JP6348754B2 - 分割可能型排気装置および分割可能型排気装置の使用方法 - Google Patents
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Description
排気装置は、排気フード、フィルタ、送風機等で構成される内蔵型と非内蔵型(別置き型)とがあり、設置室のスペースや配置条件により装置に要求される形状や寸法は様々である。
このような排気装置の一例として特許文献1に記載のものが知られている。この排気装置は、箱体の内部に、ファン(送風機)を配した陽圧室及び隣接する陰圧室、フィルタ室を設けるとともに、フィルタ室の前方の前壁(箱体の前面を構成する前壁)に吸気口を設け、この吸気口から汚染された外気を吸引し、箱体の後面を構成する後壁に設けられた排気口から排気するようになっている。前記箱体内のフィルタ室にはHEPAフィルタ等のフィルタを設け、このフィルタによって、前記吸気口から吸引された外気から有害粒子等を除去し、排気口から排気している。
前記吸気ユニットとフィルタユニットとが分割可能に接続され、前記フィルタユニットと前記送風機ユニットとが分割可能に接続されていることを特徴とする。
前記吸気ユニットを前記フィルタユニットから分割して、当該フィルタユニットと前記送風機ユニットとからなる排気ユニットを構成し、
当該排気ユニットを既設の装置に取り付けて使用することを特徴とする。
図1〜図3は本発明に係る分割可能型排気装置の一例を示すものであり、図1はその側面図、図2は分割した状態の分割可能型排気装置を示す側面図、図3は分割可能型排気装置の分解斜視図である。
なお、分解斜視図には、フィルタ部、送風機等の図示を省略している。
図1〜図3に示すように、本実施の形態の分割可能型排気装置1は、吸気ユニット2と、フィルタユニット3と、送風機ユニット4とを備えている。
箱体5は、略矩形箱状となっているが、その前面上部は、斜め上方を向く傾斜面となっている。箱体5の前面下部には矩形状の開口5aが設けられており、この開口5aは矩形状の化粧パネル7によって閉塞されている。この化粧パネル7は、ねじ等によって箱体5の前面下部に着脱可能となっている。
また、箱体の傾斜している前面上部には、矩形状の開口5bが設けられており、この開口5bは矩形状の化粧パネル8によって閉塞されている。また、この化粧パネル8の中央部には円形の孔8aが形成されている。この化粧パネル8は、ねじ等によって箱体5の前面上部に着脱可能となっている。また、箱体5の背面には、矩形状の開口5cが設けられている。
さらに、箱体5の背面には、前記フィルタユニット3の前面に接続するための接続面9,9が前記開口5cを左右に挟むようにして設けられており、この接続面9の上下端部に貫通孔9a,9aが形成されている。
したがって、吸気口6aから吸入された空気は吸込みケース6に入り、この吸込みケース6の背面の開口から箱体5の背面の開口5cを通って前記フィルタユニット3に導入されるようになっている。
箱体10は矩形箱状となっており、その前面には矩形状の開口10aが設けられ、背面には矩形状の開口10bが設けられている。また、箱体10の一方の側面には矩形状の開口10cが設けられている。この開口10cが設けられた側面には略長円状の筒部12aを備えた縦長矩形状のバッグインバッグアウトボード12が設けられており、筒部12aの基端部はバッグインバッグアウトボード12の裏面に開口している。このバッグインバッグアウトボード12は化粧板13によって閉塞されるようになっている。化粧板13はねじ14によってバッグインバッグアウトボード12に取り付けられ、化粧板13を取り外すことによって、箱体10内に筒部12a内を通してアクセス可能となっている。
また、筒部12aにはビニール袋12bの開口部12cが被せられ、二本のOリング12d,12dによって開口部12cを筒部12aの外周面に固定できるようになっている。また、ビニール袋12bには外側から手を挿入可能は手袋部12e,12eが設けられている。したがって、箱体10内に筒部12a内を通してアクセスする場合、この手袋部12e,12eに手を挿入して行うことになる。なお、予めビニール袋12bが筒部12aに取り付けられたうえで、バッグインバッグアウトボード12が化粧板13によって閉塞される。
また、フィルタユニット3の箱体10の背面には、前記送風機ユニット4の前面に接続するための接続面17,17が前記開口10bを左右に挟むようにして設けられており、この接続面17の上下端部にナット部17a,17aが設けられている。また、ナット部17aの表面は接続面17と面一か接続面17に対して若干窪んでいる。
このフィルタろ材11bとしては、HEPAフィルタが主に使用されるが、ULPAフィルタや中性能フィルタも使用される。このようなフィルタ部11は、フィルタ枠11aを図示しない固定手段によって、箱体10の内部に設けられた矩形枠状の固定板10d(図3参照)に押し付けて固定することによって、箱体10の内部に設けられている。
したがって、フィルタ部11は固定手段を緩めることによって、箱体10の内部から前記孔12aを通して外部に取り出せるようになっている。
フィルタ部11を交換等する場合、まず、バッグインバッグアウトボード12から化粧板13を取り外す。バッグインバッグアウトボード12の筒部12aには、予めビニール袋12bの開口部12cが被せられて二本のOリング12d,12dで固定されているので、次に、ビニール袋12bの手袋部12e,12eに手を挿入してフィルタ部11を取り出し、新たなフィルタろ材11bを取り付けたフィルタ部を再び手袋部12e,12eに挿入した手によって、箱体10の内部に取り付ければよい。このようにすることで、汚染されたフィルタ部11によって作業者が曝露されることなく、フィルタ部11の交換作業や有害粒子が付着したフィルタろ材11bの廃棄作業を行うことができる。
なお、箱体10の上部には、フィルタろ材11bの集塵効率を測定するためのポート18,18が設けられている。
箱体20は矩形箱状となっており、その前面には矩形状の開口20aが設けられ、背面には矩形状の開口20bが設けられている。この開口20bが排気口20bとなっている。また、箱体20の背面には多数の貫通孔を有するパンチング板(整流板)20cが取り付けられており、このパンチング板(整流板)20cを通して排気を行うようになっている。
箱体20の前面には、前記フィルタユニット3の背面の接続面17,17に接続するための接続面22,22が前記開口20aを左右に挟むようにして設けられており、この接続面22の上下端部に貫通孔22a,22aが設けられている。貫通孔22aは前記ナット部17aと対向して配置されている。
そして、モータ21aによって羽根21bを回転させることで、空気を前面の開口20aから吸込み、背面の開口20bから排出するようになっている。
なお、図1および図2に示すように、送風機ユニット4の上部には、送風機21を操作するための操作パネル25が設けられている。
例えば、フィルタユニット3と送風機ユニット4とを備えた排気ユニット1Aを、図4に示すように、既設の装置30に垂直に取り付けることができ、また図5に示すように、既設の装置30に水平に取り付けることもできる。
また、図5に示すように、水平に取り付ける場合、フィルタユニット3と送風機ユニット4とからなる排気ユニット1Aを、装置30の側面に送風機ユニット4が外側に位置するようにして設置し、フィルタユニット3の接続面15を装置30の側面のフレームにねじによって固定すればよい。
1A 排気ユニット
2 吸気ユニット
3 フィルタユニット
4 送風機ユニット
6a 吸気口
20b 開口(排気口)
30 既設の装置
Claims (2)
- 吸気口を備えた吸気ユニットと、フィルタを備えたフィルタユニットと、送風機と排気口を備えた送風機ユニットとを備え、
前記フィルタユニットは、箱体と、この箱体の内部に設けられたフィルタ部とを備え、
前記吸気ユニットとフィルタユニットとが分割可能に接続され、前記フィルタユニットと前記送風機ユニットとが分割可能に接続され、
前記箱体の一方の側面に開口が設けられ、この開口に筒部を備えたバッグインバッグアウトボードが設けられ、前記筒部の基端部は前記バッグインバッグアウトボードの裏面に開口し、
前記筒部にビニール袋の開口部が被せられ、このビニール袋に外側から手を挿入可能は手袋部が設けられ、前記箱体の内部に前記筒部を通してアクセスする場合、前記手袋部に手を挿入して行うことを特徴とする分割可能型排気装置。 - 請求項1に記載の分割可能型排気装置の使用方法であって、
前記吸気ユニットを前記フィルタユニットから分割して、当該フィルタユニットと前記送風機ユニットとからなる排気ユニットを構成し、
当該排気ユニットを既設の装置に取り付けて使用することを特徴とする分割可能型排気装置の使用方法。
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