダAは、伸縮することにより、左右方向Yに延びる軸線R2を中心に蓋50を回転させる。
The hydraulic cylinder A is a power cylinder that operates by hydraulic pressure, and is attached to the upper end portion of the
図7は、図6から回転機構30、フォーク40A,40B、および、蓋50の図示を省いた荷役装置1Bの正面図である。
図7に示すように、マストカバー27には、各センサ71A,71B,72A,72B,73がマストカバー27越しに取鍋2(図9参照)の一部を検出することができるように、開口部27a〜27eが設けられている。
FIG. 7 is a front view of the
As shown in FIG. 7, in the
フォーク差込用センサ71A,71B,72A,72Bは、開口部27a〜27dを通してレーザー光を前方に出射することで、フォーク40A,40Bの昇降時に取鍋2のフォーク差込開口部2B(図9参照)を検知する。すなわち、フォーク差込用センサ71A,71B,72A,72Bは、フォーク差込開口部2Bにフォーク40A,40Bを差し込むことが可能な状態の取鍋2を非接触で検知する。フォーク差込用センサ71A,71Bは、フォーク40A,40Bよりも上方に配置されており、フォーク差込用センサ72A,72Bは、フォーク40A,40Bよりも下方に配置されている。
The
在荷センサ73は、開口部27eを通してレーザー光を前方に出射することで、フォーク40A,40Bで支持された状態となる取鍋2の耐火容器2A(図9参照)を検知する。すなわち、在荷センサ73は、取鍋2のフォーク差込開口部2B(図9参照)がフォーク40A,40Bの取鍋支持部42(図8参照)を覆っている状態の取鍋2を非接触で検知する。在荷センサ73は、左右方向Yにおいてフォーク40A,40Bの間に配置されている。
The in-
回転角センサ74は、当該センサ74の前面がマストカバー27で覆われないように、マストカバー27の下方に配置されている。回転角センサ74は、レーザー光を前方に出射することで、回転機構30のターゲット部32a(図5参照)を検知し、回転体32の回転角が0°(図6に示す状態)であることを検出する。
The
また、図5に示すように、回転機構30は、フィンガーバー25,26に固定された回転支持体31と、回転支持体31により回転可能に支持されている回転体32とを備えている。回転体32は、フォーク40A,40Bで支持された取鍋2から溶湯を注ぎ出す際に、前後方向Xに延びる軸線R1を中心に回転する。回転体32には、回転体32の回転角が0°のときに回転角センサ74と対向するターゲット部32aが設けられている。
As shown in FIG. 5, the
図6および図8を参照して、フォーク40A,40Bに係る構成を説明する。
フォーク40A,40Bは、軸線R1を中心に回転可能に構成され、前後方向Xに延びた円柱形状を有するとともに左右方向Yにおいて間隔を空けて設けられている。フォーク40A,40Bは、回転機構30に接続され前後方向Xに延びる円柱状の延設部41と、取鍋2を支持する部分であって延設部41から前方に延びる円柱状の取鍋支持部42とを備えている。また、フォーク40A,40Bは、ベースプレート43と、補強リブ44,45と、含油軸受46と、回転スリーブ47と、エンドプレート48とを備えている。
With reference to FIG. 6 and FIG. 8, the structure which concerns on the
The
延設部41の後端には、ベースプレート43が一体化されており、ベースプレート43が回転体32にボルト止めされることにより、フォーク40A,40Bは、回転機構30を介してキャリッジ22に取り付けられている。ベースプレート43には、フォーク差込用センサ72A,72Bがベースプレート43越しに取鍋2のフォーク差込開口部2B(図9参照)を検知することができるように、開口部43aが設けられている。また、延設部41の側面には、ベースプレート43の前面に接続された補強リブ44,45が設けられている。補強リブ44,45は、前方から見てフォーク40A,40Bの中心から放射線状に延びており、フォーク40A,40Bに作用する荷重を分散して受ける。
A
取鍋支持部42は、延設部41よりも小さな外径を有しており、取鍋支持部42の外周には、含油軸受46および回転スリーブ47が嵌められている。含油軸受46は、耐摩耗性および耐荷重性に優れた材料により形成された円筒体であり、回転スリーブ47は、耐火性、耐摩耗性、および耐荷重性に優れた材料により形成された円筒体である。含油軸受46は、回転スリーブ47の滑り軸受として機能し、回転スリーブ47は、取鍋支持部42に対して回転可能に設けられている。エンドプレート48が取鍋支持部42の前端にボルト止めされることにより、含油軸受46および回転スリーブ47が取鍋支持部42から抜け落ちることを防いでいる。
The
図5および図6を参照して、蓋50に係る構成を説明する。
蓋50は、取鍋2(図10参照)の内部を上方から閉鎖する閉状態(図11に示す状態)と取鍋2の内部を開放する開状態(図12に示す状態)とに切り替え可能に構成されている。蓋50は、軸線R2を中心に回転可能に構成されており、開状態において垂直に延び閉状態において水平に延びる基体51と、基体51に固定された蓋体52とを備えている。基体51には、蓋支持体75および油圧シリンダAが接続されている。
With reference to FIG. 5 and FIG. 6, the structure which concerns on the lid | cover 50 is demonstrated.
The
蓋体52は、蓋50の閉状態において基体51の下面に設けられたキャスタブル耐火物からなる。蓋体52は、蓋50の閉状態において取鍋支持部42の上方に配置され、取鍋2の上端縁に接触することで取鍋2の内部を上方から覆うように構成されている。また、蓋体52は、蓋50の開状態において取鍋支持部42よりも後方に位置するように構成されている。こうして、蓋50は、取鍋2と接触しないように、開状態において取鍋支持部42よりも所定間隔をあけて後方に位置する。
The
また、図9に示すように、フォークリフト1は、電力を供給するバッテリ81と、フォーク昇降用アクチュエータ82と、フォーク回転用アクチュエータ83と、蓋開閉用アクチュエータ84と、制御装置89とを備えている。各アクチュエータ82〜84は、互いに独立して動作可能に構成されている。
As shown in FIG. 9, the
フォーク昇降用アクチュエータ82は、昇降機構20を駆動することによりフォーク40A,40Bを昇降させるアクチュエータである。フォーク昇降用アクチュエータ82は、バッテリ81から供給される電力によって動作する電動オイルポンプ(図示略)と、その電動オイルポンプから供給される油圧によって昇降機構20のキャリッジ22を駆動する油圧シリンダ(図示略)とにより構成されている。
The
フォーク回転用アクチュエータ83は、回転機構30を駆動することによりフォーク40A,40Bを回転させるアクチュエータである。フォーク回転用アクチュエータ83は、バッテリ81から供給される電力によって動作する電動オイルポンプ(図示略)と、その電動オイルポンプから供給される油圧によって回転機構30の回転体32を駆動する油圧モータ(図示略)とにより構成されている。
The
蓋開閉用アクチュエータ84は、蓋50を開閉するアクチュエータである。蓋開閉用アクチュエータ84は、バッテリ81から供給される電力によって動作する電動オイルポンプ(図示略)と、その電動オイルポンプから供給される油圧によって動作する油圧シリンダA(図1参照)とにより構成されている。
The lid opening /
制御装置89は、マークセンサ63A,63Bに基づいて、各アクチュエータ82〜84を制御する。具体的には、マークセンサ63A,63Bが所定のマークを検出したとき、制御装置89は、昇降機構20の駆動、回転機構30の駆動、もしくは蓋50の開閉、または、これらの組み合わせを行うように、アクチュエータ82〜84を制御する。したがって、各アクチュエータ82〜84は、マークセンサ63A,63Bが走行路に設けられた所定のマークを検出したことに基づいて動作する。
The
図10を参照して、フォークリフト1が取り扱う取鍋2について説明する。
取鍋2は、溶湯を貯留する耐火容器2Aと、耐火容器2Aの左側面および右側面に設けられた内周円筒状のフォーク差込開口部2Bと、耐火容器2Aの右側上端および左側上端に設けられた注湯部2Cとを備えている。
With reference to FIG. 10, the
The
耐火容器2Aは、上方に開口する有底円筒体である。左右一対のフォーク差込開口部2Bは、注湯部2Cの下方であって、上下方向Zにおける耐火容器2Aの中央よりも上端側に設けられている。左右一対の注湯部2Cは、耐火容器2Aの上端縁の一部を右方および左方に拡径して形成されている。
The
次に、取鍋2を搬送する際のフォークリフト1の動作の一例について説明する。
フォークリフト1は、誘導ラインに沿って走行し、蓋50を開状態として取鍋2の手前で停止する。次いで、フォークリフト1は、フォーク40A,40Bを上昇または下降させながら、フォーク差込用センサ71A,71B,72A,72Bの少なくとも1つにより取鍋2を検知する。具体的には、フォーク40A,40Bの上昇時には、フォーク差込用センサ71A,71Bが、フォーク差込開口部2Bの上端部を検出することで、フォーク40A,40Bをフォーク差込開口部2Bに差し込み可能な状態の取鍋2を検知する。また、フォーク40A,40Bの下降時には、フォーク差込用センサ72A,72Bが、フォーク差込開口部2Bの下端部を検出することで、フォーク40A,40Bをフォーク差込開口部2Bに差し込み可能な状態の取鍋2を検知する。このように、フォーク差込用センサ71A,71B,72A,72Bは、フォーク40A,40Bの上昇時または下降時にフォーク40A,40Bの前方にフォーク差込開口部2Bが位置するとき取鍋2を検知する。フォークリフト1は、フォーク40A,40Bをフォーク差込開口部2Bに差し込み可能な状態の取鍋2を検知した時、フォーク40A,40Bの昇降動作を停止する。
Next, an example of operation | movement of the
The
次いで、フォークリフト1は、フォーク40A,40Bを前方に移動させてフォーク差込開口部2Bに差し込む。フォークリフト1は、フォーク40A,40Bをフォーク差込開口部2Bに差し込みながら、在荷センサ73により取鍋2を検知する。具体的には、在荷センサ73が、在荷センサ73から取鍋2までの距離を検出し、当該距離が所定範囲内であるとき、取鍋支持部42の外周に回転スリーブ47を介してフォーク差込開口部2Bが位置している状態の取鍋2を検知する。こうして、フォークリフト1は、取鍋支持部42の外周にフォーク差込開口部2Bが位置している状態の取鍋2を検知した時、フォーク差込開口部2Bへのフォーク40A,40Bの差し込み動作を停止する。そして、図11(A)および(B)に示すように、フォークリフト1は、昇降機構20を駆動することによりフォーク40A,40Bを上昇させて取鍋2を持ち上げ、誘導ラインに沿って走行を再開する。また、このとき、フォークリフト1は、取鍋2内の溶湯の温度低下を抑制するために蓋50を閉状態とする。
Next, the
次に、図12を参照して、溶湯処理を行う際のフォークリフト1の動作の一例について説明する。溶湯処理は、例えば黒鉛球状化処理であって、取鍋2にカバーCを被せて、球状化剤であるマグネシウムを耐火容器2A内に添加する処理である。
Next, with reference to FIG. 12, an example of operation | movement of the
図12(A)に示すように、フォークリフト1は、カバーCの手前で停止し、フォーク40A,40Bの昇降動作と独立して蓋50を開状態とする。次いで、図12(B)に示すように、フォークリフト1は、前進して、カバーCの直下に取鍋2が位置する状態で停止する。そして、図12(C)に示すように、フォークリフト1は、昇降機構20を駆動することによりフォーク40A,40Bとともに取鍋2を上昇させて、耐火容器2Aの開口をカバーCで覆う。こうして、フォークリフト1は、取鍋2を上昇させる動作を行う前に蓋50を閉状態から開状態にすることで、蓋50とカバーCとが干渉することはない。
As shown in FIG. 12 (A), the
次に、図13を参照して、フォークリフト1が取鍋2を傾ける際の様子について説明する。図13(A)は、回転体32の回転角が0°の状態を示し、図13(B)は、回転体32の回転角が30°の状態を示し、図13(C)は、回転体32の回転角が60°の状態を示し、図13(D)は、回転体32の回転角が110°の状態を示している。また、図13におけるフォーク40A,40Bの断面の位置は、図8における断面の位置と同じである。
Next, with reference to FIG. 13, a state when the
フォークリフト1は、図13(A)〜(D)に示すように、取鍋2から溶湯を注ぎ出すとき、軸線R1を中心にフォーク40A,40Bを回転させることで取鍋2を傾けていく。このとき、フォーク差込開口部2Bの内周面における上面をフォーク40A,40Bが支持するように、フォーク40A,40Bと取鍋2との接触点が徐々に変化していくため、フォーク40A,40Bに対して取鍋2が唐突に滑り出すことはなく、取鍋2は徐々に傾いていく。
As shown in FIGS. 13A to 13D, the
上記実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)取鍋2から溶湯を注ぎ出すとき、内周円筒状のフォーク差込開口部2Bとフォーク40A,40Bとの接触点が徐々に変化していくため、フォーク差込開口部2Bに差し込まれたフォーク40A,40Bに対して、取鍋2が唐突に滑り出さないようにすることができる。したがって、無人での取鍋2の安全な取り扱いを可能とすることができる。また、フォーク昇降用アクチュエータ82を動作させずに蓋開閉用アクチュエータ84を動作させることによって、フォーク40A,40Bを昇降させずに蓋50を開閉することができるため、取鍋2を上昇させることなく閉状態の蓋50を開状態に切り替えることができる。
According to the above embodiment, the following effects can be obtained.
(1) When the molten metal is poured out from the
(2)蓋50は、開状態において垂直に延び閉状態において水平に延びる基体51と、閉状態において基体51の下面に設けられたキャスタブル耐火物からなる蓋体52とを備える。この構成によれば、基体51により機械的強度を確保しながら、蓋体52により耐熱性の向上を図ることができる。
(2) The
(3)蓋50は、開状態において取鍋支持部42よりも所定間隔をあけて後方に位置する。この構成によれば、フォーク40A,40Bが軸線R1を中心に回転する際に、蓋50が取鍋2に接触しないようにすることができる。
(3) The
(4)蓋開閉用アクチュエータ84は、電動オイルポンプから供給される油圧によって動作する油圧シリンダAにより構成される。この構成によれば、油圧シリンダAの伸縮により蓋50を開閉することができる。
(4) The lid opening /
(5)フォーク40A,40Bおよび蓋50が、昇降機構20のキャリッジ22に取り付けられている。この構成によれば、フォーク昇降用アクチュエータ82が昇降機構20を駆動することにより、フォーク40A,40Bとともに蓋50を昇降させることができる。
(5) The forks 40 </ b> A and 40 </ b> B and the
(6)蓋開閉用アクチュエータ84は、マークセンサ63A,63Bが所定のマークを検出したことに基づいて動作する。この構成によれば、フォークリフト1は、オペレータに操作されることなく、自律して蓋50を開閉することができる。
(6) The lid opening /
(7)フォーク40A,40Bは、取鍋支持部42の外周に嵌められ、取鍋支持部42に対して回転可能に設けられた回転スリーブ47を備える。この構成によれば、フォーク40A,40Bに対して取鍋2が唐突に滑り出すことを効果的に防ぐことができる。
(7) The forks 40 </ b> A and 40 </ b> B are provided with a
(8)フォーク40A,40Bは、取鍋支持部42と回転スリーブ47との間に設けられた含油軸受46を備える。この構成によれば、取鍋支持部42に対して回転スリーブ47を円滑に回転させることができ、フォーク差込開口部2Bとフォーク40A,40Bとの接触による摩耗を低減することができる。
(8) The forks 40 </ b> A and 40 </ b> B include an oil-impregnated
(9)フォーク差込用センサ71A,71B,72A,72Bおよび在荷センサ73により取鍋2を検知することで、オペレータがフォークリフト1を操作することなく、フォーク差込開口部2Bにフォーク40A,40Bを差し込み、フォーク40A,40Bで取鍋2を持ち上げ、取鍋2を搬送することができる。
(9) By detecting the
(10)在荷センサ73は、レーザーセンサ(光電センサ)であるため、高熱となる耐火容器2Aから離れた位置で、フォーク40A,40Bで支持される取鍋2を精確に検出することができる。また、在荷センサ73は、取鍋2までの距離を検出可能であるため、在荷センサ73から取鍋2までの距離の検出結果に基づき、取鍋支持部42の外周にフォーク差込開口部2Bが位置しているか否かを判断することができる。
(10) Since the in-
(11)フォーク差込用センサ71A,71B,72A,72Bは、光電センサである。この構成によれば、高熱となる耐火容器2Aから離れた位置で、取鍋2のフォーク差込開口部2Bを精確に検出することができる。
(11) The
(12)フォークリフト1は、走行路に対向させて設けられたセンサ61,62,63A,63Bと、当該センサ61,62,63A,63Bの少なくとも下面を覆うセンサカバー64,65,66A,66Bとを備える。この構成によれば、マグネシウムを耐火容器2A内に添加することで噴出する溶湯から、センサ61,62,63A,63Bを保護することができる。
(12) The
(13)センサカバー64,65,66A,66Bは、非磁性体により形成されている。この構成によれば、誘導ラインおよびマークの磁気を精確に検出することができる。 (13) The sensor covers 64, 65, 66A, 66B are made of a nonmagnetic material. According to this configuration, it is possible to accurately detect the magnetism of the guide line and the mark.
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように上記実施形態の構成を適宜変更して本発明を実施してもよい。 The present invention is not limited to the above embodiment, and the present invention may be implemented by appropriately changing the configuration of the above embodiment as follows.
・図14に示すように、フォーク40A,40Bに対して蓋50が昇降可能な構成を採用してもよい。図14は、変形例に係る荷役装置1Bの側面図であって、図14中の二点鎖線は、実線で示す蓋50および蓋支持体75が上昇した状態を示している。本変形例では、フォークリフト1は、蓋支持体75の上端部に取り付けられるとともに蓋50に接続された油圧シリンダAと、マストカバー27の上端部に取り付けられるとともに蓋支持体75に接続された油圧シリンダBとを備えている。油圧シリンダBは、伸縮することにより、フォーク40A,40Bに対して蓋支持体75とともに蓋50を昇降させる動力シリンダである。また、本変形例のフォークリフト1は、図15に示すように、フォーク40A,40Bに対して蓋50を昇降させる蓋昇降用アクチュエータ85を備えている。蓋昇降用アクチュエータ85は、バッテリ81からの電力によって動作する電動オイルポンプ(図示略)と、その電動オイルポンプから供給される油圧によって動作する油圧シリンダBとにより構成されている。このような構成によれば、上下方向Zにおけるフォーク40A,40Bと蓋50との間隔を調整することができ、取鍋2のサイズに合わせて蓋50を適切な位置に配置することができる。
-As shown in FIG. 14, you may employ | adopt the structure which the
・各アクチュエータ82〜85は、油圧により動作するアクチュエータでなくてもよい。例えば、蓋開閉用アクチュエータ84を、油圧シリンダAに代えて、バッテリ81から供給される電力によって動作する電動シリンダにより構成してもよい。
-Each actuator 82-85 may not be an actuator which operate | moves with oil_pressure | hydraulic. For example, instead of the hydraulic cylinder A, the lid opening /
・各アクチュエータ82〜85は、マークセンサ63A,63Bによる所定のマークを検出に基づいて動作しなくてもよい。例えば、フォーク回転用アクチュエータ83は、遠隔からのオペレータに指示がフォークリフト1に入力されたことに基づいて動作するように構成してもよい。
The
・有人フォークリフトまたは有人無人兼用フォークリフトに本発明を適用してもよい。この場合、フォークリフトは、オペレータにより操作される蓋操作用レバーを備え、蓋開閉用アクチュエータ84は、操作用レバーが操作されたことに基づいて動作するように構成することができる。
-You may apply this invention to a manned forklift or a manned unmanned combined forklift. In this case, the forklift includes a lid operating lever operated by an operator, and the lid opening /
1 フォークリフト
2 取鍋
2A 耐火容器
2B フォーク差込開口部
20 昇降機構
21 マスト
22 キャリッジ
30 回転機構
40A,40B フォーク
41 延設部
42 取鍋支持部
43 ベースプレート
44,45 補強リブ
46 含油軸受
47 回転スリーブ
48 エンドプレート
50 蓋
51 基体
52 蓋体
63A,63B マークセンサ
82 フォーク昇降用アクチュエータ
83 フォーク回転用アクチュエータ
84 蓋開閉用アクチュエータ
85 蓋昇降用アクチュエータ
A,B 油圧シリンダ
R1,R2 軸線
X 前後方向
Y 左右方向
Z 上下方向
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前後方向に延びる軸線を中心に回転可能に構成され、前後方向に延びた円柱形状を有するとともに左右方向において間隔を空けて設けられた左右一対のフォークと、
前記取鍋の内部を上方から閉鎖する閉状態と前記取鍋の内部を開放する開状態とに切り替え可能に構成された蓋と、
前記フォークを昇降させるフォーク昇降用アクチュエータと、
前記フォークの昇降動作と独立して前記蓋を開閉可能な蓋開閉用アクチュエータと、
走行路に対向させて設けられたマークセンサと、を備え、
前記蓋開閉用アクチュエータは、前記マークセンサが前記走行路に設けられた所定のマークを検出したことに基づいて動作する
ことを特徴とするフォークリフト。 A forklift that conveys a ladle provided with a cylindrical fork insertion opening on the left and right sides of a refractory container for storing molten metal,
A pair of left and right forks configured to be rotatable about an axis extending in the front-rear direction, having a cylindrical shape extending in the front-rear direction and spaced apart in the left-right direction;
A lid configured to be switchable between a closed state in which the inside of the ladle is closed from above and an open state in which the inside of the ladle is opened;
A fork elevating actuator for elevating the fork;
A lid opening and closing actuator capable of opening and closing the lid independently of the lifting operation of the fork;
A mark sensor provided to face the traveling path ,
The lid opening / closing actuator operates based on the fact that the mark sensor detects a predetermined mark provided on the travel path .
前記蓋は、前記開状態において垂直に延び前記閉状態において水平に延びる基体と、前記閉状態において前記基体の下面に設けられたキャスタブル耐火物からなる蓋体とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。 The lid is configured to be rotatable around an axis extending in the left-right direction,
The lid includes a base body that extends vertically in the open state and extends horizontally in the closed state, and a lid body that is formed of a castable refractory provided on a lower surface of the base body in the closed state. The forklift according to 1.
前記蓋は、前記開状態において前記取鍋支持部よりも所定間隔をあけて後方に位置する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のフォークリフト。 The fork has a ladle support part that is a part that supports the ladle,
The forklift according to claim 1, wherein the lid is positioned rearward at a predetermined interval from the ladle support portion in the opened state.
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォークリフト。 4. The lid opening / closing actuator is configured by a hydraulic cylinder that operates by hydraulic pressure supplied from an electric oil pump, or an electric cylinder that operates by electric power supplied from a battery. A forklift according to claim 1.
前記フォークおよび前記蓋が、前記キャリッジに取り付けられている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のフォークリフト。 An elevating mechanism including a mast extending in the vertical direction and a carriage driven by the fork elevating actuator and elevating along the mast;
The forklift according to any one of claims 1 to 4, wherein the fork and the lid are attached to the carriage.
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のフォークリフト。 The forklift according to any one of claims 1 to 5, further comprising a lid lifting / lowering actuator capable of lifting and lowering the lid with respect to the fork independently of the lifting / lowering operation of the fork.
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