JP6347240B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンターや複写機等の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、装置本体に着脱可能に装着される給紙カセットを備えている。
特許文献1に記載の画像形成装置は、装置本体の本体フレームの下部に給紙カセットを装着するためのカセット装着部を備えている。カセット装着部は、矩形箱状に形成されている。カセット装着部の左右両側面には、それぞれ、給紙カセットの着脱方向(前後方向)に沿って延びるカセットガイドが取り付けられている。給紙カセットの左右両側面には、それぞれ、前後方向に沿って延びるガイド溝が凹設されている。各カセットガイドが各ガイド溝に嵌合することで、給紙カセットがカセット装着部にスライド可能に支持される。なお、各カセットガイドは、良好な摺動性を示すと共に可撓性に富むポリアセタール(POM)樹脂で形成されている。
特開2009−145630号公報
しかしながら、上記した技術では、各カセットガイドと各ガイド溝とが、前後方向に長く形成されているため、互いの接触面積を削減することができなかった。また、各カセットガイドは、比較的柔らかいPOM樹脂製であるため、変形するおそれもあった。したがって、上記した技術では、各カセットガイドと各ガイド溝との摺動負荷が増加し、給紙カセットを円滑にスライドさせることができないことがあった。さらに、各カセットガイドは、可撓性に富むPOM樹脂製であるため、装置本体の剛性向上に寄与していない。上記した技術では、装置本体の剛性を確保するために、本体フレームとは別にカセット装着部を設けて各カセットガイドを取り付けなければならなかった。
本発明は上記した課題を解決すべく、カセットの円滑な着脱を担保すると共に装置本体の剛性を向上させる画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートを収容するカセットと、前記カセットを着脱可能に支持する装置本体と、前記装置本体の下側に互いに離間して固定され、前記装置本体の設置面に当接する複数の脚部材と、を備え、前記複数の脚部材は、それぞれ、前記カセットの両側面に対抗して配置され、前記カセットの両側面に形成される被ガイド部が摺動可能に係合するガイド部を有し、前記各脚部材は、4000MPa以上20000MPa以下のヤング率を有する樹脂材料で構成されている。
この構成によれば、カセットの被ガイド部材は互いに離間した複数の脚部材のガイド部に支持されるため、被ガイド部材とガイド部材との接触面が分散される。したがって、被ガイド部材とガイド部材との摺動負荷を低減することができる。これにより、カセットを円滑にスライドさせることができる。また、各脚部材は、ヤング率の高い硬質樹脂製で形成され、装置本体に固定されることで、装置本体の構成部材の一部として機能する。これにより、装置本体の剛性を向上させることができるため、装置本体の振動が抑制されて適正な画像形成処理を担保することができる。また、各脚部材が高剛性(高強度)に構成されているため、段差や傾斜等がある設置面に装置本体を設置した場合でも、装置本体のねじれ等を抑制することができる。
この場合、前記各脚部材は、前記装置本体の枠組みを構成する側板に対し、異なる2つ以上の方向から螺合する2以上の締結部材を介して固定されていることが好ましい。
この構成によれば、各脚部材が側板に複数方向から締結されることで、側板の剛性(ねじり剛性)を向上させることができる。
この場合、前記装置本体の内部において前記カセットから前記シートの排出先まで延設される搬送路と、前記装置本体の一面を形成する閉鎖位置と前記搬送路を開放する開放位置との間で回動可能に構成されるジャム処理カバーと、を更に備え、前記複数の脚部材は、前記ジャム処理カバーを回動可能に支持するカバー回動支点が形成される一対の支点脚部材を含むことが好ましい。
この構成によれば、ジャム処理カバーを支持する一対の支点脚部材の剛性(強度)を高めることで、ジャム処理カバーの位置精度を適正に維持することができる。
この場合、前記装置本体の内部において前記カセットから前記シートの排出先まで延設される搬送路と、前記搬送路の下流側から分岐して、前記搬送路の上流側に合流する反転搬送路と、前記装置本体に装着された前記カセットの上面に沿って形成され、前記反転搬送路の一面を形成する反転閉鎖位置と前記反転搬送路を開放する反転開放位置との間で回動可能に構成される両面搬送ガイドと、を更に備え、前記複数の脚部材は、前記両面搬送ガイドを回動可能に支持するガイド回動支点が形成される一対の支点脚部材を含むことが好ましい。
この構成によれば、両面搬送ガイドを支持する一対の支点脚部材の剛性(強度)を高めることで、両面搬送ガイドの位置精度を適正に維持することができる。これにより、両面搬送ガイドは適正な反転搬送路を構成することができる。
この場合、前記複数の脚部材は、前記カセットの両側面に形成される被位置決め部に係合可能な位置決め部が形成される一対の位置決め脚部材を含むことが好ましい。
この構成によれば、剛性(強度)の高い一対の位置決め脚部材に対してカセットを位置決めすることで、装置本体内の正確な位置にカセットを保持することができる。
この場合、前記設置面に非接触状態で前記装置本体の下側に互いに離間して固定される複数の補助部材を更に備え、前記複数の補助部材は、それぞれ、前記カセットの両側面に対抗して配置され、前記カセットの前記被ガイド部が摺動可能に係合する補助ガイド部を有し、前記各補助部材は、1000MPa以上4000MPa以下のヤング率を有する樹脂材料で構成されていることが好ましい。
この構成によれば、カセットの被ガイド部材は互いに離間した複数の補助部材の補助ガイド部に支持されるため、被ガイド部材と補助ガイド部材との接触面が分散される。したがって、被ガイド部材と補助ガイド部材との摺動負荷を低減することができる。これにより、カセットを円滑にスライドさせることができる。また、各補助部材は、設置面に接触することがないため、各脚部材に比して、ヤング率の低い材料で構成される。これにより、各補助部材の構成材料として、安価且つ摺動性の良い材料を選択することができる。
本発明によれば、装置本体に対してカセットを円滑に着脱することができる。また、装置本体の剛性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの内部構造を模式的に示す左側断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの給紙カセットを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの装置本体を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの装置本体を模式的に示す前側断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの側板の前側下部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの側板の後側下部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、側板の屈曲補強部の前側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、側板の屈曲補強部の後側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの装置本体の左側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの前側脚部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの前側脚部材を他の方向から示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの後側脚部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの後側脚部材を他の方向から示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの側板、前側脚部材および前側架設部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの側板および後側脚部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの側板、後側脚部材および後側架設部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターのジャム処理構造を模式的に示す左側断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下の説明では、図1の紙面手前側を左面とすると共に各図に示した方向を基準にする。なお、以下の説明で、「上流」および「下流」並びにこれらに類する用語は、シートSの搬送方向の「上流」および「下流」並びにこれらに類する概念を指す。
図1および図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置としてのプリンター1の概要について説明する。図1はプリンター1の内部構造を模式的に示す左側断面図である。図2は給紙カセット3の斜視図である。
図1に示すように、プリンター1は、装置本体2と、給紙カセット3と、排紙トレイ4と、を備えている。装置本体2は、略直方体状に形成されている。給紙カセット3(カセット)は、装置本体2の下部に着脱可能に設けられている。シートSの排出先としての排紙トレイ4は、装置本体2の上面に設けられている。なお、シートSは、紙製に限らず、樹脂フィルム等であってもよい。
図2に示すように、給紙カセット3は、カセット本体5と、意匠面部6と、を有している。カセット本体5は、上面を開放した略矩形箱状に形成されている。意匠面部6は、カセット本体5の前端部に固定され、装置本体2の外観の一部を構成する。
カセット本体5内には、枚葉のシートS(の束)が収容されている(図1参照)。また、カセット本体5内には、シートSを位置規制するための複数のカーソル5aがスライド可能設けられている。カセット本体5の左右両側面には、被ガイド部としてのスライダー5bが凸設されている。各スライダー5bは、カセット本体5の下部で前後方向に延設されている。また、カセット本体5の左右両側面には、被位置決め部としての位置決め凹部5cが設けられている。各位置決め凹部5cは、カセット本体5の前側上部に形成されている。各位置決め凹部5cは、側面視で後側を開放した略U字の溝状に形成されている。
また、図1に示すように、プリンター1は、カセット給紙部11と、画像形成部12と、定着装置13と、排紙部14と、を装置本体2内に備えている。カセット給紙部11は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで延びる主搬送路15の上流側に設けられている。画像形成部12は、装置本体2の中間部に設けられている。定着装置13は、主搬送路15の下流側に設けられている。排紙部14は、主搬送路15の下流端部に設けられている。
主搬送路15は、装置本体2の内部においてカセット給紙部11から排紙部14まで延設されている。主搬送路15には、レジストローラー対15aが設けられている。レジストローラー対15aは、主搬送路15を搬送されるシートSを一時的に塞き止めて、シートSの傾きを補正(所謂スキュー補正)するために設けられている。
給紙カセット3の上側には、両面印刷を行う際にシートSを画像形成部12に再搬送するための反転搬送路16が設けられている。反転搬送路16は、主搬送路15の下流側(定着装置13よりも下流側)から分岐して、下方に折り返され、主搬送路15の上流側(カセット給紙部11よりも下流側)に合流している。反転搬送路16には、搬送ローラー対16aが設けられている。
カセット給紙部11は、給紙カセット3内のシートS(の束)を1枚ずつ分離して主搬送路15に送り出す。画像形成部12は、トナーコンテナ20と、ドラムユニット21と、光走査装置22と、を含んで構成されている。トナーコンテナ20および光走査装置22は、排紙トレイ4の下側に設けられている。ドラムユニット21は、光走査装置22の下側に設けられている。
トナーコンテナ20は、例えば、黒色のトナー(現像剤)を収容している。ドラムユニット21は、感光体ドラム23と、帯電装置24と、現像装置25と、転写ローラー26と、クリーニング装置27と、を含んで構成されている。感光体ドラム23は、装置本体2内で回転可能に支持されている。帯電装置24、現像装置25、転写ローラー26およびクリーニング装置27は、感光体ドラム23の周囲に転写プロセス順に配置されている。転写ローラー26は、下側から感光体ドラム23に圧接して転写ニップ部Nを形成している。
ここで、プリンター1の動作について説明する。制御装置(図示せず)は、入力された画像データに基づいて、以下のように画像形成処理を実施する。
帯電装置24は、感光体ドラム23の表面を帯電させる。光走査装置22は、感光体ドラム23に向けて画像データに対応した露光(図1の破線矢印参照)を行い、感光体ドラム23上に静電潜像を形成する。現像装置25は、感光体ドラム23の表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する。一方、給紙カセット3から供給されたシートSは、主搬送路15を搬送されて転写ニップ部Nまで到達する。転写バイアスが印加された転写ローラー26は、転写ニップ部Nを通過するシートSにトナー像を転写させる。定着装置13は、シートSにトナー像を定着させる。定着処理後のシートSは、排紙部14から排紙トレイ4上に排出される。クリーニング装置27は、転写後に感光体ドラム23の表面に残ったトナーを除去する。
シートSの両面に印刷を行う場合、定着装置13を通過したシートSは、スイッチバックして反転搬送路16に送られる。シートSは、反転搬送路16から再び主搬送路15に進入し、転写ニップ部Nに向けて再搬送される。これにより、シートSの両面に画像が形成される。
上記したように、装置本体2は、給紙カセット3を着脱可能に支持している。装置本体2の内部には、カセット給紙部11、ドラムユニット21および光走査装置22等の内部機器が支持されている。装置本体2は、適正な画像形成処理を担保するために、所定の剛性(強度)を備えている。
以下、図3ないし図16を参照して、装置本体2の構成について詳細に説明する。
図3は装置本体2を示す斜視図である。図4は装置本体2を模式的に示す前側断面図である。図5は側板30の前側下部を示す斜視図である。図6は側板30の後側下部を示す斜視図である。図7は側板30の屈曲補強部40の前側を示す斜視図である。図8は側板30の屈曲補強部40の後側を示す斜視図である。図9は装置本体2の左側を示す斜視図である。図10は前側脚部材32Fを示す斜視図である。図11は前側脚部材32Fを他の方向から示す斜視図である。図12は後側脚部材32Rを示す斜視図である。図13は後側脚部材32Rを他の方向から示す斜視図である。図14は側板30、前側脚部材32Fおよび前側架設部材34Fを示す斜視図である。図15は側板30および後側脚部材32Rを示す斜視図である。図16は側板30、後側脚部材32Rおよび後側架設部材34Rを示す斜視図である。
図3および図4に示すように、装置本体2は、左右一対の側板30と、支持部材31と、複数(例えば4つ)の脚部材32と、複数(例えば4つ)の補助部材33(図9参照)と、複数(例えば3つ)の架設部材34と、を備えている。一対の側板30は、左右方向に対向して並設されて装置本体2の枠組みを構成している。支持部材31は、左右一対の側板30の間に挟持されている。複数の脚部材32および複数の補助部材33は、各側板30(装置本体2)の下側に互いに離間して固定されている。各架設部材34は、左右一対の側板30の間に架け渡されている。
各側板30は、例えば、鉄製の板金であって、側面視で略矩形状に形成されている。左右一対の側板30の間には、給紙カセット3を装着するためのカセット装着空間30aが形成されている。給紙カセット3は、装置本体2の前面から引き出し可能に設けられている。
支持部材31は、第1支持部材31aと、第2支持部材31bと、から構成されている。第1支持部材31aおよび第2支持部材31bは、それぞれ、複数の支持ビスB1(図3参照)によって各側板30に固定されている。
第1支持部材31aは、各側板30の前側、且つ上下方向中間部に配置されている。第1支持部材31aは、例えば、合成樹脂材料で形成されている。第1支持部材31aには、カセット給紙部11およびドラムユニット21等(図1参照)が支持されている。また、第1支持部材31aは、主搬送路15の一部および反転搬送路16の一部(図1参照)を構成している。
第2支持部材31bは、各側板30の後側、且つ上部に配置されている。第2支持部材31bは、例えば、鉄製の板金で形成されている。第2支持部材31bの上面には、光走査装置22が支持されている(図4参照)。
続いて、左右一対の側板30について詳細に説明する。なお、一対の側板30は、略左右対称に形成されているため、以下、左側の側板30について説明する。
図3に示すように、側板30は、下端部と、前後方向両端部と、をU字状(カタカナのコの字状)に屈曲させて形成される屈曲補強部40を有している。屈曲補強部40は、底面補強部41と、前後一対の側面補強部42F,42Rと、から構成されている。なお、側板30の上端部は、L字状に屈曲している。
図5および図6に示すように、底面補強部41は、下端面部411と、下側折返し部412と、から構成されている。下端面部411は、側板30の下端部を外側(左側)に向けて直角(90度)に折り曲げて形成されている。下側折返し部412は、下端面部411の先端部を内側(上側)に向けて直角に折り曲げて形成されている(図7および図8も参照)。側板30の下端部が外側に折り返されることで、略U字状の断面を有する底面補強部41が形成される。
下端面部411の前後両端部には、それぞれ、第1下側遊挿穴43F,43Rが穿設されている。前後一対の第1下側遊挿穴43F,43Rは、それぞれ、締結ビス35(締結部材)の雄ネジ部35aを遊びのある状態で通過させることのできる直径に形成されている。前側の第1下側遊挿穴43Fの後側には、2つの第1下側ネジ穴44F,44Mが穿設されている(図5参照)。後側の第1下側遊挿穴43Rの前側には、第1下側ネジ穴44Rが穿設されている(図6参照)。各第1下側ネジ穴44F,44M,44Rの内周面には、締結ビス35の雄ネジ部35aが螺合する雌ネジ部(図示せず)が形成されている。
図5および図7に示すように、前側の側面補強部42Fは、前端面部421Fと、前側折返し部422Fと、から構成されている。前端面部421Fの下側には、上下一対の第1前側ネジ穴45Fが穿設されている。側面補強部42F(前端面部421F)の下端部には、底面補強部41に向けて延びる前側接続片46Fが形成されている。
図6および図8に示すように、後側の側面補強部42Rは、後端面部421Rと、後側折返し部422Rと、から構成されている。上記の側面補強部42Fと同様に、後端面部421Rの下側には、第1後側ネジ穴45Rが穿設されている。側面補強部42R(後端面部421R)の下端部には、後側接続片46Rが形成されている。
上記の底面補強部41と同様に、前後一対の側面補強部42F,42Rは、略U字状の断面を有している。なお、各ネジ穴45F,45Rの内周面には、締結ビス35の雄ネジ部35aが螺合する雌ネジ部(図示せず)が形成されている。なお、図3に示すように、前側の側面補強部42Fは、側板30の下端部から上下方向略中央までの間に形成されている。後側の側面補強部42Rは、側板30の下端部から上端部までの間(側板30の後端面全体)に形成されている。
図7に示すように、前側接続片46Fは、前端面部421Fの下端部を後側に向けて直角に折り曲げて形成されている。図8に示すように、後側接続片46Rは、後端面部421Rの下端部を前側に向けて直角に折り曲げて形成されている。図7および図8に示すように、各接続片46F,46Rは、底面補強部41の下端面部411の上面に当接している。各接続片46F,46Rには、底面補強部41の第1下側遊挿穴43F,43R(図5および図6参照)に対応して(連通する)接続ネジ穴47F,47Rが穿設されている。各接続ネジ穴47F,47Rの内周面には、締結ビス35の雄ネジ部35aが螺合する雌ネジ部(図示せず)が形成されている。
各脚部材32は、装置本体2の設置面GL(図4参照)に当接し、装置本体2を支持するために設けられている。図3および図4に示すように、複数の脚部材32は、左右一対の前側脚部材32F(位置決め脚部材)と、左右一対の後側脚部材32R(支点脚部材)と、を含んで構成されている。2つの前側脚部材32Fと2つの後側脚部材32Rとは、装置本体2の下面四隅に配置されている。すなわち、複数の脚部材32は、それぞれ、給紙カセット3の両側面に対抗して配置されている。なお、一対の前側脚部材32Fは、略左右対称に形成されているため、以下、左側の前側脚部材32Fについて説明する。同様に、左側の後側脚部材32Rについて説明する。
図9に示すように、前側脚部材32Fは、側板30の前側の下角部に取り付けられている。前側脚部材32Fは、前側脚部本体50Fと、前側フランジ部51Fと、から構成されている。
図10および図11に示すように、前側脚部本体50Fは、略直方体状に形成されている。前側脚部本体50Fの右面(カセット装着空間30a側)には、ガイド部としての前側ガイド溝501Fが凹設されている。前側ガイド溝501Fは、前側脚部本体50Fの下側で、右面を開放し前後方向に延びる溝である。前側ガイド溝501Fには、給紙カセット3の左右両側面に形成されるスライダー5b(図1および図4参照)が摺動可能に係合する。
また、前側脚部本体50Fの右面には、位置決め部としての位置決め凸部502が突設されている。位置決め凸部502は、前側脚部本体50Fの前側上部で、略直方体状に形成されている。位置決め凸部502の前端部は、前方に向けてテーパー状に形成されている。位置決め凸部502は、給紙カセット3の左右両側面に形成される位置決め凹部5c(図2参照)に係合可能に設けられている。
前側フランジ部51Fは、前側脚部本体50Fの左面に突設されている。前側フランジ部51Fは、前側水平部511Fと、前側垂直部512Fと、から構成されている。前側水平部511Fは、前側脚部本体50Fの下面に沿って形成されている。前側垂直部512Fは、前側脚部本体50Fの前面に沿って形成されている。つまり、前側フランジ部51Fは、側面視で略L字状に形成されている(図11参照)。
前側水平部511Fには、底面補強部41の第1下側遊挿穴43F(図5参照)に対応して(連通する)第2下側遊挿穴52Fが穿設されている(図11参照)。前側水平部511Fの下面には、第2下側遊挿穴52Fを避ける位置に台ゴム53Fが固定されている(図14参照)。台ゴム53Fは、例えば、合成ゴム製で、四角すい台状に形成されている(図14参照)。前側垂直部512Fには、側面補強部42Fの2つの第1前側ネジ穴45F(図5参照)に対応して(連通する)上下一対の第2前側遊挿穴54Fが穿設されている。
図9に示すように、後側脚部材32Rは、側板30の後側の下角部に取り付けられている。後側脚部材32Rは、後側脚部本体50Rと、後側フランジ部51Rと、から構成されている。なお、以下、上記した前側脚部材32Fと同様の説明は省略する。
図12および図13に示すように、略直方体状を成す後側脚部本体50Rの右面には、給紙カセット3のスライダー5bが摺動可能に係合する後側ガイド溝501R(ガイド部)が凹設されている。また、後側脚部本体50Rの右面には、カバー回動支点503とガイド回動支点504とが形成されている。カバー回動支点503は、後側脚部本体50Rの後側上部で、円形状に凹設されている。ガイド回動支点504は、後側脚部本体50Rの前側上部で、略円筒状に突設されている。詳細は後述するが、カバー回動支点503には、ジャム処理カバー61が回動可能に支持される。ガイド回動支点504には、両面搬送ガイド62が回動可能に支持される。
後側フランジ部51Rは、後側脚部本体50Rの左面に突設されている。後側フランジ部51Rは、後側水平部511Rと、後側垂直部512Rと、を有し、側面視で略L字状に形成されている。
後側水平部511Rには、底面補強部41の第1下側遊挿穴43Rおよび第1下側ネジ穴44R(図6参照)に対応して前後一対の第2下側遊挿穴52Rが穿設されている。後側水平部511Rの下面には、前後一対の第2下側遊挿穴52Rの間に台ゴム53Rが固定されている(図15参照)。後側垂直部512Rには、側面補強部42Rの第1後側ネジ穴45R(図6参照)に対応して第2後側遊挿穴54Rが穿設されている(図13参照)。
各脚部材32(32F,32R)は、合成樹脂材料で一体に形成されている。詳細には、各脚部材32は、4000MPa以上20000MPa以下のヤング率を有する樹脂材料で構成されている。各脚部材32は、例えば、ガラス繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料(ガラス繊維強化プラスチック)で構成されている。なお、各脚部材32(32F,32R)は、例えば、ABS(Acrylonitrile,Butadiene,Styrene)、POM(Polyacetal)、PC(Polycarbonate)、PBT(Polybutylene Terephthalate)、PPE+PS(Polyphenyleneether+polystyrene)、PET(Polyethylene Terephthalate)等の樹脂材料のいずれかをガラス繊維強化して用いることが好ましい。
図9に示すように、4つの補助部材33は、側板30の左右両内側に2つずつ配置されている(図9では左側のみ図示している。)。各補助部材33は、設置面GLに非接触状態で、前側脚部材32Fと後側脚部材32Rとの間に配置されている。4つの補助部材33は、それぞれ、給紙カセット3の左右両側面に対抗して配置されている。なお、補助部材33は、略左右対称に形成されているため、以下、左側の補助部材33について説明する。
各補助部材33は、略直方体状に形成されている。各補助部材33の右面(カセット装着空間30a側)には、補助ガイド部としての補助ガイド溝331が凹設されている。各補助ガイド溝331は、補助部材33の下側で、右面を開放する溝状に形成されている。各補助ガイド溝331には、給紙カセット3のスライダー5b(図1および図4参照)が摺動可能に係合する。
各補助部材33は、合成樹脂材料で一体に形成されている。詳細には、各補助部材33は、1000MPa以上4000MPa以下のヤング率を有する樹脂材料で構成されている。各補助部材33は、設置面GLに接触することがないため、各脚部材32に比して、ヤング率の低い材料で構成される。これにより、各補助部材33の構成材料として、安価且つ摺動性の良い材料を選択することができる。なお、各補助部材33は、例えば、ABS、POM、PC、PBT、PC+ABS、PE(Polyethylene)、PP(polypropylene)、HIPS(耐衝撃性Polystyrene)等の樹脂材料のいずれかを用いることが好ましい。
図3に示すように、複数の架設部材34は、上側架設部材34Uと、前側架設部材34Fと、後側架設部材34Rと、から構成されている。各架設部材34U,34F,34Rは、例えば、鉄製の板金であって、平面視で左右方向に長い略矩形板状に形成されている。
上側架設部材34Uは、左右一対の側板30の上面後部に架設されている。上側架設部材34Uは、複数のビス(図示せず)によって各側板30に固定されている。前側架設部材34Fは、左右一対の側板30の下面前部に架設されている。詳細には、図14に示すように、前側架設部材34Fは、各前側脚部材32Fの後側に配置されている。前側架設部材34Fは、各第1下側ネジ穴44F,44Mに螺合する各締結ビス35によって各側板30に固定される。後側架設部材34Rは、左右一対の側板30の下面後部に架設されている(図4参照)。詳細には、図16に示すように、後側架設部材34Rは、各台ゴム53Rを避けて各後側脚部材32Rに重なるように配置されている。
ここで、側板30に対する脚部材32等の取り付け構造について説明する。
図14に示すように、前側脚部本体50Fは側板30の内面に当接し、前側フランジ部51Fは下端面部411と前端面部421Fとに当接している。前側脚部材32Fは、3本の締結ビス35を介して側板30に取り付けられている。具体的には、1本の締結ビス35(雄ネジ部35a)は、下側から前側脚部材32Fの第2下側遊挿穴52F(図11参照)を貫通すると共に底面補強部41の第1下側遊挿穴43F(図5参照)を貫通する。そして、締結ビス35の雄ネジ部35aは、前側接続片46Fの接続ネジ穴47Fに螺合する(図7参照)。これにより、前側脚部材32Fは、締結ビス35を介して底面補強部41と側面補強部42Fとに共締めされる。また、他の2本の締結ビス35(雄ネジ部35a)は、それぞれ、前側から前側脚部材32Fの各第2前側遊挿穴54F(図11参照)を貫通し、側面補強部42Fの各第1前側ネジ穴45Fに螺合する(図7参照)。以上によって、前側脚部材32Fは、2方向から側板30に固定される。
図16に示すように、後側脚部本体50Rは側板30の内面に当接し、後側フランジ部51Rは下端面部411と後端面部421Rとに当接している。後側脚部材32Rは、3本の締結ビス35を介して側板30に取り付けられている。具体的には、2本の締結ビス35(雄ネジ部35a)は、それぞれ、下側から後側架設部材34Rを貫通すると共に、後側脚部材32Rの各第2下側遊挿穴52R(図15参照)を貫通する。2本の締結ビス35のうち後側の締結ビス35(雄ネジ部35a)は、底面補強部41の第1下側遊挿穴43R(図6参照)を貫通し、後側接続片46Rの接続ネジ穴47Rに螺合する(図8参照)。2本の締結ビス35のうち前側の締結ビス35(雄ネジ部35a)は、底面補強部41の第1下側ネジ穴44Rに螺合する(図8参照)。これにより、後側脚部材32Rは、2本の締結ビス35を介して底面補強部41と側面補強部42F,42Rとに共締めされる。また、他の1本の締結ビス35(雄ネジ部35a)は、後側から後側脚部材32Rの第2後側遊挿穴54R(図13参照)を貫通し、側面補強部42Rの第1後側ネジ穴45Rに螺合する(図8参照)。以上によって、後側脚部材32Rは、2方向から側板30に固定される。
なお、各補助部材33は、側板30の下部にビス(図示せず)で固定される。そして、給紙カセット3は、左右一対のスライダー5bを各脚部材32の各ガイド溝501F,501Rと各補助部材33の補助ガイド溝331とに係合させることで、カセット装着空間30aに装着される。給紙カセット3は、各ガイド溝501F,501Rおよび補助ガイド溝331に沿って前後方向に摺動可能に支持される。
左右一対の前側脚部材32Fの位置決め凸部502(図9参照)は、カセット装着空間30aに装着された給紙カセット3の左右一対の位置決め凹部5c(図2参照)に嵌合している。この状態で、給紙カセット3は、カセット装着空間30aにおいて位置決めされる。このように、剛性(強度)の高い左右一対の前側脚部材32Fに対して給紙カセット3を位置決めすることで、装置本体2内の正確な位置に給紙カセット3を保持することができる。
以上説明したプリンター1によれば、給紙カセット3の各スライダー5bは、互いに離間した4つの脚部材32のガイド溝501F,501Rと4つの補助部材33の補助ガイド溝331とに支持される。このため、各スライダー5bと各ガイド溝501F,501R,331との接触面が分散される。したがって、各スライダー5bと各ガイド溝501F,501R,331との摺動負荷を低減することができる。これにより、給紙カセット3を円滑にスライドさせることができる。
また、各脚部材32(32F,32R)は、ヤング率の高い硬質樹脂製で形成され、装置本体2(側板30)に固定されることで、装置本体2の構成部材の一部として機能する。これにより、装置本体2の剛性を向上させることができるため、装置本体2の振動が抑制されて適正な画像形成処理を担保することができる。また、各脚部材32が高剛性(高強度)に構成されているため、段差や傾斜等がある設置面GLに装置本体2を設置した場合でも、装置本体2のねじれ等を抑制することができる。
以上説明したように、各脚部材32(32F,32R)は、側板30に対し、異なる2つの方向から螺合する2以上の締結ビス35を介して固定されている。各脚部材32(32F,32R)が側板30に2方向から締結されることで、側板30の剛性(ねじり剛性)を向上させることができる。なお、各脚部材32は、3方向以上から固定されてもよい。
ここで、本実施形態に係るプリンター1(の装置本体2)は、主搬送路15や反転搬送路16に詰まったシートSを除去するためのジャム処理構造60を備えている。次に、図1および図17を参照して、ジャム処理構造60について説明する。図17はジャム処理構造60を模式的に示す左側断面図である
図1に示すように、ジャム処理構造60は、ジャム処理カバー61と、両面搬送ガイド62と、を有している。ジャム処理カバー61は、装置本体2の後面に開閉(回動)可能に設けられている。両面搬送ガイド62は、装置本体2に装着された給紙カセット3の上側に配設されている。
ジャム処理カバー61は、正面視で略矩形板状に形成されている。ジャム処理カバー61の下端部には、左右一対のカバー回動軸61aが設けられている。左右一対のカバー回動軸61aは、上記した各後側脚部材32Rのカバー回動支点503(図9および図12参照)に回転可能に係合している。ジャム処理カバー61は、各カバー回動軸61a(カバー回動支点503)を中心に回動する。詳細には、ジャム処理カバー61は、装置本体2の後面(一面)を形成する閉鎖位置P10(図1参照)と主搬送路15を開放する開放位置P11(図17参照)との間で回動可能に構成されている。
主搬送路15内でシートSの搬送不良(ジャム)が発生した場合、ユーザーは、ジャム処理カバー61を閉鎖位置P10から開放位置P11に回動させて、主搬送路15を開放する(図17参照)。これにより、主搬送路15内で詰まったシートSを除去することができる。以上のように、ジャム処理カバー61を支持する左右一対の後側脚部材32Rの剛性(強度)を高めることで、ジャム処理カバー61の位置精度を適正に維持することができる。
両面搬送ガイド62は、平面視で略矩形板状に形成され、装置本体2に装着された給紙カセット3の上面に沿って形成されている。両面搬送ガイド62は、第1支持部31aとの間に反転搬送路16を形成している(図1参照)。両面搬送ガイド62の前端部には、左右一対のガイド回動軸62aが設けられている。左右一対のガイド回動軸62aは、上記した各後側脚部材32Rのガイド回動支点504に回動可能に係合している。両面搬送ガイド62は、各ガイド回動軸62a(カバー回動支点503)を中心に回動する。詳細には、両面搬送ガイド62は、反転搬送路16の下面(一面)を形成する反転閉鎖位置P20(図1参照)と反転搬送路16を開放する反転開放位置P21(図17参照)との間で回動可能に構成されている。
反転搬送路16内でジャムが発生した場合、ユーザーは、給紙カセット3を装置本体2(カセット装着空間30a)から抜き出す(図17参照)。次に、両面搬送ガイド62を反転閉鎖位置P20から反転開放位置P21に回動させて、反転搬送路16を開放する(図17参照)。これにより、反転搬送路16内で詰まったシートSを除去することができる。以上のように、両面搬送ガイド62を支持する左右一対の後側脚部材32Rの剛性(強度)を高めることで、両面搬送ガイド62の位置精度を適正に維持することができる。これにより、両面搬送ガイド62は適正な反転搬送路16を構成することができる。
なお、本実施形態に係るプリンター1は、ガラス繊維強化プラスチックから構成された各脚部材32(32F,32R)を用いていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、炭素繊維や強度の高い樹脂繊維等で強化されたプラスチックを用いて脚部材を構成してもよい。
なお、本実施形態に係るプリンター1は、前後一対の側面補強部42F,42Rを備えていたが、本発明はこれに限定されない。屈曲補強部40は、側板30の下端部と前後方向両端部のうち少なくとも一方とに形成されていればよい。つまり、前後一対の側面補強部42F,42Rのいずれか一方を省略してもよい。
なお、上記実施形態の説明では、一例として、本発明をモノクロのプリンター1に適用した場合を示したが、これに限らず、例えば、カラープリンター、複写機、ファクシミリまたは複合機等に本発明を適用してもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えや組み合わせが可能であって、上記実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 プリンター(画像形成装置)
2 装置本体
3 給紙カセット(カセット)
5b スライダー(被ガイド部)
15 主搬送路(搬送路)
16 反転搬送路
30 側板
32 脚部材
32F 前側脚部材(位置決め脚部材)
32R 後側脚部材(支点脚部材)
33 補助部材
35 締結ビス(締結部材)
61 ジャム処理カバー
61a カバー回動軸
62 両面搬送ガイド
62a ガイド回動軸
331 補助ガイド溝(補助ガイド部)
501F 前側ガイド溝(ガイド部)
501R 後側ガイド溝(ガイド部)
P10 閉鎖位置
P11 開放位置
P20 反転閉鎖位置
P21 反転開放位置
S シート

Claims (6)

  1. シートを収容するカセットと、
    前記カセットを着脱可能に支持する装置本体と、
    前記装置本体の下側に互いに離間して固定され、前記装置本体の設置面に当接する複数の脚部材と、
    前記装置本体の内部において前記カセットから前記シートの排出先まで延設される搬送路と、
    前記装置本体の一面を形成する閉鎖位置と前記搬送路を開放する開放位置との間で回動可能に構成されるジャム処理カバーと、を備え、
    前記複数の脚部材は、それぞれ、前記カセットの両側面に対抗して配置され、前記カセットの両側面に形成される被ガイド部が摺動可能に係合するガイド部を有し、
    前記各脚部材は、4000MPa以上20000MPa以下のヤング率を有する樹脂材料で構成され
    前記複数の脚部材は、前記ジャム処理カバーを回動可能に支持するカバー回動支点が形成される一対の支点脚部材を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. シートを収容するカセットと、
    前記カセットを着脱可能に支持する装置本体と、
    前記装置本体の下側に互いに離間して固定され、前記装置本体の設置面に当接する複数の脚部材と、
    前記装置本体の内部において前記カセットから前記シートの排出先まで延設される搬送路と、
    前記搬送路の下流側から分岐して、前記搬送路の上流側に合流する反転搬送路と、
    前記装置本体に装着された前記カセットの上面に沿って形成され、前記反転搬送路の一面を形成する反転閉鎖位置と前記反転搬送路を開放する反転開放位置との間で回動可能に構成される両面搬送ガイドと、を備え、
    前記複数の脚部材は、それぞれ、前記カセットの両側面に対抗して配置され、前記カセットの両側面に形成される被ガイド部が摺動可能に係合するガイド部を有し、
    前記各脚部材は、4000MPa以上20000MPa以下のヤング率を有する樹脂材料で構成され、
    前記複数の脚部材は、前記両面搬送ガイドを回動可能に支持するガイド回動支点が形成される一対の支点脚部材を含むことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記各脚部材は、前記装置本体の枠組みを構成する側板に対し、異なる2つ以上の方向から螺合する2以上の締結部材を介して固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の脚部材は、前記カセットの両側面に形成される被位置決め部に係合可能な位置決め部が形成される一対の位置決め脚部材を含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記設置面に非接触状態で前記装置本体の下側に互いに離間して固定される複数の補助部材を更に備え、
    前記複数の補助部材は、それぞれ、前記カセットの両側面に対抗して配置され、前記カセットの前記被ガイド部が摺動可能に係合する補助ガイド部を有し、
    前記各補助部材は、1000MPa以上4000MPa以下のヤング率を有する樹脂材料で構成されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置。
  6. シートを収容するカセットと、
    前記カセットを着脱可能に支持する装置本体と、
    前記装置本体の下側に互いに離間して固定され、前記装置本体の設置面に当接する複数の脚部材と、
    前記設置面に非接触状態で前記装置本体の下側に互いに離間して固定される複数の補助部材と、を備え、
    前記複数の脚部材は、それぞれ、前記カセットの両側面に対抗して配置され、前記カセットの両側面に形成される被ガイド部が摺動可能に係合するガイド部を有し、
    前記各脚部材は、4000MPa以上20000MPa以下のヤング率を有する樹脂材料で構成され、
    前記複数の補助部材は、それぞれ、前記カセットの両側面に対抗して配置され、前記カセットの前記被ガイド部が摺動可能に係合する補助ガイド部を有し、
    前記各補助部材は、1000MPa以上4000MPa以下のヤング率を有する樹脂材料で構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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