JP6344790B2 - 射撃訓練システム - Google Patents

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Description

本発明は、実弾を用いて射撃訓練を行う射撃訓練システムに関し、特に、移動する標的への射撃結果を分かり易く表示する機能を備えた射撃訓練システムに関するものである。
従来の射撃訓練システムにおいては、移動する標的に対して射撃をおこなうと、標的に命中した場合はその振動を検出して倒れるものがある。この場合、倒れることによって弾着を判定しているので、標的に命中した場合は弾着を判定できるが、はずれた場合はどこにはずれたか解らない。
これに対し、弾の衝撃波等をセンサで検出して弾着位置を検出し、表示器に弾着位置(座標)を表示できるようにした移動標的装置もある。この場合の表示例を図15に示す。図15に示すように、標的に弾着した弾と標的付近に弾着した弾とが表示されている。この場合は、弾が標的に命中しなかった場合でも弾の通過位置が解ることになるが、弾の通過位置は、移動標的の走行位置や走行速度にかかわらず、標的の周りのある範囲内でしか解らない。
ところで、移動している標的に対して射撃をする場合は、標的の移動速度と弾着結果の関係が重要となる場合が多い。例えば、左方向に移動する標的に対し、右にはずれた場合は照準をもっと左に取る必要があり、標的装置の速度目測がはずれていたことが解る。
しかしながら、上述した従来の弾着位置表示画面では、標的を中心としたある範囲内での弾着位置は解るが、標的装置の速度等の移動情報との関連を見ることができなかった。例えば、時速30kmで走行する移動標的装置に命中させたのか、時速5kmで走行している移動標的装置に命中させることができなかったのか、または移動標的装置の速度が速くなると必ず遅れ方向に外している等の関連を見ることができなかった。
特許文献1は、標的を移動させる標的駆動装置や弾丸の着弾位置を特定する位置検出装置を備えた射撃訓練システムを開示している。
特開2000−329499号公報
本発明の目的は、移動標的装置を使用した射撃訓練において、射手及び教官が一目で、標的の動作状態又は経過時間と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することができる射撃訓練システムを提供することにある。
前記課題を解決するための、本発明に係る射撃訓練システムの代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
移動可能な標的装置と、該標的装置から弾着位置を示す弾着位置情報を受信して表示する表示処理装置とを備える射撃訓練システムであって、
前記標的装置は、
標的体を備える標的部と、
弾着位置を検知して前記弾着位置情報を作成するセンサ部と、
前記センサ部から前記弾着位置情報を受信すると、弾着時点を示す弾着時刻情報と、弾着時点における当該標的装置の動作に関する情報である標的動作情報とを取得する第1の制御部と、
前記第1の制御部から、前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とを受信して、前記表示処理装置へ送信する第1の通信部とを備え、
前記表示処理装置は、前記標的装置から送信される情報を受信する第2の通信部と、
前記第2の通信部で受信した前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とに基づき、前記弾着位置情報と前記標的動作情報又は前記弾着時間情報の少なくとも一方を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示する射撃結果表示情報を作成する第2の制御部と、
前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して弾着位置情報と標的動作情報又は弾着時間情報の少なくとも一方を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示する表示部とを備えることを特徴とする射撃訓練システム。
上記の構成によれば、弾着位置検出センサから得られる弾着位置情報と移動標的装置の標的動作情報又は弾着時間情報の少なくとも一方を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示することにより、射手及び教官は一目で、標的の動作状態又は経過時間と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することができる。
本発明の実施形態に係る射撃訓練システムの構成図である。 本発明の実施形態に係る移動標的装置を説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動標的装置の移動方向を説明する図である。 本発明の実施形態に係る制御装置の表示画面を説明する図である。 本発明の第1実施例に係る射撃結果表示を示す図である。 本発明の第1実施例に係る表示アイコンの例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る射撃結果表示を示す図である。 本発明の第3実施例に係る射撃結果表示を示す図である。 本発明の第3実施例に係る表示アイコンの他の例を示す図である。 本発明の第3実施例に係る標的板の起立中の程度を説明する図である。 本発明の第4実施例に係る射撃結果表示を示す図である。 本発明の第5実施例に係る射撃結果表示を示す図である。 本発明の第6実施例に係る射撃結果表示を示す図である。 本発明の実施形態に係る射撃訓練システムの動作例における射撃結果表示を示す図である。 従来の弾着表示例である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態における射撃訓練システムを説明する。図1は、本発明の実施形態に係る射撃訓練システムの構成図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る射撃訓練システムは、射撃訓練を制御する制御装置10と、射撃の標的となる標的装置20と、射撃を行う射撃装置(不図示)と、を備える。射撃装置は、例えば、実弾を発射可能な銃である。
図2は、本発明の実施形態に係る移動可能な標的装置20を説明する図である。この標的装置20は、標的体としての標的板24aと衝撃波を検知するセンサ部25と台車27とを備えており、移動可能である。本実施形態では、標的板24aは、台車27の上に鉛直方向に直立して設けられた概略長方形の板である。標的板24aの周囲には、衝撃波センサ部25による弾着検出エリア31が設定されている。検出エリア31は、標的板24aの主面と略平行な平面内に形成される。検出エリア31は、例えば、縦5メートル、横5メートルの範囲で構成される。
図3は、本発明の実施形態に係る標的装置20の移動方向を説明する図である。図3(a)に示すように、標的装置20は、標的板24aの主面の方向(左右両方向)に移動可能なように構成されている。また、標的装置20は、標的板24aとセンサ部25とを水平方向に回転させることができる。そして、図3(a)の状態から90度回転させた状態で、図3(b)に示すように、標的装置20は、標的板24aの主面と垂直方向(前後両方向)に移動可能なように構成されている。また、標的装置20は、制御装置10から、例えば無線による指令を受けて、移動方向や移動速度や標的板24aの傾きや起立動作や倒れ動作や左回転、右回転などの回転動作を設定、変更できるように構成されている。
(制御装置)
制御装置の構成について説明する。
図1に示すように、制御装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14とを備える。制御部11は、記憶部12、通信部13、表示部14といった制御装置10を構成する各部と信号接続され、該制御装置10を構成する各部や制御装置10全体を制御する。
制御装置10は、射撃訓練を制御する制御装置として動作するとともに、標的装置20からの弾着位置情報等を処理して表示する表示処理装置としても動作する。
通信部13は、標的装置20の通信部23との間で、アンテナ13aを介して、無線通信を行う。通信部13は、弾着位置を示す弾着位置情報、弾着時刻を示す弾着時刻情報、標的装置20の動作に関する情報である標的動作情報を、標的装置20から受信し、制御部11へ送信する。標的動作情報には、標的装置20の位置情報、標的装置20の移動情報(移動方向情報と移動速度情報)、標的装置20の標的板24aの標的傾き情報や標的回転情報等が含まれる。標的傾き情報や標的回転情報については後述する。
また、通信部13は、標的装置20に対する移動方向や移動速度や標的板24aの傾きや起立動作や倒れ動作や回転の有無、左回転、右回転などの回転動作に関する指示を、標的装置20へ送信する。
記憶部12は、標的装置20から受信した各種情報、つまり、上述した弾着位置情報や弾着時刻情報や標的動作情報を記憶する。また、記憶部12は、標的装置20から受信した各種情報に基づき、制御部11で作成した射撃結果に関する各種の射撃結果表示情報を記憶する。
表示部14は、制御部11から各種の射撃結果表示情報を受信し、これらの情報をLCD等の表示画面に表示する。表示部14は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)で構成してもよい。
制御部11は、通信部13を介して標的装置20から受信した弾着位置情報や弾着時刻情報や標的動作情報に基づき、必要に応じ各種分析を行って、射撃結果(分析結果を含む)を表示するための射撃結果表示情報を作成し、表示部14へ送信して表示させる。
また、制御部11は、標的装置20に対する移動方向や移動速度や隠顕若しくは回転動作に関する指示を作成し、通信部13を介して標的装置20へ送信させる。隠顕動作とは、例えば、標的板24aが倒れた状態(隠状態)や起立した状態(顕状態)になるよう動作することである。
また、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)と制御部11の動作プログラム等を格納するメモリを備え、該CPUは、その動作プログラムに従って動作する。
図4は、本発明の実施形態に係る制御装置の表示画面を説明する図である。
図4(a)に示すように、表示部14の表示画面40において、中央左に数値表示部43、中央右にビジュアル表示部44、左上に分析用表示選択ボタン41、その下に表示方法選択ボタン42が配置されている。数値表示部43は、射撃結果の数値データを表示する。ビジュアル表示部44は、射撃結果をグラフや図によりビジュアル表示するもので、例えば、標的表示44hと弾着位置(不図示)が表示される。
分析用表示選択ボタン41は、分析用表示を選択するもので、例えば、図4(a)の場合は、ビジュアル表示部44において弾着位置のビジュアル表示、数値表示部43において弾着結果の数値データ表示が選択されている。また、図4(b)の場合は、ビジュアル表示部44において弾着位置のビジュアル表示、グラフ表示部45において弾着結果の分析グラフ表示が選択されている。
表示方法選択ボタン42は、例えば、弾着位置のビジュアル表示について、標的装置20の移動情報あるいは標的傾き情報若しくは標的回転情報を表示する方法などを選択する。
(標的装置)
標的装置の構成について説明する。
図1に示すように、標的装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、標的部24と、センサ部25と、電源部26とを備える。制御部21は、記憶部22と、通信部23と、標的部24と、センサ部25と、電源部26といった標的装置20を構成する各部と信号接続され、該標的装置20を構成する各部や標的装置20全体を制御する。
また、制御部21は、時計機能と、標的装置20の位置情報を取得する位置情報取得機能と、標的装置20の移動方向情報を取得する移動方向情報取得機能と、標的装置20の移動速度情報を取得する移動速度情報取得機能とを備えている。そして、制御部21は、センサ部25から弾着位置情報を受信すると、該受信した時点の時刻情報(即ち、弾着時刻情報)、該受信した時点の標的装置20の位置情報、移動方向情報、移動速度情報と対応付けて、弾着位置情報を記憶部22に記憶させる。標的装置20の位置情報取得機能と移動方向情報取得機能と移動速度情報取得機能は、例えば公知のGPS等を用いて実現可能である。標的装置20の位置情報は、例えば、緯度と経度で示される。
また、制御部21は、標的部24から標的板24aが起立中の状態か又は倒れ中の状態かを示す標的傾き情報を、例えば周期的に受信し、センサ部25から弾着位置情報を受信すると、該受信したときの時刻情報と対応付けて標的傾き情報を記憶部22に記憶させる。なお、制御部21は、センサ部25から弾着位置情報を受信したときに(受信する都度)、標的傾き情報を受信するようにしてもよい。
また、制御部21は、標的部24から標的板24aが回転中であるか否か又は回転方向を示す標的回転情報、例えば左に回転しているかなどの回転を示す標的回転情報を、例えば周期的に受信し、センサ部25から弾着位置情報を受信すると、該受信したときの時刻情報と対応付けて標的回転情報を記憶部22に記憶させる。なお、制御部21は、センサ部25から弾着位置情報を受信したときに(受信する都度)、標的回転情報を受信するようにしてもよい。
その後、制御部21は、記憶部22に記憶させた弾着位置情報、弾着時刻情報、標的動作情報(標的装置20の位置情報、移動方向情報、移動速度情報、標的傾き情報、標的回転情報など)を、通信部23を介して制御装置10へ送信する。
また、制御部21は、CPU(Central Processing Unit)と制御部21の動作プログラム等を格納するメモリを備え、該CPUは、その動作プログラムに従って動作する。
記憶部22は、制御部21の指示に基づき、弾着時刻情報と対応付けて、弾着位置情報と標的動作情報とを記憶する。
標的部24は、射撃装置から発射される弾丸の標的体となる標的板24aを有している。標的部24は、標的板24aが起立中の状態か又は倒れ中の状態かを検出し、標的板24aが起立中の状態か又は倒れ中の状態かを示す標的傾き情報を制御部21へ送信する。
また、標的部24は、標的板24aが回転しているか否か、及び又は、左回転か又は右回転かを検出し、標的板24aが回転しているか否か、及び又は、左回転か又は右回転かを示す標的回転情報を制御部21へ送信する。
センサ部25は、射撃装置から発射された弾丸が標的板24aに命中した場合や、標的板24aを中心とする所定の範囲内に弾着した場合に、例えば弾丸による衝撃波を検出して、弾着したこと及び弾着位置を検知するもので、例えば衝撃波センサで構成される。センサ部25は、弾着位置を検知すると、弾着位置情報を制御部21へ送信する。弾着位置情報は、例えば、標的板24aの中心位置を原点としたX,Y座標で示される。
電源部26は、標的装置20を構成する各部に電源を供給する。通信部23は、制御装置10の通信部13との間で、アンテナ23aを介して、無線通信を行う。
通信部23は、標的装置20の制御部21から受信した弾着位置情報、弾着時刻情報、標的動作情報等を、制御装置10へ送信する。
(第1実施例)
図5は、本発明の第1実施例に係る射撃結果表示を示す図である。図5の例では、ビジュアル表示部44において、標的表示44h及びその周辺に、4カ所の弾着位置が丸印で示され、さらに各丸印には、右又は左方向の矢印が付されている。それらの矢印において、右方向の矢印は、弾着時点における標的装置20の移動方向が右方向であったことを示し、左方向の矢印は、弾着時点における標的装置20の移動方向が左方向であったことを示す。また、矢印横線の上下両方に付された斜線(矢印の矢尻の数)は、例えば上下斜線1本あたり弾着時点における標的装置20の速度が10km/時であったことを示す。また、矢印横線の上のみに付された斜線は、例えば1本あたり弾着時点における標的装置20の速度が1km/時であったことを示す。
したがって、例えば、矢印51は、弾着時点において、標的装置20の移動方向が左方向であり、標的装置20の速度が26km/時であったことを示す。また、矢印52は、弾着時点において、標的装置20の移動方向が右方向であり、標的装置20の速度が32km/時であったことを示す。
あるいは、矢印横線の長さが標的装置20の速度を示す。そして、矢印横線の上下両方に付された斜線(矢印の矢尻の数)は、1組あたり射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間例えば10分を示す。矢印横線の上のみに付された斜線の数は、例えば1本あたり射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間例えば1分を示す。としても良い。
このように、第1実施例においては、標的表示44hを表示する標的表示画面において、弾着位置情報と標的動作情報(標的装置20の移動方向情報及び速度情報)又は弾着時間情報(射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間)の少なくとも一方を相互関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射撃結果表示を行っている。このように相互関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手及び教官は一目で、標的の動作状態又は経過時間と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することができる。表示部14が特に高精細で大画面であると、相互関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手及び教官は一目で、標的の動作状態又は経過時間と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することが容易となる。
図6は、第1実施例に係る表示アイコンの他の例を示す図である。図5の丸印と矢印によるアイコン表示に代えて、図6に示すアイコン表示を行うこともできる。図6(a)は、左方向の矢印内に速度22km/時を表示するもので、弾着時点において、標的装置20の移動方向が左方向であり、標的装置20の速度が22km/時であったことを示す。また、図6(b)は、右方向の矢印内に速度22km/時を表示するもので、弾着時点において、標的装置20の移動方向が右方向であり、標的装置20の速度が22km/時であったことを示す。
このように、相互関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手及び教官は一目で、標的の動作状態又は経過時間と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することができる。
(第2実施例)
図7は、本発明の第2実施例に係る射撃結果表示を示す図である。図7(a)の例では、ビジュアル表示部44において、標的表示44h及びその周辺に、9カ所の弾着位置が丸印で示され、図7(b)の例では、6カ所の弾着位置が丸印で示されている。
さらに各丸印内には、図7(a)ではバツ印(×印)、図7(b)では黒丸印(・印)が付されている。バツ印は、図7の紙面の表から裏へ貫通する方向であり、弾着時点において、標的装置20の移動方向が後方向(射撃装置から遠ざかる方向)であったことを示す。黒丸印は、図7の紙面の裏から表へ貫通する方向であり、弾着時点において、標的装置20の移動方向が前方向(射撃装置に近づく方向)であったことを示す。
また、弾着位置を示す丸印の大きさは、標的装置20の速度を示し、最大の丸印は速度10m/時、次の大きさの丸印は速度50m/時、最小の丸印は速度100m/時を示している。
したがって、図7(a)の例では、標的装置20の移動方向が後方向であり、弾着時点における標的装置20の速度は、3カ所は速度10m/時であり、2カ所は速度50m/時であり、4カ所は速度100m/時である。また、図7(b)の例では、標的装置20の移動方向が前方向であり、弾着時点における標的装置20の速度は、3カ所は速度10m/時であり、3カ所は速度50m/時である。
このように、第2実施例においても、標的表示44hを表示する標的表示画面において、弾着位置情報と標的装置20の移動方向情報及び速度情報を、アイコン表示することで、射撃結果表示を行っている。なお、標的装置20が前後に移動した場合は、バツ印と黒丸印とを混在するように表示することも可能である。
このように関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手及び教官は一目で、標的の動作状態と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することができる。
(第3実施例)
図8は、本発明の第3実施例に係る射撃結果表示を示す図である。図8(a)の例は、弾着時点において標的板24aが起立中であった場合であり、ビジュアル表示部44において、標的表示44hに、4カ所の弾着位置が黒山印で示されている。図8(b)の例は、弾着時点において標的板24aが倒れ中であった場合であり、ビジュアル表示部44において、標的表示44hに、4カ所の弾着位置が図8(a)の黒山印と逆の逆黒山印で示されている。
また、黒山印と逆黒山印の大きさを変えることで、標的板24aの起立中と倒れ中の程度を示すことも可能である。例えば、黒山印が小さい場合は、標的板24aが倒れ状態から起立を始めて間もないときに弾着があったことを示し、黒山印が大きい場合は、標的板24aが起立中において起立状態に近いときに弾着があったことを示す。また、逆黒山印が小さい場合は、標的板24aが起立状態から倒れ始めて間もないときに弾着があったことを示し、逆黒山印が大きい場合は、標的板24aが倒れ中において倒れ状態に近いときに弾着があったことを示す。
このように、第3実施例においては、標的表示44hを表示する標的表示画面において、弾着位置情報と、弾着時点において標的板24aが起立中又は倒れ中であったかを示す標的傾き情報とをアイコン表示することで、射撃結果表示を行っている。なお、標的板24aが起立中と倒れ中の両動作を行った場合は、黒山印と逆黒山印とを混在するように表示することも可能である。
図9は、第3実施例に係る表示アイコンの他の例を示す図である。図8の黒山印と逆黒山印によるアイコン表示(図9(e)に示す。)に代えて、図9に示すアイコン表示を行うこともできる。
図9(a)は、円内に白山を配置した白山印92と、円内に逆白山を配置した逆白山印91とによるアイコン表示であり、それぞれ、図8の黒山印と逆黒山印によるアイコン表示の代わりに使用する。図9(a)において、白山印92と逆白山印91の大きさを変えることで、標的板24aの起立中と倒れ中の程度を示すことも可能である。
図9(b)は、円内にキャップ(帽子)を配置したキャップ印93と円内に小さい逆キャップを配置した逆キャップ印94によるアイコン表示であり、それぞれ、図8の黒山印と逆黒山印によるアイコン表示に代わりに使用する。図9(b)において、キャップ印93と逆キャップ印94の大きさを変えることで、標的板24aの起立中と倒れ中の程度を示すことも可能である。
図9(c)は、円内の上部を黒塗りした上黒円印95と、円内の下部を黒塗りした下黒円印96とによるアイコン表示であり、それぞれ、図8の黒山印と逆黒山印によるアイコン表示の代わりに使用する。図9(c)において、上黒円印95と下黒円印96の黒塗り部の大きさを変えることで、標的板24aの起立中と倒れ中の程度を示すことも可能である。
図9(d)は、三角形内の上部を黒塗りした上黒三角印97と、三角形内の下部を黒塗りした下黒三角印98とによるアイコン表示であり、それぞれ、図8の黒山印と逆黒山印によるアイコン表示の代わりに使用する。図9(d)において、上黒三角印97と下黒三角印98の黒塗り部の大きさを変えることで、標的板24aの起立中と倒れ中の程度を示すことも可能である。
図10は、図9(d)の上黒三角印97において、標的板24aの起立中の程度を説明する図である。図10(a)は、標的板24aが起立中において直立状態に達したときの状態を示し、このとき、上黒三角印97は全体が黒塗りとなる。図10(b)は、標的板24aが起立中において直立状態と倒れ状態の中間位置に達したときの状態を示し、このとき、上黒三角印97は上半分が黒塗りとなる。図10(c)は、標的板24aが起立中において倒れ状態から間がないときの状態を示し、このとき、上黒三角印97は黒塗り部がない。
このように、相互関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手は一目で、弾着時刻における標的の動作状態を含む射撃訓練の結果を把握することができる。
なお、第3実施例のアイコン(図9参照)を第1実施例(図5参照)に適用することで、標的板24aが隠顕動作中で且つ左右方向に動いている場合の射撃訓練結果を表示することができる。
また、標的板24aが隠顕動作ではなく回転している場合には、例えば図5の白丸○の内部に左右の矢印を付加したアイコンを使用することで、弾着時刻において標的板24aがどちらの向きに回転していたかを射撃訓練結果として表示することもできる。
このように関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手及び教官は一目で、標的の(起立中と倒れ中の)動作状態と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することができる。
(第4実施例)
図11は、本発明の第4実施例に係る射撃結果表示を示す図である。図11(a)の例では、ビジュアル表示部44において、標的表示44h及びその周辺に、弾着位置がそれぞれ3カ所ずつ、バツ印(×印)、三角印、四角印で示されている。四角印は、射撃開始後、最初の弾着時刻(t0)から所定の第1の時刻(t1)までの間に弾着したことを示す。三角印は、第1の時刻(t1)から所定の第2の時刻(t2)までの間に弾着したことを示す。バツ印は、第2の時刻(t2)以降に弾着したことを示す。
図11(a)は、標的表示44hを表示する標的表示画面であり、また、弾着位置を表示する弾着位置表示画面である。
図11(b)は、グラフ表示部45において、弾着時刻と標的板24aの中心の目標位置からのズレの大きさとの関係を示すグラフ表示を行っている。縦軸は、弾着位置が目標位置からずれるズレ量の大きさ、横軸は、射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間である。図11(b)から、弾着時刻が遅くなるにつれて、つまり射撃時刻が遅い場合ほど、実際の弾着位置が目標位置からずれるズレ量が大きくなることが解る。
図11(b)は、弾着時刻と弾着位置との関係性の分析結果を表示する分析結果表示画面である。
このように、第4実施例においては、弾着時刻と標的板24aの中心の目標位置からのズレの大きさとの関係を分析し、標的表示画面であって弾着位置表示画面である図11(a)において弾着位置情報を表示し、グラフ表示画面であって分析結果表示画面である図11(b)において弾着時刻と弾着位置との関係性の分析結果を相互関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することにより、射撃結果表示を行っている。
こうして、図4(b)に示したように、弾着位置情報を表示する図11(a)と、弾着時刻と弾着位置との関係性の分析結果を表示する図11(b)の両画面を、同一画面上に相互関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することによって、射手は一目で、弾着時刻と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握し分析することができる。
このように関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手及び教官は一目で、標的の(移動方向及び速度の)動作状態と射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することができる。
また、図11(b)の画面を第1実施例(図5参照)の射撃結果と組み合わせることで、標的の動作状態と弾着位置と弾着時刻との関係性を含む射撃訓練の結果とその分析結果を、同一画面上で確認することができる。この場合、例えば図5の白丸○のアイコンに代えて、図11(a)の四角印、三角印、バツ印のアイコンを使用する。そして、その図5と図11(b)とを同一画面上に表示する。
(第5実施例)
図12は、本発明の第5実施例に係る射撃結果表示を示す図である。図12の例では、グラフ表示部45において、標的装置20の移動方向及び速度と、標的板24aの中心の目標位置からのズレの大きさとの関係を示すグラフ表示を行っている。縦軸は、弾着位置が目標位置からずれるズレ量の大きさ、横軸の左半分は、標的装置20の左方向への移動速度であり、横軸の右半分は、標的装置20の右方向への移動速度である。
グラフ121は、標的装置20の左方向への移動速度と、目標位置からのズレ量の大きさとの関係を示し、グラフ122は、標的装置20の右方向への移動速度と、目標位置からのズレ量の大きさとの関係を示す。図12から、標的装置20の左右方向への移動速度が速くなるにつれて、弾着位置が目標位置からずれるズレ量が大きくなることが解る。
このように、第5実施例においては、標的装置20の移動方向及び速度と標的板24aの中心の目標位置からのズレの大きさとの関係を分析し、分析結果表示画面であるグラフ表示画面において射撃結果表示を行っている。
図12は、標的装置20の動作状態(移動方向及び速度)と標的板24aの中心の目標位置からのズレの大きさとの関係性の分析結果を表示する分析結果表示画面である。
また、図12の画面を第1実施例(図5参照)の射撃結果と組み合わせることで、標的の動作状態(移動方向及び速度)と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果とその分析結果を、同一画面上で確認することができる。
このように関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手及び教官は一目で、標的の(移動方向及び速度の)動作状態と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することができる。
(第6実施例)
図13は、本発明の第6実施例に係る射撃結果表示を示す図である。図13の例では、グラフ表示部45において、弾着時刻と標的板24aの中心の目標位置からのズレの大きさとの関係を、標的装置20が左方向へ移動する場合と、標的装置20が右方向へ移動する場合とに分けて示すグラフ表示を行っている。縦軸の上半分は、標的装置20が左方向へ移動する場合において弾着位置が目標位置からずれるズレ量の大きさ、縦軸の下半分は、標的装置20が右方向へ移動する場合において弾着位置が目標位置からずれるズレ量の大きさを示す。横軸は、射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間である。
グラフ131は、標的装置20が左方向へ移動する場合において、射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間と、弾着位置が目標位置からずれるズレ量の大きさとの関係を示し、グラフ132は、標的装置20が右方向へ移動する場合において、最初の弾着時刻からの経過時間と、弾着位置が目標位置からずれるズレ量の大きさとの関係を示す。図13から、弾着時刻が遅くなるにつれて、つまり射撃時刻が遅い場合ほど、標的装置20が左方向へ移動する場合は、標的装置20が右方向へ移動する場合よりも、弾着位置が目標位置からずれるズレ量が大きくなることが解る。
このように、第6実施例においては、標的装置20が左方向及び右方向へ移動するそれぞれの場合において、弾着時刻と標的板24aの中心の目標位置からのズレの大きさとの関係を分析し、グラフ表示画面において射撃結果表示を行っている。
また、図13の画面を第1実施例(図5参照)の射撃結果と組み合わせることで、標的の動作状態と弾着位置と弾着時刻との関係性を含む射撃訓練の結果とその分析結果を、同一画面上で確認することができる。
このように関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手及び教官は一目で、標的の(移動方向の)動作状態と射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間と弾着位置との関係性を含む射撃訓練の結果を把握することができる。
次に、本実施形態に係る射撃訓練システムの動作例を説明する。
まず、操作者が射撃装置、例えば銃を用い、標的装置20を狙って射撃を行う。射撃装置から発射された弾丸が、標的装置20又は標的装置20付近に弾着すると、センサ部25が弾着位置を検知して、弾着位置情報を標的装置20の制御部21へ送信する。また、標的部24は、標的板24aが起立中の状態か又は倒れ中の状態かを示す標的傾き情報を、例えば所定の周期で制御部21へ送信する。また、標的部24は、標的板24aが回転しているか否か及び左回転又は右回転かを示す標的回転情報を、例えば所定の周期で制御部21へ送信する。
標的装置20の制御部21では、センサ部25から弾着位置情報を受信すると、該受信した時点の時刻情報(つまり、弾着時刻情報)及び標的動作情報(標的装置20の位置情報、標的装置20の移動方向情報及び移動速度情報、標的傾き情報、標的回転情報)と対応付けて、弾着位置情報を記憶部22に記憶させる。また、制御部21では、弾着位置情報と弾着時刻情報と標的動作情報を、通信部23を介して制御装置10へ送信する。
制御装置10では、標的装置20からの弾着位置情報と弾着時刻情報と標的動作情報を、通信部13を介して受信すると、該受信した情報を互いに対応付けて、制御部11が、記憶部12に記憶させる。また、制御部11では、標的装置20から受信した弾着位置情報と弾着時刻情報と標的動作情報に基づき、射撃結果(分析結果を含む)を表示するための射撃結果表示情報を作成し、記憶部12に記憶させるとともに、表示部14に対し送信する。
表示部14は、制御部11から各種の射撃結果表示情報を受信し、これらの情報を相互関係を関連付けて視覚的に図示化して表示画面に表示する。
例えば、図14に示すように、表示部14の表示画面に表示する。図14は、本実施形態に係る射撃訓練システムの動作例における射撃結果表示を示す図である。図14において、数値表示部43には、弾着位置情報が数値データにより表示されている。ビジュアル表示部44には、標的表示44hの内部及び周辺に、弾着位置141b〜143bが表示されている。また、標的表示44hの上方には、各弾着位置141b〜143bに弾着した時点における標的装置20の位置情報と移動方向情報及び移動速度情報が、それぞれ、141a〜143aによりアイコン表示されている。位置情報は、横方向のバー145における各アイコンの位置で示されている。移動方向情報は、各アイコンの矢印で示されている。移動速度情報は、各アイコンの色で示され、例えば黒色は10km/時、白色は20km/時である。
例えば、アイコン表示143aの位置の標的装置20に対して射撃を行った結果、弾着位置が143bであり、このとき、標的装置20は、移動方向が左方向であり、移動速度が10km/時であったことが解る。また、アイコン表示142aの位置の標的装置20に対して射撃を行った結果、弾着位置が142bであり、このとき、標的装置20は、移動方向が左方向であり、移動速度が20km/時であったことが解る。また、アイコン表示141aの位置の標的装置20に対して射撃を行った結果、弾着位置が141bであり、このとき、標的装置20は、移動方向が左方向であり、移動速度が10km/時であったことが解る。
なお、図14では、一例として標的の移動方向と速度を上部に記載しているが、例えば、第1〜第6実施例に示したアイコン表示や分析表示を用いて相互関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することで、射手に対して射撃訓練結果やその分析結果を一目で更に分かり易く提示することができる。
以上説明した実施形態によれば、弾着位置情報と標的動作情報又は弾着時間情報の少なくとも一方を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示することで、少なくとも次の(1)〜(4)の効果を得ることができる。
(1)弾着位置に加え、弾着した時点における標的装置の位置や移動方向や移動速度や射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示できるので、弾着位置に対する標的装置の位置や移動方向や移動速度や射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間の影響を知ることが容易となり、射撃訓練の効果が向上する。また、教官の指導が容易になり、射手も自ら射撃結果から射撃を修正できるので、射撃錬度を向上できる。
(2)標的装置の移動方向として、左右方向や前後方向を表示できるので、弾着位置に対する移動方向の影響を詳しく知ることができる。
(3)弾着した時点において標的板が起立中であったか倒れ中であったかを示す標的傾き情報を表示できるので、起立中又は倒れ中の標的板に対する弾着結果を知ることができ、射撃訓練の効果が向上する。
(4)射撃開始からの経過時間又は最初の弾着時刻からの経過時間と、弾着位置が目標位置からずれるズレ量の大きさとの関係などを分析して表示できるので、さらに射撃訓練の効果が向上する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
前記実施形態では、標的体として板状の標的板を用いたが、標的対象は必ずしも板状である必要はなく、立体的な標的体であってもよい。
また、前記実施形態では、センサ部に衝撃センサを用いたが、衝撃センサに限られるものではなく、例えば、標的体の周囲の弾着位置を検知するのでなければ、振動センサでもよい。
また、前記実施形態では、標的装置と制御装置との間の通信を無線で行ったが、有線で行うことも可能である。
また、前記実施形態では、標的装置が、弾着時点における標的動作情報(標的装置の位置情報、移動方向情報、移動速度情報、標的傾き情報、標的回転情報)を検知して制御装置へ送信し、制御装置において、それらの情報を分析して(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示するようにしたが、標的装置が、弾着時点における標的動作情報のうち、少なくとも1つの情報を検知して制御装置へ送信し、制御装置において、前記少なくとも1つの情報を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示するようにすることも可能である。また、標的装置が、弾着時点における標的動作情報のうち、任意の組み合わせによる複数の情報を検知して制御装置へ送信し、制御装置において、前記任意の組み合わせによる複数の情報を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示するようにすることも可能である。
本明細書には少なくとも、次の構成が含まれる。すなわち、
第1の構成は、
移動可能な標的装置と、該標的装置から弾着位置を示す弾着位置情報を受信して表示する表示処理装置とを備える射撃訓練システムであって、
前記標的装置は、
標的体を備える標的部と、
弾着位置を検知して前記弾着位置情報を作成するセンサ部と、
前記センサ部から前記弾着位置情報を受信すると、弾着時点を示す弾着時刻情報と、弾着時点における当該標的装置の動作に関する情報である標的動作情報とを取得する第1の制御部と、
前記第1の制御部から、前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とを受信して、前記表示処理装置へ送信する第1の通信部とを備え、
前記表示処理装置は、前記標的装置から送信される情報を受信する第2の通信部と、
前記第2の通信部で受信した前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とに基づき、前記弾着位置情報と前記標的動作情報又は前記弾着時間情報の少なくとも一方を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示する射撃結果表示情報を作成する第2の制御部と、
前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して弾着位置情報と標的動作情報又は弾着時間情報の少なくとも一方を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示する表示部とを備えることを特徴とする射撃訓練システム。
第2の構成は、第1の構成における射撃訓練システムであって、
前記第1の制御部は、前記標的動作情報として、弾着時点における当該標的装置の移動速度情報を取得し、
前記第1の通信部は、前記移動速度情報を受信して、前記表示処理装置へ送信し、
前記第2の制御部は、前記第2の通信部で受信した情報に基づき、前記移動速度情報と前記移動方向情報と射撃結果表示情報を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化することを特徴とする射撃訓練システム
第3の構成は、第2の構成における射撃訓練システムであって、
前記第1の制御部は、前記標的動作情報としてさらに、弾着時点における当該標的装置の移動方向情報を取得し、
前記第1の通信部は、さらに前記移動方向情報を受信して、前記表示処理装置へ送信し、
前記第2の制御部は、前記第2の通信部で受信した情報に基づき、前記標的傾き情報と射撃結果表示情報を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化することを特徴とする射撃訓練システム。
第4の構成は、第2の構成又は第3の構成における射撃訓練システムであって、
前記第1の制御部は、前記標的動作情報としてさらに、弾着時点における当該標的装置の位置情報を取得し、
前記第1の通信部は、さらに前記標的装置の位置情報を受信して、前記表示処理装置へ送信し、
前記第2の制御部は、前記第2の通信部で受信した情報に基づき、前記標的装置の位置情報と射撃結果表示情報を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化することを特徴とする射撃訓練システム。
第5の構成は、第2の構成ないし第4の構成における射撃訓練システムであって、
前記第1の制御部は、前記標的動作情報としてさらに、前記標的体が起立中であるか又は倒れ中であるかを示す標的傾き情報を前記標的部から取得し、
前記第1の通信部は、さらに前記標的傾き情報を受信して、前記表示処理装置へ送信し、
前記第2の制御部は、前記第2の通信部で受信した情報に基づき、前記標的傾き情報と射撃結果表示情報を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化することを特徴とする射撃訓練システム。
第6の構成は、第2の構成ないし第5の構成における射撃訓練システムであって、
前記第1の制御部は、前記標的動作情報としてさらに、前記標的体が回転中であるか否か又は回転方向を示す標的回転情報を前記標的部から取得し、
前記第1の通信部は、さらに前記標的回転情報を受信して、前記表示処理装置へ送信し、
前記第2の制御部は、前記第2の通信部で受信した情報に基づき、前記標的回転情報と射撃結果表示情報を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化することを特徴とする射撃訓練システム。
第7の構成は、第1の構成ないし第6の構成における射撃訓練システムであって、
前記第2の制御部は、前記射撃結果表示情報として、前記弾着位置情報に含まれる弾着位置を表示する弾着位置の表示情報と、前記標的動作情報に含まれる前記標的装置の動作状態と前記弾着位置情報に含まれる弾着位置との関係性の分析結果、又は前記弾着時刻情報に含まれる前記弾着時刻と前記弾着位置情報に含まれる前記弾着位置との関係性の分析結果を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示する分析結果の表示情報とを含む射撃結果表示情報を作成し、
前記表示部は、前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して、前記弾着位置と前記分析結果とを、(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示することを特徴とする射撃訓練システム。
第8の構成は、第1の構成ないし第6の構成における射撃訓練システムであって、
前記第2の制御部は、前記射撃結果表示情報として、前記標的動作情報に含まれる前記標的装置の動作状態と前記弾着位置情報に含まれる弾着位置との関係性の分析結果、又は前記弾着時刻情報に含まれる前記弾着時刻と前記弾着位置情報に含まれる前記弾着位置との関係性の分析結果を関連付けて視覚的に図示化して表示する分析結果表示画面の表示情報を含む射撃結果表示情報を作成し、
前記表示部は、前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して、前記射撃結果表示情報と前記分析結果を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示することを特徴とする射撃訓練システム。
第9の構成は、第7の構成又は第8の構成における射撃訓練システムであって、
前記第2の制御部は、前記弾着時刻情報に含まれる前記弾着時刻と前記弾着位置情報に含まれる前記弾着位置との関係性の分析結果を関連付けて視覚的に図示化して表示する分析結果表示画面の表示情報として、最初の弾着時刻からの経過時間と弾着位置との関係を関連付けて視覚的に図示化して示す表示情報を作成し、
前記表示部は、前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して、前記最初の弾着時刻からの経過時間と弾着位置との関係を(相互関係を)関連付けて視覚的に図示化して表示することを特徴とする射撃訓練システム。
10…制御装置(表示処理装置)、11…制御部、12…記憶部、13…通信部、13a…アンテナ、14…表示部、20…標的装置、21…制御部、22…記憶部、23…通信部、23a…アンテナ、24…標的部、24a…標的板(標的体)、25…センサ部、26…電源部、27…台車、31…検出エリア、40…表示画面、41…分析用表示選択ボタン、42…表示方法選択ボタン、43…数値表示部、44…ビジュアル表示部、44h…標的表示、45…グラフ表示部。

Claims (6)

  1. 移動可能な標的装置と、該標的装置から弾着位置を示す弾着位置情報を受信して表示する表示処理装置とを備える射撃訓練システムであって、
    前記標的装置は、
    標的体を備える標的部と、
    弾着位置を検知して前記弾着位置情報を作成するセンサ部と、
    前記センサ部から前記弾着位置情報を受信すると、弾着時点を示す弾着時刻情報と、弾着時点における当該標的装置の動作に関する情報である標的動作情報とを取得する第1の制御部と、
    前記第1の制御部から、前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とを受信して、前記表示処理装置へ送信する第1の通信部とを備え、
    前記表示処理装置は、前記標的装置から送信される情報を受信する第2の通信部と、
    前記第2の通信部で受信した前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とに基づき、前記弾着位置情報と前記標的動作情報又は前記弾着時刻情報の少なくとも一方を関連付けて視覚的に図示化して表示する射撃結果表示情報を作成する第2の制御部と、
    前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して前記弾着位置情報と前記標的動作情報又は前記弾着時刻情報の少なくとも一方を関連付けて視覚的に図示化して表示する表示部とを備え、さらに、
    前記第1の制御部は、前記標的動作情報として、弾着時点における当該標的装置の移動速度情報と移動方向情報とを取得し、
    前記第1の通信部は、前記移動速度情報と前記移動方向情報とを受信して、前記表示処理装置へ送信し、
    前記第2の制御部は、前記第2の通信部で受信した情報に基づき、前記移動速度情報と前記移動方向情報と射撃結果表示情報を関連付けて視覚的に図示化することを特徴とする射撃訓練システム。
  2. 請求項1に記載された射撃訓練システムであって、
    前記第1の制御部は、前記標的動作情報としてさらに、前記標的体が起立中であるか又は倒れ中であるかを示す標的傾き情報を前記標的部から取得し、
    前記第1の通信部は、さらに前記標的傾き情報を受信して、前記表示処理装置へ送信し、
    前記第2の制御部は、前記第2の通信部で受信した情報に基づき、前記標的傾き情報と射撃結果表示情報を関連付けて視覚的に図示化することを特徴とする射撃訓練システム。
  3. 移動可能な標的装置と、該標的装置から弾着位置を示す弾着位置情報を受信して表示する表示処理装置とを備える射撃訓練システムであって、
    前記標的装置は、
    標的体を備える標的部と、
    弾着位置を検知して前記弾着位置情報を作成するセンサ部と、
    前記センサ部から前記弾着位置情報を受信すると、弾着時点を示す弾着時刻情報と、弾着時点における当該標的装置の動作に関する情報である標的動作情報とを取得する第1の制御部と、
    前記第1の制御部から、前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とを受信して、前記表示処理装置へ送信する第1の通信部とを備え、
    前記表示処理装置は、前記標的装置から送信される情報を受信する第2の通信部と、
    前記第2の通信部で受信した前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とに基づき、前記弾着位置情報と前記標的動作情報又は前記弾着時刻情報の少なくとも一方を関連付けて視覚的に図示化して表示する射撃結果表示情報を作成する第2の制御部と、
    前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して前記弾着位置情報と前記標的動作情報又は前記弾着時刻情報の少なくとも一方を関連付けて視覚的に図示化して表示する表示部とを備え、さらに、
    前記第2の制御部は、前記射撃結果表示情報として、前記弾着位置情報に含まれる弾着位置を表示する弾着位置の表示情報と、前記標的動作情報に含まれる前記標的装置の動作状態と前記弾着位置情報に含まれる弾着位置との関係性の分析結果、又は前記弾着時刻情報に含まれる弾着時刻と前記弾着位置情報に含まれる前記弾着位置との関係性の分析結果を関連付けて視覚的に図示化して表示する分析結果の表示情報とを含む射撃結果表示情報を作成し、
    前記表示部は、前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して、前記弾着位置と前記分析結果とを、関連付けて視覚的に図示化して表示することを特徴とする射撃訓練システム。
  4. 請求項3に記載された射撃訓練システムであって、
    前記第2の制御部は、前記弾着時刻情報に含まれる前記弾着時刻と前記弾着位置情報に含まれる前記弾着位置との関係性の分析結果を関連付けて視覚的に図示化して表示する分析結果表示画面の表示情報として、最初の弾着時刻からの経過時間と弾着位置との関係を関連付けて視覚的に図示化して示す表示情報を作成し、
    前記表示部は、前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して、前記最初の弾着時刻からの経過時間と弾着位置との関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することを特徴とする射撃訓練システム。
  5. 移動可能な標的装置と、該標的装置から弾着位置を示す弾着位置情報を受信して表示する表示処理装置とを備える射撃訓練システムであって、
    前記標的装置は、
    標的体を備える標的部と、
    弾着位置を検知して前記弾着位置情報を作成するセンサ部と、
    前記センサ部から前記弾着位置情報を受信すると、弾着時点を示す弾着時刻情報と、弾着時点における当該標的装置の動作に関する情報である標的動作情報とを取得する第1の制御部と、
    前記第1の制御部から、前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とを受信して、前記表示処理装置へ送信する第1の通信部とを備え、
    前記表示処理装置は、前記標的装置から送信される情報を受信する第2の通信部と、
    前記第2の通信部で受信した前記弾着位置情報と前記弾着時刻情報と前記標的動作情報とに基づき、前記弾着位置情報と前記標的動作情報又は前記弾着時刻情報の少なくとも一方を関連付けて視覚的に図示化して表示する射撃結果表示情報を作成する第2の制御部と、
    前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して前記弾着位置情報と前記標的動作情報又は前記弾着時刻情報の少なくとも一方を関連付けて視覚的に図示化して表示する表示部とを備え、さらに、
    前記第2の制御部は、前記射撃結果表示情報として、前記標的動作情報に含まれる前記標的装置の動作状態と前記弾着位置情報に含まれる弾着位置との関係性の分析結果、又は前記弾着時刻情報に含まれる弾着時刻と前記弾着位置情報に含まれる前記弾着位置との関係性の分析結果を関連付けて視覚的に図示化して表示する分析結果表示画面の表示情報を含む射撃結果表示情報を作成し、
    前記表示部は、前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して、前記射撃結果表示情報と前記分析結果を関連付けて視覚的に図示化して表示することを特徴とする射撃訓練システム。
  6. 請求項5に記載された射撃訓練システムであって、
    前記第2の制御部は、前記弾着時刻情報に含まれる前記弾着時刻と前記弾着位置情報に含まれる前記弾着位置との関係性の分析結果を関連付けて視覚的に図示化して表示する分析結果表示画面の表示情報として、最初の弾着時刻からの経過時間と弾着位置との関係を関連付けて視覚的に図示化して示す表示情報を作成し、
    前記表示部は、前記第2の制御部から前記射撃結果表示情報を受信して、前記最初の弾着時刻からの経過時間と弾着位置との関係を関連付けて視覚的に図示化して表示することを特徴とする射撃訓練システム。
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