JP6344765B2 - アームヘッド、及びアームヘッドの製造方法 - Google Patents

アームヘッド、及びアームヘッドの製造方法 Download PDF

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本発明は、ダイキャスト製のアームヘッド、及びアームヘッドの製造方法に関するものである。
従来から車両用ワイパは、回動される回動軸(ピボット軸)に基端部が固定されその先端部にワイパブレードが回動可能に連結されるワイパアームを有し、そのワイパアームの基端側を構成するアームヘッドとしては、型内にアルミニウム等の溶湯を注入して製造されるダイキャスト製のものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−28188号公報
ところで、アームヘッドとしては、近年、その性能や意匠性の向上のために、長尺のアームヘッドの払拭面と対向する側とは反対の上方側に意匠面を構成する上面が、長手方向と直交する幅方向から見て上方側に向けて曲がった形状のものが考えられている。
しかしながら、上記のようなアームヘッドでは、その製造時に長手方向に沿って流れてきた溶湯が基本的に直進しようとすることから、曲がった上面、つまり意匠面側に積極的には向かわずに、溶湯が流れた後に、曲がった上面側(意匠面側)に多くの空気が残留してしまい、ひいては製造されたアームヘッドの上面に湯じわが生じてしまうという虞があり、特に、上記上面の曲がりが大きい場合には、適正な部品(製品)としての許容範囲を超える湯じわの発生率、すなわち不良品の発生率が高まる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、意匠面を構成する上面に湯じわが生じることを抑えることができるアームヘッド、及びアームヘッドの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するアームヘッドは、払拭面と対向する下方側とは反対の上方側に意匠面を構成する上面が、長手方向と直交する幅方向から見て上方側に向けて曲がったダイキャスト製のアームヘッドであって、前記上面を有する板状部の下部には、前記長手方向に沿って流れる原材料の溶湯の流れる方向を前記曲がった上面方向に向けるための溶湯誘導凸部が形成される。
同構成によれば、上面を有する板状部の下部には、長手方向に沿って流れる原材料の溶湯の流れる方向を曲がった上面方向に向けるための溶湯誘導凸部が形成されるため、長手方向に沿って流れてきた溶湯は、溶湯誘導凸部と対応した部分に流れ込みその最下流位置で成形型によって流れる方向が変えられて曲がった上面方向に向けて流れることになる。よって、溶湯が流れた後に、曲がった上面側に空気が残留してしまうことを抑えることができ、意匠面を構成する上面に湯じわが生じることを抑えることができる。
上記アームヘッドにおいて、前記上面は、塗装された塗装面とされていることが好ましい。
同構成によれば、上面は塗装された塗装面とされるが、湯じわの発生が抑えられているため、良好に塗装を施すことができる。よって、例えば、見栄えを良好とすることができるとともに、光の反射を防止する防眩効果や腐食を防止する防錆効果を良好に得ることができる。
上記アームヘッドにおいて、前記板状部の幅方向両側から下方側に延びる側壁部を備え、前記溶湯誘導凸部は、前記板状部から前記側壁部を越えない範囲で下方側に突出して形成されることが好ましい。
同構成によれば、溶湯誘導凸部は、前記板状部から前記側壁部を越えない範囲で下方側に突出して形成されるため、幅方向側(側方)から見て溶湯誘導凸部が側壁部に隠れることになり溶湯誘導凸部によって意匠性が損なわれることが抑えられる。
上記アームヘッドにおいて、前記溶湯誘導凸部は、幅方向両側の前記側壁部同士を連結するように形成されることが好ましい。
同構成によれば、溶湯誘導凸部は、幅方向両側の前記側壁部同士を連結するように形成されるため、幅方向ほぼ全体に亘って溶湯の流れる方向を曲がった上面方向に向けることができる。又、溶湯誘導凸部が一種のリブとなり、アームヘッドの剛性を高めることができる。
上記アームヘッドにおいて、前記上面は、前記上方側に向けて湾曲した湾曲面を有することで曲がっており、前記溶湯誘導凸部は、前記湾曲面よりも前記溶湯が流れてくる側の位置から前記湾曲面における前記溶湯が流れてくる側の湾曲前半位置までの範囲で形成されることが好ましい。
同構成によれば、上面は、前記上方側に向けて湾曲した湾曲面を有することで曲がっており、前記溶湯誘導凸部は、前記湾曲面よりも前記溶湯が流れてくる側の位置から前記湾曲面における前記溶湯が流れてくる側の湾曲前半位置までの範囲で形成されるため、意匠面を構成する上面に湯じわが生じることを効果的に抑えることができる。
上記課題を解決するアームヘッドの製造方法は、払拭面と対向する下方側とは反対の上方側に意匠面を構成する上面が、長手方向と直交する幅方向から見て前記上方側に向けて曲がったダイキャスト製のアームヘッドの製造方法であって、前記上面を有する板状部の下部に、前記長手方向に沿って流れる原材料の溶湯の流れる方向を前記曲がった上面方向に向けるための溶湯誘導凸部を形成することで、前記曲がった上面方向に溶湯を流す溶湯注入工程を備える。
同方法によれば、溶湯注入工程では、上面を有する板状部の下部に、長手方向に沿って流れる原材料の溶湯の流れる方向を曲がった上面方向に向けるための溶湯誘導凸部を形成することで、曲がった上面方向に溶湯が流れることになる。よって、溶湯が流れた後に、曲がった上面側に空気が残留してしまうことを抑えることができ、意匠面を構成する上面に湯じわが生じることを抑えることができる。
本発明のアームヘッド、及びアームヘッドの製造方法では、意匠面を構成する上面に湯じわが生じることを抑えることができる。
一実施形態における車両用ワイパの模式図。 (a)はアームヘッドの平面図。(b)はアームヘッドの側面図。 (a)はアームヘッドの底面図。(b)は図2(a)におけるA−A線に沿った断面図。 アームヘッドの製造方法を説明するための断面図。 残留してしまう空気を解析した模式図。
以下、車両用ワイパの一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、車両用ワイパは、ワイパアーム1と、該ワイパアーム1に連結されるワイパブレード2とから構成されている。
ワイパアーム1は、基端部がワイパモータの駆動力にて所定角度で往復回動されるピボット軸(図示略)に固定されるアームヘッド3と、アームヘッド3の先端に回動可能に連結されるとともに付勢機構(図示略)により先端側が払拭面としてのフロントガラス側に付勢されるリテーナ4と、リテーナ4の先端に固定されるアームピース5とを有する。そして、アームピース5の先端部には、フロントガラスを払拭するためのブレードラバー(図示略)を有したワイパブレード2が着脱可能に連結される。
図2(a)及び図2(b)に示すように、本実施形態のアームヘッド3は、アルミニウム(又はアルミニウム合金)のダイキャスト製であって、払拭面と対向する下方側とは反対の上方側に意匠面を構成する上面3aが長手方向と直交する幅方向から見て上方側に向けて曲がった形状に形成されている。
詳しくは、図2(a)、図2(b)、図3(a)及び図3(b)に示すように、アームヘッド3は、長尺状をなし、前記上面3aを有する板状部3bと、該板状部3bの幅方向両側から下方側に延びる側壁部3cとを備える。又、アームヘッド3は、その基端部に略筒状でピボット軸が挿通されて固定される固定部3dを備え、先端部に前記リテーナ4が連結される連結部3eを備える。
そして、前記板状部3bの先端側には上方側(意匠面側)に向けて湾曲する湾曲部3fが形成され、その湾曲部3fの上面3aが湾曲面3gとされ、該湾曲面3gを有することによって上面3aは上方側に向けて曲がった形状とされている。又、本実施形態のアームヘッド3は、図2(a)に示すように、湾曲部3fの位置で上方から見ても(即ち幅方向にも)湾曲した形状とされている。
又、図3(a)及び図3(b)に示すように、アームヘッド3の板状部3bの下部には、前記側壁部3c同士を連結するように、下方から見て直線状のリブ3hが複数形成されている。尚、リブ3hは、図3(a)に示すように、下方から見て長手方向に対して傾斜して延びるものと、長手方向に対して直交して延びるものがある。
ここで、本実施形態のアームヘッド3の板状部3bの下部には、(製造時に)長手方向に沿って流れる原材料としてのアルミニウムの溶湯の流れる方向を曲がった上面3a(湾曲面3g)方向に向けるための溶湯誘導凸部10が形成されている。言い換えると、後述する製造方法(図4参照)によって、アームヘッド3の基端側からアルミニウムの溶湯が注入され、その溶湯が溶湯誘導凸部10と対応した部分に流れ込みその溶湯誘導凸部10の最下流位置で型(上型11)のキャビティ13を構成する内面によって流れる方向が変えられて曲がった上面3a(湾曲面3g)方向に流れるように、溶湯誘導凸部10が形成されている。
図3(b)に示すように、溶湯誘導凸部10は、板状部3bから前記側壁部3cを越えない範囲で下方側に突出して形成されている。
又、図3(a)に示すように、溶湯誘導凸部10は、前記側壁部3c同士を連結するように形成、言い換えれば、板状部3bから下方側へ突出して板状部3bよりも肉厚な肉厚部分が側壁部3c同士を連結して形成されている。又、本実施形態の溶湯誘導凸部10は、前記直線状のリブ3hと繋がりつつ、自身も一種のリブとして作用する。
又、本実施形態の溶湯誘導凸部10は、前記湾曲面3gよりも溶湯が流れてくる側(基端側)の位置から湾曲面3gにおける溶湯が流れてくる側(基端側)の湾曲前半位置までの範囲で形成されている。尚、湾曲前半位置とは、図3(b)に示すように、湾曲面3gの範囲Zの内の溶湯が流れてくる側(基端側)半分の範囲X内の位置である。
又、アームヘッド3は、見栄えを良好としたり光の反射を防止するためや腐食を防止するための塗装が上面3aを含む表面に施されている。
次に、上記のように構成されるアームヘッド3の製造方法とその製造方法による作用について説明する。
アームヘッド3の製造方法は、前記上面3aを有する板状部3bの下部に、長手方向に沿って流れるアルミニウムの溶湯の流れる方向を上方側に曲がった上面3a(湾曲面3g)方向に向けるための溶湯誘導凸部10を形成することで、曲がった上面3a(湾曲面3g)方向に溶湯を流す「溶湯注入工程」を備える。
詳しくは、図4に示すように、本実施形態の「溶湯注入工程」は、上型11及び下型12にて形成されるキャビティ13にアルミニウムの溶湯を注入する工程であって、キャビティ13の前記溶湯誘導凸部10と対応した位置には凸部成形用凹部14が形成されている。尚、本実施形態では、アームヘッド3の上方が下方を向いて製造されるように、下型12に前記上面3aと対応した型形状が形成され、上型11にアームヘッド3の下面と対応した型形状が形成されている。又、上型11及び下型12において、アームヘッド3の基端側(固定部3d)と対応した位置には溶湯を注入するための注入口15が形成され、アームヘッド3の先端側(連結部3e)と対応した位置にはキャビティ13内の空気(ガス)の抜け道となる排出口16が形成されている。
そして、注入口15には注入装置17が接続され、注入装置17から注入口15を介してキャビティ13にアルミニウムの溶湯が注入されることで「溶湯注入工程」が行われる。
このとき、「溶湯注入工程」では、溶湯が、溶湯誘導凸部10と対応した部分である凸部成形用凹部14に流れ込み、その溶湯誘導凸部10(凸部成形用凹部14)の最下流位置で上型11(詳しくは凸部成形用凹部14の壁面)によって流れる方向が変えられて(図4中の矢印参照)アームヘッド3の上方側に曲がった上面3a(湾曲面3g)方向に流れることになる。よって、溶湯が流れた後に、曲がった上面3a(湾曲面3g)側に空気が残留してしまうことが抑えられ、意匠面を構成する上面3aに湯じわが生じることが抑えられる。尚、図5は、溶湯誘導凸部10が形成されていないアームヘッドと、本実施形態のアームヘッド3とを製造する際にキャビティ内に残留してしまう空気を解析した模式図であって、溶湯誘導凸部10が形成されていないと大きな範囲S1に空気が残留し、溶湯誘導凸部10が形成されていると僅かな範囲S2にしか空気が残留しないことを示している。
そして、「塗装工程」にてアームヘッド3が塗装されて製造が完了する。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)上面3aを有する板状部3bの下部には、長手方向に沿って流れるアルミニウムの溶湯の流れる方向をアームヘッド3の上方側に曲がった上面3a(湾曲面3g)方向に向けるための溶湯誘導凸部10が形成される。よって、長手方向に沿って流れてきた溶湯は、溶湯誘導凸部10と対応した部分に流れ込み、その最下流位置で上型11(詳しくは凸部成形用凹部14の壁面)によって溶湯の流れる方向が変えられて曲がった上面3a(湾曲面3g)方向に流れることになる。よって、溶湯が流れた後に、曲がった上面3a(湾曲面3g)側に空気が残留してしまうことを抑えることができ、意匠面を構成する上面3aに湯じわが生じることを抑えることができる。
(2)上面3aは塗装されて塗装面とされるが、湯じわの発生が抑えられているため、良好に塗装を施すことができる。よって、例えば、見栄えを良好とすることができるとともに、光の反射を防止する防眩効果や腐食を防止する防錆効果を良好に得ることができる。
(3)溶湯誘導凸部10は、板状部3bから側壁部3cを越えない範囲で下方側に突出して形成されるため、幅方向(側方)から見て溶湯誘導凸部10が側壁部3cに隠れることになり溶湯誘導凸部10によって意匠性が損なわれることが抑えられる。
(4)溶湯誘導凸部10は、幅方向両側の側壁部3c同士を連結するように形成されるため、幅方向ほぼ全体に亘って溶湯の流れる方向を曲がった上面3a(湾曲面3g)方向に向けることができる。又、溶湯誘導凸部10が一種のリブとなり、アームヘッド3の剛性を高めることができる。
(5)上面3aは、上方側に向けて湾曲した湾曲面3gを有することで曲がっており、溶湯誘導凸部10は、湾曲面3gよりも溶湯が流れてくる側(基端側)の位置から湾曲面3gにおける溶湯が流れてくる側の湾曲前半位置までの範囲で形成されるため、意匠面を構成する上面3aに湯じわが生じることを効果的に抑えることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、溶湯誘導凸部10は、板状部3bから側壁部3cを越えない範囲で下方側に突出して形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、側壁部3cを越えるまで下方側に突出して形成してもよいし、側壁部3cを有していないアームヘッドとしてもよい。
・上記実施形態では、溶湯誘導凸部10は、幅方向両側の側壁部3c同士を連結するように形成されるとしたが、これに限定されず、側壁部3c同士を連結しないように形成してもよい。
・上記実施形態では、上面3aは、湾曲した湾曲面3g(湾曲部3f)を有することで上方に曲がっているとしたが、これに限定されず、例えば、湾曲面3gを有さずに、ある地点から(例えば20°)傾斜して(即ち角を有して)上方に曲がっているアームヘッドとしてもよい。
・上記実施形態では、溶湯誘導凸部10は、湾曲面3gよりも溶湯が流れてくる側(基端側)の位置から湾曲面3gにおける溶湯が流れてくる側の湾曲前半位置までの範囲で形成されるとしたが、溶湯の流れる方向を曲がった上面3a(湾曲面3g)方向に向けることができれば、範囲は変更してもよい。
・上記実施形態では、アームヘッド3は、アルミニウム(又はアルミニウム合金)のダイキャスト製であるとしたが、原材料はアルミニウム以外の金属であってもよい。
・上記実施形態では、アームヘッド3の上面3aは塗装されて塗装面とされるとしたが、これに限定されず、塗装されずに完成品となるアームヘッドとしてもよい。
3a…上面、3b…板状部、3c…側壁部、3g…湾曲面、10…溶湯誘導凸部。

Claims (6)

  1. 払拭面と対向する下方側とは反対の上方側に意匠面を構成する上面が、長手方向と直交する幅方向から見て前記上方側に向けて曲がったダイキャスト製のアームヘッドであって、
    前記上面を有する板状部の下部には、前記長手方向に沿って流れる原材料の溶湯の流れる方向を前記曲がった上面方向に向けるための溶湯誘導凸部が形成されたことを特徴とするアームヘッド。
  2. 請求項1に記載のアームヘッドにおいて、
    前記上面は、塗装された塗装面とされていることを特徴とするアームヘッド。
  3. 請求項1又は2に記載のアームヘッドにおいて、
    前記板状部の幅方向両側から下方側に延びる側壁部を備え、
    前記溶湯誘導凸部は、前記板状部から前記側壁部を越えない範囲で下方側に突出して形成されたことを特徴とするアームヘッド。
  4. 請求項3に記載のアームヘッドにおいて、
    前記溶湯誘導凸部は、幅方向両側の前記側壁部同士を連結するように形成されたことを特徴とするアームヘッド。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアームヘッドにおいて、
    前記上面は、前記上方側に向けて湾曲した湾曲面を有することで曲がっており、
    前記溶湯誘導凸部は、前記湾曲面よりも前記溶湯が流れてくる側の位置から前記湾曲面における前記溶湯が流れてくる側の湾曲前半位置までの範囲で形成されたことを特徴とするアームヘッド。
  6. 払拭面と対向する下方側とは反対の上方側に意匠面を構成する上面が、長手方向と直交する幅方向から見て前記上方側に向けて曲がったダイキャスト製のアームヘッドの製造方法であって、
    前記上面を有する板状部の下部に、前記長手方向に沿って流れる原材料の溶湯の流れる方向を前記曲がった上面方向に向けるための溶湯誘導凸部を形成することで、前記曲がった上面方向に溶湯を流す溶湯注入工程を備えたことを特徴とするアームヘッドの製造方法。
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