JP6348858B2 - 流量制御システム - Google Patents

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Description

この発明は、配管を流れる流体の流量を制御する流量制御システムに関するものである。
従来より、化学プラント等においては、その配管(プロセス配管)を通過する流体(プロセス流体)の流量を規制するバルブ(調節弁)に対してポジショナを設け、このポジショナによってバルブの開度を制御するようにしている。このポジショナは、バルブの実開度を検出し、上位の制御装置(コントローラ)から送られてくる開度指示値にバルブの実開度が一致するようにバルブの開度制御を行う。
図10にポジショナを用いた一般的な流量制御システムを示す。同図において、1はプロセス配管、2はプロセス配管1を通過するプロセス流体の流量を規制するバルブ、3はプロセス配管1を通過するプロセス流体の実流量(質量流量や体積流量)を測定する流量計、4はコントローラ、5はバルブ2に付設されたポジショナ、6は上位システムである。
この流量制御システムにおいて、上位システム6は、コントローラ4へ流量指示値F_SPを与える。コントローラ4は、流量計3によって測定されたプロセス流体の実流量F_PVと上位システム6から送られてくる流量指示値F_SPとを比較して、両者を一致させるために必要なバルブ2の開度を開度指示値θ_SPとして求める。コントローラ4によって求められた開度指示値θ_SPはポジショナ5へ送られる。ポジショナ5は、バルブ2の実開度θ_PVを検出し、コントローラ4から送られてくる開度指示値θ_SPにバルブ2の実開度θ_PVが一致するようにバルブ2の開度制御を行う。
特許第3007587号公報
しかしながら、このような流量制御システムでは、コントローラ4の流量制御系が不適切に動作すると、コントローラ4からの開度指示値θ_SPがポジショナ5の開度制御系に悪影響を及ぼす可能性がある。このため、コントローラ4の流量制御系の管理について改善が求められていた。
なお、特許文献1には、バルブを駆動する電動アクチュエータの動作にハンチングが生じたことを判定することのできるバルブ用ポジショナが示されている。この特許文献1に示されたバルブ用ポジショナは、電動アクチュエータの制御過程で、電動アクチュエータの動作角度が設定値を中心として所定範囲内で振動的に変化するハンチングが生じたことを判定するハンチング判定手段を備えている。
しかしながら、この特許文献1に示されたバルブ用ポジショナは、ポジショナの開度制御系の不健全性によるハンチング現象を検出するものであり、コントローラの流量制御系の不健全性に着目したものではない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、より高い確度のもとで、コントローラの流量制御系の不健全性の管理を行うことが可能な流量制御システムを提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、配管を流れる流体の流量を制御する流量制御システムにおいて、配管を通過する流体の流量を規制するバルブと、配管を通過する流体の実流量を測定する流量計と、流量計によって測定された流体の実流量と上位から送られてくる流量指示値とを比較して、両者を一致させるために必要なバルブの開度を開度指示値として求めるコントローラと、バルブの実開度を検出し、コントローラから送られてくる開度指示値にバルブの実開度が一致するようにバルブの開度制御を行うポジショナと、開度指示値およびバルブの実開度の少なくとも一方を所定のサンプリング周期で取得し、この所定のサンプリング周期で取得した所定期間内の開度指示値およびバルブの実開度の少なくとも一方から、コントローラの流量制御系の不健全性の可能性を示す指標を管理指標として求める管理指標演算部と、管理指標演算部によって求められた管理指標の信頼性を評価する管理指標信頼性評価部と、管理指標信頼性評価部による管理指標の信頼性の評価結果に応じて異なる種類のアラームを発報するアラーム発報部とを備えることを特徴とする。
本発明において、管理指標演算部は、開度指示値およびバルブの実開度の少なくとも一方を所定のサンプリング周期で取得し、この所定のサンプリング周期で取得した所定期間内の開度指示値およびバルブの実開度の少なくとも一方から、コントローラの流量制御系の不健全性の可能性を示す指標を管理指標として求める。例えば、所定期間内のサンプリング周期毎の開度指示値の変化量の積算値とバルブの実開度の変化量の積算値との比(後述する管理指標Ajに相当)を管理指標として求めたり、所定期間内のサンプリング周期毎のバルブの実開度の変化量の積算値とバルブの実開度の初期値と最終値との差の絶対値との比(後述する管理指標Bjに相当)を管理指標として求めたり、所定期間内のサンプリング周期毎の開度指示値の変化量の積算値と開度指示値の初期値と最終値との差の絶対値との比(後述する管理指標Cjに相当)を管理指標として求めたり、所定期間内のサンプリング周期毎のバルブの実開度と開度指示値との差の絶対値の積算値(後述する管理指標Djに相当)を管理指標として求めたりする。
本発明において、管理指標演算部によって求められた管理指標は、その信頼性が管理指標信頼性評価部において評価される。この場合、管理指標信頼性評価部は、所定期間内の流量指示値の変更回数に基づいて管理指標の信頼性を評価したり、ポジショナの開度制御系が正常であるか否かの確認結果に基づいて管理指標の信頼性を評価したり、コントローラの流量制御系に異常があるか否かの確認結果に基づいて管理指標の信頼性を評価したりする。アラーム発報部は、管理指標信頼性評価部における管理指標の信頼性の評価結果に応じて、異なる種類のアラームを発報する。これにより、より高い確度のもとで、コントローラの流量制御系の不健全性の管理を行うことが可能となる。
本発明において、ポジショナの開度制御系が正常であるか否かの確認結果に基づいて管理指標の信頼性を評価する場合、例えば、ポジショナに対してステップ応答テストを行い、このステップ応答テストの結果が良好であった場合に、コントローラの流量制御系に異常がある可能性が高いと判断するようにしたりする。
また、本発明において、コントローラの流量制御系に異常があるか否かの確認結果に基づいて管理指標の信頼性を評価する場合、例えば、コントローラへの流量指示値の変化に対するコントローラからの開度指示値の変化を確認し、流量指示値と開度指示値の変化方向が反対であった場合、コントローラの流量制御系に第1の異常がある可能性があると判断し、流量指示値の変化に対して開度指示値が所定時間を超えても変化しなかった場合、コントローラの流量制御系に第2の異常がある可能性があると判断するようにしたりする。
また、本発明では、管理指標演算部によって求められた管理指標の信頼性を評価するが、この場合、求められた管理指標と予め定められた閾値とを比較し、管理指標が閾値を超えたものについてのみ、管理指標の信頼性を評価するようにするとよい。
本発明によれば、開度指示値およびバルブの実開度の少なくとも一方を所定のサンプリング周期で取得し、この所定のサンプリング周期で取得した所定期間内の開度指示値およびバルブの実開度の少なくとも一方から、コントローラの流量制御系の不健全性の可能性を示す指標を管理指標として求めるようにし、この求めた管理指標の信頼性を評価し、その評価結果に応じて異なる種類のアラームを発報させるようにしたので、より高い確度のもとで、コントローラの流量制御系の不健全性の管理を行うことが可能となる。
本発明に係る流量制御システムの一実施の形態の要部を示す図である。 この流量制御システムの要部の機能ブロック図(実施の形態1の流量制御システムの要部の機能ブロック図)である。 流量指示値が変更された場合の通常の応答を示す図である。 流量指示値が変更された場合の不適切な応答を示す図である。 実施の形態1の流量制御システムにおける管理指標信頼性評価部およびアラーム発報部が行う処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の流量制御システムの要部の機能ブロック図である。 実施の形態2の流量制御システムにおける管理指標信頼性評価部およびアラーム発報部が行う処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態3の流量制御システムにおける管理指標信頼性評価部およびアラーム発報部が行う処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態3の流量制御システムの要部の機能ブロック図である。 ポジショナを用いた一般的な流量制御システムを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態の説明に入る前に、本発明の技術思想(重要な着眼点)について、簡単に説明しておく。本願の発明者は、流量制御系のアクチュエータとしてバルブ(調節弁)が利用される場合、流量制御のフィードバック制御が振動的に開度指示値を与えると、開度指示値に開度が追従する際に、無駄なUターン追従(後述)が発生し得るという問題点を見出した。そして、無駄なUターン追従を管理対象とすることに着眼し、この現象を反映する指標として管理指標を計算し、モニタリングすることで、流量制御系の不健全性の可能性を知ることができることに想到した。以下に説明する実施の形態は、このような技術思想に基づいており、本発明を実現する具体的な例を示すものである。
図1は本発明に係る流量制御システムの一実施の形態の要部を示す図であり、図10と同一符号は図10を参照して説明した構成要素と同一或いは同等の構成要素を示し、その説明は省略する。図2はこの流量制御システムの要部の機能ブロック図である。
本実施の形態において、コントローラ4は開度指示決定部41を備え、ポジショナ5は開度制御部51と開度検出部52と管理指標演算部53と管理指標送信部54とを備え、上位システム6は流量指示設定部61と管理指標受信部62と管理指標信頼性評価部63とアラーム発報部64と表示部65とを備えている。
このコントローラ4、ポジショナ5、上位システム6における各部の処理動作は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。具体的には、コンピュータにプログラムがインストールされ、このインストールされたプログラムに従うCPUの処理動作として実現される。
上位システム6において、流量指示設定部61は、コントローラ4へ流量指示値F_SPを送る。コントローラ4において、開度指示決定部41は、上位システム6から送られてくる流量指示値F_SPと流量計3によって測定されたプロセス流体の実流量F_PVとを比較し、両者を一致させるために必要なバルブ2の開度を開度指示値θ_SPとして求め、この求めた開度指示値θ_SPをポジショナ5へ送る。
ポジショナ5において、開度検出部52はバルブ2の実開度θ_PVを検出し、開度制御部51はコントローラ4から送られてくる開度指示値θ_SPと開度検出部52が検出するバルブ2の実開度θ_PVとが一致するようにバルブ2の開度制御を行う。これにより、プロセス配管1を流れるプロセス流体の流量が上位システム6からの流量指示値F_SPに合わせ込まれる。
ポジショナ5において、管理指標演算部53は、コントローラ4からの開度指示値θ_SPおよび開度検出部52が検出するバルブ2の実開度θ_PVを所定のサンプリング周期Δt(例えば、Δt=50ms)で取得し、このサンプリング周期Δtで取得した所定期間T(例えば、T=20s)内の開度指示値θ_SPおよびバルブ2の実開度θ_PVから、コントローラ4の流量制御系の不健全性の可能性を示す指標として管理指標Ajを所定期間T毎に求める。
ポジショナ5において、管理指標送信部54は、管理指標演算部53が求めた管理指標Ajを上位システム6へデジタル通信で送信する。管理指標Ajについては後述する。
上位システム6において、管理指標受信部62は、ポジショナ5から送られてくる管理指標Ajを受信する。上位システム6において、管理指標信頼性評価部63は、管理指標受信部62が受信した管理指標Ajと予め定められている閾値Athとを比較し、管理指標Ajが閾値Athを超えた場合、管理指標Ajの信頼性を評価し、その信頼性の評価結果をアラーム発報部64へ送る。
アラーム発報部64は、管理指標信頼性評価部63からの評価結果を受けて、その評価結果に応じて異なる種類のアラームを発報する。このアラームは表示部65に送られる。表示部65はアラーム発報部64からのアラームを画面上でオペレータに通知する。なお、ブザーなどの鳴動音で、アラームをオペレータに通知するようにしてもよい。
〔管理指標Ajについて〕
この流量制御システムでは、上位システム6からの流量指示値F_SPが変更されると、それに従ってコントローラ4が開度指示値θ_SPを変更し、ポジショナ5へ送信する。この場合、通常は、図3に示すような応答が得られる。
図3は横軸に時間を、縦軸に開度をとり、開度指示値θ_SPと実開度θ_PVの時系列変化をプロットしたものである。開度指示値θ_SPの変化50%→55%に追従して、実開度θ_PVはムダ時間や応答遅れを伴って追従する。応答の様子はバルブ2の大きさなどによって異なる。
図4に不適切な応答を示す。この例では、開度指示値θ_SPが50%から一度60%になって、2秒後に55%に変化している。この場合、実開度θ_PVが一度60%に向かって制御され、55%を超えた後、再び55%へ制御されている。このような追従をUターン追従と呼ぶ。
バルブ2には摺動部分が多くあり、摺動距離の積算値をメンテナンスの指標として採用することが一般的に行われている。多く動くとそれだけ故障確率が高くなるので、摺動距離の積算値が大きくなれば、メンテナンスの優先度を高くするなどする。
図4に示した不適切な応答では、摺動距離の積算値が大きくなる傾向がある。何らかの原因で開度指示値θ_SPが一度大きくなった後、狙いの開度指示値θ_SP(55%)へ落ち着いており、追従した実開度θ_PVが余計に動いていることが分かる。
本実施の形態では、図4に示したような現象の結果を反映する指標として、管理指標Ajを使用する。すなわち、開度指示値θ_SPと実開度θ_PVに基づいた指標を計算し、モニタリングすることで、コントローラ4の流量制御系の不健全性の可能性を知るようにする。
この管理指標Ajは、下記に示す(1)式によって求める。
Aj=ΣΔθ_SPi÷ΣΔθ_PVi ・・・・(1)
この(1)式において、Δθ_SPi=|θ_SPi−θ_SPi-1|、Δθ_PVi=|θ_PVi−θ_PVi-1|、θ_SPi,θ_PViの添字のiは開度指示値および実開度のサンプル(サンプリング周期Δt毎のサンプル)、Ajの添字jは管理指標のサンプル(所定周期T毎のサンプル)、ΣΔθ_SPiは所定期間T内のΔθ_SPiの積算値、ΣΔθ_PViは所定期間T内のΔθ_PViの積算値を示す。
この(1)式で示される管理指標Ajは、所定期間T内のサンプリング周期Δt毎の開度指示値θ_SPiの変化量Δθ_SPiの積算値ΣΔθ_SPiとバルブ2の実開度θ_PViの変化量Δθ_PViの積算値ΣΔθ_PViとの比を示している。
開度指示値θ_SPが実開度θ_PVに比べて余分に動いていると、管理指標Ajが大きくなり、無駄なUターン追従の結果であると推測できる。この管理指標Ajをモニタリングすることによって、コントローラ4の流量制御系に不健全性がある可能性を知ることができる。
例えば、図3に示した通常の応答時の管理指標AjはAj=1.00となるのに対し、図4に示した不適切な応答時のAjはAj=1.23となる(iは50msごとサンプル、jは20sごとサンプルの場合)。
正常な開度指示値θ_SPであれば管理指標Ajは1.00に近く、管理指標Ajが1.00から大きくなるにつれて、コントローラ4の流量制御系の不健全性が原因でバルブ2の摺動距離が無駄に大きくなっている可能性が高い。
そこで、本実施の形態の流量制御システムでは、ポジショナ5に設けた管理指標演算部53で所定期間Tが経過する毎に管理指標Ajを求め、この所定期間T毎の管理指標Ajを上位システム6でモニタリングし、管理指標Ajが閾値Athを超えた場合に自動的にアラームを発報することで、コントローラ4の流量制御系の不健全性の管理を実現する。
なお、管理指標Ajを求める際の積算時間は、すなわち管理指標演算部53での所定期間T(所定期間T内のサンプル数I)は、以下の(1),(2)のような方針で決定する。
(1)制御目的の時定数に応じて定める(例:温調対象の時定数より十分に短いこと)。
※通常の温度設定値変更に伴う開度指示値θ_SPの変更は不健全とは言えない。
(2)バルブの作動速度(全閉→全開にかかる時間)に応じて決める(例:バルブの作動速度より十分に長いこと)。
※実開度θ_PVの動作よりは十分長くないと管理指標の意味がない。
〔管理指標のバリエーション〕
上述した実施の形態では、コントローラ4の流量制御系の不健全性の可能性を示す指標として上記(1)式で示される管理指標Ajを求めるようにしたが、同様の管理指標としては他にも色々なものが考えられる。
〔管理指標Bj:所定期間(積算時間)Tにおけるθ_PVの初期値と最終値も利用する〕
例えば、最終的に到達したい値への最端経路と実際に通った経路(絶対値の積算値)との差を評価するものとして、下記の(2)式で示される管理指標Bjを用いる。
Bj=ΣΔθ_PVi÷(|θ_PVi_Ij−θ_PVi_Ej|) ・・・・(2)
この(2)式において、θ_PVi_Ijはサンプルjの始めの時刻のθ_PVの値〔%〕、θ_PVi_Ejはサンプルjの最後の時刻のθ_PVの値〔%〕を示す。
上記(2)式で示される管理指標Bjは、所定期間T内のサンプリング周期Δt毎のバルブ2の実開度θ_PViの変化量Δθ_PViの積算値ΣΔθ_PViとバルブ2の実開度θ_PViの初期値θ_PVi_Ijと最終値θ_PVi_Ejとの差の絶対値|θ_PVi_Ij−θ_PVi_Ej|との比を示している。
管理指標Bjが1より大きい場合、θ_PVがその最終値へ向かう最短経路に比べて無駄な経路を通っていることになる。所定期間(積算時間)Tがθ_PVの応答速度よりも十分に大きければ、コントローラ4の流量制御系の不健全性が原因で、バルブ2の摺動距離が無駄に増加している可能性を示唆することができる。
〔管理指標Cj:所定期間(積算時間)Tにおけるθ_SPの初期値と最終値も利用する〕
管理指標Bjと同様、最終的に到達したい値への最端経路と実際に通った経路(絶対値の積算値)の差を評価するものとして、下記の(3)式で示される管理指標Cjを用いる。
Cj=ΣΔθ_SPi÷(|θ_SPi_Ij−θ_SPi_Ej|) ・・・・(3)
この(3)式において、θ_SPi_Ijはサンプルjの始めの時刻のθ_SPの値〔%〕、θ_SPi_Ejはサンプルjの最後の時刻のθ_SPの値〔%〕を示す。
上記(3)式で示される管理指標Cjは、所定期間T内のサンプリング周期Δt毎の開度指示値θ_SPiの変化量Δθ_SPiの積算値ΣΔθ_SPiと開度指示値θ_SPiの初期値θ_SPi_Ijと最終値θ_SPi_Ejとの差の絶対値|θ_SPi_Ij−θ_SPi_Ej|との比を示している。
管理指標Cjが1より大きい場合、θ_SPがその最終値へ向かう最短経路に比べて無駄な経路を通っている傾向を示している。但し、上位システム6の制御機能の結果、そのようなθ_SPの変化を要求している可能性があるという点で、管理指標Bjとは特徴が異なり、利用には注意が必要である。
〔管理指標Dj:θ_PViとθ_SPiとの差も利用する〕
バルブ2の実開度θ_PViと開度指示値θ_SPiとの差をEi=θ_PVi−θ_SPiとした場合、|Ei|の積算値が大きな場合、無駄な開度指示値θ_SPのUターンに伴い、実開度θ_PViも無駄な動きをしている可能性が高い。そこで、この|Ei|の積算値に着目し、下記の(4)式で示される管理指標Djを用いる。
Dj=Σ|Ei| ・・・・(4)
この(4)式において、Σ|Ei|は所定期間T内の|Ei|の積算値を示す。
上記(4)式で示される管理指標Djは、所定期間T内のサンプリング周期Δt毎のバルブ2の実開度θ_PViと開度指示値θ_SPiとの差の絶対値|Ei|の積算値を示している。
バルブ2の実開度θ_PViは開度指示値θ_SPiから遅れるため、管理指標Djはある程度の大きさを持つ管理指標である。絶対値の評価はできないが、管理指標Djの時系列変化から相対的にコントローラ4の流量制御系の不健全性の可能性を示す指標になり得る。例えば、同じ開度付近の制御が続いているにも拘わらず、管理指標Djが大きくなる傾向にある場合など、コントローラ4の流量制御系に不健全性がある可能性が高い。
図5に上位システム6における管理指標信頼性評価部63およびアラーム発報部64が行う処理動作のフローチャートを示す。
コントローラ4への流量指示値F_SPの変更の頻度が確認できると、コントローラ4の流量制御系の不健全性の可能性を示す指標に対する確度が上がる。流量指示値F_SPが頻繁に変更されていれば、流量制御系の開度指示値θ_SPiが変更されるのは不健全ではない可能性が高い。一方で、流量指示値F_SPの変更がないか、または1回しか変更されていないときに管理指標Ajが大きくなることは、流量制御系の不健全性が疑われる。
そこで、本実施の形態(実施の形態1)では、管理指標信頼性評価部63において、管理指標受信部62が受信した管理指標Ajと予め定められている閾値Athとを比較し(ステップS101)、管理指標Ajが閾値Athを超えた場合(ステップS101のYES)、コントローラ4への流量指示値F_SPの変更が1回よりも多いか否かをチェックし(ステップS102)、そのチェック結果を管理指標Ajの信頼性の評価結果としてアラーム発報部64へ送る。
アラーム発報部64は、管理指標信頼性評価部63からの管理指標Ajの信頼性の評価結果を受けて、コントローラ4への流量指示値F_SPの変更が1回よりも多い場合にはアラーム1を発報し(ステップS103)、コントローラ4への流量指示値F_SPの変更が1回よりも少ない場合にはアラーム2を発報する(ステップS104)。
この場合、アラーム1とアラーム2とはそのアラームの種別が異なり、アラーム2はアラーム1よりも流量制御系の不健全性の疑いが強いことを示す。すなわち、アラーム2の方がアラーム1よりも、流量制御系に不健全性がある虞が相対的に高いことを示す。
〔実施の形態2〕
実施の形態1では、コントローラ4への流量指示値F_SPの変更回数に基づいて管理指標Ajの信頼性を評価するようにしたが、実施の形態2では、ポジショナ5の開度制御系が正常であるか否かの確認結果に基づいて管理指標Ajの信頼性を評価するものとする。
ポジショナ5の開度制御系が正常であることを確認できると、コントローラ4の流量制御系の不健全性に対する確度が上がる。そこで、実施の形態2では、管理指標Ajが閾値Athを超えたバルブ3に対して、プラント停止時に、例えばステップ応答テストなどを実施することで、ポジショナ5の開度制御系が正常であるか否かを確認し、その確認結果を管理指標信頼性評価部63へ与えるものとする(図6参照)。
この場合、管理指標信頼性評価部63は、管理指標Ajが大きく(図7:ステップS201のYES)、ステップ応答テストの結果が良好であった場合には(ステップS202のYES)、コントローラ4の流量制御系に異常がある可能性が高いと判断し、その旨の評価結果をアラーム発報部64へ送る。ステップ応答テストの結果が良好でなかった場合には(ステップS202のNO)、コントローラ4の流量制御系に異常がある可能性は低いと判断し、その旨の評価結果をアラーム発報部64へ送る。
アラーム発報部64は、管理指標信頼性評価部63からの評価結果を受けて、コントローラ4の流量制御系に異常がある可能性が高いと判断されている場合にはアラーム3を発報し(ステップS203)、コントローラ4の流量制御系に異常がある可能性が低いと判断されている場合にはアラーム4を発報する(ステップS204)。
この場合、アラーム3とアラーム4とはそのアラームの種別が異なり、アラーム3はアラーム4よりも流量制御系の不健全性の疑いが強いことを示す。すなわち、アラーム3の方がアラーム4よりも、流量制御系に不健全性がある虞が相対的に高いことを示す。
〔実施の形態3〕
実施の形態2では、ポジショナ5の開度制御系が正常であるか否かの確認結果に基づいて管理指標Ajの信頼性を評価するものとしたが、実施の形態3では、コントローラ4の流量制御系に異常があるか否かの確認結果に基づいて管理指標Ajの信頼性を評価するものとする。
コントローラ4の流量制御系に大きな異常があることを確認できると、コントローラ4の流量制御系の不健全性に対する確度が上がる。そこで、実施の形態3では、管理指標Ajが閾値Athを超えた場合、管理指標信頼性評価部63において、コントローラ4の流量制御系に異常があるか否かを確認するものとする。
コントローラ4の流量制御系の異常として2つの事例を以下に挙げる。
(1)開度指示値の反対方向への指示(事例1)
流量指示値F_SPを増加させる信号に対して、開度指示値θ_SPが減少する指示をコントローラ4がポジショナ5へ与えた場合である。制御ループのゲインの正負が反対であるなど、致命的な異常がコントローラ4に存在すると予想される。
(2)開度指示値が動かない(事例2)
流量指示値F_SPが変更されたにも拘わらず、開度指示値θ_SPが動かないケースであり、コントローラ4の動きが非常に遅くなっているという異常が予想される。
図8にこの2つの事例を想定した場合のフローチャートを示し、図9に図6に対応する機能ブロック図を示す。
管理指標信頼性評価部63は、前回からの流量指示値F_SPの変化幅が予め定められた閾値e_F_SP以上であるか否かをチェックし(ステップS301)、前回からの流量指示値F_SPの変化幅が閾値e_F_SP以上であれば(ステップS301のYES)、タイマをカウントアップしたうえ(ステップS302)、前回からの開度指示値θ_SPの変化幅が閾値e_θ_SP以上であるか否かをチェックする(ステップS303)。前回からの開度指示値θ_SPの変化幅が閾値e_θ_SP以上でなければ(ステップS303のNO)、ステップS304を経てステップS302に戻り、ステップS302〜304の処理を繰り返す。
管理指標信頼性評価部63は、ステップS302〜304の処理の繰り返し中、前回からの開度指示値θ_SPの変化幅が閾値e_θ_SP以上となると(ステップS303のYES)、流量指示値F_SPの変化方向と開度指示値θ_SPの変化方向が反対か否かをチェックし(ステップS305)、流量指示値F_SPの変化方向と開度指示値θ_SPの変化方向が反対であれば(ステップS305のYES)、コントローラ4の流量制御系に第1の異常(事例1の異常)がある可能性があると判断し、その旨の評価結果をアラーム発報部64へ送る。
管理指標信頼性評価部63は、ステップS302〜304の処理の繰り返し中、前回からの開度指示値θ_SPの変化幅が閾値e_θ_SP以上とならず(ステップS303のNO)、ステップS302でのタイマのカウント値が所定値Nを超えると(ステップS304のYES)、コントローラ4の流量制御系に第2の異常(事例2の異常)がある可能性があると判断し、その旨の評価結果をアラーム発報部64へ送る。
アラーム発報部64は、管理指標信頼性評価部63からの評価結果を受けて、コントローラ4の流量制御系に第1の異常がある可能性があると判断されている場合にはアラーム5を発報し(ステップS306)、コントローラ4の流量制御系に第2の異常がある可能性があると判断されている場合にはアラーム6を発報する(ステップS307)。この場合、アラーム5とアラーム6とはそのアラームの種別が異なり、アラーム5はアラーム6よりも流量制御系の不健全性が高いことを示す。
なお、上述した実施の形態では、管理指標演算部53をポジショナ5へ設けるようにしたが、上位システム6に設けるようにしてもよい。また、逆に、管理指標信頼性評価部63やアラーム発報部64をポジショナ5に設けるようにしたりしてもよく、各種の変形が自在である。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1…プロセス配管、2…バルブ、3…流量計、4…コントローラ、5…ポジショナ、6…上位システム、41…開度指示決定部、51…開度制御部、52…開度検出部、53…管理指標演算部、54…管理指標送信部、61…流量指示設定部、62…管理指標受信部、63…管理指標信頼性評価部、64…アラーム発報部、65…表示部。

Claims (6)

  1. 配管を流れる流体の流量を制御する流量制御システムにおいて、
    前記配管を通過する流体の流量を規制するバルブと、
    前記配管を通過する流体の実流量を測定する流量計と、
    前記流量計によって測定された流体の実流量と上位から送られてくる流量指示値とを比較して、両者を一致させるために必要な前記バルブの開度を開度指示値として求めるコントローラと、
    前記バルブの実開度を検出し、前記コントローラから送られてくる開度指示値に前記バルブの実開度が一致するように前記バルブの開度制御を行うポジショナと、
    前記開度指示値および前記バルブの実開度の少なくとも一方を所定のサンプリング周期で取得し、この所定のサンプリング周期で取得した所定期間内の開度指示値およびバルブの実開度の少なくとも一方から、前記コントローラの流量制御系の不健全性の可能性を示す指標を管理指標として求める管理指標演算部と、
    前記管理指標演算部によって求められた管理指標の信頼性を評価する管理指標信頼性評価部と、
    前記管理指標信頼性評価部による前記管理指標の信頼性の評価結果に応じて異なる種類のアラームを発報するアラーム発報部とを備え、
    前記管理指標信頼性評価部は、
    前記所定期間内の前記流量指示値の変更回数に基づいて前記管理指標の信頼性を評価する
    ことを特徴とする流量制御システム。
  2. 配管を流れる流体の流量を制御する流量制御システムにおいて、
    前記配管を通過する流体の流量を規制するバルブと、
    前記配管を通過する流体の実流量を測定する流量計と、
    前記流量計によって測定された流体の実流量と上位から送られてくる流量指示値とを比較して、両者を一致させるために必要な前記バルブの開度を開度指示値として求めるコントローラと、
    前記バルブの実開度を検出し、前記コントローラから送られてくる開度指示値に前記バルブの実開度が一致するように前記バルブの開度制御を行うポジショナと、
    前記開度指示値および前記バルブの実開度の少なくとも一方を所定のサンプリング周期で取得し、この所定のサンプリング周期で取得した所定期間内の開度指示値およびバルブの実開度の少なくとも一方から、前記コントローラの流量制御系の不健全性の可能性を示す指標を管理指標として求める管理指標演算部と、
    前記管理指標演算部によって求められた管理指標の信頼性を評価する管理指標信頼性評価部と、
    前記管理指標信頼性評価部による前記管理指標の信頼性の評価結果に応じて異なる種類のアラームを発報するアラーム発報部とを備え、
    前記管理指標信頼性評価部は、
    前記ポジショナの開度制御系が正常であるか否かの確認結果に基づいて前記管理指標の信頼性を評価する
    ことを特徴とする流量制御システム。
  3. 配管を流れる流体の流量を制御する流量制御システムにおいて、
    前記配管を通過する流体の流量を規制するバルブと、
    前記配管を通過する流体の実流量を測定する流量計と、
    前記流量計によって測定された流体の実流量と上位から送られてくる流量指示値とを比較して、両者を一致させるために必要な前記バルブの開度を開度指示値として求めるコントローラと、
    前記バルブの実開度を検出し、前記コントローラから送られてくる開度指示値に前記バルブの実開度が一致するように前記バルブの開度制御を行うポジショナと、
    前記開度指示値および前記バルブの実開度の少なくとも一方を所定のサンプリング周期で取得し、この所定のサンプリング周期で取得した所定期間内の開度指示値およびバルブの実開度の少なくとも一方から、前記コントローラの流量制御系の不健全性の可能性を示す指標を管理指標として求める管理指標演算部と、
    前記管理指標演算部によって求められた管理指標の信頼性を評価する管理指標信頼性評価部と、
    前記管理指標信頼性評価部による前記管理指標の信頼性の評価結果に応じて異なる種類のアラームを発報するアラーム発報部とを備え、
    前記管理指標信頼性評価部は、
    前記コントローラの流量制御系に異常があるか否かの確認結果に基づいて前記管理指標の信頼性を評価する
    ことを特徴とする流量制御システム。
  4. 請求項に記載された流量制御システムにおいて、
    前記管理指標信頼性評価部は、
    前記ポジショナに対して行われたステップ応答テストの結果が良好であった場合、前記コントローラの流量制御系に異常がある可能性が高いと判断する
    ことを特徴とする流量制御システム。
  5. 請求項3に記載された流量制御システムにおいて、
    前記管理指標信頼性評価部は、
    前記コントローラへの流量指示値の変化に対する前記コントローラからの開度指示値の変化を確認し、流量指示値と開度指示値の変化方向が反対であった場合、前記コントローラの流量制御系に第1の異常がある可能性があると判断し、流量指示値の変化に対して開度指示値が所定時間を超えても変化しなかった場合、前記コントローラの流量制御系に第2の異常がある可能性があると判断する
    ことを特徴とする流量制御システム。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載された流量制御システムにおいて、
    前記管理指標信頼性評価部は、
    前記管理指標演算部によって求められた管理指標と予め定められた閾値とを比較し、前記管理指標が前記閾値を超えたものについて、前記管理指標の信頼性を評価する
    ことを特徴とする流量制御システム。
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