JP6346212B2 - 誤り率測定装置及び該装置を用いた自動位相調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、装置内蔵のFPGA(field-programmable gate array) から入力されるデータの同期を取るためのクロックの位相調整が必要な被調整デバイス(例えば波形整形ICなど)の自動位相調整が可能な誤り率測定装置及び該装置を用いた自動位相調整方法に関する。
近年における各種ディジタル通信装置は、利用者数の増加やマルチメディア通信の普及に伴い、より大容量の伝送能力が求められている。そして、これらのディジタル通信装置におけるディジタル信号の品質評価の指標の一つとして、受信データのうち符号誤りが発生した数と受信データの総数との比較として定義されるビット誤り率(Bit Error Rate)が知られている。
このため、上記ディジタル通信装置を被測定物(被試験デバイス:DUT)とし、この被測定物におけるビット誤り率を測定する場合には、例えば下記特許文献1に開示されるような誤り率測定装置が用いられる。この種の誤り率測定装置では、被測定物が電気的なストレスをどの程度許容できるかを測定するため、パターン発生器から既知パターンの電気的ストレス信号をテスト信号として印可し、このテスト信号を被測定物内部又は外部でループバックし、エラー検出器で受信してテスト信号との比較により、テスト信号の印可量に対してエラーの有無を測定するジッタトレランステストを行っている。
ところで、上述した誤り率測定装置におけるパターン発生器やエラー検出器には、製造後に購入者や設計者が構成を設定できるFPGAが用いられている。
FPGAは、近年における通信速度の高速化に伴って、その速度も高速化しているが、ジッタや波形歪といった波形品質は専用のD−FFやMUX ICなどの波形整形ICには劣る。このため、FPGAの出力をそのまま使用するのではなく、D−FFやMUX ICなどの波形整形ICを使用して波形整形して使用するケースが多い。
ところが、上記D−FFやMUX ICなどの波形整形ICは、FPGAから入力されるデータの同期を取るためのクロックの位相調整が必要な被調整デバイスであり、サンプリングオシロスコープなどの他の測定器を使用して波形観測しながら波形整形ICに入力するクロックの位相調整が行われていた。
しかし、サンプリングオシロスコープなどの他の測定器を使用した場合、誤り率測定装置以外の測定器が別途必要となるだけでなく、手作業によって位相調整を行うため、調整に手間と労力を要するという問題があった。このため、誤り率測定装置以外の測定器を使用せずにクロックの位相調整を自動的に行うことができる構成や方法が望まれていた。
ところで、位相を自動的に調整する回路としては、例えば下記特許文献2に開示される位相自動調整回路が知られている。
この特許文献2に開示される位相自動調整回路は、第1のクロックと第2のクロックを入力とする第1のEX−ORゲートと、前記第1のEX−ORゲートの出力を入力とする平均値検出回路と、前記平均値検出回路の出力を入力とするコンパレータと、前記コンパレータの出力と第2のクロックを入力とする第2のEX−ORゲートと、前記第2のEX−ORゲートの出力をクロック入力とし、第1のクロックに同期して入力されるデータをデータ入力とする第1のフリップ・フロップと、前記第1のフリップ・フロップのデータ出力がデータ入力に接続され、第2のクロックをクロック入力とする第2のフリップ・フロップとを有する。
特開2007−274474号公報 特開平03−049414号公報
しかしながら、上述した特許文献2に開示される位相自動調整回路を使用して波形整形ICに入力するデータの同期を取るためのクロックの位相調整を行うには、被調整デバイスとしての波形整形IC以外に、論理回路やフリップフロップ回路などが別途必要となり、その分だけコストが増えてしまう問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、他の測定器を必要とすることなく被調整デバイスに入力するクロックの位相調整を自動的に行うことができる誤り率測定装置及び該装置を用いた自動位相調整方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された誤り率測定装置は、誤り率測定装置単体で、かつ該誤り率測定装置の内部の被調整デバイス2の複数の構成要素ごとの位相調整を自動的に行うために、位相量が制御可能な位相可変器5を介して入力されるクロックのタイミングでFPGA6からのデータを処理して被測定物に対して誤り率を測定するためのテスト信号を出力する前記被調整デバイス2を備えた誤り率測定装置1であって、
前記位相可変器は、前記被調整デバイスの構成要素に対応した数分設けられ、
前記FPGAは、
前記位相可変器の位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに増減制御して前記クロックの位相を可変する位相量制御部6cと、
前記位相量制御部にて前記位相可変器の位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに増減制御して前記クロックの位相を可変したときに、前記被調整デバイスの構成要素ごとのエラーが入る2箇所の位置P1,P2を検出するエラー検出部6aと、
前記位相可変器の位相量の増減制御により、前記クロックの位相を進ませてエラーが検出された位置P1と、前記クロックの位相を遅らせてエラーが検出された位置P2との間の中心を最適位置Pとして、この最適位置に対応する位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに算出する位相量算出部6bとを備え、
前記クロックの位相が前記位相量算出部にて算出した位相量となるように前記位相量制御部が前記被調整デバイスの構成要素ごとの前記位相可変器の位相量を制御し、前記被調整デバイスの構成要素ごとの前記クロックの位相を自動調整することを特徴とする。
請求項2に記載された自動位相調整方法は、誤り率測定装置単体で、かつ該誤り率測定装置の内部の被調整デバイス2の複数の構成要素ごとの位相調整を自動的に行うために、位相量が制御可能な位相可変器5を介して入力されるクロックのタイミングでFPGA6からのデータを処理して被測定物に対して誤り率を測定するためのテスト信号を出力する前記被調整デバイス2を備えた誤り率測定装置1を用いた自動位相調整方法であって、
前記位相可変器を前記被調整デバイスの構成要素に対応した数分設けるステップと、
前記位相可変器の位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに増減制御し、前記被調整デバイスの構成要素ごとのエラーが入る2箇所の位置P1,P2を検出するまで前記位相可変器に入力されるクロックの位相を可変するステップと、
前記位相可変器の位相量の増減制御により、前記クロックの位相を進ませてエラーが検出された位置P1と、前記クロックの位相を遅らせてエラーが検出された位置P2との間の中心を最適位置Pとし、この最適位置に対応する位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに算出するステップと、
前記クロックの位相が前記算出した位相量となるように前記被調整デバイスの構成要素ごとの前記位相可変器の位相量を制御し、前記被調整デバイスの構成要素ごとの前記クロックの位相を自動調整するステップとを含むことを特徴とする。
請求項3に記載された誤り率測定装置は、請求項1の誤り率測定装置において、
前記エラー検出部6aは、前記テスト信号の入力に伴って前記被測定物から受信した入力データのビット誤りを検出することを特徴とする。
請求項4に記載された自動位相調整方法は、請求項2の自動位相調整方法において、
前記テスト信号の入力に伴って前記被測定物から受信した入力データのビット誤りを検出するステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、他の測定器を必要とすることなく、被調整デバイスに入力するクロックの位相調整を自動的に行うことができる。
本発明に係る誤り率測定装置と被測定物の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る誤り率測定装置を用いた自動位相調整方法の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係る誤り率測定装置は、被測定物に既知パターンのパターン信号を入力し、このパターン信号の入力に伴って被測定物から受信した入力データのビット誤り率を測定するものであり、装置内蔵のFPGAからのデータを処理する被調整デバイスに入力されるクロックの自動位相調整を行う機能を有する。
図1は本実施の形態の誤り率測定装置1の概略構成を示すブロック図である。誤り率測定装置1は、被調整デバイス2、クロック分配器3、1/N分周器4、位相可変器5、FPGA6を装置に内蔵している。なお、図1では、本発明の要部である被調整デバイス2の自動位相調整を行うために必要な構成のみを図示している。以下、各部の構成について説明する。
被調整デバイス2は、データの同期を取るためのクロックの位相調整が必要なデバイスである。本例では、FPGA6の出力のデータTx(Tx1〜Tx5)を波形整形する波形整形ICを被調整デバイス2としている。
波形整形IC2は、FPGA6から入力されるデータを処理するデバイスとして、図1に示すように、MUX(マルチプレクサ)2a、MUX(マルチプレクサ)2b、D−FF(D型フリップフロップ)を備えて構成される。MUX2aは、クロック分配器3、位相可変器5を介して入力されるクロックをタイミング信号として、FPGA6からのデータTx1とデータTx2の何れかを選択して出力する。MUX2bは、クロック分配器3、位相可変器5を介して入力されるクロックをタイミング信号として、FPGA6からのデータTx3とデータTx4の何れかを選択して出力する。D−FF2cは、クロック分配器3、位相可変器5を介して入力されるクロックの立ち上がりエッジでD入力の値(FPGA6からのデータTx5)をQ出力として保持する。
これらMUX2a、MUX2b、D−FF2cから出力されるデータは、例えば不図示の被測定物に対して誤り率を測定するためのテスト信号として用いることができる。
クロック分配器3は、各部の同期を取るための周期的信号として入力されるクロックを、1/N分周器4と位相可変器5のそれぞれに分配して出力する。
1/N分周器4は、クロック分配器3を介して入力されるクロックを1/Nに分周してFPGA6に入力する。
位相可変器5は、FPGA6の後述する位相量制御部6cにて位相量の制御が可能であり、被調整デバイス(波形整形IC)2の構成要素に対応した数だけ備える。図1の例では、MUX2aに対応した位相可変器5aと、MUX2bに対応した位相可変器5bと、D−FF2cに対応した位相可変器5cを備えている。各位相可変器5a,5b,5cは、FPGA6からの制御信号により位相量が制御され、クロック分配器3を介して入力されるクロックの位相を可変する。
FPGA6は、1/N分周器4からのクロックをタイミング信号として、被調整デバイス(波形整形IC)2に例えばPRBSなどの2値のパターンからなるデータを出力する。図1の例では、被調整デバイス(波形整形IC)2のMUX2aにデータTx1,Tx2を出力し、MUX2bにデータTx3,Tx4を出力し、D−FF2cにデータTx5を出力する。
FPGA6は、位相可変器5の位相量を制御するための構成として、エラー検出部6a、位相量算出部6b、位相量制御部6cを備える。
エラー検出部6aは、被調整デバイス(波形整形IC)2のMUX2a、MUX2b、D−FF2cからのデータRx1,Rx2,Rx3を入力とし、位相可変器5(5a,5b,5c)の位相量を増減させ、クロックの位相を変えたときにエラーが入る2箇所の位置をMUX2a、MUX2b、D−FF2cの各データごとに検出する。
さらに説明すると、エラー検出部6aは、MUX2aからのデータRx1を入力とし、位相可変器5aの位相量を増減させ、位相可変器5aに入力されるクロックの位相を変え、データRx1にエラーが入る2箇所の位置を検出する。エラー検出部6aは、MUX2bからのデータRx2を入力とし、位相可変器5bの位相量を増減させ、位相可変器5bに入力されるクロックの位相を変え、Rx2にエラーが入る2箇所の位置を検出する。エラー検出部6aは、D−FF2cからのデータRx3を入力とし、位相可変器5cの位相量を増減させ、位相可変器5cに入力されるクロックの位相を変え、Rx3にエラーが入る2箇所の位置を検出する。
このように、エラー検出部6aは、クロックの位相調整が必要なMUX2a、MUX2b、D−FF2cのそれぞれについて、対応する位相可変器5(5a,5b,5c)に入力されるクロックの位相を進めた時と遅らせた時にエラーが入る2箇所の位置を検出する。
位相量算出部6bは、位相可変器5に入力されるクロックの位相を進ませてエラーが検出された位置と、位相可変器5に入力されるクロックの位相を遅らせてエラーが検出された位置との間の中心を最適位置(図2のP)とし、この最適位置に対応する位相量を算出する。この最適位置に対応する位相量の算出は、被調整デバイス(波形整形IC)2のMUX2a、MUX2b、D−FF2cのそれぞれについて行われる。
位相量制御部6cは、位相量算出部6bが算出した位相量になるように位相可変器5の位相量を制御する。
なお、本例の誤り率測定装置は、クロックの位相調整が行われる被調整デバイス2として、MUX2a,2bとD−FF2cを含む波形整形ICを例にとって説明したが、これに限定されるものではない。誤り率測定装置1においてクロックの位相調整が必要なデバイスであればよく、例えばDEMUX(デマルチプレクサ)に入力されるデータとクロックの自動位相調整に用いることもできる。
次に、上述した構成による誤り率測定装置を用いた自動位相調整方法について説明する。ここでは、被調整デバイス(波形整形IC)2のMUX2aのクロックの位相調整を行う場合を例にとって図2を参照しながら説明する。なお、図2において、位相可変器5aの位相量が制御される前のクロックの位置を初期位置P0とする。
まず、FPGA6の位相量制御部6cが位相可変器5aの位相量を制御し、エラーが入る位置P1をエラー検出部6aが検出するまで位相可変器5aに入力されるクロックの位相を進ませる。図2の例では、クロックの位相を+20だけ進ませると、エラーが入る位置P1になる(初期位置P0からクロックの位相を進ませて最初にエラーが入る位置のアイパターンの目の中心E1)。
次に、FPGA6の位相量制御部6cが位相可変器5aの位相量を位相を進める前の状態に制御して位相可変器5aに入力されるクロックの位相を戻す。その後、FPGA6の位相量制御部6cが位相可変器5aの位相量を制御し、エラーが入る位置P2をエラー検出部6aが検出するまで位相可変器5aに入力されるクロックの位相を遅らせる。図2の例では、クロックの位相を−10だけ遅らせると、エラーが入る位置P2になる(初期位置P0からクロックの位相を遅らせて最初にエラーが入るアイパターンの目の中心E2)。
そして、FPGA6の位相量算出部6bは、クロックの位相を進ませてエラーが検出された位置P1と、クロックの位相を遅らせてエラーが検出された位置P2との間の中心を最適位置Pとし、この最適位置Pに対応する位相量を算出する。図2の例では、位相可変器5aの位相量を変える前のクロックの初期位置P0と最適位置Pとの間の+5が位相量として算出される。
FPGA6の位相量制御部6cは、位相量算出部6bが算出した位相量(+5)だけクロックの位相が進むように位相可変器5aの位相量を制御し、MUX2aに入力されるクロックの位相を自動調整する。
このように、本実施の形態によれば、他の測定器を必要とすることなく、誤り率測定装置の内部に設けられるFPGAのエラー検出機能を用いて被調整デバイス(波形整形IC)2に入力されるクロックの位相調整を自動的に行うことができる。
その際、従来の特許文献2に開示されるような論理回路やフリップフロップ回路などのデイバイスを用いることもなく、クロックの自動位相調整を行うことができる。
ところで、上述した実施の形態において、FPGA6で構成されるエラー検出部6aは、被調整デバイス2に入力されるクロックの位相を自動調整するための構成の一部として用いたが、不図示の被測定物への既知パターンのパターン信号の入力に伴って被測定物から受信した入力データのビット誤りを検出する機能を兼用することもできる。また、エラー検出部6aとは別に、被測定物から受信した入力データのビット誤りを検出するエラー検出部を設けた構成であってもよい。
以上、本発明に係る誤り率測定装置及び該装置を用いた自動位相調整方法の最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 誤り率測定装置
2 被調整デバイス
2a,2b MUX
2c D−FF
3 クロック分配器
4 1/N分周器
5(5a,5b,5c) 位相可変器
6 FPGA
6a エラー検出部
6b 位相量算出部
6c 位相量制御部
P0 初期位置
P1,P2 エラーが入る位置
P 最適位置

Claims (4)

  1. 誤り率測定装置単体で、かつ該誤り率測定装置の内部の被調整デバイス(2)の複数の構成要素ごとの位相調整を自動的に行うために、位相量が制御可能な位相可変器(5)を介して入力されるクロックのタイミングでFPGA(6)からのデータを処理して被測定物に対して誤り率を測定するためのテスト信号を出力する前記被調整デバイス(2)を備えた誤り率測定装置(1)であって、
    前記位相可変器は、前記被調整デバイスの構成要素に対応した数分設けられ、
    前記FPGAは、
    前記位相可変器の位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに増減制御して前記クロックの位相を可変する位相量制御部(6c)と、
    前記位相量制御部にて前記位相可変器の位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに増減制御して前記クロックの位相を可変したときに、前記被調整デバイスの構成要素ごとのエラーが入る2箇所の位置(P1,P2)を検出するエラー検出部(6a)と、
    前記位相可変器の位相量の増減制御により、前記クロックの位相を進ませてエラーが検出された位置(P1)と、前記クロックの位相を遅らせてエラーが検出された位置(P2)との間の中心を最適位置(P)として、この最適位置に対応する位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに算出する位相量算出部(6b)とを備え、
    前記クロックの位相が前記位相量算出部にて算出した位相量となるように前記位相量制御部が前記被調整デバイスの構成要素ごとの前記位相可変器の位相量を制御し、前記被調整デバイスの構成要素ごとの前記クロックの位相を自動調整することを特徴とする誤り率測定装置。
  2. 誤り率測定装置単体で、かつ該誤り率測定装置の内部の被調整デバイス(2)の複数の構成要素ごとの位相調整を自動的に行うために、位相量が制御可能な位相可変器(5)を介して入力されるクロックのタイミングでFPGA(6)からのデータを処理して被測定物に対して誤り率を測定するためのテスト信号を出力する前記被調整デバイス(2)を備えた誤り率測定装置(1)を用いた自動位相調整方法であって、
    前記位相可変器を前記被調整デバイスの構成要素に対応した数分設けるステップと、
    前記位相可変器の位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに増減制御し、前記被調整デバイスの構成要素ごとのエラーが入る2箇所の位置(P1,P2)を検出するまで前記位相可変器に入力されるクロックの位相を可変するステップと、
    前記位相可変器の位相量の増減制御により、前記クロックの位相を進ませてエラーが検出された位置(P1)と、前記クロックの位相を遅らせてエラーが検出された位置(P2)との間の中心を最適位置(P)とし、この最適位置に対応する位相量を前記被調整デバイスの構成要素ごとに算出するステップと、
    前記クロックの位相が前記算出した位相量となるように前記被調整デバイスの構成要素ごとの前記位相可変器の位相量を制御し、前記被調整デバイスの構成要素ごとの前記クロックの位相を自動調整するステップとを含むことを特徴とする自動位相調整方法。
  3. 前記エラー検出部(6a)は、前記テスト信号の入力に伴って前記被測定物から受信した入力データのビット誤りを検出することを特徴とする請求項1記載の誤り率測定装置。
  4. 前記テスト信号の入力に伴って前記被測定物から受信した入力データのビット誤りを検出するステップを含むことを特徴とする請求項2記載の誤り率測定装置を用いた自動位相調整方法。
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