JP6351479B2 - 乗客コンベヤの欄干装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばエスカレータ又は動く歩道等において移動手摺を支持する乗客コンベヤの欄干装置に関するものである。
従来、ガラス製の欄干パネルを保持するパネル保持金具をエスカレータのトラスに固定し、トラスの外縁側に配置された外側デッキボードをパネル保持金具にボルトで取り付けたエスカレータの欄干装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−267657号公報
しかし、このような従来のエスカレータの欄干装置では、外側デッキボードの固定ボルトが欄干パネルよりもエスカレータの外側に配置されているので、外側デッキボードの固定ボルトに踏段側から作業者がアクセスしようとしても欄干パネルが邪魔になってしまい、外側デッキボードの固定ボルトを作業者が操作することが困難になってしまう。従って、欄干パネルが設置されている状態で外側デッキボードを踏段側から着脱するためには、欄干パネルを含む欄干装置の大部分を分解しなければならず、外側デッキボードの着脱作業に手間がかかっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、外側デッキボードの着脱作業を容易にすることができる乗客コンベヤの欄干装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベヤの欄干装置は、トラスに固定され、欄干パネルの下部を保持するパネル保持構造体、欄干パネルからみて踏段とは反対側の位置に配置され、欄干パネルの下部に存在する空間を覆う外側デッキボード、溝が形成され、溝の開放部の幅方向両側に位置する一対の縁部を有し、溝の開放部を下方に向けて外側デッキボードの裏面に固定されているボード固定部材、溝に挿入されて一対の縁部をパネル保持構造体に押さえる押さえ部と、溝の外に配置された取付部と、溝の開放部を通して押さえ部及び取付部間を連結している連結部とを有し、押さえ部でパネル保持構造体に一対の縁部を押さえることにより、外側デッキボード及びボード固定部材をパネル保持構造体に保持する取付ブラケット、及び押さえ部でパネル保持構造体に一対の縁部を押さえた状態を保ちながら、トラスに固定されたトラス固定部材に取付部を、押さえ部よりも踏段に近い位置で着脱可能に固定する固定具を備えている。
この発明に係る乗客コンベヤの欄干装置によれば、欄干パネルを外さずに踏段側から固定具を操作することができる。これにより、パネル保持構造体に対する外側デッキボードの着脱作業を容易に行うことができる。
この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。 図2の外側デッキボード及びボード固定部材を示す断面図である。 図2の取付ブラケットを示す正面図である。 図6の取付ブラケットを示す上面図である。 図6の取付ブラケットを示す側面図である。 図6の取付ブラケットを示す斜視図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。図において、エスカレータの長手方向に沿って配置されたトラス(主枠)1には、無端状に連結された複数の踏段2が支持されている。各踏段2は、トラス1内に設置された駆動機(図示せず)の駆動力によって循環移動される。
トラス1上には、トラス1の幅方向について対向する一対の欄干装置3が設けられている。各欄干装置3には、各踏段2と同期して移動される移動手摺4がそれぞれ支持されている。移動手摺4は、欄干装置3の外周部に沿って移動される。
欄干装置3は、トラス1の長手方向へ並べられた複数のガラス製の欄干パネル5と、トラス1にトラス固定部材として固定され、欄干パネル5の下部を保持する複数のパネル保持構造体6と、欄干パネル5の下部に存在する空間を覆うデッキ装置7とを有している。
図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。また、図3は図2のIII−III線に沿った断面図、図4は図2のIV−IV線に沿った断面図である。パネル保持構造体6は、トラス1に固定されたトラス固定金具61と、トラス固定金具61に固定されたデッキ取付金具62と、デッキ取付金具62に固定され、欄干パネル5の下部を保持するパネル保持部63とを有している。
トラス固定金具61は、ボルト及びナットを含む締結具64によってトラス1に固定されている。デッキ取付金具62は、ねじ及びナットをそれぞれ含む複数(この例では、2つ)の締結具65によってトラス固定金具61に固定されている。デッキ取付金具62の上端部の位置は、トラス固定金具61の上端部よりも高い位置になっている。
パネル保持部63は、トラス1の幅方向について、トラス固定金具61及びデッキ取付金具62よりも踏段2に近い位置に配置されている。これにより、トラス固定金具61及びデッキ取付金具62は、欄干パネル5からみて踏段2とは反対側の位置(即ち、欄干パネル5よりもエスカレータの外側の位置)に配置されている。
パネル保持部63は、デッキ取付金具62に固定されたパネル保持部本体631と、パネル保持部本体631との間で欄干パネル5の下部を把持する楔部材632と、楔部材632をパネル保持部本体631に取り付ける把持用締結具633とを有している。
パネル保持部本体631は、ボルト及びナットをそれぞれ含む複数の締結具66によってデッキ取付金具62に固定されている。把持用締結具633は、ボルト及びナットを有している。パネル保持部本体631と楔部材632との間での欄干パネル5に対する把持力は、把持用締結具633のボルト及びナットを締め付けることにより発生する。欄干パネル5は、パネル保持部本体631と楔部材632との間で欄干パネル5の下部を把持することにより、パネル保持部63に保持される。この例では、欄干パネル5の下部とパネル保持部63との間に、欄干パネル5の破損を防止するシートが介在している。
デッキ装置7は、欄干パネル5の踏段2側の位置(即ち、欄干パネル5よりもエスカレータの内側の位置)に配置された内側デッキボード71と、踏段2の側面に対向し、内側デッキボード71を支持するスカートガード72と、欄干パネル5の踏段2と反対側の位置(即ち、欄干パネル5よりもエスカレータの外側の位置)に配置された外側デッキボード73と、外側デッキボード73の裏面(即ち、外側デッキボード73の下面)に固定されて外側デッキボード73を補強するボード固定部材74と、外側デッキボード73及びボード固定部材74をデッキ取付金具62に保持するデッキ保持装置75とを有している。
スカートガード72は、図示しないスカートガード取付金具を介してトラス1に取り付けられている。内側デッキボード71は、スカートガード72の上端部と欄干パネル5の側面とに亘って配置されている。これにより、内側デッキボード71は、欄干パネル5の下部に存在する空間を覆っている。
外側デッキボード73は、ボード固定部材74を介してデッキ取付金具62の上面に載せられている。これにより、外側デッキボード73は、欄干パネル5の下部に存在する空間を覆っている。ボード固定部材74は、トラス1の長手方向に沿って配置されている。なお、内側デッキボード71及び外側デッキボード73のそれぞれと欄干パネル5の側面との間の隙間は、パッキン76によって塞がれている。
ここで、図5は、図2の外側デッキボード73及びボード固定部材74を示す断面図である。ボード固定部材74は、ボード固定部材74の幅方向について互いに対向する一対の側板部741と、一対の側板部741の上端部間に連結された上板部742と、一対の側板部741のそれぞれの下端部から互いに近づく方向へ突出する一対の縁部である下板部743とを有している。これにより、ボード固定部材74の断面形状は、C字状になっている。
ボード固定部材74には、一対の側板部741、上板部742及び一対の下板部743によって形成された溝744がボード固定部材74の長手方向に沿って設けられている。一対の下板部743は、溝744の開放部の幅方向両側に配置されている。これにより、溝744の幅方向についての寸法は、溝744の内部のほうが溝744の開放部よりも大きくなっている。ボード固定部材74は、溝744の開放部を下方に向けた状態で、外側デッキボード73の裏面に溶接等により固定されている。
デッキ保持装置75は、図2に示すように、取付ブラケット77と、取付ブラケット77をパネル保持構造体6に着脱可能に固定する固定具78とを有している。
図6は図2の取付ブラケット77を示す正面図、図7は図6の取付ブラケット77を示す上面図、図8は図6の取付ブラケット77を示す側面図である。また、図9は、図6の取付ブラケット77を示す斜視図である。取付ブラケット77は、ボード固定部材74の溝744に挿入された板状の押さえ部771と、溝744の外に配置された板状の取付部772と、溝744の開放部を通して押さえ部771及び取付部772間を連結している板状の連結部773とを有している。
上から見たときの押さえ部771には、図7に示すように、基準方向Aと、基準方向Aに対して傾斜する傾斜方向Bとが設定されている。基準方向Aについての押さえ部771の寸法L1は、図5に示す一対の下板部743間の距離L3よりも大きくなっている。また、傾斜方向Bについての押さえ部771の寸法L2は、一対の下板部743間の距離L3よりも小さくなっている。この例では、上から見たときの押さえ部771の形状が、図7に示すように、長方形の4つの角部のうち、対角の位置にある2つの角部を2本の平行線で切り落とした形状になっている。
押さえ部771は、図2に示すように、押さえ部771の基準方向Aを溝744の幅方向に一致させた状態で、デッキ取付金具62に一対の下板部743を上から押さえている。外側デッキボード73及びボード固定部材74は、一対の下板部743が押さえ部771でデッキ取付金具62に押さえられることにより、デッキ取付金具62に保持される。一方、押さえ部771の傾斜方向Bを溝744の幅方向に一致させると、押さえ部771は溝744の開放部を通過可能になる。これにより、押さえ部771を溝744から外すことが可能になる。
取付部772は、図8に示すように、押さえ部771と平行な面上に配置されている。また、取付部772には、長穴であるボルト通し穴774が設けられている。この例では、図7に示すように、ボルト通し穴774が押さえ部771の基準方向Aに沿って取付部772に設けられている。
また、取付部772は、図2及び図4に示すように、押さえ部771よりも低い位置に配置され、かつ押さえ部771よりも踏段2に近い位置にまで達している。さらに、取付部772は、パネル保持部本体631の下方に配置されている。
連結部773は、パネル保持構造体6及び締結具65を避けて押さえ部771と取付部772とを連結している。この例では、連結部773が、押さえ部771の基準方向Aに沿って配置され、かつ押さえ部771及び取付部772に対して垂直に配置されている。
固定具78は、押さえ部771よりも踏段2に近い位置で取付部772をパネル保持部本体631の下面に固定している。この例では、欄干パネル5の下方の位置に固定具78が設けられている。また、固定具78は、図2に示すように、パネル保持部本体631の下面と取付部772との間に介在するはさみ板781と、ボルト及びナットを含み、取付部772をパネル保持部本体631に締結するデッキ用締結具782とを有している。
はさみ板781は、パネル保持部本体631に対する取付部772の上方への変位を防止する。これにより、デッキ取付金具62にボード固定部材74の一対の下板部743を押さえ部771で押さえた状態が保たれる。即ち、はさみ板781は、押さえ部771が一対の下板部743から離れる方向へのパネル保持部本体631に対する取付部772の変位を防止する。
デッキ用締結具782は、取付部772のボルト通し穴774にボルトを通した状態ではさみ板781を介して取付部772をパネル保持部本体631の下面に締結している。パネル保持構造体6に対する取付ブラケット77の水平方向についての位置は、ボルト通し穴774内でのデッキ用締結具782のボルトの位置を調整することにより調整される。
パネル保持部本体631には、把持用締結具633、各締結具66及びデッキ用締結具782のそれぞれのボルトの一部がスライド可能に嵌る複数の嵌合溝634が設けられている。嵌合溝634の断面形状は、ボルトのうち頭部を含む部分を横から見たときの形状に合わせた形状となっている。把持用締結具633、各締結具66及びデッキ用締結具782のそれぞれのボルトは、頭部を含む部分を嵌合溝634に嵌め、嵌合溝634からねじ部を突出させた状態で、パネル保持部本体631に取り付けられている。嵌合溝634に嵌められたボルトは、ねじ部を嵌合溝634から突出させた状態を保ちながら、嵌合溝634をスライド可能になっている。この例では、パネル保持部本体631が金属(例えばアルミニウム等)の押出成形体になっており、嵌合溝634の長手方向をトラス1の長手方向に一致させてパネル保持部本体631が配置されている。
例えば、既設のエスカレータにおいて、外側デッキボード73が破損したり、外側デッキボード73を改修したりする場合には、外側デッキボード73の交換を行う必要がある。外側デッキボード73の交換作業を行うときには、まず、踏段2側で内側デッキボード71及びスカートガード72をデッキ装置7から外す。
この後、踏段2側から、固定具78のデッキ用締結具782のボルト及びナットを緩めて、取付ブラケット77の取付部772をはさみ板781とともにパネル保持部本体631から外す。
この後、踏段2側から取付ブラケット77を水平方向へ回して、押さえ部771の傾斜方向Bをボード固定部材74の溝744の幅方向に一致させた後、溝744の開放部を通して押さえ部771を溝744内から外す。これにより、外側デッキボード73及びボード固定部材74のデッキ取付金具62に対する保持状態が解除される。
この後、外側デッキボード73の上方から、外側デッキボード73をボード固定部材74とともに持ち上げて、外側デッキボード73及びボード固定部材74をデッキ装置7から外す。
次に、ボード固定部材74が裏面に固定された外側デッキボード73をデッキ取付金具62に取り付けるときには、まず、外側デッキボード73の裏面に固定されたボード固定部材74をデッキ取付金具62に上方から載せて、欄干パネル5よりもエスカレータの外側の位置に外側デッキボード73を配置する。
この後、踏段2側からパネル保持部本体631の下方の空間に取付ブラケット77を挿入し、パネル保持部本体631の下方からボード固定部材74の溝744の開放部を通して押さえ部771を溝744内に挿入する。この後、取付ブラケット77を水平方向へ回して、押さえ部771の基準方向Aを溝744の幅方向に一致させる。これにより、押さえ部771が一対の下板部743に係合することが可能になる。このとき、取付部772がパネル保持部本体631の下方に配置される。
この後、取付ブラケット77に対して下方への力を加える。これにより、押さえ部7711で一対の下板部743がデッキ取付金具62に押さえられ、外側デッキボード73及びボード固定部材74がデッキ取付金具62に保持される。
この後、踏段2側から、はさみ板781をパネル保持部本体631の下面と取付部772との間に挿入して、パネル保持部本体631に対する取付部772の上方への変位を防止する。これにより、押さえ部7711で一対の下板部743がデッキ取付金具62に押さえられた状態が保たれる。この後、踏段2側から、デッキ用締結具782のボルト及びナットで取付部772をパネル保持部本体631の下面に締結する。これにより、外側デッキボード73がデッキ取付金具62に取り付けられる。
この後、スカートガード72を踏段2の側面に対向させて配置し、内側デッキボード71を欄干パネル5の下部の側面とスカートガード72の上端部との間に渡して配置することにより、デッキ装置7が完成する。
このようなエスカレータの欄干装置3では、取付ブラケット77の押さえ部771で一対の下板部743をパネル保持構造体6に押さえ、押さえ部771よりも踏段2に近い位置で、取付ブラケット77の取付部772をパネル保持構造体6に固定具78により固定しているので、欄干パネル5を外さずに踏段2側から固定具78を操作することができる。これにより、パネル保持構造体6に対して外側デッキボード73を保持する作業、及びパネル保持構造体6に対する外側デッキボード73の保持を解除する作業を、欄干パネル5を外さずに踏段2側から行うことができ、パネル保持構造体6に対する外側デッキボード73の着脱作業を容易に行うことができる。
また、固定具78は、パネル保持構造体6の下面と取付ブラケット77の取付部772との間に介在するはさみ板781と、取付部772をパネル保持構造体6に締結するデッキ用締結具782とを有しているので、ボード固定部材74の一対の下板部743をパネル保持構造体6に押さえ部771で押さえている状態をはさみ板781によってより確実に保つことができる。これにより、パネル保持構造体6に外側デッキボード73をより確実に保持させることができる。
また、基準方向Aについての押さえ部771の寸法L1は一対の下板部743間の距離L3よりも大きくなっており、傾斜方向Bについての押さえ部771の寸法L2は一対の下板部743の距離L3よりも小さくなっているので、溝744の開放部を通して溝744内に挿入された押さえ部771の向きを変えるだけで、押さえ部771で一対の下板部743を押さえることができる。これにより、押さえ部771を溝744内に挿入すること、及び押さえ部771で一対の下板部743を押さえることを、踏段2側からでも容易に行うことができ、外側デッキボード73の着脱作業をさらに容易にすることができる。
なお、上記の例では、はさみ板781がパネル保持部本体631と取付部772との間に介在しているが、はさみ板781を介在させずにパネル保持部本体631の下面に取付部772をデッキ用締結具782で締結した状態で、押さえ部771で一対の下板部743を押さえた状態が保たれるのであれば、はさみ板781はなくてもよい。
また、上記の例では、取付部772が固定具78で固定される対象であるトラス固定部材がパネル保持構造体6となっているが、これに限定されず、トラス1に固定されているトラス固定部材のうち、パネル保持構造体6と異なる別のトラス固定部材に、取付部772を固定具78で固定してもよい。
また、上記の例では、この発明がエスカレータの欄干装置に適用されているが、動く歩道の欄干装置にこの発明を適用してもよい。
1 トラス、2 踏段、5 欄干パネル、6 パネル保持構造体、73 外側デッキボード、74 ボード固定部材、77 取付ブラケット、78 固定具、743 一対の縁部、744 溝、771 押さえ部、772 取付部、773 連結部、781 はさみ板、782 デッキ用締結具。

Claims (3)

  1. トラスに固定され、欄干パネルの下部を保持するパネル保持構造体、
    上記欄干パネルからみて踏段とは反対側の位置に配置され、上記欄干パネルの下部に存在する空間を覆う外側デッキボード、
    溝が形成され、上記溝の開放部の幅方向両側に位置する一対の縁部を有し、上記溝の開放部を下方に向けて上記外側デッキボードの裏面に固定されているボード固定部材、
    上記溝に挿入されて上記一対の縁部を上記パネル保持構造体に押さえる押さえ部と、上記溝の外に配置された取付部と、上記溝の開放部を通して上記押さえ部及び上記取付部間を連結している連結部とを有し、上記押さえ部で上記パネル保持構造体に上記一対の縁部を押さえることにより、上記外側デッキボード及び上記ボード固定部材を上記パネル保持構造体に保持する取付ブラケット、及び
    上記押さえ部で上記パネル保持構造体に上記一対の縁部を押さえた状態を保ちながら、上記パネル保持構造体に上記取付部を、上記押さえ部よりも上記踏段に近い位置で着脱可能に固定し、上記欄干パネルの下方の位置に設けられる固定具
    を備えている乗客コンベヤの欄干装置。
  2. トラスに固定され、欄干パネルの下部を保持するパネル保持構造体、
    上記欄干パネルからみて踏段とは反対側の位置に配置され、上記欄干パネルの下部に存在する空間を覆う外側デッキボード、
    溝が形成され、上記溝の開放部の幅方向両側に位置する一対の縁部を有し、上記溝の開放部を下方に向けて上記外側デッキボードの裏面に固定されているボード固定部材、
    上記溝に挿入されて上記一対の縁部を上記パネル保持構造体に押さえる押さえ部と、上記溝の外に配置された取付部と、上記溝の開放部を通して上記押さえ部及び上記取付部間を連結している連結部とを有し、上記押さえ部で上記パネル保持構造体に上記一対の縁部を押さえることにより、上記外側デッキボード及び上記ボード固定部材を上記パネル保持構造体に保持する取付ブラケット、及び
    上記押さえ部で上記パネル保持構造体に上記一対の縁部を押さえた状態を保ちながら、上記パネル保持構造体に上記取付部を、上記押さえ部よりも上記踏段に近い位置で着脱可能に固定する固定具
    を備え、
    上記固定具は、上記パネル保持構造体の下面と上記取付部との間に介在するはさみ板と、上記取付部を上記パネル保持構造体に締結するデッキ用締結具とを有している乗客コンベヤの欄干装置。
  3. 上から見たときの上記押さえ部には、基準方向と、上記基準方向に対して傾斜する傾斜方向とが設定されており、
    上記基準方向についての上記押さえ部の寸法は上記一対の縁部間の距離よりも大きくなっており、上記傾斜方向についての上記押さえ部の寸法は上記一対の縁部間の距離よりも小さくなっている請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベヤの欄干装置。
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