JP2011254293A - ネットワークスイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】待機系の冗長化ゲートウェイ装置に対してもイーサーOAM機能による故障等の検出を行うことができるネットワークスイッチ装置を提供する。
【解決手段】通信端末から到来した受信フレームに含まれている運用系チェックデータを運用系ゲートウェイ装置へ送信し、当該受信フレームに含まれている待機系チェックデータを待機系ゲートウェイ装置へ送信する分離部と、当該運用系ゲートウェイ装置から到来した返信運用系チェックデータと、当該待機系ゲートウェイ装置から到来した返信待機系チェックデータとを含む多重転送フレームを生成してこれを当該通信端末へ送信する多重部と、を含むネットワークスイッチ装置。
【選択図】図3
【解決手段】通信端末から到来した受信フレームに含まれている運用系チェックデータを運用系ゲートウェイ装置へ送信し、当該受信フレームに含まれている待機系チェックデータを待機系ゲートウェイ装置へ送信する分離部と、当該運用系ゲートウェイ装置から到来した返信運用系チェックデータと、当該待機系ゲートウェイ装置から到来した返信待機系チェックデータとを含む多重転送フレームを生成してこれを当該通信端末へ送信する多重部と、を含むネットワークスイッチ装置。
【選択図】図3
Description
本発明は、多重冗長化構成された複数のゲートウェイ装置を含む冗長化ゲートウェイシステムと通信端末との間でデータを転送するネットワークスイッチ装置に関する。
一般に、ゲートウェイシステムは、ゲートウェイ装置の故障の発生によりユーザが被る影響を抑えるために、二重以上の多重冗長化された冗長化ゲートウェイシステムとして構成されることが多い。例えば、ゲートウェイ装置のうちの一方を運用系(以下ACT系と称する)に設定し、他方を待機系(以下、SBY系と称する)に設定する二重冗長化構成がある。かかる構成においては、運用系に故障が発生した場合や保守作業が必要な場合に運用系と待機系との間で系切替が行われる。かかる系切替に際して、通信の中断が発生しないようにするための技術が例えば特許文献1に開示されている。
冗長化ゲートウェイシステムの系切替に対処するためには、各ゲートウェイ装置に同一内容のパケットを転送する必要がある。そのために、例えばLAN(Local Area Network)スイッチ装置などのネットワークスイッチ装置がパケットを複製し、各ゲートウェイ装置に複製パケットを転送する構成が用いられている。詳細には、ネットワークスイッチ装置は、ルータ側からACT系ゲートウェイ装置宛てに送信されたパケットを受信し、これを当該装置に送信するとともに、当該パケットを複製して得られた複製パケットをSBY系ゲートウェイ装置へ送信する。ネットワークスイッチ装置は、系切替があった後も同様に両系の装置に同一内容のパケットを送信する。以下、ルータ側からゲートウェイ装置側へのパケット送信方向を下り方向と称し、その逆方向を上り方向と称する。
他方、ACT系/SBY系ゲートウェイ装置からネットワークスイッチ装置へのパケットの送信(上り方向への送信)は以下のようになされる。すなわち、系切替後にACT系となったゲートウェイ装置がネットワークスイッチ装置へ系切替信号を送信する。ネットワークスイッチ装置は、当該信号によって以降の受信パケットが切替後のACT系ゲートウェイ装置から送信されたものであることを認識でき、これにより、受信パケットを上り方向へ送信できる。また、切替後のSBY系ゲートウェイ装置は、上り方向へのパケット送信を停止する。これにより、上り方向へのパケット送信が一本化される。
ところで、ネットワークの運用状況を把握し、故障や性能劣化を検出するための機能としてイーサーOAM(Ethernet(登録商標) Operation Administration and Maintenance)機能が知られている。各ゲートウェイ装置が同一のMACアドレスM1を有する冗長化ゲートウェイシステムにおいてイーサーOAM機能による故障等の検出を行う場合には以下のような問題が生じる。図1(a)は、従来の冗長化パケット通信システム5が、ループバックデータを含むイーサーOAMフレームF1を下り方向へ送信する場合のブロック図である。図1(b)は、従来の冗長化パケット通信システム5が、当該ループバックデータを含むイーサーOAMフレームF2を上り方向へ返信する場合のブロック図である。以下、冗長化ゲートウェイ装置を冗長化GW装置とも称する。
先ず、図1(a)を参照すると、LANスイッチ装置510は、ACT系の冗長化GW装置540に対応するポートP1と、SBY系の冗長化GW装置550に対応するP2とを有し、システム立ち上げ時にポートP1のMACテーブル及びポートP2のMACテーブルの各々には同一のMACアドレスM1が登録される。保守端末520がルータ530を介して下り方向へイーサーOAMフレームF1を送信した場合、LANスイッチ装置510の複製送信機能により、冗長化GW装置540及び冗長化GW装置550の各々へイーサーOAMフレームF1を送信することはできた。
しかし、図1(b)に示されるように、ACT系の冗長化GW装置540は、ループバックデータを含むイーサーOAMフレームF2を上り方向へ返信することはできるが、SBY系の冗長化GW装置550は、上り方向へのパケット送信一本化のために上り方向へのパケット送信を停止しているので、イーサーOAMフレームを上り方向へ返信することができないという問題が生じる。
また、従来の冗長化ゲートウェイシステムにおいては、任意のゲートウェイ装置を指定してのイーサーOAM機能による故障等検出を行うことができなかった。図2(a)は、冗長化GW装置540がACT系であり、冗長化GW装置550がSBY系である場合に、保守端末520が冗長化GW装置540の故障等検出を行うために、ループバックデータを含むイーサーOAMフレームF1を送信した場合のブロック図である。図2(b)は、系切替によって冗長化GW装置540がSBY系となり、冗長化GW装置550がACT系となった後に、保守端末520が冗長化GW装置540の故障等検出を行うために、ループバックデータを含むイーサーOAMフレームF1を送信した場合のブロック図である。
先ず、図2(a)を参照すると、保守端末520が、系切替前にACT系である冗長化GW装置540の故障等検出を行うために、下り方向へイーサーOAMフレームF1を送信した場合、LANスイッチ装置510の複製送信機能によって冗長化GW装置540及び冗長化GW装置550の各々へイーサーOAMフレームF1が送信される。これに対して、ACT系である冗長化GW装置540がループバックデータを含むイーサーOAMフレームF2を保守端末520へ返信するので、保守端末520は冗長化GW装置540の故障等検出を行うことはできた。
しかし、図2(b)に示されるように、系切替があった場合、ACT系である冗長化GW装置550がループバックデータを含むイーサーOAMフレームF2を保守端末520へ返信するが、SBY系である冗長化GW装置540はイーサーOAMフレームを保守端末520へ返信しないので、保守端末520は冗長化GW装置540の故障等検出を行うことができないという問題が生じる。
本発明は上記した如き問題点に鑑みてなされたものであって、SBY系の冗長化GW装置に対してもイーサーOAM機能による故障等検出を行うことができるネットワークスイッチ装置を提供することを目的とする。更に、任意のゲートウェイ装置を指定してのイーサーOAM機能による故障等検出を行うことができるネットワークスイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明によるネットワークスイッチ装置は、各々が同一のMACアドレスを有する1つの運用系ゲートウェイ装置及び少なくとも1つの待機系ゲートウェイ装置からなる複数の冗長化ゲートウェイ装置と通信端末との間でデータを転送するネットワークスイッチ装置であって、前記通信端末から到来した受信フレームに含まれている運用系チェックデータを含む運用系転送フレームを生成してこれを前記運用系ゲートウェイ装置へ送信し、前記受信フレームに含まれている待機系チェックデータを含む待機系転送フレームを生成してこれを前記待機系ゲートウェイ装置へ送信する分離部と、前記運用系ゲートウェイ装置から到来した運用系返信フレームに含まれている返信運用系チェックデータと、前記待機系ゲートウェイ装置から到来した待機系返信フレームに含まれている返信待機系チェックデータとを含む多重転送フレームを生成してこれを前記通信端末へ送信する多重部と、を含むことを特徴とする。
本発明によるネットワークスイッチ装置によれば、SBY系の冗長化GW装置に対してもイーサーOAM機能による故障等検出を行うことができる。また、任意のゲートウェイ装置を指定してのイーサーOAM機能による故障等検出を行うことができる。
以下、本発明に係る実施例について添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
<第1の実施例>
図3は本実施例のLANスイッチ装置10を、保守端末20と、ルータ30と、冗長化GW装置40及び50と共に示すブロック図である。LANスイッチ装置10は、保守端末20及びルータ30と、冗長化GW装置40及び50との間にあって、パケットを中継するネットワークスイッチ装置である。以下、保守端末20及びルータ30が存在する側を上位、冗長化GW装置40及び50が存在する側を下位と称する。また、保守端末20及びルータ30から冗長化GW装置40及び50へ向かう方向を下り方向、その反対を上り方向と称する。これらの各装置は例えばインターネットやLAN網などの図示せぬ通信網を介してデータを送受信する。
<第1の実施例>
図3は本実施例のLANスイッチ装置10を、保守端末20と、ルータ30と、冗長化GW装置40及び50と共に示すブロック図である。LANスイッチ装置10は、保守端末20及びルータ30と、冗長化GW装置40及び50との間にあって、パケットを中継するネットワークスイッチ装置である。以下、保守端末20及びルータ30が存在する側を上位、冗長化GW装置40及び50が存在する側を下位と称する。また、保守端末20及びルータ30から冗長化GW装置40及び50へ向かう方向を下り方向、その反対を上り方向と称する。これらの各装置は例えばインターネットやLAN網などの図示せぬ通信網を介してデータを送受信する。
保守端末20は、イーサーOAM機能によって冗長化GW装置40及び50の故障等の検出を行うための例えばパーソナルコンピュータなどの通信情報処理端末である。保守端末20は、当該故障等の検出のために、下り方向にイーサーOAMフレームF1を送信する。図4は、イーサーOAMフレームF1の構成を示す図である。フレーム構成中の「イーサタイプ .1ag ET」には、当該フレームがイーサーOAMフレームであることを示す例えばフラグなどの識別子が含まれる。また、フレーム構成中の「OAMデータ」には、ACT系チェックデータとSBY系チェックデータとが含まれる。ACT系チェックデータは、ACT系の装置(初期設定時には冗長化GW装置40)へ送信すべき特定パターンのチェックデータである。SBY系チェックデータは、SBY系の装置(初期設定時には冗長化GW装置50)へ送信すべき特定パターンのチェックデータである。ACT系/SBY系チェックデータとしては例えばいわゆるループバックデータが用いられる。ACT系チェックデータとSBY系チェックデータとを同じデータにしても良いし、保守運用体系に応じて別のデータとしても良い。「宛先アドレス」等の他の部分については従来のイーサーOAMフレームと同じである。
再び図3を参照する。保守端末20は、イーサーOAMフレームF1に対応するイーサーOAMフレームF2がLANスイッチ装置10から返送された場合にはルータ30を介してこれを受信する。
ルータ30は、保守端末20とLANスイッチ装置10との間に設けられ、図示せぬ例えばインターネットなどの通信網を介してパケットを中継する通信装置である。
冗長化GW装置40及び50の各々は、二重冗長化されたゲートウェイ装置である。冗長化GW装置40がACT系、冗長化GW装置50がSBY系として初期設定されている。冗長化GW装置40はLANスイッチ装置10のポートP1に接続され、冗長化GW装置50はLANスイッチ装置10のポートP2に接続されている。冗長化GW装置40と冗長化GW装置50には、同一のMACアドレスM1が割り振られている。
冗長化GW装置40は、LANスイッチ装置10から送信されたイーサーOAMフレームF11を受信した場合には、これに含まれるチェックデータに基づいたチェック処理を行い、その後、LANスイッチ装置10へイーサーOAMフレームF21を送信する。チェックデータがループバックデータである場合、冗長化GW装置40は当該ループバックデータを含むイーサーOAMフレームF21を送信する。冗長化GW装置50も同様に、LANスイッチ装置10から送信されたイーサーOAMフレームF12を受信した場合には、これに含まれるチェックデータに基づいたチェック処理を行い、その後、LANスイッチ装置10へイーサーOAMフレームF22を送信する。チェックデータがループバックデータである場合、冗長化GW装置50は当該ループバックデータを含むイーサーOAMフレームF22を送信する。
LANスイッチ装置10は、P1_MACテーブル11と、P2_MACテーブル12と、系対応設定部13と、分離部14と、多重部15と、を含む。
P1_MACテーブル11は、LANスイッチ装置10のポートP1に対応するMACアドレスを記憶するテーブルである。ポートP1には、冗長化GW装置40が接続されており、そのMACアドレスM1が記憶されている。P2_MACテーブル12は、LANスイッチ装置10のポートP2に対応するMACアドレスを記憶するテーブルである。ポートP2には、冗長化GW装置50が接続されており、そのMACアドレスM1が記憶されている。
系対応設定部13は、ポートP1及びP2の各々に、ACT系及びSBY系のいずれかを対応付けて、分離部14へ通知する機能を有する。冗長化GW装置40は起動時又は系切替直後に系切替信号K1をLANスイッチ装置10へ送信する。冗長化GW装置50も起動時又は系切替直後に系切替信号K2をLANスイッチ装置10へ送信する。系切替信号K1及びK2は、その信号レベルがハイレベルのときには当該信号を送信した冗長化GW装置がACT系であることを示し、その信号レベルがローレベルのときには当該信号を送信した冗長化GW装置がSBY系であることを示す。冗長化GW装置40は起動時にハイレベルの系切替信号K1をLANスイッチ装置10へ送信する。冗長化GW装置50は起動時にローレベルの系切替信号K2をLANスイッチ装置10へ送信する。この場合、系対応設定部13は、系切替信号K1及びK2の信号レベルから、ポートP1がACT系に対応し、ポートP2がSBY系に対応することを示す系対応通知信号K3を分離部14へ送信する。
分離部14は、保守端末20からルータ30を介して到来したフレームがイーサーOAMフレームF1であるか否かを、当該到来したフレームの例えば「イーサタイプ .1ag ET」(図4)に含まれるフレーム種別の識別子に基づいて判別し、イーサーOAMフレームであると判別した場合には以下の処理を行う。
分離部14は、イーサーOAMフレームF1の「OAMデータ」に含まれるACT系チェックデータを含むイーサーOAMフレームF11を新たに生成して、これをポートP1から冗長化GW装置40へ送信する。また、分離部14は、イーサーOAMフレームF1の「OAMデータ」に含まれるSBY系チェックデータを含むイーサーOAMフレームF12を新たに生成して、これをポートP2から冗長化GW装置50へ送信する。すなわち、分離部14は、ACT系チェックデータとSBY系チェックデータとを分離し、ACT系チェックデータをACT系である冗長化GW装置40へ、SBY系チェックデータをSBY系である冗長化GW装置50へそれぞれ送信する。分離部14は、系対応設定部13からの系対応通知信号K3に基づいて、ポートP1がACT系に対応し、ポートP2がSBY系に対応することを認識している。
多重部15は、冗長化GW装置40からポートP1に到来したフレームがイーサーOAMフレームF21であるか否か、及び冗長化GW装置50からポートP2に到来したフレームがイーサーOAMフレームF22であるか否かを判別し、イーサーOAMフレームF21及び22であると判別した場合には以下の処理を行う。なお、当該判別の仕方は分離部40と同様である。
多重部15は、イーサーOAMフレームF21の「OAMデータ」に含まれるACT系チェックデータ、及びイーサーOAMフレームF22の「OAMデータ」に含まれるSBY系チェックデータを含むイーサーOAMフレームF2を新たに生成し、これをルータ30を介して保守端末20へ送信する。すなわち、多重部15は、ACT系チェックデータとSBY系チェックデータとを多重化して1つのイーサーOAMフレームF2として保守端末20へ送信する。ACT系/SBY系チェックデータは例えば、保守端末20から送信されたイーサーOAMフレームF1に含まれていたループバックデータである。
LANスイッチ装置10を構成する各ブロックは、ソフトウェアやハードウェア資源を用いて構成できる。P1_MACテーブル11及びP2_MACテーブル12は、例えばハードディスクやRAMなどの記憶媒体によって構成し得る。系対応設定部13、分離部14及び多重部15は、例えばマイクロプロセッサなどの情報処理装置によって構成し得る。
図5は、LANスイッチ装置10におけるイーサーOAMフレーム分離/多重処理のルーチンを示すフローチャートである。図6は、当該分離/多重処理に関連するイーサーOAMフレームの構成を示す図である。以下、図3、図5及び図6を参照しつつ、イーサーOAMフレーム分離/多重処理について説明する。
前提として、初期設定時にACT系である冗長化GW装置40はハイレベルの系切替信号K1を、SBY系である冗長化GW装置50はローレベルの系切替信号K2をそれぞれ起動時にLANスイッチ装置10へ送信済みである。系対応設定部13は、これらの系切替信号K1及びK2の信号レベルに基づいて、ポートP1がACT系に対応し、ポートP2がSBY系に対応することを示す系対応通知信号K3を分離部14へ送信済みである。これにより、分離部14は、フレームを下り方向に送信する際、ACT系/SBY系に対応する適切なポートに対して送信できる。
また、ACT系である冗長化GW装置40及びSBY系である冗長化GW装置50の各々は、返信要求を伴うフレームを上位から受信した場合には、返信フレームを上り方向へ返信する。
先ず、例えばネットワーク管理者等が冗長化GW装置40及び50の故障の有無を確認したい場合に、保守端末20からイーサーOAMフレームF1を下り方向へ送信する。フレームF1の宛先MACアドレスは冗長化GW装置40及び50の各々に共通のアドレスM1である。送信元MACアドレスは保守装置20のアドレスM0である。OAMデータは、ACT系チェックデータとSBY系チェックデータとからなる。これら両データは例えばループバックデータである。なお、両データは同一のデータでも良いし、異なるデータでも良い。
LANスイッチ装置10は、ルータ30を介してイーサーOAMフレームF1を受信する(図5のステップS11)。分離部14は、イーサーOAMフレームF1(受信フレーム)の「OAMデータ」に含まれるACT系チェックデータを含むイーサーOAMフレームF11(運用系転送フレーム)を生成して、これをポートP1から冗長化GW装置40へ送信する(ステップS12)。また、分離部14は、イーサーOAMフレームF1の「OAMデータ」に含まれるSBY系チェックデータを含むイーサーOAMフレームF12(待機系転送フレーム)を生成して、これをポートP2から冗長化GW装置50へ送信する(ステップS12)。これら両フレーム(F1及びF2)の宛先MACアドレスは冗長化GW装置40及び50の各々に共通のアドレスM1であり、送信元MACアドレスは保守装置20のアドレスM0である。
冗長化GW装置40は、イーサーOAMフレームF11を受信し、フレームF11に含まれるACT系チェックデータが示すチェック指示に基づく処理を行う。冗長化GW装置40は、当該チェック指示が返信要求を伴うものである場合、その処理結果を含むイーサーOAMフレームF21を上り方向に送信する。フレームF11に含まれるACT系チェックデータが例えばループバックデータである場合、冗長化GW装置40は、当該ループバックデータをACT系チェックデータとしてイーサーOAMフレームF21に含めてこれを上り方向に送信する。イーサーOAMフレームF21の宛先MACアドレスは保守装置20のアドレスM0であり、送信元MACアドレスは冗長化GW装置40のアドレスM1である。
同様に、冗長化GW装置50は、イーサーOAMフレームF12を受信し、フレームF12に含まれるSBY系チェックデータが示すチェック指示に基づく処理を行う。冗長化GW装置50は、当該チェック指示が返信要求を伴うものである場合、その処理結果を含むイーサーOAMフレームF22を上り方向に送信する。フレームF12に含まれるSBY系チェックデータが例えばループバックデータである場合、冗長化GW装置50は、当該ループバックデータをSBY系チェックデータとしてイーサーOAMフレームF22に含めてこれを上り方向に送信する。イーサーOAMフレームF22の宛先MACアドレスは保守装置20のアドレスM0であり、送信元MACアドレスは冗長化GW装置50のアドレスM1である。
LANスイッチ装置10は、イーサーOAMフレームF21(運用系返信フレーム)をポートP1から受信し、イーサーOAMフレームF22(待機系返信フレーム)をポートP2から受信する(ステップS13)。
多重部15は、イーサーOAMフレームF21に含まれるACT系チェックデータ、及びイーサーOAMフレームF22に含まれるSBY系チェックデータを含むイーサーOAMフレームF2(多重転送フレーム)を生成し、これをルータ30を介して保守端末20へ送信する(ステップS14)。イーサーOAMフレームF2の宛先MACアドレスは保守装置20のアドレスM0であり、送信元MACアドレスは冗長化GW装置40及び50の各々に共通のアドレスM1である。
上記したように、本実施例のLANスイッチ装置10は、上位から到来した1つのイーサーOAMフレームF1に含まれるACT系チェックデータとSBY系チェックデータとを分離し、ACT系の冗長化GW装置40にはACT系チェックデータを送信し、ACT系の冗長化GW装置40にはSBY系チェックデータを送信する。また、LANスイッチ装置10は、下位からから到来した2つのフレームすなわちイーサーOAMフレームF21及びF22を受信し、これらに含まれるACT系チェックデータとSBY系チェックデータとを含む1つのイーサーOAMフレームF2を生成し(チェックデータを多重化し)、これを上り方向へ送信する。
かかる処理によって、上位から到来した1つのイーサーOAMフレームF1に対して、ACT系及びSBY系の各々のチェックデータを含む1つのイーサーOAMフレームF2を上り方向へ返信することができる。このように、上り方向へのフレーム送信が一本化されるので、SBY系の冗長化GW装置50の上り方向へのフレーム送信を停止する必要がない。
上記した分離/多重化処理によって、本実施例のLANスイッチ装置10は、ACT系の冗長化GW装置40のチェックデータのみならず、SBY系の冗長化GW装置50のチェックデータをも上位へ返信することができる。ACT系の冗長化GW装置40及びSBY系の冗長化GW装置50の各々のMACアドレスが同一の場合でも、ACT系及びSBY系両系のチェックデータを上位へ返信することができる。また、保守端末20では、ACT系及びSBY系の各々のチェック結果を得ることができる。
例えば現ACT系の冗長化GW装置40が故障し、現SBY系の冗長化GW装置50がACT系に設定されるように系切替された場合には、以下のような処理がなされる。系切替直後にSBY系となった冗長化GW装置40はローレベルの系切替信号K2をLANスイッチ装置10へ送信する。また、系切替直後にACT系となった冗長化GW装置50はハイレベルの系切替信号K2をLANスイッチ装置10へ送信する。系対応設定部13は、これらの系切替信号K1及びK2の信号レベルに基づいて、ポートP1がSBY系に対応し、ポートP2がACT系に対応することを示す系対応通知信号K3を分離部14へ送信する。分離部14は、系対応通知信号K3に基づいて、ポートP1がSBY系に対応し、ポートP2がACT系に対応することを認識できる。これによって、系切替があった場合でも、ACT系/SBY系にそれぞれ対応したチェックデータを送信することができ、ACT系/SBY系の両系のチェックデータを上位へ返信することができる。
<第1の実施例の変形例>
本変形例は、ACT系及びSBY系のいずれか一方の冗長化GW装置に対してのみイーサーOAMによる故障等の検出処理を行う場合の例である。図7は、本変形例におけるイーサーOAMフレーム分離/多重処理ルーチンを表わすフローチャートである。図8は、当該分離/多重処理に関連するイーサーOAMフレームの構成を示す図である。以下、図3、図7及び図8を参照しつつ、SBY系の冗長化GW装置50に対してのみイーサーOAMによる故障等の検出処理を行う場合におけるイーサーOAMフレーム分離/多重処理について説明する。
<第1の実施例の変形例>
本変形例は、ACT系及びSBY系のいずれか一方の冗長化GW装置に対してのみイーサーOAMによる故障等の検出処理を行う場合の例である。図7は、本変形例におけるイーサーOAMフレーム分離/多重処理ルーチンを表わすフローチャートである。図8は、当該分離/多重処理に関連するイーサーOAMフレームの構成を示す図である。以下、図3、図7及び図8を参照しつつ、SBY系の冗長化GW装置50に対してのみイーサーOAMによる故障等の検出処理を行う場合におけるイーサーOAMフレーム分離/多重処理について説明する。
前提として、第1の実施例と同様に、分離部14は、フレームを下り方向に送信する際、ACT系/SBY系に対応する適切なポートに対して送信できる。また、第1の実施例と同様に、冗長化GW装置40及び冗長化GW装置50の各々は、返信要求を伴うフレームを上位から受信した場合には、返信フレームを上り方向へ返信する。
先ず、例えばネットワーク管理者等が、SBY系の冗長化GW装置50の故障の有無を確認したい場合に、保守端末20からイーサーOAMフレームF1を下り方向へ送信する。フレームF1の宛先MACアドレスは冗長化GW装置50のアドレスM1である。送信元MACアドレスは保守装置20のアドレスM0である。OAMデータ領域のうちのACT系チェックデータ領域には、例えばデータサイズが0ビットのデータなどの無効データが格納されている。また、OAMデータ領域のうちのSBY系チェックデータ領域には、例えばループバックデータなどの有効なチェックデータ(以下、有効データと称する)が格納されている。
LANスイッチ装置10は、ルータ30を介してイーサーOAMフレームF1を受信する(図7のステップS21)。分離部14は、イーサーOAMフレームF1のOAMデータ領域のACT系/SBY系両チェックデータ領域のデータの有効/無効を判断する(ステップS22)。
ここでのACT系チェックデータ領域には無効データが格納されているので、分離部14は、ACT系の冗長化GW装置40にはイーサーOAMフレームを送信しない。これに対して、SBY系チェックデータ領域にはループバックデータ等の有効データが格納されているので、分離部14は、当該有効データを含むイーサーOAMフレームF12をSBY系の冗長化GW装置50に送信する(ステップS23)。
冗長化GW装置50は、イーサーOAMフレームF12を受信し、フレームF12に含まれるSBY系チェックデータが示すチェック指示に基づく処理を行う。フレームF12に含まれるSBY系チェックデータが例えばループバックデータである場合、冗長化GW装置50は、当該ループバックデータをSBY系チェックデータとしてイーサーOAMフレームF22に含めてこれを送信する。
LANスイッチ装置10は、イーサーOAMフレームF21をポートP1から受信し、イーサーOAMフレームF22をポートP2から受信する(ステップS24)。
多重部15は、ACT系データ領域には無効データを含み、且つSBY系データ領域にはイーサーOAMフレームF22に含まれていたSBY系チェックデータを含むイーサーOAMフレームF2を生成し、これをルータ30を介して保守端末20へ送信する(ステップS25)。
上記したように、本実施例のLANスイッチ装置10は、ACT系及びSBY系のいずれか一方の冗長化GW装置のみに対して有効なチェックデータを含むイーサーOAMフレームを送信することもできる。これにより、ネットワーク管理者等はACT系及びSBY系のいずれか一方のみを指定したイーサーOAMによる故障等の検出処理を行うことができる。
なお、系切替があった場合でも、第1の実施例で説明したのと同様に、LANスイッチ装置10が系切替信号K1及びK2を受信し、系対応設定部13がポートとACT系/SBY系との関係を分離部14に通知するので、分離部14はACT系又はSBY系に対応したチェックデータを適切なポートから送信することができる。
<第2の実施例>
図9は、本実施例におけるイーサーOAMフレームの構成を示す図である。ACT系チェックデータ領域にはACT系管理データ領域が設けられ、SBY系チェックデータ領域にはSBY系管理データ領域が設けられている。ACT系管理データ領域は、ACT系の冗長化GW装置を識別するための例えば装置識別番号などの装置識別子を格納するための領域である。SBY系管理データ領域は、SBY系の冗長化GW装置を識別するための装置識別子を格納するための領域である。具体的に、装置識別番号などの装置識別子とは、ACT系の冗長化GW装置とSBY系の冗長化GW装置に同一のMACアドレスが付与されているため、冗長化GW装置を識別するためのMACアドレスとは異なる装置固有の独自に付与された管理番号、プロダクトID、ホスト名等である。
<第2の実施例>
図9は、本実施例におけるイーサーOAMフレームの構成を示す図である。ACT系チェックデータ領域にはACT系管理データ領域が設けられ、SBY系チェックデータ領域にはSBY系管理データ領域が設けられている。ACT系管理データ領域は、ACT系の冗長化GW装置を識別するための例えば装置識別番号などの装置識別子を格納するための領域である。SBY系管理データ領域は、SBY系の冗長化GW装置を識別するための装置識別子を格納するための領域である。具体的に、装置識別番号などの装置識別子とは、ACT系の冗長化GW装置とSBY系の冗長化GW装置に同一のMACアドレスが付与されているため、冗長化GW装置を識別するためのMACアドレスとは異なる装置固有の独自に付与された管理番号、プロダクトID、ホスト名等である。
図10は、LANスイッチ装置10におけるイーサーOAMフレーム分離/多重処理のルーチンを示すフローチャートである。図11は、当該分離/多重処理に関連するイーサーOAMフレームの構成を示す図である。以下、図3、図10及び図11を参照しつつ、イーサーOAMフレーム分離/多重処理について説明する。
前提として、第1の実施例と同様に、分離部14は、フレームを下り方向に送信する際、ACT系/SBY系に対応する適切なポートに対して送信できる。また、第1の実施例と同様に、冗長化GW装置40及び冗長化GW装置50の各々は、返信要求を伴うフレームを上位から受信した場合には、返信フレームを上り方向へ返信する。
先ず、例えばネットワーク管理者等が冗長化GW装置40及び50の故障の有無を確認したい場合に、保守端末20からイーサーOAMフレームF1を下り方向へ送信する。保守端末20は、ACT系管理データ領域A1及びSBY系管理データ領域S1には、特にデータを含めずにフレームF1を送信する。
続くLANスイッチ装置10におけるイーサーOAMフレームの受信処理(図10のステップS31)及びフレームの分離送信処理(ステップS32)については、第1の実施例と同様であるので説明を省略する。
冗長化GW装置40は、イーサーOAMフレームF11を受信し、フレームF11に含まれるACT系チェックデータが示すチェック指示に基づく処理を行う。冗長化GW装置40は、チェック結果(例えばループバックデータ)をACT系チェックデータとしてイーサーOAMフレームF21に含める。更に、冗長化GW装置40は、自身を示す例えば装置識別番号などの固有の装置識別子をフレームF21のACT系管理データ領域A1に含め、これを上り方向に送信する。
同様に、冗長化GW装置50は、イーサーOAMフレームF12を受信し、フレームF12に含まれるSBY系チェックデータが示すチェック指示に基づく処理を行う。冗長化GW装置50は、チェック結果(例えばループバックデータ)をSBY系チェックデータとしてイーサーOAMフレームF22に含める。更に、冗長化GW装置50は、自身を示す例えば装置識別番号などの固有の装置識別子をフレームF22のSBY系管理データ領域S1に含め、これを上り方向に送信する。
LANスイッチ装置10は、イーサーOAMフレームF21をポートP1から受信し、イーサーOAMフレームF22をポートP2から受信する(ステップS33)。
多重部15は、イーサーOAMフレームF21に含まれていた、冗長化GW装置40の装置識別子を含むACT系チェックデータと、イーサーOAMフレームF22に含まれていた、冗長化GW装置50の装置識別子を含むSBY系チェックデータと、を含むイーサーOAMフレームF2を生成し、これをルータ30を介して保守端末20へ送信する(ステップS34)。
このように、本実施例のLANスイッチ装置10は、イーサーOAMフレームF2にACT系及びSBY系各々の装置識別子を更に含めて上り方向に送信する。これにより、保守装置20は、冗長化GW装置40及び50の各々がACT系及びSBY系のどちらに対応するのかを把握することができる。故に、保守装置20は、これ以降、ACT系かSBY系かを指定してチェックを行えるだけでなく、装置自体を指定してチェックを行うことができる。
例えば初期設定で冗長化GW装置40がACT系、冗長化GW装置50がSBY系に設定されている場合において、ネットワーク管理者が冗長化GW装置40についてイーサーOAMフレームによるチェックを行いたい場合には、ACT系チェックデータに例えばループバックデータなどの有効データを含めてイーサーOAMフレームF1を送信する指示を保守装置20に与えれば良い。または、保守装置20が、冗長化GW装置40及び50の各々の装置識別子と、ACT系又はSBY系を示す情報とを対応付けて記憶し、ネットワーク管理者の装置指定に応じて、当該装置に対応する系(ACT系又はSBY系)のチェックデータ領域にチェックデータを自動的に含めてイーサーOAMフレームF1を送信するようにしても良い。
<その他の変形例>
図12は、二重冗長化されたLANスイッチ装置10及び60を、保守端末20と、ルータ30と、冗長化GW装置40及び50と共に示すブロック図である。
<その他の変形例>
図12は、二重冗長化されたLANスイッチ装置10及び60を、保守端末20と、ルータ30と、冗長化GW装置40及び50と共に示すブロック図である。
LANスイッチ装置10は、上位からのイーサーOAMフレームF1を受信し、上記した実施例と同様の分離化処理によって、自身の配下の冗長化GW装置40にイーサーOAMフレームF11を送信するとともに、LANスイッチ装置60を介してその配下の冗長化GW装置50にイーサーOAMフレームF12を送信する。また、LANスイッチ装置10は、自身の配下の冗長化GW装置40から送信されたイーサーOAMフレームF21を受信するとともに、LANスイッチ装置60を介してその配下の冗長化GW装置50から送信されたイーサーOAMフレームF22を受信し、上記した実施例と同様の多重化処理によって、これら両フレームに含まれていたACT系/SBY系チェックデータを含むイーサーOAMフレームF2を生成し、これを上り方向に送信する。
このように、二重冗長化したLANスイッチ装置10及び60を用いることにより、一方のLANスイッチ装置が故障した場合にもフレーム通信の瞬断が生じず、且つACT系及び/又はSYB系の冗長化GW装置40及び/又は50に対してイーサーOAMによるチェックを行うことができる。
図12では、LANスイッチ装置10が分離/多重化処理を行う場合の例が図示されているが、LANスイッチ装置60が同様の処理を行うようにしても良い。また、フレームの構成は、図4の構成でも図9の構成でも良い。
第1、第2の実施例及び変形例は、二重冗長化の場合の例であるが、三重以上の冗長化構成としても良い。
1 通信システム
10 LANスイッチ装置(ネットワークスイッチ装置)
11 P1_MACテーブル
12 P2_MACテーブル
13 系対応設定部
14 分離部
15 多重部
20 保守端末(通信端末)
30 ルータ
40、50 冗長化GW装置(冗長化ゲートウェイ装置)
10 LANスイッチ装置(ネットワークスイッチ装置)
11 P1_MACテーブル
12 P2_MACテーブル
13 系対応設定部
14 分離部
15 多重部
20 保守端末(通信端末)
30 ルータ
40、50 冗長化GW装置(冗長化ゲートウェイ装置)
Claims (5)
- 各々が同一のMACアドレスを有する1つの運用系ゲートウェイ装置及び少なくとも1つの待機系ゲートウェイ装置からなる複数の冗長化ゲートウェイ装置と通信端末との間でデータを転送するネットワークスイッチ装置であって、
前記通信端末から到来した受信フレームに含まれている運用系チェックデータを含む運用系転送フレームを生成してこれを前記運用系ゲートウェイ装置へ送信し、前記受信フレームに含まれている待機系チェックデータを含む待機系転送フレームを生成してこれを前記待機系ゲートウェイ装置へ送信する分離部と、
前記運用系ゲートウェイ装置から到来した運用系返信フレームに含まれている返信運用系チェックデータと、前記待機系ゲートウェイ装置から到来した待機系返信フレームに含まれている返信待機系チェックデータと、を含む多重転送フレームを生成してこれを前記通信端末へ送信する多重部と、を含むことを特徴とするネットワークスイッチ装置。 - 前記受信フレーム、前記運用系転送フレーム、前記待機系転送フレーム、前記運用系返信フレーム、前記待機系返信フレーム及び前記多重転送フレームの各々はイーサーOAMフレームであることを特徴とする請求項1に記載のネットワークスイッチ装置。
- 前記運用系チェックデータ及び前記待機系チェックデータの少なくともいずれか一方がループバックデータであることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワークスイッチ装置。
- 前記運用系返信フレームはこれの送信元の冗長化ゲートウェイ装置のMACアドレスとは異なる装置識別子を含み、前記待機系返信フレームはこれの送信元の冗長化ゲートウェイ装置のMACアドレスとは異なる装置識別子を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のネットワークスイッチ装置。
- 前記運用系ゲートウェイ装置及び前記待機系ゲートウェイ装置の各々から到来した系切替信号に基づいて前記運用系ゲートウェイ装置及び前記待機系ゲートウェイ装置の各々と通信ポートとを対応付けて前記分離部へ通知する系対応設定部を更に含み、
前記分離部は、前記運用系転送フレームを前記運用系ゲートウェイ装置に対応付けられた通信ポートから送信し、前記待機系転送フレームを前記待機系ゲートウェイ装置に対応付けられた通信ポートから送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のネットワークスイッチ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010126688A JP2011254293A (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | ネットワークスイッチ装置 |
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Cited By (3)
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JP2012182634A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 監視装置、通信装置および網監視方法 |
JP2015534150A (ja) * | 2012-08-22 | 2015-11-26 | オラクル・インターナショナル・コーポレイション | ミドルウェアマシン環境で高可用性(ha)ネットワーク通信をサポートするためのシステムおよび方法 |
JP2019036943A (ja) * | 2017-08-11 | 2019-03-07 | 廣達電脳股▲ふん▼有限公司 | 高可用性ストレージプール構成機構 |
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2010
- 2010-06-02 JP JP2010126688A patent/JP2011254293A/ja active Pending
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