JP6343691B1 - 開き戸用ドアストッパ及びそれを備えた開き戸セット - Google Patents

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Abstract

【課題】開き戸を開放位置に維持すること、あるいはその開放位置から閉鎖位置へ戻すことが容易な開き戸用ドアストッパ及びそれを備えた開き戸セットを簡易な構成で実現する。【解決手段】開き戸用ドアストッパ2は、フラップ11、キャッチャ20、及びキャッチャ20内に組み込まれる永久磁石31を備える。フラップ11は、床Fに配置され、開き戸2の開放側に位置する基端部11bを中心として開き戸1の閉鎖側に位置する先端部11aが回動可能とされる。キャッチャ20は、開き戸1の床側端部1aに埋設され、傾斜状態に回動したフラップ11の先端部11aを受け入れるために開き戸1の開放側に開口する開口部21aを有する。キャッチャ20は、開口部21a内へのフラップ11の先端部11aの進入に伴い、フラップ11の傾斜角度を大きくする傾斜面23a1を有する突起23aと、フラップ11の先端部11aと係合可能な凹部23b(係合凹部)とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ヒンジ(蝶番)等により支持された一端(一辺)側を回動支点として開閉する開き戸(扉)を、所定の開放位置に維持するためのドアストッパ(戸当たりとも呼ばれる)と、そのドアストッパを備えた開き戸セットに関する。
この種のドアストッパとして、例えば床又は天井に基端部が取り付けられた板状のストッパ本体(フラップ)の自由端部を吸着可能なマグネット(永久磁石)と、扉に設けられ、マグネットに吸着された状態のストッパ本体の自由端部に押されることで、ばね(付勢部材)の付勢力に抗して後退するスライダと、スライダの後退に伴いストッパ本体と係合し、スライダの前進に伴いストッパ本体との係合が解除されるラッチと、スライダの前進・後退をコントロール可能なカム機構とを備えたものが知られている(下記特許文献1参照)。
特許第5495576号公報
上記特許文献1に記載されたドアストッパでは、扉の開閉動作に応じてカム機構によるロック機能が作動し、開放位置に至った扉はその開放位置に維持される。そして、その開放位置にて扉を僅かだけ開方向へ進めた後に閉方向へ僅かだけ反転させるようにすると、カム機構によるロック機能が解除され、扉が閉鎖位置へ戻るようになる。
しかしながら、上記特許文献1に記載されたドアストッパでは、カム機構によるロック機能を解除するための解除操作にある程度のコツが必要であるため、例えば子供にとってはその解除操作が困難である一方、大人にとってはその解除操作が煩わしいと感じられる場合が多かった。さらに、そのようなロック機能を実現するためには多くの構成部品が必要であり、その構成が複雑である(組み付け作業性が悪い)という問題もあった。
本発明の課題は、開き戸を開放位置に維持すること、あるいはその開放位置から閉鎖位置へ戻すことが容易な開き戸用ドアストッパ及びそれを備えた開き戸セットを簡易な構成で実現することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の開き戸用ドアストッパは、
開き戸を所定の開放位置に保持するための開き戸用ドアストッパであって、
床又は天井に配置され、開き戸の開放側に位置する基端部を中心として開き戸の閉鎖側に位置する先端部が回動し、床面又は天井面との平行状態から鋭角をなす傾斜状態に姿勢変更可能な磁性体のフラップと、
開き戸の床側端部又は天井側端部に固定配置され、傾斜状態に回動した前記フラップの先端部を受け入れるために開き戸の開放側に開口する開口部を有し、かつ該開口部内への前記フラップの先端部の進入に伴い、前記フラップの傾斜角度を大きくする傾斜面を有する突起と、前記突起の傾斜面に連続して形成された、前記フラップの先端部と係合可能な係合凹部とを有するキャッチャと、
前記開口部に連通する連通孔内に配置され、床方向又は天井方向を付勢方向とする付勢部材で押圧されてその付勢方向に沿って前記連通孔内を移動可能な永久磁石とを備え、
開き戸が閉鎖位置から開放側へ回動されるとき、前記永久磁石がその磁力により前記フラップを平行状態から傾斜状態となるように回動させ、回動して前記永久磁石に磁着されたフラップの先端部が前記突起に乗り上げるのに伴い、前記永久磁石を前記付勢方向とは反対方向へ押し戻しつつ前記キャッチャの係合凹部と係合し、かつ前記付勢部材の付勢力を受けた前記永久磁石による押圧作用を受けて前記フラップの先端部の前記係合凹部に対する係合状態が保持されて開き戸を前記開放位置に維持する一方、
開き戸が前記開放位置における開放維持状態から前記閉鎖位置側へ回動されるとき、前記フラップの先端部が前記突起を乗り越えるのに伴い、前記永久磁石を前記付勢方向とは反対方向へ押し戻しつつ前記キャッチャの係合凹部から離脱し、前記永久磁石の磁力から逃れたフラップが床面又は天井面との平行状態へ復帰するように構成され、
前記キャッチャは、前記連通孔を有する本体部と、前記突起及び前記係合凹部を有する蓋部とが一体的に組み合わされたケース体を備えることを特徴とする。
また、本発明の開き戸セットは、上記開き戸用ドアストッパを備えたことを特徴とする。
このような開き戸用ドアストッパやそのドアストッパを備えた開き戸セットによれば、開き戸の開放維持状態を解除するためには、開き戸に対し所定大きさ以上の力を加えて閉鎖位置側へ回動させるだけで、フラップの先端部とキャッチャの係合凹部との係合を解除することができる。このため、その解除操作が極めてシンプルである。しかも、開き戸を開放維持状態に維持する機能が、永久磁石、付勢部材、突起及び係合凹部を有するキャッチャ等を主要な構成要素として実現可能であり、部品点数が少なくて済み、その構成も簡易(組み付け作業性が良好)である。
本発明に係る開き戸用ドアストッパを適用した開き戸セットの全体外観図。 永久磁石が下限位置にある一方で、フラップが収納されて床面と平行状態にある、開き戸が閉鎖状態にあるときの正面断面拡大図。 フラップの先端部が永久磁石に磁着された、開き戸が開放開始状態にあるときの正面断面拡大図。 フラップの先端部が永久磁石を押し上げた、開き戸が開放途中にあるときの正面断面拡大図。 フラップの先端部がキャッチャの係合凹部と係合した、開き戸が開放維持状態にあるときの正面断面拡大図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る開き戸用ドアストッパ2を適用した開き戸セットDSを示す。開き戸セットDSは、図示を省略するヒンジ(蝶番)等により支持された一端(一辺)側を回動支点として開閉するタイプの開き戸(扉、ドア)1を備えている。開き戸1は、閉鎖位置と開放位置との間を回動自在とされている。開き戸用ドアストッパ2は、開き戸1の開放位置側の床Fに配置されるフラップ11と、開き戸1の床側端部1aに埋設されるキャッチャ20と、キャッチャ20内に組み込まれる永久磁石31(図2参照)とを含んで構成されている。
フラップ11は、永久磁石31に吸着可能な磁性材料(例えばフェライト系ステンレス鋼)製の矩形板材で形成され、図2に示されるように、その先端部11aが床F側に湾曲状に曲げ形成されて下方に膨らむ凸部とされている。フラップ11は、床Fにビス等によりねじ止めされたべース12に対して、基端部11bが回動軸13の軸線周りに回動可能に取り付けられている。この場合、フラップ11は基端部11bが開き戸1の開放側に位置し、先端部11aが開き戸1の閉鎖側に位置するように配置されている。
ベース12には、フラップ11の回動を許容するように中央部に四角形状の貫通孔14aが形成されたカバー14が装着されている。フラップ11は、床Fの床面に対してほぼ平行な姿勢(平行状態)をなす原位置と、床Fの床面に対して鋭角状に交差する傾斜姿勢(傾斜状態)をなす作動位置との間を回動軸13の軸線周りに回動するようになっている。
キャッチャ20は、永久磁石31に加えて、ケース体21、圧縮コイルばね41及びばね受け片42を備えている。ケース体21は、正面視略Uの字形状をなす、全体としてブロック状の本体部22と、その本体部22におけるUの字の表裏の一方側に取り付けられてUの字を構成する左右の縦辺部22aと、下の横辺部22bで囲まれた部位のスペースがUの字の表裏(図2中の図示左右方向に相当)を貫通しないようその一方側(図2では右側に相当)を遮蔽する蓋部23とで構成されている。本体部22及び蓋部23は、いずれも非磁性材料(例えば樹脂)で形成されている。
本体部22には、Uの字を構成する下の横辺部22bを上下(図2中の図示上下方向に相当)に貫通する貫通孔22b1が形成されている。後述するように、貫通孔22b1には永久磁石31が収容される。貫通孔22b1は、その中心線L1が床Fの床面の法線L2(鉛直線)に対して斜めに交差(例えば交差角度θが5〜30°)するように設定されている。貫通孔22b1の傾斜配置に対応して、本体部22の底面22cは、その高さ位置が蓋部23側へ向かうに従って徐々に上昇する傾斜面状に形成されている。
蓋部23の内側下部位(図2中の図示下方向の部位に相当)には、本体部22側に突出する突起23aと、突起23aに隣接して本体部22側へ開口する凹部23bとが形成されている。突起23aは、凸状のカムとして機能し、その先端から基端側へ向けて上り勾配となる傾斜面23a1と、緩やかに湾曲する頂上部23a2と、下り勾配となる傾斜面23a3とを有し、傾斜面23a3は凹部23bの内周面へと滑らかに接続されている。
突起23aの傾斜面23a3の傾斜角度は、傾斜面23a1の傾斜角度に比べて大きく設定されている。突起23aの傾斜面23a1、23a2及び頂上部23a2は、フラップ11の先端部11aを誘導する案内面とされている。凹部23bは、フラップ11の先端部11aを収容可能な大きさに形成され、突起23aの傾斜面23a3と協働して、突起23aの頂上部23a2側へのフラップ11の先端部11aの移動を抑制している。凹部23b、及び突起23aの傾斜面23a3が本発明の係合凹部に相当する。
上記のような本体部22及び蓋部23の構成により、ケース体21の下部における、本体部22の底面22cと蓋部23の突起23aとの間には、開き戸1の開放側に向けて斜めに開口する開口部21aが形成され、本体部22の貫通孔22b1は、開口部21aに連通するように構成されている。本体部22の貫通孔22b1が本発明の連通孔に相当する。
蓋部23の内側上部位(図2中の図示上方向の部位に相当)には、本体部22側へ開口する止まり穴状の係止孔23cが形成されている。本体部22には、係止孔23cに対応してUの字を構成する左右縦辺部22aを同軸的に貫通する貫通孔22a1が形成され、貫通孔22a1には係止軸24が挿通されている。後述するように、係止孔23c及び係止軸24は、ばね受け片42を取り付けるためのものである。
永久磁石31は、円柱状に形成され、その外周部には有底円筒状をなす磁石ケース32がその底部を下側とする向きに一体的に装着されている。磁石ケース32は、ケース体21と同様、非磁性材料(例えば樹脂)で形成されている。磁石ケース32には、互いに反対方向へ突出する一対のガイド部32aが形成され、各ガイド部32aに対応して本体部22には、中心線L1方向へ延びるガイド溝22dが形成されている。各ガイド部32aが対応するガイド溝22dに沿って移動するのに伴い、永久磁石31は磁石ケース32と共に貫通孔22b1内をその中心線L1に沿って上下に移動する。そして、各ガイド部32aがガイド溝22dの下端面に接触した位置が、永久磁石31の下限位置とされている。この下限位置では、磁石ケース32は、貫通孔22b1から開口部21a側へ僅かな量だけ突出し、その底面が本体部22の底面22cの傾斜角度に近い状態となるように傾斜配置されている。
ばね受け片42は、矩形状の板材の中間部がクランク状に屈曲形成されたものであり、その一端部が蓋部23の係止孔23cに差し込まれ、他端部が係止軸24に下側から引っ掛けられてケース体21に取り付けられる。圧縮コイルばね41は、永久磁石31とばね受け片42との間に圧縮状態で介装され、その付勢力により永久磁石31を貫通孔22b1の中心線L1の下方向を付勢方向として付勢する。圧縮コイルばね41が本発明の付勢部材に相当する。
次に、上記のように構成された開き戸用ドアストッパ2の作動について説明する。
開き戸1が閉鎖位置から開放位置側へ回動され、床側端部1aがフラップ11の上面に差し掛かると、図3に示されるように、フラップ11の先端部11aは永久磁石31に引き寄せられる。すなわち、フラップ11が平行状態から傾斜状態となるように回動軸13の軸線周りに回動するのに伴い、フラップ11の先端部11aはケース体21の開口部21aを経て本体部22内へ進入し、永久磁石31に磁着される。
開き戸1が更に開放位置側へ回動されると、永久磁石31に磁着されたフラップ11の先端部11aは、図4に示されるように、ケース体21の突起23aに乗り上げる。具体的に、フラップ11の先端部11aは、磁石ケース32の底面と突起23aの傾斜面23a1とに挟まれた状態で、傾斜面23a1に沿って摺動する。この場合、貫通孔22b1の傾斜配置角度θが5〜30°に設定されているので、フラップ11の先端部11aは磁石ケース32により妨げられることなく、滑らかに摺動することができる。そして、フラップ11の先端部11aが突起23aの頂上部23a2に近づくに従って、フラップ11の傾斜角度は次第に大きくなる。
このとき、フラップ11の先端部11aは、永久磁石31及び磁石ケース32を貫通孔22b1の中心線L1の上方向、すなわち圧縮コイルばね41の付勢方向とは反対方向へ押し戻しつつ、突起23aの頂上部23a2に達し、頂上部23a2を乗り越えた後、傾斜面23a3を経て、凹部23bと係合する(図5参照)。この係合状態となったとき、開き戸1が開放位置に至ったことになる。そして、開き戸1が開放位置にある限り、圧縮コイルばね41の付勢力を受けた永久磁石31及び磁石ケース32による押圧作用を受けてフラップ11の先端部11aの凹部23bに対する係合状態が保持され、その結果、開き戸1が開放位置に維持される。
開き戸1が開放位置における開放維持状態から閉鎖位置側へ回動されるときは、上記とは逆の過程をたどる。具体的には、開き戸1に対して閉鎖位置側へ所定大きさ以上の力、すなわちフラップ11の先端部11aが圧縮コイルばね41の付勢力に抗して永久磁石31及び磁石ケース32を貫通孔22b1の中心線L1の上方向(圧縮コイルばね41の付勢方向とは反対方向)へ押し戻し、突起23aの傾斜面23a3を通り頂上部23a2を乗り越え、傾斜面23a1に至るのに必要な力を加えることで、フラップ11の先端部11aは凹部23bから離脱する。
開き戸1が更に閉鎖位置側へ回動されると、フラップ11の先端部11aは、下限位置に位置する永久磁石31の磁力から逃れ、その後はベース12側へと自由落下し、ベース12及びカバー14内に収容される平行状態へと復帰する。
以上の説明から明らかなように、本実施例の開き戸用ドアストッパ2やそのドアストッパ2を備えた開き戸セットDSによれば、開き戸1の開放維持状態を解除するためには、開き戸1に対し所定大きさ以上の力を加えて閉鎖位置側へ回動させるだけで、フラップ11の先端部11aとキャッチャ20の凹部23bとの係合を解除することができる。このため、その解除操作が極めてシンプルである。しかも、開き戸1を開放維持状態に維持する機能が、永久磁石31、圧縮コイルばね41、ばね受け片42、突起23a及び凹部23bを有するキャッチャ20を構成要素として実現することができる。これにより、部品点数が少なくて済み、その構成も簡易となって、組み付け作業性も良好である。
なお、上記実施例では、キャッチャ20のケース体21を本体部22と蓋部23との別体構成とし、蓋部23に突起23a及び凹部23bを形成するようにしたので、ケース体21の開口部21aを所望の形状とすることが容易であったが、ケース体の構成はこれに限らず、本体部と蓋部とが一体の成型品とすることも可能である。
また、上記実施例では、キャッチャ20が開き戸1の床側端部1aに埋設されることで固定配置される構成としたが、これに限らず、開き戸1の内側壁面又は外側壁面に外付けされることで固定配置される構成としてもよい。
また、上記実施例では、フラップ11が床Fに配置され、キャッチャ20が開き戸1の床側端部1aに固定配置される構成としたが、これに加えて又は代えて、フラップ11が天井に配置され、キャッチャ20が開き戸1の天井側端部に固定配置される構成とすることも可能である。
その他、本発明は、上記実施例等に記載された態様に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えた態様で実施することが可能である。
DS 開き戸セット
1 開き戸
1a 床側端部
2 開き戸用ドアストッパ
11 フラップ
11a 先端部
11b 基端部
20 キャッチャ
21 ケース体
21a 開口部
22 本体部
22b1 貫通孔(連通孔)
23 蓋部
23a 突起
23a3 傾斜面(係合凹部)
23b 凹部(係合凹部)
31 永久磁石
32 磁石ケース
41 圧縮コイルばね(付勢部材)
42 ばね受け片

Claims (3)

  1. 開き戸を所定の開放位置に保持するための開き戸用ドアストッパであって、
    床又は天井に配置され、開き戸の開放側に位置する基端部を中心として開き戸の閉鎖側に位置する先端部が回動し、床面又は天井面との平行状態から鋭角をなす傾斜状態に姿勢変更可能な磁性体のフラップと、
    開き戸の床側端部又は天井側端部に固定配置され、傾斜状態に回動した前記フラップの先端部を受け入れるために開き戸の開放側に開口する開口部を有し、かつ該開口部内への前記フラップの先端部の進入に伴い、前記フラップの傾斜角度を大きくする傾斜面を有する突起と、前記突起の傾斜面に連続して形成された、前記フラップの先端部と係合可能な係合凹部とを有するキャッチャと、
    前記開口部に連通する連通孔内に配置され、床方向又は天井方向を付勢方向とする付勢部材で押圧されてその付勢方向に沿って前記連通孔内を移動可能な永久磁石とを備え、
    開き戸が閉鎖位置から開放側へ回動されるとき、前記永久磁石がその磁力により前記フラップを平行状態から傾斜状態となるように回動させ、回動して前記永久磁石に磁着されたフラップの先端部が前記突起に乗り上げるのに伴い、前記永久磁石を前記付勢方向とは反対方向へ押し戻しつつ前記キャッチャの係合凹部と係合し、かつ前記付勢部材の付勢力を受けた前記永久磁石による押圧作用を受けて前記フラップの先端部の前記係合凹部に対する係合状態が保持されて開き戸を前記開放位置に維持する一方、
    開き戸が前記開放位置における開放維持状態から前記閉鎖位置側へ回動されるとき、前記フラップの先端部が前記突起を乗り越えるのに伴い、前記永久磁石を前記付勢方向とは反対方向へ押し戻しつつ前記キャッチャの係合凹部から離脱し、前記永久磁石の磁力から逃れたフラップが床面又は天井面との平行状態へ復帰するように構成され、
    前記キャッチャは、前記連通孔を有する本体部と、前記突起及び前記係合凹部を有する蓋部とが一体的に組み合わされたケース体を備えることを特徴とする開き戸用ドアストッパ。
  2. 前記連通孔は、その中心線が床面又は天井面の法線に対して斜めに交差するように設定されている請求項1に記載の開き戸用ドアストッパ。
  3. 請求項1又は2に記載の開き戸用ドアストッパを備えた開き戸セット。
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