JP6344658B2 - 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラムに関し、特にセキュリティ上の理由によって原則として予め設定された時間内でのみ使用が認められるものに関する。
情報漏洩の防止その他のセキュリティ上の理由によって、画像形成装置(たとえばプリンター、多機能プリンター、又は複合機(Multifunction Peripheral))の使用可能な時間がタイマーで設定される場合がある。具体的には、たとえば管理職の社員が誰もいない深夜において、権限の無い社員が機密資料を電子化あるいは複写して持ち出すといった事態を防止するためである。
特開2014−45271号公報
しかし、使用可能時間を過度に厳密に運用すると、たとえば夜7時までが使用可能時間として設定されている場合に、使用可能時間内に行列ができてしまって行列に並んだにもかかわらず使用できないケースが想定される。一方、使用可能時間の例外を広く認めると例外処理が煩雑となる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、使用可能時間の例外処理を簡易かつ高い自由度で実現する技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、電子デバイスを検知する近接センサを使用する。前記画像形成装置は、予め設定された使用可能時間内に前記画像形成装置の使用を制限する使用時間管理部と、前記近接センサによって検知された前記電子デバイスからの要求に対して、前記使用可能時間外に前記画像形成装置の使用を許可するための時間外使用権を発行する時間外使用権発行部と、前記発行された時間外使用権に基づいて前記画像形成装置の使用を許可する時間外使用権利用管理部とを備える。
本発明の画像形成システムは、前記画像形成装置と、前記電子デバイスと、前記近接センサとを備える。
本発明の画像形成方法は、電子デバイスを検知する近接センサを使用する。前記画像形成方法は、予め設定された使用可能時間内に前記画像形成装置の使用を制限する使用時間管理工程と、前記近接センサによって検知された前記電子デバイスからの要求に対して、前記使用可能時間外に前記画像形成装置の使用を許可するための時間外使用権を発行する時間外使用権発行工程と、前記発行された時間外使用権に基づいて前記画像形成装置の使用を許可する時間外使用権利用管理部工程とを備える。
本発明の制御プログラムは、電子デバイスを検知する近接センサを使用する画像形成装置を制御する。前記画像形成プログラムは、予め設定された使用可能時間内に前記画像形成装置の使用を制限する使用時間管理部、前記近接センサによって検知された前記電子デバイスからの要求に対して、前記使用可能時間外に前記画像形成装置の使用を許可するための時間外使用権を発行する時間外使用権発行部、及び前記発行された時間外使用権に基づいて前記画像形成装置の使用を許可する時間外使用権利用管理部として前記画像形成装置を機能させる。
本発明によれば、使用可能時間の例外処理を簡易かつ高い自由度で実現する技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成システム10の機能構成を示すブロックダイアグラムである。 一実施形態に係る画像形成システム10におけるビーコン送信機群300の配置図である。 一実施形態に係る時間外使用権の発行手順の内容を示すフローチャートである。 一実施形態に係る時間外使用権の利用手順の内容を示すフローチャートである。 一実施形態に係る時間外使用権を利用するための操作表示画面を示す説明図である。 変形例に係る画像形成システム10a,10bにおける近接検知方法を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態:
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システム10の機能構成を示すブロックダイアグラムである。画像形成システム10は、画像形成装置100と、複数のスマートフォン200と、ビーコン送信機群300とを備えている。画像形成装置100は、制御部110と、画像形成部120と、操作表示部130と、記憶部140と、通信インターフェース部150と、自動紙送り装置(ADF)160とを備えている。スマートフォン200は、制御部210と、操作表示部230と、記憶部240と、通信インターフェース部250とを備えている。
複数のスマートフォン200のいずれか1つは、画像形成装置100と通信インターフェース部150と通信インターフェース部250とを使用して近距離無線通信で接続される。近距離無線通信は、本実施形態では、BLUETOOTH(登録商標)のCLASS2を使用している。BLUETOOTHのCLASS2は、出力2.5mWの通信であり、画像形成装置100とスマートフォン200との距離が10m以内程度での通信が可能な近距離無線通信である。
画像形成部120は、原稿から画像を読み取って画像データを生成する画像読取部121と、印刷設定に従って画像データを処理する画像処理部122と、処理された画像データに基づいて印刷媒体上に印刷を行う画像出力部123とを備えている。
画像形成装置100の操作表示部130は、ディスプレイ131と、操作処理部132とを備えている。スマートフォン200の操作表示部230は、ディスプレイ231と、操作処理部232とを備えている。ディスプレイ131,231は、タッチパネルとして機能し、様々なメニューを入力画面として表示する。操作処理部132,232は、それぞれタッチパネルとして機能するディスプレイ131,231や各種ボタンやスイッチ(図示せず)からユーザーの操作入力を受け付ける。
制御部110,210は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPU(Micro Processing Unit)やCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部110は、各種I/O、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、バス、その他ハードウェア等のインターフェースに関連するコントローラ機能を備え、それぞれ画像形成装置100及びスマートフォン200の全体を制御する。
記憶部140,240は、非一時的な記録媒体であるハードディスクドライブやフラッシュメモリー等からなる記憶装置で、それぞれ制御部110,210が実行する処理の制御プログラムやデータを記憶する。
図2は、一実施形態に係る画像形成システム10におけるビーコン送信機群300の配置図である。ビーコン送信機群300は、3個の複数のビーコン送信機301〜303から構成されている。3個のビーコン送信機301〜303は、3個のビーコン送信機301〜303のそれぞれが頂点となる三角形の領域である検知領域310を形成している。ビーコン送信機301は、画像形成装置100に設置され、2個のビーコン送信機302,303は、床(図示略)に埋設されている。
検知領域310及びその近傍では、スマートフォン200は、3個のビーコン送信機301〜303が送信するビーコンの全てを受信することができる。これにより、ユーザーA〜Cが有するスマートフォン200は、3個のビーコン送信機301〜303が送信するビーコンの全てを受信することができることになる。一方、たとえばユーザーD,Eが有するスマートフォン200は、ビーコン送信機301が送信するビーコンを受信できるが、2個のビーコン送信機302,303が送信するビーコンを受信することができない。
これにより、画像形成システム10は、画像形成装置100の前に並んだユーザーA〜Cのみを識別して検知することができる。なお、画像形成システム10は、画像形成装置100の前に並んだユーザーA〜Cのみが3個のビーコン送信機301〜303からの距離が「Near」となるように設定してもよい。このように構成することによっても画像形成装置100の前に並んだユーザーA〜Cのみを識別して検知することができる。また、スマートフォン200によるビーコンの受信は、「近接センサによる検知」に含まれる概念である。
画像形成装置100は、情報漏洩の防止その他のセキュリティ上の理由によって使用可能な時間がタイマー(図示せず)で設定されている。具体的には、画像形成装置100の制御部110は、管理職が職場に不在である可能性が高い時間として午後7時から午前9時までの時間を使用禁止時間として設定し、午前9時から午後7時までの時間を使用可能時間として設定している。したがって、画像形成装置100は、午後7時から午前9時までの時間帯には原則として使用できないことになる。ただし、本実施形態では、画像形成システム10は、時間外使用権を発行し、時間外使用権を有するユーザーは、例外的に画像形成装置100を使用することができる。このように、制御部110は、使用時間管理部として機能している。
図3は、一実施形態に係る時間外使用権の発行手順の内容を示すフローチャートである。本実施形態では、画像形成システム10は、時間外使用権を以下の手順で発行する。
ステップS11では、画像形成装置100の制御部110は、図示しないタイマーで設定時間(たとえば午後7時)の1分前を検知する。制御部110は、この検知に応じて通信インターフェース部150から3個のビーコン送信機301〜303に起動指令を送信する。ステップS21では、3個のビーコン送信機301〜303は、起動指令の受信に応じて各ビーコンのブロードキャスト送信を開始する。
本実施形態では、一例としてiBeacon(登録商標)を使用している。起動指令は、画像形成装置100の通信インターフェース部150と3個のビーコン送信機301〜303との間の双方向通信で行われる。これにより、画像形成装置100は、3個のビーコン送信機301〜303の正常な作動を確認することができる。一方、3個のビーコン送信機301〜303は、1秒ごとに非同期で各ビーコンのブロードキャスト送信を行う。ブロードキャスト送信は、不特定多数に同じ情報を同時に送る一方通行の送信方法である。
起動指令並びにビーコンの送信は、Bluetooth Low Energy(BLEとも呼ばれる。)を使用して行われる。BLEは、低消費電力で通信を行うための規格である。これにより、3個のビーコン送信機301〜303は、一般的なボタン電池で数年間の作動が可能となっている。ビーコンは、Universally Unique Identifier(UUID)とも呼ばれる識別子と、Major値と、Minor値とを含んでいる。本実施形態では、3個のビーコン送信機301〜303は、同一のUUIDと、相互に相違するMajor値とを含むビーコンを送信する。
ステップS31では、各スマートフォン200は、通信インターフェース部250を介して3つのビーコンを受信し、予め設定されている共通のUUID値と3つのMajor値とを取得する。スマートフォン200の制御部210は、共通のUUID値によって3個のビーコン送信機301〜303を他のビーコンから識別することができる。スマートフォン200の制御部210は、さらに、予め設定されている3つのMajor値の全てを受信することによって3個のビーコン送信機301〜303の全てからビーコンを受信していることを確認することができる。
これにより、スマートフォン200の制御部210は、3個のビーコン送信機301〜303のそれぞれが頂点となる三角形の領域である検知領域310の内部に入っていることを検知することができる。各スマートフォン200は、この検知に応じて、通信インターフェース部250を介し、画像形成装置100に対して時間外使用権の発行を求めてアクセスを要求する。
ステップS12では、画像形成装置100の制御部110は、通信インターフェース部150を介して各スマートフォン200に対して時間外使用権の発行を通知する。時間外使用権の発行は、たとえば各スマートフォン200が予め登録されているスマートフォンであることを確認して行われる。この確認は、画像形成装置100の記憶部140に登録されている情報に基づいて確認して行われる。このように、制御部110は、時間外使用権発行部として機能している。
ステップS32では、各スマートフォン200は、時間外使用権が発行されたことをディスプレイ231とバイブレーションとでプッシュ通知する。これにより、各スマートフォン200のユーザーは、午後7時以降でも画像形成装置100が例外的に使用可能であることが分かる。ただし、本実施形態は、各スマートフォン200のユーザーが列から離れた場合には、時間外使用権を廃棄するよう構成されている。時間外使用は、あくまで例外的措置なので乱用を防ぐためである。
具体的には、各スマートフォン200は、通信インターフェース部250を介して、3つのビーコンの受信を継続し、30秒毎に画像形成装置100に3つのビーコンの受信継続を通知している。スマートフォン200は、3つのビーコンのいずれかが受信できなくなった時点で、「列から離れると時間外使用ができなくなります。」という通知をディスプレイ231とバイブレーションとでプッシュ通知する。画像形成装置100は、60秒を超えてスマートフォン200から通知が無い場合には、時間外使用権を廃棄する。なお、本実施形態では、時間外使用権の再発行は行われないものとする。
なお、本実施形態では、時間外使用権は、たとえば午後7時までの発行とし、午後7時以降にスマートフォン200を有するユーザーが新規に列に加わっても発行されない。このように、本実施形態は、時間外使用権の乱用防止を重視した設定とされている。
図4は、一実施形態に係る時間外使用権の利用手順の内容を示すフローチャートである。図5は、一実施形態に係る時間外使用権を利用するための操作表示画面を示す説明図である。本ルーチンは、ユーザーが画像形成装置100の操作処理部132を介して操作し、ディスプレイ131にホーム画面を表示させることによって起動される。
ステップS13では、画像形成装置100は、ディスプレイ131にホーム画面の一部として時間外使用権リスト131Lを表示する(図5(a)参照)。時間外使用権リスト131Lは、各スマートフォン200のユーザーA〜Cの社員番号を表示している。時間外使用権リスト131Lは、列の順番とは無関係の順序でユーザーA〜Cの社員番号を表示している。
この例では、社員番号がK910914のユーザーAが画像形成装置100の時間外使用を行うものとする。すなわち、画像形成装置100を使用中のユーザーAが午後7時以降も継続して使用するための時間延長処理である。
ステップS14では、ユーザーAは、ディスプレイ131においてK910914の社員番号を選択する。この選択に応じて、画像形成装置100は、社員番号がK910914の所有物として登録されているスマートフォン200に時間外使用権の利用可否の問い合わせを行う。
ステップS33では、スマートフォン200は、ユーザーインターフェースとして時間外使用権を利用するか否かの確認画面をディスプレイ231とバイブレーションとでプッシュ通知する(図5(b)参照)。ユーザーAは、ユーザーインターフェースのOKアイコンをタッチすることによって時間外使用権の利用を意思表示することができる。スマートフォン200は、通信インターフェース部250を介して、時間外使用権の利用許可を画像形成装置100に送信する。
ステップS15では、画像形成装置100の制御部110は、時間外使用権の利用許可の受信に応じて時間外使用を許可する。ステップS16では、画像形成装置100は、時間外使用として予め設定された範囲のジョブ(たとえば単一ジョブ)を実行することができる。単一ジョブは、たとえば単一の設定においてADF160にセットされた原稿の複写のように定義しても良いし、制限時間(たとえば5分)として設定してもよい。このように、制御部110は、時間外使用権利用管理部として機能している。
時間外使用権の利用手順は、時間外使用権が許可されたスマートフォン200毎に実行されることになる。すなわち、ユーザーAによる画像形成装置100の時間外使用の完了後に、ユーザーB,Cも同様に処理が行われる。ただし、画像形成装置100が一定時間(たとえば3分間)使用されない場合には、全ての時間外使用権が無効となる。ユーザーA〜Cによる時間外使用権の利用等によって全ての時間外使用権が消滅すると、処理がステップS22に進められる。
ステップS22では、画像形成装置100は、3個のビーコン送信機301〜303に対してブロードキャスト送信の停止を指令する。ブロードキャスト送信の停止は、時間外使用権が全て使用あるいは廃棄されたときに指令される。ブロードキャスト送信は、ユーザーA〜Cの列からの離脱を検知するために行われている。したがって、時間外使用権が全て使用あるいは廃棄された後には、ブロードキャスト送信が不要となるので、電池の消耗を抑制するためにブロードキャスト送信が停止される。
なお、3個のビーコン送信機301〜303は、画像形成装置100とは無関係にビーコンを送信するように構成してもよい。ただし、上述の実施形態によれば、ビーコン送信機301〜303の電池の寿命を長くすることができるとともに、ビーコン送信機301〜303の状態を画像形成装置100で監視することができるので、システム運用の信頼性を高めることができる。
このように、一実施形態に係る画像形成装置100によれば、自動的かつ簡易にユーザーに対して時間外使用を許可することができる。これにより、使用可能時間内に画像形成装置100の前に並んだユーザーの使用を確保することが出来る一方、時間外使用の乱用を防止することができる。
C.変形例:
本発明は、上記各実施形態だけでなく、以下のような変形例でも実施することができる。
変形例1:上記実施形態では、3個のビーコン送信機301〜303を使用して画像形成装置100の前の列に並んだユーザーのスマートフォン200を検知しているが、図6に示されるような単一のビーコン送信機301aを使用してもよい。ただし、この場合には、画像形成装置100の前の列に並んでいないユーザーD,Eもビーコン送信機301aのビーコンが届く領域に継続的に存在するので、画像形成装置100の前の列に並んだユーザーとして検知されることになる。
しかしながら、予めユーザーD,Eを時間外使用権の利用者の対象から外すことによって、このような問題は回避可能である。ユーザーD,Eは、画像形成装置100の近くに在席しているので、時間外使用権の必要性は小さいと考えられる。また、ビーコン送信機301aのビーコンが届く領域に在席するユーザーが存在しないような運用場面では、簡易に実装可能であるという利点がある。
さらに、指向性を有する単一のビーコン送信機301bを使用してもよい。本構成によれば、たとえばビーコン送信機301bが指向性アンテナを有することで、上記実施例と同様な効果を奏することができる。
変形例2:上記実施形態や変形例では、スマートフォンには、時間外使用権の発行や使用を可能とするためのアプリケーションが予めインストールされていることが前提とされているが、たとえば3個のビーコン送信機301〜303からのビーコンの受信に応じてスマートフォンにアプリケーションを送信して自動的にインストールさせるようにしてもよい。なお、アプリケーションは、画像形成装置がスマートフォンに送信するようにしてもよいし、あるいは画像形成装置の提供者がウェブサイトから提供するようにしてもよい。
変形例3:上記実施形態や変形例では、携帯端末とビーコン送信機とを使用しているが、これらの使用に限られない。具体的には、たとえばICカード(又はICタグ)とリーダライタを使用して本発明を実現することもできる。本発明は、携帯端末やICカードといった電子デバイスと、ビーコン送信機やリーダライタといった近接センサとを使用する画像形成装置として実現することができる。
ICカードとリーダライタを使用する具体的構成としては、以下の構成が実装可能である。すなわち、たとえば使用可能時間内の予め設定されている第1の設定時間内においてリーダライタと通信したICカードに対して時間外使用権を発行し、使用可能時間外の予め設定されている第2の設定時間内に時間外使用権が発行されているリーダライタと通信した場合に、画像形成装置の使用を許可するといった簡易な構成である。このような簡易な構成は、ICカードとして機能する携帯端末とリーダライタとを使用しても実装可能である。
変形例4:上記実施形態や変形例では、電子デバイスに対して時間外使用権が発行され、電子デバイスを使用して時間外使用権を利用しているが、電子デバイスを有するユーザーが画像形成装置にログインすることで画像形成装置の時間外使用を許可するように構成してもよいし、パスワードを入力することによって時間外使用権が利用できるように構成してもよい。本発明の時間外使用権利用管理部は、一般に時間外使用権に基づいて画像形成装置の時間外使用を許可するように構成されていればよい。
変形例5:上記実施形態では、時間外使用権の乱用防止を重視した設定となっており、画像形成装置の前の列から離れると時間外使用権が消滅するように設定されているが、画像形成装置の前の列から離れても時間外使用を認めるように構成してもよい。具体的には、3個のビーコン送信機301〜303によるスマートフォン200の測位やビーコン送信機301a,301bからの測位、あるいはリーダライタとの通信順序に基づいて、ユーザーA〜Cの順序を決定し、ユーザーB,Cを順に呼び出すように構成してもよい。このように、本発明は、使用可能時間の例外処理を簡易かつ高い自由度で実現することができる。
変形例6:上記実施形態では、スマートフォンが使用されているが、本発明は、無線通信が可能であればノートPCやタブレットといった携帯端末に適用可能である。なお、無線通信には、赤外線等による通信も含まれる。
10,10a,10b 画像形成システム
100 画像形成装置
110 制御部
120 画像形成部
121 画像読取部
122 画像処理部
123 画像出力部
130 操作表示部
131 ディスプレイ
132 操作処理部
140 記憶部
150 信インターフェース部
160 自動紙送り装置(ADF)
200 スマートフォン
210 制御部
230 操作表示部
231 ディスプレイ
232 操作処理部
240 記憶部
250 信インターフェース部
300 ビーコン送信機群
301〜303,301a,301b ビーコン送信機
310 検知領域

Claims (7)

  1. 電子デバイスを検知する近接センサを使用する画像形成装置であって、
    予め設定された使用可能時間内に前記画像形成装置の使用を制限する使用時間管理部と、
    前記近接センサによって検知された前記電子デバイスからの要求に対して、前記使用可能時間外に前記画像形成装置の使用を許可するための時間外使用権を発行する時間外使用権発行部と、
    前記発行された時間外使用権に基づいて前記画像形成装置の使用を許可する時間外使用権利用管理部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記時間外使用権利用管理部は、前記電子デバイスに対して前記時間外使用権の利用許可を要求し、前記要求に対する応答に応じて前記画像形成装置の使用を許可する画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置であって、
    前記電子デバイスは、携帯端末であり、
    前記近接センサは、ビーコン送信機を含み、
    前記時間外使用権発行部は、前記ビーコン送信機から送信されたビーコンを受信した前記携帯端末からの要求に対して前記時間外使用権を発行し、
    前記時間外使用権利用管理部は、前記携帯端末に対して前記時間外使用権の利用許可を要求し、
    前記携帯端末は、前記利用許可の要求に応じて前記時間外使用権の利用許可を問い合わせるユーザーインターフェースを提供し、
    前記時間外使用権利用管理部は、前記携帯端末からの前記時間外使用権の利用を許可する旨の通信に応じて、前記画像形成装置の使用を許可する画像形成装置。
  4. 請求項2記載の画像形成装置であって、
    前記電子デバイスは、ICカードであり、
    前記近接センサは、前記ICカードのリーダライタを含み、
    前記時間外使用権発行部は、前記使用可能時間内の予め設定されている第1の設定時間内において前記リーダライタと通信した前記ICカードに対して前記時間外使用権を発行し、
    前記時間外使用権利用管理部は、前記第1の設定時間内に前記リーダライタと通信した前記ICカードが、前記使用可能時間外の予め設定されている第2の設定時間内に前記リーダライタと通信した場合に、前記画像形成装置の使用を許可する画像形成装置。
  5. 画像形成システムであって、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置と、
    前記電子デバイスと、
    前記近接センサと、
    を備える画像形成システム。
  6. 電子デバイスを検知する近接センサを使用する画像形成方法であって、
    予め設定された使用可能時間内に前記画像形成装置の使用を制限する使用時間管理工程と、
    前記近接センサによって検知された前記電子デバイスからの要求に対して、前記使用可能時間外に前記画像形成装置の使用を許可するための時間外使用権を発行する時間外使用権発行工程と、
    前記発行された時間外使用権に基づいて前記画像形成装置の使用を許可する時間外使用権利用管理工程と、
    を備える画像形成方法。
  7. 電子デバイスを検知する近接センサを使用する画像形成装置を制御するための画像形成プログラムであって、
    前記画像形成プログラムは、
    予め設定された使用可能時間内に前記画像形成装置の使用を制限する使用時間管理部、
    前記近接センサによって検知された前記電子デバイスからの要求に対して、前記使用可能時間外に前記画像形成装置の使用を許可するための時間外使用権を発行する時間外使用権発行部、及び
    前記発行された時間外使用権に基づいて前記画像形成装置の使用を許可する時間外使用権利用管理部、
    として前記画像形成装置を機能させる画像形成プログラム。

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