JP6349720B2 - 表示体 - Google Patents

表示体 Download PDF

Info

Publication number
JP6349720B2
JP6349720B2 JP2013265367A JP2013265367A JP6349720B2 JP 6349720 B2 JP6349720 B2 JP 6349720B2 JP 2013265367 A JP2013265367 A JP 2013265367A JP 2013265367 A JP2013265367 A JP 2013265367A JP 6349720 B2 JP6349720 B2 JP 6349720B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interface region
region
resolution
interface
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013265367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015121675A (ja
Inventor
裕子 増永
裕子 増永
春奈 大木
春奈 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2013265367A priority Critical patent/JP6349720B2/ja
Publication of JP2015121675A publication Critical patent/JP2015121675A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6349720B2 publication Critical patent/JP6349720B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Description

本発明は、偽造防止、装飾効果及び美的効果の提供に好適な表示体に関する。
有価証券、証明書、ブランド品及び個人認証媒体などの物品は、偽造が困難であることが望まれる。そのため、このような物品には、偽造防止効果に優れた表示体を支持させることがある。
このような表示体の多くは、回折格子、ホログラム及びレンズアレイなどの微細構造を含んでいる。これらの微細構造は、通常は解析することが困難である。また、これらの微細構造を含んだ表示体を製造するためには、電子線描画装置などの高価な製造設備が必要である。それゆえ、このような表示体は、高い偽造防止効果を発揮し得る。
また、このような表示体の視認性を高めるため、および偽造をより困難とするために、文字、ロゴ、または他のパターンの形をした金属反射層を付与することが知られている。
従来より、パターン状の金属反射層を有する金属反射層のパターン化は、金属反射層上にマスク剤をポジパターンで印刷し、マスク剤で印刷されていない部分を腐食剤で腐食させることによりパターンを形成するエッチング加工によりパターン化されてきた。
例えば、金属反射層上にマスク剤をポジパターンで印刷し、マスク剤で印刷されていない部分を腐食剤で腐食させる加工方法として、特許文献1に記載の方法が知られている。
また、反射層を高い位置精度で形成するために、深さ幅比が大きな凹凸構造を備えた第一の領域と、平坦であるかまたは深さ対幅比がより小さな凹凸構造を備えた第二の領域とを含んだレリーフ構造形成層を示す特許文献2が知られている。
他方、証券印刷物では、簡易的な器具を用いて確認することの出来る大きさの文字、ロゴ、または他のパターンの形を絵柄に組み込むことにより、真贋判定が行われてきた。特に、このデザインに用いられる文字は、マイクロ文字と呼ばれており、一般的に文字高さが0.3mm以下のものを言う。
特開2005−7624号公報 国際公開第2010/147185号明細書
証券印刷物に用いられてきたマイクロ文字を、金属反射層のパターンで再現することが試みられてきた。
しかしながら、金属反射層上にマスク剤をポジパターンで印刷し、マスク剤で印刷されていない部分を腐食剤で腐食させる加工方法(特許文献1)は、比較的大きな解像度(例えば300dpi)が限界であった。
そのため、アルファベット、漢字、数字、記号などの文字表現に限界があり、マイクロ文字の一般的な文字高さ0.3mmは表現が難しい。
また、マイクロ文字を表現する為には、比較的小さな解像度(例えば1000dpi以上)が必要であるが、一般的な証券印刷物(証書、パスポート、カード等)の大きさの原稿全体を前述の解像度で作成すると、膨大なデータ量となり、現実的ではない。
また、金属反射層で文字を残す方法として、一般的に箔押しが使用されるが、マイクロ文字のような微細な文字は表現が難しい。
本発明の目的は、偽造防止効果または優れたセキュリティ性を有する表示体を提供することである。
本発明の課題を解決するための手段の一例は、光学構造形成層(16)および反射層(18)を含む表示体(10)であって、
前記光学構造形成層(16)が、その表面に少なくとも1つの解像度領域を含み、
前記少なくとも1つの解像度領域が、2つの界面領域を含み、
前記2つの界面領域のうちの一方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられており、
前記一方の界面領域が、前記2つの界面領域のうちの他方の界面領域と比較して、より大きな見かけ上の面積に対する表面積の比を有し、
前記他方の界面領域が、最小単位となる単位図形から構成されており、
前記反射層(18)が、前記2つの界面領域のうち前記他方の界面領域上に選択的に形成されている、表示体である。
本発明の課題を解決するための手段の別の例は、光学構造形成層(16)および反射層(18)を含む表示体(10)であって、
前記光学構造形成層(16)が、その表面に複数の解像度領域を含み、
前記複数の解像度領域が、2つの界面領域をそれぞれ含み、
前記2つの界面領域のうちの一方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられており、
前記一方の界面領域が、前記2つの界面領域のうちの他方の界面領域と比較して、より大きな見かけ上の面積に対する表面積の比を有し、
前記他方の界面領域が、最小単位となる単位図形から構成されており、
前記単位図形の見かけ上の大きさが、前記複数の解像度領域ごとに異なっており、
前記反射層(18)が、前記2つの界面領域のうち前記他方の界面領域上に選択的に形成されている、表示体である。
ここで、前記他方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられていてもよい。また、前記解像度領域において、前記最小単位となる単位図形から構成された前記他方の界面領域が、マイクロ文字として構成されていても良い。この場合、前記単位図形の見かけ上の大きさが20μm以下であるのが好ましい。また、前記マイクロ文字が、グラデーション表現を有するグラデーションマイクロ文字として構成されていても良い。あるいは、前記解像度領域において、前記最小単位となる単位図形から構成された前記他方の界面領域が、図柄、暗号、細かい画線表現(細紋など)等として構成されていても良い。
本発明の課題を解決するための手段の更に別の例は、光学構造形成層(16)および反射層(18)を含む表示体(10)であって、
前記光学構造形成層(16)が、その表面に第1解像度領域(R1)および前記第1解像度領域(R1)と異なる第2解像度領域(R2)を含み、
前記第1解像度領域(R1)が、第1界面領域(I1)および第2界面領域(I2)を含み、
前記第1界面領域(I1)に第1の複数の凹部または凸部(16a)が設けられており、
前記第1界面領域(I1)が、前記第2界面領域(I2)と比較して、より大きな見かけ上の面積(S1)に対する表面積の比を有し、
前記第2界面領域(I2)が、最小単位となる第1単位図形(U1)から構成されており、
前記第2解像度領域(R2)が、第3界面領域(I3)および前記第3界面領域(I3)と異なる第4界面領域(I4)を含み、
前記第3界面領域(I3)に第3の複数の凹部または凸部(16c)が設けられており、
前記第3界面領域(I3)が、前記第4界面領域(I4)と比較して、より大きな見かけ上の面積(S3)に対する表面積の比を有し、
前記第4界面領域(I4)が、最小単位となる第2単位図形(U2)から構成されており、
前記第1単位図形(U1)の見かけ上の大きさが前記第2単位図形(U2)の見かけ上の大きさより大きく、
前記反射層(18)が、前記第1界面領域(I1)および前記第2界面領域(I2)のうち前記第2界面領域(I2)上に選択的に形成され、かつ、前記第3界面領域(I3)および前記第4界面領域(I4)のうち前記第4界面領域(I4)上に選択的に形成されている、表示体である。
ここで、前記第1単位図形(U1)の見かけ上の大きさが10μm以上80μm以下であり、前記第2単位図形(U2)の見かけ上の大きさが、前記第1単位図形(U1)の見かけ上の大きさよりも小さいことを条件として、2μm以上40μm以下であることが好ましい。
本発明によれば、偽造防止効果または優れたセキュリティ性を有する表示体を提供することができる。例えば、超微細な解像度の解像度領域を、より大きな解像度の解像度領域と混在させることで、超微細な解像度の解像度領域がより大きな解像度の解像度領域によって埋没しまたは視認され難くなり、よりセキュリティ性を高めた表示体の提供が可能となった。また、一般的な表示体の大きさの原稿全体を超微細な解像度のみで作成することは現実的に困難であったため、原稿画像の作成時に実運用に見合うデータ量の範囲内で金属反射層のパターンを用いたマイクロ文字を実現できる。このような超微細な解像度の解像度領域をより大きな解像度の解像度領域と混在させることは、以下に詳述する手法によって可能となるものであり、本発明により偽造防止効果のより高い表示体を提供することが初めて可能となった。
本発明の表示体の好適な形態の一例を概念的に示す平面図である。 aは、図1のa−a部を概念的に示す横断面図である。bは、図1のb−b部を概念的に示す横断面図である。 本発明の表示体の使用例を概念的に示す横断面図である。 aは、図2aの部分の形成過程の一例を示す説明図である。bは、図2bの部分の形成過程の一例を示す説明図である。 表示体の一例を示す平面図である。 表示体の別の例を示す平面図である。 本発明の表示体の例を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための好適な形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の表示体の好適な形態の一例を概念的に示す平面図である。図1において、表示体10は、光学構造形成層16、反射層18およびマスク層20をこの順に含む。図2aは、図1のa−a部を概念的に示す横断面図である。図2bは、図1のb−b部を概念的に示す横断面図である。図3は、本発明の表示体の使用例を概念的に示す横断面図である。なお、図3においてマスク層は図示省略されている。なお、以降の各図において同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
<支持体>
図3に示すように、表示体10の形成時に、光学構造形成層16を支持するため支持体12を設けることができる。支持体12は、後述する剥離兼保護層14を介して光学構造形成層16を支持する。なお、光学構造形成層16は、図示省略した基材上に接着層22を介して接着することができる。基材としては、PET等の公知のプラスチックフィルムを用いることができる。
<剥離兼保護層>
剥離兼保護層14は、後述する光学構造形成層16の一方の面に配置し得る層である。例えば、光学構造形成層16と支持体12との間に、剥離兼保護層14を配置することができる。この場合、光学構造形成層16および剥離兼保護層14は、光学層を構成し、光学層は支持体12上に形成される。
剥離兼保護層14は、熱可塑性アクリル樹脂、塩化ゴム樹脂、あるいはこの塩化ゴム樹脂とニトロセルロース、アセチルセルロース、セルロースアセテートブチレート、ポリスチレンまたは塩酢ビ樹脂の混合物等から形成することができる。また、これらの材料にメラミン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂あるいは尿素樹脂等の熱硬化性樹脂を加えた材料により構成してもよい。剥離兼保護層14は、これらの層構成材料をグラビア法やマイクログラビア法などの公知のコーティング法を用いて0.1μmから10μmの厚さで基材上にコーティングすることにより形成することができる。
<光学構造形成層>
光学構造形成層16は、例えば光透過性の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、及び紫外線または電子線硬化性樹脂(以下、光硬化性樹脂ともいう)などの樹脂を使用して形成することができる。光学構造形成層16の材料として熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂を用いると、原版を用いた転写により、一方の主面に、凹構造または凸構造を容易に形成することができる。
光透過性を有する熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、ニトロセルロース、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリルスチレン共重合体、塩化ビニル及びポリメタクリル酸メチルが挙げられる。
光透過性を有する熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリイミド、ポリアミド、ポリエステルウレタン、アクリルウレタン、エポキシウレタン、シリコーン、エポキシ及びメラミン樹脂が挙げられる。
光硬化性樹脂とは、紫外線及び電子線などの光の照射によって硬化する樹脂をいう。光の照射によってラジカル重合する代表的な樹脂としては、分子中にアクリロイル基を有するアクリル樹脂が挙げられる。アクリル樹脂として、例えば、エポキシアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系若しくはポリオールアクリレート系のオリゴマー若しくはポリマー、単官能、2官能若しくは多官能重合性(メタ)アクリル系モノマー(例えば、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−ヒドロキシメチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレートまたはペンタエリトリトールテトラアクリレート)またはそのオリゴマー若しくはポリマー、またはこれらの混合物が使用される。
<解像度領域>
光学構造形成層16は、その表面に解像度領域を含む。解像度領域は、典型的には複数の解像度領域として構成される。複数の解像度領域は、互いに隣接しまたはその近くに位置するが、互いに離間している場合もある。図1に示された例において、光学構造形成層16は、その表面に第1解像度領域R1および第1解像度領域R1と異なる第2解像度領域R2を含む。複数の解像度領域が互いに離間している場合、複数の解像度領域間に例えば図3に示されるような平坦面領域dを配置してもよい。
<界面領域>
解像度領域は、2つの界面領域を含む。図2aおよびbに示されるように、第1解像度領域R1は、第1界面領域I1および第2界面領域I2を含み、第2解像度領域R2は、第3界面領域I3および第4界面領域I4を含む。解像度領域は、界面領域を少なくとも2種類含んでいれば良い。解像度領域は、同種または異種の界面領域を更に含んでいても良い。
2つの界面領域のうちの一方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられている。図2aの第1解像度領域R1においては、第1界面領域I1に第1の複数の凹部または凸部16aが設けられている。これら第1の複数の凹部または凸部16aは、200〜1500nmの範囲内の最小中心間距離で二次元的に配置するのが好ましい。第1の複数の凹部または凸部16aは、典型的には、規則的に配置されている。第1の複数の凹部または凸部16aの各々は、典型的には順テーパ形状を有している。第1の複数の凹部または凸部16aの深さまたは高さは、典型的には0.3〜0.5μmの範囲にある。第1の複数の凹部または凸部16aの最小中心間距離に対する深さまたは高さの比(以下、アスペクト比ともいう)は、例えば、0.5〜1.5の範囲にある。これらの構造は、版を用いて光学構造形成層の形成時または形成後に形成することができる。
他方の界面領域は、例えば虹色を呈する回折構造、白っぽく見える光散乱構造、または銀色を呈するアルミの鏡面等の無構造とすることができる。
一方の解像度領域に含まれる2つの界面領域の一方が、最小単位となる単位図形から構成されている。ここで、少なくとも1つの解像度領域において、前記最小単位となる単位図形から構成された前記他方の界面領域が、マイクロ文字として構成されていても良く、この場合、マイクロ文字がグラデーション表現を有するグラデーションマイクロ文字として構成されていても良い。なお、本願において「グラデーション」とは、階調、ぼかし、濃淡、および濃淡の段階的変化を意味し、更に、連続的な濃度変化の他、非連続的な濃度変化を呈するステップパターンの変化をも意味し、「グラデーション表現」は、これらを実現する表現を意味するものとする。グラデーション表現は、典型的には、金属で形成された反射層が目で見て階調になっているものおよび混色するもの(並置混色等)すべてを含んでいる。単位図形の見かけ上の大きさとは、当該領域に平行な平面への当該領域の正射影の領域の最大長さまたは幅、あるいは、凹部または凸部を無視した当該領域の最大長さまたは幅を意味する。マイクロ文字とは、本明細書において文字高さ(文字の縦方向の最大距離)が0.3mm以下のものを言う。
一方の界面領域は、他方の界面領域と比較して、より大きな見かけ上の面積に対する表面積の比を有している。ここで、領域の見かけ上の面積とは、当該領域に平行な平面への当該領域の正射影の面積、あるいは、凹部または凸部を無視した当該領域の面積を意味する。領域の表面積とは、凹部または凸部を考慮した当該領域の面積を意味する。図2aの第1解像度領域R1においては、光学構造形成層16の第1界面領域I1の部分が、光学構造形成層16の第2界面領域I2の部分と比較して、より大きな見かけ上の面積S1に対する表面積の比を有している。この場合、第1界面領域I1の見かけ上の面積S1に対する表面積の比は、第1の凹部または凸部16aの深さまたは高さの値が第2界面領域I2の場合と比較して大きいため、比較的大きくなる。これに対し、第2界面領域I2の見かけ上の面積S2に対する表面積の比は、第2の凹部または凸部16bの深さまたは高さの値が第1界面領域I1の場合と比較して小さいため、比較的小さくなる。この場合、第1界面領域I1の見かけ上の面積S1に対する表面積の比は、第2界面領域I2の見かけ上の面積S1に対する表面積の比と比較して、大きい。
図2bに示された第2解像度領域R2の第3界面領域I3に設けられた第3の複数の凹部または凸部16c、および第4界面領域I4に設けられた第4の複数の凹部または凸部16dは、それぞれ第1解像度領域R1の第1界面領域I1に設けられた第1の複数の凹部または凸部16a、および第2界面領域I2に設けられた第2の複数の凹部または凸部16bと同一または類似の構成とすることができるため、その説明を省略する。
ここで、界面領域は、最小単位となる単位図形から構成されている。解像度領域が複数の解像度領域として構成される場合、単位図形の見かけ上の大きさは、前記複数の解像度領域ごとに異なっている。図1に示された例においては、第1解像度領域R1中の第2界面領域I2が、最小単位となる第1単位図形U1から構成されており、第2解像度領域R2中の第4界面領域I4が、最小単位となる第2単位図形U2から構成されている。単位図形は任意の図形に設定できる。第1単位図形U1は、見かけ上の大きさが10〜80μmである。第1単位図形U1は、例えば一片が2〜80μm、好ましくは10〜60μmの正方形とすることができる。この場合、第2単位図形U2の見かけ上の大きさは、第1単位図形U1の見かけ上の大きさよりも小さいことを条件として、好ましくは2〜40μm、更に好ましくは7〜25μmである。あるいは、第2単位図形U2の見かけ上の大きさは、2〜5μm、2〜10μm、2〜15μm、2〜20μm、2〜25μm、2〜30μm、2〜35μmとすることもできる。単位図形内の凹部または凸部の分布は、階調を含んでも良く、一様であっても良い。
<反射層>
反射層18としては、例えば、アルミニウム、銀、錫、クロム、ニッケル、銅、金、およびこれらの合金からなる群から選択された金属を含む層として構成されることができる。この場合、反射層18は、典型的には、真空製膜法を用いて形成する。真空製膜法としては、例えば、真空蒸着法及びスパッタリング法が挙げられる。反射層の厚みは、例えば、1nm〜100nmの範囲内とする。
反射層18は、表示の際に、視認性がより優れた像を表示させる役割を担っている。また、反射層18を設けることにより、光学構造形成層16の一方の主面に設けられた凹部または凸部の損傷を生じ難くすることも可能となる。
<マスク層>
反射層18を覆うようにマスク層20を設けることができる。マスク層20の材料としては、例えば、MgF、Sn、Cr、ZnS、ZnO、Ni、Cu、Au、Ag、TiO、MgO、SiO及びAl等の無機物を使用することができる。或いは、マスク層20の材料として、例えば、アクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等の重合性化合物等の重量平均分子量が1500以下の有機物や、これら重合性化合物と開始剤とを混合し、放射線硬化樹脂として気相堆積した後に、放射線照射によって重合させたものを使用することができる。或いは、マスク層20の材料として、金属アルコキシドや、金属アルコキシドを気相堆積した後これを重合させたものを使用してもよい。この際、気相堆積の後、重合させる前に、乾燥処理を行ってもよい。
マスク層20の材料の気相堆積は、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法又はCVD法を用いて行う。この気相堆積は、光学構造形成層16の表面に平行な面内方向について均一な密度で行うことが好ましい。
マスク層20のうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分は、当該領域の表面形状に対応した表面形状を有するか、又は、当該領域に設けられた複数の凹部又は凸部の配置に対応して部分的に開口しているようにすることができる。
図4aに、図2aの部分の形成過程の一例を示す。図4bに、図2bの部分の形成過程の一例を示す。図4aに示す例では、マスク層20を形成するための第2材料20aが、反射層18を形成するための第1材料18aの上で、第1の複数の凹部または凸部16aの位置に部分的に開口した不連続膜を形成している。
ここで、第1材料18a上に、第1界面領域I1の見かけ上の面積に対する第1界面領域I1の位置における第2材料20aの量の比と、第2界面領域I2の見かけ上の面積に対する第2界面領域I2の位置における第2材料20aの量との比が互いに等しくなるように、第2材料20aを積層する。
なお、上述したように、第1界面領域I1は、第2界面領域I2と比較して、見かけ上の面積に対する表面積の比がより大きい。従って、マスク層20が第1界面領域I1及び第2界面領域I2の表面形状に対応した表面形状を有するように上記の設定膜厚を定めた場合、第2材料20aのうち第1界面領域I1に対応した部分は、第2界面領域I2に対応した部分と比較して、平均膜厚がより小さくなる。
上記の設定膜厚を更に小さな値に定めることにより、第1界面領域I1に対応した部分では複数の凹部又は凸部16aの配置に対応して部分的に開口しており且つ第2界面領域I2に対応した部分では第2界面領域I2の表面形状に対応した表面形状を有したマスク層20を形成することができる。
図4bに示された第2解像度領域R2の第1材料18aおよび第2材料20aは、それぞれ第1解像度領域R1の第1材料18aおよび第2材料20a同一の構成とすることができるため、その説明を省略する。
なお、表示体においてマスク層は省略されることもある。
<反応性材料>
本発明においては、第2材料を反応性材料と反応させることにより、反射層およびマスク層を、2つの界面領域のうち他方の界面領域上に選択的に形成する。
典型的には、第1材料18aおよび第2材料20aを設けた光学構造形成層18を、反応性材料と反応させる。反応性材料は、第2材料20aの材料との反応を生じ得る反応性ガス又は液である。反応性材料として、第2材料20aの材料を溶解可能なエッチング液を使用する場合、のエッチング液としては、典型的には、水酸化ナトリウム溶液、炭酸ナトリウム溶液及び水酸化カリウム溶液等のアルカリ性溶液を使用する。或いは、エッチング液として、塩酸、硝酸、硫酸及び酢酸等の酸性溶液を使用してもよい。
<具体的な手順>
本発明の表示体は、例えば次の手順で形成される。
(1)原稿画像を用意する。
(2)マイクロ文字とその他のデータに分割する。
(3)マイクロ文字を2〜40μm好ましくは7〜25μmのデータで作成する。
市販のソフトウェアで画像をモノクロ(グレースケール)にする。
市販のソフトウェアでディザ処理を行い白黒画像にする。
(4)上記白黒画像を、光学構造形成層の界面領域を設定するためのデータ(描画データ)として使用する。
(5)以下の方法で形成する。
まず、図2aおよびbに示すような複数の第1凹部または凸部16a〜16dを含んだ光学構造形成層16を準備する。図2aにおいて複数の第1凹部または凸部16aおよび複数の第1凹部または凸部16cの各凹部または凸部は同じ構造を有しており、複数の第2凹部または凸部16bおよび複数の第4凹部または凸部16dの各凹部または凸部は同じ構造を有している。この光学構造形成層16が、最終的な表示体の表面に対応する表面を有することになる。
次に、第1材料18aを複数の第1凹部または凸部16a〜dの全体に対して気相堆積させる。第1材料18aは、反射層18を形成するための材料である。第1材料18aは、複数の第1凹部または凸部16a〜dに対応した表面形状を有した連続膜を形成している。
更に、第2材料20aを第1材料18aに対して気相堆積させる。第2材料20aは、マスク層20を形成するための材料である。
図4aおよびbに示す例では、第2材料20aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分は、第1材料18aの上で、それぞれ複数の凹部または凸部16a、16cに対応して部分的に開口した不連続膜を形成している。また、第2材料20aのうち第2、4界面領域I2、I4に対応した部分は、それぞれ複数の凹部または凸部16b、16dに対応した表面形状を有した連続膜を形成している。
続いて、第1材料18aおよび第2材料20aを、第1材料18aすなわち反射層18の材料との反応を生じ得る反応性材料に曝す。そして、少なくとも第1、3界面領域I1、I3の位置で、第1材料18aとの反応を生じさせる。ここでは、反応性ガス又は液の一例として、第1材料18aすなわち反射層18の材料を溶解可能なエッチング液を使用する場合について説明する。
図4aおよびbに示すように、第2材料20aのうち第2、4界面領域I2、I4に対応した部分は連続膜を形成しているのに対し、第1、3界面領域I1、I3に対応した部分は、部分的に開口した不連続膜を形成している。これに起因して、第1材料18aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分は、第2、4界面領域I2、I4に対応した部分と比較してよりエッチングされ易い。
また、第1材料18aのうち第2材料20aによって被覆されていない部分が除去されると、第1材料18aには、第2材料20aの開口に対応した開口が生じる。エッチングを更に続けると、第1材料18aのエッチングは、各開口の位置で面内方向に進行する。その結果、第1、3界面領域I1、I3上では、第1材料18aのうち第2材料20aを支持している部分が、その上の第2材料20aと共に除去される。
従って、エッチング液の濃度及び温度並びにエッチングの処理時間等を調整することにより、第1材料18aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分のみを除去することができる。なお、この際、第1材料18aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応する部分の除去に伴って、第2材料20aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分も除去される。
以上のようにして、図2aおよびbに示す表示体10を得る。
以下のようにして、光学構造形成層と反射層とマスク層との積層体を製造した。
まず、紫外線硬化型樹脂の材料として、50.0質量部のウレタン(メタ)アクリレートと、30.0質量部のメチルエチルケトンと、20.0質量部の酢酸エチルと、1.5質量部の光開始剤とを含んだ組成物を準備した。ウレタン(メタ)アクリレートとしては、多官能性であり且つ分子量が6000であるものを使用した。光開始剤としては、チバスペシャリティー製「イルガキュア184」を使用した。
次に、厚みが23μmである透明PETフィルム上に、上記の組成物を、乾燥膜厚が1μmとなるように、グラビア印刷法によって塗布した。
次いで、複数の凸部が設けられた原版を版胴の円筒面に支持させ、この原版を先の塗膜に押し当てながら、PETフィルム側から紫外線を照射した。これにより、上記の紫外線硬化樹脂を硬化させた。この際、プレス圧力は2kgf/cmとし、プレス温度は80℃とし、プレススピードは10m/分とした。また、紫外線の照射は、高温水銀灯を用いて、300mJ/cmの強度で行った。ここで、上記原版は、光学構造形成層の界面領域を設定するためのデータ(描画データ)を用いて作成されたものである。
以上のようにして、複数の界面領域を含んだ主面を有した光学構造形成層を得た。
この光学構造形成層の一方の界面領域には、その全体に、正方格子状に配列した複数の凹部を形成した。これら凹部の形状は、角錐状とした。また、これら凹部の最小中心間距離は、333nmとした。そして、これら凹部の開口部の幅は333nmとし、深さは333nmとした。即ち、前記一方の界面領域には、溝の開口部の幅に対する深さの比が333nm/333nm=1.0である複数の凹部を形成した。
また、この光学構造形成層の他方の界面領域には、その全体に、規則的に配列した複数の溝を形成した。これら溝の断面形状は、V字形状とした。また、これら溝のピッチは1000nmとした。そして、これら溝の開口部の幅は1000nmとし、深さは100nmとした。即ち、前記他方の界面領域には、溝の開口部の幅に対する深さの比が100nm/1000nm=0.1である複数の溝を形成した。
続いて、光学構造形成層の上記主面上に、反射層を形成するための第1材料として、Alを真空蒸着させた。この際、反射層の設定膜厚は、50nmとした。
その後、第1材料の層の光学構造形成層とは反対側の主面上に、マスク層を形成するための第2材料として、MgFを真空蒸着させた。なお、この際、MgFの設定膜厚は、20nmとした。
以上のようにして、光学構造形成層と反射層とマスク層との積層体を得た。
次に、上述の積層体を、エッチング処理に供した。具体的には、この積層体を、濃度が0.1mol/Lで、液温が60℃の水酸化ナトリウム水溶液に7秒間に亘って曝した。これにより、第1材料の層及び第2材料の層のうち前記他方の界面領域に対応した部分を除去した。
図5は、表示体の一例を示す平面図である。図6は、表示体の別の例を示す平面図である。
図5に示すように、1つの解像度領域中の一方の界面領域を、文字高さAが0.3mm以下、一辺が7μmの正方形である単位図形から形成されたベタマイクロ文字で形成し、もう1つの解像度領域中の一方の界面領域を、一辺が21μmの正方形である単位図形から形成することができる。また、図6に示すように、1つの解像度領域中の一方の界面領域を、文字高さBが0.3mm以下、一辺が7μmの正方形である単位図形から形成されたグラデーションマイクロ文字で形成し、もう1つの解像度領域中の一方の界面領域を、一辺が21μmの正方形である単位図形から形成することができる。
図7は、本発明の表示体の例を示す平面図である。この表示体は、複数の解像度領域として細紋のための解像度領域と文字のための解像度領域を含む表示体である。図7に示すように、1つの解像度領域中の一方の界面領域、文字高さCが0.15mm以下、一辺が7μmの正方形である単位図形から形成されたベタマイクロ文字で形成し、もう1つの解像度領域中の一方の界面領域を、一辺が21μmの正方形である単位図形から形成された細紋との組み合わせたものとすることができる。なお、本発明は、解像度領域が、少なくとも1つ、2つ以上、または3つ以上の場合を含み、これらの解像度領域が互いに隣接しまたは互いに離間した構成を含む。
ここで、図7の表示体の異なる解像度領域における各単位図形は、光学顕微鏡で拡大観察、撮像し構造の有無による濃淡情報から把握した。こうして、異なる単位図形からなる解像度を有する解像度領域を含む表示体を作成した。
本発明は、上記具体的な態様または実施例に記載された記載に限定されない。特に、特許請求の範囲の参照符号の記載は、本発明の理解を容易にする目的にのみ用いられるものであり、本発明の範囲は参照符号の記載に何ら限定されるものではない。本願発明から逸脱しない範囲で、具体的な態様または実施例に記載された内容の各要素の組み合わせや様々な変形が可能である。
10 表示体
12 支持体
14 剥離兼保護層
16 光学構造形成層
16a〜16d 複数の第1〜4凹部または凸部
18 反射層
18a 第1材料
20 マスク層
20a 第2材料
22 接着層
R1〜R2 第1〜2解像度領域
I1〜I4 第1〜4界面領域

Claims (7)

  1. 光学構造形成層(16)および反射層(18)を含む表示体(10)であって、
    前記光学構造形成層(16)が、その表面に複数の解像度領域を含み、
    前記複数の解像度領域が、2つの界面領域をそれぞれ含み、
    前記2つの界面領域のうちの一方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられており、
    前記一方の界面領域が、前記2つの界面領域のうちの他方の界面領域と比較して、より大きな見かけ上の面積に対する表面積の比を有し、
    前記他方の界面領域が、最小単位となる単位図形から構成されており、
    前記単位図形の見かけ上の大きさが、前記複数の解像度領域ごとに異なっており、
    前記反射層(18)が、前記2つの界面領域のうち前記他方の界面領域上に選択的に形成されている、表示体。
  2. 前記他方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられている請求項1に記載の表示体。
  3. 前記解像度領域において、前記最小単位となる単位図形から構成された前記他方の界面領域が、マイクロ文字として構成されている請求項1または2に記載の表示体。
  4. 前記単位図形の見かけ上の大きさが2〜20μmであり、前記大きさは、前記単位図形に平行な平面への前記単位図形の正射影の領域の最大長さまたは幅、あるいは、凹部または凸部を無視した前記単位図形の最大長さまたは幅を意味する請求項に記載の表示体。
  5. 前記マイクロ文字が、グラデーション表現を有するグラデーションマイクロ文字として構成されている請求項またはに記載の表示体。
  6. 光学構造形成層(16)および反射層(18)を含む表示体(10)であって、
    前記光学構造形成層(16)が、その表面に第1解像度領域(R1)および前記第1解像度領域(R1)と異なる第2解像度領域(R2)を含み、
    前記第1解像度領域(R1)が、第1界面領域(I1)および第2界面領域(I2)を含み、
    前記第1界面領域(I1)に第1の複数の凹部または凸部(16a)が設けられており、
    前記第1界面領域(I1)が、前記第2界面領域(I2)と比較して、より大きな見かけ上の面積(S1)に対する表面積の比を有し、
    前記第2界面領域(I2)が、最小単位となる第1単位図形(U1)から構成されており、
    前記第2解像度領域(R2)が、第3界面領域(I3)および前記第3界面領域(I3)と異なる第4界面領域(I4)を含み、
    前記第3界面領域(I3)に第3の複数の凹部または凸部(16c)が設けられており、
    前記第3界面領域(I3)が、前記第4界面領域(I4)と比較して、より大きな見かけ上の面積(S3)に対する表面積の比を有し、
    前記第4界面領域(I4)が、最小単位となる第2単位図形(U2)から構成されており、
    前記第1単位図形(U1)の見かけ上の大きさが前記第2単位図形(U2)の見かけ上の大きさより大きく、
    前記反射層(18)が、前記第1界面領域(I1)および前記第2界面領域(I2)のうち前記第2界面領域(I2)上に選択的に形成され、かつ、前記第3界面領域(I3)および前記第4界面領域(I4)のうち前記第4界面領域(I4)上に選択的に形成されている、表示体。
  7. 前記第1単位図形(U1)の見かけ上の大きさが10μm以上80μm以下であり、前記第2単位図形(U2)の見かけ上の大きさが、前記第1単位図形(U1)の見かけ上の大きさよりも小さいことを条件として、2μm以上40μm以下であり、前記大きさは、前記単位図形に平行な平面への前記単位図形の正射影の領域の最大長さまたは幅、あるいは、凹部または凸部を無視した前記単位図形の最大長さまたは幅を意味する請求項に記載の表示体。
JP2013265367A 2013-12-24 2013-12-24 表示体 Active JP6349720B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013265367A JP6349720B2 (ja) 2013-12-24 2013-12-24 表示体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013265367A JP6349720B2 (ja) 2013-12-24 2013-12-24 表示体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015121675A JP2015121675A (ja) 2015-07-02
JP6349720B2 true JP6349720B2 (ja) 2018-07-04

Family

ID=53533335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013265367A Active JP6349720B2 (ja) 2013-12-24 2013-12-24 表示体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6349720B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3670046B2 (ja) * 1995-02-10 2005-07-13 大日本印刷株式会社 回折格子記録媒体ならびにその作成方法および作成装置
EP2444826B1 (en) * 2009-06-18 2019-05-22 Toppan Printing Co., Ltd. Optical device and method of manufacturing the same
JP2012173464A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Toppan Printing Co Ltd 画像形成体の製造方法、画像形成体及び個人認証媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015121675A (ja) 2015-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5727522B2 (ja) セキュリティ装置
JP6033778B2 (ja) 無彩色の特徴を有するセキュリティエレメント
TWI682859B (zh) 轉印薄膜、將該轉印薄膜配置到薄膜上的方法、薄膜、防偽文件及該轉印薄膜的製造方法
CN102326102B (zh) 表面浮雕微结构、相关装置及其制造方法
JP5737186B2 (ja) 表示体及び表示体付き物品
CN104335097B (zh) 各向异性反射显示体以及使用了各向异性反射显示体的信息记录体
JP2017517415A (ja) 多層体およびその製造方法
JP2022000349A (ja) 情報表示媒体及びそれに関する製造方法
JP5143855B2 (ja) 表示体及びラベル付き物品
EP2359196B1 (en) Security device, method and article
CN106536212A (zh) 用于制造有价文件的防伪元件
JP2017500607A (ja) 多層体およびその製造方法
JP2013222027A (ja) 表示体及びその製造方法
JP5504732B2 (ja) 表示体及びラベル付き物品
JP7120224B2 (ja) 情報記録体、および、個人証明体
WO2008029128A2 (en) Security device based on customised microprism device
RU2732772C1 (ru) Многослойное защитное устройство и способ его изготовления
JP2009168928A (ja) 表示体及び表示体付き物品
JP2017191200A (ja) ホログラム構造体
JP2024109700A (ja) セキュリティラベル
JP2017037273A (ja) ホログラム構造体
WO2017026521A1 (ja) ホログラム構造体
JP7059575B2 (ja) 赤外線潜像デバイス
JP2007309960A (ja) ディスプレイ及びその製造方法
JP2017129802A (ja) ホログラム構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6349720

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250