JP6354223B2 - 情報処理装置、伝送システム、通信方法、プログラム - Google Patents
情報処理装置、伝送システム、通信方法、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6354223B2 JP6354223B2 JP2014050394A JP2014050394A JP6354223B2 JP 6354223 B2 JP6354223 B2 JP 6354223B2 JP 2014050394 A JP2014050394 A JP 2014050394A JP 2014050394 A JP2014050394 A JP 2014050394A JP 6354223 B2 JP6354223 B2 JP 6354223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- data
- information
- identification information
- destination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Description
図37は、本実施形態の伝送システムの概略的な動作を説明する図の一例である。
I.医師側の通話端末(以下、医師端末という)10bbはオフラインである。医師端末10bbがオフラインであることは、サーバ(不図示。後述する通話管理システム。)により検出されており、患者側の通話端末(以下、患者端末という)10aaがサーバを経由して医師端末10bbと通信しようとすると、患者端末10aaは医師端末がオフラインであることを検出する。
II.医師端末10bbがオフラインであることを検出した患者端末10aaは会議モードでなく画像撮像モードに切り替わる。
III.画像撮像モードの患者端末10aaは、カメラで撮像した患者の画像データ(及び、動画、音声データ)をストレージサーバ100に送信する。ストレージサーバ100は、患者端末又は患者の識別情報に対応づけて画像データ等を蓄積する。画像データには未読である旨の情報が添付される。なお、患者は問診票などの文書データを送信することもできる。
IV.医師端末10bbがオンラインになると、医師端末10bbはストレージサーバ100に患者端末10aaから送信された未読の画像等が蓄積されていることを検出する。この検出方法には2通りあるが、下記の実施形態では1つ目の方法を先に説明し2つ目の方法は後述する。
V.医師端末10bbはストレージサーバから画像データを取得する。
VI.ストレージサーバ100は、画像データに添付された未読である旨の情報を、既読である旨の情報に変更する。
通信先ID…伝送システム1を介して通信する通話端末10又はユーザ(患者や医師)の識別情報である。通話端末10が通信する場合は通話端末10が記憶する固有の識別情報であり、PC(Personal Computer)のような汎用的な情報処理装置が通話端末として通信する場合、伝送システム1の管理者からユーザに割り当てられたユーザの識別情報である。以下では、ことわらない限り通話端末10と汎用的な情報処理装置を単に「通話端末」という。
通信できない状態…主に、相手先の通話端末10がオフラインの状態をいうが、通話端末10がオンラインであってもすでに別の通話端末と通信中の場合は通信できない場合がある。また、オフラインの状態の通話端末10はサーバにログインすることでオンラインの状態となり、電源がOFFされることでオフラインの状態になる。ログインは電源のONで自動的に行われる。したがって、電源ONにより通信可能な状態になる装置であれば、何らかの認証が行われるか否かを問わずに、電源がONの状態が通信可能な状態である。
図1は、本発明の一実施形態に係る伝送システムの概略図である。図1に示されているように、伝送システム1は、複数の通話端末(10aa,10ab,…)、各通話端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の印刷端末(20aa,20ba,20ca,20da)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、通話管理システム50、プログラム提供システム90、及びストレージサーバ100によって構築されている。この伝送システム1によって、通話データの一例としての画像データ及び音声データの通信が行われることで、遠隔地間のテレビ会議等を実現することができる。なお、複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、通話データの最適な経路の選択を行う。
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。図3は、本実施形態に係る通話端末の外観図である。図3に示されているように、通話端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、不図示の吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図6は、本実施形態の伝送システム1の一部を構成する通話端末10、ストレージサーバ100、及び管理システム50の機能ブロック図である。図6では、通話端末10、ストレージサーバ100、及び、管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
通話端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、撮像部13、キャプチャ部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、ログイン要求部17、宛先リスト作成部18、及び、記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された通話端末10用のプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
管理システム50は、送受信部51、端末認証部52、状態管理部53、判断部54、セッション管理部55、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、管理システム50は、図5に示されているHD504により構築される記憶部5000を有している。この記憶部5000には、以下に示すような各テーブルによって構成されているDB(5001〜5008)が構築される。
図7は、中継装置管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図7に示されているような中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB5001が構築されている。この中継装置管理テーブルでは、各中継装置30の中継装置ID毎に、各中継装置30の稼動状態、稼動状態が示される状態情報が管理システム50で受信された受信日時、中継装置30のIPアドレス、及び中継装置30における最大データ通話速度(Mbps)が関連付けられて管理される。例えば、図7に示されている中継装置管理テーブルにおいて、中継装置IDが「111a」の中継装置30aは、稼動状態が「オンライン」で、管理システム50で状態情報が受信された日時が「2013年02月10日の13時42分」で、この中継装置30aのIPアドレスが「1.2.1.2」で、この中継装置30aにおける最大データ通話速度が100Mbpsであることが示されている。
図8は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図8に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5002が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、管理システム50によって管理される全ての端末10の各通信先IDに対して、認証用のパスワードが関連付けられて管理される。例えば、図8に示されている端末認証管理テーブルにおいて、端末10aaの通信先IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。
図9は、端末状態管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図9に示されているような端末状態管理テーブルによって構成されている端末状態管理DB5007が構築されている。この端末状態管理テーブルでは、各通話端末10の通信先ID毎に、端末の種類、各端末を宛先とした場合の宛先名、各端末の稼動状態、後述のログイン要求情報が管理システム50で受信された受信日時、及び各端末のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図9に示されている端末状態管理テーブルにおいて、通信先IDが「AAA」の通話端末AAAは、宛先名が「患者A」で、稼動状態が「オンライン(通話可能)」で、管理システム50でログイン要求情報が受信された日時が「2013年02月10日の13時40分」で、この通話端末AAAのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。なお、通信先ID、端末の種類、及び宛先名は、各通話端末10が、伝送システム1を利用して通信するために、管理システム50に登録される際に、記憶されて管理される。
図10は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図10に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5004が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、通話の開始を要求する要求元端末の通信先IDに対して、通信相手の候補として登録されている宛先端末の通信先IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図10に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、通信先IDが「AAA」である要求元端末AAAから通話の開始を要求することができる通信相手の候補は、通信先IDが「BBB、CCC、DDD」の端末等であることが示されている。この通信相手の候補は、任意の要求元端末から管理システム50に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。宛先リスト管理テーブルは特許請求の範囲の「宛先リストテーブル」の一例である。
図11は、セッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図11に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5005が構築されている。このセッション管理テーブルでは、通話データ(画像データ及び音声データ)の中継に使用される中継装置30の中継装置ID、要求元端末の通信先ID、宛先端末の通信先ID、宛先端末において画像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及びこの遅延時間を示す遅延時間情報を宛先端末から送られて来て管理システム50で受信された受信日時が関連付けられて管理される。
図12は、受信許可テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図12に示されているような受信許可テーブルによって構成されている受信許可管理DB5006が構築されている。受信許可テーブルには、医師端末BBBの通信先IDに対して、通信が困難な状態(例えばオフラインの状態)で撮像された画像データの受信を許可する端末の通信先IDが保存されている。すなわち、医師端末BBBがオフラインの場合、AAA、FFF、HHHの通話端末10は画像等をストレージサーバに登録できる。
図13は、保存管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図13に示されているような保存管理テーブルによって構成されている保存管理DB5008が構築されている。保存管理テーブルには、医師端末の通信先IDに対して、受信許可テーブルの通信先ID毎に保存フラグが登録されている。保存フラグが1以上の場合、画像と問診票が(両者をまとめてデータという場合がある)ストレージサーバ100に登録されていることを示し、数値が登録数を示す。保存フラグが"0"の場合、画像と問診票が登録されていないことを示す。なお、画像と問診票は少なくとも一方が登録されていればよい。保存管理テーブルは、特許請求の範囲の「未読データ数テーブル」の一例である。
次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。 送受信部51は、図5に示されているCPU501からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F509によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
ストレージサーバ100は、送受信部21、通知部22、テーブル更新部23、閲覧提供部24、及び、記憶・読出処理部29を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、管理システム50は、図5に示されているHD504により構築される記憶部2000を有している。この記憶部2000には、既読管理DB2001、画像データDB2002、問診票DB2003、診断結果DB2004が構築される。
図14は、既読管理テーブルを示す概念図である。記憶部2000には、図14に示されているような既読管理テーブルによって構成されている既読管理DB2001が構築されている。既読管理テーブルには、画像データがストレージサーバ100に送信された日時、画像データ又は問診票のファイル名、医師端末BBBがダウンロードしたか否かを意味する既読フラグが登録されている。既読管理テーブルは、医師端末毎に専用のストレージ領域に確保される。図14は、医師端末BBBのストレージ領域に患者端末AAAから送信されたファイル名「AAA_20130707_145023」の画像と問診票は未読であり、ファイル名「AAA_20120630_467834」の画像と問診票は既読であることを示している。
図15は、画像データDB2002に保存されている画像データを示す概念図である。画像データDB2002には医師端末毎に、患者端末から送信された画像データの画像ファイルが保存されている。図15は、医師端末BBBへ送信された画像データの例を示している。ストレージサーバ100がデータ受信できる医者端末BBBの通信先ID毎にフォルダわけされている。"hoge/BBB/patients/image/"の"BBB"が、医師端末BBBがアクセスできる専用のストレージ領域を示す。
図16は、問診票DB2003に保存されている問診票データを示す概念図である。問診票DB2003には医師端末毎に、患者端末から送信された問診票データのファイルが保存されている。図16は、医師端末BBBへ送信された画像データの例を示している。ストレージサーバ100がデータ受信できる医師端末の通信先ID毎にフォルダわけされている。"hoge/BBB/patients/html/"の"BBB"が、医師端末BBBがアクセスできる問診票DB2003の専用のストレージ領域を示す。
図17は、診断結果DB2004に保存されている診断結果データを示す概念図である。問診票DB2003には患者端末毎に、医師端末から送信された診断結果データのファイルが保存されている。図17は、医師端末BBBから患者端末AAAへ送信された診断結果データの例を示している。
次に、ストレージサーバ100の各機能構成について詳細に説明する。
送受信部21は、図5に示されているCPU501からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F509によって実行され、通信ネットワーク2を介して通話端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
続いて、本実施形態の処理または動作について説明する。
図18は、通話端末間で通話を開始する準備段階の処理を示すシーケンス図である。まず、要求元端末(患者端末AAA)10aaの利用者が、電源スイッチ109をONにすると、操作入力受付部12が電源オンを受け付けて、電源をONにする(ステップS21)。
図21は、医師端末BBBが受信許可テーブルへ患者端末AAAの通信先IDを登録する処理を説明する図の一例である。
I.医師は予めいくつかの患者端末(AAA、CCC、DDD)のストックを保有している。患者が来院し診察した場合に、経過を診断する必要があると判断すると、医師はストックしている患者端末AAAを患者に貸与する。
II.医師は受信許可管理DB5006に構築されている受信許可テーブルに、医師端末の通信先ID(BBB)を登録する。すでに登録されている場合は不要である。
III.医師は、医師端末の通信先ID(BBB)に対応づけて、患者端末の通信先ID(AAA)を登録する。患者端末は医師が管理しているため、貸与の前に医師端末の通信先ID(BBB)に対応づけて患者端末の通信先ID(AAA)を登録しておいてもよい。
図22は、宛先リスト作成部18が宛先リスト画面を表示する手順を示すフローチャート図の一例を示す。
患者が宛先を選択することでセッションが確立し、カメラが撮像した映像とマイクが集音した音声が送受信されると会議が始まる。以下、端末同士が映像と音声を送受信する動作モードを会議モードという。
会議アプリ:会議モード
画像撮像アプリ:画像撮像モード
問診アプリ:問診モード
診断アプリ:診断モード
各アプリは、プログラム提供システム90から提供され通話端末内に保持される。予め通話端末10が保持していてもよいし、任意のタイミングでプログラム提供システム90から取得してもよい。
・まず、オンラインの場合は、通話端末10はアイコン有無に関わらず会議アプリを起動する(会議モードになる)。
・データ送信可アイコン201が表示されている宛先については、オフラインの場合、画像撮像アプリが起動する(画像撮像モードになる)。また、データ送信可アイコン201が表示されていない宛先については、会議もデータ送信もできないので、アプリが起動しない。
・また、宛先の医師端末が参加制限会議を行っている場合がある。参加制限会議は、特定の端末しか参加できない会議である。参加制限会議に参加している医師端末はオンラインとなるが、患者端末AAAは会議に参加できない。このため、データ送信可アイコン201が表示されている場合は画像撮像アプリが起動する(画像撮像モードになる)。また、データ送信可アイコン201が表示されていない場合はアプリが起動しない。
患者端末による経過報告の流れについて図24、25を用いて説明する。図24は、患者端末による経過報告の流れを模式的に説明する図の一例であり、図25は患者端末とストレージサーバ100の通信手順を示すシーケンス図の一例である。
S1-1:画像撮像アプリが起動して画像撮像モードになる。
S1-2:画像撮像アプリが画像(静止画、動画、音声を含む)を撮像し通話端末に一次保存する。この手順は図26にて説明する。
S1-3:問診アプリが起動する。
S1-4:問診アプリが問診内容を表示する。
S1-5:問診アプリが問診票をファイルとして患者端末AAAに一時保存する。
S1-6:問診アプリなどが画像と問診票をストレージサーバ100に送信する。
S1-7:ストレージサーバ100は画像と問診票を保存して、保存完了通知を通話端末AAAに送信する。
S1-8:問診アプリなどが通話端末の画像、問診票を削除し、アプリを終了する。
図27は、患者端末がストレージサーバ100に画像と問診票を登録した際に、ストレージサーバ100が既読管理テーブルを更新する手順を示すシーケンス図の一例である。
S2-1:患者端末AAAは、ストレージサーバ100の医師端末BBBの専用領域(例えばフォルダやディレクトリ)に画像と問診票を送信する。
S2-2:ストレージサーバ100の記憶・読出処理部29は画像を画像データDB2002に、問診票を問診票DB2003に保存する。
S2-3:これらを保存すると、ストレージサーバ100のテーブル更新部23は、患者端末AAAの既読管理テーブルに「受信日時、ファイル名、既読フラグ(未読)」の情報(レコード)を追加する。
S2-4:ストレージサーバ100の通知部22は管理システム50に対し、医師端末BBBの専用領域に患者端末AAAからのデータが保存されたことを通知する。
S2-5:管理システム50は保存管理テーブルに、医師端末BBBの通信先ID、データを受信許可した患者端末の通信先IDを登録し、保存フラグの数値を1つ大きくする。
S2-6:管理システム50は保存管理テーブルのフラグを設定したことをストレージサーバ100に通知する。
S2-7:ストレージサーバ100は画像と問診票の保存完了を患者端末AAAに通知する。
続いて、医師端末について、主に患者端末とは異なる点について説明する。
医師は任意のタイミングで医師端末BBBの電源をONにする。これにより、医師端末BBBが管理システム50にログインするので医師端末BBBはオンラインになる。また、医師端末BBBは、患者端末AAAと同様に宛先リスト画面を表示する。
S3-1:医師が医師端末BBBの電源をONにすることで、医師端末BBBの送受信部11がパスワードと通信先IDを送信するので、管理システム50にログインできる。これにより、医師端末BBBはオンラインになる。
S3-2:医師端末BBBは、図19のステップS44,47と同様に宛先リスト管理テーブル等を受信する。そして、この時、受信許可テーブルと保存管理テーブルを受信する。以降の処理は、図30にて詳述する。
S3-3:宛先リスト作成部18は、宛先リスト管理テーブルから医師端末BBBに対応づけられた通信先IDを読み出す。
S3-4:宛先リスト作成部18は、ステップS3-3で読み出した通信先IDを、受信許可テーブルから検索する。
S3-5:宛先リスト作成部18は、受信許可テーブルで検索に適合した通信先IDにデータ送信可アイコン201を表示する。
S3-6:宛先リスト作成部18は、保存管理テーブルから、受信許可テーブルで検索に適合した通信先IDに対応づけられている保存フラグを読み込む。
S3-7:宛先リスト作成部18は、宛先に、未読データ保存アイコン202を表示する。
閲覧先であるストレージサーバ100の記憶部2000のURL(特許請求の範囲の情報位置情報の一例)は、
「ストレージサーバURL(特許請求の範囲の資源位置情報の一例)」+「医師端末BBBの通信先ID」+「画像送信元である患者端末AAAの通信先ID」+「固定文字列」で求めることができる。後述の例では「http://hoge/BBB/AAA/browser/index」である。
続いて、図31を用いて、医師端末BBBが画像と問診票を閲覧する手順を説明する。
ストレージサーバ100は例えばHTMLサーバとして閲覧システムを実現している。
ストレージサーバ100の画像と問診票が医師端末BBBで表示されると、画像と問診票が既読されたことになるので、ストレージサーバ100は既読管理テーブルを更新する。また、既読管理テーブルの更新に伴い、管理システム50は保存管理テーブルを更新する。
以上の説明では、ストレージサーバ100は、画像と問診票が登録されると管理システム50にデータが保存されたことを通知していた(例えば図27のS2−4)。そして、保存管理テーブルの保存フラグを更新している(S2−5)。しかしながら、このステップS2−4,S2−5は省略することができる。
S3-2:医師端末BBBは、宛先リスト管理テーブル、及び、受信許可テーブルを受信する。
S3-3:宛先リスト作成部18は、宛先リスト管理テーブルから医師端末BBBに対応づけられた通信先IDを読み出す。
S3-4:宛先リスト作成部18は、ステップS3-3で読み出した通信先IDを、受信許可テーブルから検索する。
S3-5:宛先リスト作成部18は、受信許可テーブルで検索に適合した通信先IDにデータ送信可アイコン201を表示する。
S3-11:医師端末BBBの宛先リスト作成部18は、宛先管理テーブルから取得した通信先IDに対し未読フラグが存在するか否かをストレージサーバ100に問い合わせる。
S3-12:ストレージサーバ100の閲覧提供部24は、医師端末BBBの専用領域にある既読管理テーブルから「未読」のファイルを検索する。
S3-13:ストレージサーバ100の閲覧提供部24は、未読フラグの数を合計し医師端末BBBに通知する。
S3-14:宛先リスト作成部18は、宛先に未読フラグの数を表示することで未読データ保存アイコン202を表示する。したがって、このような処理でも図28に示すように、未読データ保存アイコン202を表示することができる。
図36は、医師端末による診断の流れを模式的に説明する図の一例である。医師端末BBBがオンラインになり、宛先リスト画面が表示されている状態から説明する。
10 通話端末
30 中継装置
50 通話管理システム
100 ストレージサーバ
Claims (10)
- 通信ネットワークを介して端末と通信可能な情報処理装置であって、
第1の端末が通信可能な状態でない第2の端末を宛先として送信するデータを、前記第2の端末の識別情報に対応づけてデータ記憶手段に記憶させるデータ登録手段と、
前記データに未読である旨の情報を対応づけるデータ管理手段と、
前記第2の端末が通信可能な1つ以上の他の端末の第1の識別情報が登録された宛先リストテーブルの記憶手段と、
前記第2の端末が通信可能な状態でない場合に前記データの送信を受け付ける1つ以上の他の端末の第2の識別情報が登録された受信許可テーブルの記憶手段と、
前記宛先リストテーブルと前記受信許可テーブルとを前記第2の端末に送信することで、前記第1の識別情報に適合する前記第2の識別情報の前記他の端末を、前記第2の端末が通信可能な状態でない場合に前記データを送信した前記第1の端末として決定させ、前記第1の端末の識別情報と共に前記データが登録されている旨を前記第2の端末に表示させる送信手段と、
前記第2の端末から前記データの要求を取得した場合、前記データ記憶手段に記憶されている前記データを前記第2の端末に送信するデータ送信手段と、を有し、
前記データ管理手段は、前記データ送信手段が前記データを前記第2の端末に送信した場合に、前記データに対応づけられている未読である旨の情報を既読である旨の情報に変更する、ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記データ記憶手段には、前記第2の端末の識別情報及び前記第1の端末の識別情報に対応づけて前記データが記憶されており、
前記第2の端末から、前記第1の端末から送信され前記第2の端末を宛先とする前記データの閲覧要求を受け付けた場合、前記データ送信手段は、前記データ記憶手段を参照して、前記第2の端末の識別情報及び前記第1の端末の識別情報に対応づけられている前記データの一覧を作成し、
さらに、前記一覧に含まれる前記データの表示情報に該データへのアクセス情報が関連づけられた前記一覧を前記第2の端末に送信する、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記データ登録手段によって前記データ記憶手段に記憶される前記データは、前記第1の端末において前記第2の端末を宛先として選択した場合に、該第2の端末が通信可能な状態でないことに応じて前記第1の端末において撮像された画像データを含む、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。 - 前記データ記憶手段には、前記第1の端末が送信した文書データ及び前記文書データと関連づけられた画像データを含む前記データが記憶されており、
前記一覧の前記表示情報に関連づけられた前記アクセス情報が選択された旨の情報が前記第2の端末から送信された場合、
前記データ送信手段は、前記第2の端末に前記アクセス情報が指定する前記データを送信することで、前記第2の端末に前記文書データと関連づけられた前記画像データを表示させる、ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。 - 前記データ送信手段は、前記第2の端末から前記第2の端末を宛先とする前記データがあるか否かの問い合わせを取得した場合、前記データ記憶手段に記憶されている前記データのうち、前記第2の端末を宛先とする前記データであって未読である旨の情報が対応づけられた前記データの数を合計し、前記第2の端末に前記データの数を送信する、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 通信ネットワークを介して、端末と情報処理装置が通信可能な伝送システムであって、
第1の端末が通信可能な状態でない第2の端末を宛先として送信するデータを、前記第2の端末の識別情報に対応づけてデータ記憶手段に記憶させるデータ登録手段と、
前記データに未読である旨の情報を対応づけるデータ管理手段と、
前記第2の端末から前記データの要求を取得した場合、前記データ記憶手段に記憶されている前記データを前記第2の端末に送信するデータ送信手段と、を有し、
前記データ管理手段は、前記データ送信手段が前記データを前記第2の端末に送信した場合に、前記データに対応づけられている未読である旨の情報を既読である旨の情報に変更し、
前記データを送信した前記第1の端末の識別情報及び前記データの宛先の前記第2の端末の識別情報に対応づけて、未読である旨の情報が対応づけられた前記データの数が登録された未読データ数テーブルの記憶手段を有し、
前記第2の端末が前記情報処理装置にログインした場合、前記データ送信手段は、前記未読データ数テーブルで前記第2の端末の識別情報に対応づけられている前記第1の端末の識別情報、及び、前記第2の端末の識別情報と前記第1の端末の識別情報に対応づけられた前記データの数を前記第2の端末に送信し、
前記第2の端末は、前記第1の端末の識別情報と共に前記データの数を表示装置に表示し、
前記第2の端末が通信可能な1つ以上の他の端末の第1の識別情報が登録された宛先リストテーブルの記憶手段と、
前記第2の端末が通信可能な状態でない場合に前記データの送信を受け付ける1つ以上の他の端末の第2の識別情報が登録された受信許可テーブルの記憶手段と、を有し、
前記第2の端末が前記情報処理装置にログインした場合、
前記第2の端末は、前記宛先リストテーブルと前記受信許可テーブルを取得し、前記第1の識別情報に適合する前記第2の識別情報の前記他の端末を、前記第2の端末が通信可能な状態でない場合に前記データを送信した前記第1の端末に決定し、前記第1の端末の識別情報と共に前記データの数を表示装置に表示する、
ことを特徴とする伝送システム。 - 前記第2の端末は、
前記データ記憶手段を管理する第2の情報処理装置の資源位置情報、前記第2の端末の識別情報、及び、前記第1の端末の識別情報を組み合わせて、前記データの情報位置情報を作成する情報位置情報作成手段と、
前記表示装置に表示された前記データの数又は前記第1の端末の識別情報の選択と共に前記情報位置情報と関連づけられた前記データの選択を受け付ける選択受け付け手段と、を有し、
前記選択受け付け手段は、前記データの選択を受け付けた場合、前記情報位置情報が指定する前記第2の情報処理装置にアクセスし、
前記第2の情報処理装置は、前記情報位置情報により指定される前記第2の端末の識別情報及び前記第1の端末の識別情報に基づき前記データ記憶手段に記憶されている、前記第1の端末が通信可能な状態でない前記第2の端末を宛先として送信した前記データを特定する、ことを特徴とする請求項6に記載の伝送システム。 - 前記データ登録手段によって前記データ記憶手段に記憶される前記データは、前記第1の端末において前記第2の端末を宛先として選択した場合に、該第2の端末が通信可能な状態でないことに応じて前記第1の端末において撮像された画像データを含む、
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の伝送システム。 - 通信ネットワークを介して端末と通信可能な情報処理装置の通信方法であって、
データ登録手段が、第1の端末が通信可能な状態でない第2の端末を宛先として送信するデータを、前記第2の端末の識別情報に対応づけてデータ記憶手段に記憶させるステップと、
データ管理手段が、前記データに未読である旨の情報を対応づけるステップと、
前記第2の端末が通信可能な1つ以上の他の端末の第1の識別情報が登録された宛先リストテーブルの記憶手段と、
前記第2の端末が通信可能な状態でない場合に前記データの送信を受け付ける1つ以上の他の端末の第2の識別情報が登録された受信許可テーブルの記憶手段とを参照し、送信手段が、前記宛先リストテーブルと前記受信許可テーブルとを前記第2の端末に送信することで、前記第1の識別情報に適合する前記第2の識別情報の前記他の端末を、前記第2の端末が通信可能な状態でない場合に前記データを送信した前記第1の端末として決定させ、前記第1の端末の識別情報と共に前記データが登録されている旨を前記第2の端末に表示させるステップと、
データ送信手段が、前記第2の端末から前記データの要求を取得した場合、前記データ記憶手段に記憶されている前記データを前記第2の端末に送信するステップと、
前記データ送信手段が前記データを前記第2の端末に送信した場合に、前記データ管理手段が、前記データに対応づけられている未読である旨の情報を既読である旨の情報に変更するステップと、を有することを特徴とする通信方法。 - 通信ネットワークを介して端末と通信可能な情報処理装置に、
第1の端末が通信可能な状態でない第2の端末を宛先として送信するデータを、前記第2の端末の識別情報に対応づけてデータ記憶手段に記憶させるデータ登録ステップと、
前記データに未読である旨の情報を対応づけるデータ管理ステップと、
前記第2の端末が通信可能な1つ以上の他の端末の第1の識別情報が登録された宛先リストテーブルの記憶手段と、
前記第2の端末が通信可能な状態でない場合に前記データの送信を受け付ける1つ以上の他の端末の第2の識別情報が登録された受信許可テーブルの記憶手段とを参照し、送信手段が、前記宛先リストテーブルと前記受信許可テーブルとを前記第2の端末に送信することで、前記第1の識別情報に適合する前記第2の識別情報の前記他の端末を、前記第2の端末が通信可能な状態でない場合に前記データを送信した前記第1の端末として決定させ、前記第1の端末の識別情報と共に前記データが登録されている旨を前記第2の端末に表示させるステップと、
前記第2の端末から前記データの要求を取得した場合、前記データ記憶手段に記憶されている前記データを前記第2の端末に送信するデータ送信ステップと、
前記データ送信ステップにより前記データが前記第2の端末に送信された場合に、前記データに対応づけられている未読である旨の情報を既読である旨の情報に変更する前記データ管理ステップと、を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014050394A JP6354223B2 (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 情報処理装置、伝送システム、通信方法、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014050394A JP6354223B2 (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 情報処理装置、伝送システム、通信方法、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015176225A JP2015176225A (ja) | 2015-10-05 |
JP6354223B2 true JP6354223B2 (ja) | 2018-07-11 |
Family
ID=54255409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014050394A Active JP6354223B2 (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 情報処理装置、伝送システム、通信方法、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6354223B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005050113A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-24 | Sony Corp | インスタントメッセージ利用システム,送信クライアント,中継サーバ,受信クライアント,インスタントメッセージ利用方法およびそのプログラム。 |
JP5895852B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2016-03-30 | 日本電気株式会社 | 携帯端末装置およびその画面表示方法 |
CN103516579A (zh) * | 2012-06-27 | 2014-01-15 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 提供离线消息的服务系统及相应的服务方法 |
-
2014
- 2014-03-13 JP JP2014050394A patent/JP6354223B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015176225A (ja) | 2015-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6409857B2 (ja) | 伝送システム | |
US9185344B2 (en) | Transmission terminal, communication system, and computer-readable storage medium | |
JP5953689B2 (ja) | 伝送管理システム、伝送システム、及び伝送管理システム用プログラム | |
US9800629B2 (en) | Apparatus, system, and method of controlling transmission of data | |
JP6003360B2 (ja) | 伝送管理システム、伝送システム、及び伝送管理システム用プログラム | |
JP2014075074A (ja) | 通信システム及び通信方法 | |
WO2017130908A1 (ja) | 通信端末、通信システム、表示制御方法、及びプログラム | |
US20150092012A1 (en) | Transmission management system, transmission system, and program for transmission management system | |
US20160036871A1 (en) | Information transmission system, communication terminal, communication system, and information transmission method | |
JP7135766B2 (ja) | 通信システム、プログラム、端末装置 | |
US9596434B2 (en) | Communication management system, communication system, communication terminal, communication management method, and recording medium | |
US20150379223A1 (en) | Communication system, management system, information managing method, and recording medium | |
JP6299183B2 (ja) | 情報処理装置、通信方法、プログラム、通信システム | |
JP6354223B2 (ja) | 情報処理装置、伝送システム、通信方法、プログラム | |
JP2015104108A (ja) | 管理システム、プログラム、プログラム提供システム、及びメンテナンスシステム | |
JP6464696B2 (ja) | 制御システム、通信システム、制御方法、及びプログラム | |
JP6295628B2 (ja) | 伝送管理システム、伝送管理方法及びプログラム | |
JP6954068B2 (ja) | 通信端末、通信システム、発信方法、及びプログラム | |
JP2017034374A (ja) | 伝送管理システム、伝送システム、情報処理装置、伝送管理方法、及びプログラム | |
JP6569353B2 (ja) | 伝送システム、情報処理装置、プログラム、伝送方法 | |
JP6349764B2 (ja) | 伝送システムおよびプログラム | |
JP6750704B2 (ja) | 管理システム、管理方法、プログラム、伝送システム、及び方法 | |
US20150379222A1 (en) | Communication system, management system, information managing method, and recording medium | |
JP2018174440A (ja) | 伝送管理システム、伝送システム、伝送方法、及びプログラム | |
JP6274282B2 (ja) | 管理システム、伝送システム、管理方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170306 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180528 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6354223 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |