JP6345507B2 - 開閉装置及び成形装置 - Google Patents

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本発明は、射出成形機、ダイカスト機などの成形装置での型締装置のタイバーに用いられる保護カバーに関する。
射出成形機やダイカスト機等の成形装置の型締装置は、固定金型が取り付けられる固定ダイプレートと、移動金型が取り付けられる移動タイプレートと、固定ダイプレートに一端が固定され、移動ダイプレートを挿通してリアプレートまで延びる4本のタイバーと、リアプレートと移動ダイプレートの間に設けられて、移動ダイプレートを移動させて金型の開閉および型締め力を発生させる型締め機構と、を備えている。
この種の成形機では、成形品を変更する際には、金型を交換する作業を行う。この金型交換作業では、固定ダイプレートと移動ダイプレートの間に延びているタイバーが作業の邪魔になることがある。
一般に、金型をダイプレートに取り付けるには、クレーン等で金型を吊り上げて上方から金型をダイプレートに搬入することになる。その際に吊った金型が揺れ、タイバーが金型と干渉することがある。そして、状況によっては、タイバーや金型に損傷が発生することがある。
従来、金型交換作業時のタイバーや金型の損傷を回避するために、金型交換時にタイバーを固定ダイプレートから移動ダイプレート側へ引き抜ける構造が採用されている。また、タイバーの引き抜き方向を逆にして移動ダイプレートから固定ダイプレート側へタイバーを引き抜けるようにし、移動ダイプレートのタイバー挿通部にタイバー保護カバーを取り付けたものがある(特許文献1)。
特開2008−18617号公報
しかしながら、従来の型締装置では、タイバーは移動ダイプレートの4隅に取り付けてある摺動部材を挿通する構造になっているため、保護カバーをタイバーに装着するのが容易でない上に、仮に保護カバーを装着しても移動ダイプレートの移動によって保護カバーはすぐに破損したり劣化してしまう。そして、保護カバーの交換も簡単には行なうことができなかった。
そこで、本発明は、前記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであって、保護カバーをタイバーに簡単に着脱できるようにし、保護カバーのタイバーへの装着や、破損や劣化した保護カバーの交換を極めて容易に行うことができる開閉装置及び成形装置を提供することを目的とする。
また、本発明の開閉装置は、固定金型が取り付けられる固定盤と、一端が前記固定盤に固定されるとともに、圧受盤まで延びるタイバーと、移動金型が取り付けられ、前記タイバーとの干渉を防ぐ切欠き部を有する可動盤と、金型の開閉を行う開閉機構と、を備え、前記タイバーは、当該タイバーを保護する保護カバーが着脱可能に備えられ、前記保護カバーは、前記タイバーの要保護範囲を覆うことができるカバー本体部を有し、前記カバー本体部は軸方向の全長に亘るスリットを有し、前記要保護範囲は、前記タイバー全体のうち、前記切欠き部を通る部分を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の成形装置は、上記に記載の開閉装置を備えることを特徴とするものである。
本発明によるタイバーの保護カバーが適用される射出成形機の概要図である。 本発明によるタイバーの保護カバーが適用される射出成形機の型締装置の側面図である。 本発明による保護カバーが装着されたタイバーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるタイバーの保護カバーを示す斜視図である。
以下、本発明によるタイバーの保護カバーの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるタイバーの保護カバーが適用される射出成形機(成形装置)10の概要を示す図である。図1において、参照番号12は射出成形機の射出装置全体を示す。参照番号14は射出成形機の型締装置(型開閉装置、開閉装置)を示している。
射出装置12のバレル15には、スクリュ16が回転自在でかつ軸方向に移動可能に挿入されている。樹脂(成形材料、材料)は、ホッパ17からバレル15内に投入される。バレル15の周囲には樹脂を加熱する図示しない加熱ヒータが配置されている。射出装置12には、図示しない計量用モータによりスクリュ16を回転させ、樹脂の溶融と混練をしながら、樹脂をバレル15の前方に溜めることで計量が行われる。バレル15の前方に溜められた樹脂は、図示しない射出用モータ、ボールねじ及びナットによってスクリュ16を前進させることで、ノズル18から固定金型21と移動金型23によって形成されたキャビティに充填される。
次に、型締装置14について、図2を参照しながら説明する。
型締装置14は、例えば、フレーム11に固定された固定ダイプレート20(固定盤)と、フレーム11に設置されているリアプレート24(圧受盤)と、固定ダイプレート20とリアプレート24の間に移動自在に設置された移動ダイプレート(可動盤)22と、を備えている。固定ダイプレート20には固定金型21が取り付けられ、移動ダイプレート22には固定金型21に対向するように移動金型23が取り付けられている。
固定ダイプレート20とリアプレート24とは、複数(例えば、4本)のタイバー36によって連結されている。タイバー36は、金型を締め上げる(型締めをする)際に、次に説明するトグルリンク機構(開閉機構、型開閉機構、型締機構)28によって発生する型締力を受けるようになっている。
図2において、参照番号26はクロスヘッドを示している。このクロスヘッド26の中心部には、トグルリンク機構28を駆動するボールネジ機構の図示されないナット部が設けられており、このナット部にはボールネジ27が螺合するようになっている。クロスヘッド26の前後方向の移動を案内するガイドは、リアプレート24の腕部24aによって支持されている。ボールネジ27は、図示されないサーボモータによってベルト29を介して駆動される。
リンク30の一端はクロスヘッドに連結され、リンク31の一端はリアプレート24に連結され、リンク30、31とリンク32によって上下にトグルリンクが構成されている。リンク32の一端は、移動ダイプレート22の背面に設けられているトグルリンク連結部34に連結されている。このようなトグルリンク機構28によって移動ダイプレート22は型開閉のための移動が行われ、また型締力が伝えられる。
図3に示されるように、移動ダイプレート22を案内するために、移動ダイプレート22の四隅にブッシュを介してタイバー36が挿通される従来の構造とは異なっている。この実施形態の場合、移動ダイプレート22の端部(より具体的には四隅)には切欠き部40が形成されている。この切欠き部40があることで、移動ダイプレート22はタイバー36に干渉せずに移動できるようになっている。
移動ダイプレート22を案内するために、ベース11上の左右両側には、タイバー36と平行にリニアガイドレール41が敷設されており、このリニアガイドレール41に摺動可能なリニアガイド42が移動ダイプレート22の左右両側面に取り付けられている。
図3に示されるように、タイバー36には、金型交換作業に際して、クレーンで吊り上げた金型が揺れて、衝突してタイバー36および金型に傷を付けたり破損しないように、保護カバー50が装着されている。
この保護カバー50は、例えば、タイバー36の直径とほぼ同じ内径を有する円筒状のカバーである。また、保護カバー50は、カバー本体部51を有し、カバー本体部51は、金型交換作業の際に金型が衝突しうる範囲(タイバー36の要保護範囲)を覆うのに必要十分な長さを有している。
カバー本体部51は、例えば、金属材料、硬質樹脂あるいは半硬質樹脂、硬質ウレタン樹脂等で構成されている。好ましくは、カバー本体部51は、これらの材料の中で、タイバー36及び金型の保護レベル(例えば、大型の金型や精密の金型の場合は保護のレベルが高いというような保護レベル)、に応じて適した材料および当該カバー本体部51の厚さが選択される。一般には、耐摩耗性や耐衝撃性を付加する必要がある場合には硬質ウレタン樹脂が採用される。
また、カバー本体部51は着色しておくことが好ましい。例えば、吊った金型がタイバー36に接触しないよう注意を喚起するため、目立つ色、例えば、黄色や、赤などユーザの選好に応じて適宜選択されて、カバー本体部51を着色しておくことが好ましい。
図4(a)に示されるように、カバー本体部51には、タイバー36への着脱を容易に行えるように、軸方向全長に亘ってスリット52が形成されている(軸方向の全長に亘るスリット52を有している)。図4(b)に示されるように、カバー本体部51は、スリット52のところから広げることができるため、タイバー36に被せるようにして簡単に装着することができ、また、広げながら取り外すことが容易にできる。
本実施形態は、以上のように構成されるものであり、次に、その作用並びに効果について説明する。
図3に示されるように、移動ダイプレート22の四隅には、タイバー36がブッシュなどの摺動部材に挿通されておらず、切欠き40があることによってタイバー36と移動ダイプレート22とが干渉しない構造になっている。このため、円筒状のカバー本体部51をタイバー36の表面に密着させて簡単に装着することが可能であり、このカバー本体部51で、金型交換作業時にクレーンで吊った金型が揺れた場合、衝突しそうなタイバー36の領域をガードすることができる。
しかも、カバー本体部51の色を、例えば、黄色に着色しておくようにすれば、吊った金型がタイバー36に接触しないよう慎重に扱うように作業者に注意を喚起することができるため、作業者は慎重に作業を進めるようになる。
また、保護カバー50をタイバー36に装着してから時間が経過し、保護カバー50のカバー本体部51が傷ついたり、破損したりすることがある。その場合には、古い保護カバー50をカバー本体部51の軸方向の全長に亘って形成されたスリット52のところから広げることで、古い保護カバー50を簡単にタイバー36から取り外すことができ、同じようにして、新品の保護カバー50をタイバー36に装着して簡便に交換を行うことができる。
また、本実施形態では、カバー本体部51に形成されるスリット52が図4に示されるように、直線で形成されているが、本発明はこれに限らない。例えば、スリット52は曲線で形成されていてもよい。
また、本実施形態では、保護カバー50を円筒状としたが、本発明はこれに限らない。例えば、保護カバー50が装着される部材(例えば、タイバー36)の形状に合わせて、保護カバー50の形状を構成してもよい。
以上、本発明について、保護カバーを射出成形機のタイバーに適用した実施形態に挙げて説明したが、ダイカストマシンやトランスファー成形機などの成形装置の型締装置のタイバーにも同様に適用することができる。
10…射出成形機(成形装置)、12…射出装置、14…型締装置(開閉装置、型開閉装置)、15…バレル、16…スクリュ、17…ホッパ、18…ノズル、20…固定ダイプレート(固定盤)、21…固定金型、22…移動ダイプレート(可動盤)、23…移動金型、24…リアプレート(圧受盤)、26…クロスヘッド、27…ボールねじ、28…トグルリンク機構(開閉機構、型開閉機構、型締機構)、30、31、32…リンク、36…タイバー、42…リニアガイド、50…保護カバー、51…カバー本体部、52…スリット

Claims (3)

  1. 固定金型が取り付けられる固定盤と、
    一端が前記固定盤に固定されるとともに、圧受盤まで延びるタイバーと、
    移動金型が取り付けられ、前記タイバーとの干渉を防ぐ切欠き部を有する可動盤と、
    金型の開閉を行う開閉機構と、
    を備え、
    前記タイバーは、当該タイバーを保護する保護カバーが着脱可能に備えられ、
    前記保護カバーは、前記タイバーの要保護範囲を覆うことができるカバー本体部を有し、
    前記カバー本体部は軸方向の全長に亘るスリットを有し、前記タイバーの要保護範囲は、前記タイバー全体のうち、前記切欠き部を通る部分を含むことを特徴とする開閉装置。
  2. 前記カバー本体部は、注意喚起のための着色が施されていることを特徴とする請求項に記載の開閉装置。
  3. 請求項1または2に記載の開閉装置を備えることを特徴とする成形装置。
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