JP6343966B2 - 無線通信装置、無線通信システム及び受信回路 - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム及び受信回路 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置、無線通信システム及び受信回路に関する。
無線LAN(Local Area Network)の受信機には、小型化、低消費電力化のために、ダイレクトコンバージョン方式や、スライディングIF(Intermediate Frequency)方式が採用されている。
図9(a)にダイレクトコンバージョン方式の受信機の構成の一例を示す。ダイレクトコンバージョン方式では、では、キャリア信号(例えば、2.4GHz)と同じ周波数のローカル信号(2.4GHz)でダウンコンバートし、ベースバンド信号に復調する。
図9(b)にスライディングIF方式の受信機の構成の一例を示す。スライディングIF方式では、キャリア信号の2/3の周波数のローカル信号でダウンコンバートした後、2/3の周波数のローカル信号を1/2にした信号で再度ダウンコンバートし、ベースバンド信号に復調する。
上記いずれの方式においても、ローカル信号源となるPLL(Phase Locked Loop)回路等が必要であり、PLL回路に含まれるVCO(Voltage Controlled Oscillator)は、GHz帯では、インダクタを使用したLC発振器を用いる構成が一般的である。インダクタはサイズが大きく、小型化及び低コスト化のために、キャリア周波数よりも高い発振周波数のVCO等が用いられることもあるが、小型化、低消費電力化には限界がある。
さらに、図9の例では、高周波増幅器であるLNA(Low Noise Amplifier)901、902、909、910、周波数を変換するミキサ(Mixer)903、904、911、912、913、914、帯域を制限するフィルタ905、906、907、908等、多数の構成要素が必要である。
一方、アーギュメントディバイダを用いてPSK(Phase Shift Keying)変調をASK(Amplitude Shift Keying)変調に変換する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。さらに、ILO(Injection Locked Oscillator)等のアーギュメントディバイダとアナログ乗算器とを用いて、PSK変調された信号からベースバンド信号に変換する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2のFig.3に開示されたBPSK(Binary Phase Shift Keying)復調のブロック図を図10に示す。
図10において、BPSK変調された周波数2fの受信信号は、電力分配器1001にて2つの信号に分配され、ILO等のアーギュメントディバイダ1002、1003に入力される。アーギュメントディバイダ1002、1003は、周波数2fの受信信号が入力されると、入力された受信信号の周波数2fに同期して、2fの1/2の周波数fの信号を出力する。さらに、アーギュメントディバイダ1002の出力信号の位相は、BPSK変調された受信信号の位相が180度進むと、+90度位相が変化する。一方、アーギュメントディバイダ1003の出力信号の位相は、受信信号の位相が180度進むと、−90度位相が変化するように構成されている。このアーギュメントディバイダ1002、及び1003の出力信号を、アナログ乗算器(ミキサ)1004にて、乗算し、ローパスフィルタ1005を通して出力信号としている。尚、図10の例においても、ミキサ(アナログ乗算器1004)及びフィルタ(ローパスフィルタ1005)が受信回路に含まれている。
図10の構成により、受信機の部品点数を削減することができる。しかし、一般的な無線LAN装置では、例えば、DSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)や、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等、複数の変調方式に対応する必要がある。そのため、BPSKの復調に用途が限定される特許文献2のような復調回路は、一般的な無線LAN装置には用いられていない。
特表2005−521298号公報 米国特許第7095274号
無線LAN装置を小型化、低消費電力化することにより、汎用性の高い無線LANの技術を様々な分野に利用することができるようになる。しかし、従来の無線LAN装置は、複数のミキサ、フィルタ等の構成を有し、小型化や、低消費電力化には困難を伴っていた。
本発明の実施の形態は、上記問題点を鑑みてなされたものであって、小型化及び低消費電力化を容易化する無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様による無線通信装置(300)は、受信信号が入力され、前記受信信号の周波数の1/2の周波数に対して周波数をプラス側にオフセットさせた自走周波数を有する第1の注入同期型発振器(401)と、前記受信信号が入力され、前記受信信号の周波数の1/2の周波数に対して周波数をマイナス側にオフセットさせた自走周波数を有する第2の注入同期型発振器(402)と、前記第1の注入同期型発振器の出力信号と前記第2の注入同期型発振器の出力信号との位相差を検出する位相差検出部(418)と、検出した位相差に基づいて受信フレームを抽出するベースバンド処理部(801)と、前記受信フレームに基づいて媒体アクセス制御を行うアクセス制御部(802)と、を有し、前記位相差検出部(418)は、前記第1の注入同期型発振器の出力信号が入力される第1の時間デジタル変換器(403)と、前記第2の注入同期型発振器の出力信号が入力される第2の時間デジタル変換器(404)と、前記第1及び前記第2の時間デジタル変換器に結合された排他的論理和回路(405)と、を有する。
好ましくは、前記受信信号は、BPSK変調された無線LAN通信の信号である
また、本発明の一実施態様による無線通信システムは、無線通信装置(300)を有する機器の遠隔操作を行う。
また、本発明の一実施態様による無線通信システムは、無線通信装置(300)を有する機器を身につけた人物の体位を解析する。
また、本発明の一実施態様による無線通信システムは、無線通信装置(300)を装着した物品の存在確認を行う。
また、本発明の一実施態様による無線通信システムは、無線通信装置(300)を装着した展示物、商品、又は広告に係る情報を提供する。
また、本発明の一実施態様による受信回路(301)は、PSK変調された受信信号が入力され、前記受信信号の周波数の1/2の周波数に対し周波数をプラス側にオフセットさせた自走周波数を有するリングオシレータを含む第1の注入同期型発振器(401)と、前記受信信号が入力され、前記受信信号の周波数の1/2の周波数に対し周波数をマイナス側にオフセットさせた自走周波数を有するリングオシレータを含む第2の注入同期型発振器(402)と、前記第1及び前記第2の注入同期型発振器の出力信号が入力される位相差検出部(418)と、を有し、前記位相差検出部(418)は、前記第1の注入同期型発振器の出力信号が入力される第1の時間デジタル変換器(403)と、前記第2の注入同期型発振器の出力信号が入力される第2の時間デジタル変換器(404)と、前記第1及び前記第2の時間デジタル変換器に結合された排他的論理和回路(405)と、を有する。

なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、小型化及び低消費電力化を容易化する無線通信装置を提供することができる。
トイラジコンシステムの一実施形態のブロック図である。 スポーツ解析システムの一実施形態のブロック図である。 一実施形態に係る無線LAN装置のブロック図である。 一実施形態に係るRF送受信部のブロック図である。 一実施形態に係る注入同期型発振器の構成を示す図である。 一実施形態に係る位相差検出部の構成を示す図である。 一実施形態に係る位相差検出部の動作を説明するための図である。 一実施形態に係るベースバンド/MAC処理部の構成を示す図である。 無線LAN受信機の従来構成の一例を示す図である。 従来技術に係る受信回路の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システムの構成>
(トイラジコンシステム)
図1は、本発明の無線通信装置である無線LAN装置13を使用したトイラジコンシステムの一実施形態のブロック図である。図1において、トイラジコン10は例えばヘリコプタや自動車等の玩具であり、トイラジコン10はモータ、LEDを含む駆動部11と、ジャイロセンサや速度センサ等のセンサ部12と、無線LAN装置13を有している。
無線LAN装置13は、例えばスマートホン15との間で無線LAN通信によって接続される。スマートホン15はリモートコントローラとして使用される。スマートホン15からの操作指令は無線LANを介して無線LAN装置13に対し送信され、無線LAN装置13は上記操作指令に基づいた制御信号を生成して駆動部11に供給する。上記制御信号としてはPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号であったり、GPIO(General Purpose Input/Output:汎用入出力)信号であったりする。
また、センサ部12内の各センサが出力する検出信号は、SPI(Serial Peripheral Interface)やI2C(Inter-Integrated Circuit)等を通して無線LAN装置13に供給され、無線LAN装置13から無線LANを介してスマートホン15に供給され、スマートホン15においてトイラジコン10の姿勢や速度等の状態が表示される。
図1において、トイラジコン10は、アクセスポイントとして動作することが可能であり、また、無線LANのアドホックモードであるIBSS(Independent Basic Service Set)で動作することも可能である。
トイラジコン10がIBSS動作を行う場合、トイラジコン10とスマートホン15とのIBSS接続は、例えば、以下の手順で行われる。
1)IBSSネットワーク作成:図1において、トイラジコン10の電源スイッチをオンにすると、無線LAN装置13は間欠送受信処理を実行する間欠送受信モードとなり、ビーコンフレーム(以下、単に「ビーコン」と呼ぶ)送信を行う。
2)IBSSネットワークへの参加:スマートホン15は無線LAN装置13が送信するビーコンを受信し、無線LAN装置13のIBSSネットワークに接続する。無線LAN装置13はスマートホン15が接続してきたことを検知して間欠送受信モードから定常送受信処理を実行する定常送受信モードに遷移し、その後、定常送受信モードを維持する。
3)データ通信準備:スマートホン15はIPアドレスを設定する。このとき、無線LAN装置13がDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバとなり、スマートホン15は無線LAN装置13のMACアドレスを取得する。
4)データ通信:スマートホン15からの操作指令で駆動部11のモータやLEDの動作を制御する。
5)切断:無線LAN装置13はスマートホン15からのビーコンの受信が一定期間を超えて途絶えた場合、間欠送受信モードに遷移する。
また、トイラジコン10がアクセスポイントとして動作する場合は、トイラジコン10の電源スイッチをONすると、無線LAN装置13は、所定の周期でビーコンの送信を開始する。スマートホン15は、通常のアクセスポイントに接続を行う場合と同様の手順でトイラジコン10に無線LAN接続することにより、トイラジコン10の操作を行えるようになる。
上記構成により、本実施の形態に係る無線LAN装置13を有する機器の遠隔操作を行う無線通信システムを実現している。
(スポーツ解析システム)
図2は本発明の無線通信装置である無線LAN装置を使用したスポーツ(体位)解析システムの一実施形態のブロック図である。図2において、センサユニット20A,20B,…,20Xそれぞれは被験者の右手首、左手首、頭部などの体の各部に装着される。各センサユニット20A〜20Xそれぞれは、3次元位置センサ等のセンサ部21A〜21Xと、無線LAN装置22A〜22Xを有している。
無線LAN装置22A〜22Xは、例えばスマートホン25との間で無線LANのアドホックモードであるIBSSにより相互接続される。スマートホン25は解析・表示装置として使用される。センサ部21A〜21Xが出力する位置検出信号は、SPIやI2C等を通して無線LAN装置22A〜22Xに供給され、無線LAN装置22A〜22Xから無線LANを介してスマートホン25に供給され、スマートホン25において右手首、左手首、頭部などの体の各部の3次元位置が表示され、被験者の体の動きが解析される。
図2において、センサユニット20A〜20Xと、スマートホン25との接続は、例えば、以下の手順で行われる。
1)IBSSネットワーク作成:図2において、センサユニット20Aの電源スイッチをオンにすると、無線LAN装置22Aは間欠送受信処理を実行する間欠送受信モードとなり、ビーコン送信を行う。
2)IBSSネットワークへの参加1:スマートホン25は無線LAN装置22Aが送信するビーコンを受信し、無線LAN装置22AのIBSSネットワークに接続する。無線LAN装置22Aはスマートホン25が接続してきたことを検知して間欠送受信モードから定常送受信処理を実行する定常送受信モードに遷移し、その後、定常送受信モードを維持する。
3)データ通信準備1:スマートホン25はIPアドレスを設定する。このとき、無線LAN装置22AがDHCPサーバとなり、スマートホン25は無線LAN装置22AのMACアドレスを取得する。
4)IBSSネットワークへの参加2:センサユニット20B〜20Xの電源スイッチをオンにすると、無線LAN装置22B〜22Xは受信モードとなり、受信する無線チャネルを定期的に切り替える。
5)データ通信準備2:スマートホン25は無線LAN装置22B〜22XのMACアドレスを取得する。このとき、スマートホン25はMACアドレス問い合せフレームを送信し、無線LAN装置22B〜22Xはこの問い合せに応答して自装置のMACアドレスをスマートホン25に送信する。
6)データ通信:スマートホン25は各無線LAN装置22A〜22Xとデータ通信を行い、センサ部21A〜21Xで検出した位置検出情報の取得等を行う。
7)切断:無線LAN装置22Aはスマートホン25からのビーコンの受信が一定期間を超えて途絶えた場合、間欠送受信モードに遷移する。無線LAN装置22B〜22Xはスマートホン25からのビーコンの受信が一定期間を超えて途絶えた場合、受信モードに遷移する。
上記構成により、本実施の形態に係る無線LAN装置13を有する機器を身につけた人物の体位等を解析する無線通信システムを実現している。
尚、上記、図1、図2等のシステムでは、多様な変調方式や、高速データ通信の性能は要求されず、むしろ、小型化、軽量化、低消費電力化、さらには、スマートホン等の機器と接続可能な汎用性が求められている。
本実施の形態では、上記のような、小型、低消費電力が要求される用途に合わせて、対応する変調方式を絞り、受信回路を小型化することによって、従来の無線LAN装置に対して、大幅な小型化と低消費電力化を実現する。
<無線LAN装置の構成>
図3は一実施形態に係る無線LAN装置300のブロック図である。無線LAN装置300は、図1の無線LAN装置13、及び図2の無線LAN装置22A〜22X等として用いられる。図3において、無線LAN装置300はRF送受信部301、ベースバンド/MAC(Media Access Control)処理部302、記憶部303、I/F(Interface)部304を有している。
RF(Radio Frequency)送受信部301はアンテナ305からのRF信号を受信し、ベースバンド信号に変換してベースバンド/MAC処理部302に供給する。ベースバンド/MAC処理部302は、入力された受信信号を復調し、復調されたデジタルベースバンド信号から受信フレーム(MACフレーム)を抽出し、抽出したMACフレームに基づいてMAC制御(媒体アクセス制御)を行う。また、ベースバンド/MAC処理部302により抽出されたデータ等は、I/F(インタフェース)部304を介して電子デバイス306に供給される。なお、電子デバイス306は、図1又は図2に示す駆動部11,センサ部12,21A〜21X等に対応している。
また、電子デバイス306から供給される検出データ等はI/F部304を介して、ベースバンド/MAC処理部302に入力される。ベースバンド/MAC処理部302は、入力された検出データ等を送信フレームにマッピングして変調し、RF送受信部301に入力する。RF送受信部301は、入力されたデータをRF信号に変換してアンテナ305を介して送信する。
<RF送受信部>
図4は、一実施形態に係るRF送受信部301のブロック図である。RF送受信部301は、ILO(Injection Locked Oscillator)401、ILO402、位相差検出部418、送信部410、RFスイッチ406、LDO(Low Drop Out)レギュレータ408、ADPLL(All Digital Phase Locked Loop)409等を有している。
LDOレギュレータ408は、外部電源から所定の電圧を生成し、RF送受信部301内の各回路に供給する電源回路である。RFスイッチ406は、受信時にはアンテナ407をILO401及びILO402の入力に結合させ、送信時にはADPLLをILO401及びILO402の入力に結合させる高周波スイッチである。
<送信回路>
ここで、RF送受信部301の送信に関する構成について説明する。
ADPLL409は、デジタル回路で構成された位相同期発振器であり、外部クロックに基づいて、所定の周波数のクロックを生成する。ADPLL409の出力クロックは、送信時にRFスイッチ406を介してILO401及びILO402に入力され、ILO401及びILO402の出力信号は、送信部410に入力される。
送信部410は、ミキサ411、第1スイッチ412、ドライバアンプ417、第1パワーアンプ414、第2パワーアンプ415、第2スイッチ413、ディテクタ416を有している。ミキサ411は、ILO401及びILO402の出力信号の周波数をアップコンバートし、送信周波数に変換する。第1スイッチは、ベースバンド/MAC処理部302に含まれる変調部の制御によって、ミキサ411から出力される位相の異なる2つのRF信号を切り替える。
ドライバアンプ417は、送信出力を検出するディテクタ416の出力電圧に応じてゲインをコントロールし、送信出力を安定化させるAPC(Automatic Power Control)機能を有する増幅器である。第1パワーアンプ414は、高出力用のパワーアンプであり、第2パワーアンプは、低出力用のパワーアンプである。変調部は送信出力に応じて第2スイッチ413を切り替え、第1パワーアンプ及び/又は第2パワーアンプの出力を選択的に出力する。
尚、ADPLL409、RFスイッチ406、送信部410等は、RF送受信部301の送信回路の一例であって、送信回路の構成は他の構成であっても良い。
<受信回路>
次に、RF送受信部301の受信に関する構成について説明する。
図4において、受信回路は、ILO401、ILO402、及び位相差検出部418を有している。また、位相差検出部418は、TDC(Time to Digital Convertor)403、TDC404、XOR(Exclusive OR)405を有する。アンテナ407から入力された受信信号は、受信時にRFスイッチ406を介してILO401及びILO402に入力される。
ILO401は、BPSK変調された受信信号(RF信号)の周波数の1/2の周波数に対して周波数をプラス側にオフセットさせた(例えば、+1〜2MHz程度)自走周波数を有する注入同期型発振器(第1の注入同期型発振器)である。また、ILO402は、受信信号の周波数の1/2の周波数に対して周波数をマイナス側にオフセットさせた(例えば、−1〜2MHz程度)自走周波数を有する注入同期型発振器(第2の注入同期型発振器)である。
ILO401及び402の動作は、特許文献1及び2のアーギュメントディバイダと同様の原理に基づいている。すなわち、ILO401及び402は、周波数fの受信信号が入力(注入)されると、注入された受信信号の周波数fに同期して、受信信号の周波数fの1/2の周波数f/2で発振する。さらに、周波数f/2よりも自走周波数が高いILO401の出力信号の位相は、受信信号の位相が0度から180度に変化すると、0度から+90度に変化する。一方、周波数f/2よりも自走周波数が低いILO402の出力信号の位相は、受信信号の位相が0度から180度に変化すると、0度から−90度に変化する。
上記動作により、ILO401及びILO402の出力信号は、BPSK変調された受信信号の位相が0度のとき同位相となり、BPSK変調された受信信号の位相が180度のとき、位相が反転して逆位相となる。このILO401及び402の出力信号は、位相差検出部418に入力される。
位相差検出部418のTDC403(第1の時間デジタル変換器)は、ILO401の出力信号の位相を検出する。また、TDC404(第2の時間デジタル変換器)は、ILO402の出力信号の位相を検出する。TDC403及び404の出力に結合されたXOR405は、TDC403が検出したILO401の位相と、TDC404が検出したILO402の位相との差を出力する。
<注入同期型発振器>
ここで、本実施形態に係る注入同期型発信器ILO401及びILO402の構成について説明する。
図5は、一実施形態に係る注入同期型発振器の構成を示す図である。ILO401は、差動入出力の遅延素子501、502、503を縦続接続し、出力段の遅延素子503の出力信号を入力段の遅延素子501の入力にフィードバックさせたリングオシレータの構成を有している。尚、遅延素子501〜506は、例えば、インバータ等の遅延素子である。無線LAN装置300の受信周波数をfとした場合、ILO401のリングオシレータの自走周波数f01は(1)式で表される。尚、△fは、前述した、例えば1〜2MHz程度のオフセット周波数である。
01=f/2+△f ・・・(1)
注入同期型発振器であるILO401は、自走周波数f01の約2倍の周波数fが入力されると、入力された周波数fにロック(同期)し、fの1/2の周波数f/2の信号を出力する。また、プラスのオフセット周波数を有するILO401は、入力信号の位相が180度変化すると、出力信号の位相が+90度変化する。
同様に、ILO402は、差動入出力の遅延素子504、505、506を縦続接続し、出力段の遅延素子506の出力信号を入力段の遅延素子501の入力にフィードバックさせたリングオシレータの構成を有している。ILO402のリングオシレータの自走周波数f02は(2)式で表される。尚、△fは、前述した、例えば1〜2MHz程度のオフセット周波数である。
02=f/2−△f ・・・(2)
注入同期型発振器であるILO402は、自走周波数f02の約2倍の周波数fが入力されると、入力された周波数fにロック(同期)し、fの1/2の周波数f/2の信号を出力する。また、マイナスのオフセット周波数を有するILO402は、入力信号の位相が180度変化すると、出力信号の位相が−90度(270度)変化する。
本実施の形態では、受信信号として、IEEE802.11規格のBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調の信号を想定している。BPSKでは、位相が0度の場合と、180度の場合とで2値を示す。BPSK変調の受信信号の位相が0度から180度に変化した場合、ILO401の出力信号の位相は+90度、ILO402の出力信号の位相は−90度変化する。換言すると、受信信号の位相が0度から180度に変化した場合、ILO401の出力信号と、ILO402の出力信号の位相が反転する。
尚、ILO401のオフセット周波数△fと、ILO402のオフセット周波数△fは、受信感度とトレードオフの関係にある。つまり、オフセット周波数△f及び△fが小さいと受信感度が良くなり、オフセット周波数△f及び△fが大きいと受信感度が悪くなる関係にある。また、2.4GHz帯の無線LANのチャネル周波数は、1ch=2412MHz、2ch=2417MHz、..、13ch=2472MHzと5MHz間隔で設けられている。
また、本実施の形態に係る受信回路は、受信周波数fの1/2の周波数f/2が、上記f01とf02との間にあると受信してしまうため、2つ以上の無線LANチャネルが受信されないように、オフセット周波数△f及び△fを設定することが望ましい。
また、△f+△fがBPSK変調された無線LAN信号の帯域幅を含むように、オフセット周波数△f及び△fを設定することが望ましい。
本実施の形態では、上記条件を満たすように、オフセット周波数△f及び△fの値を1MHzから2MHzに設定している。
尚、上記△f及び△fの値は好適な一例であり、他の値であっても良い。
<位相差検出部>
次に、本実施形態に係る時間デジタル変換器TDC403、TDC404、及び405の構成について説明する。
図6は、一実施形態に係る位相差検出部418の構成を示す図である。TDC403は、縦続接続されたn段のインバータ等の遅延素子601−1〜601−nと、各遅延素子601−1〜601−nの出力に接続されたラッチ回路602−1〜601−nと、を有している。尚、本実施の形態では、遅延素子の段数nを10段としている。ラッチ回路602−1〜601−nには、クロック信号(例えば、22MHz)が入力されており、クロック信号に同期して、対応する遅延素子601−1〜601−nの出力値をラッチして出力する。
同様に、TDC404(第2の時間デジタル変換器)は、縦続接続されたn段のインバータ等の遅延素子604−1〜604−nと、各遅延素子604−1〜604−nの出力接続されたラッチ回路603−1〜603−nと、を有している。ラッチ回路603−1〜603−nには、TDC403と同様にクロック信号が入力されており、クロック信号に同期して、対応する遅延素子604−1〜604−nの出力値をラッチして出力する。
また、XOR405(排他的論理和回路)は、遅延素子の段数nに応じた数のXOR回路605−1〜605−nを有しており、それぞれに、TDC403及びTDC404の出力値が入力される。例えば、XOR回路605−nには、ラッチ回路602−n及びラッチ回路603−nの出力値が入力される。XOR回路605−nは、入力されたラッチ回路602−n及びラッチ回路603−nの出力値の排他的論理和の値を出力する。
ここで、位相差検出部418の動作のイメージを具体的な例をあげて説明する。
図7は、位相差検出部418の動作を説明するための図である。図7において、Input DATA信号は、BPSK変調された受信信号の値(位相)を示しており、時刻16において、受信信号の位相が0度から180度に変化するものとする。
図7において、TDC1_IN信号は、ILO401からTDC403に入力される波形を示しており、表のTDC1の値は、TDC403の出力値(例えば、ラッチ回路602−1〜601−nの出力値)を示している。同様に、TDC2_IN信号は、ILO402からTDC404に入力される波形を示しており、表のTDC2の値は、TDC404の出力値(例えば、ラッチ回路603−1〜603−nの出力値)を示している。さらに、表のXORの値は、XOR405の出力値(例えば、図6のD−1〜D−n)を示している。
図7において、時刻1から15の間、BPSK変調された受信信号の位相が0度なので、ILO401の出力信号TDC1_INと、ILO402の出力信号TDC2_INとの間に位相差はない。従って、図7表のTDC1の値とTDC2の値は同じ値を示すので、表のXORの値は「0」となる。
一方、時刻16から30の間は、BPSK変調された受信信号の位相が180度なので、
ILO401の出力信号TDC1_INの位相は+90度となり、ILO402の出力信号TDC2_INの位相は−90度となる。従って、図7表のTDC1の値とTDC2の値は一致せず、表のXORの値は「1」となる。
このように、XOR405の出力値は、受信信号の位相の変化と一致する。上記構成により、ミキサ、フィルタ等、さらには、LNA(Low Nose Amplifier)、VCO(Voltage Controlled Oscillator)等の構成を用いることなく、小型、かつ低消費電力のBPSK受信回路を実現することができる。
尚、上記遅延素子の段数(10段)は好適な一例であり、他の値であっても良い。
<ベースバンド/MAC処理部>
図8は、一実施形態に係るベースバンド/MAC処理部302の構成を示す図である。ベースバンド/MAC処理部302は、例えば、ベースバンド処理部801と、MAC処理部802とを有する。
図8において、ベースバンド処理部801は、復調部803、受信バッファ804、受信フレーム解析部805、送信フレーム生成部806、送信バッファ807、変調部808を含む。復調部803は、受信部から入力された信号を復調し、復調されたデータを受信バッファ804に格納する。受信フレーム解析部805は、受信バッファ804に格納された受信データを解析し、受信フレーム(MACフレーム)を検出する。MACフレームは、例えば、IEEE802.11の規格により定められた無線LAN通信のフレームフォーマットを有している。送信フレーム生成部806は、送信データを含む送信フレーム(MACフレーム)を生成し、送信バッファ807に格納する。変調部808は、送信バッファ807に格納されたデータを、送信部410に送信させる。
MAC処理部(アクセス制御部)802は、受信フレーム解析部805及び送信フレーム生成部806を用いてMACフレームの送受信を行い、無線LAN装置300のMAC制御(媒体アクセス制御)を行う。尚、図8の構成は一例であって、例えば、送信フレーム生成部806、及び/又は受信フレーム解析部805は、MAC処理部802に含まれていても良い。
上記構成により、本実施の形態に係る無線LAN装置300は、IEEE802.11規格で定められたBPSK変調による1Mbpsの受信回路の小型化、低消費電力化を容易化する。
<まとめ>
本実施の形態に係る無線LAN装置300は、注入同期型発振器(ILO401、402)を用いたBPSK受信回路により、低消費電力、小サイズを実現する。
さらに、注入同期型発振器(ILO401、402)の出力信号の位相差を検出する位相差検出部418をデジタル回路で構成することにより、さらなる、低消費電力、小サイズを実現する。
尚、上記構成により、無線LAN装置300の受信回路は、LNA、フィルタ、ミキサ、PLL回路及びVCO等が不要となる。
また、本実施の形態に係る無線LAN装置300は、小型で低消費電力という特徴に加え、一般的な無線LAN装置と通信が可能なため、例えば、図1の例のように、玩具(ラジコン等)に搭載し、スマートホン等から制御することを容易化する。
同様に、無線LAN装置300を、例えば、LED、ブザー等と接続して、所有物(例えば、自転車、傘、鍵、書類等)に装着し、スマートホン等の操作により、光や、音等を発生させて、自分の所有物の存在を確認する存在確認システム等を構成することも容易である。
さらに、図2の例のように、無線LAN装置300をセンサと接続し、体に取り付け、スマートホン等でデータを集めて、センサを身につけた人物のフォームや体位等を解析するシステムにも適している。
さらにまた、無線LAN装置300を絵画や彫刻等の展示物や、商品、広告等に装着、搭載又は近くに配置し、展示物等の関連情報をスマートホン等から閲覧できるような、情報提供システムにも応用可能である。この場合、例えば、無線LAN装置300が報知するSSID(Service Set IDentifier)に、展示物、商品、広告等の名称を設定する。また、無線LAN装置300の記憶部303等には提供する情報を格納し、スマートホンで動作するアプリケーション等から、上記展示物、商品、広告等の名称を含むSSID等を選択することにより、提供する情報にアクセスできるようにすると良い。
本実施の形態に係る無線LAN装置300は、上記のような、小型、低消費電力が要求される用途向けに、対応する変調方式をBPSK変調に絞り、LNA、フィルタ、ミキサ、PLL回路及びVCO等の多くの部品を削減する。これにより、無線LAN装置300は、従来の無線LAN装置に対して、大幅な小型化と低消費電力化を実現している。
300 無線LAN装置(無線通信装置)
401 ILO(第1の注入同期型発振器)
402 ILO(第2の注入同期型発振器)
403 TDC(第1の時間デジタル変換器)
404 TDC(第2の時間デジタル変換器)
405 XOR(排他的論理和回路)
418 位相差検出部
801 ベースバンド処理部
802 MAC処理部(アクセス制御部)

Claims (7)

  1. 受信信号が入力され、前記受信信号の周波数の1/2の周波数に対して周波数をプラス側にオフセットさせた自走周波数を有する第1の注入同期型発振器と、
    前記受信信号が入力され、前記受信信号の周波数の1/2の周波数に対して周波数をマイナス側にオフセットさせた自走周波数を有する第2の注入同期型発振器と、
    前記第1の注入同期型発振器の出力信号と前記第2の注入同期型発振器の出力信号との位相差を検出する位相差検出部と、
    検出した位相差に基づいて受信フレームを抽出するベースバンド処理部と、
    前記受信フレームに基づいて媒体アクセス制御を行うアクセス制御部と、
    を有し、
    前記位相差検出部は、
    前記第1の注入同期型発振器の出力信号が入力される第1の時間デジタル変換器と、
    前記第2の注入同期型発振器の出力信号が入力される第2の時間デジタル変換器と、
    前記第1及び前記第2の時間デジタル変換器に結合された排他的論理和回路と、
    を有する無線通信装置。
  2. 前記受信信号は、BPSK変調された無線LAN通信の信号である請求項に記載の無線通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の無線通信装置を有する機器の遠隔操作を行う無線通信システム。
  4. 請求項1又は2に記載の無線通信装置を有する機器を身につけた人物の体位を解析する無線通信システム。
  5. 請求項1又は2に記載の無線通信装置を装着した物品の存在確認を行う無線通信システム。
  6. 請求項1又は2に記載の無線通信装置を装着した展示物、商品、又は広告に係る情報を提供する無線通信システム。
  7. BPSK変調された受信信号が入力され、前記受信信号の周波数の1/2の周波数に対し周波数をプラス側にオフセットさせた自走周波数のリングオシレータを有する第1の注入同期型発振器と、
    前記受信信号が入力され、前記受信信号の周波数の1/2の周波数に対し周波数をマイナス側にオフセットさせた自走周波数のリングオシレータを有する第2の注入同期型発振器と、
    前記第1及び前記第2の注入同期型発振器の出力信号が入力される位相差検出部と、
    を有し、
    前記位相差検出部は、
    前記第1の注入同期型発振器の出力信号が入力される第1の時間デジタル変換器と、
    前記第2の注入同期型発振器の出力信号が入力される第2の時間デジタル変換器と、
    前記第1及び前記第2の時間デジタル変換器に結合された排他的論理和回路と、
    を有する受信回路。
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