JP6341914B2 - ミドルウェアマシン環境で高可用性(ha)ネットワーク通信をサポートするためのシステムおよび方法 - Google Patents

ミドルウェアマシン環境で高可用性(ha)ネットワーク通信をサポートするためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

著作権表示
この特許文献の開示の一部は、著作権保護の対象となる資料を含む。この特許文献または特許開示は特許商標庁の特許ファイルまたは記録に記載されているため、著作権保有者は、何人によるその複写複製に対して異議はないが、その他の場合には如何なるときもすべての著作権を保有する。
発明の分野
この発明は、一般にコンピュータシステムに関し、特にミドルウェアマシン環境に関する。
背景
相互接続ネットワークは、次世代のスーパーコンピュータ、クラスタおよびデータセンターにおいて有益な役割を果たす。たとえば、インフィニバンド(InfiniBand:IB)技術は、クラウド・コンピューティング・ファブリックの基盤として増加したデプロイメント(deployment)を見てきた。より大きいクラウド・コンピューティング・アーキテクチャが導入されるにつれて、伝統的なネットワークおよびストレージに関連する性能および管理上の障害が、かなりの問題となっている。
これが、この発明の実施形態が取組もうとしている一般的領域である。
概要
ここに説明されるのは、複数の独立した通信経路にわたって高可用性のインターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)ベースの通信を実装できるシステムおよび方法である。このシステムは、異なるインターフェイスおよび通信経路に関連付けられた異なるIPアドレスを有することができ、また、IP層より上の通信層の一部として、たとえばアプリケーションレベルで通信フェイルオーバーを実装することができる。さらに、このシステムは、平均フェイルオーバー時間と実装複雑性との妥当なバランスを提供でき、また、高い通信性能を提供しつつ簡潔性および頑強性を達成できる。
この発明の別の局面によれば、ミドルウェアマシン環境が提供され、それは、ローカルノードと、サブネットと、1つ以上のリモートサービスアドレスを介してローカルノードをサブネットに接続するための、1つ以上のネットワークインターフェイスと、1つ以上のサーバとを含み、1つ以上のサーバは、1つ以上のリモートサービスアドレスの可用性を、1つ以上の対応するネットワークインターフェイスを介してプローブ(probe)し、前記リモートサービスアドレスの1つに関連付けられた前記ネットワークインターフェイスの1つから応答を受信し、前記リモートサービスアドレスを使用して動作を行なうために、通信接続を確立するように動作する。
この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、IPアドレスをさまざまなネットワークインターフェイスに動的に結合することを介して高可用性のIPベースの通信をサポートする図である。 この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、IPルーティング手法を使用して高可用性のIPベースの通信をサポートする図である。 この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、IP層より上の通信層を介して高可用性のIPベースの通信をサポートする図である。 この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、ピング(ping)タイプのプローブスキームを使用して通信フェイルオーバーを実装する図である。 この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、相互接続性がないネットワークにおいてリモートインターフェイスに対してプローブ動作を行なうために、複数のローカルインターフェイスを使用する図である。 この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、相互接続性があるネットワークにおいてリモートインターフェイスに対してプローブ動作を行なうために、複数のローカルインターフェイスを使用する図である。 この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、pingタイプのプローブスキームを使用して通信フェイルオーバーを実装するための例示的なフローチャートを示す図である。 この発明の一実施形態の例示的な機能ブロック図である。
詳細な説明
この発明を、同じ参照符号が同様の要素を示す添付図面の図において、限定的ではなく例示的に説明する。なお、この開示における「ある」または「1つの」または「いくつかの」実施形態への言及は、必ずしも同じ実施形態とは限らず、そのような言及は少なくとも1つを意味する。
以下のようなこの発明の説明は、コンピュータネットワークの一例として、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを使用する。他のタイプのコンピュータネットワークが限定なしで使用可能であることは、当業者には明らかであろう。
ここに説明されるのは、ミドルウェアマシン環境で高可用性通信をサポートできるシステムおよび方法である。たとえば、このシステムは、ミドルウェアマシン環境で同期伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol:TCP)ベースのリモート・プロシージャ・コール(Remote Procedure Call:RPC)動作を保護するために、宛先インターネットプロトコル(IP)アドレスをプローブするための短いタイムアウトの「ping」タイプの動作を使用できる。
高可用性(Highly Available:HA)のIPベースの通信
この発明の一実施形態によれば、ミドルウェアマシン環境で複数の独立した通信経路にわたって、IPベースの通信といった高可用性通信を実装するために、異なる手法が使用可能である。
図1は、この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、IPアドレスをさまざまなネットワークインターフェイスに動的に結合することを介して高可用性のIPベースの通信をサポートする図を示す。図1に示すように、ミドルウェアマシン環境100において、ローカルノード110は、1つ以上のネットワークインターフェイス、たとえば、レイヤー2のネットワークインターフェイス111〜113を介して、サブネット101に接続可能である。
さらに、システムは、関連するIPアドレス120を、ローカルノード110への冗長経路を表わす異なるネットワークインターフェイス111〜113に動的に結合できる。加えて、システムは、たとえば、ローカルネットワークリンク障害イベントが記録されたことの検出を介して、ミドルウェアマシン環境におけるフェイルオーバーの必要性を検出することをサポートでき、あるいはローカルネットワーク上の予め定義された1つ以上の宛先アドレスをプローブすることに対する別個のタイムアウト機構とともに非同期通信インターフェイスを使用することをサポートできる。
図1に示すように、(たとえば、ローカルネットワークリンク障害を記録したことを介して)フェイルオーバーの必要性を一旦検出すると、システムは、IPアドレス120をネットワークインターフェイス112から切り離し、IPアドレス120を別のネットワークインターフェイス111と動的に結合することができる。
このアプローチは、現在のオペレーティングシステムでも使用されている(たとえば、Linux(登録商標)でのボンディング(bonding)およびSolaris(登録商標)でのIPMP)が、ローカルIPアドレス120を高可用にし、レイヤー2のサブネット101へのローカルアクセスを高可用にするために、1つのOSインスタンスが複数のインターフェイス111〜113を利用するための比較的まっすぐな前進路を、同じレイヤー2のIPサブネット101に提供できる。このアプローチの1つの利点は、IPアドレス割当ての障害検出およびフェイルオーバーが、より上位レベルのプロトコルのタイムアウトおよび再試行境界(たとえば、TCP接続タイムアウト値)内で起こることである。これが達成される限り、アプリケーションレベルの通信に対する影響は、スループットの潜在的な一時的低下またはメッセージ配信の遅延を除き、あり得ない。
一方、このアプローチは、各インターフェイスが同じタイプを有することに依存しており、また、各ローカルインターフェイスが、単一のかつ十分に接続されたブロードキャストドメインを実現する同じレイヤー2のサブネットに接続されていることに依存している(すなわち、フェイルオーバーアクションは各ホストにローカルであり、各ホストは、それがどのローカルインターフェイスを任意の時点でアクティブであるとして使用するかを定義できなければならない)。
このため、上述の要件の各々を遂行できないシステムでは、別のアプローチが必要となり得る。
図2は、この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、IPルーティング手法を使用して高可用性のIPベースの通信をサポートする図を示す。図2に示すように、ミドルウェアマシン環境200において、ローカルノード210は、異なるネットワークインターフェイス、たとえば、レイヤー2のネットワークインターフェイス211〜213を介して、さまざまなサブネット201〜202に接続可能である。
さらに、システムは、単一の高可用性ネットワークアドレス、たとえばサービスIPアドレス220が、異なるローカルIPアドレスを有する異なるインターフェイスおよび経路を介して可用になるようにするために、IPルーティング203手法を使用できる。
図2に示すように、フェイルオーバーの必要性を一旦検出すると、システムはIPルーティング203を使用して、トラフィックをネットワークインターフェイス211に向けることができる。図1に示すような、IPアドレス120が別のネットワークインターフェイスに動的に関連付けられるアプローチとは異なり、システムは、IPアドレス220をネットワークインターフェイス212から切り離し、IPアドレス220を別のネットワークインターフェイス211に動的に関連付ける代わりに、IPアドレス220をひき続き使用できる。
このため、IPルーティング203を使用すると、ローカルフェイルオーバー時間が減少し得る。さらに、このアプローチは、図1に示すようなアプローチよりも包括的である。なぜなら、それは、媒体タイプおよび外部ネットワークトポロジーから独立可能なためである。
図1に示すアプローチと同様に、このアプローチの利点は、IPアドレス割当ての障害検出およびフェイルオーバーが、より上位レベルのプロトコルのタイムアウトおよび再試行境界(たとえば、TCP接続タイムアウト値)内で起こり得ることである。これが達成される限り、アプリケーションレベルの通信に対する影響は、スループットの潜在的な一時的低下またはメッセージ配信の遅延を除き、ない。
一方、IPルーティング203を使用することは、各ホストのIPルーティング規則およびルーティング能力宣伝が、関与するネットワーク毎に存在するルーティング規則と同期される必要性を暗示する。このため、ホスト毎のIPルーティング能力が、データセンターにおける論理ネットワーク設計全体の不可欠な部分ではない場合、そのようなスキームの保守は複雑になったり、エラーを起こしやすくなったりする場合がある。
また、IPルーティング203に基づいたフェイルオーバーは、クラスタ構成が1組のプライベートネットワークを定義しない限り、クラスタタイプの製品設計の必要な部分ではないかもしれない。加えて、データセンター管理ネットワークを使用する場合、IPルーティング203に基づいたフェイルオーバーは、有効なオプションと見なされないかもしれない。
このため、システム固有の高可用性通信を実装するために、別のアプローチが必要となり得る。
図3は、この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、IP層より上の通信層を介して高可用性のIPベースの通信をサポートする図を示す。図3に示すように、ミドルウェアマシン環境300において、ローカルノード310は、異なるネットワークインターフェイス、たとえば、レイヤー2のネットワークインターフェイス311〜313を介して、ネットワークファブリック301に接続可能である。ネットワークファブリック301は、さまざまなサブネットを含み得る。さらに、異なるIPアドレス321〜323が、異なるネットワークインターフェイス311〜313および通信経路に関連付けられ得る。
加えて、システムは、IP層(レイヤー3)より上の通信層の一部として、たとえばアプリケーションレベルで、ローカルノード301上に存在するアプリケーション320を介して通信フェイルオーバーを実装できる。
このアプローチはかなりのフレキシビリティを有しており、非常に汎用性がある。また、このアプローチは、外部ネットワーク設計またはトポロジーに依存していない。一方、このアプローチは、アプリケーションレベルで実装される場合、実装複雑性を追加する。加えて、順序付けおよび信頼性を達成するためにTCPのようなトランスポートプロトコルを使用する場合には、フェイルオーバー動作は、TCPを介して達成される信頼性または順序付けをそれらが妨害しないことを確実にする必要があり得る。このため、複数の独立したTCP接続にわたって動作する、信頼性のある順序付けプロトコルを実装するか、または、別の接続を介して再試行可能な各動作を、互いに対して冪等となるよう限定する必要があり得る。
さらに、第3のアプローチが使用される場合、システムは、フェイルオーバーの必要性を検出するために、次の章で説明され得るpingタイプのプローブスキームを採用できる。
Pingタイプのプローブスキーム
図4は、この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、pingタイプのプローブスキームを使用して通信フェイルオーバーを実装する図を示す。図4に示すように、ミドルウェアマシン環境400は、ローカルノード401と、1つ以上のリモートノードA402〜B403とを含み得る。
たとえば、図3に示すようなアプローチを使用して、各ノードは、1組のネットワークインターフェイスと、対応する1組のネットワークアドレスとに関連付けられ得る。図4に示すように、ローカルノード401は、ネットワークインターフェイス411とIPアドレス421とに関連付けられ、一方、リモートノード402は、1組のネットワークインターフェイス412および414と、IPアドレス422および424とに関連付けられ、リモートノード403は、1組のネットワークインターフェイス413および415と、IPアドレス423および425とに関連付けられている。
他の例では、限定なしで、ローカルネットワークインターフェイスとリモートIPアドレスとの多くの異なる組合せがあり得る。また、いくつかのリモートIPアドレスが同じローカルネットワークインターフェイスに関連付けられてもよく、逆もまた同様であってもよい。
図4に示すように、ローカルノード401は、リモート動作(またはリモート動作のシーケンス)がアプリケーションロジック410に基づいて行なわれることになるたびに、新しい接続、たとえばTCP接続431または432を確立できる。さらに、システムは、順序付けまたは再試行に関するリスクを最小限にするために、標準TCPタイムアウト設定に従ってすべての動作を同期して行なうことができる。次に、リモート動作が完了した後で、システムは接続431または432を閉鎖できる。
この発明の一実施形態によれば、新しい接続が確立される前に、システムは、リモートサービスIPアドレスの可用性を、対応するリモートネットワークインターフェイス412〜415を介して発見するために、プローブ動作433〜436のうちの1つを使用することができる。たとえば、プローブ動作433〜436の各々は、インターネット制御メッセージ(Internet Control Message:ICM)ベースのping動作、または他のデータグラムベースの要求/応答動作であってもよく、それらは、TCPレベル接続タイムアウトに比べて短いタイムアウト値を有していてもよい。
図4に示すように、リモートノードB403に関連付けられた主要インターフェイス415およびターゲットIPアドレス425で、プローブ動作、たとえばping435が失敗した場合、システムは、代替的なIPアドレス423に対して、対応するリモートネットワークインターフェイス413を介して、別のプローブ動作、たとえばping433を試行できる。次に、ネットワークインターフェイス411が一旦、ネットワークインターフェイス413から応答437を受信すると、システムは、ローカルノード401とリモートノードB403との通信を設定できる。
加えて、通信問題が存在する状態で設定時間を減少させるために、システムは、ある特定のリモートターゲットノードにすべて関連付けられた複数のターゲットIPアドレスおよびリモートネットワークインターフェイスのために、ping動作を同時に行なうことができる。図4に示すように、ローカルノード401は、ターゲットノードA402にすべて関連付けられた複数のターゲットIPアドレス422および424ならびにリモートネットワークインターフェイス412および414のために、ping動作434および436を同時に行なうことができる。そのような場合、ローカルノード401は、IPアドレス42とネットワークインターフェイス42との組合せを使用でき、そこからシステムは第1のping応答438を受信する。
図5は、この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、相互接続性がないネットワークにおいてリモートインターフェイスに対してプローブ動作を行なうために、複数のローカルインターフェイスを使用する図を示す。図5に示すように、ミドルウェアマシン環境500は、ローカルノード501と、いくつかのリモートノード、たとえばリモートノードA502およびリモートノードB503とを含み得る。
pingタイプのプローブスキームを使用して、各ノードは、1組のネットワークインターフェイスと、対応する1組のネットワークアドレスとに関連付けられ得る。そのような各ネットワークインターフェイスは、物理的に独立した異なるネットワークへの接続性を表わしていてもよい。
図5に示すように、ローカルノード501は、1組のローカルネットワークインターフェイス511および516に関連付けられている。ローカルネットワークインターフェイス511はIPアドレス521に関連付けられ、一方、ローカルネットワークインターフェイス516はIPアドレス526に関連付けられている。さらに、リモートノードA502は、1組のネットワークインターフェイス512および514と、IPアドレス522および524とに関連付けられ、リモートノードB503は、1組のネットワークインターフェイス513および515と、IPアドレス523および525とに関連付けられている。
加えて、ネットワークインターフェイス513、514および516は、物理ネットワークX(PNX)に関連付けられ、ネットワークインターフェイス511、512および515は、別の物理ネットワークY(PNY)に関連付けられ得る。ここで、各物理ネットワーク(PNXまたはPNY)は、物理的なイーサネット(登録商標)ネットワーク、またはIPオーバーIB(IP-over-IB)論理ネットワークのいずれかを表わしていてもよい。たとえば、このシステムは、ネットワーク管理専用の管理イーサネットインターフェイスおよびIP-over-IB論理ネットワークの使用を可能にする。さらに、対応するIPアドレス521〜526は、異なるIPサブネットに関連付けられてもよい。たとえば、PNX上のサブネットX(SubX)は、IPアドレス523〜524および526を含んでいてもよく、PNY上のサブネットY(SubY)は、IPアドレス521〜522および525を含んでいてもよい。
この発明の一実施形態によれば、システムは、PNXおよびPNYといった物理的に独立した異なるネットワークをプローブするために、ローカルネットワークインターフェイス511および516の各々を使用できる。上述の例では、ローカルノード501は、SubXに属するIPアドレス523〜524および526のために、インターフェイス516のみを介してプローブ動作を行ない、SubYに属するIPアドレス521〜522および525のために、インターフェイス511のみを介してプローブ動作を行なってもよい。このため、PNXに関連付けられたネットワークインターフェイス上で送信された任意のパケットが、PNYに関連付けられたネットワークインターフェイス上に到着しない場合がある(すなわち、PNXとPNYとは、相互接続性がない独立したネットワークである)。
図5に示すように、ローカルノード501は、(たとえばping動作534を使用して)リモートノードA502上のネットワークインターフェイス514をプローブするために、および(たとえばping動作531を使用して)リモートノードB503上のネットワークインターフェイス513をプローブするために、ローカルネットワークインターフェイス516を使用できる。加えて、システムは、(たとえばping動作532を使用して)リモートノードA502上のネットワークインターフェイス512、および(たとえばping動作533を使用して)リモートノードB503上のネットワークインターフェイス515をプローブするために、ローカルネットワークインターフェイス511を使用できる。
他の例では、限定なしで、ローカルネットワークインターフェイスとリモートIPアドレスとの多くの異なる組合せがあり得る。また、いくつかのリモートIPアドレスが同じローカルネットワークインターフェイスに関連付けられてもよく、逆もまた同様であってもよい。
図5に示すように、ローカルノード501は、リモート動作(またはリモート動作のシーケンス)がアプリケーションロジックに基づいて行なわれることになるたびに、新しい接続、たとえばTCP接続506または507を確立できる。さらに、システムは、順序付けまたは再試行に関するリスクを最小限にするために、標準TCPタイムアウト設定に従ってすべての動作を同期して行なうことができる。次に、リモート動作が完了すると、システムは接続506または507を閉鎖できる。
この発明の一実施形態によれば、新しい接続が確立される前に、システムは、リモートサービスIPアドレスの可用性を、異なる物理ネットワークにおける対応するリモートネットワークインターフェイス512〜515を介して発見するために、プローブ動作531〜534のうちの1つを使用することができる。たとえば、プローブ動作531〜534の各々は、インターネット制御メッセージ(ICM)ベースのping動作、または他のデータグラムベースの要求/応答動作であってもよく、それらは、TCPレベル接続タイムアウトに比べて短いタイムアウト値を有していてもよい。
図5に示すような例では、リモートノードB503に関連付けられた主要インターフェイス515およびターゲットIPアドレス525で、プローブ動作、たとえばping533が失敗した場合、システムは、代替的なIPアドレス523に対して、対応するリモートネットワークインターフェイス513を介して、別のプローブ動作、たとえばローカルネットワークインターフェイス516からのping531を試行できる。次に、ネットワークインターフェイス516が一旦、ネットワークインターフェイス513から応答535を受信すると、システムは、ローカルノード501とリモートノードB503との通信を設定できる。
加えて、通信問題が存在する状態で設定時間を減少させるために、システムは、ある特定のリモートターゲットノードにすべて関連付けられた複数のターゲットIPアドレスおよびリモートネットワークインターフェイスのために、ping動作を同時に行なうことができる。
図5に示すように、ローカルネットワークインターフェイス511および516を使用して、ローカルノード501は、ターゲットノードA502にすべて関連付けられた複数のターゲットIPアドレス522および524ならびにリモートネットワークインターフェイス512および514のために、ping動作532および534を同時に行なうことができる。そのような場合、ローカルノード501は、IPアドレス52とネットワークインターフェイス52との組合せを使用でき、そこからシステムは第1のping応答536を受信する。
図6は、この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、相互接続性があるネットワークにおいてリモートインターフェイスに対してプローブ動作を行なうために、複数のローカルインターフェイスを使用する図を示す。図6に示すように、ミドルウェアマシン環境600は、ローカルノード601と、いくつかのリモートノード、たとえばリモートネットワークA604におけるリモートノードA602およびリモートネットワークA605におけるリモートノードB603とを含み得る。
加えて、pingタイプのプローブスキームを使用して、各ノードは、1組のネットワークインターフェイスと、対応する1組のネットワークアドレスとに関連付けられ得る。図6に示すように、ローカルノード601は、1組のローカルネットワークインターフェイス611および616に関連付けられている。ローカルネットワークインターフェイス611はIPアドレス621に関連付けられ、一方、ローカルネットワークインターフェイス616はIPアドレス626に関連付けられている。さらに、リモートノードA602は、1組のネットワークインターフェイス612および614と、IPアドレス622および624とに関連付けられ、リモートノードB603は、1組のネットワークインターフェイス613および615と、IPアドレス623および625とに関連付けられている。
ここで、システムは、図2に示すような概念に対応することができる。さらに、アプリケーションレベルのロジックは、各ローカルノードがフェイルオーバーアクションとして単一のIPアドレスをローカルインターフェイス間で移動させることに依存する代わりに、ローカルノード601が、ローカルネットワークインターフェイスおよびリモートIPアドレスの可能な組合せに対してプローブを行なうことを可能にする。
この発明の一実施形態によれば、システムは、物理的に独立した異なるネットワークA604〜B605をプローブするために、ローカルネットワークインターフェイス611および616の各々を使用できる。図6に示すように、物理的に独立した異なるネットワークA604〜B605におけるノードA602またはノードB603上の双方のインターフェイスにpingを送信するために、ローカルノード601は、ローカルインターフェイス611および616の各々から1つのping動作を行なうことができる(すなわち、ping動作631〜638)。このため、システムは、リモートノードA602上のネットワークインターフェイス614、およびリモートノードB603上のネットワークインターフェイス613をプローブするために、ローカルネットワークインターフェイス616を使用できる。加えて、システムは、リモートノードA602上のネットワークインターフェイス612、およびリモートノードB603上のネットワークインターフェイス615をプローブするために、ローカルネットワークインターフェイス611を使用できる(すなわち、すべてのノード上のすべてのネットワークインターフェイスは、互いに通信可能である)。
他の例では、限定なしで、ローカルネットワークインターフェイスとリモートIPアドレスとの多くの異なる組合せがあり得る。また、いくつかのリモートIPアドレスが同じローカルネットワークインターフェイスに関連付けられてもよく、逆もまた同様であってもよい。
図6に示すように、ローカルノード601は、リモート動作(またはリモート動作のシーケンス)がアプリケーションロジックに基づいて行なわれることになるたびに、新しい接続、たとえばTCP接続606または607を確立できる。さらに、システムは、順序付けまたは再試行に関するリスクを最小限にするために、標準TCPタイムアウト設定に従ってすべての動作を同期して行なうことができる。次に、リモート動作が完了すると、システムは接続606または607を閉鎖できる。
この発明の一実施形態によれば、新しい接続が確立される前に、システムは、リモートサービスIPアドレスの可用性を、異なる物理ネットワークA604〜B605における対応するリモートネットワークインターフェイス612〜615を介して発見するために、プローブ動作631〜638のうちの1つを使用することができる。たとえば、プローブ動作31〜の各々は、インターネット制御メッセージ(ICM)ベースのping動作、または他のデータグラムベースの要求/応答動作であってもよく、それらは、TCPレベル接続タイムアウトに比べて短いタイムアウト値を有していてもよい。
図6に示すような例では、リモートノードB603に関連付けられた主要インターフェイス615およびターゲットIPアドレス625で、プローブ動作、たとえばping635が失敗した場合、 システムは、代替的なIPアドレス623に対して、対応するリモートネットワークインターフェイス613を介して、別のプローブ動作、たとえばローカルネットワークインターフェイス616からのping631を試行できる。次に、ネットワークインターフェイス616が一旦、ネットワークインターフェイス613から応答639を受信すると、システムは、ローカルノード601とリモートノードB603との通信を設定できる。
加えて、通信問題が存在する状態で設定時間を減少させるために、システムは、ある特定のリモートターゲットノードに関連付けられたすべて複数のターゲットIPアドレスおよびリモートネットワークインターフェイスのために、ping動作を同時に行なうことができる。
図6に示すように、ローカルネットワークインターフェイス611および616を介して、ローカルノード601は、ターゲットノードA602にすべて関連付けられた複数のターゲットIPアドレス622および624ならびにリモートネットワークインターフェイス612および614のために、ping動作632、634、636および638を同時に行なうことができる。そのような場合、ローカルノード601は、IPアドレス62とネットワークインターフェイス62との組合せを使用でき、そこからシステムは第1のping応答640を受信する。
さらに、システムにおいて冪等動作のみが行なわれる場合には、複数の常時接続がシステムによって維持可能である。たとえば、システムは、各組のリモート動作毎に新しい接続を確立する代わりに、同じ組の接続を、それらが動作可能であると考えられる限り維持することができる。そのような場合、各組の動作にとって唯一のオーバーヘッドは、動作を行なうために接続を選択するために使用される「ping」ベースのスキームである。
この発明の一実施形態によれば、このpingベースのスキームは、平均フェイルオーバー時間と実装複雑性との妥当なバランスを提供でき、また、(特に、何らかのオーバーヘッドが受入れ可能であり得る場合)できるだけ高い通信性能を達成することに対して簡潔性および頑強性を達成できる。
pingベースのスキームの1つの利点は、TCPタイムアウトスキームに基づいた障害検出に比べ、平均障害検出時間が著しく減少可能であることである。その結果、フェイルオーバー時間は全体として減少可能である。たとえば、アプリケーション実行時間全体のごく一部の間のみリモート動作がアクティブである場合、pingベースのプローブ動作は、リモート動作を行なう前に、ほとんどの困難な通信経路問題を捕らえることができる。
さらに、リモート動作中に通信障害が起こるかもしれず、その場合、フェイルオーバー時間は、TCPタイムアウト遅延の影響を受けるかもしれない。また、通信がより頻繁になるにつれて、通信中に通信問題に遭遇する可能性はより高くなり、平均フェイルオーバー時間は増加するかもしれない。なぜなら、より多くの障害が、pingベースのプローブを介する代わりにTCPタイムアウトを介して検出され得るためである。
この発明の一実施形態によれば、通信障害検出のためのpingベースのスキームは、十分に動作可能な冗長通信の場合、およびすべての冗長経路が動作可能であるとは限らない場合の双方にとって有益になり得る。
また、pingベースのスキームは、管理動作を実装するために使用可能である。管理動作はそれほど頻繁には行なれず、また、短い応答時間が非常に望ましいものの、必要とはされていない。
加えて、このpingベースの通信フェイルオーバースキームは、非常に通信集約的なアプリケーションのために、または、ほぼ数秒の返答時間を保証しなければならないシステムのために、さらに、冗長経路のうちの1つを停止させる障害の場合に、使用可能である。
pingベースのスキームの別の利点は、リモート・プロシージャ・コール(RPC)ベースの通信をサポートするために使用される場合、RPC動作の開始者(またはクライアント)側のみが、pingベースのプローブスキームおよびフェイルオーバー取扱いを認識し得る、ということである。
応答者(サーバ)が対応する要求を受信した直後にRPC返答が返される限り、最初の保護ping動作は、RPC動作の要求および応答部分の双方について関連し得る(すなわち、時間が隣接している)。次に、RPC動作の応答者(サーバ)側は、要求が到着したのと同じ経路を介して返答を返す。また、応答者(サーバ)側は、開始者(またはクライアント)側による経路の明示的な選択の結果、フェイルオーバー動作を透過的に行なうことができる。
この発明の一実施形態によれば、マネージャタイプのアプリケーションは、RPCサーバとして動作する多くの異なるエージェントとともに、RPCクライアントとして機能できる。マネージャタイプのアプリケーションは、冗長経路ベースの通信フェイルオーバーロジックを実装でき、それは、そのようなフェイルオーバーロジックを認識していない多くの異なるエージェントにとって透過的に動作できる。一例では、エージェントについての唯一の要件は、エージェントが、異なるIPアドレスを有する複数のインターフェイスを通して、動的なRPC接続を受信できる、ということである。これは、ホスティングOSインスタンスが関連する論理ネットワークインターフェイスで構成されている限り、任意の応答者側のロジックのためのデフォルト動作であり得る。
図7は、この発明の一実施形態に従って、ミドルウェアマシン環境で、pingタイプのプローブスキームを使用して通信フェイルオーバーを実装するための例示的なフローチャートを示す。図7に示すように、ステップ701で、ローカルサーバノードが、1つ以上のリモートサービスアドレスの可用性を、1つ以上の対応するネットワークインターフェイスを介してプローブできる。次に、ステップ702で、ローカルサーバノードは、前記リモートサービスアドレスの1つに関連付けられた前記ネットワークインターフェイスの1つから応答を受信できる。さらに、ステップ703で、システムは、前記リモートサービスアドレスを使用して動作を行なうために、通信接続を確立できる。
図8は、システム800の例示的な機能ブロック図を示す。システム800は、プローブモジュール810と、1つ以上のネットワークインターフェイス820と、受信モジュール830と、確立モジュール840とを含む。システム800は、ネットワークインターフェイス820を介して、1つ以上のリモートサービスアドレス850に接続可能である。一実施形態によれば、プローブモジュール810と、受信モジュール830と、確立モジュール840とは、ソフトウェアモジュールであってもよく、それは1つ以上のプロセッサによって実現される。
プローブモジュール810は、1つ以上のリモートサービスアドレス850の可用性を、1つ以上の対応するネットワークインターフェイス820を介してプローブできる。受信モジュール830は、リモートサービスアドレス850に関連付けられたネットワークインターフェイス820から応答を受信できる。この発明の一実施形態に従って確立された確立モジュール840は、以下に説明するように、1つ以上のコンピュータを使用して実現可能である。
この発明は、この開示の教示に従ってプログラミングされた1つ以上のプロセッサ、メモリ、および/またはコンピュータ読取可能な記憶媒体を含む、従来の汎用または専用デジタルコンピュータ、コンピューティングデバイス、マシン、またはマイクロプロセッサを1つ以上用いて、都合よく実現されてもよい。ソフトウェア技術の当業者には明らかであるように、適切なソフトウェアコーディングが、この開示の教示に基づいて、熟練したプログラマらによって容易に準備可能である。
いくつかの実施形態では、この発明は、この発明のプロセスのうちのいずれかを行なうようにコンピュータをプログラミングするために使用可能な命令が格納された記憶媒体またはコンピュータ読取可能な媒体である、コンピュータプログラム製品を含む。この記憶媒体は、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、DVD、CD−ROM、マイクロドライブ、および光磁気ディスクを含むあらゆるタイプのディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、DRAM、VRAM、フラッシュメモリデバイス、磁気カードまたは光カード、ナノシステム(分子メモリICを含む)、もしくは、命令および/またはデータを格納するのに好適なあらゆるタイプの媒体またはデバイスを含み得るものの、それらに限定されない。
この発明の前述の説明は、例示および説明のために提供されてきた。それは、包括的であるよう、または、この発明を開示された形態そのものに限定するよう意図されてはいない。当業者には、多くの変更および変形が明らかであろう。変更および変形は、開示された特徴の任意の組合せを含む。実施形態は、この発明の原理およびその実際の応用を最良に説明するために選択され説明されており、それにより、当業者が、考えられる特定の用途に適したさまざまな実施形態に関する、およびさまざまな変更を有するこの発明を理解できるようにする。この発明の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義されることが意図されている。

Claims (12)

  1. ミドルウェアマシン環境において第1のノードと1つ以上のリモートターゲットノードとの間で高可用性(HA)ネットワーク通信を実装するための方法であって、前記ミドルウェアマシン環境は前記第1のノードを前記1つ以上のリモートターゲットノードにインターフェイスするものであり、前記方法は、
    複数のターゲットインターネットプロトコル(IP)アドレスの可用性を、複数の対応するネットワークインターフェイスを介して同時にプローブするステップを含み、前記複数のターゲットIPアドレスと前記複数の対応するネットワークインターフェイスとの各々は特定のリモートターゲットノードに関連付けられており
    対応する前記ターゲットIPアドレスに関連付けられた少なくとも1つの前記ネットワークインターフェイスか第1の応答を受信するステップと、
    システムが前記第1の応答を受信した、前記ターゲットIPアドレスおよびネットワークインターフェイスを用いて、前記第1のノードと前記特定のリモートターゲットノードとの間の処理を行なうための通信接続を確立するステップとを含む、方法。
  2. ミドルウェアマシン環境において第1のノードと1つ以上のリモートターゲットノードとの間で高可用性(HA)ネットワーク通信を実装するためのシステムであって、前記ミドルウェアマシン環境は前記第1のノードを前記1つ以上のリモートターゲットノードにインターフェイスするものであり、前記システムは、
    1つ以上のマイクロプロセッサを含む1つ以上の物理サーバを含み、1つ以上の物理サーバは、
    複数のターゲットインターネットプロトコル(IP)アドレスの可用性を、複数の対応するネットワークインターフェイスを介して同時にプローブし、前記複数のターゲットIPアドレスと前記複数の対応するネットワークインターフェイスとの各々は特定のリモートターゲットノードに関連付けられており、
    対応する前記ターゲットIPアドレスに関連付けられた少なくとも1つの前記ネットワークインターフェイスか第1の応答を受信し、
    前記システムが前記第1の応答を受信した、前記ターゲットIPアドレスおよびネットワークインターフェイスを用いて、前記第1のノードと前記特定のリモートターゲットノードとの間の処理を行なうための通信接続を確立するように動作する、システム。
  3. ミドルウェアマシン環境において第1のノードと1つ以上のリモートターゲットノードとの間で高可用性(HA)ネットワーク通信を実装するためのシステムであって、前記ミドルウェアマシン環境は前記第1のノードを前記1つ以上のリモートターゲットノードにインターフェイスするものであり、前記システムは、
    複数のターゲットインターネットプロトコル(IP)アドレスの可用性を、複数の対応するネットワークインターフェイスを介して同時にプローブするための手段を含み、前記複数のターゲットIPアドレスと前記複数の対応するネットワークインターフェイスとの各々は特定のリモートターゲットノードに関連付けられており
    対応する前記ターゲットIPアドレスに関連付けられた少なくとも1つの前記ネットワークインターフェイスか第1の応答を受信するための手段と、
    システムが前記第1の応答を受信した、前記ターゲットIPアドレスおよびネットワークインターフェイスを用いて、前記第1のノードと前記特定のリモートターゲットノードとの間の処理を行なうための通信接続を確立するための手段とを含む、システム。
  4. それぞれのターゲットIPアドレスが、異なるネットワークインターフェイスおよび通信経路に関連付けられている、請求項2または3に記載のシステム。
  5. 通信フェイルオーバーが、アプリケーションレベルのロジックを使用して、通信層の一部として実装される、請求項2〜4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 伝送制御プロトコル(TCP)が使用される場合、信頼性および順序付けのうち少なくとも一方が確実にされる、請求項2〜5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記1つ以上の物理サーバは、TCPタイムアウトに基づいてフェイルオーバーの必要性を検出し、動作が完了した場合、通信接続を閉鎖するように動作する、請求項2〜6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記1つ以上の物理サーバは、前記プローブするステップを行なうために、データグラムベースの要求/応答動作を使用するように動作する、請求項2〜7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 主要ネットワークインターフェイスおよびターゲットIPアドレスに対するプローブするステップが失敗した場合、前記1つ以上の物理サーバは、代替的のターゲットIPアドレスを、対応するネットワークインターフェイスを介して試行するように動作する、請求項2〜8のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 前記1つ以上の物理サーバは、同期TCPベースのリモート・プロシージャ・コール(RPC)動作を保護するために、pingタイプの動作を使用するように動作する、請求項2〜のいずれか1項に記載のシステム。
  11. 命令を含む機械読取可能なプログラムであって、前記命令は実行されると、システムに、ミドルウェアマシン環境において第1のノードと1つ以上のリモートターゲットノードとの間で高可用性(HA)ネットワーク通信を実装するための工程を実行させ、前記ミドルウェアマシン環境は前記第1のノードを前記1つ以上のリモートターゲットノードにインターフェイスするものであり、前記工程は、
    複数のターゲットインターネットプロトコル(IP)アドレスの可用性を、複数の対応するネットワークインターフェイスを介して同時にプローブするステップを含み、前記複数のターゲットIPアドレスと前記複数の対応するネットワークインターフェイスとの各々は特定のリモートターゲットノードに関連付けられており
    対応する前記ターゲットIPアドレスに関連付けられた少なくとも1つの前記ネットワークインターフェイスか第1の応答を受信するステップと、
    システムが前記第1の応答を受信した、前記ターゲットIPアドレスおよびネットワークインターフェイスを用いて、前記第1のノードと前記特定のリモートターゲットノードとの間の処理を行なうための通信接続を確立するステップとを含む、機械読取可能なプログラム。
  12. ミドルウェアマシン環境を有するシステムであって、
    ローカルノードと、
    サブネットと、
    1つ以上のターゲットインターネットプロトコル(IP)アドレスを介して第1のノードをサブネットに接続するための、1つ以上のネットワークインターフェイスと、
    1つ以上のサーバとを含み、前記1つ以上のサーバは、
    複数のターゲットIPアドレスの可用性を、複数の対応するネットワークインターフェイスを介して同時にプローブし、前記複数のターゲットIPアドレスと前記複数の対応するネットワークインターフェイスとの各々は特定のリモートターゲットノードに関連付けられており
    対応する前記ターゲットIPアドレスに関連付けられた少なくとも1つの前記ネットワークインターフェイスか第1の応答を受信し、
    システムが前記第1の応答を受信した、前記ターゲットIPアドレスおよびネットワークインターフェイスを用いて、前記第1のノードと前記特定のリモートターゲットノードとの間の処理を行なうための通信接続を確立するように動作する、ミドルウェアマシン環境を有するシステム
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