JP6343428B2 - 乳幼児用歯ブラシセット - Google Patents

乳幼児用歯ブラシセット Download PDF

Info

Publication number
JP6343428B2
JP6343428B2 JP2013096048A JP2013096048A JP6343428B2 JP 6343428 B2 JP6343428 B2 JP 6343428B2 JP 2013096048 A JP2013096048 A JP 2013096048A JP 2013096048 A JP2013096048 A JP 2013096048A JP 6343428 B2 JP6343428 B2 JP 6343428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toothbrush
brush
length
neck
infant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013096048A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014217401A (ja
Inventor
鈴木 明
明 鈴木
圭二 吉井
圭二 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2013096048A priority Critical patent/JP6343428B2/ja
Publication of JP2014217401A publication Critical patent/JP2014217401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6343428B2 publication Critical patent/JP6343428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Brushes (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)

Description

本発明は、乳幼児が使用する第1歯ブラシと、介助者が使用する仕上げ磨き用の第2歯ブラシとを含む乳幼児用歯ブラシセットに関する。
歯が生え始めた乳児期から幼児期にかけて、歯磨きの習慣を身に着けることが大切であることから、乳児や幼児(以下「乳幼児」とする。)が歯磨きを行うのに適した、サイズの小さな種々の乳幼児用歯ブラシが開発されている。また特に、発達段階にある乳幼児は、歯ブラシをおしゃぶりやおもちゃや食材等と誤認して、口の中にくわえ込む傾向があるため、歯ブラシをくわえ込んだ場合でも、先端のブラシ部が喉の奥まで届かないようにした乳幼児用歯ブラシも開発されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、発達段階にある乳幼児の、発達の各段階に対応して、それぞれ適切な機能を備えた2本又は3本の歯ブラシを組み合わせた、歯ブラシセットも開発されている(例えば、特許文献2参照)。
実公昭57−162732号公報 特開2007−300986号公報 実開平6−33520号公報
上記従来の乳幼児が歯磨きを行うのに適した歯ブラシや歯ブラシセットでは、安心して乳幼児に歯磨きを行わせることができる一方で、乳幼児による歯磨きでは、乳幼児のブラッシング技術は未熟であるため、磨き残しを生じやすく、介助者として例えば母親が、仕上げ磨きを行う必要がある。
また、乳幼児用に設計された歯ブラシを用いて介助者が仕上げ磨きを行おうとすると、例えば把持部が太すぎたり短すぎたりすることで、介助者による仕上げ磨きを十分に行うことができなくなって、磨き残しを解消することが困難になる。このため、介助者が仕上げ磨きを行うのに適した歯ブラシも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、乳幼児用の歯ブラシと仕上げ磨き用の歯ブラシとは、別々の歯ブラシとしてバラバラに販売されていたり、購入されていたりしていたため、特に仕上げ磨き用の歯ブラシについては、使用目的を想起させることが難しく、絶対に仕上げ磨きをしなければならないといった動機付けや、乳幼児への仕上げ磨き専用の歯ブラシとしての信頼感を、十分に与えることが困難である。
本発明は、乳幼児が歯磨きの習慣を身に付けることができると共に、介助者による仕上げ磨きを十分に行うことができ、また仕上げ磨き用の歯ブラシについて、使用目的を容易に想起させることができると共に、絶対に仕上げ磨きをしなければならないといった動機付けや、乳幼児への仕上げ磨き専用の歯ブラシとしての信頼感を、介助者に十分に与えることのできる乳幼児用歯ブラシセットに関する。
本発明は、乳幼児が使用する第1歯ブラシと、介助者が使用する仕上げ磨き用の第2歯ブラシとを、ブリスター容器に収容してなる乳幼児用歯ブラシセットであって、前記第1歯ブラシは、歯ブラシ本体と、該歯ブラシ本体に着脱可能に装着される鍔状プレートとからなり、前記歯ブラシ本体は、複数本のブリッスルを束ねてなるタフトが植毛されたブラシ部と、把持部と、これら間に位置する首部とを備え、前記鍔状プレートの取付け位置から前記ブラシ部の先端までの長さが30〜45mmとなっていると共に、前記ブラシ部におけるタフトの植毛面積が75〜130mm2となっており、前記第2歯ブラシは、複数本のブリッスルを束ねてなるタフトが植毛されたブラシ部と、把持部と、これらに連なる首部とを備え、全長が130〜200mmで、前記ブラシ部の長さが7〜13mmの範囲にあり、第2歯ブラシのブラシ部の植毛面積は、第1歯ブラシのブラシ部の植毛面積以下であり、第2歯ブラシの首部の長さとブラシ部の長さの和は、第1歯ブラシの首部の長さとブラシ部の長さの和の1.2倍以上2倍以下であり、第2歯ブラシの把持部の長さは、第1歯ブラシの把持部の長さ以上であり、第2歯ブラシの把持部の断面積は、第1歯ブラシの把持部の断面積以下である乳幼児用歯ブラシセットに関するものである。
本発明の乳幼児用歯ブラシセットによれば、乳幼児が歯磨きの習慣を身に付けることができると共に、介助者による仕上げ磨きを十分に行うことができ、また仕上げ磨き用の歯ブラシについて、使用目的を容易に想起させることができると共に、絶対に仕上げ磨きをしなければならないといった動機付けや、乳幼児への仕上げ磨き専用の歯ブラシとしての信頼感を、介助者に十分に与えることができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る乳幼児用歯ブラシセットの正面図である。 乳幼児が使用する第1歯ブラシの、(a)は斜め前方から見た斜視図、(b)は分解斜視図である。 乳幼児が使用する第1歯ブラシを説明する斜め後方から見た斜視図である。 乳幼児が使用する第1歯ブラシの、(a)は側面図、(b)は上面図である。 歯ブラシ本体の上面図である。 鍔状プレートの(a)は正面図、(b)は背面図である。 仕上げ磨き用の第2歯ブラシの(a)は上面図、(b)は斜め側面図である。
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係る乳幼児用歯ブラシセット1は、例えば歯が生え始めてから間もない0.5歳〜2歳の乳幼児が、介助者による介助を適宜受けながら、自身の手で把持して歯磨きを行うのに適した第1歯ブラシ10と、介助者が乳幼児への仕上げ磨きを行うのに適した第2歯ブラシ50とを組み合わせた、セット製品として販売されるものである。本実施形態の乳幼児用歯ブラシセット1は、乳幼児が歯磨きを行うのに適した後述する所望の形状を備える第1歯ブラシ10と、介助者が乳幼児への仕上げ磨きを行うのに適した後述する所望の形状を備える第2歯ブラシ50とを、好ましくは透明又は半透明の少なくとも表面側が一体のブリスター容器2に、適切に配置して組み物として収容すると共に、ブリスター容器2に保持された相当の大きさの表示面に、広告や宣伝や説明書き等を施すことで、特に仕上げ磨き用の第2歯ブラシ50について、使用目的を容易に想起させると共に、絶対に仕上げ磨きをしなければならないといった動機付けや、乳幼児への仕上げ磨き専用の歯ブラシとしての信頼感を、介助者に与える機能を備えている。
そして、本実施形態の乳幼児用歯ブラシセット1は、図1に示すように、乳幼児が使用する第1歯ブラシ10と、介助者が使用する仕上げ磨き用の第2歯ブラシ50とを、ブリスター容器2に収容してなる歯ブラシセットであって、第1歯ブラシ10は、図2〜図4にも示すように、歯ブラシ本体11と、歯ブラシ本体11に着脱可能に装着される鍔状プレート16とからなり、歯ブラシ本体11は、複数本のブリッスルを束ねてなるタフト12bが植毛されたブラシ部12と、把持部13と、これらの間に位置する首部14とを備え、鍔状プレート16の取付け位置からブラシ部12の先端までの長さL1(図2(b)、図4(a)参照)が30〜45mmとなっていると共に、ブラシ部12におけるタフトの植毛面積が60〜130mm2となっている。なお、鍔状プレート16の取り付け位置からブラシ部12の先端までの長さL1は、鍔状プレート16を第1歯ブラシ10に装着させた状態で、鍔状プレート16のブラシ部12側の表面からブラシ部12の先端までの長さであり、第1歯ブラシの首部14の長さとブラシ部12の長さとの和に等しいことが好ましい。
第2歯ブラシ50は、図7(a)、(b)にも示すように、複数本のブリッスルを束ねてなるタフト52bが植毛されたブラシ部52と、把持部53と、これらに連なる首部54とを備え、全長L2が130〜200mmで、ブラシ部52の長さL3が7〜13mmの範囲にあり、首部54の長さとブラシ部52の長さの和L4が50mm以上であり(図7(a)参照)、ブラシ部52におけるタフト52bの植毛面積が40〜70mm2となっている。
第2歯ブラシ50のブラシ部52の植毛面積は、第1歯ブラシ10のブラシ部12の植毛面積以下であり、好ましくは第1歯ブラシ10のブラシ部12の植毛面積より小さい。さらに、第2歯ブラシ50の首部54の長さとブラシ部52の長さの和L4は、第1歯ブラシ10の首部14の長さとブラシ部12の長さの和(鍔状プレート16の取付け位置からブラシ部12の先端までの長さ)L1の1.2倍以上2倍以下であり、第2歯ブラシ50の把持部53の長さは、第1歯ブラシ10の把持部13の長さ以上であり、第2歯ブラシ50の把持部53の断面積は、第1歯ブラシ10の把持部13の断面積以下である。
また、本実施形態では、第1歯ブラシ10の歯ブラシ本体11は、図2〜図4に示すように、把持部13と首部14との境界部分から、首部14の径方向外側に張り出して一体として成形された、20〜35mmの外径を有する重合せ張出し部15を有しており、鍔状プレート16は、厚さが1〜5mmの板状部材からなり、これの中央部分に、ブラシ部12及び首部14を挿通させる挿通穴17が開口形成されていると共に、重合せ張出し部と重ね合される密着当接面16a(図3参照)を備えている。鍔状プレート16は、歯ブラシ本体11のブラシ部12側から歯ブラシ本体11に装着された状態で、把持部13側に位置する密着当接面16aを重合せ張出し部15のブラシ部12側の表面に重ね合わせられており、周縁部分が重合せ張出し部15の外縁よりも外側に張り出した状態で、歯ブラシ本体11に一体として係止されている。
さらに、本実施形態では、第1歯ブラシ10の鍔状プレート16には、歯ブラシ本体11に装着された状態で把持部13側に位置する面(背面)から突出する環状嵌込みリブ18が形成されている。環状嵌込みリブ18は、重合せ張出し部15の外周形状と同様の内周形状を備える環状嵌込みリブ18が形成されており、この環状嵌込みリブ18の内側に重合せ張出し部15を嵌め込むことで、鍔状プレート16が歯ブラシ本体11に一体として係止される。
さらにまた、本実施形態では、第1歯ブラシ10の歯ブラシ本体11の首部14、及び図7(a)、(b)に示す第2歯ブラシ50の首部54は、断面積が12mm2〜50mm2の範囲にあり、長径/短径の比が3/2〜1/1となっている。
本実施形態では、乳幼児用歯ブラシセット1を構成する乳幼児用の第1歯ブラシ10の歯ブラシ本体11は、図2〜図4に示すように、好ましくは樹脂ロックウェル硬度が80〜120の硬い材質の樹脂材料として、例えばポリプロピレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体合成、アクリロニトリル・スチレン、飽和ポリエステルから選ばれる樹脂材料を用いて、ブラシ部12の植毛台12aと、把持部13と、首部14と、重合せ張出し部15とが一体となった一体成形品として形成される。上記のロックウェル硬度は、Rスケールで測定した数値であり、硬度の測定方法はJIS K7202−2に基づくものである。
第1歯ブラシ10のブラシ部12の植毛台12aは、例えば短径が11〜13mm程度、長径が13〜16mm程度の大きさの略楕円の平面形状を有するように形成されており(図4(b)参照)、また首部14と共に、例えば4.5〜6.0mm程度の側方から見た高さを有するように形成されている(図4(a)参照)。ブラシ部12の植毛台12aの平坦な植毛面には、複数本のブリッスルを束ねてなるタフト(毛束)12bが、縦横に複数分散配置されて、例えば5〜8mm程度の毛丈で植設されている。植毛台12aの平坦な植毛面における、最外周部に配置されたタフト12bの根元部分の外側縁部を連ねた環状線によって囲まれる領域の面積である、タフトの植毛面積は、60〜130mm2であり、好ましくは75〜120mm2である。
ブラシ部12の植毛台12aと把持部13との間に位置する首部14は、本実施形態では、例えば長径(横幅)が5〜7mm程度、短径(高さ)が4〜6mm程度の大きさの楕円の断面形状を有するよう形成されると共に、重合せ張出し部15のブラシ部12側の表面からブラシ部12の植毛台12aまでの長さが30〜45mmとなるように形成されている。これによって、乳幼児用歯ブラシ10は、鍔状プレート16の取付け位置である重合せ張出し部15から、ブラシ部12の先端までの長さL1が、装着された鍔状プレート16を乳幼児の唇部分に押し当てた状態で、先端のブラシ部12が乳幼児の喉の奥まで届かない長さである、30〜45mmとなっている。またこれによって、歯ブラシ本体11の首部14は、断面積が12mm2〜50mm2の範囲にあり、長径/短径の比が3/2〜1/1の範囲にあるようになっている。第1歯ブラシ10の首部14がこのような長さであることによって、乳幼児が把持して用いるのに適しているが、介助者が第1歯ブラシ10によって仕上げ磨きをすることが困難であり、第2歯ブラシが必要となる。
第1歯ブラシ10の把持部13は、本実施形態では、首部14との間に重合せ張出し部15を介在させて、重合せ張出し部15のブラシ部12とは反対側に例えば60〜80mmの長さで延設する部分となっている。把持部13は、乳幼児が把持し易い太さ及び形状として、例えば長径(横幅)が14〜22mm程度、短径(高さ)が8〜22mm程度の大きさの、最大の断面積が100〜340mm2であることが好ましく、偏平率が0.14〜0.55の横長扁平な略楕円の断面形状を有すると共に、中央部分が最も太く、両側に向けてその断面形状を徐々に縮径させた形状を備えている。第1歯ブラシ10は、このような太さ、長さ、断面形状の把持部13であることにより、乳幼児が把持し易いが、介助者が第1歯ブラシ10によって仕上げ磨きをすることが困難であり、第2歯ブラシが必要となる。第1歯ブラシ10の把持部13における、植毛台12aにタフト12bが植設された側の、重合せ張出し部15と近接する面領域には、乳幼児の親指や人差指の腹部を位置決めさせる、滑り止め用の環状のエンボス模様が形成された位置決め凹部13aが、楕円形状に浅く窪んだ状態で設けられている。把持部13のブラシ部12とは反対側の後端部には、高さ方向に貫通して、吊下げ部材を係止させる係止孔13bが形成されている。
重合せ張出し部15は、本実施形態では、把持部13と首部14との境界部分から首部14の径方向外側に張り出して、好ましくは3〜8mmの厚さで厚板形状に形成されている。重合せ張出し部15は、20〜35mmの外径として、例えば長径(横幅)が25〜35mm程度、短径(高さ)が20〜30mm程度の大きさの、円形好ましくは横長扁平な楕円の正面形状を有するように形成されている。重合せ張出し部15は、その周端面15aを円弧状に湾曲させて面取りした状態で形成されていると共に、ブラシ部12側の面(前面)の首部14周りの中央領域に、平坦な又は僅かに湾曲する重合せ密着面15bを備えている。また重合せ密着面15bにおける首部14の基端部周囲の部分には、後述する鍔状プレート16に形成された挿通穴17と同様の形状で突出させることにより、嵌込み段差部15cが設けられている。嵌込み段差部15cは、鍔状プレート16が歯ブラシ本体11に装着された際に、鍔状プレート16の中央部分に開口形成された挿通穴17に嵌め込まれる。
本実施形態では、鍔状プレート16は、好ましくはゴム硬度が50〜95の軟らかい材質の樹脂材料として、例えばニトリルゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、エチレンプロピレンゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、熱可塑性エラストマーから選ばれる樹脂材料を用いて、厚さが1〜5mmの板状部材として形成されている。上記のゴム硬度は、JIS K6253−3(2012年版)に基づき測定される。
鍔状プレート16は、図6(a)、(b)にも示すように、例えば長径(横幅)が40〜60mm程度、好ましくは45〜60mm程度、短径(高さ)が40〜55mm程度の大きさの、好ましくは重合せ張出し部15と相似の円形又は横長扁平な楕円の正面形状を有するように形成されている。これによって鍔状プレート16は、周縁部分16bを重合せ張出し部15の外縁よりも外側に、好ましくは5〜20mの幅で全周に亘って張り出させた状態で、歯ブラシ本体11に装着されることになる。このような幅で周縁部分16bが張り出ていることで、鍔状プレート16の歯ブラシ本体11に対する嵌合力を強めつつ、鍔状プレート16が軟質樹脂材料で形成されていても、介助者による歯ブラシ本体11から鍔状プレート16を脱着する操作を容易にすることができる。
また、本実施形態では、鍔状プレート16は、ブラシ部12側(正面側)に凸となった、ドーム状に緩やかに湾曲する形状に形成されていると共に、周端部16cを円弧状に湾曲させて面取りした状態で形成されている。これらによって、乳幼児による乳幼児用歯ブラシ10の使い易さと、介助者の乳幼児用歯ブラシ10に対する安心感を向上させている。
さらに、本実施形態では、鍔状プレート16の中央部分に、歯ブラシ本体11への装着時にブラシ部及12や首部14を挿通させることが可能な大きさの挿通穴17が、対向する長辺部を各々弧状に切り欠いた略矩形形状に開口して形成されている。また鍔状プレート16の把持部13側の面(背面)の中央部分には、重合せ張出し部15の外周形状と同様の横長扁平な台形の内周形状を備える環状嵌込みリブ18が、好ましくは重合せ張出し部15の厚さに相当する5〜12mmの高さで突出して形成されている。
鍔状プレート16を歯ブラシ本体11に装着する際に、この環状嵌込みリブ18に重合せ張出し部15を嵌め込むこと共に、環状嵌込みリブ18の内側の部分を密着当接面16aとして、重合せ張出し部15の表面の重合せ密着面15bに重ね合せて密着させることにより、鍔状プレート16が、重合せ張出し部15に支持させて、強固に且つ安定した状態で歯ブラシ本体11に一体として取り付けられる。この際に、重合せ張出し部15の重合せ密着面15bに形成された嵌込み段差部15cが、鍔状プレート16の挿通穴17に嵌め込まれることで、より安定した状態で鍔状プレート16を歯ブラシ本体11に取り付けることが可能になる。また、環状嵌込みリブ18の内側の突出基端部には、周方向に間隔をおいて、複数の湾曲傾斜リブ18aが設けられている(図3参照)。これらの湾曲傾斜リブ18aは、重合せ張出し部15の円弧状に面取りした周端面15a(図4参照)の湾曲形状に倣って湾曲傾斜する湾曲端面を備えており、これらの湾曲端面を、重合せ張出し部15の円弧状に面取りした周端面15aに当接させることで、一層安定した状態で鍔状プレート16を歯ブラシ本体11に取り付けることが可能になる。
さらにまた、本実施形態では、鍔状プレート16の重合せ張出し部15から外側に張り出した周縁部分に、複数の空気流通穴19が開口形成されている。鍔状プレート16の周縁部分に空気流通穴19が形成されていることにより、乳幼児が、第1歯ブラシ10を、誤って鍔状プレート16の部分まで口の中に入れてしまった場合でも、空気流通穴19を介して空気を流通させて、乳幼児が呼吸できなくなるのを効果的に回避することが可能になる。
本実施形態の乳幼児用の第1歯ブラシ10によれば、通常の使用時には、鍔状プレート16を歯ブラシ本体11に一体として取り付けて、鍔状プレート16が乳幼児の唇部分に押し当てられることによって、ブラシ部12が喉の奥まで届かないように規制した状態で、乳幼児に歯磨きを行わせることができる。また鍔状プレート16によってブラシ部12が喉の奥まで届かないように規制した使用形態から、乳幼児が歯ブラシ10の使用に慣れてきて、喉の奥の方を突いてしまう恐れが無くなってきた際に、介助者が鍔状プレート16を外してあげることで、乳幼児は、唇部分に鍔状プレート16を当てることなく、より口腔内の奥側における操作を行うことが可能になりながらも、重合せ張出し部15を唇に対する位置決め部として機能させて、乳幼児がブラシ部12の挿入量を把握しながら歯磨きを行えるようにする使用形態に、変更することができる。
本実施形態では、乳幼児用歯ブラシセット1を構成する仕上げ磨き用の第2歯ブラシ50は、図7(a)、(b)に示すように、好ましくはロックウェル硬度が80〜120の硬い材質の樹脂材料として、例えばポリプロピレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体、アクリロニトリル・スチレン、飽和ポリエステルから選ばれる樹脂材料を用いて、複数本のブリッスルを束ねてなるタフト52bが植毛されたブラシ部52の植毛台52aと、把持部53と、これらを連結する首部54とが、一体となった成形品として形成される。また、第2歯ブラシ50は、全長L2が130〜200mm、ブラシ部52の長さL3が7〜13mmの範囲にあり、首部54の長さとブラシ部52の長さの和L4が50mm以上となっている。
第2歯ブラシ50のブラシ部52の植毛台52aは、例えば短径が7〜10mm程度、長径(ブラシ部52の長さL3)が7〜13mm程度の大きさの、略長円の平面形状を有するように形成されており、また首部54と共に、例えば4〜6mm程度の側方から見た高さを有するように形成されている。ブラシ部52の植毛台52aの平坦な植毛面には、複数本のブリッスルを束ねてなるタフト(毛束)52bが、縦横に複数分散配置されて、例えば5〜10mm程度の毛丈で植設されている。植毛台52aの平坦な植毛面における、最外周部に配置されたタフト52bの根元部分の外側縁部を連ねた環状線によって囲まれる領域の面積である、タフトの植毛面積は、好ましくは40〜70mm2である。第2歯ブラシ50の植毛面積は、第1歯ブラシ10の植毛面積以下であり、好ましくは第1歯ブラシ10の植毛面積より小さく、更に好ましくは第1歯ブラシ10の植毛面積に対して0.5〜0.8倍の植毛面積である。このように第1歯ブラシ10の植毛面積が大きいことによって、乳幼児が第1歯ブラシ10を用いる際にタフトの先端を歯にあてやすくなり、第2歯ブラシ50の植毛面積が第1歯ブラシの植毛面積が小さいことによって、介助者が乳用児の小さな歯の細部を歯磨きしやすくなる。
ブラシ部52の植毛台52aと把持部53との間に連なる首部54は、本実施形態では、例えば長径(横幅)が5〜7mm程度、短径(高さ)が4〜6mm程度の大きさの好ましくは円形又は楕円の断面形状を有するよう形成されると共に、把持部53からブラシ部52の植毛台52aまでの長さが、40〜60mmとなるように形成されている。これによって、第2歯ブラシ50は、首部54の長さとブラシ部52の長さの和L4が、50mm以上の長さとして、好ましくは50〜70mm程度の長さとなっている。また、第2歯ブラシ50の首部54は、円形又は楕円の断面形状の断面積が12〜50mm2の範囲にあり、長径/短径の比が3/2〜1/1の範囲にあるようになっている。第2歯ブラシ50の首部54の長さとブラシ部52の長さの和は、第1歯ブラシ10の首部14の長さとブラシ部12の長さの1.2倍以上2倍以下であり、好ましくは1.3倍以上、1.8倍以下である。このように第2歯ブラシ50の首部54の長さとブラシ部52の長さの和が、第1歯ブラシ10の首部14の長さとブラシ部12の長さの和に対して長いことによって、第1歯ブラシ10は乳幼児が危険なく用いることが可能となり、第2歯ブラシ50は、介助者が仕上げ磨きをしやすいとともに、軽いブラッシング力で仕上げ磨きしやすくなる。
把持部53は、本実施形態では、首部54のブラシ部52の反対側の後方に例えば50〜120mmの長さで延設する部分であることが好ましく、70〜110mmの長さで延設する部分であることがさらに好ましい。第2歯ブラシ50は、その全長L2が、130〜200mmの長さを備え、L2は140〜180mmであることが好ましい。把持部53は、一般の歯ブラシのように、平べったい形状に形成することもできるが、例えば長径(横幅)が10〜13mm程度、短径(高さ)が8〜11mm程度の大きさの、長径と短径の比を3/2〜1/1とした断面形状を備えるように形成することが好ましい。本実施形態では、把持部53の断面形状は、好ましくは円形又は正多角形である。把持部53は、首部14側に正多角形の断面形状を備えることにより、第2歯ブラシ50のブラシ部52の向きを固定しやすく、かつ、ブラシ部52の向きを所望の向きに固定することができる。前記正多角形としては、六角形又は八角形の断面形状であることが好ましい。また、把持部53は、首部14側の角形断面部53aと、これよりブラシ部52と反対側の後方部分の円形断面部53bとを備えることが好ましく、円形断面部53bの角形断面部53aに近接する部分には、指当て凹部53cが形成されていることが好ましい。
第2歯ブラシ50の把持部53がこのような形状を備えていることにより、把持部53を握り易くなって仕上げ磨きを行う際の力をコントロールしやすくなると共に、鉛筆を持つように手に持って使用する際に、指当て凹部53cが人指し指の腹脇部にあたるので、第2歯ブラシ50を小きざみに動かしやすく、また第2歯ブラシ50を回転させやすいので、奥歯の汚れを落としやすくなる。また、第2歯ブラシの把持部53の断面積は最大で50〜100mm2であることが好ましく、60〜90mm2であることがより好ましく、第1歯ブラシ10の把持部13の最大断面積より小さいことが好ましい。第2歯ブラシ50の把持部53の断面積は第1歯ブラシ10の把持部13の断面積の0.2〜0.7の大きさにすることがより好ましく、これにより第1歯ブラシ10の把持部13は乳幼児が握りやすく、第2歯ブラシ50の把持部53は介助者が仕上げ磨きしやすいとともに、仕上げ磨きの際のブラッシング圧を軽減しながら、乳幼児の小さな歯の細部まで仕上げ磨きしやすくなる。
また、本実施形態では、第2歯ブラシ50は、ブラシ部52の植毛面が、首部54に対してタフト52bの方向に5°〜15°の角度θで傾斜して形成されている。ブラシ部52の植毛面を傾斜させることで、一段低くなっているほう出途上の第一大臼歯の咬合面等を、磨き直ししやすくなる。
さらに、本実施形態では、第1歯ブラシ10の鍔状プレート16の最大径と、第2歯ブラシ50の首部54の長さとブラシ部52の長さの和L4との比が、0.6〜1.2となっている。このような、第1歯ブラシ10の鍔状プレート16と、第2歯ブラシ50の首部54の長さとブラシ部52の長さの和との関係により、図1に示すように、ブリスター容器2に第1歯ブラシ10、鍔状プレート16、及び第2歯ブラシ50を組物として収容する際に、第1歯ブラシ10のブラシ部12に重ねて鍔状プレート16を収容し、第1歯ブラシ10と第2歯ブラシ50の把持部53側の端部の位置をそろえて並べた場合に、第2歯ブラシ50の細い首部54の範囲に鍔状プレート16を入れ子に配置できるため、ブリスター容器2内での組物の収まりが良好になり、コンパクトに収容することができる。
本実施形態の仕上げ磨き用の第2歯ブラシ50によれば、上述の構成を備えることにより、小さな口の中にも入れやすくなると共に、小さな歯も一本一本見やすくなる。また、ブラシ部52の植毛台52aが小さくなっていることで、小さな歯も見ながら磨きやすくなる。また、首部54の長さとブラシ部52の植毛台52aの長さの和L4を50mm以上として、奥歯に届く長さ以上とすることで、仕上げ磨きを行う介助者の目の位置から口の中を見る際に、把持部53によって視界をさえぎることがなくなる。なお、首部54の長さとブラシ部52の長さの和は、仕上げ磨きのしやすさの観点から90mm以下であることが好ましい。
第1歯ブラシ10や第2歯ブラシ50と共に乳幼児用歯ブラシセット1を構成するブリスター容器2は、図1に示すように、紙製、樹脂製等の平坦な板状の台紙3と、好ましくは透明なプラスチックシートから真空成形や圧空成形等によって成形され、第1歯ブラシ10や第2歯ブラシ50の立体形状に沿った、立体凸形状の第1収容部4aと第2収容部4bとを有するブリスター4とからなり、略縦長矩形の正面形状を備えている。台紙3とブリスター4とは、第1歯ブラシ10や第2歯ブラシ50を、ブリスター4の第1収容部4aや第2収容部4bに配置してから、ヒートシール等の接着手段を介してこれらの周縁部分を接着することにより、各々の収容部4a,4bに第1歯ブラシ10や第2歯ブラシ50を保持した状態で、製品化される。
本実施形態では、ブリスター容器2の正面左側の下方略1/2の領域に形成された第1収容部4aに、第1歯ブラシ10が、鍔状プレート16の挿通穴17の部分にブラシ部12の植毛台12aの背面側部分を係止して、鍔状プレート16に首部14を重ね合わせた状態で、コンパクトに収容されている。また、ブリスター容器2の正面右側の下方略2/3の領域に形成された細長い第2収容部4aに、第2歯ブラシ20が、斜め横井向きに配置されて収容されている。これらによって、ブリスター容器2には、第1収容部4aの上方の領域や第2収容部4bの上方の領域を含めた、広い面積の表示面が保持されることになり、保持された表示面には、広告や宣伝や説明書き等が施されている。さらに、ブリスター容器2の上端部分には、販売時に乳幼児用歯ブラシセット1を吊り下げて陳列できるように、吊下げフック部5が切欠き形成されている。
そして、上述の構成を備える本実施形態の乳幼児用歯ブラシセット10によれば、乳幼児が歯磨きの習慣を身に着けることが可能になると共に、介助者による仕上げ磨きを十分に行うこと可能になり、また仕上げ磨き用の歯ブラシについて、使用目的を容易に想起させることがで可能になる共に、絶対に仕上げ磨きをしなければならないといった動機付けや、乳幼児への仕上げ磨き専用の歯ブラシとしての信頼感を、介助者に十分に与えることが可能になる。
すなわち、本実施形態の乳幼児用歯ブラシセット10によれは、乳幼児が歯磨きを行うのに適した上述のような所望の形状を備える第1歯ブラシ10を、乳幼児に安心して使用させて、歯磨きの習慣を身に着けさせることが可能になると共に、介助者が乳幼児への仕上げ磨きを行うのに適した上述のような所望の形状を備える第2歯ブラシ50を用いて、乳幼児に対して磨き残しが生じないように十分に仕上げ磨きを行うことが可能になる。また、乳幼児が自ら使用する第1歯ブラシ10と、介助者が仕上げ磨きを行う第2歯ブラシ50とを、好ましくは透明又は半透明のブリスター容器2に、バラバラにすることなく一体として収容すると共に、ブリスター容器2に保持された相当の大きさの表示面に、広告や宣伝や説明書き等を施すことで、設計をリンクさせ、且つ別々に選ぶ手間を省略させて、特に仕上げ磨き用の第2歯ブラシについて、使用目的を容易に想起させると共に、絶対に仕上げ磨きをしなければならないといった動機付けや、乳幼児への仕上げ磨き専用の歯ブラシとしての信頼感を、介助者に与えることか可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、第1歯ブラシは、歯ブラシ本体に鍔状プレートが、密着当接面を重合せ張出し部に重ね合わせることで、周縁部分を重合せ張出し部から外側に張り出させた状態で歯ブラシ本体に係止されるものである必要は必ずしもなく、例えば鍔状プレートの挿通穴の開口内周面に形成した係着部を、歯ブラシ本体の外周面に設けた被係着部に係着させるもの等であっても良い。また、ブリスター容器は、略縦長矩形の正面形状以外の、その他の種々の正面形状を備えるように形成することもできる。
1 乳幼児用歯ブラシセット
2 ブリスター容器
3 台紙
4 ブリスター
4a 第1収容部
4b 第2収容部
5 吊下げフック部
10 第1歯ブラシ
11 歯ブラシ本体
12 ブラシ部
12a 植毛台
12b タフト
13 把持部
14 首部
15 重合せ張出し部
15a 周端面
15b 重合せ密着面
15c 嵌込み段差部
16 鍔状プレート
16a 密着当接面
16b 周縁部分
16c 周端部
17 挿通穴
18 環状嵌込みリブ
18a 湾曲傾斜リブ
19 空気流通穴
50 第2歯ブラシ52 ブラシ部
52a 植毛台
52b タフト
53 把持部
53a 角形断面部
53b 円形断面部
53c 指当て凹部
54 首部
L1 第1歯ブラシの鍔状プレートの取付け位置からブラシ部の先端までの長さ
L2 第2歯ブラシの全長
L3 第2歯ブラシのブラシ部の長さ
L4 第2歯ブラシの首部の長さとブラシ部の長さの和

Claims (7)

  1. 乳幼児が使用する第1歯ブラシと、介助者が使用する仕上げ磨き用の第2歯ブラシとを、ブリスター容器に収容してなる乳幼児用歯ブラシセットであって、
    前記第1歯ブラシは、歯ブラシ本体と、該歯ブラシ本体に着脱可能に装着される鍔状プレートとからなり、
    前記歯ブラシ本体は、複数本のブリッスルを束ねてなるタフトが植毛されたブラシ部と、把持部と、これらの間に位置する首部とを備え、前記鍔状プレートの取付け位置から前記ブラシ部の先端までの長さが30〜45mmとなっていると共に、前記ブラシ部におけるタフトの植毛面積が60〜130mm2となっており、
    前記第2歯ブラシは、複数本のブリッスルを束ねてなるタフトが植毛されたブラシ部と、把持部と、これらに連なる首部とを備え、全長が130〜200mmで、前記ブラシ部の長さが7〜13mmの範囲にあり、
    前記第2歯ブラシのブラシ部の植毛面積は、前記第1歯ブラシのブラシ部の植毛面積以下であり、
    前記第2歯ブラシの首部の長さとブラシ部の長さの和は、前記第1歯ブラシの首部の長さとブラシ部の長さの和の1.2倍以上2倍以下であり、
    前記第2歯ブラシの把持部の長さは、前記第1歯ブラシの把持部の長さ以上であり、
    前記第2歯ブラシの把持部の断面積は、前記第1歯ブラシの把持部の断面積以下であり、
    前記第1歯ブラシの前記歯ブラシ本体は、前記把持部と前記首部との境界部分に前記首部の径方向外側に張り出して一体として成形された、重合せ張出し部を有しており、
    前記鍔状プレートは、これの中央部分に、前記第1歯ブラシの前記ブラシ部及び前記首部を挿通させる挿通穴が開口形成されていると共に、前記重合せ張出し部と重ね合される密着当接面を備えており、
    前記第1歯ブラシは、前記ブリスター容器の下方略1/2の領域に形成された第1収容部に、前記鍔状プレートの前記挿通穴の部分に前記ブラシ部の植毛台の背面側部分を係止して、前記鍔状プレートに前記首部を重ね合わせた状態で収容されており、
    前記第2歯ブラシは、前記ブリスター容器の下方略2/3の領域に形成された第2収容部に、前記把持部側の端部の位置を前記第1歯ブラシの前記把持部側の端部の位置とそろえて並べた状態で、且つ首部の範囲に前記鍔状プレートを入れ子に配置した状態で収容されている乳幼児用歯ブラシセット。
  2. 前記第2歯ブラシは、首部の長さと前記ブラシ部の長さの和が50mm以上であり、
    前記第2歯ブラシの植毛面積は、第1歯ブラシの植毛面積以下である請求項1記載の乳幼児用歯ブラシセット。
  3. 前記第1歯ブラシの把持部の最大の断面積は、100〜340mm2であり、
    前記第1歯ブラシの把持部の長さは、60〜80mmである請求項1又は2に記載の乳幼児用歯ブラシセット。
  4. 前記鍔状プレートの最大径と、前記第2歯ブラシの首部の長さとブラシ部の長さの和との比が、0.6〜1.2である請求項1〜3のいずれか1項に記載の乳幼児用歯ブラシセット。
  5. 前記第1歯ブラシの前記歯ブラシ本体は、前記把持部と前記首部との境界部分に首部の径方向外側に張り出して一体として成形された、20〜35mmの外径を有する重合せ張出し部を有しており、
    前記鍔状プレートは、厚さが1〜5mmの板状部材からなり、これの中央部分に、前記ブラシ部及び前記首部を挿通させる挿通穴が開口形成されていると共に、前記重合せ張出し部と重ね合される密着当接面を備えており、
    前記鍔状プレートは、前記歯ブラシ本体の前記ブラシ部側から前記歯ブラシ本体に装着された状態で、前記密着当接面が前記重合せ張出し部のブラシ部側の表面に重ね合わせられており、周縁部分が前記重合せ張出し部の外縁よりも外側に張り出した状態で、前記歯ブラシ本体に一体として係止されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の乳幼児用歯ブラシセット。
  6. 前記鍔状プレートには、前記歯ブラシ本体に装着された状態の前記把持部側の面から突出する環状嵌込みリブが形成されており、該環状嵌込みリブの内側に前記重合せ張出し部を嵌め込むことで、前記鍔状プレートが前記歯ブラシ本体に一体として係止される請求項5に記載の乳幼児用歯ブラシセット。
  7. 前記第2歯ブラシの前記ブラシ部の植毛面が、前記首部に対してタフト方向に5°〜15°の角度で傾斜している請求項1〜6のいずれか1項に記載の乳幼児用歯ブラシセット。
JP2013096048A 2013-04-30 2013-04-30 乳幼児用歯ブラシセット Active JP6343428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013096048A JP6343428B2 (ja) 2013-04-30 2013-04-30 乳幼児用歯ブラシセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013096048A JP6343428B2 (ja) 2013-04-30 2013-04-30 乳幼児用歯ブラシセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014217401A JP2014217401A (ja) 2014-11-20
JP6343428B2 true JP6343428B2 (ja) 2018-06-13

Family

ID=51936480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013096048A Active JP6343428B2 (ja) 2013-04-30 2013-04-30 乳幼児用歯ブラシセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6343428B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7349105B2 (ja) 2019-12-24 2023-09-22 株式会社Mizkan Holdings 魚肉フレーク、ふりかけ又は混ぜご飯の素、並びにその製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6386212B2 (ja) * 2013-04-30 2018-09-05 花王株式会社 乳幼児用歯ブラシ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633520U (ja) * 1992-10-09 1994-05-06 花王株式会社 歯ブラシ
JP4943068B2 (ja) * 2005-11-16 2012-05-30 ピジョン株式会社 乳歯ブラシ
JP4943055B2 (ja) * 2006-05-09 2012-05-30 ピジョン株式会社 歯ブラシセット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7349105B2 (ja) 2019-12-24 2023-09-22 株式会社Mizkan Holdings 魚肉フレーク、ふりかけ又は混ぜご飯の素、並びにその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014217401A (ja) 2014-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240041194A1 (en) Oral Care Implement
TWI435701B (zh) 具多組件握柄之口腔保健器具
AU2018275238B2 (en) Oral care implement
JP2019511323A5 (ja)
TWI542298B (zh) 口腔保健組及用於該口腔保健組的包裝盒
TW201633958A (zh) 口腔保健用具(五)
RU2689219C1 (ru) Приспособление для ухода за полостью рта
MX2010010654A (es) Dispositivos de denticion infantil con rebordes de denticion.
US11672326B2 (en) Applicator device
JP6343428B2 (ja) 乳幼児用歯ブラシセット
TW201634197A (zh) 具有多組件握柄之口腔保健用具(三)
KR20150040731A (ko) 구강내 청소기기
CN112423622A (zh) 包括口腔护理器具和跟踪附件的口腔护理系统、其跟踪附件及组装方法
TWI543727B (zh) 口腔保健器具及製造口腔保健器具之方法
US20200221860A1 (en) Oral hygiene means
US20180255914A1 (en) Small-sized hand-operated rotatable toothbrush
JP2007160073A (ja) 乳歯ブラシ
US20110239388A1 (en) Oral care implement
JP6386212B2 (ja) 乳幼児用歯ブラシ
JP2007300986A (ja) 歯ブラシセット
US20190046308A1 (en) Teeth cleaning device
TWI543730B (zh) 口腔保健器具及製造口腔保健器具之方法
JP2019072173A (ja) 洗髪用保護具
EP3618666A1 (en) Oral care implement
JP2000004936A (ja) 歯磨きセット

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170221

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170412

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180521

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6343428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250