JP6349321B2 - 船舶解体装置および船舶解体のための方法 - Google Patents

船舶解体装置および船舶解体のための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6349321B2
JP6349321B2 JP2015540642A JP2015540642A JP6349321B2 JP 6349321 B2 JP6349321 B2 JP 6349321B2 JP 2015540642 A JP2015540642 A JP 2015540642A JP 2015540642 A JP2015540642 A JP 2015540642A JP 6349321 B2 JP6349321 B2 JP 6349321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ship
platform
platforms
dismantling
vessel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015540642A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015533359A (ja
Inventor
シェル エリクセン
シェル エリクセン
Original Assignee
ドグラ エリック
ドグラ エリック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ドグラ エリック, ドグラ エリック filed Critical ドグラ エリック
Publication of JP2015533359A publication Critical patent/JP2015533359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6349321B2 publication Critical patent/JP6349321B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C1/00Dry-docking of vessels or flying-boats
    • B63C1/02Floating docks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B71/00Designing vessels; Predicting their performance
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B85/00Dismantling or scrapping vessels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T70/00Maritime or waterways transport
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53983Work-supported apparatus

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載の船舶解体装置に関する。
本発明はまた、請求項10の前提部分に記載の、船舶を解体するための方法に関する。
老朽化した船舶は、その船舶を構成する材料を回収およびリサイクルするために解体される。
老朽化した船舶の解体期間中に、その船舶は、通常、海岸へ引き上げられる。海岸において、船舶は、多くの場合、切断トーチを手動で使用することによって分解され、細かく切断される。このような解体は、幾つかの問題を伴う。
主として、船舶を海岸へ引き上げるために使用される重い鋼線を操作するために、また、船舶を分解するために、さらに、解体された船舶の部品を輸送するためにも、人力による労働が用いられることである。そのため、様々なタイプの事故および人身傷害がよく発生する。さらに深刻な問題は、船舶の解体期間中に、金属製の船殻を細かく切断するために使用される切断トーチに起因して発生する粒子などの有害または環境的に危険な物質が海岸へ放出されることである。これらの有害な物質は、その後に海へ押し流され、海水および海底を汚染する。船舶内の石油および燃料は、切断トーチ操作に起因して発生する粒子によって引火することがある。タンクも爆発することがある。
老朽化した船舶を解体することにより処理されるべき業務は、特に、アスベスト、廃棄物および廃液、ポリ塩化ビフェニル(PCB:Polychlorinated Biphenyls)、ビルジ水およびバラスト水、石油、燃料、並びに塗料等のような、汚染された材料または危険な材料の除去、処置および廃棄である。
さらに、船舶内に流出した石油を回収し得る。
老朽化した船舶の上述のような解体は、解体された材料の海岸からリサイクル施設への輸送を困難にするインフラストラクチャが不充分な場所でなされることが多い。また、充分な労働者保護が殆ど存在しない。可動クレーンを砂浜で使用することも困難である。
船舶を解体するための装置は、特許文献1から知得される。特許文献1は、解体対象の船舶が導入される開放部を有するフローティングドックを開示する。部品を分解し、有害な流体を排出するために人員を開放部内へ下降させなければならないことは、依然として不都合なままである。
特許文献2は、独立項の前提部分に係る、船舶を解体するための、船舶のドック・プラントを開示する。このシステムは、海岸に沿った深水へのアクセスを必要とし、一度に一隻しか処理できないため、その機能が限定される。特許文献2に係るシステムは、海底に錨で固定されるため、移動させることができない。このシステムは、そのリフティングシステムのためのパイルを必要とする。さらに、このシステムは、沖合で使用することができない。また、このシステムは、船舶から落下し得る有毒かつ汚染された材料および有毒な粒子の全てを収集することはできない。
特許文献2に係るプラントは、凹部が間にある2つの固定された側部を有する1つの大きな浮桟橋のみを使用する。水没部分は、凹部に収容される。そのため、このプラントは、凹部の幅に制限される。
特許文献3は、船殻を解体する方法を開示する。この方法は、どのように有害な材料を収集するかを説明していない。この方法によれば、船舶は、まず、船首および船尾から分解され、その後、最終的に、船舶の中央が解体される。
特許文献4は、一般に、「ビーチング」と呼ばれる、今日の殆どの解体が行われる場所では利用可能ではない、深水ポートシステムを必要とする高架式ドックを説明する。このドックは、ドライドッキングシステムと類似し、陸上である必要がある。
特開2012−025299号公報 米国特許第4,111,114号明細書 米国特許第4,051,796号明細書 国際公開第2007/081198号
従って、本発明の目的は、上述された問題の殆どを解決する船舶解体装置および船舶解体のための方法を達成することである。
本発明によれば、かかる目的は、解体される船舶から分解された部品を除去するための少なくとも1つの除去手段を各々が有する少なくとも2つの水上プラットフォームと、前記少なくとも2つの水上プラットフォームの間に配置され、前記少なくとも2つの水上プラットフォームに接続される中央部(30)であって、前記プラットフォームの間で船舶を持ち上げるための持ち上げ手段(130)を有する中央部(30)と、前記分解された部品および/または流体を受け入れ、受入場所へ輸送するための少なくとも第1の輸送手段とを備え、船舶が依然として海上に位置する間に解体が実行される、船舶解体装置によって達成される。
本発明の船舶解体装置は、海上における、船舶の効果的かつ環境に優しい解体、即ち、分解を提供する。解体対象の船舶は、解体プラットフォームの場所へ航行させることができ、従って、解体は、基本的にどこでも行うことができる。あるいは、船舶解体装置は、輸送されること、例えば、解体対象の船舶の場所へ曳航することができる。浮桟橋上の除去手段、典型的には、クレーンのおかげで、分解された部品を解体される船舶から持ち上げ、これらの分解された部品をバージなどの輸送手段上に配置することができる。これにより、人力による労働の必要が大幅に低減される。その後、輸送手段は、解体された船舶の部品をリサイクルするための施設を有する受入場所、例えば、製鋼所またはスクラップ・ヤードへ、および輸出用船舶へ航行することができる。従って、解体場所において道路などのインフラストラクチャの必要がない。
本発明に係る装置は、同時に3隻の船舶を解体することが可能である。1隻の船舶を本装置の左舷で、1隻の船舶を本装置の右舷で、もう一隻の船舶を本装置の中央で、処理することができる。本発明に係る装置は、実質的に全ての有毒かつ汚染された材料および有毒な粒子を収集できるように、中央の可沈プラットフォームの端部に扉を有し、両側に閉鎖壁を有する。
切断トーチを用いて船舶の船殻が細かく切断される際に生じる有毒な粒子は、浮桟橋上へ落下し、収集することができる。従って、基本的に、有毒な粒子は海中へ落下しない。また、液漏れも収集される。
本発明に係る装置は、可動性であり、パイルを必要としないため、異なる技法で構築される。これは、本装置が沖合における解決策であることも意味する。本発明に係る装置は、船舶の解体を頂部から開始し、次いで、その船舶の下方を解体する。
本発明に係る装置の中央のポンツーンにおいて、最終的に切断対象の船舶の残存部分を持ち上げる水中ポンツーンが提供される。換言すれば、船舶の下部のみが残ったときに、残りの解体プロセスが中央ポンツーン内で完了されるように、船舶の上部(上部構造等)の解体が行われる大きい部分は、側部ポンツーンの傍である。この中央ポンツーン上のリフティングシステムを、適切な状態に調整することができる。ポンツーンの側部および端部は、実質的に全ての有毒かつ汚染された材料および有毒な粒子が収集され、側部ポンツーンのタンク内に格納されるように、この段階において単純なゲートにより閉鎖される。
金属製の材料が無くなると、このポンツーンは、全ての残骸を舷側にあるポンツーンのタンク内での一時格納のために収集すべく、「真空掃除機(vacuum cleaner)」を使用して洗浄される。
要約すると、本発明に係る装置および方法は、以下の点で、従来技術のシステムとは異なる。
1.船舶の解体を幾つかの段階において実行し得ることによる、より速い船舶の解体。
2.柔軟性。
3.排出が防止され、解体プロセス全体を通じて、危険な材料が固形廃棄物用のリザーバまたはコンテナに収集されるため、環境に優しい。
ポンツーン間のプラットフォームは、海からの圧力によって充填され得る、幾つかの底部タンクおよび側部タンクから成る。中央ポンツーンの沈降および上昇が、解体される船舶の重量の変化を横方向だけでなく長手方向でも補償することができるように、多くのタンクが必要とされる。タンクを空にすることによって、低圧空気がタンク内に吹き込まれ、この低圧空気が、水を海中へ押し出す(汚染されていないバラスト水)。喫水10メートルにおいて、必要となる圧力は、約1バールに過ぎない。本方法は、特に、潜水艦によって沈降するときおよび「浮上する(surfacing)」ことにより使用される。
必要な圧力のための低圧コンプレッサは、タンクへの固定された配管によって可沈プラットフォームの側壁に配置される。これは、電気的に制御される遠隔弁を用いてポンツーンから制御される。それによって、ポンツーンから引き出されるケーブルおよびホースは、最小限かつ単純なものとなる。
あらゆるタイプの船舶を解体するための本発明に係る装置は、好適には、1000TDWを超える排水量を有する船舶などの、非常に大型の船舶の解体に特に有利である。
本発明に係る装置は、浮動式の造船および修繕所として使用されることもできる。
さらなる利点は、従属項において開示される実施形態および代替例によって得られる。
本発明は、好適な実施形態を示す添付の図面を参照しつつ、説明される。
本発明に係る船舶解体装置の第1の実施形態の概略的な平面図である。 図1における船舶解体装置の端面図である。 本発明に係る船舶解体装置の第2の実施形態概の概略的な平面図である。 本発明に係る船舶解体装置の中央部の平面図である。 図4aにおけるIV−IV線に沿った断面図である。 図4aにおけるV−V線に沿った断面図である。 本発明に係る船舶解体装置の中央部と側部の1つとの間の接続部をより大きな縮尺で概略的に示す図である。 本発明に係る船舶解体装置における石油検出および除去デバイスをより大きな縮尺で概略的に示す図である。
図面において、同様の細部は、同一の参照符号を用いて示される。
図1において、典型的には、オイルタンカー、バルクキャリアまたは旅客船などの大型船舶である老朽化した船舶40を解体またはスクラップするための本発明に係る船舶解体装置1が示される。本明細書において、「船舶(ship)」とは、水上輸送船、典型的には、オイルタンカーまたは旅客クルーズ船などの大型の船舶を意味する。「解体(breaking down)」とは、船舶が実質的に完全に個々の部品にばらばらにされ、または分解されて、除去された部品が廃棄され、再溶融され、またはスペア部品として再利用されるプロセスを意味する。
以下、「解体装置(breaking down arrangement)」と呼ばれる、船舶を解体するための船舶解体装置は、第1の水上プラットフォーム10と、第2の別個の水上プラットフォーム20と、両側の側部プラットフォーム10、20の間に位置する実質的に平らな中央部30とを備える。「水上プラットフォーム(waterborne platform)」とは、水上に浮かび、曳航によってまたはそれ自体の駆動手段によって、海面上のある位置から別の位置へ輸送することができるプラットフォームを意味する。水上プラットフォーム10、20は各々、典型的には、実質的に平らな上面、即ち、プラットフォームを備えるポンツーンである。水上プラットフォーム10、20は、エンジンおよびスクリューなどの内蔵推進手段を備えることができる。あるいは、プラットフォーム10、20は、別の船によって曳航されるように構成され得る。従って、水上プラットフォームは各々、実質的に平らな上部プラットフォームを有する、バージまたは船舶などの任意のタイプの適切な船であり得る。水上プラットフォーム10、20の寸法は、解体対象の船舶のサイズ、およびプラットフォーム上に設けられる機器の寸法に依存する。例えば、プラットフォームの長さは、少なくとも、解体対象の船舶の長い側面の長さに等しい。好適には、プラットフォーム10、20の長さは、解体対象の船舶の長さ以上である。既述のようにプラットフォームの長さを設計することによって、解体期間中に生成される基本的に全ての粒子および流体は、プラットフォームおよび/または中央部上に落下し、海中には落下しない。プラットフォーム10、20のうちの少なくとも1つは、解体対象の船舶に対して海水が充分に深い位置において、固定され、例えば、海底に錨で固定される。言うまでもなく、プラットフォームは、潮位およびその地域の潮流に追従するような手法で、錨で固定される。
水上プラットフォーム10、20は各々、船舶40を分解するために使用される様々なタイプの機器を担持する。そのような機器は、分解された部品を船舶40から除去するための少なくとも1つの除去手段60を含む。除去手段60は、典型的には、各水上プラットフォーム10、20上に配置されるクレーンである。除去手段60は、船舶を細かく切断するための切断トーチのような機器も備え得る。図1の実施形態においては、2つのクレーン60が示される。クレーン60は各々、同時に船舶40へ延びるクレーンブーム61を有する。各クレーン60は、分解された部品および/または流体が持ち上げられ、船舶から輸送され得るように、鋼線、ウィンチおよびフックまたは他のタイプの掴持機器を既知の手法で備える。クレーンは、好適には、水上プラットフォームの長い側面に沿って移動できるように構成される。クレーンは、図1における破線によって示されるように、ブームがクレーン60の回りの円62状に回転できるようにさらに構成される。特に、クレーン60は、船舶上の分解された部品および/または流体などの物体に到達できるように、かつ、分解された部品および/または流体を輸送手段50上に配置するために、輸送手段50(輸送手段50は、以下でさらに説明される)に到達できるように構成される。幾つかのクレーン60が各プラットフォーム10、20上に配置され得ることは明らかである。クレーン60は、プラットフォーム10、20の長手方向に移動するように構成され、40トン以上の持ち上げ能力を有するべきである。
水上プラットフォーム10、20は、船舶40を水上プラットフォーム10、20のうちの一方または双方に密接するように牽引するための牽引手段(図示せず)と、この位置に船舶を保持するための保持手段(図示せず)とをさらに担持し得る。牽引手段は、例えば、各プラットフォームの長い側面に沿って配置される幾つかの自動牽引ウィンチである。運用に際しては、牽引ウィンチの鋼線は、解体対象の船舶40の長い側面に取り付けられる。次いで、船舶は、船舶がプラットフォーム10または20の長い側面と物理的に接触するまで、ウィンチによって牽引される。ウィンチは、船舶およびプラットフォームが波と共に動くにつれて、船舶とプラットフォームとが密接な接触を維持するように、牽引力を自動的に強めたり、弱めたりする。水上プラットフォームと船舶との間の密接な接触は、船舶を細かく切断するために使用される切断トーチによって生成される粒子がプラットフォーム10、20上で収集されるという効果を有する。船舶の解体期間中、切断トーチは、その後に別個に処理され得る細かい部分に船舶を切断するために使用されることが多い。切断トーチの使用は、溶融金属の液滴などの粒子、または、切断トーチの高温ガスと金属上の塗料などの金属中の合金元素もしくは化学薬品との間の化学反応によって生成される粒子を生成する。これらの粒子は、環境および人員に有害であることが多く、海中に放出される場合には、海底を荒廃させ、または海洋生物を害する。分解プロセスの前半において、船舶の殆どの塗料を除去するために、特殊な機器が使用される。
本発明に係る船舶解体装置の主な利点は、船舶の解体期間中に、そのような粒子がプラットフォームまたは中央部30上で収集されることである。その後、粒子は、輸送手段に搭載され、再利用または許容可能な廃棄のどちらかのために、有害な残りの生成物が専門的に処理され得るリサイクル施設へ輸送される。勿論、解体期間中に、幾らかの粒子は、分解される船舶上または船舶内に落下する。これらの粒子も収集および輸送される。粒子は、例えば、粉塵吸引機器、例えば、真空掃除機によって収集され得る。粒子は、船上でも処理することができる。
水上プラットフォーム10、20は、バラストポンプ、電力を生成するための発電機、作業場または船員宿泊施設などの他の設備も担持し得る(これらは図1および図2に示されていない)。
船舶解体装置1は、解体または分解された部品および/または流体を受け入れ、分解された部品を水上プラットフォーム10、20から海岸120の受入場所110へ輸送するための輸送船50をさらに備える。輸送手段50は、例えば、1隻または幾隻かのシャトルボートもしくはバージ、または分解された部品が搭載され得る任意のタイプの水上輸送船であり得る。代替例によれば、水上輸送船は、トラックトレーラまたは鉄道貨車51を運搬し得る。その結果、分解された部品は、クレーン60によってトレーラまたは貨車に直接搭載される。搭載後、輸送船50は、受入場所110へ、典型的には、スクラップ・ヤード、製鋼所、または金属溶融施設などのリサイクル施設が位置する港へ航行される。分解された部品が輸送手段50上のトレーラまたは貨車に搭載される場合、分解された部品は、時間を要する再搭載なしに、道路または鉄道によって受入場所から遠方へ直接輸送され得る。
代替例によれば、本発明に係る船舶解体装置1は、水上プラットフォーム10を海岸線120に接続するポンツーン橋などの橋梁70を備え得る。この場合において、分解された部品および/または流体は、この場合にはトレーラ付きトラックである輸送手段71上に搭載され、水上プラットフォーム10、20から受入場所110へトラックによって直接輸送され得る。この代替例は、分解された部品および/または流体が非常に高速で陸上へ運ばれるという利点を有する。勿論、プラットフォームが波止場に直接結合される可能性も残っている。
本発明に係る船舶解体装置1は、船舶40から漏れる石油を収集するために、図1に示されるように、船舶の周囲または船舶の端部のみに配置される石油ブーム80も備え得る。
双方の水上プラットフォーム10、20は、ほぼ同じ機器、特に、牽引ウィンチおよびクレーンを備えることができ、そのため、詳細に説明されることを必要としない。運用に際しては、船舶およびプラットフォーム10、20は、互いに並んで配置され、船舶40に対して互いに対向する。プラットフォーム10、20は、双方のプラットフォーム10、20に配置される牽引ウィンチを用いて、船舶40と密接するように牽引される。その後、プラットフォーム10、20のうちの少なくとも1つが、海底に錨で固定され得る。2つの水上プラットフォームの提供は、より効果的な解体を提供する。なぜならば、分解された部品および/または流体が船舶から除去される速度が2倍になるためである。また、より多くの輸送船50の余地があるため、輸送能力が向上する。さらに、2つの水上プラットフォーム10、20によって船舶40の安定性が向上し、本質的に、有毒な粒子は海中へ落下し得ない。粒子が落下し得るプラットフォームによって、実質的に船舶全体が囲まれるからである。船舶とプラットフォームのうちの1つとの間に粒子が落下する場合、その粒子は、船舶の下の中央部によって捕えられる。
図3において、大型の船舶40に対応するために2つのクレーン60が各々に設けられる2つの水上プラットフォームを備える、本発明に係る船舶解体装置1の代替的な実施形態が示される。図3において、プラットフォーム10、20が、10.1、10.2、10.3、10.4、10.5;20.1、20.2、20.3、20.4、20.5のような選択された数のモジュールを用いて構築されることも明白である。モジュールは各々、乗員室だけでなく様々な機器を備えることができる。図1において、モジュールの拡張は、41、42および43において破線で示される。
船舶の解体期間中に、船舶の総重量は減少する。これは、船舶の下部、即ち、船殻および竜骨が海水から上昇するという効果を有する。しかしながら、船舶の最下部、例えば、竜骨および竜骨により近い船殻の部分を分解するために、これらの部分に到達できるように、船舶は水の外へ持ち上げられなければならない。そのため、本発明に係る船舶解体装置1は、船舶を水の外へ持ち上げるための持ち上げ手段130を備える(図1参照)。船舶持ち上げ手段は、プラットフォーム10、20に備え付けられる持ち上げデバイス130を用いて上昇および下降させることができる中央部30から成る。図1においては、4つの持ち上げデバイスのみが示されるが、持ち上げデバイスの数は、任意の適当な数に変更され得る。中央部30は、中央部30が船舶の竜骨の下に配置され得るように、より正確に言えば、船舶の残りの部分が持ち上げ中央部30の上に配置されるように、設計される。それによって、プラットフォーム10、20は、解体対象の船舶40の近くへ移動させることができる。中央部30を持ち上げるとき、中央部30は、プラットフォーム側面に沿って移動され、中央部30の突出部31は、滑り軸受層33によってコーティングされる実質的に垂直なベアリングトラック32内へ導入される(図4a、図4b、図4cおよび図5参照)。プラットフォームが上昇すると、突出部31は、案内手段(図示せず)によってベアリングトラック32内へ案内され、それによって、中央部30は、上方へ上昇する/上昇させることができる。中央部30を下降させるとき、突出部31は、ベアリングトラック32を離れ、中央部30は、プラットフォーム10、20の竜骨の下に配置される。この中央部の下降は、例えば、中央部を水で充填することによって行われる(以下でさらに詳細に説明される)。中央部30から水を除去することにより、船舶の残部が最終的なスクラップのために上昇される。中央部30の端部には、折り畳み可能な端壁34が、ヒンジ継手35を用いて中央部に接続される。油圧デバイス36または同様のパワー・デバイスを用いることによって、好適には中央部30の双方の端部にある端壁部34を、解体対象の新たな船舶40を進入させることができるように、下方へ折り畳むことができる。端壁部が折り畳まれ、直立位置に固定される場合に、中央部30が船舶から落下し得る有毒かつ汚染された材料および有毒な粒子の全てを収集することができる溝槽を形成するように、長手方向の側壁部37は、中央部30の長手方向の側面に設けられる。船舶40は、折り畳み可能な端壁部34の後方に破線によって示される。ディスタンスピース38は、船舶40の船殻の最終的なスクレイピングが届くように中央部30上に配置される。解体対象の船舶40が船舶解体装置1内へ導かれる場合、船舶が完全に内部へ入り、中央部30の上に来るまで、端壁部34は折り畳まれている。その後、壁部34は、油圧デバイス36を用いてその直立位置に折り返され、固定手段(図示せず)を用いて固定される。
持ち上げデバイス130は、好適には、2つのプラットフォーム10、20の各々に配置される幾つかの強力ウィンチである。鋼線は、第1のプラットフォーム上の第1の強力ウィンチから当該ウィンチが固定される中央部30へ引かれる。他方のプラットフォーム上の対向する強力ウィンチは、中央部30の他方の側に固定される。これは、双方のプラットフォームの側面に沿って繰り返される。双方のプラットフォーム上のウィンチを作動させることによって、船舶の残りの部分を分解することができるように、解体される船舶の残りの船殻と共に中央部が水の外へ持ち上げられる。船舶を持ち上げるこの方法は、船舶の解体のための装置が基本的に同じ幅の船を解体するために使用される場合に、特に有利である。ウィンチに加えて、リフティングジャッキ、ねじジャッキ、または他の既知の持ち上げデバイスなどの、他の持ち上げデバイスが使用され得る。
別の代替的な実施形態によれば、船舶を水の外へ持ち上げるための中央部30は、自動持ち上げプラットフォームである。この中央部30は、持ち上げプラットフォームが船舶の下に位置することができるように、プラットフォームを海中へ下降させるために水によって充填され得るタンクを備える。プラットフォームを上昇させるために、持ち上げ中央部30のタンクは空気で充填され、それによって、中央部30は、船舶の最下部に到達し分解することができるように、上昇し、船舶40を持ち上げる。この代替例は、船舶解体装置1が異なる幅の船舶を解体するために使用される場合に有利である。
また別の実施形態において、中央部は、柔軟なプラットフォームまたは布によって置換され、幾つかのワイヤは、プラットフォーム10、20のうちの1つのプラットフォーム上のウィンチから、解体対象の船舶40の下へ下方に伸長し、他方のプラットフォーム10、20上のウィンチへ上方に伸長する。この装置を用いれば、プラットフォームは、船舶40に近付けることができ、柔軟なプラットフォームまたは布は、スクラップ時に船舶から落下する物体または流体を捕えることが可能である。
そのため、解体される船舶40の残りの部分を持ち上げることは、持ち上げられた中央部30の上で行われる。これは、中央部のデッキを水上プラットフォーム10、20と平行に維持しながら持ち上げ動作が行われることを確実にするために、中央部30の両端部において行われる。
中央部30のデッキの洗浄後、例えば、タンクの通気孔を開けることによって、中央部30は進水される。
別の実施形態によれば、船舶解体装置1は、上述されたプラットフォーム10、20と基本的に同一である第3のプラットフォーム(図示せず)を備える。第3のプラットフォームは、解体される船舶40から、再利用され得る材料、例えば、家具、台所用品、モータまたは電子機器を除去するための手段を備える。例えば、第3のプラットフォーム上の作業員が、再利用可能な物品を船舶40から除去する。これらの部品は、輸送手段上に配置され、陸上へ移動される。第3のプラットフォームは、船舶から有害な物質を除去するための手段も備える。このような物質は、健康または環境に有害な化学薬品、アスベスト、石油またはガソリンを含み得る。このような物質も陸上へ運ばれる。運用に際しては、解体対象の船舶は、まず、第3のプラットフォームへ曳航され、当該プラットフォームに固定される。次いで、再利用可能な物品および有害な物質が、船舶から除去される。その後、有害な物質から解放された船舶は、既述の第1の好適な実施形態に基づき説明されたように第1のプラットフォームへ曳航される。任意で、別の実施形態に基づき説明されたように、第2のプラットフォームが、船舶に並んで配置される。そのため、解体対象の2隻の船舶40が、第3のプラットフォームに同時に取り付けられ得る。
図6において、汚染水を処理するための効果的なシステムが示される。船舶40からの水は、プラットフォーム10、20における少なくとも1つのコンテナ141に供給され、収集タンク142へ供給される。その後、水は、収集デバイスから少なくとも1つの配管143を通じて石油検出モニタ144へ流される。モニタ144を貫流する水が汚染されていない場合、排水配管146の弁145が開放され、非汚染水が海へ戻る。反対に、水が汚染されているとモニタ144が判定した場合、弁147が開放され、ポンプ148が作動され、それによって、汚染水は収集タンク149へ輸送される。
本発明は、船舶を解体するための方法にも関する。
第1のステップにおいて、解体対象の船舶は、上述された船舶解体装置1の場所へ輸送される。あるいは、船舶解体装置1が、解体対象の船舶が位置する場所へ輸送される。
第2のステップにおいて、解体対象の船舶は、本発明による2つの水上プラットフォーム10、20の間に配置され、双方の水上プラットフォームに接続される中間部30は、解体対象の船舶の下に配置される。船舶は、その船舶の長い側面がプラットフォーム10、20の長い側面に沿って、かつ、中間部40の上に配置されるように、適切に配置される。
あるいは、船舶は、有害な物質および再利用可能な物品を除去するために、まず、第3のプラットフォームへ運ばれ、その後、プラットフォーム10、20へ運ばれる。
後続のステップにおいて、船舶およびプラットフォームは、好適には、牽引手段、例えば、自動牽引ウィンチによって、密接するように近付けられる。
次のステップにおいて、船舶は解体される。これは、通常、船舶に存在する人員によって実行される。人員は、船舶から部品を手動で除去し、切断トーチまたは他の切断機器を用いて船舶を細かく切断する。
その後、分解された部品は、クレーン60などの除去手段60を使用することによって、船舶から除去される。除去手段は、勿論、船舶を直接分解するために、例えば、部品を引き剥がし、または取り壊すためにも使用され得る。除去手段60は、例えば、人員が切断トーチを用いて切断している部品を保持または支持する際に、その人員を支援するためにも使用され得る。
次いで、分解された部品および/または流体は、輸送手段50に配置される。あるいは、分解された部品および/または流体は、まず、プラットフォームのうちのいずれか1つに配置され、後続のステップにおいて、分解された部品および/または流体は、輸送手段に配置される。
最後に、輸送手段は、分解された部品および/または流体が下ろされるかまたはさらに輸送される港またはリサイクル施設などの受入場所へ移動する。その後、輸送手段は、別の積荷を受け取るためにプラットフォームへ戻る。全ての残骸を、船上で洗浄し、後に、海岸へ輸送し、および/または輸出することができる。
発明に関する方法において、幾つかのステップが同時に実行されてもよいことは明らかである。
本発明に係る装置のさらに別の利点は、2つのプラットフォームと1つの中央部とから成る装置が、別個に、または互いに一列に接続されて、別の場所へ曳航され得ることであり、これは、本装置を柔軟なものにする。一方または双方のプラットフォームは、プラットフォーム単独で別の場所へ輸送され得るように、駆動手段を備えることができる。この場合において、中央部は、プラットフォームのうちの1つによって曳航されなければならない。中央部は、中央部内のバラストタンクから水を押し出すことによって浮くことができる。
本発明に係る船舶解体装置は、当然ながら、本説明の範囲および添付の特許請求の範囲内でさらに変形することができる。

Claims (13)

  1. 解体対象の船舶(40)から分解された部品および/または流体を除去するための少なくとも1つの除去デバイス(60)を有する少なくとも1つの水上プラットフォーム(10、20)と、前記分解された部品および/または流体を受け入れ、受入場所へ輸送するように構成された少なくとも1つの輸送手段(50)とを備える船舶解体装置(1)であって、
    前記船舶解体装置(1)は、
    2つの別個の水上プラットフォームと、
    前記2つの水上プラットフォームの間に配置され、前記2つの水上プラットフォームに接続される中央部(30)であって、前記プラットフォーム上に提供される持ち上げ手段(130)によって、前記プラットフォームの間で前記中央部の上に配置される前記船舶を上昇および下降させることができる中央部(30)と、を備え、
    前記持ち上げ手段(130)は、基本的に前記船舶全体を解体することができるように、前記船舶(40)を前記中央部(30)の上に持ち上げることが可能であり、
    前記中央部(30)は、前記中央部(30)に接続されかつ上方へ向けられる側壁(37)を備え、
    前記中央部(30)は、上方へ向けられかつ、物体および流体を収集することができる溝槽を形成するように前記側壁に接続可能な端壁(34)をさらに備え、
    前記船舶を導入するときに、前記端壁を下方へ傾けるために、前記端壁(34)は、前記プラットフォームに隣接する側にヒンジ継手(35)を備え、
    前記船舶が依然として海上に位置する間に解体が実行される、船舶解体装置(1)。
  2. 前記除去デバイス(60)が、解体対象の前記船舶(40)から、分解された部品を持ち上げるための1つまたは複数のクレーンを備える、請求項に記載の船舶解体装置(1)。
  3. 解体対象の前記船舶(40)から、分解された部品および/または流体を除去するための手段を有する第3の水上プラットフォームを備える、請求項1または2に記載の船舶解体装置(1)。
  4. 前記輸送手段(50)が、1つまたは複数の水上輸送船(90)を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の船舶解体装置(1)。
  5. 記水上輸送船(90)が、前記分解された部品および/または流体を受け入れるためのトラック用トレーラまたは鉄道貨車(51)を担持する、請求項に記載の船舶解体装置(1)。
  6. 前記水上プラットフォーム(10、20)が、前記プラットフォーム(10、20)を前記船舶(40)の側面と密接した状態に保持するための保持手段を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の船舶解体装置(1)。
  7. 前記中央部を収縮および伸長し、双方のプラットフォームを互いにそれぞれ狭め、かつ離すことができる、請求項1〜のいずれか一項に記載の船舶解体装置(1)。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の船舶解体装置(1)において船舶を解体するための方法であって、2つの別個の水上プラットフォーム(10、20)と、前記2つの水上プラットフォームの間で上昇および下降されるように前記2つの水上プラットフォームに接続される中央部(30)とに接触するように船舶(40)を配置するステップであって、前記2つの水上プラットフォームが、前記船舶から分解された部品および/または流体を除去するための除去デバイス(60)を有する、ステップと、
    分解された部品および/または流体を輸送手段(50)へ移すステップと、
    前記輸送手段(50)を受入場所(110)へ移動させるステップと、を含み、
    前記中央部(30)は、プラットフォーム上に提供される持ち上げ手段(130)によって、前記プラットフォームの間で前記中央部の上に配置される前記船舶を上昇および下降させることができ、前記持ち上げ手段(130)は、基本的に前記船舶全体を解体することができるように、前記船舶(40)を前記中央部(30)の上に持ち上げることが可能であり、
    前記中央部(30)は、前記中央部(30)に接続されかつ上方へ向けられ、物体および流体を収集することができる溝槽を形成する側壁(37)を備え、
    前記中央部(30)は、上方へ向けられかつ前記側壁に接続可能な端壁(34)をさらに備え、
    前記船舶を導入するときに、前記端壁を下方へ傾けるために、前記端壁(34)は、前記プラットフォームに隣接する側にヒンジ継手(35)を備え、
    前記船舶が依然として海上に位置する間に解体が実行される、方法。
  9. 前記分解された部品および/または流体が、まず、前記少なくとも2つのプラットフォーム(10、20)のうちの1つに配置され、後続のステップにおいて、前記輸送手段(50)に移される、請求項に記載の方法。
  10. 前記プラットフォーム(10、20)が、前記船舶の対向する長い側面に接触するように配置される、請求項またはに記載の方法。
  11. 前記船舶および前記プラットフォーム(10、20)が、互いに接触するように牽引され、固定される、請求項10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記船舶から再利用可能な物品および/または有害な物質を除去するための手段を有する第3のプラットフォームと接触するように前記船舶(40)を配置するステップを含む、請求項11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 船舶の構築または修復のために再利用されるべきユニットを収集するステップであって、再利用の目的のために全ての有毒な物質を収集するステップを含む、請求項12のいずれか一項に記載の方法。
JP2015540642A 2012-11-06 2013-11-06 船舶解体装置および船舶解体のための方法 Expired - Fee Related JP6349321B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE1251259-6 2012-11-06
SE1251259 2012-11-06
PCT/SE2013/051305 WO2014074061A1 (en) 2012-11-06 2013-11-06 Ship breaking down arrangement and method therefore

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015533359A JP2015533359A (ja) 2015-11-24
JP6349321B2 true JP6349321B2 (ja) 2018-06-27

Family

ID=50685003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015540642A Expired - Fee Related JP6349321B2 (ja) 2012-11-06 2013-11-06 船舶解体装置および船舶解体のための方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9725134B2 (ja)
EP (1) EP2917098A4 (ja)
JP (1) JP6349321B2 (ja)
KR (1) KR20150081448A (ja)
CN (1) CN105121273B (ja)
CA (1) CA2890121A1 (ja)
MX (1) MX2015005714A (ja)
WO (1) WO2014074061A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL2018499B1 (en) * 2017-03-10 2018-09-21 Gustomsc Resources Bv Method for monitoring movement of a cantilever structure of an offshore platform, monitoring system, offshore platform
CN107235343A (zh) * 2017-07-17 2017-10-10 卢越 一种基于连体趸船的散状物料水上装卸方法及装置
PL3431931T3 (pl) * 2017-07-18 2021-10-04 Kamstrup A/S Inteligentne urządzenie pomiarowe zapewniające adaptacyjny poziom usług
CN107933838B (zh) * 2017-12-26 2024-03-29 南京工程学院 一种可集群型水上运输平台
US20190264655A1 (en) * 2018-02-28 2019-08-29 Zentech, Inc. Conversion of moveable offshore drilling platforms to a wind turbine installation unit
CN108839771B (zh) * 2018-06-26 2019-12-03 浙江海洋大学 一种发电式船坞
NL2021625B1 (en) * 2018-09-13 2020-05-06 Gustomsc Resources Bv Controlling movement of a cantilever structure of an offshore platform
CN116381752A (zh) * 2019-02-27 2023-07-04 上海交通大学 一种双船吊装拆除海上平台用光学定位机构及方法
DK180667B1 (en) * 2019-04-01 2021-11-12 Phoenix Ii As A method of securing and transferring a load between a vessel and an offshore installation and an apparatus therefor
DK180345B1 (en) 2019-04-01 2021-01-15 Maersk Supply Service As A method of securing and transferring a load between a vessel and an offshore installation and an apparatus therefor
US20210046341A1 (en) * 2019-08-15 2021-02-18 Vertex Energy Process for recycling components of a confined space metal container
CN112407171B (zh) * 2020-12-28 2021-08-24 上海大学 一种无人潜航器布放回收系统及布放回收方法
KR102608010B1 (ko) * 2022-02-10 2023-11-30 김정민 선박용 부유 도크

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US256608A (en) * 1882-04-18 The eckpfit-t-ltkosraphihg co
US126146A (en) * 1872-04-30 Improvement in floating-docks
US1506A (en) * 1840-03-06 Dry-dock
US110564A (en) 1870-12-27 Improvement in apparatus for raising vessels
US1524A (en) * 1840-03-25 John s
US735569A (en) * 1903-04-11 1903-08-04 Terkel Nelssen Dry-dock.
US1300954A (en) * 1918-07-18 1919-04-15 Howard A Gray Pontoon dry-dock.
US3073125A (en) * 1958-12-03 1963-01-15 Pearlson Engineering Company I Drydock
US3133518A (en) * 1961-09-22 1964-05-19 Arden L Burnett Dry dock lock
US3327670A (en) * 1965-09-29 1967-06-27 Burnett Arden Louis Combination drydocking facility and shop
CA1061191A (en) * 1976-01-12 1979-08-28 Sigurdur Ingvason Ship's docking plant
JPS582106B2 (ja) * 1976-03-18 1983-01-14 三井造船株式会社 船体解体法
JPS5824316B2 (ja) * 1976-03-18 1983-05-20 三井造船株式会社 船体の解体工法
JPS582107B2 (ja) * 1976-03-18 1983-01-14 三井造船株式会社 船体解体法
US4139180A (en) * 1976-03-18 1979-02-13 Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd. Apparatus for breaking up large construction
US4051796A (en) 1976-03-18 1977-10-04 Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd. Method of breaking up ship hull
US4615289A (en) * 1978-08-14 1986-10-07 Bloxham Roger W Floating dry dock
JPS58214491A (ja) 1982-06-08 1983-12-13 Toyo Kenko Kk 双胴船型浮ドツク
JPS60131387A (ja) * 1983-12-21 1985-07-13 Nippon Kokan Kk <Nkk> 係船装置
US4729332A (en) * 1983-12-21 1988-03-08 Nippon Kokan Kabushiki Kaisha Mooring apparatus
CN85104776B (zh) * 1985-06-20 1987-07-15 日本钢管株式会社 系船装置
JPH0657553B2 (ja) * 1987-06-29 1994-08-03 三菱重工業株式会社 廃船解体用双胴船
US5131342A (en) * 1988-08-08 1992-07-21 Sackett James A Shallowdraft floating boatlift
NO306264B1 (no) * 1998-02-03 1999-10-11 Kvaerner Maritime As Oppjekkbar, flyttbar boreplattform
DE19943693A1 (de) * 1999-09-06 2002-07-04 Wolfgang Treutner Schwerlastenlift
DK1123862T3 (da) * 2000-02-11 2004-06-28 Mediterranee Const Ind Fartöj til indskibning/udskibning på åbne kyststrækninger
US20040126205A1 (en) * 2000-12-11 2004-07-01 Amoss W. J. Jim Container cargo transfer system
WO2004043546A2 (en) * 2002-11-12 2004-05-27 Lockheed Martin Corporation Variable-draft vessel
SG138611A1 (en) * 2004-06-16 2008-01-28 Rolls Royce Naval Marine Inc Method of operating a shiplift
US6979149B1 (en) * 2004-06-16 2005-12-27 Thompson Kenneth R Vessel transfer system and associated methods
US7634971B2 (en) * 2004-10-05 2009-12-22 Constructions Industrielles De La Mediterranee - Cnim Convertible vessel
WO2007081198A1 (en) 2006-01-10 2007-07-19 Van Der Stoel, Jan Marius Pontoon, dock and method for a dock
US8858149B2 (en) * 2006-06-01 2014-10-14 David Murray Munson, Jr. Remote docking port
EP2370311A1 (en) 2008-12-08 2011-10-05 Greendock B.V. Arrangement and method for dismantling a vessel
US8627778B2 (en) 2009-12-23 2014-01-14 Jeff Wright Elevated dock
JP5535806B2 (ja) 2010-07-26 2014-07-02 ジャパンマリンユナイテッド株式会社 フローティングドック及び船舶の解撤方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014074061A4 (en) 2014-06-19
CA2890121A1 (en) 2014-05-15
JP2015533359A (ja) 2015-11-24
EP2917098A1 (en) 2015-09-16
MX2015005714A (es) 2016-03-09
CN105121273B (zh) 2017-12-22
EP2917098A4 (en) 2016-07-27
KR20150081448A (ko) 2015-07-14
US20150259037A1 (en) 2015-09-17
WO2014074061A1 (en) 2014-05-15
CN105121273A (zh) 2015-12-02
US9725134B2 (en) 2017-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6349321B2 (ja) 船舶解体装置および船舶解体のための方法
CN109952246B (zh) 对用于运输、移除、装配、容置和转移资产的移动式停驻设备再配置的系统和方法
US8795520B2 (en) Oil spill recovery vessel
US4683832A (en) Device and method to set and salvage structures
US10233604B2 (en) Oil spill recovery vessel
US9567045B2 (en) Marine lifting vessel
WO2017058098A1 (en) A mobile docking apparatus and method of operating thereof
JP2011057218A (ja) 遭難船用の救助船、船の救助方法、および救助船の応用
CA2266169C (en) Floating structure for the transfer of cargo
US7419329B1 (en) Semi-submersible dry-docking lift apparatus
RU2653661C1 (ru) Самоходное судно-нефтемусоросборщик
JP5535806B2 (ja) フローティングドック及び船舶の解撤方法
EP2961649A1 (en) An integrated heavy lift and logistics vessel
KR101988225B1 (ko) 선박의 유류 제거 방법
JP6293819B2 (ja) 自航式災害復興作業船
WO2003042028A2 (en) Vessel for collecting oil from water surface
RU2170690C1 (ru) Комплекс для проведения работ на акватории
de Sherbinin ANALYSIS OF THE INTERFACE FOR AN AUTONOMOUS TRASH COLLECTION VESSEL AND ITS MOTHERSHIP

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160916

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6349321

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees