JP6342579B2 - 信号分類のためのシステム及び方法 - Google Patents

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Description

<関連出願の参照>
本願は、参照によりその開示が本願明細書に組み込まれる米国仮特許出願番号第62/061,645号、2014年10月8日出願の優先権及びその利益を主張する米国特許出願番号第14/581,966号、2014年12月23日出願の利益を主張する。
<技術分野>
本開示は、概して、無線通信のためのシステム及び方法に関し、より詳細には、無線通信ネットワークにおける信号分類に関する。
Wi−Fiネットワーク性能は、種々のWi−Fi標準を用いる多数のユーザ装置を有する環境において重要な因子である。増大する性能要求を解決するために新しいWi−Fiシステムが導入されるとき、レガシシステムとの共存及び互換性が必要である。Wi−Fi標準に対する各々の新しい改訂に伴い、レガシシステムのうちの1つが又は新しい改訂標準から送信するとき、後続の改訂システムが各々の送信を識別し及びそれを分類できるように、追加シグナリングが必要である。高効率Wi−Fi(High Efficiency Wi−Fi:HEW)標準の設計目標は、Wi−Fiの効率を向上するために方法を適応すること、及びHEWコンピューティング装置又は他の装置から来るものとして送信間を区別することであり得る。
本開示の1又は複数の例示的な実施形態による、説明のための信号分類システムのコンポーネント間の説明的な概略図を示す。 無線通信ネットワークのパケットフォーマットを示す。 無線通信ネットワークのパケットフォーマットを示す。 本開示の1又は複数の例示的な実施形態による、無線通信ネットワークのためのパケットフォーマットを示す。 本開示の1又は複数の例示的な実施形態による、無線通信ネットワークのためのパケットフォーマットを示す。 本開示の1又は複数の例示的な実施形態による、信号分類のために構成されるコンピューティング装置の例示的なアーキテクチャを示す概略ブロック図を示す。 本開示の1又は複数の例示的な実施形態による、説明のための信号分類システムを示す。 本開示の1又は複数の例示的な実施形態による、信号分類システムの説明のため処理のフロー図を示す。 本開示の1又は複数の例示的な実施形態による、信号分類システムの説明のため処理のフロー図を示す。 本開示の1又は複数の例示的な実施形態による、信号分類システムの説明のため処理のフロー図を示す。
以下の説明及び図面は、当業者が実施するのに十分に特定の実施形態を説明する。他の実施形態は、構造的、論理的、電子的、処理及び他の変化を組み込んでも良い。幾つかの実施形態の部分及び特徴は、他の実施形態の部分及び特徴に含まれ又はそれらを置き換えても良い。請求の範囲に記載された実施形態は、該請求の範囲の全ての可能な等価物を含む。
用語「例示的な」は、本願明細書において、一例、例、又は説明を提供することを意味するために用いられる。「例示的な」として本願明細書に記載の任意の実施形態は、必ずしも他の実施形態に対して好適である又は有利でるとして考えられない。本願明細書で使用されるような用語「通信局」、「局」、「ハンドヘルド装置」、「モバイル装置」、「無線装置」、及び「ユーザ機器」(UE)は、セルラ電話機、スマートフォン、タブレット、ノートブック、無線端末、ラップトップコンピュータ、フェムトセル、HDR(High Data Rate)加入者局、アクセスポイント、アクセス端末、又は他の個人通信システム(personal communication system:PCS)装置のような無線通信装置を表す。装置は、モバイル又は固定であっても良い。
本願明細書で議論される1又は複数の例示的な実施形態は、コンピューティング装置(たと、アクセスポイント及び/又はコンピューティング装置)間で送信され得る物理レイヤ(PHY)プリアンブルの中の種々の信号フィールドの1又は複数の特徴を用いる信号分類のためのシステム、方法、及び装置に関する。例えば、信号は装置により受信されても良く、プリアンブルの中の種々の信号フィールドの内容に基づき、信号が互換性のあるプロトコルを用いて送信されたかどうかが決定されても良い。本開示は概してIEEE802.11標準ファミリ(例えば、IEEE802.11a/g、IEEE802.11n、IEEE802.11ac、IEEE802.11ax、等)を含むWi−Fiネットワークに関するが、他の無線ネットワーク及びプロトコルが本願明細書に開示される技術を利用しても良い。最古から最新までの標準のリリース日付は、次の通りであることが分かる。IEEE802.11a/g、IEEE802.11n、IEEE802.11ac、IEEE802.11ax。また、用語「標準」は、IEEE802.11標準の改訂、更新、リリースを含み得ることが理解される。用語「Wi−Fi」及び「IEEE802.11」は、本開示を通じて同義的に使用されることがある。
無線通信セッションの間、2以上のコンピューティング装置は、データフレーム(「フレーム」)としても表されるデータパケット(「パケット」)を送信及び受信することにより互いに通信できる。パケットは、1又は複数のプリアンブル(例えば、PHYプリアンブル、媒体アクセス制御(MAC)プリアンブル、等)を含んでも良い。これらのプリアンブルは、例えば、コンピューティング装置が、別のコンピューティング装置から送信される送信信号に関連し得る入来パケットを正しく処理できるようにするために使用され得る。送信信号(「信号」)は、受信コンピューティング装置に向けられるパケットを含む信号であっても良い。プリアンブルは、少なくとも部分的に、2以上の装置間の送信タイミングを同期化するために、ネットワーク通信において使用され得る。プリアンブルの長さは、パケットを送信するために要する時間に影響を与えることがあり、また、パケットオーバヘッドを増大することがある。
標準的に、PHYプリアンブルは、データパケットのペイロードを記述するためにコンピューティング装置により使用され得る1又は複数の信号フィールドを含み得る。例えば、PHYプリアンブルは、パケットのデータレート及び長さを記述するために、レガシ信号フィールド(L−SIG)を含み得る。したがって、受信コンピューティング装置は、パケットの送信の時間期間を計算できる。他のシグナリングフィールドも、使用されるIEEE802.11標準に基づき、PHYプリアンブルに含まれ得る。例えば、IEEE802.11n標準では、PHYプリアンブルは、高スループット信号(HT−SIG)フィールドに加えて、L−SIGフィールドを含み得る。次のIEEE802.1.11ac標準では、PHYプリアンブルは、超高スループット信号(VHT−SIG)フィールドに加えて、L−SIGフィールドを含み得る。最新のIEEE802.11ax標準(HEW標準としても参照される)のPHYプリアンブルは、高効率信号(HE−SIG)フィールドに加えて、L−SIG、HT−SIG、及び/又はVHT−SIGフィールドのような、前のリリースの信号フィールドのうちの1又は複数を含み得る。
種々のIEEE802.11コンピューティング装置が同じIEEE802.11標準に従わない場合にも、後方互換性はそれらを互いに通信可能にできる。例えば、IEEE802.11a/g標準に従うコンピューティング装置とIEEE802.11n準に従うコンピューティング装置とは、それらが異なる標準に従う場合にも、互いに通信できる。例えば、IEEE802.11nコンピューティング装置が高効率Wi−Fi(「HEW」、高効率コンピューティング装置のHEとしても表される)と通信するために、HEWコンピューティング装置は、IEEE802.11nパケットフォーマットを用いる通信にフォールバックする必要があり得る。これはHEWコンピューティング装置の性能に影響するが、これは、レガシコンピューティング装置との後方互換性を可能にする。IEEE802.11n標準がIEEE802.11a/g標準の後に導入されたので、IEEE802.11n装置は、IEEE802.11a/g標準に準拠するパケットフォーマットを利用することにより、前のIEEE802.11a/g装置をサポートできる。さらに、IEEE802.11ac標準は、IEEE802.11a/g及びIEEE802.11nのようなレガシシステムをサポートできる。同様に、HEW標準は、IEEE802.11a/g、IEEE802.11n及びIEEE802.11acのようなレガシシステムをサポートできる。
コンピューティング装置がそれらの間で信号を送信し及び受信するとき、別のコンピューティング装置は、1又は複数の信号が該コンピューティング装置に宛てられていなかったとしても、該1又は複数の信号を受信することがある。これは、1又は複数のコンピューティング装置がオーバラップするチャネルで動作しているときに生じ得る。幾つかの実施形態では、次世代Wi−Fi装置のレガシWi−Fi装置との共存が提供され得る。したがって、互いから近距離の範囲内で動作している及び/又はオーバラップするチャネルにアクセスしているコンピューティング装置は、該コンピューティング装置に宛てられていなかった信号を検出し及び保留することができる。コンピューティング装置は、信号に関連するPHYプリアンブルのL−SIGに含まれる長さ値に等しい時間期間の間、チャネルを使用しない(staying off)ことにより受信した信号の処理を「保留」しても良い。このメカニズムは、データパケットがコンピューティング装置に宛てられていないとき、該コンピューティング装置がメディア(例えば、2以上のコンピューティング装置間のデータ送信に使用されるチャネル)にアクセスすることを防ぐことができる。
信号がより新しいIEEE802.11標準から来ていることをレガシ装置が決定すると、レガシWi−Fi装置は、追加信号の処理も保留して良い。種々のWi−Fi装置の共存は、パケットのプリアンブル部分を増大すること、及び新しいリリースが識別できるように種々の変調フォーマットに新しいフィールドを追加することにより、達成できる。例えば、パケットに新しいフィールドを追加することは、コンピューティング装置がこの新しいフィールドを期待しているので、実際に認識することを容易にできる。他方で、より古いIEEE802.11標準に従う装置は、この新しいフィールドを期待していないので、パケットの残り部分の復号化を保留しても良い。しかしながら、プリアンブルのこのような増大は、新しいフィールドを処理するために必要なオーバヘッドを増大し得る。
別のアプローチは、既存フィールドのうちの1つの繰り返しであっても良い追加フィールドを送信することであり得る。これは、依然としてプリアンブルオーバヘッドに影響を与え得るが、このようなメカニズムは既に実施されている場合があるので、繰り返しフィールドを識別するために追加動作を導入しない。例えば、L−SIGフィールドは、新しい送信の中で繰り返されても良い。したがって、HEW標準を用いる受信コンピューティング装置は、このようなフィールドを受信することを期待でき、より古いIEEE802.11標準に従う装置はそうしなくても良い。このようなアプローチは、繰り返しL−SIGフィールドを有しない送信がHEWコンピューティング装置に宛てられていなかった場合に、該HEWコンピューティング装置が、該送信の復号化を保留できるようにできる。同様に、より古いIEEE802.11標準に従う装置は、繰り返しL−SIGフィールドを認識できず、したがって、これらの種類の送信の復号化を保留し得る。
一実施形態では、次世代HEWコンピューティング装置は、自身により受信した送信を、次世代送信又はレガシ送信として識別できる。レガシ装置は、IEEE802.11g/a、IEEE802.11n、又はIEEE802.11ac、等のような前のWi−Fi標準/改訂に従う任意の装置であって良い。HEWコンピューティング装置は、レガシ装置と共存でき、各々の送信をHEWパケット又はレガシパケットとして識別できる。例えば、HEWコンピューティング装置がIEEE802.11acコンピューティング装置に従う装置から信号送信を受信する場合、HEWコンピューティング装置は、信号送信をHEW送信又はそうではないとして分類し又は決定しても良い。
一実施形態では、HEWコンピューティング装置は、PHYプリアンブルを分析して、データレート、1又は複数のOFDMシンボルの中の長さフィールド、及び1又は複数のOFDMシンボルの配置(orientation)を決定して良い。種々のIEEE802.11標準は、データレート、長さフィールド、及び/又は1又は複数のOFDMシンボルの配置について特定の要件を有しても良い。例えば、IEEE802.11a/gパケットは自身のPHYプリアンブルの中に1つのL−SIGフィールドを含んでも良く、IEEE802.11nはL−SIG、HT−SIGフィールドの特定の配置を有しても良く、IEEE802.11acは、3で割り切れないというL−SIGフィールドの長さフィールドについての要件を有しても良い。したがって、HEWコンピューティング装置は、PHYプリアンブルのこれらの種々の特徴に少なくとも部分的に基づき、受信した信号を区別しても良い。
PHYプリアンブルの中のシンボルは、BPSKコンステレーションマップを用いて表わすことができる。概して、データは、あるコンピューティング装置から別のコンピューティング装置へ送信されるべき変調技術を用いて変調されても良い。1又は複数のIEEE802.11標準の変調データは、1又は複数のOFDMシンボルを含み得る。これらのOFDMシンボルは、コンステレーションマップ上のそれらの位相分離によりシンボルを表すために、「コンステレーションマップ」にマッピングされ得る。変調方式の一例は、BPSK(binary phase−shift keying)であって良い。BPSK変調方式は、シンボルに関連するデータビットを、コンステレーションマップ上に表現される(I,Q)値にマッピングする。留意すべきことに、BPSKは、直交成分のうちの1つのみを使用するが、コンステレーションはQ軸に対して操作するために回転されて良い。BPSKの更なる詳細な説明は、以下に提供される。BPSKを一例として用いて、PHYプリアンブルがIEEE802.11acパケットに属することを認識する際に受信コンピューティング装置を支援するために、VHT−SIG−Aに含まれる2つのシンボル(例えば、VHT−SIG−A1及びVHT−SIG−A2)は、90度だけ離れた位相としてBPSKコンステレーションマップの中で表現され得る。90度位相回転は、互いに直交しているとしても表される場合がある。シンボル間の直交性は、一層容易に、シンボルを認識させ及び差別化させる。したがって、シンボルは、1又は複数のBPSKコンステレーションマップの中の表現を用いることにより、種々のIEEE802.11標準の間で比較されて良い。
データレートは、各々の標準が異なるレートで動作し得るので、種々のIEEE802.11標準の間で差別化するために使用できる特徴であり得る。例えば、IEEE802.11n及びIEEE802.11acシステムの中で、レートフィールドは知られている値に固定されて良く、長さはそれらの装置を互いに保留させ(defer)得る長さに設定されて良い。例えば、コンピューティング装置が自身宛てではない可能性のある信号送信を受信すると、該コンピューティング装置は、データレートに基づき、該送信が該コンピューティング装置宛てではなかったか又は他のIEEE802.11標準に従うコンピューティング装置宛てであったかを決定できる。しかしながら、種々のIEEE802.11の間のレートがオーバラップする場合があるので、データレートが使用される標準を十分に決定しない状況があり得る。例えば、IEEE802.11acパケットのレートは、HEWパケットのレートと類似する場合がある。
レートフィールドが種々のシステムの間を差別化するために使用できる場合でも、1又は複数の信号フィールドの配置のような他の特徴を調べる必要があり得る。例えば、IEEE802.11n標準の信号フィールドHT−SIGは、2つのOFDMシンボル、つまりHT−SIG1及びHT−SIG2により構成される。IEEE802.11acのシグナリングフィールドは、2つのフィールド、つまりVHT−SIG−A及びVHT−SIG−Bに分けられる。VHT−SIG−Aフィールドは、IEEE802.11nのHT−SIGを置き換えるために、IEEE802.11acに導入された。これらの種々の信号シンボル(例えば、HT−SIG1、HT−SIG2、VHT−SIG−A1、及びVHT−SIG−B)の配置を用いて、IEEE802.11n及びIEEE802.11acに従うコンピューティング装置の間を区別することが可能な場合がある。同様に、HEW標準に従うシンボルの配置は、他のIEEE802.11標準に従うコンピューティング装置から受信され得る信号を保留するために使用できる。例えば、HEWシステムでは、HE−SIGフィールドは、2つのOFDMシンボル、つまりHE−SIG1及びHE−SIG2で構成され得る。これら2つのOFDMシンボルは、BPSKコンステレーションの中で互いの間で90度だけ回転されても良い。この配置は、HEWコンピューティング装置が少なくとも1つのIEEE802.11a/g及びIEEE802.11nから来る信号が該HEWコンピューティング装置宛ではなかった場合に、該信号を保留するのを支援できる。
幾つかの実施形態では、1又は複数のOFDMシンボルのレート及び配置を調べることは、信号送信がIEEE802.11acから又はHEWコンピューティング装置から来ていることを決定するためには十分ではないことがある。1又は複数のOFDMシンボルのレート及び配置を決定することに加えて、幾つかの実施形態では、HEWコンピューティング装置は、1又は複数のOFDMシンボルのうちの1つに含まれる長さフィールド(例えば、L−SIG)の値を決定し、長さフィールドの値が3で割り切れるか否かを決定しても良い。長さフィールドの値が3で割り切れるか場合、信号送信は、IEEE802.11ac装置から来ていると決定できる。その他の場合、長さフィールドの値が3で割り切れない場合、信号送信は、HEWコンピューティング装置から来ていると決定できる。
図1Aは、本開示の1又は複数の実施形態による、説明のための信号分類システム100のコンポーネント間の説明的な概略図を示す。説明のための信号分類システム100は、少なくとも部分的にネットワーク132を通じて互いに通信して良いコンピューティング装置120を有して良い。例えば、コンピューティング装置122、124、126、128、130のうちの任意のものは、互いに及び信号分類システム100の任意の他のコンポーネントと、少なくとも部分的にネットワーク132を介して通信するよう構成されて良い。
1又は複数の説明のためのコンピューティング装置120は、1又は複数のユーザ101により動作可能であって良い。コンピューティング装置120(例えば、コンピューティング装置122、124、126、128、130)は、限定ではなく、デスクトップコンピューティング装置、ラップトップコンピューティング装置、サーバ、ルータ、スイッチ、アクセスポイント、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル無線装置(例えば、ブレスレット、腕時計、眼鏡、指輪、等)等を含む任意の適切なプロセッサにより駆動されるコンピューティング装置を含んで良い。
図1Aの例示的な実施形態では、コンピューティング装置122、124及び126は、それぞれIEEE802.11a/g、802.11n、及び802.11ac標準に従う装置を含んで良い。コンピューティング装置128及び130は、(例えば、802.11ax標準に従う)HEWコンピューティング装置として図示できる。この例示的な実施形態は特定の802.11標準及び改訂を含むが、これは限定として考えられるべきではなく、代わりに他のIEEE802.11標準及び改訂が使用できる。
少なくとも2つのコンピューティング装置120の間の無線通信セッションの間に、信号は、送信コンピューティング装置から宛先受信コンピューティング装置へ送信されて良い。しかしながら、これらの信号は、部分的にはオーバラップするチャネルに起因して、他のコンピューティング装置120によっても受信されて良い。オーバラップするチャネルは、1又は複数のコンピューティング装置が1つのアクセスポイントと共に動作している状況で生じることがある。オーバラップするチャネルは、複数のアクセスポイントと共に動作しているコンピューティング装置の間でも生じることがある。2以上のアクセスポイントの間のオーバラップするチャネルは、オーバラップ基本サービスセット(basic service set:BSS)として参照され得る。BSSは、多数のコンピューティング装置及びアクセスポイントで構成される。この状況では、種々のIEEE802.11に従うコンピューティング装置は、受信信号が自身を宛先とするか否か、又は復号化を保留すべきか否か、を決定して良い。
コンピューティング装置が自身を宛先としない信号を受信すると、該コンピューティング装置は、信号が自身を宛先としていたか否か、及び受信信号が該コンピューティング装置と同じIEEE802.11標準に従うか否かを決定するために、受信信号を処理し始めて良い。信号に関連するパケットは、例えば、PHYプリアンブル(例えば、134)により先行されて良い。PHYプリアンブル134は、少なくとも部分的に、2以上の装置間の送信タイミングを同期化するために、ネットワーク通信において使用され得る。一例では、コンピューティング装置130から送信されるHEW信号110は、コンピューティング装置128を宛先として良い。信号110は、オーバラップするチャネルを通信し又は傾聴している可能性のある他のコンピューティング装置122、124、126のうちのいずれかにより受信されて良い。例えば、コンピューティング装置126が信号110の受信範囲内に存在した場合、コンピューティング装置126が信号110の宛先受信者ではなかったとしても、コンピューティング装置126は信号110を受信できる。受信範囲は、コンピューティング装置間の距離、信号電力、ノイズレベル、及びコンピューティング装置の種類により決定できる。理解されるべきことに、以上は、受信範囲を決定するための例にすぎず、他のメカニズムが受信範囲を決定するために利用されて良い。
幾つかの実施形態では、コンピューティング装置120の各々(例えば、122、124、126、128、130)は、受信信号のうちのいずれかが該コンピューティング装置を宛先とするか否か、及び受信信号に関連するパケットの復号化を保留すべきか否かを決定して良い。そうするために、コンピューティング装置120は、PHYプリアンブルの中の1又は複数のフィールドを分析することにより、受信パケットの間で区別して良い。上述の例を続けると、コンピューティング装置126は、受信信号110に関連するパケットを復号化するべきか又はしないべきかを決定して良い。同様に、122、124、128及び130のような他の装置は、実際に該装置を宛先としない可能性があるが該装置により受信された信号に関連するパケットを復号化すべきか又は復号化を保留すべきかを決定する必要があって良い。別の例として、IEEE802.11ac装置であるコンピューティング装置126が信号102を受信する場合、コンピューティング装置126は、PHYプリアンブルに含まれる1又は複数の信号フィールド(例えば、L−SIG)を分析することにより、信号102が自身を宛先としていなかったことを決定して良い。例えば、コンピューティング装置126がコンピューティング装置122から来る信号102を受信する場合、信号102に関連するPHYプリアンブルは、IEEE802.11a/g標準に従うプリアンブルであって良い。
コンピューティング装置124がコンピューティング装置126から来る信号106を受信する場合、信号106に関連するPHYプリアンブルは、IEEE802.11ac標準に従うプリアンブルであって良い。後述するように、コンピューティング装置122、124、126、128は、PHYプリアンブルの中の1又は複数の信号フィールドの特徴を利用して、受信信号のうちのいずれかが該コンピューティング装置を宛先としているか否か、及びパケットの残りの部分を復号化すべきか若しくは復号化を保留すべきかを決定して良い。
図1B〜1Dは、種々のIEEE802.11標準に従うPHYプリアンブルを有する種々のデータパケットを示す。例えば、図1Bは、PHYプリアンブル(例えば、150)を含むIEEE802.11a/gパケットを示す。図1Cは、2つの部分、つまり150a及び153を有するPHYプリアンブルを含むIEEE802.11acパケットを示す。図1Dは、2つの部分、つまり150b及び157を有するPHYプリアンブルを含むIEEE802.11ax(又はHEW)パケットを示す。これらの異なるプリアンブルに含まれる種々のフィールドは、コンピューティング装置が受信されている送信の種類を決定するのを支援できる。つまり、送信がIEEE802.11a/g、IEEE802.11n、IEEE802.11ac、又はIEEE802.11ax送信であるか否か。
図1Bは、レガシIEEE802.11装置がレガシIEEE802.11システムの中でどのように動作するかを定めることができる、レガシIEEE標準のうちの1つ(例えば、IEEE802.11a/g)に従う説明のためのデータパケットフォーマットを示す。例えば、IEEE802.11a/g標準では、パケット構造は、レガシプリアンブル150を有して良い。これは、データパケットのプリアンブルを構成して良い、レガシ短トレーニングフィールド(legacy short training field:L−STF)、レガシ長トレーニングフィールド(legacy long training field:L−LTF)、及びL−SIGフィールドを含んで良い。L−SIGフィールドは、パラメータの中でも特に符号化及び変調(例えば、レート151)及び長さ152の範囲まで、データフィールドに関する情報を提供できる。データフィールド(ペイロードとしても参照される)は、プリアンブルに含まれて良い。
レガシ装置とより新しい装置との間の通信は後方互換性のために可能であるが、IEEE802.11a/g装置は、これらの装置を宛先としない信号を保留して良い。IEEE802.11a/g装置は、パケットのレガシ部分を認識できるが、パケットの残りの部分を認識できず、したがって正しく復号化することができない。この場合、IEEE802.11a/g装置は、L−SIGフィールドに含まれる長さフィールドと等しくて良い時間期間の間、信号送信の復号化を延期して良い。
図1Cは、IEEE802.11ac装置がIEEE802.11acシステムの中でどのように動作するかを定めることができるIEEE802.11ac標準に従うパケットフォーマットの説明のための例を示す。IEEE802.11acシステムでは、パケットは、プリアンブルのレガシ部分150aで開始して良い。これは、より古いIEEE802.11標準に従う装置が、IEEE802.11ac標準に従う装置と通信できることを意味する。さらに、パケットは、IEEE802.11ac標準に従い得る種々のフィールドを含んで良い超高スループット(VHT)プリアンブル153も含んで良い。VHTプリアンブル153は、2つのシンボル、つまりHT−SIG−A1 155及びVHT−SIG−A2 156で構成されて良いVHT−SIG−A154フィールドを含んで良い。VHTプリアンブル153は、約4μsの期間を有するチャネルトレーニングのために使用できる多数のVHT長トレーニングフィールド(VHT−LTF1、...、VHT−LTFN)を含んで良い。ここで、N=1,2,8,である。トレーニングフィールドの次に、トレーニングフィールドに続き得る4μsの期間を有して良いVHT−SIG−Bフィールドが続いて良い。VHT−SIG−Bフィールドは、各々のコンピューティング装置に固有の設定を含み得る。したがって、データフィールドは、受信コンピューティング装置を宛先とするデータを含み得る。
図1Dは、HEW装置がHEWシステムの中でどのように動作するかを定めることができるIEEE802.11ax又はHEW標準に従うパケットフォーマットの説明のための例を示す。HEWシステムでは、パケットは、プリアンブルのレガシ部分150bで開始して良い。これは、より古いIEEE1.11標準に従う装置が、HEW標準に従う装置と通信できることを意味する。150b部分の後に、HE−SIGフィールド158が続いて良い。レガシプリアンブル部分150bは、IEEE802.11a/gのようなレガシ標準と互換性があって良い。さらに、パケットは、IEEE802.1.11ax標準に従い得る種々のフィールドを含む高効率(HE)プリアンブル157も含んで良い。HEプリアンブル157は、2つのシンボル、つまりHE−SIG1 159及びVHE−SIG160で構成されて良い信号フィールドVHE−SIG158を含んで良い。HEプリアンブル157は、約4μsの期間を有するチャネルトレーニングのために使用できる多数のHE長トレーニングフィールド(HE−LTF1、...、HE−LTFN)を含んで良い。ここで、N=1,2,8,である。トレーニングフィールドの次に、トレーニングフィールドに続き得る4μsの期間を有して良いHE−SIG−Bフィールドが続いて良い。HE−SIG−Bフィールドは、各々のコンピューティング装置に固有の設定を含み得る。したがって、データフィールドは、受信コンピューティング装置を宛先とするデータを含み得る。
より古いIEEE802.11標準(IEEE802.11a/g/、IEEE802.11n、及び/又はIEEE802.11ac)とより新しいIEEE802.11標準(例えば、HEW標準)に従う装置から受信される信号の間を区別する別のアプローチは、より新しい標準の中で、例えばHEWパケットの中で、既存のフィールドのうちの1つの繰り返しであって良い追加フィールドを送信することであって良い。これは、依然としてプリアンブルオーバヘッドに影響を与え得るが、このようなメカニズムは既に実施されている場合があるので、繰り返しフィールドを識別するために追加動作を導入しない。例えば、L−SIGフィールドは、新しい送信の中で繰り返されても良い。したがって、HEW標準を用いる受信コンピューティング装置は、このようなフィールドを受信することを期待でき、より古いIEEE802.1.11標準に従う装置はそうしなくても良い。このようなアプローチは、繰り返しL−SIGフィールドを有しない送信がHEWコンピューティング装置に宛てられていなかった場合に、該HEWコンピューティング装置が、該送信の復号化を保留できるようにできる。同様に、より古いIEEE802.11標準に従う装置は、繰り返しL−SIGフィールドを認識できず、したがって、これらの種類の送信の復号化を保留し得る。
図1Eは、繰り返し信号フィールドを用いてHEW標準に従うパケットフォーマットの説明のための例を示す。L−SIGフィールド161の繰り返しであって良い追加L−SIGフィールド(例えば、繰り返されるL−SIG162)は、依然としてプリアンブルオーバヘッドに影響を与え得るが、このようなメカニズムは既に行われている場合があるので、繰り返しフィールドを識別するために追加動作を導入しなくても良い。例えば、L−SIGフィールド161は、ここでも、新しいHEWパケットの中で繰り返されるL−SIGとし送信されて良い。したがって、HEW標準を用いる受信コンピューティング装置は、このようなフィールドを受信することを期待でき、より古いIEEE802.11標準に従う装置はそうしなくても良い。再び図1を参照すると、一例では、コンピューティング装置122が、信号104のような自身を宛先としない信号を受信する場合、コンピューティング装置122は、PHYプリアンブルに含まれる1又は複数のシグナリングフィールドの特徴に少なくとも部分的に基づき、受信信号送信が自身を宛先としなかったことを決定できる。コンピューティング装置122は、プリアンブルのレガシ部分を認識できるが、レガシ部分に続く部分を認識できない。なぜなら、IEEE802.11nに従うコンピューティング装置のPHYプリアンブルは、IEEE802.11a/gに従うコンピューティング装置と比べて、追加フィールドを含み得るからである。したがって、コンピューティング装置122は、PHYプリアンブルのL−SIGフィールドに含まれる長さフィールドの値と等しくて良い時間期間の間、チャネルを使用しない(staying off)ことにより、受信信号の復号化を保留して良い。
別の例では、IEEE802.11ac装置(例えば、コンピューティング装置126)は、信号送信同士を区別するために、HT−SIG1、HT−SIG2、VHT−SIG−A1及び/又はVHT−SIG−A2のような1又は複数の信号フィールドのBPSK表現の配置に少なくとも部分的に基づき、IEEE802.11acパケットをIEEE802.11a/g及びIEEE802.11nパケットから区別できる。例えば、コンピューティング装置126が信号102及び/又は104を受信する場合、コンピューティング装置126は、信号102及び/又は104の受信したPHYプリアンブルに含まれる1又は複数の信号シンボルの配置を決定して良い。コンピューティング装置126は、IEEE802.11a/gパケットが追加信号フィールドを有しないという事実、及び信号104の中のHT−SIG1が対応するIEEE802.11ac VHT−SIG−A1シンボルと直交するという事実に基づき、自身が宛先受信者であったか否かを決定できる。信号がコンピューティング装置126を宛先とした場合、コンピューティング装置126は、PHYプリアンブルのL−SIGフィールドに含まれる長さフィールドの値と等しくて良い時間期間の間、チャネルを使用しない(staying off)ことにより、受信信号の復号化を保留して良い。
別の実施形態では、HEWコンピューティング装置128及び130は、レガシIEEE802.11a/g、IEEE802.11n、及びIEEE802.11acパケットからHEWパケットを区別して良い。例えば、HEWコンピューティング装置130は、HEWパケットをIEEE802.11パケットから区別することを目的として、データレート、1又は複数のOFDMシンボルの配置、及び/又は1又は複数のOFDMシンボルの長さを決定するために、受信信号(例えば、102、104、及び/又は106)のPHYプリアンブルを復号化し/分析して良い。
BPSK変調方式は、シンボルに関連するデータビットを、コンステレーションマップ上に表現される(I,Q)値にマッピングする。シンボルは、コンステレーションマップ上の軸として「同相」(I)及び「直交」(Q)を用いて表現される。シンボルを表現するために、BPSKは、180度だけ分離される2つの位相をシンボル化する2値の「0」及び2値の「1」を使用する。例えば、2値の「0」はI軸上にあり、2値の「1」は2値の「0」と180度だけ分離され、I軸上にある。例えば、IEEE802.11a/g PHYプリアンブルは、BPSKコンステレーションマップの中でI軸上に2進値成分を有するとしてBPSKコンステレーションマップ340の中に表現され得るのL−SIGシンボル302として表現されるL−SIGフィールドに含まれて良い。
例えば、コンピューティング装置130が、IEEE802.11a/g送信である信号102を受信する場合、コンピューティング装置130は、信号102に関連するパケットに含まれるL−SIGフィールドに主に基づき、信号がHEW送信ではないと決定できる。例えば、データレート、及び802.11a/gパケットが追加信号フィールドを含まないという事実に基づき、コンピューティング装置130は、信号がレガシ装置から来ていることを決定できる。コンピューティング装置130が信号102の宛先受信者ではなかった場合、コンピューティング装置130は、パケットの残りの部分の復号化を保留して良い。
コンピューティング装置130がコンピューティング装置124から信号104を受信する場合、PHYプリアンブルのL−SIG部分に含まれるデータレートを決定することは、信号がHEW送信か又は別の種類の送信かを決定するためには十分ではない場合がある。コンピューティング装置130は、IEEE802.11nパケットを区別するために、変調HT−SIG1及びHE−SIG1の配置を利用できる。なぜなら、HEWパケットの中のHE−SIG1シンボルは、BPSKコンステレーションマップの中でIEEE802.11nパケットのHT−SIG1シンボルと直交するからである(例えば、BPSKコンステレーションマップの中で90度だけ回転される)。したがって、コンピューティング装置130は、信号フィールドシンボルの配置を決定でき、パケットがIEEE802.11n送信か又はHEW送信かを決定できる。
コンピューティング装置130が、IEEE802.11ac送信である信号106を受信する場合、コンピューティング装置130は、レート及びシンボル配置を決定することに加えて、L−SIGフィールドに含まれる長さフィールドを決定して良い。一実施形態では、HEWパケット及びIEEE802.11acは、それらの個々の信号シンボルの同様の配置を有して良い。例えば、L−SIG、HE−SIG1、及びHE−SIG2のHEW信号配置は、それぞれL−SIG、VHT−SIG−A1、及びVHT−SIG−A2のIEEE802.11ac信号と同じ配置を有して良い。したがって、HEWパケットとIEEE802.11acパケットとの間を区別するために別のメカニズムが使用されて良い。
L−SIGの中の長さが3で割りきれることを要求し得るIEEE802.11acの特徴は、IEEE802.11acシステムとHEWシステムとの間を区別するために使用できる。例えば、HEWコンピューティング装置が、L−SIGの中の長さフィールドが3で割り切れないことを決定する場合、コンピューティング装置は、信号がHEW送信であることを決定できる。したがって、コンピューティング装置は、送信信号に関連するデータパケットを復号化し続けて良い。
一実施形態では、HEWコンピューティング装置は、受信パケットの中のL−SIGフィールドの長さが3で割り切れないことを決定することにより、HEWパケットをIEEE802.11acパケットから区別できる。例えば、HEWパケットは、3で割り切れない値に設定されて良いL−SIGの長さフィールドを含んで良い。このようにすることは、HEWとIEEE802.11acパケットの間の区別を可能にできる。したがって、データパケットに含まれるL−SIGフィールドの長さフィールドは、長さフィールドが3で割り切れるか否かを決定するために評価できる。
通信ネットワークのうちの任意のものは、限定ではないが、例えば、ブロードキャストネットワーク、ケーブルネットワーク、公衆ネットワーク(例えば、インターネット)、私設ネットワーク、無線ネットワーク、セルラネットワーク、又は任意の他の適切な私設及び/又は公衆ネットワークのような異なる種類の適切な通信ネットワークのうちの任意の1つ又は組合せを有しても良い。さらに、通信ネットワークのうちのいずれか(例えば、ネットワーク132)は、それに関連する任意の適切な通信範囲を有して良く、例えば、グローバルネットワーク(例えば、インターネット)、都市域ネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、又は個人域ネットワーク(PAN)を含んで良い。
さらに、通信ネットワークのいずれか(例えば、ネットワーク132)は、限定ではないが、同軸ケーブル、ツイストペア線、光ファイバ、ハイブリッド同軸ファイバ(HFC)媒体、マイクロ波地上波通信機、無線周波数通信媒体、ホワイトスペース通信媒体、超高周波数通信媒体、衛星通信媒体、又はそれらの任意の組合せを含む、ネットワークトラフィックが運ばれ得る任意の種類の媒体を含んで良い。
コンピューティング装置120は、1又は複数のアクセスポイント140と通信しても良い。アクセスポイント140は、1又は複数の無線ネットワークへのアクセスを提供するよう構成されて良い。アクセスポイント140は、所定領域の無線信号カバレッジを提供して良い。コンピューティング装置120は、無線で又は1又は複数のネットワーク132を通じてアクセスポイント140と通信して良い。アクセスポイント140は、無線アクセスポイント、ルータ、サーバ、別のモバイル装置、又はコンピューティング装置120にインターネットのようなネットワークへのアクセスを提供するためにコンピューティング装置120と無線通信できる任意の装置であって良い。
コンピューティング装置120及びアクセスポイント140のうちのいずれかは、1又は複数の通信アンテナを有して良い。通信アンテナは、コンピューティング装置120及びアクセスポイント140により使用される通信プロトコルに対応する任意の適切な種類のアンテナであって良い。適切な通信アンテナの幾つかの非限定的な例は、Wi−Fiアンテナ、IEEE802.11ファミリ標準準拠アンテナ、指向性アンテナ、無指向性アンテナ、ダイポールアンテナ、折り返しアンテナ、パッチアンテナ、MIMOアンテナ、等を含む。通信アンテナは、コンピューティング装置120への及び/又はからの通信信号のような信号を送信し及び/又は受信するために無線コンポーネントに通信可能に結合されて良い。コンピューティング装置(例えば、コンピューティング装置120及び150)及びアクセスポイント140のうちのいずれかは、コンピューティング装置120及びアクセスポイント140のうちのいずれかにより互いに通信するために利用される通信プロトコルに対応する帯域幅及び/又はチャネルで無線周波数(RF)信号を送信し及び/又は受信する任意の適切な無線及び/又は通信機を有して良い。無線コンポーネントは、予め確立された送信プロトコルに従い通信信号を変調し及び/又は復調するために、ハードウェア及び/又はソフトウェアを有して良い。無線コンポーネントは、IEEE802.11標準により標準化されるような、1又は複数のWi−Fi及び/又はWi−Fi Directプロトコルにより通信するために、ハードウェア及び/又はソフトウェア命令を更に有して良い。特定の例示的な実施形態では、無線コンポーネントは、通信アンテナと協働して、2.4GHzチャネル(例えば、802.11b、802.11g、802.11n、及び802.11ax)、5GHzチャネル(例えば、802.11n、802.11ac、802.11ax)、又は60GHzチャネル(例えば、802.11ad)又は任意の他の802.11型のチャネル(例えば、802.11ax)により通信するよう構成されて良い。幾つかの実施形態では、Bluetooth(登録商標)、専用短距離通信(dedicated short−range communication:DSRC)、超高周波数(Ultra−High Frequency:UHF)、空白帯周波数(例えば、空き領域)、又は他のパケット化無線通信のような非Wi−Fiプロトコルが、装置間の通信のために使用されて良い。無線コンポーネントは、通信プロトコルを介して通信するために適する任意の知られている受信機及びベースバンドを有して良い。無線コンポーネントは、低雑音増幅器(low noise amplifier:LNA)、追加信号増幅器、アナログ−デジタル(A/D)変換器、1又は複数のバッファ、及びデジタルベースバンドを更に有して良い。
図2は、本開示の例示的な実施形態による、信号分類のために構成されるコンピューティング装置120の例示的なアーキテクチャを示す概略ブロック図を示す。
コンピューティング装置120は、限定ではなく、デスクトップコンピューティング装置、ラップトップコンピューティング装置、サーバ、ルータ、スイッチ、アクセスポイント、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル無線装置(例えば、ブレスレット、腕時計、眼鏡、指輪、等)等を含む任意の適切なプロセッサにより駆動されるコンピューティング装置を含んで良い。説明を容易にするために、コンピューティング装置120は、本願明細書において単数形で記載される場合があるが(例えば、コンピューティング装置120a)、しかしながら、複数のコンピューティング装置120が設けられて良いことが理解されるべきである。
コンピューティング装置120のうちの1又は複数は、1又は複数のプロセッサ230、1又は複数の通信プロセッサ235、1又は複数のアンテナ232、及び/又は1又は複数のメモリ240を有して良い。コンピューティング装置120は、信号送信パケットに含まれる1又は複数のフィールドを復号化し及び分析するために信号送信パケットを処理できる1又は複数のモジュールを有して良い。
本願明細書に示されるように、プロセッサ230は、コンピューティング装置120により提供されるサービスに関連する命令、アプリケーション、及び/又はソフトウェアを動作させるよう構成されて良い。これらの命令、アプリケーション、及び/又はソフトウェアは、メモリ240に格納されて良く、1又は複数のオペレーティングシステム(O/S)245及び/又は1又は複数のアプリケーション250として示され、並びに、プロセッサ230により読み出し可能であり実行可能であって良い。代替で、プロセッサ230により実行可能な命令、アプリケーション、及び/又はソフトウェアは、クラウド又は他の遠隔位置のような、任意の適切な場所に格納されて良い。O/S245及び/又はアプリケーション250のような命令、アプリケーション、及び/又はソフトウェアは、物理位置及び/又はメモリ240の中のアドレスに対応して良く又はしなくて良い。言い換えると、モジュールの各々の内容は、互いに分離されなくて良く、実際にはメモリ240上に少なくとも部分的にインターリーブされた位置に格納されて良い。
プロセッサ230は、限定ではなく、中央処理ユニット(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピュータ(reduced instruction set computer:RISC)、複数命令セットコンピュータ(complex instruction set computer:CISC)、又はそれらの任意の組合せを有して良い。コンピューティング装置120は、プロセッサ230とコンピューティング装置120の他のコンポーネントのうちの1又は複数との間の通信を制御するチップセット(図示しない)も有して良い。一実施形態では、コンピューティング装置120は、Intel(登録商標)アーキテクチャシステムに基づいて良く、プロセッサ230及びチップセットは、Intel(登録商標)Atom(登録商標)プロセッサファミリのような、Intel(登録商標)プロセッサ及びチップセットのファミリからであって良い。プロセッサ230は、特定のデータ処理機能又はタスクを扱うために1又は複数の特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit:ASIC)又は特定用途向け標準化製品(application−specific standard product:ASSP)の部分として1又は複数のプロセッサも含んで良い。
1又は複数のアンテナ232は、無線通信のための任意の適切なアンテナであって良い。幾つかの例では、1又は複数のアンテナ232は、通信プロセッサ235、プロセッサ230、又はコンピューティング装置120の任意の他の要素のうちの1つに統合されて良い。1又は複数のアンテナ232は、コンピューティング装置120により使用される通信プロトコルに対応する任意の適切な種類のアンテナであって良い。適切な通信アンテナの幾つかの非限定的な例は、Wi−Fiアンテナ、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11ファミリ標準準拠アンテナ、指向性アンテナ、無指向性アンテナ、ダイポールアンテナ、折り返しアンテナ、パッチアンテナ、MIMO(multiple−input multiple−output)アンテナ、等を含む。通信アンテナは、コンピューティング装置120への及び/又はからの通信信号のような信号を送信し及び/又は受信するために無線コンポーネントに通信可能に結合されて良い。
通信プロセッサ235は、任意の適切な通信メカニズム、リンク、チャネル、又は標準を介して通信信号を送信し及び/又は受信するために、プロセッサ230又はコンピューティング装置120の他の要素と通信するよう構成されて良い。通信プロセッサ235は、通信信号を受信し、適切に変調し、又はその他の場合には、信号を変換し、Wi−Fiのような無線チャネルによる送信のために信号をアンテナ232に提供するよう構成されて良い。通信プロセッサ235は、アンテナ232から通信信号を受信し、復調し、又はその他の場合には受信信号を変換し、更なる処理及び/又は記憶のためにプロセッサ230に変換した信号を提供するよう更に構成されて良い。特定の態様では、通信プロセッサ235は、種々の変調方式、標準、及びチャネルを用いて通信を可能にして良い。幾つかの場合には、通信プロセッサ235は、プロセッサ230から分離した要素であって良い。他の場合には、通信プロセッサ235は、プロセッサ230に統合されて良い。
メモリ240は、限定ではないが、RAM(random access memory)、DRAM(dynamic RAM)、SRAM(static RAM)、SDRAM(synchronous dynamic RAM)、DDR−SDRAM(double data rate−SDRAM)、RDRAM(RAM−BUS DRAM)、フラッシュメモリ装置、EEPROM(electrically erasable programmable read only memory)、NVRAM(non−volatile RAM)、USB(universal serial bus)取り外し可能メモリ、又はそれらの組合せを含む、1又は複数の揮発性及び/又は不揮発性メモリ装置を有して良い。
O/S245は、プロセッサ230上の1又は複数のアプリケーション250の動作を可能にするよう構成されて良い。一態様では、O/S245は、コンピューティング装置120の種々のハードウェア要素とインタフェースし、利用し、及び/又は制御するために、アプリケーション250のための共通インタフェースを提供して良い。オペレーティングシステムの詳細は、良く知られており、本願明細書では大幅に詳細に議論されない。例示的なオペレーティングシステムは、限定ではないが、Google(登録商標)、Android(登録商標)、Apple(登録商標)iOS(登録商標)、Microsoft(登録商標)Windows Mobile(登録商標)、Microsoft(登録商標)Windows(登録商標)7、等を含み得る。
O/S245は、プロセッサ230及び/又はコンピューティング装置120の通信プロセッサ235上の1又は複数の信号分類モジュール(「signal classification module:SCM」)255の動作を可能にするよう構成されて良い。
SCM255は、受信信号のPHYプリアンブルに含まれる受信された信号フィールドを分析して良い。例えば、HEWコンピューティング装置130は、HEWパケットを他のIEEE802.11パケットから区別することを目的として、データレート、1又は複数のOFDMシンボルの配置、及び/又は1又は複数のOFDMシンボルの長さを決定するために、受信信号のPHYプリアンブルの部分を復号化して良い。
SCM255は、受信信号がHEWコンピューティング装置宛てではなかったと決定された場合に、レガシ装置を保留して良い。コンピューティング装置は、受信信号が該コンピューティング装置宛ではなかった場合、PHYプリアンブルの中のL−SIGの長さフィールドの値に等しい時間期間の間、チャネルを使用しない(staying off)ことにより受信信号の処理を保留して良い。一例では、コンピューティング装置130が、IEEE802.11ac標準に従うコンピューティング装置、例えばコンピューティング装置126から自身宛ではなかった信号を受信する場合、コンピューティング装置130は、該信号に関連するパケットの復号化を保留して良い。
SCM255は、L−SIGフィールドの長さフィールドの値を3で割り切れないように設定することにより、1又は複数の送信にオーバヘッドを最小限しか又は全く導入しないことができる。プリアンブルの長さは、パケットを送信するために要する時間に影響を与えることがあり、また、パケットオーバヘッドを増大することがある。パケットのプリアンブル部分を増大すること、及び新しいリリースが識別できるように種々の変調フォーマットに新しいフィールドを追加することにより、種々のWi−Fi装置の共存を達成することが可能であり得るが、このような増大はオーバヘッドを増大し得る。例えば、1又は複数のシンボルをPHYプリアンブルに追加することは、PHYプリアンブルを送信するために要する時間を増大し得る。したがって、コンピューティング装置において受信される信号の識別のために必要なオーバヘッドが増大し得る。別の実施形態では、SCM255は、既存フィールドのうちの1つ、例えばL−SIGの繰り返しであって良い追加フィールドを送信して良い。このようなアプローチは、HEWコンピューティング装置が、繰り返しL−SIGフィールドを有しない送信の復号化を保留することを可能にできる。同様に、より古いIEEE802.11.11標準に従う装置は、繰り返しL−SIGフィールドを認識できず、したがって、これらの種類の送信の復号化を保留し得る。このアプローチは、依然としてプリアンブルオーバヘッド期間に影響を与え得るが、このようなメカニズムは既に実施されている場合があるので、繰り返しフィールドを識別するために追加動作を導入しなくて良い。したがって、基準に従い既存のフィールドの値を設定することにより、SCM255は、IEEE802.11装置パケット送信の間を保留するために、1又は複数の送信にオーバヘッドを最小限しか又は全く導入しなくて良い。
幾つかの実施形態では、SCM255は、レガシシステム(例えば、IEEE802.11a/g)を保留するために、L−SIGのレートフィールドを使用して良い例えば、コンピューティング装置130がIEEE802.11a/gコンピューティング装置122から信号を受信する場合、レートフィールドは、レガシ送信からHEW送信を区別するのに十分であり得る。
しかしながら、HEWコンピューティング装置128がレートフィールドを正しく決定できなかった場合、及び信号はレガシ送信であるために、PHYプリアンブルは、HEWコンピューティング装置により期待され得る追加シグナリングフィールド(例えば、HE−SIG)が欠如している場合がある。したがって、SCM255は、受信信号102の復号化を依然として保留して良い。
幾つかの実施形態では、受信信号106がSCM255を実行しているコンピューティング装置宛ではなかった場合、SCM255は、126のようなIEEE802.11acコンピューティング装置から来るパケットを保留するために、L−SIGの長さフィールドを使用して良い。例えば、受信信号106のPHYプリアンブルのL−SIGフィールドの中の長さフィールドが3で割り切れる場合、SCM255は、受信信号106がHEWパケットと関係ないことを決定でき、したがって該パケットの残りの部分の復号化を保留し良い。
SCM255は、他のシステムからの送信を保留するために、レガシL−SIGの中の長さフィールドを変更して良い。SCM255は、L−SIGフィールドの中の長さフィールドを、IEEE802.11acで定められた長さより僅かに長くなるよう設定することにより、HEW信号の長さを変更して良い。例えば、IEEE802.11acでは、L−SIGの長さフィールドは、IEEE802.11acパケットの全長をカバーできる値に設定され、全長は3で割り切れるようになっている。したがって、SCM255は、HEW標準の長さを、IEEE802.11acの長さより長く、長さが3で割り切れないように、設定して良い。そうするときに、HEWコンピューティング装置は、パケットがHEWパケットか又は受信信号に含まれる長さフィールドの決定に基づかないかを決定して良い。
SCM255は、IEEE802.11a/g及びIEEE802.11n装置のようなレガシ装置からのパケット送信を保留するために、HE−SIGフィールドをBPSKで変調して良く、別のHE−SIGフィールドを回転BPSKで変調して良い。例えば、HEWシステムでは、PHYプリアンブルのHE−SIGフィールドは、2つのOFDMシンボル、つまりHE−SIG1及びHE−SIG2で構成されて良い。これら2つのOFDMシンボルは、BPSKコンステレーションの中で互いの間で90度だけ回転されても良い。1つのシンボルにより表現されるIEEE802.11a/g信号フィールドと比べて、HEWコンピューティング装置は、IEEE802.11a/gとHEW送信との間を区別可能であり得る。IEEE802.11nでは、HT−SIGフィールドの2つのシンボル、つまりHT−SIG1及びHT−SIG2は、BPSKコンステレーションマップの中で互いに同じ回転を有する。したがって、HEWコンピューティング装置は、回転の相違に基づき、IEEE802.11nとHEW送信との間を区別可能であり得る。
図3は、本開示の1又は複数の実施形態に従い、種々のIEEE802.11標準のBPSKコンステレーションマップのセット300を示す説明のための信号分類システムを示す。
図3は、IEEE802.11a/gのBPSKコンステレーションマップ340、IEEE802.11nのBPSKコンステレーションマップ345、IEEE802.11acのBPSKコンステレーションマップ350、及びIEEE802.11ax(例えばHEW)標準のBPSKコンステレーションマップ355のような、種々のIEEE802.11標準に関連する信号フィールドのBPSK表現を示す。
一実施形態では、L−SIG、HT−SIG、VHT−SIG、及びHE−SIGのようなPHYプリアンブルの中の信号フィールドを表す1又は複数のシンボルの配置が、種々のIEEE802.11標準の間で区別できる。シンボルは、BPSKコンステレーションマップのセット300の中に表現できる。
IEEE802.11nは、BPSKコンステレーションマップ345の中に表現される3個のシンボル、つまりL−SIG302a、HT−SIG1 304、HT−SIG2 306を有して良い。例えば、L−SIG302aはI軸上に、HT−SIG1 304はQ軸上に、HT−SIG2 306はQ軸上に表現されて良い。
IEEE802.11acは、BPSKコンステレーションマップ350の中に表現される3個のシンボル、つまりL−SIG302b、VHT−SIG−A1 308、VHT−SIG−A2 310を有して良い。例えば、L−SIG302bはI軸上に、VHT−SIG−A1 308はI軸上に、VHT−SIG−A2 310はQ軸上に表現されて良い。相対する軸の上に表現されるシンボルは、互いに直交するとして参照され得る。IEEE802.11acの場合には、VHT−SIG−A1 308及びVHT−SIG−A2 310は、互いに直交する。
一実施形態では、HEWコンピューティング装置は、PHYプリアンブルの信号フィールドの中の1又は複数のシンボルの配置に少なくとも部分的に基づき、HEW送信を区別できる。例えば、HEWは、BPSKコンステレーションマップ355の中に表現される3個のシンボル、つまりL−SIG302c、HT−SIG1 312、HT−SIG2 314を有して良い。例えば、L−SIG302cはI軸上に、HE−SIG1 312はQ軸上に、HE−SIG2 314はQ軸上に表現されて良い。したがって、HE−SIG1及びHE−SIG2は互いに直交する。さらに重要なことに、それらの配置は、IEEE802.11acシンボルと類似する。しかしながら、これは、HE−SIGシンボルの表現をVHT−SIGの表現と類似させる。したがって、HEW送信は、シンボルの配置を用いて容易に区別できない。例えば、IEEE802.11ac送信(例えば、図1Aの信号106)が、HEWコンピューティング装置130宛てではない場合、信号フィールドシンボルの配置が同じであるために、信号106がHEW送信かIEEE802.11ac送信かを区別できない。
他方で、VHT−SIG回転と同じ表現を有することは、HEWコンピューティング装置、例えばコンピューティング装置128は、シンボルの配置に基づきレガシIEEE802.11a/g及びIEEE802.11n送信又は任意の他のレガシ送信(例えば、信号102及び104)を保留する能力があり得る。
一実施形態では、HEW送信のL−SIGフィールドに含まれる長さフィールドは、HEWコンピューティング装置とIEEE802.11ac装置との間を区別するために使用できる。例えば、IEEE802.11acは、自身のL−SIGフィールドの長さフィールドに関する厳格なルールを含む。L−SIGの中の長さは、IEEE802.11acの中で、3に割り切れるよう設定された。例えば、送信がIEEE802.11acコンピューティング装置により受信されるとき、IEEE802.11acコンピューティング装置は、L−SIGフィールドの長さフィールドが3で割り切れるか否かを決定して良い。長さが3で割り切れる場合、IEEE802.11acコンピューティング装置は、パケットの残りの部分の長さに対応する期間の間、無線を使用しないことにより、保留しなければならない。他方で、長さ値が3で割り切れる場合には、IEEE802.11acコンピューティング装置は、パケットの復号化を続けて良い。
一実施形態では、HEWパケットのL−SIGフィールドは、他のIEEE802.11標準と異なり得る基準に従い変更され得る長さフィールドを含んで良い。この基準は、PHYプリアンブルのオーバヘッドに最小限の影響を伴い、長さを増大して良い。例えば、HEWパケットを識別するために、アプローチは、HEWパケットのL−SIGの中の長さ値を3で割り切れないように設定して良い。これは、IEEE802.11acコンピューティング装置に、該装置がこのテストに失敗して以来、正しく保留されるようにできる。
さらに、L−SIGの繰り返しは、大規模遅延拡散チャネルにおける性能を向上するために使用できる。一実施形態では、これは、屋外使用の場合に、HEWに適用可能である。繰り返しL−SIGは、L−SIGの偶数トーンにより投入されるだけで良く、レガシ長さフィールドの拡張された(全チャネルにおいて、より良好な性能)を提供するために、2つのSIGフィールドがコヒーレントに結合されて良い。これは、長さフィールドの検出が一層堅牢になるので、本アプローチの性能を更に向上できる。したがって、追加L−SIGを追加することは、任意であるが、性能を向上できる。
図4は、本開示の1又は複数の実施形態による、信号分類システムの説明のため処理400のフロー図を示す。処理400は、概して、コンピューティング装置から、物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する信号送信パケットを受信するステップを有して良い(ブロック402)。処理400は、PHYプリアンブルに関連する1又は複数の信号(SIG)フィールドを識別するステップを有して良い(ブロック404)。例えば、PHYプリアンブルは、レートフィールド及び/又は長さフィールドを有し得るL−SIGフィールドを有して良い。レートフィールドは、信号送信パケットの送信レートを決定する。一方で、長さフィールドは、受信信号送信パケットの長さを示す。処理400は、1又は複数のSIGフィールドに少なくとも部分的に基づき、PHYプリアンブルが所定の通信標準に従うか否かを決定するステップを有して良い(ブロック406)。例えば、HEW装置は、PHYプリアンブルがHEW標準に従うか否かを決定して良い。つまり、PHYプリアンブルは、1又は複数のHE SIGフィールド(例えば、HE−SIG、HE−SIGB、等)を有して良い。処理400は、所定の通信標準に少なくとも部分的に基づき、信号送信パケットを復号化するか又は復号化を保留するかを決定して良い(ブロック408)。
図5は、本開示の1又は複数の実施形態による、信号分類システムの説明のため処理500のフロー図を示す。処理500は、概して、コンピューティング装置から、物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する信号送信パケットを受信するステップを有して良い(ブロック502)。ここで、PHYプリアンブルはL−SIGフィールドを有して良い。処理500は、L−SIGの中のレートフィールドがHEW送信に関連するレートか否かを決定して良い(ブロック504)。レートがHEWレートではない場合、処理500は、任意の追加SIGフィールドが受信信号送信パケットの中に含まれるか否かを決定して良い(ブロック506)。処理500は、PHYプリアンブルの中に更なるSIGフィールドが存在しなかった場合、信号送信パケットをIEEE802.11a/g送信として分類して良い(ブロック508)。処理500は、PHYプリアンブルの中に追加SIGフィールドが存在した場合、信号送信パケットをIEEE802.11n送信として分類して良い。処理500が、レートフィールドはHEWレートに関連することを決定する場合、処理500は、PHYプリアンブルに含まれるSIGフィールドの配置を決定するステップに進んで良い(ブロック512)。SIGフィールドの配置がHE−SIG BPSK配置と一致しない場合、受信レートの起こり得るエラーのためにレートがHEWレートであると決定された場合であっても、処理500は、受信信号送信パケットをIEEE802.11n送信として分類して良い(ブロック510)。処理500が、受信信号送信パケットのPHYプリアンブルに含まれるSIGフィールドの配置がHE−SIG BPSK配置のものと一致することを決定する場合、処理500は、PHYプリアンブルのL−SIGフィールドの中の長さフィールドが3で割り切れるか又は割り切れないかを決定するステップに進む(ブロック514)。処理500が、長さは3で割り切れることを決定する場合、処理500は、受信信号送信パケットをIEEE802.11ac送信として分類して良い(ブロック516)。しかしながら、処理500が、長さは3で割り切れないことを決定する場合、処理500は、信号送信パケットをHEWパケットとして分類して良い(ブロック518)。
ブロック502で、SCM255は、通信標準に従い、第2のコンピューティング装置から、レガシ部分及び非レガシ部分を有するパケットを受信して良い。コンピューティング装置間の通信セッションの間に、パケットは、送信され及び受信されて良い。パケットは、PHYプリアンブルのような1又は複数のプリアンブルを有して良い。パケットは、1つのコンピューティング装置から別のコンピューティング装置へ信号の形式で無線で送信されて良い。PHYプリアンブルは、少なくとも1つのレガシ部分と非レガシ部分とを有して良い。PHYプリアンブルに含まれる1又は複数のフィールドに関連する1又は複数の特徴が存在して良い。1又は複数のデータパケットの中の1又は複数の信号フィールドの特徴は、差別化のために、したがって、1又は複数のIEEE802.11標準に従うコンピューティング装置宛ではなかったデータパケットの復号化を保留するために、利用できる。1又は複数のシグナリングフィールドの中の特徴の例は、1又は複数のシグナリングフィールドの長さフィールド特徴、レートフィールド特徴及び配置特徴、又はそれらの任意の組合せを有して良い。これらの特徴は、通信に関与するコンピューティング装置の従う標準に固有であって良い。例えば、シンボルのレート、長さ、及び配置は、標準毎に異なって良く、したがって、標準の間を区別するための手段として利用できる。例えば、レガシ部分は、レートフィールド及び長さフィールドを含むL−SIGフィールドを有して良い。レートフィールド及び長さフィールドは、パケットの時間期間を計算するために、受信コンピューティング装置により利用できる。
ブロック504で、SCM255は、L−SIGフィールドに含まれるレートフィールドがHEWレートに関連するか否かを決定して良い。SCM255は、パケットのレガシ部分に関連する1又は複数のフィールドを評価して良い。例えば、コンピューティング装置がPHYプリアンブルを受信するとき、コンピューティング装置は、受信信号が該コンピューティング装置を宛先としていたか、及び信号が該コンピューティング装置のIEEE802.11標準に従うか否かについて、明確に知らない場合がある。送信がコンピューティング装置と同じIEEE802.11標準に従うことを決定するために、コンピューティング装置は、例えば、受信信号のPHYプリアンブルに含まれ得るL−SIGフィールドの特徴を評価して良い。SCM255が、受信信号送信パケットのL−SIGフィールドに含まれるレートはIEEE802.11ax標準に関連するHEWであることを決定する場合、2つの標準(例えば、IEEE802.11a/g又はIEEE802.11n)が受信信号送信パケットに含まれるHEWレートと異なるレートを有し得るので、SCM255は、信号送信パケットが、IEEE802.11a/g又はIEEE802.11nパケットであることを決定できる。
ブロック506で、SCM255は、更なるSIGフィールドが受信信号送信パケットに含まれているか否かを決定して良い。更なるSIGフィールドがPHYプリアンブルに含まれていなかった場合、IEEE802.11a/g送信が標準にL−SIGフィールドに含まれるレガシPHYを含むので(図1Bに示すように)、SCM255は、受信信号送信パケットがIEEE802.11a/gに従うと分類できる(ブロック508)。しかしながら、SCM255が、更なるSIGフィールドが受信したPHYプリアンブルに含まれないことを決定する場合、SCM255は、受信信号送信パケットをIEEE802.11n送信として分類できる(ブロック510)。
SCM255が、ブロック504で、レートはIEEE802.11ax標準に従うHEWレートであることを決定する場合、L−SIGフィールドの中のHEWレートはL−SIGフィールドの中のIEEE802.11acレートのものと同じであり得るので、受信パケットは、HEWパケット又はIEEE802.11acパケットであり得る。
ブロック512で、SCM255は、受信信号送信パケットに含まれ得る1又は複数のSIGフィールドの配置を決定して良い。例えば、コンピューティング装置が自身を宛先としていない可能性のある信号送信を受信するとき、SCM255は、PHYプリアンブルに含まれる1又は複数のSIGシンボルの配置が、IEEE802.11ax標準に従うHEW送信のものと一致するか否かを決定して良い。例えば、HEWシステムでは、HE−SIGフィールドは、2つのOFDMシンボル、つまりHE−SIG1及びHE−SIG2で構成され得る。これらのシンボルが互いに直交するという単なる事実は、HEWコンピューティング装置が、少なくともIEEE802.11a/g及びIEEE802.11n標準に従うコンピューティング装置を保留させることを可能にする。SCM255が、PHYプリアンブルの信号フィールドに含まれるシンボルは、BPSKコンステレーションマップの中に表されるような配置と一致しないと決定する場合、SCM255は、信号送信パケットがIEEE802.11n送信であり得ることを決定できる(ブロック510)。
SCM255が、シンボルの配置が、BPSKコンステレーションマップの中で表されるHEWシンボルの配置と一致することを決定する場合、SCM255は、信号送信パケットが802.11ac又はHEW送信であり得ることを決定できる。IEEE802.11ac標準は、HEW標準のHE−SIG1及びHE−SIG2シンボルと同じ配置を有し得る対応する信号フィールド及びシンボル(例えば、VHT−SIG−A1及びVHT−SIG−A2)を含み得るので、1又は複数のシンボルの配置は、IEEE802.11ac送信を保留するのに十分ではない場合がある。
ブロック514で、SCM255は、長さフィールドが3で割り切れるか否かを決定して良い。IEEE802.11ac標準は、L−SIGの中の長さが3で割り切れることを必要とする。SCM255は、IEEE802.11acシステムとIEEE802.11axとを区別するために、この要件を利用できる。SCM255が長さフィールドは3で割り切れると決定する場合、SCM255は、受信信号送信パケットがIEEE802.11acパケットであると決定でき、少なくとも長さフィールドと等しい期間の間、該パケットの復号化を保留して良い(ブロック516)。SCM255が、L−SIGの中の長さフィールドは3で割り切れないことを決定する場合、SCM255は、送信信号がHEW送信であることを決定できる(ブロック518)。この場合、SCM255は、送信信号に関連するデータパケットを復号化し続けて良い。
図6は、1又は複数の実施形態による、SCM255の例示的な処理600を示すフローチャートである。処理600は、概して、SCM255により、PHYプリアンブルを有する信号送信パケットを受信するステップと(ブロック602)、受信信号送信の中に繰り返しレガシ信号(L−SIG)が含まれるか否かを決定するステップと(ブロック604)、を有して良い。例えば、処理600は、SCM255により、第1のL−SIG及び第2のL−SIGフィールドがPHYプリアンブルに含まれるか否かを決定するステップを有して良い。ここで、第2のL−SIGは第1のL−SIGフィールドの繰り返しである。SCM255が、PHYプリアンブルの中に繰り返しL−SIGの存在が含まれることを決定する場合、前のIEEE802.11標準がPHYプリアンブルの中の繰り返しL−SIGを期待しないので、処理600は、SCM255により、受信信号送信パケットをHEW送信として分類するステップ(ブロック606)に進んで良い。
ブロック608で、PHYプリアンブルの中に繰り返しL−SIGが存在しなかった場合、処理600は、SCM255により、L−SIGフィールドに含まれるレートがHEWレートであるか否かを決定して良い。HEWレートではない場合、処理600は、SCM255により、信号送信パケットがIEEE802.11a/g又はIEEE802.11n送信であると決定して良い。なぜなら、これらの標準のレートはHEWレートと同じではないからである。この場合、処理600は、SCM255により、追加SIGフィールドがPHYプリアンブルに含まれるか否かを決定するステップに進んで良い(ブロック610)。含まれない場合、処理600は、SCM255により、該受信信号送信パケットをIEEE802.11a/g送信として分類して良い(ブロック612)。しかしながら、処理600が、追加SIGフィールドがPHYプリアンブルに含まれると決定する場合、処理600は、SCM255により、該信号送信パケットをIEEE802.11n送信として分類できる(ブロック614)。ブロック608で、処理600が、SCM255により、レートフィールドはHEWレートに関連するものであることを決定する場合、処理600は、PHYプリアンブルに含まれるSIGフィールドの配置を決定するステップに進んで良い(ブロック616)。SIGフィールドの配置がHE−SIG BPSK配置と一致しない場合、受信レートの起こり得るエラーのためにレートがHEWレートであると決定された場合であっても、処理600は、SCM255により、受信信号送信パケットをIEEE802.11n送信として分類して良い(ブロック614)。処理600が、受信信号送信パケットのPHYプリアンブルに含まれるSIGフィールドの配置がHE−SIG BPSK配置のものと一致することを決定する場合、処理600は、受信信号送信パケットをIEEE802.11ac送信として分類して良い(ブロック618)。したがって、処理600は、SCM255により、L−SIGの長さフィールドの期間と等しい期間の間、信号送信パケットの残りの部分の復号化を保留して良い。
本開示の例示的な実施形態において、送信チャネルにおける信号送信分類のための方法があり得る。方法は、1又は複数のプロセッサと1又は複数の通信機コンポーネントとを有するコンピューティング装置により、物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する信号送信パケットを受信するステップを有して良い。方法は、コンピューティング装置により、PHYプリアンブルの中で、1又は複数の信号(SIG)フィールドを識別するステップを有して良く、1又は複数のSIGフィールドのうちの少なくとも1つは、信号送信パケットの長さを示す少なくとも1つの長さフィールドを含む。方法は、コンピューティング装置により、長さフィールドに少なくとも部分的に基づき、信号送信パケットが信号送信パケットを送信するために利用される所定通信標準に関連することを決定するステップを有して良い。方法は、コンピューティング装置により、信号送信パケットが所定通信標準に関連するという決定に少なくとも部分的に基づき、信号送信パケットを復号化するステップを有して良い。所定通信標準はHEW標準であって良く、長さフィールドは3で割り切れなくて良い。方法は、コンピューティング装置により、復号化された信号送信パケットに基づき、信号送信パケットがコンピューティング装置宛であることを決定するステップ、を更に有して良い。信号送信パケットが所定通信標準に関連することを決定するステップは、1又は複数のSIGフィールドに含まれる送信レートを調べるステップを有して良い。信号送信パケットが所定通信標準に関連することを決定するステップは、1又は複数のSIGフィールドの配置を調べるステップを有して良い。1又は複数のSIGフィールドは、レガシ信号(L−SIG)フィールド及び高効率信号(HE−SIG)フィールドのうちの少なくとも1つを含んで良い。長さフィールド及びレートフィールドは、PHYプリアンブルのL−SIGフィールドに含まれて良い。復号化するステップは、1又は複数のSIGフィールドに基づき、信号送信パケットがコンピューティング装置宛であることを決定するステップを有して良い。
本開示の例示的な実施形態によると、コンピューティング装置が提供され得る。コンピューティング装置は、無線信号を送信し及び受信するよう構成される通信機と、通信機に結合されるアンテナと、通信機と通信する1又は複数のプロセッサと、コンピュータ実行可能命令を格納する少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのメモリにアクセスするよう構成される1又は複数のプロセッサのうちの少なくとも1つのプロセッサと、を有して良い。1又は複数のプロセッサのうちの少なくとも1つのプロセッサは、物理レイヤ(PHY)プリアンブルを含む信号送信パケットを受信するためのコンピュータ実行可能命令を実行するよう構成されて良い。少なくとも1つのプロセッサは、命令の実行に応答して、PHYプリアンブルの中で、信号送信パケットを送信するために利用される所定通信標準に関連する1又は複数のSIGフィールドを識別するよう構成されて良い。ここで、1又は複数のSIGフィールドのうちの少なくとも1つは、信号送信パケットの長さを示す少なくとも1つの長さフィールドを含む。少なくとも1つのプロセッサは、命令の実行に応答して、長さフィールドに少なくとも部分的に基づき、信号送信パケットが通信標準に関連することを決定するよう構成されて良い。少なくとも1つのプロセッサは、命令の実行に応答して、信号送信パケットが所定通信標準に関連するという決定に少なくとも部分的に基づき、信号送信パケットを復号化するよう構成されて良い。所定通信標準はHEW標準であって良く、長さフィールドは3で割り切れなくて良い。少なくとも1つのプロセッサは、命令の実行に応答して、信号送信パケットがコンピューティング装置を宛先とすることを決定するよう更に構成されて良い。少なくとも1つのプロセッサは、命令の実行に応答して、1又は複数のSIGフィールドに含まれる送信レートを調べるよう更に構成されて良い。少なくとも1つのプロセッサは、命令の実行に応答して、1又は複数のSIGフィールドの配置を調べるよう更に構成されて良い。1又は複数のSIGフィールドは、レガシ信号(L−SIG)フィールド及び高効率信号(HE−SIG)フィールドのうちの少なくとも1つを含んで良い。長さフィールド及びレートフィールドは、PHYプリアンブルのL−SIGフィールドに含まれて良い。
本開示の例示的な実施形態では、プロセッサにより実行されると、該プロセッサに工程を実行させるコンピュータ実行可能命令を格納するコンピュータ可読媒体が提供され得る。工程は、第2のコンピューティング装置から、通信標準に従う物理レイヤ(PHY)プリアンブルを含む信号送信パケットを受信するステップ、を有して良い。工程は、信号送信パケットに含まれる第1のレガシ信号(L−SIG)フィールドを決定するステップを有して良い。工程は、信号送信パケットに含まれる第2のL−SIGフィールドを決定するステップを有して良い。ここで、第2のL−SIGは、第1のL−SIGと関連する。工程は、第2のL−SIGフィールドが信号送信パケットに含まれると決定することに基づき、信号送信パケットを処理するステップを有して良い。1又は複数のSIGフィールドは、レガシ信号(L−SIG)フィールド及び高効率信号(HE−SIG)フィールドのうちの少なくとも1つを含んで良い。第2のL−SIGフィールドは、第1のL−SIGフィールドの繰り返しであって良い。処理するステップは、通信標準に従い信号送信パケットを復号化するステップを有して良い。第1のL−SIGは第1のレート及び第1の長さを有して良く、第2のL−SIGは第2のレート及び第2の長さを有して良く、第1のレートは第2のレートに関連付けられて良く、第1の長さは第2の長さに関連付けられて良い。工程は、第1のコンピューティング装置により、信号送信パケットが第1のコンピューティング装置を宛先とすることを決定するステップ、を更に有して良い。
本開示の例示的な実施形態において、送信チャネルにおける信号送信分類のためのシステムが提供され得る。システムは、コンピュータ実行可能命令を格納する少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのメモリにアクセスするよう構成される少なくとも1つのプロセッサとを有し、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行して、物理レイヤ(PHY)プリアンブルを含む信号送信パケットを受信するよう構成されて良い。少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行して、PHYプリアンブルの中で、1又は複数のSIGフィールドを識別するよう構成されて良い。ここで、1又は複数のSIGフィールドのうちの少なくとも1つは、信号送信パケットの長さを示す少なくとも1つの長さフィールドを含む。少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行して、長さフィールドに少なくとも部分的に基づき、信号送信パケットが信号送信パケットを送信するために利用される所定通信標準に関連することを決定するよう構成されて良い。少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行して、信号送信パケットが所定通信標準に関連するという決定に少なくとも部分的に基づき、信号送信パケットを復号化するよう構成されて良い。所定通信標準はHEW標準であって良く、長さフィールドは3で割り切れなくて良い。少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行して、復号化した信号送信パケットに基づき、信号送信パケットがコンピューティング装置を宛先とすることを決定するよう更に構成されて良い。信号送信パケットが所定通信標準に関連することを決定するステップは、1又は複数のSIGフィールドに含まれる送信レートを調べるステップを有して良い。信号送信パケットが所定通信標準に関連することを決定するステップは、1又は複数のSIGフィールドの配置を調べるステップを有して良い。1又は複数のSIGフィールドは、レガシ信号(L−SIG)フィールド及び高効率信号(HE−SIG)フィールドのうちの少なくとも1つを含んで良い。長さフィールド及びレートフィールドは、PHYプリアンブルのL−SIGフィールドに含まれて良い。復号化するステップは、1又は複数のSIGフィールドに基づき、信号送信パケットがコンピューティング装置宛であることを決定するステップを有して良い。
本開示の例示的な実施形態において、送信チャネルにおける信号送信分類のための装置が提供され得る。装置は、1又は複数のプロセッサと1又は複数の通信機コンポーネントとを有するコンピューティング装置により、物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する信号送信パケットを受信するステップを有して良い。装置は、コンピューティング装置により、PHYプリアンブルの中で、1又は複数の信号(SIG)フィールドを識別するステップを有して良く、1又は複数のSIGフィールドのうちの少なくとも1つは、信号送信パケットの長さを示す少なくとも1つの長さフィールドを含む。装置は、コンピューティング装置により、長さフィールドに少なくとも部分的に基づき、信号送信パケットが信号送信パケットを送信するために利用される所定通信標準に関連することを決定するステップを有して良い。装置は、コンピューティング装置により、信号送信パケットが所定通信標準に関連するという決定に少なくとも部分的に基づき、信号送信パケットを復号化するステップを有して良い。所定通信標準はHEW標準であって良く、長さフィールドは3で割り切れなくて良い。装置は、コンピューティング装置により、復号化された信号送信パケットに基づき、信号送信パケットがコンピューティング装置宛であることを決定するステップ、を更に有して良い。信号送信パケットが所定通信標準に関連することを決定するステップは、1又は複数のSIGフィールドに含まれる送信レートを調べるステップを有して良い。信号送信パケットが所定通信標準に関連することを決定するステップは、1又は複数のSIGフィールドの配置を調べるステップを有して良い。1又は複数のSIGフィールドは、レガシ信号(L−SIG)フィールド及び高効率信号(HE−SIG)フィールドのうちの少なくとも1つを含んで良い。長さフィールド及びレートフィールドは、PHYプリアンブルのL−SIGフィールドに含まれて良い。復号化するステップは、1又は複数のSIGフィールドに基づき、信号送信パケットがコンピューティング装置宛であることを決定するステップを有して良い。
<まとめ>
以上に記載され示された工程及び処理は、種々の実装方法において必要に応じて任意の適切な順序で行われ又は実行されて良い。さらに、特定の実装方法では、工程のうちの少なくとも一部は、並列に実行されて良い。さらに、特定の実装方法では、記載された工程より少数の又は多数の工程が実行されて良い。
開示の特定の態様は、種々の実装方法に従うシステム、方法、装置、及び/又はコンピュータプログラムのブロック及びフロー図を参照して上述された。ブロック図及びフロー図の、及びブロック図とフロー図との組合せの1又は複数のブロックは、それぞれ、コンピュータ実行可能プログラム命令により実装できることが理解される。同様に、幾つかの実装方法により、ブロック図及びフロー図の幾つかのブロックは、必ずしも提示された順序で実行される必要はなく、又は必ずしも全て実行される必要はない。
これらのコンピュータ実行可能プログラム命令は、専用コンピュータ又は他の特定の機械、プロセッサ、又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードされて、コンピュータ、プロセッサ、又は他のプログラマブルデータ処理装置で実行される命令がフロー図の1又は複数のブロックの中で特定される1又は複数の機能を実施する手段を生成するよう、特定の機械を構成して良い。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置に特定の方法で機能するよう指示できるコンピュータ可読記憶媒体に格納されても良く、コンピュータ可読記憶媒体に格納された命令は、フロー図又はブロックの中で指定される1又は複数の機能を実施する命令手段を含む製造品を生成する。一例として、特定の実装方法は、埋め込まれたコンピュータ可読プログラムコード又はプログラム命令を有するコンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品を提供して良い。該コンピュータ可読プログラムコードは、フロー図の1又は複数のブロックの中で指定される1又は複数の機能を実施するために実行されるよう適応される。コンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードされて、コンピュータ又は他のプログラマブル装置で一連の動作要素又はステップを実行させ、コンピュータが実施する処理を生成し、コンピュータ又は他のプログラマブル装置で実行する命令がフロー図の1又は複数のブロックで指定される機能を実施する要素又はステップを提供するようにしても良い。
したがって、ブロック図及びフロー図のブロックは、特定の機能を実行する手段の組み合わせ、特定の機能を実行する要素又はステップの組合せ、及び特定の機能を実行するプログラム命令手段をサポートする。理解されるべきことに、ブロック図及びフローチャート図の各々のブロック、及びブロック図及びフローチャート図のブロックの組み合わせは、特定の機能、要素又はステップ、又は特定目的ハードウェア及びコンピュータ命令の組み合わせを実行する専用ハードウェアに基づくコンピュータシステムにより実施され得る。
特に「できる」、「し得る」、「する場合がある」、「して良い」(can、could、might、又はmay)のような条件的語句は、特に断りのない限り、又は使用される文脈の中で理解される限り、概して、特定の実装方法が特定の機能、要素、及び/又は工程を含み得ること、一方で他の実装方法はそれらを含まないことを意味する。したがって、このような条件的な言葉は、概して、特手用、要素、及び/又は工程が1又は複数の実装方法に必要な任意の方法であること、又は1又は複数の実装方法が必ずしもユーザ入力若しくはプロンプトを有し又は有しないで、これらの特徴、要素、及び/又は工程が任意の特定の実装方法に含まれる又はその中で実行されるか否かを決定するロジックを含まないことを意味すると考えられる。
本願明細書に記載の本開示の多くの変形及び他の実装方法は、前述の記載及び関連する図面に示される教示の利益を有することが明らかである。したがって、本開示は開示された特定の実装方法に限定されるべきではないこと、及び変形及び他の実装方法が添付の請求の範囲の範囲に含まれることが意図されることが理解されるべきである。特定の用語が本願明細書において使用されたが、それらは、一般的に及び説明的意味でのみ使用され、限定を目的としない。

Claims (39)

  1. コンピュータ実行可能命令を格納する少なくとも1つのメモリと、
    前記少なくとも1つのメモリにアクセスする少なくとも1つのプロセッサと、
    を有し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータ実行可能命令を実行して、
    物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する高効率(HE)パケットの無線送信を生じ、前記PHYプリアンブルは、レガシ短トレーニングフィールド(L−STF)、前記L−STFの直後のレガシ長トレーニングフィールド(L−LTF)、前記L−LTFの直後のレガシ信号フィールド(L−SIG)、前記L−SIGの直後の繰り返し信号フィールド(RL−SIG)、前記RL−SIGの直後の高効率信号フィールド(HE−SIG)、前記HE−SIGの直後の高効率短トレーニングフィールド(HE−STF)、前記HE−STFの直後の高効率長トレーニングフィールド(HE−LTF)、を有し、
    前記L−SIGは、レートフィールド及び長さフィールドを有し、
    前記HE−SIGは、第1の高効率信号シンボル(HE−SIG−1)及び第2の高効率信号シンボル(HE−SIG−2)を有し、
    前記RL−SIGは、前記L−SIGの繰り返しであり、
    前記長さフィールドの値が3で割り切れないように前記L−SIGの前記長さフィールドの値を設定し、前記繰り返し、及び3で割り切れない前記長さフィールドの前記値は、前記パケットがHEパケットであることを示す、
    無線装置。
  2. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2は、BPSK(binary phase shift keying)コンステレーション上のマッピングを示す、請求項1に記載の装置。
  3. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2は、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2が互いに対して90度の位相回転を示すように、BPSK(binary phase shift keying)コンステレーション上のマッピングを示す、請求項2に記載の装置。
  4. 前記HE−SIGは、HE−SIG−1及びHE−SIG−2を有する、請求項1及び2のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記HE−LTFは、1、2、又は8個のHE−LTFを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記1又は2個のHE−LTFのうちの各々のHE−LTFは、4μsの期間を有する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2をBPSK(binary phase shift keying)コンステレーションにマッピングするハードウェア、を更に有する請求項2及び3のいずれか一項に記載の装置。
  8. 無線周波数信号を用いてパケットを送信し又は受信する通信機、を更に有し、前記通信機は、低雑音増幅器及びアナログ−デジタル変換器を有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。
  9. 1又は複数のオペレーティングシステムを格納するメモリ、を更に有する請求項8に記載の装置。
  10. 前記通信機に結合される1又は複数のアンテナ、を更に有し、前記アンテナはMIMOアンテナを有する、請求項9に記載の装置。
  11. コンピュータプログラムであって、プロセッサに工程を実行させ、前記工程は、
    物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する高効率(HE)パケットの無線送信を生じるステップであって、前記PHYプリアンブルは、レガシ短トレーニングフィールド(L−STF)、前記L−STFの直後のレガシ長トレーニングフィールド(L−LTF)、前記L−LTFの直後のレガシ信号フィールド(L−SIG)、前記L−SIGの直後の繰り返し信号フィールド(RL−SIG)、前記RL−SIGの直後の高効率信号フィールド(HE−SIG)、前記HE−SIGの直後の高効率短トレーニングフィールド(HE−STF)、前記HE−STFの直後の高効率長トレーニングフィールド(HE−LTF)、を有し、
    前記L−SIGは、レートフィールド及び長さフィールドを有し、
    前記HE−SIGは、第1の高効率信号シンボル(HE−SIG−1)及び第2の高効率信号シンボル(HE−SIG−2)を有し、
    前記RL−SIGは、前記L−SIGの繰り返しである、ステップと、
    前記長さフィールドの値が3で割り切れないように前記L−SIGの前記長さフィールドの値を設定するステップであって、前記繰り返し、及び3で割り切れない前記長さフィールドの前記値は、前記パケットがHEパケットであることを示す、ステップと、
    を有する、コンピュータプログラム。
  12. 前記工程は、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2をBPSK(binary phase shift keying)コンステレーションにマッピングするステップ、を更に有する、請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記工程は、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2が互いに対して90度の位相回転を示すように、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2をBPSK(binary phase shift keying)コンステレーションにマッピングするステップ、を更に有する、請求項12に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記HE−SIGは、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を有する、請求項11及び12のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  15. HE−LTFは、1、2、又は8個のHE−LTFを有し、前記1又は2個のHE−LTFのうちの各々のHE−LTFは、4μsの期間を有する、請求項11乃至13のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  16. 無線装置を作動させる方法であって、前記方法は、
    物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する高効率(HE)パケットの無線送信を生じるステップであって、前記PHYプリアンブルは、レガシ短トレーニングフィールド(L−STF)、前記L−STFの直後のレガシ長トレーニングフィールド(L−LTF)、前記L−LTFの直後のレガシ信号フィールド(L−SIG)、前記L−SIGの直後の繰り返し信号フィールド(RL−SIG)、前記RL−SIGの直後の高効率信号フィールド(HE−SIG)、前記HE−SIGの直後の高効率短トレーニングフィールド(HE−STF)、前記HE−STFの直後の高効率長トレーニングフィールド(HE−LTF)、を有し、
    前記L−SIGは、レートフィールド及び長さフィールドを有し、
    前記HE−SIGは、第1の高効率信号シンボル(HE−SIG−1)及び第2の高効率信号シンボル(HE−SIG−2)を有し、
    前記RL−SIGは、前記L−SIGの繰り返しである、ステップと、
    前記長さフィールドの値が3で割り切れないように前記L−SIGの前記長さフィールドの値を設定するステップであって、前記繰り返し、及び3で割り切れない前記長さフィールドの前記値は、前記パケットがHEパケットであることを示す、ステップと、
    を有する、方法。
  17. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2をBPSK(binary phase shift keying)コンステレーションにマッピングするステップ、を更に有する請求項16に記載の方法。
  18. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2が互いに対して90度の位相回転を示すように、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2をBPSK(binary phase shift keying)コンステレーションにマッピングするステップ、を更に有する請求項17に記載の方法。
  19. 前記HE−SIGは、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を有する、請求項16及び17のいずれか一項に記載の方法。
  20. HE−LTFは、1、2、又は8個のHE−LTFを有し、前記1又は2個のHE−LTFのうちの各々のHE−LTFは、4μsの期間を有する、請求項16に記載の方法。
  21. コンピュータ実行可能命令を格納する少なくとも1つのメモリと、
    前記少なくとも1つのメモリにアクセスする少なくとも1つのプロセッサと、
    を有し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータ実行可能命令を実行して、
    物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する高効率(HE)パケットの無線送信を生じ、前記PHYプリアンブルは、レガシ短トレーニングフィールド(L−STF)、前記L−STFの直後のレガシ長トレーニングフィールド(L−LTF)、前記L−LTFの直後のレガシ信号フィールド(L−SIG)、前記L−SIGの直後の繰り返し信号フィールド(RL−SIG)、前記RL−SIGの直後の高効率信号フィールド(HE−SIG)、前記HE−SIGの直後の高効率短トレーニングフィールド(HE−STF)、前記HE−STFの直後の高効率長トレーニングフィールド(HE−LTF)、を有し、
    前記L−SIGは、レートフィールド及び長さフィールドを有し、
    前記HE−SIGは、第1の高効率信号シンボル(HE−SIG−1)及び第2の高効率信号シンボル(HE−SIG−2)を有し、
    前記RL−SIGは、前記L−SIGの繰り返しであり、
    前記長さフィールドの値は3で割り切れず、
    前記繰り返しを決定することに基づき、及び前記長さフィールドの前記値が3で割り切れないと決定することに基づき、前記パケットをHEパケットとして識別する、
    無線装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータ実行可能命令を実行して、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を復調し、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2は、BPSK(binary phase shift keying)コンステレーション上のマッピングを示す、請求項21に記載の装置。
  23. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2は、互いに対して90度の位相回転を示す、請求項22に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータ実行可能命令を実行して、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を復調し、前記HE−SIGは、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を有する、請求項21乃至22のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータ実行可能命令を実行して、前記HE−LTFを復調し、
    前記HE−LTFは、1、2、又は8個のHE−LTFを有し、前記1又は2個のHE−LTFのうちの各々のHE−LTFは4μsの期間を有する、
    請求項21乃至23のいずれか一項に記載の装置。
  26. 無線周波数信号を用いてパケットを送信し又は受信する通信機であって、前記通信機は、低雑音増幅器及びアナログ−デジタル変換器を有する、通信機と、
    1又は複数のオペレーティングシステムを格納するメモリと、
    を更に有する請求項21乃至23のいずれか一項に記載の装置。
  27. 前記通信機に結合される1又は複数のアンテナ、を更に有し、前記アンテナはMIMOアンテナを有する、請求項26に記載の装置。
  28. コンピュータプログラムであって、プロセッサに工程を実行させ、前記工程は、
    物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する高効率(HE)パケットを受信するステップであって、前記PHYプリアンブルは、レガシ短トレーニングフィールド(L−STF)、前記L−STFの直後のレガシ長トレーニングフィールド(L−LTF)、前記L−LTFの直後のレガシ信号フィールド(L−SIG)、前記L−SIGの直後の繰り返し信号フィールド(RL−SIG)、前記RL−SIGの直後の高効率信号フィールド(HE−SIG)、前記HE−SIGの直後の高効率短トレーニングフィールド(HE−STF)、前記HE−STFの直後の高効率長トレーニングフィールド(HE−LTF)、を有し、
    前記L−SIGは、レートフィールド及び長さフィールドを有し、
    前記HE−SIGは、第1の高効率信号シンボル(HE−SIG−1)及び第2の高効率信号シンボル(HE−SIG−2)を有し、
    前記RL−SIGは、前記L−SIGの繰り返しであり、
    前記長さフィールドの値は3で割り切れない、ステップと、
    前記繰り返しを決定することに基づき、及び前記長さフィールドの前記値が3で割り切れないと決定することに基づき、前記パケットをHEパケットとして識別するステップと、
    を有する、コンピュータプログラム。
  29. 前記工程は、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を変調するステップ、を更に有し、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2は、BPSK(binary phase shift keying)コンステレーションにマッピングされる、請求項28に記載のコンピュータプログラム。
  30. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2は、互いに対して90度の位相回転を示す、請求項29に記載のコンピュータプログラム。
  31. 前記工程は、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を復調するステップ、を更に有し、前記HE−SIGは、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を有する、請求項28及び29のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  32. 前記工程は、前記HE−LTFを復調するステップ、を更に有し、前記HE−LTFは、1、2、又は8個のHE−LTFを有し、前記1又は2個のHE−LTFのうちの各々のHE−LTFは、4μsの期間を有する、請求項28乃至30のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  33. 無線装置を作動させる方法であって、前記方法は、
    物理レイヤ(PHY)プリアンブルを有する高効率(HE)パケットを受信するステップであって、前記PHYプリアンブルは、レガシ短トレーニングフィールド(L−STF)、前記L−STFの直後のレガシ長トレーニングフィールド(L−LTF)、前記L−LTFの直後のレガシ信号フィールド(L−SIG)、前記L−SIGの直後の繰り返し信号フィールド(RL−SIG)、前記RL−SIGの直後の高効率信号フィールド(HE−SIG)、前記HE−SIGの直後の高効率短トレーニングフィールド(HE−STF)、前記HE−STFの直後の高効率長トレーニングフィールド(HE−LTF)、を有し、
    前記L−SIGは、レートフィールド及び長さフィールドを有し、
    前記HE−SIGは、第1の高効率信号シンボル(HE−SIG−1)及び第2の高効率信号シンボル(HE−SIG−2)を有し、
    前記RL−SIGは、前記L−SIGの繰り返しであり、
    前記長さフィールドの値は3で割り切れない、ステップと、
    前記繰り返しを決定することに基づき、及び前記長さフィールドの前記値が3で割り切れないと決定することに基づき、前記パケットをHEパケットとして識別するステップと、
    を有する方法。
  34. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を変調するステップ、を更に有し、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2は、BPSK(binary phase shift keying)コンステレーションにマッピングされる、請求項33に記載の方法。
  35. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2は、互いに対して90度の位相回転を示す、請求項34に記載の方法。
  36. 前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を復調するステップ、を更に有し、前記HE−SIGは、前記HE−SIG−1及び前記HE−SIG−2を有する、請求項33及び34のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記HE−LTFは、1、2、又は8個のHE−LTFを有する、請求項33乃至35のいずれか一項に記載の方法。
  38. 前記1又は2個のHE−LTFのうちの各々のHE−LTFは、4μsの期間を有する、請求項37に記載の方法。
  39. 請求項11乃至15及び28乃至32のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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