JP6350814B2 - データ受信システム、及び復調方法 - Google Patents
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Description
一方、昨今のデジタル衛星放送やデジタル衛星通信における変調方式では、受信システム部において等化器を利用して歪み特性の補償を行っている。
この補償では、衛星に搭載されている中継器や伝搬路などで生ずる振幅周波数歪や群遅延周波数歪などの各種歪みを補償している。
次に、等化パラメータ設定部60は、この歪情報を等化パラメータとして複素等化部10に設定する。この歪情報には、図中の信号A’に生じている各種歪が合わさった歪が表れる。
図示したように、入力されたデジタル変調信号Aは、まず複素等化部100に入力される。
初期状態において等化パラメータが無い若しくは未定の場合、この複素等化部100では歪補償を行わないこととなる。等化パラメータは、入力信号がそのまま出力されるような等化パラメータを初期設定として有していればよい。また、既知の歪要因が明確であれば、任意の既知要因を除去する初期等化パラメータを用いることとしてもよい。
この際、再変調器403は、再符号化信号B’を再変調時にドップラーシフト補償器402を用いて算定したドップラー量を反映させてシフト補償する。このシフト補償で、後段の処理過程で二つのフーリエ変換器(404、500)の出力比較を行う際に誤差要因となる周波数オフセットが低減される。
送信側機器や中継機器を含む信号伝送路において振幅歪や群遅延歪が全く存在せず、なおかつ受信信号に含まれる雑音成分が極めて少ない場合、デジタル変調信号Aと再変調信号A’’の複素周波数スペクトラムは同一と成る。この条件下であれば、複素比較器601より出力される複素歪成分は、常時的にゼロとなる。
すなわち、本発明によれば、適切な等化パラメータを等化器に常時的に与えるデータ受信システムを提供できる。
20 … 復調部(復調手段)
30 … 誤り訂正復号部(誤り訂正復号手段)
40 … 第1のフーリエ展開部(第1のフーリエ展開手段)
50 … 第2のフーリエ展開部(第2のフーリエ展開手段)
60 … 等化パラメータ設定部(等化パラメータ設定手段)
100 … 複素等化器
200 … 復調器
300 … 誤り訂正復号器
401 … 誤り訂正再符号化器
402 … ドップラーシフト補償器
403 … 再変調器
404 … 第1のフーリエ変換器
500 … 第2のフーリエ変換器
601 … 複素比較器
602 … 統計処理器
603 … 等化パラメータ計算器
Claims (8)
- 受け付けたデジタル変調信号の波形歪を設定された等化パラメータに基づいて等化する複素等化手段と、該複素等化手段の出力信号をデジタル復調する復調手段と、該復調手段の出力信号を誤り訂正復号する誤り訂正復号手段とを含み、
前記誤り訂正復号手段の出力信号を受け付けて、該出力信号を再符号化した信号を前記複素等化手段までの伝搬路で生じた遅延量を反映させて再変調すると共に、この再変調信号についてフーリエ展開する第1のフーリエ展開手段と、
前記複素等化手段の出力信号をフーリエ展開する第2のフーリエ展開手段と、
前記第1及び第2のフーリエ展開手段の出力信号から抽出される差分の継時的変化から統計処理で得た雑音成分が現れた歪情報を、等化パラメータに導入すると共に、前記複素等化手段に継続的に最新の等化パラメータを与える等化パラメータ設定手段と
を有することを特徴とするデータ受信システム。 - 前記等化パラメータ設定手段は、前記統計処理で得た雑音成分が現れた歪情報と、前記複素等化手段に設定されている等化パラメータとを元に新たな等化パラメータの値を算定することを特徴とする請求項1に記載のデータ受信システム。
- 受け付けたデジタル変調信号の振幅周波数歪と群遅延周波数歪とを設定された等化パラメータに基づいて等化する複素等化器と、
前記複素等化器の出力信号をデジタル復調する復調器と、
前記復調器の出力データを誤り訂正復号して復調信号を出力する誤り訂正復号器と、
前記誤り訂正復号器の出力信号を同一方式の誤り訂正符号化方式で訂正符号化する誤り訂正再符号化器と、
前記復調器の出力信号から前記デジタル変調信号のドップラーシフト量を抽出するドップラーシフト補償器と、
前記誤り訂正再符号化器の出力信号を、前記ドップラーシフト補償器の出力するドップラーシフト量を反映させて、デジタル変調する再変調器と、
前記再変調器の出力信号をフーリエ変換する第1のフーリエ変換器と、
前記複素等化器の出力信号をフーリエ変換する第2のフーリエ変換器と、
前記第1のフーリエ変換器の出力信号と前記第2のフーリエ変換器の出力信号とを複素比較して得た差分を複素周波数歪情報として出力する複素比較器と、
前記複素比較器から出力された複素周波数歪情報を複数回読み込んで統計処理することによって、複素周波数歪情報群に含まれた雑音成分を低減させた補償複素周波数歪情報を生成する統計処理器と、
前記統計処理器から出力された前記補償複素周波数歪情報と、前記複素等化器に設定されている等化パラメータとを元にして等化パラメータを計算して前記複素等化器に最新の等化パラメータを与える等化パラメータ計算器と
を有することを特徴とするデータ受信システム。 - 請求項1ないし3の何れか一項に記載されたデータ受信システムを搭載した受信局。
- 請求項1ないし3の何れか一項に記載されたデータ受信システムを搭載した周回軌道に乗せられる人工衛星。
- 受け付けたデジタル変調信号の波形歪を設定された等化パラメータに基づいて等化する複素等化手段と、該複素等化手段の出力信号をデジタル復調する復調手段と、該復調手段の出力信号を誤り訂正復号する誤り訂正復号手段とを用いて、受け付けたデジタル変調信号を復調及び誤り訂正して復調信号を得る際に、
前記誤り訂正復号手段の出力信号を受け付けて、該出力信号を再符号化した信号を前記複素等化手段までの伝搬路で生じた遅延量を反映させて再変調して、この再変調信号についてフーリエ展開し、
前記複素等化手段の出力信号をフーリエ展開し、
前記それぞれフーリエ展開された2つの出力信号からその差分を抽出して、その継時的変化を統計処理して得た雑音成分が現れた歪情報を、等化パラメータに導入して、前記複素等化手段に継続的に最新の等化パラメータを与える
ことを特徴とする無線システムによる復調方法。 - 新たな等化パラメータを前記複素等化手段に設定する際に、前記統計処理で得た雑音成分が現れた歪情報と、前記複素等化手段に設定されている等化パラメータとを元に新たな等化パラメータの値を算定して、前記複素等化手段に設定することを特徴とする請求項6に記載の無線システムによる復調方法。
- 受け付けたデジタル変調信号の振幅周波数歪と群遅延周波数歪とを設定された等化パラメータに基づいて等化する複素等化器と、前記複素等化器の出力信号をデジタル復調する復調器と、前記復調器の出力データを誤り訂正復号して復調信号を出力する誤り訂正復号器とを用いて、受け付けたデジタル変調信号を復調及び誤り訂正して復調信号を得る際に、
前記誤り訂正復号器の出力信号を同一方式の誤り訂正符号化方式で訂正符号化すると共に、前記復調器の出力信号から前記デジタル変調信号のドップラーシフト量を抽出し、
訂正符号化した信号を、抽出したドップラーシフト量を反映させて、デジタル変調し、
該デジタル変調した信号をフーリエ変換し、
前記複素等化器の出力信号をフーリエ変換し、
それぞれフーリエ変換した信号を複素比較して複素周波数歪情報を出力し、
前記複素周波数歪情報を複数回読み込んで統計処理することによって、複素周波数歪情報群に含まれた雑音成分を低減させた補償複素周波数歪情報を生成し、
生成された前記補償複素周波数歪情報と、前記複素等化器に設定されている等化パラメータとを元にして最新の等化パラメータを計算し、前記複素等化器に設定する
ことを特徴とする無線システムによる復調方法。
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JP2014170305A JP6350814B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | データ受信システム、及び復調方法 |
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JP2016046703A JP2016046703A (ja) | 2016-04-04 |
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JP2014170305A Active JP6350814B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | データ受信システム、及び復調方法 |
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