JP6349739B2 - 発光装置及びその製造方法並びに露光ヘッド - Google Patents

発光装置及びその製造方法並びに露光ヘッド Download PDF

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Description

本発明は、例えばレーザープリンタ、デジタル複写機などの光源として使用される発光装置及びその製造方法並びに露光ヘッドに関する。
例えばレーザープリンタ、デジタル複写機などの画像形成装置では、光源から出射されたレーザー光が、回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)によりスキャンされ、走査レンズを介して被走査媒体である感光体上を露光して静電潜像を形成する。また、光源の露光ヘッドは、例えば電力で発光する有機エレクトロルミネッセント素子(以下、有機EL素子という。)などの発光素子と、当該発光素子を駆動する駆動回路とを備えて構成される。
ここで、有機EL素子は、水分や酸素の影響を受けやすく、有機EL素子内に水分や酸素等が侵入すると、例えば輝度などの有機EL素子の特性が劣化される。有機EL素子の水分や酸素に対する耐久性を向上させる技術として、高密度集積回路上の発光素子の上部に例えば透過性を有する薄膜もしくは板ガラスなどの保護膜を形成するなどの種々の技術が提案されている。
しかしながら、従来の技術を使用する場合でも、水分や酸素の侵入により有機EL素子の特性が劣化するという問題があった。さらに、発光素子の上部に保護膜を形成するために、製造工程数が増加し、コストが増加するという問題があった。
本発明の目的は上記の問題点を解決し、水分や酸素の侵入による有機EL素子の特性の劣化を防止する発光装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る発光装置は、
基板と、上記基板上に形成される発光素子と、当該発光素子を制御するための駆動トランジスタとを備えた発光装置であって、
上記発光素子は、第1の電極及び第2の電極と、上記第1の電極と上記第2の電極との間に形成される発光層とを備え、
上記駆動トランジスタは、上記基板上に形成され、上記駆動トランジスタのソースまたはドレインは上記第1の電極に電気的に接続されることを特徴とする。
本発明によれば、同一基板上に駆動トランジスタ及び発光素子を形成し、駆動トランジスタと発光素子との間を接続する配線を駆動トランジスタ及び発光素子の製造工程において形成することができる。従って、製造工程数及びコストを減少させ、信頼性を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態1に係る露光ヘッド30の上面図である。 図1のA−A’線で露光ヘッド30を切断したときの発光装置1の縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第1の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第2の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第3の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第4の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第5の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第6の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第7の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第8の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第9の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第10の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第11の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第12の工程を図示する縦断面図である。 図2の発光装置1の製造方法の第13の工程を図示する縦断面図である。 本発明の実施形態2に係る露光ヘッド30Aの上面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態1に係る露光ヘッド30の上面図である。図1において、露光ヘッド30は、支持台20と、当該支持台20上に縦一列の一次元方向に等間隔で配置された複数の発光装置1とを備えて構成される。ここで、露光ヘッド30から出射された光ビームLは、所定の回転速度で回転する感光体上に照射して、当該感光体上に画像を形成する。
図2は、図1のA−A’線で露光ヘッド30を切断したときの発光装置1の縦断面図である。図2において、発光装置1は、発光素子40と、当該発光素子40に流れる電流を制御するための駆動トランジスタ50とを備えて構成される。また、発光素子40は、第1の電極である酸化インジウムスズ(ITO)から形成される透明電極層10と、有機化合物層である発光層12と、第2の電極である上部電極層13とを備えて構成される。さらに、駆動トランジスタ50は、ソース3aと、ドレイン3bと、ゲート電極4とを備えて構成される。ここで、ソース3a及びドレイン3bは、SOI(Silicon on Insulator)基板2の最上層であるシリコン層2cにおいて形成される。また、後述するSOI基板2は、支持層2aと、10ミクロン〜20ミクロンの厚さを有する絶縁層(SiO)2bと、2ミクロンの厚さを有するシリコン(Si)層2cとを積層して構成される。
発光装置1は、SOI基板2のシリコン層2c上に堆積する第1の層間絶縁膜5と、第1の層間絶縁膜5上に堆積され、当該第1の層間絶縁膜5の第1のコンタクトホールを介して駆動トランジスタ50のドレイン3bと電気的に接続される第1の配線である中間層配線6とを備えて構成される。また、発光装置1は、中間層配線6上に堆積する第2の層間絶縁膜7と、当該第2の層間絶縁膜7の第2のコンタクトホールを介して中間配線層6に電気的に接続される第2の配線である最上層配線8とを備えて構成される。すなわち、発光素子40と駆動トランジスタ50とは同一基板であるSOI基板2上に形成され、駆動トランジスタ50のドレイン3bと発光素子40の透明電極層10とが電気的に接続される。さらに、最上層配線8は、上部電極層13と電気的に接続されるように形成され、発光装置1の外側からの電気信号を入出力するかまたは電源もしくはグランドに接続されるように形成される。
発光装置1は、最上層配線8上に堆積する保護層9と、発光素子40の上部電極層13及び後述するバンプを形成するためのバンク11と、上部全体を覆うように堆積する保護層15と、電極となるバンプ16とを備えて構成される。バンプ16は、上述した発光装置1の外側からの電気信号を入出力するかまたは電源もしくはグランドに接続するための最上層配線8上に形成される。
図3A〜図3Mは、図2の発光装置1の製造方法の工程を図示する縦断面図である。図3Aでは、SOI基板2は、支持層2a、絶縁層2b及びシリコン層2cを積層して構成される。図3Aではスペースの関係上支持層2aが薄く図示されているが、支持層2a、絶縁層2b及びシリコン層2cの中では支持層2aが最も層が厚い。
図3Bでは、SOI基板2のシリコン層2cにMOS型の駆動トランジスタ50を形成する。次に、駆動トランジスタ50上に第1の層間絶縁膜5を堆積し、当該堆積された第1の層間絶縁膜5の第1のコンタクトホールを介してソース3a及びドレイン3bに電気的に接続する中間配線層6を形成する。ここで、駆動トランジスタ50のソース3a、ドレイン3b及びゲート電極4と、中間層配線6と、第1の層間絶縁膜5とが簡素化されて図示されているが、これらは、SOI基板2を用いて製造される一般的なトランジスタの製造方法と同様の方法で製造される。
図3Cでは、中間配線層6上に第2の層間絶縁膜7を堆積し、当該堆積された第2の層間絶縁膜7の第2のコンタクトホールを介して中間配線層6に電気的に接続される最上層配線8を形成する。ここで、最上層配線8は、アルミニウムやチタンなどの導電性の材料から形成される薄膜をパターニングすることにより一括的に形成される。また、発光素子40の上部電極層13または透明電極層10と電気的に接続される最上層配線8もこの段階で形成される。
図3Dでは、最上層配線8上に保護層9を堆積する。ここで、保護層9は、最上層配線8を保護すると同時に表面の凹凸を緩和する。次に、発光装置1の外側からの電気信号を入出力するかまたは電源もしくはグランドに接続するためのバンプ16を形成するためのパッド領域17及び発光素子40を形成するための発光素子領域18に開口部を形成する。
図3Eでは、発光素子領域18の第1の層間絶縁膜5及び第2の層間絶縁膜7を例えばスパッタリングなど方法でエッチングして第1の層間絶縁膜5及び第2の層間絶縁膜7を除去し、SOI基板2のシリコン層2cを露出させる。このシリコン層2cが露出された領域に後工程で発光素子40を形成するので、露出したシリコン層2cの領域が発光素子40の形状及び大きさとなる。
図3Fでは、発光素子領域18に対する開口部を覆うように透明電極層10を形成する。ここで、透明電極層10には一般的に酸化インジウムスズ(ITO)を用いる。ここで形成された透明電極層10は、発光素子領域18を覆って、駆動トランジスタ50と電気的に接続される。駆動トランジスタ50は、駆動トランジスタ50のドレイン3bを介して当該透明電極層10に接続されて発光素子40に流れる電流量を制御する。
図3Gでは、バンク11を形成する。先の工程で形成した透明電極層10のうち、発光素子領域18を除いた部分はバンク11で覆われる。これにより、後に形成する上部電極層13と透明電極層10とを分離することが可能となる。なお、上部電極層13と透明電極層10との分離は、図示するように垂直方向に分離してもよいが、例えば水平方向に重ならないようにそれぞれを配置することにより分離してもよく、このようにすることによりバンク11を形成する工程を削除することが可能となる。
図3Hでは、発光素子領域18の開口部を覆うように発光物質を塗布して発光層12を形成する。ここで、発光層12を塗布する領域は発光素子領域18の開口部であるが、当該発光素子領域18の開口部よりも大きなサイズで発光物質を塗布してもよい。なお、発光素子40の形状及び大きさは、図3E及び図3Fの工程において決定される。
図3Iでは、発光層12を覆うように上部電極層13を形成する。また、上部電極層13は、発光層12で生成された光ビームLを透過する材料により形成される。
図3Jでは、上部電極層13及び発光層12を覆うように反射層14を形成する。また、反射層14は、発光層12へ酸素及び水分の侵入を防止することができるので、封止を主な目的とする保護層15への助力、あるいは役割分担となる。さらに、反射層14は、透明電極層10と同じ材料で形成されてもよい。
図3Kでは、発光装置1の全域を覆うように保護層15を形成する。ここで、保護層15の目的は、発光層12へ酸素及び水分の侵入を防止することにある。
図3Lでは、SOI基板2の最下層である支持層2aをエッチング技術により除去する。
図3Mでは、バンプ16を形成するためのパッド領域17の部分の保護層15を除去し、除去された領域にバンプ16を形成する。ここで、バンプ16は、実装先(パッケージまたはプリント基板)の電極と接続する部分、すなわち発光装置1を形成するチップの端子となる。
以上のように構成された実施形態1に係る発光装置1の動作について以下に説明する。
先ず、駆動トランジスタ50は、発光素子40に流れる電流を制御する。すなわち、駆動トランジスタ50は、発光素子40を電気的に制御する。次に、発光素子40は、発光素子40に流れる電流量に応じた発光量の光ビームLを発光層12において発生する。当該発生された光ビームLは、透明電極層10、シリコン層2c及び絶縁層2bを透過し、SOI基板2の下方向に出射する。ここで、シリコン層2cを形成するシリコン単結晶は限定された波長を有する光のみを透過させるが、SOI基板2の表面のシリコン層2cは極めて薄いので、透過する光の波長は限定されない。従って、透明電極層10及び絶縁層2bは、光透過性に関して何ら問題はない。
次に、発光層12で発生した光は、透明電極層10と反対側の上部電極層13側の方向にも出射されるが、上部電極層13もしくは反射層14によって反射され、透明電極層10側に出射される。ここで、上部電極層13を透過した光は反射層14により反射され、当該反射された光は光ビームLとしてSOI基板2の下側から出射される。また、発光装置1をパッケージまたはプリント基板に実装する場合は、バンプ16形成面を実装先に向ける実装方法、いわゆるフェースダウン(Face Down)型実装法を用いて発光装置1をパッケージまたはプリント基板に実装する。従って、光ビームLは、バンプ16の形成面に対して反対方向に出射するので、実装後における光透過性には問題は生じない。
以上の実施形態に係る発光装置1によれば、同一基板上に駆動トランジスタ及び発光素子を形成した後に発光素子の上部に保護膜を形成するので、発光素子の発光層に水素や酸素の侵入を防止することができる。さらに、駆動トランジスタと発光素子との間を接続する配線を駆動トランジスタ及び発光素子の製造工程において形成することができるので、発光装置1の製造工程数、コストを減少させ、発光装置1の信頼性を向上させることが可能となる。
また、以上の実施形態に係る発光装置1によれば、発光素子をボトムエミッション構造で形成するので、発光素子を実装する際の封止手段の光透過性を考慮する必要がない。従って、封止の材料及び手段の選択自由度が向上する。
さらに、以上の実施形態に係る発光装置1によれば、駆動トランジスタを形成するシリコン層の下に熱酸化膜を形成するので、薄いシリコン層でも基板としての強度を十分に保持することができかつ発光素子が出射した光ビームを十分に透過させることができる。
またさらに、以上の実施形態に係る発光装置1によれば、広く流通していて入手しやすいSOI基板を用いて形成するので、特別な基板を作成する必要がない。
なお、上述した本実施形態1の発光装置1では、発光素子40の透明電極層10と駆動トランジスタ50のドレイン3bとを電気的に接続する構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、発光素子40の透明電極層10と駆動トランジスタ50のソース3aとを電気的に接続する構成としてもよい。この場合においても、本実施形態1と同様の効果を得ることができる。
また、上述した本実施形態1の発光装置1では、上部電極層13は発光層12により生成された光ビームを全て透過するとしたが、本発明はこれに限らず、上部電極層13は発光層12により生成された光ビームを全て反射するように構成してもよい。この場合には、本実施形態1に比較すると、反射層14を形成する必要がないので、発光装置1の製造工程数及びコストをさらに減少させることが可能となる。さらに、上部電極層13は、発光層12により生成された光ビームを一部反射するように形成されてもよく、その場合には、反射層14は、透過された光ビームが全反射されるような材料を選択する必要がある。
実施形態2.
図4は、本発明の実施形態2に係る露光ヘッド30Aの上面図である。図4において、露光ヘッド30Aは、支持台20Aと、当該支持台20A上にマトリックス状に等間隔で配置される複数の発光装置1とを備えて構成される。ここで、露光ヘッド30Aから出射された光ビームLは、所定の回転速度で回転する感光体上に照射して、当該感光体上に画像を形成する。なお、発光装置1の製造方法、動作、及び効果については、実施形態1と同様である。
上述した実施形態では、発光装置1の外側からの電気信号を入出力するかまたは電源もしくはグランドに接続するための最上層配線8にバンプ16を介して接続したが、本発明はこれに限らない。例えば、最上層配線8に金属製のワイヤを介して接続してもよい。この場合においても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
実施形態のまとめ
第1の態様に係る発光装置は、基板と、上記基板上に形成される発光素子と、当該発光素子を制御するための駆動トランジスタとを備えた発光装置であって、
上記発光素子は、第1の電極及び第2の電極と、上記第1の電極と上記第2の電極との間に形成される発光層とを備え、
上記駆動トランジスタは、上記基板上に形成され、上記駆動トランジスタのソースまたはドレインは上記第1の電極に電気的に接続されることを特徴とする。
第2の態様に係る発光装置は、第1の態様に係る発光装置において、上記基板上に形成する第1の層間絶縁膜と、
上記第1の層間絶縁膜上に堆積され、上記第1の層間絶縁膜の第1のコンタクトホールを介して上記駆動トランジスタのソースまたはドレインに電気的に接続される第1の配線と、
上記第1の配線上に堆積する第2の層間絶縁膜と、上記第2の層間絶縁膜の第2のコンタクトホールを介して上記第1の配線に電気的に接続される第2の配線とを備え、
上記第2の配線は、上記第1の電極に電気的に接続されることを特徴とする。
第3の態様に係る発光装置は、第1又は2の態様に係る発光装置において、上記基板は、シリコン層と絶縁層とから構成され、上記駆動トランジスタのソース及びドレインは、上記シリコン層に形成されることを特徴とする。
第4の態様に係る発光装置は、第1〜第3の態様のうちのいずれか1つに記載の発光装置において、上記第1の電極は、酸化インジウムスズであることを特徴とする。
第5の態様に係る発光装置は、第1〜第4の態様のうちのいずれか1つに記載の発光装置において、上記第2の電極上に反射層をさらに備えたことを特徴とする。
第6の態様に係る発光装置は、第1〜第5の態様のうちのいずれか1つに記載の発光装置において、上記発光層は、有機化合物層であることを特徴とする。
第7の態様に係る露光ヘッドは、第1〜第6の態様のうちのいずれか1つに記載の発光装置を備えたことを特徴とする。
第8の態様に係る発光装置の製造方法は、基板と、上記基板上に形成される発光素子と、当該発光素子を制御するための駆動トランジスタとを備えた発光装置の製造方法であって、
シリコン層と絶縁層と支持層とを積層したSOI基板の上記シリコン層に上記駆動トランジスタを形成する工程と、
上記駆動トランジスタ上に第1の層間絶縁膜を堆積する工程と、
上記第1の層間絶縁膜の第1のコンタクトホールを介してソースまたはドレインに電気的に接続される第1の配線を形成する工程と、
上記第1の配線上に第2の層間絶縁膜を堆積する工程と、
上記第2の層間絶縁膜の第2のコンタクトホールを介して上記第1の配線に電気的に接続される第2の配線を形成する工程と、
上記第2の配線上に保護層を堆積し、上記発光素子を形成する開口部を形成する工程と、
上記開口部において、上記第1の層間絶縁膜及び上記第2の層間絶縁膜を上記シリコン層が露出するまで除去する工程と、
上記開口部を覆うように第1の電極を形成する工程と、
上記第1の電極上に発光物質を塗布して発光層を形成する工程と、
上記発光層上に第2の電極を形成する工程と、
上記SOI基板の最下層である支持層を除去する工程とを含むことを特徴とする。
1…発光装置、
2…SOI基板、
2a…支持層、
2b…絶縁層、
2c…シリコン層、
3a…ソース、
3b…ドレイン、
4…ゲート電極、
5,7…層間絶縁膜、
6…中間層配線、
8…最上層配線、
9、15…保護層、
10…透明電極、
11…バンク、
12…発光層、
13…上部電極層、
14…反射層、
16…バンプ、
17…パッド領域、
18…発光素子領域、
20,20A…基板、
30,30A…露光ヘッド、
40…発光素子、
50…駆動トランジスタ。
特開平4−45644号公報

Claims (7)

  1. SOI基板と、上記SOI基板上に形成される発光素子と、当該発光素子を制御するための駆動トランジスタとを備えた発光装置であって、
    上記発光素子は、第1の電極及び第2の電極と、上記第1の電極と上記第2の電極との間に形成される発光層と、上記第2の電極上に形成された反射層とを備え、
    上記駆動トランジスタは、上記SOI基板上に形成され、上記駆動トランジスタのソースまたはドレインは上記第1の電極に電気的に接続され
    上記発光素子により発生された光は上記反射層により反射され、上記SOI基板を透過して、上記第2の電極から上記第1の電極に向う方向で出射することを特徴とする発光装置。
  2. 上記SOI基板上に形成する第1の層間絶縁膜と、
    上記第1の層間絶縁膜上に堆積され、上記第1の層間絶縁膜の第1のコンタクトホールを介して上記駆動トランジスタのソースまたはドレインに電気的に接続される第1の配線と、
    上記第1の配線上に堆積する第2の層間絶縁膜と、上記第2の層間絶縁膜の第2のコンタクトホールを介して上記第1の配線に電気的に接続される第2の配線とを備え、
    上記第2の配線は、上記第1の電極に電気的に接続されることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 上記SOI基板は、シリコン層と絶縁層とから構成され、
    上記駆動トランジスタのソース及びドレインは、上記シリコン層に形成されることを特徴とする請求項1または2記載の発光装置。
  4. 上記第1の電極は、酸化インジウムスズであることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の発光装置。
  5. 上記発光層は、有機化合物層であることを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか1つに記載の発光装置。
  6. 請求項1〜のうちのいずれか1つに記載の発光装置を備えたことを特徴とする露光ヘッ
  7. 基板と、上記基板上に形成される発光素子と、当該発光素子を制御するための駆動トランジスタとを備えた発光装置の製造方法であって、
    シリコン層と絶縁層と支持層とを積層したSOI基板の上記シリコン層に上記駆動トランジスタを形成する工程と、
    上記駆動トランジスタ上に第1の層間絶縁膜を堆積する工程と、
    上記第1の層間絶縁膜の第1のコンタクトホールを介してソースまたはドレインに電気的に接続される第1の配線を形成する工程と、
    上記第1の配線上に第2の層間絶縁膜を堆積する工程と、
    上記第2の層間絶縁膜の第2のコンタクトホールを介して上記第1の配線に電気的に接続される第2の配線を形成する工程と、
    上記第2の配線上に保護層を堆積し、上記発光素子を形成する開口部を形成する工程と、
    上記開口部において、上記第1の層間絶縁膜及び上記第2の層間絶縁膜を上記シリコン層が露出するまで除去する工程と、
    上記開口部を覆うように第1の電極を形成する工程と、
    上記第1の電極上に発光物質を塗布して発光層を形成する工程と、
    上記発光層上に第2の電極を形成する工程と、
    上記SOI基板の最下層である支持層を除去する工程とを含むことを特徴とする発光装置の製造方法。
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