JP6343483B2 - ウインドレギュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、筒状長尺部材の取付構造、並びにその取付構造を用いたウインドレギュレータに関する。
筒状の長尺部材を取付対象へ取り付ける構造を用いたものとして、例えばウインドレギュレータがある。
ウインドレギュレータは、車両の窓開口に取り付けられる窓ガラスを昇降する装置である。ウインドレギュレータは、窓ガラスの下端部に取り付けられるキャリアプレートと、キャリアプレートを昇降させるインナーケーブルと、インナーケーブルを駆動する駆動部とを有する。
駆動部は、インナーケーブルを巻き取り及び繰り出しを行うドラムと、ドラムを回転自在に支持するドラムハウジングと、ドラムを回転駆動するための駆動モータとを有しており、それらが一体的にドアパネルに取り付けられる。
インナーケーブルは、一端がドラムに連結され、ドアパネルに取り付けられたケーブルガイドに掛け回されて、他端がキャリアプレートに連結されている。駆動モータによりドラムを回転駆動することにより、インナーケーブルをドラムに巻き取り、又はドラムから繰り出すことにより、キャリアプレートを昇降する。
窓ガラスの昇降方向に沿ってキャリアプレートを摺動案内するガイドレールが設けられない、いわゆるレールレスのウインドレギュレータが知られている。このウインドレギュレータでは、ドラムの回転駆動により軸方向に移動するインナーケーブルを、ドラムハウジングとケーブルガイドとの間で被覆するアウターケーシングが用いられることがある。
このようなアウターケーシング等の筒状長尺部材をドラムハウジング又はケーブルガイド等の取付対象に取り付ける取付構造として、例えば、特許文献1に記載されているように、取付対象のドラムハウジングに係止片段を設け、筒状長尺部材のアウターケーシングの先端部に固着されるケーシングキャップを係止片により係止するものがある。
特開2009−299429号公報
特許文献1の筒状長尺部材の取付構造では、検査時やドアパネルへの取付時などの荷重によってアウターケーシングの先端部がアウター係止部から脱離が容易であるために、ドラムハウジング又はケーブルガイド等の取付対象から外れやすい。これを防止するために、ケーシングキャップと係止片との嵌合を強くして抜け難くすると、係止片とケーシングキャップとの係合が硬くなり過ぎて、かえってケーシングキャップを取付対象物の嵌合部に挿入し難くなって、取付対象物への取付が難しくなる。また、取付対象物の嵌合部をケーシングキャップが挿入されやすく、且つケーシングキャップが抜け難くするためには、ケーシングキャップに対して適切な係合状態とする必要があり、高い寸法精度が求められるので、製造することが難しい。
つまり、長尺部材を取付対象へ取り付ける構造としては、取付作業が容易であり、長尺部材が容易に外れない取付構造が望ましい。
本発明の課題は、筒状長尺部材の取付対象への取付が容易であり、かつ、筒状長尺部材が取付対象から外れることを抑制できる長尺部材の取付構造を提供することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地による筒状長尺部材の取付構造は、筒状長尺部材を取付対象に取り付けるための取付構造である。筒状長尺部材は、取付対象に係合する係合部を有する。取付対象は、収容部と、被係合部と、位置規制部材とを有する。収容部は、係合部を受け入れ可能である。被係合部は、収容部内に収容された係合部と係合可能な係合位置と、係合部との係合状態が解除される係合解除位置と、筒状長尺部材の係合部が収容部に挿入可能になる挿入可能位置との間で変位可能である。位置規制部材は、収容部に係合部が収容されている状態で収容部の外部に位置する筒状長尺部材が傾斜された際に、筒状長尺部材が被係合部を係合解除位置まで変位させないように、筒状長尺部材の位置規制を行う。
この構成によれば、筒状長尺部材の係合部を取付対象に取り付ける際に、筒状長尺部材の係合部が、被係合部を挿入可能位置に変位させるので、取り付けが容易になる。さらに、筒状長尺部材の係合部が取付対象の収容部に収容された後は、係合部が被係合部と係合することで、筒状長尺部材が取付対象から抜け出しにくい。さらに、筒状長尺部材が傾斜された際に、位置規制部材が筒状長尺部材の位置規制を行うことで、被係合部が係合解除位置まで変位しない。この結果、筒状長尺部材の揺動等によって被係合部が係合解除位置まで変位することが抑制されるので、筒状長尺部材が取付対象から抜け出しにくい。
筒状長尺部材の取付構造は、収容部の軸に対して被係合部の反対側に、筒状長尺部材の先端部が収容部から抜け出ることを規制する抜け止め機構をさらに備えることができる。
この場合、位置規制部材及び抜け止め機構により、筒状長尺部材が取付対象の収容部から抜け出ることを抑制することができる。
被係合部が、係合部に係合可能な係合爪であってもよい。その場合、取付構造は、係合爪を係合部に係合する係合位置側に付勢する板バネ部材をさらに備えている。板バネ部材は、収容部の一部を構成している。
この場合、板バネ部材が撓むことによって、筒状長尺部材の取付対象への取付が容易となり、板バネ部材が係合爪を筒状長尺部材側に付勢して、係合爪と筒状長尺部材の先端部に形成された段部との係合を確実にして、取付対象と筒状長尺部材とを確実に係合させることができる。また、板バネ部材が収容部の一部を構成しているため、さらに収容部を構成する板バネ部材に対応した壁部を設ける必要が無いために、収容部を小さくすることができる。
本発明の他の見地によるウインドレギュレータは、キャリアプレートと、インナーケーブルと、ケーブルガイドと、ドラムと、ドラムハウジングと、アウターケーシングとを備える。キャリアプレートは、窓ガラスを保持する。インナーケーブルは、一端がキャリアプレートに連結され、キャリアプレートを所定方向に牽引する。ケーブルガイドは、インナーケーブルの方向転換を行う。ドラムは、インナーケーブルの他端が連結され、ケーブルガイドに掛け回されたインナーケーブルを巻き取り、繰り出しを行う。ドラムハウジングは、ドラムを回転自在に支持する。アウターケーシングは、ケーブルガイドとドラムハウジングとの間に位置するインナーケーブルを被覆する。
アウターケーシングは、ドラムハウジングに係合する係合部を有する。ドラムハウジングは、収容部と、被係合部と、位置規制部材とを有する。収容部は、係合部を受け入れ可能である。被係合部は、収容部内に収容された係合部と係合可能な係合位置と、係合部との係合状態が解除される係合解除位置と、アウターケーシングの先端部が収容部に挿入可能になる挿入可能位置との間で変位可能である。位置規制部材は、収容部に係合部が収容されている状態で収容部の外部に位置するアウターケーシングが傾斜された際に、アウターケーシングが被係合部を係合解除位置まで変位させないように、アウターケーシングの位置規制を行う。
この構成によれば、アウターケーシングの先端部をドラムハウジングの収容部に取り付ける際に、アウターケーシングの係合部が、被係合部を挿入可能位置に変位させるので、取り付けが容易になる。さらに、アウターケーシングの係合部がドラムハウジングの収容部に収容された後は、係合部が被係合部と係合することで、アウターケーシングがドラムハウジングの収容部から抜け出しにくい。さらに、アウターケーシングが傾斜された際に、位置規制部材がアウターケーシングの位置規制を行うことで、被係合部が係合解除位置まで変位しない。この結果、アウターケーシングがドラムハウジングの収容部から抜け出しにくい。
本発明に係る筒状長尺部材の取付構造では、筒状長尺部材の取付対象への取付が容易であり、かつ、筒状長尺部材が取付対象から外れることを抑制できる。
また、本発明に係るウインドレギュレータでは、筒状長尺部材であるアウターケーシングを、取付対象であるドラムハウジングに容易に取り付けることが可能となり、アウターケーシングが外れることを抑制できる。
本発明の一実施形態にかかるウインドレギュレータの概略構成を示す正面図。 図1のウインドレギュレータのケーブルASSYの説明図。 図1のウインドレギュレータのアウターケーシングとケーブルガイドとの取付構造を示す部分断面図。 図1のウインドレギュレータのドラムハウジングの裏面図。 図1のウインドレギュレータのドラムハウジングの平面図。 図5のドラムハウジングのVI−VI断面図。 図1のウインドレギュレータのアウターケーシングのドラムハウジングに取り付ける工程を示す説明図。 図1のウインドレギュレータのアウターケーシングが径方向に曲げられた状態を示す説明図。
(1)概要構成
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、車両の窓ガラスを昇降駆動するためのウインドレギュレータに本発明を適用した例を示す。
図1は、ウインドレギュレータの概略構成を示す正面図である。
この実施形態におけるウインドレギュレータ1は、車両の窓ガラスの開閉を行うために車両のドア等に設けられるものであり、キャリアプレート2と、上昇用ケーブル31が挿通されたアウターケーシング33、下降用ケーブル32を含むケーブルASSY3と、ドラム4と、ドラムハウジング5とを有している。このウインドレギュレータ1は、キャリアプレート2を案内するためのガイドレールを備えていない、いわゆるレールレスタイプのケーブル式ウインドレギュレータである。
キャリアプレート2は、車両の窓ガラス(図示せず)を保持する。
上昇用ケーブル31及び下降用ケーブル32は、一端がキャリアプレート2に連結され、キャリアプレート2を所定方向に牽引し、アウターケーシング33は、上昇用ケーブル31の一部を外被する。
キャリアプレート2には、上昇用ケーブル31及び下降用ケーブル32の端部が連結される端部収納部21が設けられている。
上昇用ケーブル31は、キャリアプレート2を上昇させる方向に牽引するものであり、端部に設けられるエンドピース(図示せず)がキャリアプレート2の端部収納部21に収納される。このとき、上昇用ケーブル31のエンドピースは、端部収納部21内において、伸び取り機構22を介して上昇用ケーブル31の軸方向の伸びを吸収する方向に付勢されている。伸び取り機構22は、例えば、上昇用ケーブル31の端部収納部21からの引出方向と反対側にエンドピースを付勢するコイルバネとすることができる。
下降用ケーブル32は、キャリアプレート2を下降させる方向に牽引するものであり、端部に設けられるエンドピース(図示せず)がキャリアプレート2の端部収納部21に収納される。このとき、下降用ケーブル32のエンドピースは、端部収納部21内において、伸び取り機構23を介して下降用ケーブル32の軸方向の伸びを吸収する方向に付勢されている。伸び取り機構23は、例えば、下降用ケーブル32の端部収納部21からの引出方向と反対側にエンドピースを付勢するコイルバネとすることができる。
ドラム4は、ドラムハウジング5内に収納されて、ドラムハウジング5に回転自在に支持されている。ドラム4は、上昇用ケーブル31及び下降用ケーブル32の他端が連結され、上昇用ケーブル31及び下降用ケーブル32を巻き取るためのケーブル溝が周面に形成されている。
ドラムハウジング5には、アウターケーシング33の端部が取り付けられるアウターケーシング取付部13が形成されている。
駆動部取付用ブラケット11には、ドラム4を回転駆動する駆動モータ12が取り付けられている。
駆動モータ12は、減速ギヤ(図示せず)を介してドラム4を時計回り、又は反時計回りに回転駆動して、上昇用ケーブル31及び下降用ケーブル32のドラム4の周面への巻き取り、及びドラム4の周面からの繰り出しを行う。
上昇用ケーブル31は、駆動部取付用ブラケット11と離間して配置されるケーブルガイド15に掛け回されて、配索方向が転換される。
ケーブルガイド15は、上昇用ケーブル31が掛け回されるケーブル溝が周面に形成されたガイド部材(図示せず)と、キャリアプレート2に連結された上昇用ケーブル31をガイド部材に案内するケーブル挿通部61と、ガイド部材からの上昇用ケーブル31が挿通されるアウターケーシング33が取り付けられる取付部62とを備える。
ガイド部材は、平面視半円形状の方向転換部材の周面にケーブル溝が形成され、ドアパネル(図示せず)に取り付けるためのブラケットと一体的に構成されることができ、硬質合成樹脂材料、金属材料、その他の材料で形成されることができる。
なお、このガイド部材は、上昇用ケーブル31の配索方向を転換することができればよく、ドアパネルに取り付けられるブラケットに回転自在に支持されるプーリとすることもできる。
アウターケーシング33は、ドラムハウジング5とケーブルガイド15との間に配索される上昇用ケーブル31を挿通可能な筒状の長尺部材である。このアウターケーシング33は、所定の剛性を有し、上昇用ケーブル31が挿通された状態で、ウインドレギュレータ1の荷姿を保持できることが好ましい。
アウターケーシング33は、ドラムハウジング5とケーブルガイド15との間に配索された上昇用ケーブル31が挿通された状態で、両端がドラムハウジング5とケーブルガイド15に挿入されてドラムハウジング5とケーブルガイド15にそれぞれ取り付けられている。
(2)ケーブルASSY
図2は、ケーブルASSY(コントロールケーブル)の説明図である。
図2では、インナーケーブルである上昇用ケーブル31の一部を、アウターケーシング33が外被したコントロールケーブル3を、軸方向に延伸した状態を示している。
上昇用ケーブル31の一端には、キャリアプレート2の端部収納部21に収納されるキャリアプレート取付用のエンドピース41が設けられている。
エンドピース41は、上昇用ケーブル31の外径よりも大きな外径を有し、伸び取り機構22としてのコイルバネ44が装着されるバネ装着部43と、コイルバネ44の一方の座面を構成する段部42とを有する。
エンドピース41は、金属材料、硬質合成樹脂、その他の材料で構成され、上昇用ケーブル31の先端に接着、溶着、カシメなどの固定方法により取り付けられてもよく、ダイカストで鋳込んで形成してもよい。
エンドピース41は、バネ装着部43にコイルバネ44に装着された状態で、キャリアプレート2の端部収納部21に収納される。
上昇用ケーブル31の他端には、ドラム4に設けられる端部収納部(図示せず)に収納されるドラム取付用のエンドピース45が設けられている。
エンドピース45は、例えば、上昇用ケーブル31の外径よりも大きな外径を有し、例えば、金属材料、硬質合成樹脂、その他の材料で構成される。エンドピース45は、上昇用ケーブル31の先端に接着、溶着、カシメなどの固定方法により取り付けられ、またダイカストで鋳込んで形成してもよく、ドラム4の所定位置に固定される。
アウターケーシング33は、ケーブルガイド15に接続される第1端部51と、ドラムハウジング5に接続される第2端部52とを有する。
アウターケーシング33は、内部中空を有する筒状長尺部材であり、内部中空内に上昇用ケーブル31が挿入される。
図示した例では、第1端部51の外径は、アウターケーシング33の筒状長尺部の外径と同一である。また、第2端部52は、アウターケーシング33の筒状長尺部材の外径よりも大きな外径を有し、筒状のエンドキャップ53が取り付けられている。
エンドキャップ53は、アウターケーシング33と同一材料で一体的に形成されることが可能であり、また、同一材料又は異なる材料で形成されたものを接着、溶着またはカシメなどにより取り付けられることも可能である。
エンドキャップ53とアウターケーシング33との接合部分には、外径の差に基づいて係合段部54が形成される。この係合段部54は、アウターケーシング33の周面とエンドキャップ53の上面部53aにより形成された段部であって、後述する係合爪81と係合する係合部を構成する。なお、係合部は、収容部75に収容された際に、被係合部と係合することによりアウターケーシング33が軸方向に抜けるのを規制することができればよい。
また、エンドキャップ53の下面部53bの径方向中央には、アウターケーシング33の中空と連通する開口部が形成されており、アウターケーシング33に挿通された上昇用ケーブル31がこの開口部を介してドラム4側に引き出される。
アウターケーシング33は、内部中空に上昇用ケーブル31が挿入された状態で、第1端部51がケーブルガイド15の取付部62(図1)に挿入され、第2端部52がドラムハウジング5のアウターケーシング取付部13に挿入されることにより、ドラムハウジング5とケーブルガイド15との間に固定される。
図3は、アウターケーシング33とケーブルガイド15との取付構造を示す部分断面図である。
ケーブルガイド15の取付部62は、アウターケーシング33の第1端部51が挿入可能な挿入孔63を有している。挿入孔63は、アウターケーシング33の外径とほぼ同一又は若干小さい内径であり、アウターケーシング33の第1端部51が圧入される。
例えば、アウターケーシング33の第1端部51は、所定圧力以上の圧力で挿入孔63に挿入され、アウターケーシング33の外周面と挿入孔63の内周面との摩擦力によってケーブルガイド15に固定される。
変形例として、アウターケーシング33の第1端部51は、ケーブルガイド15の挿入孔63に挿入される際に、外周面に接着剤が塗布されて、ケーブルガイド15と接着されることもできる。
ケーブルガイド15には、挿入孔63に連続するケーブル挿通孔64が形成されている。ケーブル挿通孔64は、上昇用ケーブル31が挿通され、ガイド部材(図示せず)側に上昇用ケーブル31を案内する。
図4は、ドラムハウジング5の裏面図、図5は、ドラムハウジング5の平面図、図6は、図5のVI−VI断面図である。
ドラムハウジング5は、ドアパネルに取り付けられる駆動部取付用ブラケット11と一体的に形成されており、中央にドラム収容部71と、ドラム4を回転自在に支持する支持軸72を有している。
また、ドラムハウジング5は、下降用ケーブル32をドラム4に案内する下降用ケーブル案内部73と、上昇用ケーブル31をドラム4に案内する上昇用ケーブル案内部74を有している。
上昇用ケーブル31のエンドピース45が、ドラム4の軸方向における一方の端面に設けられたエンド収容部46に取り付けられる。同様にして、下降用ケーブル32のエンドピース(図示せず)がドラム4の軸方向における他方の端面に設けられたエンド収容部(図示せず)に取り付けられる。
ドラムハウジング5は、アウターケーシング33の第2端部52が取り付けられるアウターケーシング取付部13を有している。
アウターケーシング取付部13は、アウターケーシング33のエンドキャップ53を収容する収容部75と、エンドキャップ53の抜け止めを行う爪部材76と、位置規制部材77とを有する。
収容部75は、エンドキャップ53を収容可能に構成され、エンドキャップ53の外径とほぼ同一の内径を有し、エンドキャップ53の軸方向長さよりも長い円筒状空間である。収容部75は、エンドキャップ53を軸方向に摺動可能に収容可能である。収容部75は、上昇用ケーブル案内部74と連続している。エンドキャップ53の先端(下面部53b)に設けられる開口部から引き出された上昇用ケーブル31が、上昇用ケーブル案内部74を介して、ドラム4側に案内される。
収容部75に収容されたエンドキャップ53は、抜け止めとして機能する係合爪81と係合することとなる。係合爪81は、収容部内に収容された係合部と係合可能な係合位置と、係合部との係合状態が解除される係合解除位置と、筒状長尺部材の係合部が収容部に挿入可能になる挿入可能位置との間で変位可能な被係合部の一例である。係合爪81は、収容部75に収容されたエンドキャップ53の係合段部54に対して、軸方向に当接可能な当接面83を有している。係合爪81は、図4〜図6において、係合位置にあり、エンドキャップ53に係合可能である。係合位置は、係合爪81によりアウターケーシング33が収容部75の軸方向への移動を規制されるような位置である。
爪部材76は、ドラムハウジング5と一体的に形成されており、係合爪81と、板バネ部材82とを有している。
板バネ部材82は、収容部75の底部79側から立設された弾性部材であり、収容部75の一部を構成している。より具体的には、板バネ部材82は、収容部75の内周壁面の一部を構成している。この板バネ部材82は、係合爪81を収容部75に収容されたエンドキャップ53の係合段部54に係合する係合位置側に付勢している。したがって、係合爪81と係合段部54との係合が確実になる。
なお、係合爪81は、板バネ部材82の弾性力が作用していない状態において、係合位置にあってもよい。また、板バネ部材82は、エンドキャップ53及び/または係合爪81を付勢して、被係合部である係合爪81をエンドキャップ53と係合可能な状態とさせるように、取付対象であるドラムハウジングに設けられてもよい。
係合爪81の先端部には、収容部75の軸に近づくように傾斜する案内面84が形成されている。エンドキャップ53が収容部75に挿入される際に、エンドキャップ53の先端部が係合爪81の案内面84に当接して、板バネ部材82の弾性力に抗して係合爪81を挿入可能位置に変位させる。そのため、係合爪81が挿入可能位置への変位が容易となるため、アウターケーシング33のドラムハウジングへの挿入が容易となる。
係合爪81の係合解除位置は、係合爪81の当接面83と、エンドキャップ53の係合段部54との当接が、係合爪81の変位によって外れる位置であって、例えばアウターケーシング33が傾斜することで、係合段部54が係合爪81の当接面83を超えて収容部75の外部に移動可能となる位置である。
収容部75は、係合爪81に対して径方向に対向する位置に、固定爪85を有している。固定爪85は、収容部75の軸Xに対して反対側の位置において被係合部に対向する位置に、筒状長尺部材の先端部が収容部75から抜け出すことを規制する抜け止め機構の一例である。固定爪85は、ドラムハウジング5と一体的に形成されており、係合爪81の当接面83と同様に、収容部75に収容されたエンドキャップ53の係合段部54に、エンドキャップ53の軸方向に当接可能な当接面86を有している。
固定爪85は、図5に示すように、爪部材76の径方向に対向する位置において形成される。固定爪85は、アウターケーシング33が収容部75内で係合爪81を係合解除位置へ向かって変位させた際に、アウターケーシング33を支持することで、アウターケーシング33の収容部75から抜け出ることを防止するものであって、係合爪81に対向する位置においてエンドキャップ53の係合段部54に係合する形状であればよく、1又は複数の爪状の部材が周方向に断続して設けられる構成とすることができる。固定爪85は、係合爪81が可動であるのに対して、ドラムハウジング5に対して固定され、エンドピース45の抜けの抑制をより向上させるようにドラムハウジング5に設けられている。
固定爪85の先端部には、収容部75の軸Xに近づくように傾斜する案内面87が形成されている。エンドキャップ53の先端部を、この案内面87に沿って挿入することにより、エンドキャップ53が係合爪81へ向かって挿入される。そのため、係合爪81を係合解除位置へ変位させながらエンドキャップ53が収容部75に挿入するため、挿入することが容易になる。
固定爪85の先端部及び係合爪81の軸方向外方には、収容部75よりも内径が大きい挿入開口78が形成される。
この挿入開口78は、固定爪85の案内面87と、これに対向する位置に設けられる位置規制部材77によって構成される。
位置規制部材77は、収容部に係合部が収容されている状態で収容部の外部に位置する筒状長尺部材が湾曲等の変位がされた際に、筒状長尺部材が被係合部を係合解除位置まで変位させないように、筒状長尺部材の位置規制を行う位置規制部材の一例である。位置規制部材77は、爪部材76の軸方向外方に設けられている。また、位置規制部材77は、図5に示すように、平面視において、収容部75から見て爪部材76と同じ収容部75の軸X方向に対する垂直方向外側に位置している。つまり、位置規制部材77は、収容部75に対して、固定爪85の先端部に径方向に対向している。そのため、位置規制部材77は、ドラムハウジング5に取り付けられるアウターケーシング33側に突設される。
位置規制部材77の収容部75の軸X方向に対して垂直な方向における先端77aは、ドラムハウジング5に取り付けられるアウターケーシング33の周面に近接している。この構造により、アウターケーシング33に爪部材76側に変位させられるような力が働いた際に、アウターケーシング33が爪部材76の係合爪81が係合解除位置まで変位しないように、アウターケーシング33の位置規制を行う。具体的には、アウターケーシング33は、爪部材76側に変位しようとすると、位置規制部材77に当接してそれ以上傾斜変位しない。したがって、爪部材76が、エンドキャップ53と係合爪81との係合解除可能な位置まで変位することが抑制され、アウターケーシング33が収容部75から脱離することが抑制される。
例えば、図6において、収容部75の外側に位置するアウターケーシング33が、図の左方向に移動された場合に、係合爪81に当接しているアウターケーシング33の外周面が係合爪81を左方向に変位させる。このとき、係合爪81の外方に位置する位置規制部材77の内周面(先端77a)が、アウターケーシング33の外周面と当接することで、アウターケーシング33の移動を規制する。したがって、アウターケーシング33が爪部材76を変位させた場合でも、係合爪81がエンドキャップ53の係合段部54との係合を解除する係合解除位置に到達しない。
位置規制部材77は、アウターケーシング33が変位される際に、エンドキャップ53の係合段部54と係合爪81との係合状態が解除される前に、アウターケーシング33の外周面と当接することができればよい。したがって、位置規制部材77の配置及び形状は、前記実施形態に限定されない。また、位置規制部材77は、エンドキャップ53を収容部75に収容する際に係合爪81が挿入可能位置へ変位可能とされていればよい。
本実施形態では、アウターケーシング33に上昇用ケーブル31が挿通された状態で、上昇用ケーブル31及び下降用ケーブル32の一端に設けられるエンドピースをそれぞれキャリアプレート2の端部収納部21に取り付け、他端に設けられるエンドピースをそれぞれドラム4に取り付ける。
このとき、上昇用ケーブル31は、ドラム4から所定距離離れた位置がケーブルガイド15に掛け回されるように配索される。
次に、アウターケーシング33の第1端部51を、ケーブルガイド15の取付部62に所定の圧力により挿入固定する。
さらに、アウターケーシング33の第2端部52を、ドラムハウジング5のアウターケーシング取付部13に取り付ける。
アウターケーシング33の第2端部52を取り付ける際には、エンドキャップ53を固定爪85の案内面87に沿うように傾斜状態で収容部75に挿入する。
図7は、アウターケーシングのドラムハウジングに取り付ける工程を示す説明図である。
アウターケーシング33の第2端部52をドラムハウジング5のアウターケーシング取付部13に取り付ける際には、エンドキャップ53の先端部が爪部材76の先端に位置する案内面84を径方向外方に押圧しながら、エンドキャップ53が収容部75に挿入される。このことにより、係合爪81が板バネ部材82の弾性力に抗して係合解除位置まで変位し、エンドキャップ53が収容部75に収容可能となる。
エンドキャップ53が収容部75内に完全に収容される位置まで挿入されると、エンドキャップ53は、収容部75の内周面に当接又は近接状態となり、係合爪81は板バネ部材82の弾性力により、エンドキャップ53の係合段部54と係合可能な係合位置まで変位される(図6)。
このとき、係合爪81の当接面83と、固定爪85の当接面86が、エンドキャップ53の係合段部54に当接可能な状態になっている。したがって、アウターケーシング33が外側から引っ張られて、エンドキャップ53が収容部75内を軸方向外側に向けて摺動しても、係合段部54が係合爪81の当接面83及び固定爪85の当接面86に係合した状態で抜け止めされる。
また、収容部75の外方において、アウターケーシング33が斜め方向に変位されると、爪部材76がアウターケーシング33の外周面に押されて、板バネ部材82の弾性力に抗して係合爪81が変位する場合がある。
図8は、アウターケーシング33が径方向に曲げられた状態を示す説明図である。
図8に示すように、収容部75の外方において、アウターケーシング33が、径方向において爪部材81側に屈曲された場合であっても、位置規制部材77がアウターケーシング33の外周面に当接する。このことにより、係合爪81がエンドキャップ53の係合段部54との係合状態が解除される係合解除位置まで変位することがない。つまり、アウターケーシング33の第2端部52がドラムハウジング5から外れることがなくなる。
(3)変形例
(A)アウターケーシング33の第1端部51にエンドキャップ53を設け、前述の実施形態におけるアウターケーシング取付部13の構成をケーブルガイド15側に設けることが可能である。
この場合、アウターケーシング33の第2端部52を、ドラムハウジング5に設けられる取付部に所定圧力で挿入するように構成できる。
(B)アウターケーシング33の第1端部51及び第2端部52の両方にエンドキャップ53を設けることも可能である。この場合には、ケーブルガイド15及びドラムハウジング5の両方にアウターケーシング取付部13の構成を設けることができる。
本実施形態は、中空内のアウターケーシング等の長尺な筒状部材をドラムハウジング等の取付対象へ取り付けるものであれば、種々のものに適用することが可能である。
例えば、車両のスライドドア、ボンネット、トランク、燃料タンクの蓋などの開閉制御を行うためのコントロールケーブルに適用することが可能である。さらに、車両に限定されることなく、たとえば、住居用窓の開閉機構、その他のコントロールケーブルにも適用することが可能である。
(4)実施形態の特徴
コントロールケーブル(例えば、ケーブルASSY3)の取付構造は、インナーケーブル(例えば、上昇用ケーブル31)を被覆する筒状長尺部材(例えば、アウターケーシング33)の先端部(例えば、第2端部52)を取付対象(例えば、ドラムハウジング5)に取り付けるための取付構造である。ここで、筒状長尺部材は、取付対象に係合する係合部(例えば、エンドキャップ53)を有する。取付対象は、収容部(例えば、収容部75)と、被係合部(例えば、係合爪81)と、位置規制部材(例えば、位置規制部材77)とを有する。収容部(収容部75)は、係合部(エンドキャップ53)を受け入れ可能である。被係合部(係合爪81)は、収容部(収容部75)内に収容された係合部(エンドキャップ53)と係合可能な係合位置(例えば、エンドキャップ53の係合段部54と係合爪81の当接面83とが当接可能な係合爪81の位置)と、係合部(エンドキャップ53)との係合状態が解除される係合解除位置(例えば、係合爪81が板バネ部材82の付勢力に抗して径方向外方に変位して、エンドキャップ53の係合段部54との当接関係が外れる係合爪81の位置)と、筒状長尺部材(アウターケーシング33)の先端部(第2端部52)が収容部(収容部75)に挿入可能になる挿入可能位置(例えば、エンドキャップ53の先端部が係合爪81を径方向外方に押圧して、収容部75内にエンドキャップ53を受け入れ可能になる係合爪81の位置)との間で変位可能である。位置規制部材(位置規制部材77)は、収容部(収容部75)に係合部(エンドキャップ53)が収容されている状態で収容部(収容部75)の外部に位置する筒状長尺部材(アウターケーシング33)が傾斜された際に、筒状長尺部材(アウターケーシング33)が被係合部(係合爪81)を係合解除位置(係合爪81が板バネ部材82の付勢力に抗して径方向外方に変位して、エンドキャップ53の係合段部54との当接関係が外れる係合爪81の位置)まで変位させないように、筒状長尺部材(アウターケーシング33)の位置規制を行う。
この構成によれば、筒状長尺部材(アウターケーシング33)の先端部(第2端部52)を取付対象(ドラムハウジング5)に取り付ける際に、筒状長尺部材(アウターケーシング33)の先端部(第2端部52)が、被係合部(係合爪81)を挿入可能位置に変位させるので、取付が容易になる。さらに、筒状長尺部材(アウターケーシング33)の係合部が取付対象(ドラムハウジング5)の収容部(収容部75)に収容された後は、係合部(エンドキャップ53)が被係合部(爪部材76)と係合することで、筒状長尺部材(アウターケーシング33)が取付対象(ドラムハウジング5)から抜け出しにくい。さらに、筒状長尺部材(アウターケーシング33)が傾斜された際に、位置規制部材(位置規制部材77)が筒状長尺部材(アウターケーシング33)の位置規制を行うことで、被係合部(係合爪81)が係合解除位置まで変位しない。この結果、筒状長尺部材(アウターケーシング33)が取付対象(ドラムハウジング5)から抜け出しにくい。
特に、実施形態に示すように、キャリアプレート2を案内するためのガイドレールを用いないレールレスタイプのウインドレギュレータ1に適用することで、ドラムハウジング5とケーブルガイド15との間隔を保つことができ、ウインドレギュレータ1の荷姿を維持することができる。
(5)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
本発明は、インナーケーブルを外被する筒状長尺部材を備えるコントロールケーブルに広く適用することが可能である。
1 ウインドレギュレータ
2 キャリアプレート
3 ケーブルASSY
4 ドラム
5 ドラムハウジング
11 駆動部取付用ブラケット
12 駆動モータ
13 アウターケーシング取付部
15 ケーブルガイド
21 端部収納部
22 伸び取り機構
23 伸び取り機構
31 上昇用ケーブル
32 下降用ケーブル
33 アウターケーシング
41 エンドピース
42 段部
43 バネ装着部
44 コイルバネ
45 エンドピース
46 エンド収容部
51 第1端部
52 第2端部
53 エンドキャップ
53a 上面部
53b 下面部
54 段部
61 ケーブル挿通部
62 取付部
63 挿入孔
64 ケーブル挿通孔
71 ドラム収容部
72 支持軸
74 上昇用ケーブル案内部
75 収容部
76 爪部材
77 位置規制部材
77a 先端
78 挿入開口
79 底部
81 係合爪
82 板バネ部材
83 当接面
84 案内面
85 固定爪
86 当接面
87 案内面

Claims (3)

  1. 窓ガラスを保持するキャリアプレートと、
    一端が前記キャリアプレートに連結され、前記キャリアプレートを所定方向に牽引するインナーケーブルと、
    前記インナーケーブルの方向転換を行うケーブルガイドと、
    前記インナーケーブルの他端が連結され、前記ケーブルガイドに架け回された前記インナーケーブルを巻き取り、繰り出しを行うドラムと、
    前記ドラムを回転自在に支持するドラムハウジングと、
    前記ケーブルガイドと前記ドラムハウジングとの間に位置する前記インナーケーブルを被覆するアウターケーシングと、
    を備えるウインドレギュレータであって、
    前記アウターケーシングは、前記ドラムハウジングに係合する係合部を有し、
    前記ドラムハウジングは、
    前記係合部を受け入れ可能な収容部と、
    前記収容部内に収容された前記係合部と係合可能な係合位置と、前記係合部との係合状態が解除される係合解除位置と、前記アウターケーシングの先端部が前記収容部に挿入可能になる挿入可能位置との間で変位可能な被係合部と、
    前記収容部に前記係合部が収容されている状態で前記収容部の外部に位置する前記アウターケーシングが傾斜された際に、前記アウターケーシングが前記被係合部を前記係合解除位置まで変位させないように、前記アウターケーシングの位置規制を行う位置規制部材とを有する、ウインドレギュレータ。
  2. 前記収容部の軸に対して前記被係合部の反対側に、前記アウターケーシングの先端部が前記収容部から抜け出ることを規制する抜け止め機構をさらに備える、請求項1に記載のウインドレギュレータ
  3. 前記被係合部は、前記係合部に係合可能な係合爪であり、
    前記係合爪を前記係合部に係合する係合位置側に付勢する板バネ部材をさらに備え、
    前記板バネ部材は、前記収容部の一部を構成する、請求項1又は2に記載のウインドレギュレータ。
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