JP6347170B2 - 機能実行装置 - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、少なくとも1個の機能を実行する機能実行装置に関する。
特許文献1には、システム内の各デバイスの機能設定情報を管理する管理ホストコンピュータが開示されている。画像処理装置は、新たにシステムに追加される際に、ID情報を管理ホストコンピュータに供給する。管理ホストコンピュータは、画像処理装置のID情報に基づいて画像処理装置に必要な機能設定情報を特定し、当該機能設定情報を画像処理装置に供給する。これにより、画像処理装置は、管理ホストコンピュータから取得される機能設定情報を利用して、画像処理を実行することができる。
特開2000−112863号公報
特許文献1の技術では、例えば、システムのユーザとは無関係な第三者が画像処理装置をシステムに追加すれば、システム内のデバイスの機能設定情報が当該画像処理装置に供給され得る。即ち、システム内のデバイスの機能設定情報が第三者によって不正に取得され得る。
本明細書では、第三者によって機能設定情報が不正に取得される事態の発生を抑制し得る技術を提供する。
本明細書で開示する特定の機能実行装置は、機能実行部と、供給部と、記憶制御部と、機能制御部と、を備える。機能実行部は、第1の機能を含む少なくとも1個の機能を実行する。供給部は、第1のメモリに記憶されている認証設定情報を認証サーバに供給する。認証サーバは、特定の機能実行装置が特定のネットワークに参加することを許可するのか否かに関する認証を、特定の機能実行装置から供給される認証設定情報を利用して実行する。記憶制御部は、認証サーバにおいて認証が成功する場合に、第1の機能設定情報を第2のメモリに記憶させ、認証サーバにおいて認証が失敗する場合に、第1の機能設定情報を第2のメモリに記憶させない。第1の機能設定情報は、特定のネットワークに参加しているM個(Mは1以上の整数)の機能実行装置のうちの第1の機能実行装置が第1の機能を実行する際に、第1の機能実行装置によって利用される機能設定情報である。機能制御部は、第2のメモリに記憶されている第1の機能設定情報を利用して、機能実行部に第1の機能を実行させる。
上記の構成によると、例えば、特定のネットワークのユーザが、特定の機能実行装置を特定のネットワークに参加させることを試みると、通常、認証サーバにおける認証が成功する。この場合、特定のネットワークに参加している第1の機能実行装置によって利用される第1の機能設定情報が第2のメモリに記憶される。このために、特定の機能実行装置は、第1の機能設定情報を利用して、第1の機能を実行することができる。一方、特定のネットワークのユーザとは無関係な第三者が、特定の機能実行装置を特定のネットワークに参加させることを試みても、通常、認証サーバにおける認証が成功しない。この場合、第1の機能設定情報が第2のメモリに記憶されない。このために、第三者によって第1の機能設定情報が不正に取得される事態の発生を抑制し得る。
なお、上記の特定の機能実行装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 回数情報及び設定情報群の一例を示す。 多機能機のCPUによって実行される接続処理のフローチャートを示す。 多機能機のCPUによって実行される設定処理のフローチャートを示す。 各デバイスによって実現されるケースAのシーケンス図を示す。 各デバイスによって実現されるケースBのシーケンス図を示す。
(実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示すように、通信システム2は、複数個の多機能機(以下では「MFP(Multi-Function Peripheralの略)」と呼ぶ)10、50、60、70、80と、認証サーバ100と、を備える。認証サーバ100は、LAN(Local Area Networkの略)4に接続されている。本実施例では、LAN4は、有線LANであり、HUB90を備える。ただし、LAN4は、無線LANであってもよい。各MFP50〜80は、LAN4に参加している。MFP10は、LAN4に新たに参加し得るデバイスである。MFP10がLAN4に参加するためには、認証サーバ100による802.1x規格に従った認証に成功する必要がある。
(MFP10の構成;図1)
MFP10は、Scan機能、Print機能、Copy機能等の多機能を実行可能な周辺機器(即ち図示省略のPC(Personal Computerの略)等の周辺機器)である。Scan機能は、原稿をスキャンして画像データを生成する機能である。MFP10は、例えば、Scan to FTP機能やScan to Email機能等、原稿のスキャンによって得られる画像データを、予め指定されている外部機器に供給する機能を実行可能である。Print機能は、PC等から供給された印刷データが表す画像を印刷媒体(例えば紙)に印刷する機能である。Copy機能は、原稿をスキャンして画像データを生成し、その画像データが表す画像を印刷媒体に印刷する機能である。
MFP10は、操作部12と、表示部14と、通信インターフェース16と、印刷実行部18と、スキャン実行部20と、制御部22と、を備える。各部12〜22は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。通信I/F16は、有線通信を実行するためのインターフェースであり、LAN4の通信ケーブルが接続されている。印刷実行部18は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部20は、CCD(Charge Coupled Disarmamentの略)、CIS(Contact Image Sensorの略)等のスキャン機構である。
制御部22は、CPU30と、メモリ32と、を備える。CPU30は、メモリ32に記憶されているプログラム34に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ32は、さらに、802.1x認証情報36と、設定情報群37と、ユーザテーブル40と、を記憶する。
802.1x認証情報36は、IEEE802.1x規格に従った認証を認証サーバ100に実行させるための情報である。IEEE802.1x規格は、デバイスをLANに新たに接続させる際に、ユーザ認証が実行される規格である。802.1x認証情報36は、認証用IDとパスワードとを含む。変形例では、802.1x認証情報36は、認証局によって発行されるデジタル電子証明書を含んでいてもよい。通信システム2(即ちLAN4)の管理者は、LAN4への参加が許可されるべきMFPのメモリ(例えばMFP10のメモリ32)に802.1x認証情報36を予め記憶させる。
設定情報群37は、MFP10が実行可能な複数の機能に対応する複数個の機能設定情報を含む。各機能設定情報は、当該機能設定情報に対応する機能がMFP10によって実行される際に、MFP10によって利用される。例えば、Scan to FTP機能に対応する機能設定情報は、例えば、スキャン解像度、画像データの供給先の記憶領域のアドレス、画像データの供給先の記憶領域にアクセスするために必要な認証情報等を含む。また、Print機能に対応する機能設定情報は、例えば、用紙サイズ、印刷解像度、色数(例えば、モノクロ、カラー等)等を含む。Copy機能の機能設定情報は、例えば、スキャン解像度、用紙サイズ、印刷解像度、色数等を含む。これらの機能設定情報は、ユーザ毎に個別に設定することが可能である。ユーザは、自身が設定した機能設定情報を利用して、機能を実行することができる。MFP10の出荷時点では、ユーザ共通のデフォルトの各機能設定情報を示す設定情報群37がメモリ32に記憶されている。CPU30が後述の接続処理(図3参照)及び設定処理(図4参照)を実行すると、設定情報群37に含まれる各機能設定情報の内容が追加又は/及び変更され得る。
ユーザテーブル40は、1以上のユーザに対応する1個以上の組合せ情報を含む。各組合せ情報は、当該組合せ情報に対応するユーザを識別するためのユーザID(例えば「U1」)と、当該ユーザに対応するパスワード(例えば「P1」)と、当該ユーザが過去にMFP10にログインしたか否かを示すログインフラグ(例えば「1」)と、を含む。ログインフラグ「1」は、ユーザが過去にMFP10にログインしたこと(即ち、ログイン実績があること)を示す。ログインフラグ「0」は、ユーザがMFP10に一回もログインしていないこと(即ち、ログイン実績がないこと)を示す。管理者はあらかじめユーザテーブル40に、MFP10を利用可能とするユーザのユーザIDおよびパスワードを設定しておく。管理者による設定時のログインフラグは全ユーザに対して「0」である。
また、メモリ32は、MFP10のMACアドレスを記憶するためのMACアドレス記憶領域(図示省略)を含む。MFP10のMACアドレスは「00:11:22:33:44:04」である。MACアドレス全体の48ビットの値のうち、先頭から24ビットまでの部分(即ち、「00:11:22」部分。以下では「先頭部分」と呼ぶ)は、MFP10を提供するベンダを識別するための値を示す。即ち、MACアドレスの先頭部分が共通する各MFPは、同じベンダによって提供(即ち製造)される。
メモリ32は、さらに、回数情報記憶領域(図示省略)を含む。回数情報記憶領域は、ユーザID毎に、MFP10が各機能を実行した回数を示す回数情報を記憶する。
(MFP50、60、70、80の構成;図1)
各MFP50〜80は、MFP10と同様の構成を備える。各MFP50、60、70のMACアドレスの先頭部分(即ち、「00:11:22」部分)は、MFP10のMACアドレスの先頭部分と共通する。即ち、各MFP10、50、60、70は、同じベンダによって提供されたものである。MFP80のMACアドレスの先頭部分(即ち、「88:99:00」部分)は、MFP10等のMACアドレスの先頭部分と異なる。即ち、MFP80は、MFP10等のベンダとは異なるベンダによって提供されたものである。
MFP50、60、70は、それぞれ、回数情報52、62、72を記憶する。また、MFP50、60、70は、それぞれ、設定情報群54、64、74を記憶する。
また、MFP50、60、70は、それぞれ、ユーザテーブル(図示省略)を記憶する。各MFPのユーザテーブルは、MFP10のユーザテーブルと同様に、1以上のユーザに対応する1個以上の組合せ情報を含む。各組合せ情報は、当該組合せ情報に対応するユーザを識別するためのユーザID(例えば「U1」)と、当該ユーザに対応するパスワード(例えば「P1」)と、当該ユーザが過去にMFP10にログインしたか否かを示すログインフラグ(例えば「1」)と、を含む。
(回数情報52、62、74、設定情報群54、64、74の内容;図2)
図2に示すように、MFP50の回数情報52は、ユーザID毎に、各機能(Scan to FTP機能、Print機能、Copy機能)の実行回数を含む。例えば、MFP50では、ユーザID「U1」のユーザによって、Scan to FTP機能が30回実行され、ユーザID「U2」のユーザによって、Scan to FTP機能が50回実行され、ユーザID「U3」のユーザによって、Scan to FTP機能が100回実行されている。なお、本実施例で説明する各機能は、一例であり、Scan to FTP機能、Print機能、Copy機能以外の機能、例えば、Scan to Email機能等も含む。
設定情報群54は、各機能に対応する各機能設定情報を含む。各機能設定情報は、ユーザID毎の情報を含む。例えば、Scan to FTP機能に対応する機能設定情報は、ユーザID「U1」のユーザがMFP50にScan to FTP機能を実行させる際に、MFP50によって利用される機能設定情報「xxxxxx」を含む。
上記の通り、MFP50の設定情報群54及び回数情報52は、ユーザID「U1」、「U2」、「U3」に対応する情報を含む。従って、ユーザID「U1」、「U2」、「U3」の各ユーザが、MFP50に過去にログインして、MFP50を利用している。言い換えると、MFP50は、ユーザID「U1」、「U2」、「U3」の各ユーザのログイン実績を有する。そのため、MFP50のユーザテーブル(図示省略)では、ユーザID「U1」、「U2」、「U3」の各ユーザに対応するログインフラグがいずれも「1」である。
MFP60の回数情報62は、MFP50の回数情報52と同様に、ユーザID毎に、各機能の実行回数を含む。ただし、回数情報62は、ユーザID「U2」に対応する情報を含まない。MFP60の設定情報群64は、ユーザID(即ち「U1」、「U3」)毎の情報を含む点で、機能毎の機能設定情報群を含む上記の設定情報群54とは異なる。例えば、設定情報群64は、ユーザID「U1」のユーザがMFP60の各機能を実行する際に利用する機能設定情報群を含む。当該ユーザID「U1」に対応する機能設定情報群は、ユーザID「U1」のユーザがMFP60でScan to FTP機能を実行する際の機能設定情報「aaaaaa」と、同ユーザがMFP60でPrint機能を実行する際の機能設定情報「bbbbbb」と、同ユーザがMFP60でCopy機能を実行する際の機能設定情報「cccccc」と、を含む。
上記の通り、設定情報群64及び回数情報62は、ユーザID「U1」、「U3」の各ユーザに対応する情報を含む。ただし、設定情報群64及び回数情報62は、ユーザID「U2」のユーザに対応する情報を含まない。即ち、MFP60は、ユーザID「U1」、「U3」の各ユーザのログイン実績を有するが、ユーザID「U2」のユーザのログイン実績を有さない。そのため、MFP60のユーザテーブル(図示省略)では、ユーザID「U1」、「U3」の各ユーザに対応するログインフラグが「1」であるが、ユーザID「U2」のユーザに対応するログインフラグが「0」である。
MFP70の回数情報72は、MFP50の回数情報52と同様に、ユーザID毎に、各機能の実行回数を含む。ただし、回数情報62は、ユーザID「U1」に対応する情報のみを含み、ユーザID「U2」、「U3」に対応する情報を含まない。また、MFP70の設定情報群74は、MFP50の設定情報群54と同様に、各機能に対応する各機能設定情報を含む。各機能設定情報は、ユーザID毎の情報を含む。ただし、設定情報群74は、ユーザID「U1」に対応する情報のみを含み、ユーザID「U2」、「U3」に対応する情報を含まない。
設定情報群74及び回数情報72は、ユーザID「U1」のユーザに対応する情報のみを含み、ユーザID「U2」、「U3」の各ユーザに対応する情報を含まない。即ち、MFP70は、ユーザID「U1」のユーザのログイン実績を有するが、ユーザID「U2」、「U3」の各ユーザのログイン実績を有さない。即ち、MFP70のユーザテーブル(図示省略)では、ユーザID「U1」のユーザに対応するログインフラグが「1」であるが、ユーザID「U2」、「U3」の各ユーザに対応するログインフラグが「0」である。
(認証サーバ100の構成;図1)
図1の認証サーバ100は、802.1x認証情報(例えば、図1の符号36)を用いて、IEEE802.1x規格に従った認証(以下では、「802.1x認証」と呼ぶ場合がある)を実行するサーバである。認証サーバ100は、通信システム2の管理者によってLAN4に接続される。管理者は、例えば、MFP10をLAN4に新たに参加させるべき際に、MFP10のメモリ32に802.1x認証情報36を記憶させると共に、当該802.1x認証情報36を認証サーバ100に記憶させる。
(HUB90の構成;図1)
HUB90は、IEEE802.1x規格に対応するLANスイッチである。HUB90は、クライアントであるMFP10等と認証サーバ100との間で通信される802.1x認証用の通信パケットを仲介する。また、HUB90は、LAN4に接続されるクライアント(即ち、MFP10等)が、認証サーバ100における802.1x認証に成功したか否かに応じて、LAN4を介して通信を実行することを許容するか否かを制御する。具体的に言うと、HUB90は、802.1x認証に成功したクライアントが、他のクライアントとLAN4を介して通信を実行することを許容する。一方、HUB90は、802.1x認証に失敗したクライアントが、他のクライアントとLAN4を介して通信を実行することを拒否する。
(MFP10のCPU30が実行する接続処理;図3)
次いで、図3を参照して、MFP10のCPU30が実行する接続処理について説明する。MFP10の通信I/F16に、LAN4に接続された通信ケーブルが接続された状態で、MFP10の電源がONされると、CPU30は、図3の接続処理を開始する。
S10では、CPU30は、メモリ32に記憶されている802.1x認証情報36を、HUB90に供給する。続くS12では、CPU32は、認証サーバ100における802.1x認証が成功したか否かを判断する。
HUB90は、S10で供給された802.1x認証情報36をMFP10から取得すると、その802.1x認証情報36を認証サーバ100に供給する。認証サーバ100は、HUB90から802.1x認証情報36を取得すると、取得済みの802.1x認証情報36を用いて802.1x認証を実行する。具体的に言うと、認証サーバ100は、802.1x認証情報36が、認証サーバ100のメモリに記憶されているか否かを判断する。802.1x認証情報36が認証サーバ100のメモリに記憶されている場合には、認証サーバ100は、802.1x認証が成功したと判断し、成功情報をHUB90に供給する。一方、802.1x認証情報36が認証サーバ100のメモリに記憶されていない場合には、認証サーバ100は、802.1x認証が失敗したと判断し、失敗情報をHUB90に供給する。HUB90は、認証サーバ100から取得された成功情報又は失敗情報を、MFP10に供給する。
CPU30は、HUB90から成功情報を取得すると、S12でYESと判断する。この場合、CPU30は、図3の接続処理を終了する。これにより、MFP10がLAN4に参加することができ、MFP10がLAN4を介して他のMFP50等と通信を実行可能な状態(即ち通信可能状態)が構築される。即ち、HUB90は、MFP10がLAN4を介して他のMFP50等と通信を実行することを許容する。即ち、HUB90は、MFP10と他のMFP50等との間で、通信パケットの中継を実行する。図3のS12でYESと判断された結果として接続処理が終了すると、続いて、CPU30は、図4の設定処理を開始する。
一方、CPU30は、HUB90から失敗情報を取得すると、S12でNOと判断する。この場合、MFP10がLAN4に参加することできず、上記の通信可能状態が構築されない。即ち、HUB90は、MFP10がLAN4を介して他のMFP50等と通信を実行することを拒否する。即ち、HUB90は、MFP10と他のMFP50等との間で、通信パケットの中継を実行しない。図3のS12でNOと判断された結果として接続処理が終了すると、CPU30は、図4の設定処理を開始しない。この場合、例えば、CPU30は、802.1x認証が失敗したことに起因してMFP10がLAN4に参加することができないことを示す情報を表示部14に表示させてもよい。
(MFP10のCPU30が実行する設定処理;図4)
次いで、図4を参照して、CPU30が実行する設定処理について説明する。S30では、CPU30は、ユーザ情報(即ち、ユーザID及びパスワード)を取得することを監視する。MFP10のユーザは、MFP10の操作部12を操作して、所望の機能(例えば、Scan to FTP機能)の実行指示を入力するとともに、ユーザ情報を入力することができる。ただし、ユーザがMFP10のPrint機能の実行を希望する場合には、ユーザは、PCから印刷データ及びPrint機能の実行指示をMFP10に予め供給しておき、その後、MFP10のもとに赴き、操作部12を操作してユーザ情報を入力する。なお、ユーザは、所望の機能の実行指示を入力することなく、ユーザ情報のみを入力してもよい。ユーザ情報が入力されると、CPU30は、S30でYESと判断し、S32に進む。
S32では、CPU30は、S30で取得されたユーザ情報(即ち、ユーザID及びパスワード)が、メモリ32のユーザテーブル40内に存在するか否かを判断する。当該ユーザ情報を含む組合せ情報がユーザテーブル40内に存在する場合、CPU30はS32でYESと判断し、S34に進む。当該ユーザ情報を含む組合せ情報がユーザテーブル40内に存在しない場合、CPU30はS32でNOと判断し、図4の設定処理を終了する。
S34では、CPU30は、S30で取得されたユーザ情報に含まれるユーザID(以下では「特定のユーザID」と呼ぶ場合がある)のユーザによる初回のログインであるか否かを判断する。具体的には、S34では、CPU30は、ユーザテーブル40を参照し、特定のユーザIDに対応するログインフラグが「0」であるか否かを判断する。ログインフラグが「0」である場合(即ち、ログイン実績を有さない場合)、CPU30は、S34でYESと判断し、S36に進む。この際、CPU30は、特定のユーザIDに対応するログインフラグを「0」から「1」に変更する。一方、S34の時点で、特定のユーザIDに対応するログインフラグが「1」である場合(即ち、ログイン実績を既に有する場合)、CPU30は、S34でNOと判断し、図4の設定処理を終了する。
S36では、CPU30は、所定の要求信号をLAN4にブロードキャストする。要求信号は、LAN4内の他のMFP50〜80のうちの特定のMFPに応答信号の供給を要求するための信号である。特定のMFPは、ベンダがMFP10と共通し、かつ、特定のユーザIDのユーザによるログイン実績があるMFPである。要求信号は、特定のユーザID及びMFP10のMACアドレスを含む。
LAN4内の各MFP(即ち、MFP50〜80)は、上記の要求信号を取得すると、当該MFPのベンダとMFP10のベンダとが共通するか否か判断する。具体的には、各MFPは、当該MFPのMACアドレスの先頭部分と、要求信号に含まれるMFP10のMACアドレスの先頭部分(「00:11:22」)と、が一致するか否かを判断する。両者が一致する場合、当該MFPは、当該MFPのベンダとMFP10のベンダとが共通すると判断する。両者が一致しない場合、当該MFPは、当該MFPのベンダとMFP10のベンダとが共通しないと判断し、MFP10に応答信号を供給しない。
LAN4内の各MFPは、当該MFPのベンダとMFP10のベンダとが共通すると判断する場合には、さらに、要求信号に含まれる特定のユーザIDのユーザのログイン実績を有するか否かを判断する。具体的には、各MFPは、自身のユーザテーブル中に、特定のユーザIDに一致するユーザIDが含まれており、かつ、当該ユーザIDに対応するログインフラグが「1」であるか否かを判断する。自身のユーザテーブル中に、特定のユーザIDに一致するユーザIDが含まれており、かつ、特定のユーザIDに対応するログインフラグが「1」である場合(即ち、特定のユーザIDのユーザのログイン実績を有する場合)、そのMFP(即ち、特定のMFP)は、特定のユーザに対応する各機能の利用回数を示す回数情報を含む応答信号を生成し、MFP10に供給する。一方、自身のユーザテーブル中に特定のユーザIDと一致するユーザIDが含まれていない場合、又は、自身のユーザテーブル中に特定のユーザIDと一致するユーザIDが存在するが、そのユーザIDに対応するログインフラグが「0」である場合(即ち、特定のユーザIDのユーザのログイン実績を有さない場合)、そのMFPは、MFP10に応答信号を供給しない。
S38では、CPU30は、少なくとも1個の特定のMFPから応答信号が取得されたか否かを判断する。CPU30は、1個以上の特定のMFPから1個以上の応答信号が取得されると、S38でYESと判断し、S40に進む。一方、CPU30は、応答信号が取得されないと、S38でNOと判断し、図4の設定処理を終了する。
S40では、CPU30は、MFP10が実行可能な複数の機能のうちの1個(例えば、Scan to FTP機能)を特定する。以下では、S40で特定された機能のことを「特定の機能」と呼ぶ場合がある。
続くS42では、CPU30は、特定の機能の最多実行回数を有するMFPを特定する。具体的には、S42では、CPU30は、1個以上の応答信号に含まれる回数情報を参照し、特定の機能の最多の実行回数を含む応答信号の供給元であるMFP(以下では「最多MFP」と呼ぶ場合がある)を特定する。
続くS44では、CPU30は、S42で特定された最多MFPから、特定のユーザIDに対応する特定の機能の機能設定情報を取得する。具体的には、S44では、CPU30は、特定のユーザIDに対応する特定の機能の機能設定情報の供給を要求するリクエスト信号を最多MFPに供給して、最多MFPから当該機能設定情報を取得する。
続くS46では、CPU30は、最多MFPからS38で取得された応答信号に含まれる特定の機能の実行回数が、所定の閾値以上であるか否かを判断する。本実施例では、閾値は、10回であるが、変形例では異なる値であってもよい。特定の機能の実行回数が、閾値以上である場合、CPU30は、S46でYESと判断してS54に進む。一方、特定の機能の実行回数(S42)が、閾値より小さい場合、CPU30は、S46でNOと判断してS48に進む。
S48では、CPU30は、S44で取得された機能設定情報の内容を表示部14に表示する。これとともに、CPU30は、表示中の機能設定情報をメモリ32に記憶させるか否かの指示の入力を要求するメッセージを表示部14に表示する。ユーザは、表示部14に表示された機能設定情報の内容を見て、表示中の機能設定情報(即ち、S44で取得された機能設定情報)をメモリ32に記憶させるか否かの指示を操作部12に入力することができる。
S50では、CPU30は、ユーザによって、S44で取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させる指示(以下では、「記憶指示」と呼ぶ場合がある)が入力されたか否かを判断する。記憶指示が入力された場合には、CPU30は、S50でYESと判断し、S54に進む。一方、記憶指示が入力されなかった場合には、CPU30は、S50でNOと判断し、S52に進む。
S52では、CPU30は、S38で取得された1個以上の応答信号の供給元である1個以上の特定のMFPのすべてがS42で特定されたか否かを判断する。S52の時点で、すべての特定のMFPが特定されていれば、CPU30は、S52でYESと判断し、S44で取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させることなく(即ち、S54をスキップして)、S56に進む。一方、すべての特定のMFPがまだ特定されていない場合、CPU30は、S52でNOと判断し、S42に戻る。当該S42では、CPU30は、未だに特定されていない1個以上の特定のMFPのうち、特定の機能の実行回数が次に多い特定のMFPを新たに最多MFPとして特定し、S44以降の処理を再度実行する。
一方、S54では、CPU30は、メモリ32内の設定情報群37に現在含まれる特定の機能の機能設定情報(即ちデフォルトの設定を示す機能設定情報)に代えて、S44で取得された機能設定情報を新たに記憶させる。
次いで、S56では、CPU30は、MFP10が実行可能な複数の機能のすべてがS40で特定されたか否かを判断する。S56の時点で、すべての機能が特定されていれば、CPU30は、S56でYESと判断し、図4の設定処理を終了する。一方、すべての機能がまだ特定されていない場合には、CPU30は、S56でNOと判断し、S40に戻る。当該S40では、CPU30は、未だに特定されていない1個の機能を特定の機能として新たに特定し、S42以降の処理を再度実行する。
S30でユーザ情報とともに所望の機能の実行指示が入力されている場合には、CPU30は、図4の設定処理が終了すると、メモリ32内の当該ユーザに対応する機能設定情報に含まれる当該所望の機能に対応する機能設定情報を利用して、所望の機能を実行させる。例えば、所望の機能がScan to FTP機能である場合、CPU30は、機能設定情報に含まれるスキャン解像度に従ってスキャン実行部20にスキャンを実行させ、生成された画像データを機能設定情報に含まれるアドレスに供給する。また、例えば、所望の機能がPrint機能である場合、CPU30は、機能設定情報に含まれる印刷解像度に従って印刷実行部18に印刷を実行させる。また、例えば、所望の機能がCopy機能である場合、CPU30は、機能設定情報に含まれるスキャン解像度に従ってスキャン実行部20にスキャンを実行させ、生成された画像データによって表される画像を、機能設定情報に含まれる印刷解像度に従って印刷実行部18に印刷を実行させる。なお、S30でユーザ情報のみが入力されている場合には、CPU30は、図4の設定処理の終了後に、特定のユーザIDのユーザが再度ユーザ情報を入力するとともに、所望の機能の実行指示を入力する場合に、メモリ32内の当該ユーザに対応する機能設定情報に含まれる当該所望の機能に対応する機能設定情報を利用して、所望の機能を実行させる。
(具体的なケース)
続いて、図5、図6を参照して、図2、図3のフローチャートによって実現される具体的なケースを説明する。
(ケースA;図5)
図5が示すケースAは、新たにシステムに導入されるMFP10の通信I/F16にLAN4の通信ケーブルが接続され、その後MFP10の電源がONされた場合に、各デバイスが実行する処理の具体例である。ケースAでは、ユーザID「U1」のユーザがユーザ情報を入力する場合の例を説明する。
MFP10の電源がONされると、T10では、MFP10は、メモリ32に記憶されている802.1x認証情報36を、HUB90を介して認証サーバ100に供給する(図3のS10)。なお、図5では、HUB90の図示を省略している。
認証サーバ100は、MFP10から取得された802.1x認証情報36を用いて802.1x認証を行う。この例では、認証サーバ100は、802.1x認証が成功したと判断する。T12では、認証サーバ100は、HUB90を介して成功情報をMFP10に供給する。
この結果、MFP10がLAN4を介して他のMFP50等と通信可能な状態(即ち通信可能状態)が構築される(図3のS12でYES)。
続くT14では、ユーザID「U1」のユーザが、MFP10の操作部12を操作して、所望の機能の実行指示とともに、ユーザ情報(即ち、ユーザID「U1」及びパスワード「P1」)を入力する。
T16では、MFP10は、入力されたユーザ情報を含む組合せ情報がユーザテーブル40に含まれると判断する。また、この時点では、ユーザID「U1」に対応するログインフラグは「0」である。そのため、続くT18では、MFP10は、特定のユーザIDであるユーザID「U1」と、MFP10のMACアドレスと、を含む要求信号をLAN4にブロードキャストする。
MFP50、60、70は、いずれもベンダがMFP10と一致する(即ち、MACアドレスの先頭部分「00:11:22」が共通する。図1参照)。また、MFP50、60、70は、いずれもユーザID「U1」のユーザのログイン実績を有する(即ち、ユーザテーブル中にユーザID「U1」を含み、かつ、ユーザID「U1」に対応するログインフラグが「1」である)。そのため、T20では、MFP50、60、70は、MFP10から要求信号を取得すると、ユーザID「U1」に対応する回数情報を含む応答信号をMFP10に供給する。
一方、MFP80は、ベンダがMFP10と一致しない(即ち、MACアドレスの先頭部分が共通しない。図1参照)。そのため、MFP80は、要求信号を取得しても、応答信号をMFP10に供給しない。
T22では、MFP10は、Scan to FTP機能を特定する(図4のS40)。MFP50、60、70において、ユーザID「U1」のユーザがScan to FTP機能を実行した回数は、それぞれ、30回(MFP50)、10回(MFP60)、5回(MFP70)である(図2参照)。そのため、T24では、MFP10は、MFP50を最多MFPとして特定し、MFP50に対してリクエスト信号を供給する(図4のS44)。リクエスト信号は、ユーザID「U1」とScan to FTP機能を示す情報を含む。
T26では、MFP50は、リクエスト信号を取得し、ユーザID「U1」に対応するScan to FTP機能の機能設定情報(即ち、図2の「xxxxxx」)をMFP10に供給する(図4のS44)。
MFP10は、MFP50から機能設定情報を取得する(図4のS44)。次いで、T28では、MFP10は、MFP50においてユーザID「U1」のユーザがScan to FTP機能を実行した回数(即ち、30回)が、閾値の10回より大きいと判断する。そのため、T30では、MFP10は、MFP50から取得された機能設定情報を自動的にメモリ32に記憶させる。
T32では、MFP10は、Print機能を特定する(図4のS40)。MFP50、60、70において、ユーザID「U1」のユーザがPrint機能を実行した回数は、それぞれ、0回(MFP50)、6回(MFP60)、5回(MFP70)である。そのため、T34では、MFP10は、MFP60を最多MFPとして特定し、MFP60に対してリクエスト信号を供給する(図4のS44)。リクエスト信号は、ユーザID「U1」とPrint機能を示す情報を含む。
T36では、MFP60は、リクエスト信号を取得し、ユーザID「U1」に対応するPrint機能の機能設定情報(即ち、図2の「bbbbbb」)をMFP10に供給する(図4のS44)。
MFP10は、MFP60から機能設定情報を取得する(図4のS44)。次いで、T38では、MFP10は、MFP60においてユーザID「U1」のユーザがPrint機能を実行した回数(即ち、6回)が、閾値である10回より小さいと判断する。そのため、T40では、MFP10は、MFP60から取得された機能設定情報を表示部14に表示する。
ユーザは、MFP10に対して、MFP60から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させない旨の指示を入力する(図4のS50でNO)。
そのため、T42では、MFP10は、MFP60から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させない。続くT44では、MFP10は、2番目にPrint機能を実行した回数が多いMFP70を新たに最多MFPとして特定し、MFP70に対してリクエスト信号を供給する(図4のS44)。
T46では、MFP70は、リクエスト信号を取得し、ユーザID「U1」に対応するPrint機能の機能設定情報をMFP10に供給する(図4のS44)。
MFP10は、MFP70から機能設定情報を取得する(図4のS44)。次いで、T48では、MFP10は、MFP60においてユーザID「U1」のユーザがPrint機能を実行した回数(即ち、5回)が、閾値である10回より小さいと判断する。そのため、T50では、MFP10は、MFP70から取得された機能設定情報を表示部14に表示する。
ユーザは、MFP10に対して、MFP70から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させる旨の指示を入力する(図4のS50でYES)。
そのため、T52では、MFP10は、MFP70から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させる(図4のS54)。
T54では、MFP10は、Copy機能を特定する(図4のS40)。MFP50、60、70において、ユーザID「U1」のユーザがCopy機能を実行した回数は、それぞれ、20回(MFP50)、10回(MFP60)、10回(MFP70)である。そのため、T56では、MFP10は、MFP50を最多MFPとして特定し、MFP50に対してリクエスト信号を供給する(図4のS44)。リクエスト信号は、ユーザID「U1」とCopy機能を示す情報を含む。
T58では、MFP50は、リクエスト信号を取得し、ユーザID「U1」に対応するCopy機能の機能設定情報をMFP10に供給する(図4のS44)。
MFP10は、MFP50から機能設定情報を取得する。次いで、T60では、MFP10は、MFP50において、ユーザID「U1」のユーザがCopy機能を実行した回数(即ち、20回)が、閾値である10回より大きいと判断する。そのため、T62では、MFP10は、MFP50から取得された機能設定情報を自動的にメモリ32に記憶させる。
その後、T64では、MFP10は、T14で入力された機能の実行指示に従って、ユーザの所望の機能を実行する。その際、MFP10は、メモリ32内のユーザID「U1」のユーザに対応する機能設定情報に含まれる当該所望の機能に対応する機能設定情報を利用して、所望の機能を実行する。
(ケースB;図6)
図6が示すケースBは、ケースAの終了後に、ユーザID「U2」のユーザが引き続いてMFP10にユーザ情報を入力する場合の例である。
T80では、ユーザID「U2」のユーザが、MFP10の操作部12を操作して、所望の機能の実行指示とともに、ユーザ情報(即ち、ユーザID「U2」及びパスワード「P2」)を入力する。
T82では、MFP10は、入力されたユーザ情報を含む組合せ情報がユーザテーブル40に含まれると判断する。また、この時点では、ユーザID「U2」に対応するログインフラグは「0」である。そのため、続くT84では、MFP10は、特定のユーザIDであるユーザID「U2」と、MFP10のMACアドレスと、を含む要求信号をLAN4にブロードキャストする。
MFP50、60、70は、いずれもベンダがMFP10と一致する(即ち、MACアドレスの先頭部分「00:11:22」が共通する。図1参照)。ただし、MFP50のみが、ユーザID「U2」のユーザのログイン実績を有する(即ち、ユーザテーブル中にユーザID「U2」を含み、かつ、ユーザID「U2」に対応するログインフラグが「1」である)。そのため、T86では、MFP50は、MFP10から要求信号を取得すると、ユーザID「U2」に対応する回数情報を含む応答信号をMFP10に供給する。
一方、MFP60、70は、ベンダはMFP10と一致するが、ユーザID「U2」のユーザのログイン実績を有さない(即ち、ユーザテーブル中にユーザID「U2」を含むが、ユーザID「U2」に対応するログインフラグが「0」である)。また、MFP80は、ベンダがMFP10と一致しない(即ち、MACアドレスの先頭部分が共通しない。図1参照)。そのため、MFP60、70、80は、要求信号を取得しても、応答信号をMFP10に供給しない。
T88では、MFP10は、Scan to FTP機能を特定する(図4のS40)。MFP10は、MFP50からの応答信号のみを取得している。そのため、T90では、MFP10は、MFP50を最多MFPとして特定し、MFP50に対してリクエスト信号を供給する(図4のS44)。
T92では、MFP50は、リクエスト信号を取得し、ユーザID「U2」に対応するScan to FTP機能の機能設定情報(即ち、図2の「yyyyyy」)をMFP10に供給する(図4のS44)。
MFP10は、MFP50から機能設定情報を取得する(図4のS44)。次いで、T94では、MFP10は、MFP50においてユーザID「U2」のユーザがScan to FTP機能を実行した回数(即ち、50回)が、閾値である10回より大きいと判断する。そのため、T96では、MFP10は、MFP50から取得された機能設定情報を自動的にメモリ32に記憶させる。
T98では、MFP10は、Print機能を特定する(図4のS40)。この場合も、T100では、MFP10は、MFP50を最多MFPとして特定し、MFP50に対してリクエスト信号を供給する(図4のS44)。
T102では、MFP50は、リクエスト信号を取得し、ユーザID「U2」に対応するPrint機能の機能設定情報をMFP10に供給する(図4のS44)。
MFP10は、MFP50から機能設定情報を取得する(図4のS44)。次いで、T104では、MFP10は、MFP50においてユーザID「U2」のユーザがPrint機能を実行した回数(即ち、5回)が、閾値である10回より小さいと判断する。そのため、T106では、MFP10は、MFP50から取得された機能設定情報を表示部14に表示する。
ユーザは、MFP10に対して、MFP50から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させる旨の指示を入力する(図4のS50でYES)。
そのため、T108では、MFP10は、MFP50から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させる(図4のS54)。
T110では、MFP10は、Copy機能を特定する(図4のS40)。同様に、T112では、MFP10は、MFP50を最多MFPとして特定し、MFP50に対してリクエスト信号を供給する(図4のS44)。
T114では、MFP50は、リクエスト信号を取得し、ユーザID「U2」に対応するCopy機能の機能設定情報をMFP10に供給する(図4のS44)。
MFP10は、MFP50から機能設定情報を取得する。次いで、T116では、MFP10は、MFP50においてユーザID「U1」のユーザがCopy機能を実行した回数(即ち、5回)が、閾値である10回より小さいと判断する。そのため、T118では、MFP10は、MFP50から取得された機能設定情報を表示部14に表示する。
ユーザは、MFP10に対して、MFP50から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させない旨の指示を入力する(図4のS50でNO)。
そのため、T120では、MFP10は、MFP50から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させない(図4のS52でYES、S56でYES)。
その後、T122では、MFP10は、T14で入力された機能の実行指示に従って、ユーザの所望の機能を実行する。その際、MFP10は、メモリ32内のユーザID「U2」のユーザに対応する機能設定情報に含まれる当該所望の機能に対応する機能設定情報を利用して、所望の機能を実行する。
(実施例の効果)
上述したように、本実施例では、MFP10は、認証サーバ100における802.1x認証が成功する場合に(図3のS12でYES)、他のMFP50等で利用されている機能設定情報をメモリ32に記憶させ(図4のS54)、認証サーバ100における802.1x認証が失敗する場合に(図3のS12でNO)、他のMFP50等で利用されている機能設定情報をメモリ32に記憶させない。例えば、LAN4のユーザが、MFP10をLAN4に参加させることを試みると、通常、認証サーバ100における802.1x認証が成功する。この場合、LAN4に参加している他のMFP(例えば、MFP50等によって利用される機能設定情報がメモリ32に記憶される。このために、MFP10は、LAN4に参加している他のMFPによって利用されている機能設定情報を利用して、機能を実行することができる。一方、LAN4のユーザとは無関係な第三者が、無関係なMFPをLAN4に参加させることを試みても、通常、認証サーバ100における802.1x認証が成功しない。この場合、第1の機能設定情報が第2のメモリに記憶されない。このために、第三者によって、LAN4に参加している他のMFPによって利用されている機能設定情報が不正に取得される事態の発生を抑制し得る。本実施例では、管理者は、新たにMFP10をLAN4に参加させるために必要な初期設定(例えば、ネットワークに関する設定や802.1x認証に関する設定等)を予め行っている。一方で、ユーザ毎に個別に設定されている機能設定情報は、管理者が設定値(即ち、機能設定情報の内容)を把握していないため、初期設定時にまとめて設定することができない。そのため、そのような機能設定情報は、MFP10がLAN4に参加した後に、各ユーザが設定する必要がある。本実施例によると、他のMFPによって利用されている情報をMFP10に自動的にメモリ32に記憶させることができるため、ユーザによる設定操作の煩わしさが解消され得る。
また、図5、図6の例では、MFP10は、ユーザの所望の機能の実行指示を行う際に入力されたユーザ情報を取得する(図5のT14、図6のT80)。即ち、機能設定情報をメモリ32に記憶させるための操作をユーザに行わせることなく、機能設定情報を自動でメモリ32に記憶することができる。即ち、MFP10は、適切なタイミングで、機能設定情報をメモリ32に記憶させ得る。
また、図5の例に示すように、MFP10は、MFP10とベンダが共通し、かつ、ユーザID「U1」のユーザによるログイン実績を有するMFP50、60、70から、各機能の機能設定情報を取得することができる。また、図6の例に示すように、MFP10は、MFP10とベンダが共通し、かつ、ユーザID「U2」のユーザによるログイン実績を有するMFP50から、各機能の機能設定情報を取得することができる。MFP10のベンダとMFP50、60、70のベンダとが共通するため、MFP50、60、70から取得される機能設定情報は、MFP10は、機能を実行する際に適切に利用できる可能性が高い。また、ユーザID「U1」のユーザのログイン実績を有するMFP50、60、70から取得された機能設定情報は、ユーザID「U1」のユーザが所望する設定を示す可能性が高い。同様に、ユーザID「U2」のユーザのログイン実績を有するMFP50から取得された機能設定情報は、ユーザID「U2」のユーザが所望する設定を示す可能性も高い。即ち、本実施例のMFP10によると、ユーザ毎に、適切な機能設定情報をメモリ32に記憶させ得る。MFP10にログインした実績のないユーザに対応する機能設定情報はメモリ32に記憶されないため、MFP10にログインした実績のないユーザの機能設定情報によるMFP10のメモリ負荷を軽減でき、不要な機能設定情報が記憶されていないことから、ユーザが複数の機能設定情報から特定の機能設定情報を選択するための操作の負荷も軽減できる。
また、図5の例に示すように、MFP10は、Scan to FTP機能については、MFP50から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させ、Print機能については、MFP70から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させ、Copy機能については、MFP50から取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させている。即ち、本実施例のMFP10によると、機能毎に適切な機能設定情報をメモリ32に記憶させ得る。
また、図5の例に示すように、MFP10は、MFP50、60、70のうちから、機能毎の実行回数に基づいて最多MFPを特定し、その最多MFPから機能設定情報を取得する。即ち、本実施例のMFP10によると、MFP50、60、70において、各機能が実行された実績に応じて、適切な機能設定情報をメモリ32に記憶させ得る。
また、図5、図6の例に示すように、MFP10は、最多MFPが機能を実行した回数が、閾値よりも小さいと判断すると、最多MFPから取得された機能設定情報の内容を表示部14に表示し、ユーザから記憶指示が入力される場合に、最多MFPから取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させる。最多MFPが機能を実行した回数が、閾値よりも小さい場合に、最多MFPから取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させない方が、ユーザにとって好ましい場合もある。そのため、本実施例のMFP10によると、適切な機能設定情報をメモリ32に記憶させ得る。
(対応関係)
MFP10が「特定の機能実行装置」の一例である。印刷実行部18及びスキャン実行部20が「機能実行部」の一例である。また、スキャン実行部20が「読取部」の一例である。Scan to FTP機能が「画像処理機能」の一例である。メモリ32が「第1のメモリ」及び「第2のメモリ」の一例である。LAN4が「特定のネットワーク」の一例である。802.1x認証、802.1x認証情報36が、それぞれ、「認証」、「認証設定情報」の一例である。ユーザID「U1」、ユーザID「U2」が、それぞれ、「第1のユーザ情報」、「第2のユーザ情報」の一例である。図5の例におけるMFP50から取得されたScan to FTP機能の機能設定情報(図2の「xxxxxx」)、図6の例におけるMFP50から取得されたScan to FTP機能の機能設定情報(図2の「yyyyyy」)、図5の例におけるMFP70から取得されたPrint機能の機能設定情報(図2の「dddddd」)が、それぞれ、「第1の機能設定情報」、「第2の機能設定情報」、「第3の機能設定情報」の一例である。また、Scan to FTP機能、Print機能が、それぞれ、「第1の機能」、「第2の機能」の一例である。MFP50、60、70、80が「M個の機能実行装置」の一例である。また、図5の例におけるMFP50、60、70、図6の例におけるMFP50が、「N個の機能実行装置」の一例である。応答信号に含まれる回数情報が「実績情報」の一例である。
図3のS10の処理が、「供給部」が実行する処理の一例である。図3のS12の処理及び図4のS54の処理が、「記憶制御部」が実行する処理の一例である。図4のS30でYESの場合の処理、図4のS44の処理が、それぞれ、「ユーザ情報取得部」、「機能設定情報取得部」が実行する処理の一例である。図4のS38でYESの場合の処理、図4のS42の処理が、それぞれ、「実績情報取得部」、「選択部」が実行する処理の一例である。図5のT64、図6のT122の処理が、それぞれ、「機能制御部」が実行する処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)ユーザテーブル40は、ユーザID(例えばU1)と、当該ユーザIDに対応するパスワード(例えばP1)と、当該ユーザIDに対応するログインフラグ(例えば1)と、に加えて、当該ユーザがScan to FTP機能を利用可能であるのか否かを示す情報(OK又はNG)と、当該ユーザがPrint機能を利用可能であるのか否かを示す情報(OK又はNG)と、当該ユーザがCopy機能を利用可能であるのか否かを示す情報(OK又はNG)と、が関連づけられている組合せ情報を含んでもよい。この変形例では、図4のS40において、MFP10のCPU30は、MFP10が実行可能な複数の機能のうちの1個を特定する際に、ユーザテーブル40を参照し、当該ユーザが利用可能である旨を示す情報(即ちOK)が対応付けられている機能を特定し、当該ユーザが利用可能でない旨を示す情報(即ちNG)が対応付けられている機能を特定しないようにしてもよい。CPU30は、当該ユーザが利用可能な機能についてのみ、他のMFPから取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させるようにしてもよい。
(変形例2)上記の実施例では、MFP10、50〜80、及び、認証サーバ100は、HUB90及びLAN4を介して有線通信可能に接続されている。これに代えて、MFP10、50〜80、及び、認証サーバ100は、AP(Access Pointの略)を介して、互いに無線通信可能であってもよい。この変形例では、APがIEEE802.1x規格に対応している。即ち、この変形例では、APが、クライアントであるMFP10等と認証サーバ100との間で供給及び取得される802.1x認証用の通信パケットを仲介してもよい。また、APは、クライアントであるMFP10が、認証サーバ100における802.1x認証に成功したか否かに応じて、APを介して他のMFP50等と無線通信を実行することを許容するか否かを制御してもよい。この変形例における無線通信ネットワークが「特定のネットワーク」の一例である。
(変形例3)上記の実施例では、図4のS46で、MFP10のCPU30は、最多MFPによる特定の機能の最多実行回数(S42)が、所定の閾値以上であるか否かを判断している。これに代えて、MFP10のCPU30は、最多MFPによる特定の機能の最多実行回数が、所定の閾値以上であるか否かを判断せずに、最多MFPから取得された機能設定情報(図4のS44参照)をメモリ32に記憶させるようにしてもよい。また、他の例では、CPU30は、最多MFPによる特定の機能の最多実行回数が、所定の閾値以上であるか否かを判断せずに、最多MFPから取得された機能設定情報の内容を表示部14し、機能設定情報をメモリ32に記憶させるか否かの指示の入力をユーザに要求してもよい。その場合、CPU30は、記憶指示が入力される場合に、最多MFPから取得された機能設定情報をメモリ32に記憶させるようにしてもよい。
(変形例4)上記の実施例では、MFP10、50〜70は、それぞれ、設定情報群37、54、64、74を自機のメモリ内に記憶している。これに代えて、MFP10、50〜70は、設定情報群37、54、64、74を外部サーバに記憶させてもよい。この変形例では、MFP10のCPU30は、他のMFP50等から機能設定情報を取得することに代えて、外部サーバ内のMFP10のための機能設定情報(即ち設定情報群37)の記憶領域に、他のMFP50等のための機能設定情報をコピーするようにしてもよい。この変形例における外部サーバが「第2のメモリ」の一例である。
(変形例5)MFP10のメモリ32には、802.1x認証に用いられる802.1x認証情報36が記憶されている。これに代えて、802.1x認証情報36が外部サーバに記憶されていてもよい。CPU30は、図3のS10において、外部サーバから読み出された802.1x認証情報36を、HUB90を介して認証サーバ100に供給してもよい。この変形例では、外部サーバが「第1のメモリ」の一例である。
(変形例6)上記の実施例では、CPU30は、1個以上の特定のMFPから取得された1個以上の応答信号に含まれる回数情報に基づいて最多MFPを特定し、その最多MFPから機能設定情報を取得する(図4のS38でYES、S40〜S44)。これに限らず、1個以上の特定のMFPから取得される1個以上の応答信号が、各機能を最後に実行した時刻を示す最新実行時刻情報を含んでいてもよい。その場合、CPU30は、1個以上の特定のMFPから取得された1個以上の応答信号に含まれる最新実行時刻情報に基づいて、特定の機能を最後に実行したMFP(以下では、「最新MFP」と呼ぶ場合がある)を特定してもよい。CPU30は、特定された最新MFPから、機能設定情報を取得してもよい。この変形例では、最新実行時刻情報が「実績情報」の一例である。
(変形例7)上記の実施例では、CPU30は、特定のMFPからのみ応答信号を取得している(図4のS38でYES)。これに限られず、CPU30は、LAN4内のすべてのMFP50〜80から応答信号を取得するようにしてもよい。この変形例では、CPU30は、すべてのMFP50〜80から応答信号を取得した後に、応答信号に含まれる情報に基づいて、MFP50〜80から特定のMFPを特定してもよい。CPU30は、特定のMFPの中から最多MFPを特定し、その最多MFPから機能実行情報を取得するようにしてもよい。一般的に言うと、選択部は、第1のベンダによって提供されるN個の機能実行装置のうちの第1の機能実行装置を選択すればよい。
(変形例8)上記の実施例では、図4のS36では、CPU30は、特定のユーザID及びMFP10のMACアドレスを含む要求信号をLAN4にブロードキャストしている。これに代えて、CPU30は、特定のユーザIDのみを含む要求信号をLAN4にブロードキャストしてもよい。その場合、CPU30は、ベンダに関わらず、特定のユーザIDのユーザによるログイン実績を有するMFPから応答信号を取得してもよい。また、他の例では、CPU30は、MFP10のMACアドレスのみを含む要求信号をLAN4にブロードキャストしてもよい。その場合、CPU30は、特定のユーザIDのユーザによるログイン実績の有無に関わらず、MFP10とベンダが共通するMFPから応答信号を取得してもよい。
(変形例9)上記の実施例では、認証サーバ100は、IEEE802.1x規格に従った802.1x認証を実行する。MFP10のメモリ32には、802.1x認証に用いられる802.1x認証情報36が記憶されている。これに代えて、認証サーバ100は、IEEE802.1x規格以外の規格に従った認証を実行してもよい。MFP10のメモリ32には、その認証に用いられる認証情報が記憶されていてもよい。一般的に言うと、供給部は、第1のメモリに記憶されている認証設定情報を認証サーバに供給すればよい。認証サーバは、特定の機能実行装置が特定のネットワークに参加することを許可するのか否かに関する認証を、特定の機能実行装置から供給される認証設定情報を利用して実行すればよい。
(変形例10)MFP10の操作部12及び表示部14は、タッチパネルとして一体に構成されていてもよい。即ち、MFP10の操作部12と表示部14とが、一のハードウェアで構成されていても良い。
(変形例11)ユーザテーブルは、各MFPのメモリに記憶されていなくてもよい。ユーザテーブルは、サーバに一括して記憶されていてもよい。この場合、管理者は、予めユーザテーブルをMFP10のメモリ32に記憶させておく必要がなく、サーバに記憶されたユーザテーブルにMFP10のCPU30がアクセスできるように設定しておくだけでよい。
(変形例12)「機能実行装置」は、Scan機能、Print機能、及び、Copy機能を実行可能な多機能機(即ちMFP10)に限られず、Scan機能のみを実行可能なスキャナであってもよいし、Print機能のみを実行可能なプリンタであってもよいし、Copy機能のみを実行可能なコピー機であってもよい。また、「機能実行装置」は、Scan機能、Print機能、及び、Copy機能とは異なる機能(例えば、画像の表示機能、データの演算機能)を実行する装置(例えば、PC、サーバ、携帯端末(携帯電話、スマートフォン、PDA等))であってもよい。
(変形例13)上記の各実施例では、図2、図3の各処理がソフトウェア(即ちプログラム)によって実現されるが、図2、図3の各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下は、出願時の特許請求の範囲に対応する記載である。
[項目1]
特定の機能実行装置であって、
第1の機能を含む少なくとも1個の機能を実行する機能実行部と、
第1のメモリに記憶されている認証設定情報を認証サーバに供給する供給部であって、前記認証サーバは、前記特定の機能実行装置が特定のネットワークに参加することを許可するのか否かに関する認証を、前記特定の機能実行装置から供給される前記認証設定情報を利用して実行する、前記供給部と、
前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、第1の機能設定情報を第2のメモリに記憶させ、前記認証サーバにおいて前記認証が失敗する場合に、前記第1の機能設定情報を前記第2のメモリに記憶させない記憶制御部であって、前記第1の機能設定情報は、前記特定のネットワークに参加しているM個(前記Mは1以上の整数)の機能実行装置のうちの第1の機能実行装置が前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される機能設定情報である、前記記憶制御部と、
前記第2のメモリに記憶されている前記第1の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させる機能制御部と、
を備える、特定の機能実行装置。
[項目2]
前記特定の機能実行装置は、さらに、
ユーザに対応するユーザ情報を取得するユーザ情報取得部を備え、
前記記憶制御部は、
前記認証サーバにおいて前記認証が成功し、かつ、第1のユーザに対応する第1のユーザ情報が取得される場合に、前記第1の機能実行装置が前記第1のユーザによって使用される状況で前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される前記第1の機能設定情報を、前記第2のメモリに記憶させ、
前記認証サーバにおいて前記認証が成功し、かつ、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザに対応する第2のユーザ情報が取得される場合に、前記第1の機能実行装置が前記第2のユーザによって使用される状況で前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される第2の機能設定情報を、前記第2のメモリに記憶させ、
前記機能制御部は、
前記第1のユーザ情報が取得され、かつ、前記第1の機能を実行すべき場合に、前記第2のメモリに記憶されている前記第1の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させ、
前記第2のユーザ情報が取得され、かつ、前記第1の機能を実行すべき場合に、前記第2のメモリに記憶されている前記第2の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させる、項目1に記載の特定の機能実行装置。
[項目3]
前記ユーザ情報取得部は、前記第1の機能の実行が指示される場合に、前記ユーザによって入力される前記ユーザ情報を取得する、項目2に記載の特定の機能実行装置。
[項目4]
前記特定の機能実行装置は、さらに、
前記第1のメモリと、
前記第2のメモリと、
前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記特定のネットワークを利用して、前記第1の機能実行装置から前記第1の機能設定情報を取得する機能設定情報取得部と、を備える、項目1から3のいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
[項目5]
前記少なくとも1個の機能は、さらに、前記第1の機能とは異なる第2の機能を含み、
前記記憶制御部は、さらに、
前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記M個の機能実行装置のうちの第2の機能実行装置が前記第2の機能を実行する際に、前記第2の機能実行装置によって利用される機能設定情報である第3の機能設定情報を、前記第2のメモリに記憶させ、
前記認証サーバにおいて前記認証が失敗する場合に、前記第3の機能設定情報を前記第2のメモリに記憶させず、
前記機能制御部は、さらに、前記第2のメモリに記憶されている前記第3の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第2の機能を実行させる、項目1から4のいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
[項目6]
前記特定の機能実行装置は、さらに、
前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記特定のネットワークを利用して、前記M個の機能実行装置のうちのN個(前記Nは1以上前記M以下の整数)の機能実行装置のそれぞれから、前記第1の機能が実行された実績に関連する実績情報を取得する実績情報取得部と、
前記N個の機能実行装置から取得されるN個の実績情報に基づいて、前記N個の機能実行装置の中から前記第1の機能実行装置を選択する選択部と、を備え、
前記記憶制御部は、
選択済みの前記第1の機能実行装置が前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される前記第1の機能設定情報を、前記第2のメモリに記憶させる、項目1から5のいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
[項目7]
前記M個の機能実行装置は、前記特定の機能実行装置のベンダである第1のベンダによって提供される前記N個の機能実行装置と、前記第1のベンダとは異なる第2のベンダによって提供される(M−N)個の機能実行装置と、を含み、
前記選択部は、前記第1のベンダによって提供される前記N個の機能実行装置のうちの前記第1の機能実行装置を選択する、項目6に記載の特定の機能実行装置。
[項目8]
前記機能実行部は、スキャンを実行して画像データを生成する読取部を含み、
前記第1の機能は、前記読取部によって生成された画像データを所定の記憶領域に記憶する画像処理機能を含み、前記第1の機能設定情報は、前記所定の記憶領域にアクセスするために必要な認証情報を含む、項目1から7のいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
[項目9]
前記認証設定情報は、IEEE802.1x規格に従った前記認証のための情報を含む、項目1から8のいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
[項目10]
第1の機能を含む少なくとも1個の機能を実行する機能実行部を備える特定の機能実行装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記特定の機能実行装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
第1のメモリに記憶されている認証設定情報を認証サーバに供給する供給処理であって、前記認証サーバは、前記特定の機能実行装置が特定のネットワークに参加することを許可するのか否かに関する認証を、前記特定の機能実行装置から供給される前記認証設定情報を利用して実行する、前記供給処理と、
前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、第1の機能設定情報を第2のメモリに記憶させ、前記認証サーバにおいて前記認証が失敗する場合に、前記第1の機能設定情報を前記第2のメモリに記憶させない記憶制御処理であって、前記第1の機能設定情報は、前記特定のネットワークに参加しているM個(前記Mは1以上の整数)の機能実行装置のうちの第1の機能実行装置が前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される機能設定情報である、前記記憶制御処理と、
前記第2のメモリに記憶されている前記第1の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させる機能制御処理と、
を実行させる、コンピュータプログラム。
2:通信システム、4:LAN、10、50、60、70、80:多機能機(MFP)、12:操作部、14:表示部、16:通信I/F、18:印刷実行部、20:スキャン実行部、22:制御部、30:CPU、メモリ32、90:HUB、100:認証サーバ

Claims (13)

  1. 特定の機能実行装置であって、
    第1の機能を含む少なくとも1個の機能を実行する機能実行部と、
    第1のメモリに記憶されている認証設定情報を認証サーバに供給する供給部であって、前記認証サーバは、前記特定の機能実行装置が特定のネットワークに参加することを許可するのか否かに関する認証を、前記特定の機能実行装置から供給される前記認証設定情報を利用して実行する、前記供給部と、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記特定のネットワークを利用して、前記特定のネットワークに参加しているM個(前記Mは1以上の整数)の機能実行装置のうちのN個(前記Nは1以上前記M以下の整数)の機能実行装置のそれぞれから、前記第1の機能が実行された実績に関連する実績情報を取得する実績情報取得部と、
    前記N個の機能実行装置から取得されるN個の実績情報に基づいて、前記N個の機能実行装置の中から第1の機能実行装置を選択する選択部と、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、第1の機能設定情報を第2のメモリに記憶させる記憶制御部であって、前記認証サーバにおいて前記認証が失敗する場合に、前記第1の機能設定情報前記第2のメモリに記憶されず、前記第1の機能設定情報は、選択済みの前記第1の機能実行装置が前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される機能設定情報である、前記記憶制御部と、
    前記第2のメモリに記憶されている前記第1の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させる機能制御部と、
    を備える、特定の機能実行装置。
  2. 前記M個の機能実行装置は、前記特定の機能実行装置のベンダである第1のベンダによって提供される前記N個の機能実行装置と、前記第1のベンダとは異なる第2のベンダによって提供される(M−N)個の機能実行装置と、を含み、
    前記選択部は、前記第1のベンダによって提供される前記N個の機能実行装置のうちの前記第1の機能実行装置を選択する、請求項に記載の特定の機能実行装置。
  3. 前記特定の機能実行装置は、さらに、
    前記第1のメモリと、
    前記第2のメモリと、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記特定のネットワークを利用して、前記第1の機能実行装置から前記第1の機能設定情報を取得する機能設定情報取得部と、を備える、請求項1又は2に記載の特定の機能実行装置。
  4. 特定の機能実行装置であって、
    第1のメモリと、
    第2のメモリと、
    第1の機能を含む少なくとも1個の機能を実行する機能実行部と、
    前記第1のメモリに記憶されている認証設定情報を認証サーバに供給する供給部であって、前記認証サーバは、前記特定の機能実行装置が特定のネットワークに参加することを許可するのか否かに関する認証を、前記特定の機能実行装置から供給される前記認証設定情報を利用して実行する、前記供給部と、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、特定の信号を前記特定のネットワークにブロードキャストすることにより、前記特定のネットワークを利用して、前記特定のネットワークに参加しているM個(前記Mは1以上の整数)の機能実行装置のうちの第1の機能実行装置から第1の機能設定情報を取得する機能設定情報取得部であって、前記第1の機能設定情報は、前記第1の機能実行装置が前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される機能設定情報である、前記機能設定情報取得部と、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記第1の機能設定情報を第2のメモリに記憶させる記憶制御部であって、前記認証サーバにおいて前記認証が失敗する場合に、前記第1の機能設定情報前記第2のメモリに記憶されない、前記記憶制御部と、
    前記第2のメモリに記憶されている前記第1の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させる機能制御部と、
    を備える、特定の機能実行装置。
  5. 前記特定の機能実行装置は、さらに、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記特定のネットワークを利用して、前記M個の機能実行装置のうちのN個(前記Nは1以上前記M以下の整数)の機能実行装置のそれぞれから、前記第1の機能が実行された実績に関連する実績情報を取得する実績情報取得部と、
    前記N個の機能実行装置から取得されるN個の実績情報に基づいて、前記N個の機能実行装置の中から前記第1の機能実行装置を選択する選択部と、を備え、
    前記記憶制御部は、
    選択済みの前記第1の機能実行装置が前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される前記第1の機能設定情報を、前記第2のメモリに記憶させる、請求項のいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
  6. 前記M個の機能実行装置は、前記特定の機能実行装置のベンダである第1のベンダによって提供される前記N個の機能実行装置と、前記第1のベンダとは異なる第2のベンダによって提供される(M−N)個の機能実行装置と、を含み、
    前記選択部は、前記第1のベンダによって提供される前記N個の機能実行装置のうちの前記第1の機能実行装置を選択する、請求項に記載の特定の機能実行装置。
  7. 前記特定の機能実行装置は、さらに、
    ユーザに対応するユーザ情報を取得するユーザ情報取得部を備え、
    前記記憶制御部は、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功し、かつ、第1のユーザに対応する第1のユーザ情報が取得される場合に、前記第1の機能実行装置が前記第1のユーザによって使用される状況で前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される前記第1の機能設定情報を、前記第2のメモリに記憶させ、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功し、かつ、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザに対応する第2のユーザ情報が取得される場合に、前記第1の機能実行装置が前記第2のユーザによって使用される状況で前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される第2の機能設定情報を、前記第2のメモリに記憶させ、
    前記機能制御部は、
    前記第1のユーザ情報が取得され、かつ、前記第1の機能を実行すべき場合に、前記第2のメモリに記憶されている前記第1の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させ、
    前記第2のユーザ情報が取得され、かつ、前記第1の機能を実行すべき場合に、前記第2のメモリに記憶されている前記第2の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させる、請求項1から6のいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
  8. 前記ユーザ情報取得部は、前記第1の機能の実行が指示される場合に、前記ユーザによって入力される前記ユーザ情報を取得する、請求項に記載の特定の機能実行装置。
  9. 前記少なくとも1個の機能は、さらに、前記第1の機能とは異なる第2の機能を含み、
    前記記憶制御部は、さらに、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記M個の機能実行装置のうちの第2の機能実行装置が前記第2の機能を実行する際に、前記第2の機能実行装置によって利用される機能設定情報である第3の機能設定情報を、前記第2のメモリに記憶させ、
    前記認証サーバにおいて前記認証が失敗する場合に、前記第3の機能設定情報前記第2のメモリに記憶さず、
    前記機能制御部は、さらに、前記第2のメモリに記憶されている前記第3の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第2の機能を実行させる、請求項1からのいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
  10. 前記機能実行部は、スキャンを実行して画像データを生成する読取部を含み、
    前記第1の機能は、前記読取部によって生成された画像データを所定の記憶領域に記憶する画像処理機能を含み、前記第1の機能設定情報は、前記所定の記憶領域にアクセスするために必要な認証情報を含む、請求項1からのいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
  11. 前記認証設定情報は、IEEE802.1x規格に従った前記認証のための情報を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の特定の機能実行装置。
  12. 第1の機能を含む少なくとも1個の機能を実行する機能実行部を備える特定の機能実行装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記特定の機能実行装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    第1のメモリに記憶されている認証設定情報を認証サーバに供給する供給処理であって、前記認証サーバは、前記特定の機能実行装置が特定のネットワークに参加することを許可するのか否かに関する認証を、前記特定の機能実行装置から供給される前記認証設定情報を利用して実行する、前記供給処理と、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記特定のネットワークを利用して、前記特定のネットワークに参加しているM個(前記Mは1以上の整数)の機能実行装置のうちのN個(前記Nは1以上前記M以下の整数)の機能実行装置のそれぞれから、前記第1の機能が実行された実績に関連する実績情報を取得する実績情報取得処理と、
    前記N個の機能実行装置から取得されるN個の実績情報に基づいて、前記N個の機能実行装置の中から第1の機能実行装置を選択する選択処理と、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、第1の機能設定情報を第2のメモリに記憶させる記憶制御処理であって、前記認証サーバにおいて前記認証が失敗する場合に、前記第1の機能設定情報前記第2のメモリに記憶されず、前記第1の機能設定情報は、選択済みの前記第1の機能実行装置が前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される機能設定情報である、前記記憶制御処理と、
    前記第2のメモリに記憶されている前記第1の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させる機能制御処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  13. 第1の機能を含む少なくとも1個の機能を実行する機能実行部と、第1のメモリと、第2のメモリと、コンピュータと、を備える特定の機能実行装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記第1のメモリに記憶されている認証設定情報を認証サーバに供給する供給処理であって、前記認証サーバは、前記特定の機能実行装置が特定のネットワークに参加することを許可するのか否かに関する認証を、前記特定の機能実行装置から供給される前記認証設定情報を利用して実行する、供給処理と、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、特定の信号を前記特定のネットワークにブロードキャストすることにより、前記特定のネットワークを利用して、前記特定のネットワークに参加しているM個(前記Mは1以上の整数)の機能実行装置のうちの第1の機能実行装置から第1の機能設定情報を取得する機能設定情報取得処理であって、前記第1の機能設定情報は、前記第1の機能実行装置が前記第1の機能を実行する際に、前記第1の機能実行装置によって利用される機能設定情報である、前記機能設定情報取得処理と、
    前記認証サーバにおいて前記認証が成功する場合に、前記第1の機能設定情報を前記第2のメモリに記憶させる記憶制御処理であって、前記認証サーバにおいて前記認証が失敗する場合に、前記第1の機能設定情報前記第2のメモリに記憶されない、前記記憶制御処理と、
    前記第2のメモリに記憶されている前記第1の機能設定情報を利用して、前記機能実行部に前記第1の機能を実行させる機能制御処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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