JP6429474B2 - 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

通信装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
近年、画像形成装置やパーソナルコンピュータなどのデバイスに複数のネットワークインタフェースカード(以下、「NIC」という)を搭載し、それらを同時にネットワークに接続して利用することができるようになっている。
これによってデバイスは、有線NICと有線NIC、有線NICと無線NIC、無線NICと無線NICなどの組み合わせで2個以上のNICを搭載し、それぞれを同一または別のネットワークに接続することで、より柔軟で多岐に渡る利用方法が考えられている。
このような複数のNICを持ったデバイスにおいては、それぞれのNICが接続されているネットワーク環境などの要因で、通信相手へのデータの送出に失敗する場合がある。
失敗時に通信相手に可能な限り確実にデータを届けるための技術として、複数のNICを搭載したルータなどでは、失敗時のデータと再送予定時刻を保持しておき、一定時間経過後に同じデータを再送するという技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−96041号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、一定時間経過後に再送するため、失敗後に直ちにデータを再送することができないという課題があった。
本発明の目的は、データの送信失敗後に直ちにデータを再送可能な通信装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の通信装置は、情報を表示する表示デバイスと、ネットワークに接続するための複数のインターフェースとを備え、所定の条件に基づいて選択されたインターフェースを介してのデータ送信に失敗したことにしたがって前記選択されたインターフェースとは異なるインターフェースを介してデータの再送信を試みる通信装置において、前記異なるインターフェースを介する前記再送信が行われた宛先アドレスを一覧可能な画面を前記表示デバイスに表示させる手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、所定の条件に基づいて選択されたインターフェースを介してのデータ送信に失敗したことにしたがって、選択されたインターフェースとは異なるインターフェースを介してデータの再送信を試みる通信装置において、異なるインターフェースを介する再送信が行われた宛先アドレスを一覧可能な画面を表示デバイスに表示させるので、ユーザは、所定の条件によるインターフェース選択の問題点に気がつくことができ、迅速に問題解決に取り組むことができる
本発明の実施の形態に係る通信装置としての画像形成装置を含む通信システムの概略構成を示す図である。 図1における画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1における画像形成装置のソフトウェア構成を示す図である。 図3におけるNIC設定部が設定するテーブルを示す図である。 図2におけるCPUにより実行される送信処理の手順を示すフローチャートである。 図2におけるCPUにより実行される送信処理の手順を示すフローチャートである。 図5におけるステップS602の選択処理の手順を示すフローチャートである。 図5,6の送信処理の変形例を示すフローチャートである。 図4のテーブルの内容をユーザが削除する場合に表示される画面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信装置としての画像形成装置101を含む通信システム100の概略構成を示す図である。
図1において、通信システム100は、画像形成装置101、ルータ111,112、サーバ104,114、LAN102,103、及びネットワーク113で構成される。
画像形成装置101は、LAN102,103、及びネットワーク113などの一般的なネットワークと接続するための複数(本実施の形態では2つ)のインタフェース(以下、「NIC」という)を有し、一方のNICがLAN102に接続され、他方のNICがLAN103に接続されている。
LAN103には、サーバ104が接続されている。また、ネットワーク113には、サーバ114が接続されている。
ルータ111は、LAN102、及びネットワーク113に接続され、ルータ112は、LAN103、及びネットワーク113に接続されている。
ネットワーク113は、LAN102やLAN103とは異なるLANでもよいし、もっとインターネットであってもよい。
図2は、図1における画像形成装置101の概略構成を示す図である。
図2において、画像形成装置101は、コントローラ201、プリントエンジン214、及びスキャナ215で構成される。
コントローラ201は、画像形成装置101全体を制御する。プリントエンジン214は、コントローラ201の制御により、紙などの記録媒体に画像を印刷する。スキャナ215は、コントローラ201の制御により、原稿を読み取り、原稿を示す画像データを生成する。
また、コントローラ201は、CPU203、RAM204、ROM205、NIC206,207、操作パネル208、印刷インタフェース209、ディスクコントローラ210、HDD211、不揮発性メモリ212、及び読取インタフェース213で構成され、それらはHDD211を除きシステムバス202で接続される。
CPU203は、コントローラ201を制御することで、画像形成装置101全体を制御する。RAM204は、CPU203のワークエリアとして用いられたり、各種プログラムや各種データなどを記憶する。
ROM205は、フォント、各種プログラム、及び各種データなどを記憶する。NIC206は、LAN102に接続されている。NIC207は、LAN103に接続されている。
操作パネル208は、ユーザに各種情報を表示したり、ユーザの操作入力を受け付ける。印刷インタフェース209は、コントローラ201とプリントエンジン214とのインタフェースである。
ディスクコントローラ210は、HDD211を制御する。HDD211は、各種プログラム、及び各種データなどを記憶する。後述するフローチャートは、HDD211またはROM205に記憶され、RAM204に展開されたプログラムをCPU203が実行する処理を示している。
不揮発性メモリ212は、ユーザにより操作パネル208から設定される各種設定情報を記憶する。読取インタフェース213は、コントローラ201とスキャナ215とのインタフェースである。
図3は、図1における画像形成装置101のソフトウェア構成を示す図である。
アプリケーション301は他の装置に対してデータを送信する機能を有する。アプリケーション301がデータの送信を所望する場合、Socket API Wrapper302を呼び出すことによって、Socket API305が呼ばれ、さらにOSのネットワークプロトコル306を介して、NIC207またはNIC206からデータが送信される。
本実施の形態におけるネットワークプロトコル306は、NIC206をデフォルトのNICとしているものとする。また、デフォルトのルータが設定されている場合には、ルータ111をデフォルトのルータとする。
Socket API Wrapper302は、一方のNICでの送信失敗を検知すると、他方のNICから同じデータを再送し、再送が成功すると、NIC設定部304に少なくとも宛先情報と送信に成功したNICの組をテーブルに設定させる。このテーブルについては後述する。
NIC選択部303は、データ送信の際に、NIC設定部304により設定された組をテーブルから検索し、保持された組が検索された場合には、送信元NICを指定してSocket API305を呼び出す。
これによって送信に一度失敗しても次回からは適切なNICを初めから選択して送信することができる。
本実施の形態では、NIC選択部303とNIC設定部304はSocket API Wrapper 302に含まれているが、実際にはどこに位置していてもよく、独立していてもよいし、アプリケーション301が持っていてもよいし、Socket API305に含まれていてもよい。
図4は、図3におけるNIC設定部304が設定するテーブル400を示す図である。
図4に示されるテーブルは、HDD211に記憶されている。
図4において、テーブル400は、宛先、NIC、及び再送フラグで構成される。そして、テーブル400には、一方のNICからの送信に失敗し、他方のNICで送信に成功した場合に、その送信先の宛先と、送信に成功したNICとの組を示す情報が設定される。以下の説明では、宛先とNICとの組を示す情報が設定されることを、単に宛先とNICとの組が設定される、と表現する。
図4の場合、「beaf::beaf」と「NIC206」の組、及び「172.100.76.11」と「NIC207」の組が、送信に成功した組を示している。
このように成功した組の他に、送信中の情報も設定される。再送フラグは、一方のNICによる送信が失敗したときに、他方のNICによって再送するか否かを示すフラグである。
図4の場合、「fe80::3」、「100.100.100.100」に送信中であり、「fe80::3」への送信に失敗した場合には再送し、「100.100.100.100」への送信に失敗した場合には再送しないことが示されている。
そして、一方のNICによる送信が失敗し、他方のNICによって再送が成功した場合に、成功したNICが設定され、再送フラグは削除される。
図5,6は、図2におけるCPU203により実行される送信処理の手順を示すフローチャートである。
図5において、アプリケーション301がSocket API Wrapper302にデータの送信を要求すると(ステップS600)、NIC選択部303はテーブル400で、アプリケーション301から要求された宛先とNICの組を検索し(ステップS621)、宛先とNICの組が検索されたか否かを判別する(ステップS622)。
ステップS622の判別の結果、宛先とNICの組が検索された場合には(ステップS622でYES)、Socket API Wrapper302は検索されたNICを選択して、Socket API305を通じてネットワークプロトコル306に送信を依頼する(ステップS623)。このように、本実施の形態では、データを送信する宛先が設定されている場合には、当該宛先と組になっているインタフェースを選択する。
次いで、Socket API Wrapper302は送信結果をアプリケーション301に返して(ステップS624)、本処理を終了する。
一方、ステップS622の判別の結果、宛先とNICの組が検索されなかった場合には(ステップS622でNO)、Socket API Wrapper302はSocket API305を通じてネットワークプロトコル306に対して送信を依頼する(ステップS601)。
送信を依頼されたネットワークプロトコル306は、後述する選択処理を行う(ステップS602)。この選択処理は、ネットワークを介して宛先にデータを送信するインタフェースを2つのインタフェースから選択する選択手段に対応し、さらにテーブル400の宛先と再送フラグとを設定する。
次いで、選択処理で選択されたNICから宛先にデータを送信する(ステップS603)。このステップS603は、選択されたNICからデータを送信する送信手段に対応する。
図6に移り、送信が成功したか否か判別する(ステップS604)。ステップS604の判別の結果、送信が成功した場合には(ステップS604でYES)、テーブル400の宛先と再送フラグとを削除する(ステップS605)。
次いで、Socket API Wrapper302がアプリケーション301に対して送信成功を返して(ステップS611)、本処理を終了する。
一方、ステップS604の判別の結果、送信が成功しなかった場合には(ステップS604でNO)、Socket API Wrapper302はテーブル400を検索し(ステップS606)、再送フラグが「再送する」に設定されているか否かを判別する(ステップS607)。
ステップS607の判別の結果、再送フラグが「再送する」に設定されていない場合には(ステップS607でNO)、Socket API Wrapper302がアプリケーション301に送信エラーを返して(ステップS613)、本処理を終了する。
一方、ステップS607の判別の結果、再送フラグが「再送する」に設定されている場合には(ステップS607でYES)、Socket API Wrapper302は送信したNICとは異なるNICを選択してSocket API305を通じてネットワークプロトコル306に送信を再度依頼する(ステップS608)。このステップS608は、データの送信が失敗した場合に、選択されたインタフェースとは異なるインタフェースからデータを送信する再送信手段に対応する。
そして、送信が成功したか否か判別する(ステップS609)。ステップS609の判別の結果、送信が成功した場合には(ステップS609でYES)、Socket API Wrapper302はNIC設定部304に送信に成功したNICを設定させて(ステップS610)、上記ステップS611に進む。宛先は予め設定されているので、ここでNICが設定されることで、再送信が成功した場合には、送信に成功した宛先とインタフェースとの組がテーブル400に設定されることとなる。
一方、ステップS609の判別の結果、送信が成功しなかった場合には(ステップS609でNO)、テーブル400の宛先と再送フラグとを削除して(ステップS61)、上記ステップS613に進む。
図7は、図5におけるステップS602の選択処理の手順を示すフローチャートである。
図7において、宛先のIPアドレスのバージョン(IPv4、IPv6)を調査し(ステップS501)、バージョンがIPv4か否か判別する(ステップS502)。このステップS502は、宛先のIPアドレスである宛先アドレスのバージョンがIPv4か否かを判別するバージョン判別手段に対応する。
ステップS502の判別の結果、バージョンがIPv4の場合には(ステップS502でYES)、宛先のIPアドレスと同一のサブネットのIPアドレスを持つNICがあるか否か判別する(ステップS506)。このステップS506は、宛先アドレスと同一のサブネットのIPアドレスを持つNICがあるか否か判別するサブネット判別手段に対応する。
ステップS506の判別の結果、宛先のIPアドレスと同一のサブネットのIPアドレスを持つNICがある場合には(ステップS506でYES)、宛先のIPアドレスと同一のサブネットのIPアドレスを持つNICを選択する(ステップS507)。なお、NIC206,207のいずれも同一のサブネットのIPアドレスを持つ場合はデフォルトのNIC206が選択される。このように、本実施の形態では、宛先アドレスと同一のサブネットのIPアドレスを持つNICがあると判別された場合には、当該インタフェースを選択する。
そして、テーブル400の宛先にIPアドレスを設定し、再送フラグを「再送しない」に設定し(ステップS515)、本処理を終了する。「再送しない」に設定する理由は、ステップS507で、最も最適なNICが選択されたと考えられるため、異なるNICから送信しても成功する可能性がないためである。
ステップS506の処理に戻り、ステップS506の判別の結果、宛先のIPアドレスと同一のサブネットのIPアドレスを持つNICがない場合には(ステップS506でNO)、デフォルトのルータが設定されているか否か判別する(ステップS508)。このステップS508は、予め設定されたルータがあるか否かを判別するルータ判別手段に対応する。
ステップS508の判別の結果、デフォルトのルータが設定されている場合には(ステップS508でYES)、デフォルトのルータ111と同一のサブネットのIPアドレスを持つNICを選択する(ステップS509)。このように、本実施の形態では、予め設定されたルータがあると判別された場合には、予め設定されたルータと同一のサブネットのIPアドレスを持つNICを選択する。
そして、いずれのNICも同一のネットワークに接続されているか否か判別する(ステップS513)。
ステップS513の判別の結果、いずれのNICも同一のネットワークに接続されている場合には(ステップS513でYES)、テーブル400の宛先にIPアドレスを設定し、再送フラグを「再送しない」に設定し(ステップS515)、本処理を終了する。「再送しない」に設定する理由は、選択されたNICで送信を失敗した場合に同一のネットワークに接続された異なるNICから送信しても成功する可能性がないためである。
一方、ステップS513の判別の結果、いずれのNICも同一のネットワークに接続されていない場合には(ステップS513でNO)、テーブル400の宛先にIPアドレスを設定し、再送フラグを「再送する」に設定し(ステップS514)、本処理を終了する。
ステップS508に戻り、ステップS508の判別の結果、デフォルトのルータが設定されていない場合には(ステップS508でNO)、バージョンがIPv4か否か判別する(ステップS510)。このステップS510は、宛先アドレスのバージョンがIPv4か否かを判別する他のバージョン判別手段に対応する。
ステップS510の判別の結果、バージョンがIPv4ではなく、IPv6の場合には(ステップS510でNO)、ロンゲストマッチに従ってNICを選択し(ステップS511)、上記ステップS512に進む。このように、本実施の形態では、宛先アドレスのバージョンがIPv4ではなくIPv6と判別された場合には、ロンゲストマッチに従ってNICを選択する。
一方、ステップS510の判別の結果、バージョンがIPv4の場合には(ステップS510でYES)、デフォルトのNIC206を選択して(ステップS512)、上記ステップS513に進む。このように、本実施の形態では、宛先アドレスのバージョンがIPv4と判別された場合には、予め定められたインタフェースを選択する。
ステップS502に戻り、ステップS502の判別の結果、バージョンがIPv4ではなく、IPv6の場合には(ステップS502でNO)、宛先のIPアドレスを調査し(ステップS503)、IPアドレスがリンクローカルアドレスであるか否か判別する(ステップS504)。このステップS504は、宛先アドレスがリンクローカルアドレスか否か判別するリンクローカル判別手段に対応する。
ステップS504の判別の結果、IPアドレスがリンクローカルアドレスではない場合には(ステップS504でNO)、上記ステップS506に進む。
一方、ステップS504の判別の結果、IPアドレスがリンクローカルアドレスの場合には(ステップS504でYES)、上記ステップS512に進む。このように、本実施の形態では、宛先アドレスがリンクローカルアドレスと判別された場合に、予め定められたインタフェースを選択する。
以上説明した選択処理は、ネットワークプロトコル306で行われる処理であるが、Socket API Wrapper302やSocket API305が行ってもよい。
上述した送信処理において、送信失敗時に異なるNICから送信して成功する(S609でYES)の例として、図1の通信システム100がIPv6リンクローカルアドレスのみを用いてネットワークが構築されており、NIC206,207、サーバ104が全てIPv6リンクローカルアドレスしか持っていないような場合が挙げられる。
この場合、ステップS504の判別によって、LAN102に接続されたデフォルトのNIC206が選択されるが、実際の通信相手であるサーバ104はLAN103に接続されている。
従って、NIC206からの送信は必ず失敗するが、NIC207からの送信は成功することになる。
また、他の例として、図1の通信システム100がIPv4アドレスを用いてネットワークが構築されており、デフォルトのルータ111と通信相手であるサーバ114との間で何らかのネットワークトラブルが発生している場合が挙げられる。
このような場合、ステップS509によって選択されたNIC206からの送信は失敗するが、NIC207からの送信は成功することになる。
図8は、図5,6の送信処理の変形例を示すフローチャートである。
図8(A)は、最初の送信時の失敗の原因を調査して動作を変更する場合の処理の手順を示すフローチャートである。
図8(A)において、図6のステップS607の判別の結果、再送フラグが「再送する」に設定されている場合には(ステップS607でYES)、Socket API Wrapper302は、Socket API305から受け取ったエラーの内容を解析する(ステップS701)。
解析の結果、エラー内容が宛先が不在を示す内容か否か判別する(ステップS702)。ステップS702の判別の結果、エラー内容が宛先が不在を示す内容の場合には(ステップS702でYES)、ステップS608に進む。
一方、ステップS702の判別の結果、エラー内容が宛先が不在を示す内容ではない場合には(ステップS702でNO)、ステップS602に進む。次いで、ステップS613で送信失敗を返すこととなる。このように、本実施の形態では、データの送信が失敗した場合に、失敗した内容を示すエラー内容が宛先の不在を示す内容である場合には、再送信を行わない。
Socket API305から受け取るエラーとして、例えばLinux(登録商標)等の標準的なAPIを使用している場合、宛先への到達不能を示すENETUNREACHや、接続を試みたがタイムアウトしたことを示すETIMEDOUTがある。このようなエラーが返ってきたときは、宛先との間にネットワークの疎通がないと考えることができ、再送の対象となる。
それ以外のものに関しては、ネットワークの疎通はあるが、通信相手から切断されたり、内部のエラーと考えて再送は行わない。
なお、ETIMEDOUTが返ってくる例として、以下のケースが挙げられる。図1の通信システム100において、IPv6リンクローカルアドレスを用いて画像形成装置101がサーバ104と通信をしたい場合、最初にLAN102に送信する。
画像形成装置101がLAN102に送信すると、応答する機器が全くないため、一定時間経過後にタイムアウトを迎えることになる。この時Socket API305はSocket API Wrapper302にETIMEDOUTを返すことになる。
また、ENETUNREACHが返ってくる例として、以下のケースが挙げられる。IPv4アドレスを用いて画像形成装置101がサーバ114と通信をする場合、LAN102のルータ111が、ネットワーク113を介してサーバ114まで到達できないことを検知する。このとき、ルータ111は、ENETUNREACHを画像形成装置101に送信する。
図8(B)は、再送する場合にタイムアウト時間を変更する場合の処理の手順を示すフローチャートである。
図8(B)において、図6のステップS607の判別の結果、再送フラグが「再送する」に設定されている場合には(ステップS607でYES)、タイムアウト時間を変更し(ステップS801)、ステップS608に進む。
ステップS801において、タイムアウト時間は、初回送信時より短い時間に変更される。これは、再送信時のタイムアウト時間を初回送信時のタイムアウト時間と同じにすると、再送信に失敗した場合にタイムアウトまでの時間が倍になってしまうためである。
なお、初回送信時と再送信時のタイムアウト時間をデフォルトのタイムアウト時間の半分にしておけば、初回送信時と再送信時のタイムアウト時間の合計がデフォルトのタイムアウト時間となる。従って、図8(B)で示した処理に代え、初回送信時と再送信時のタイムアウト時間をデフォルトのタイムアウト時間の半分に調整するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、データの送信が失敗し、データを再送信する場合には、送信失敗の判断に用いられるタイムアウト時間を変更する。
図9は、図4のテーブル400の内容をユーザが削除する場合に表示される画面900を示す図である。
図9において、画面900には、テーブル400に設定された宛先とNICの組が表示される。
そして、削除ボタン901,902により、ユーザはテーブル400に設定された宛先とNICの組を1つずつまたは全て削除することができる。このように、本実施の形態では、テーブル400に設定された宛先と前記インタフェースとの組は、ユーザにより削除可能である。
この画面900を設けた理由は、ネットワーク環境を変更したり、トラブルが発生しているネットワーク環境が修復されることによって、元々通信が行えなかったNICで通信が可能になる場合があるためである。
このように、ネットワーク環境変更前や、トラブル発生中など特殊な状況で宛先とNICの組が設定された場合、ユーザは画面900で宛先とNICの組を削除できる。これにより、ネットワーク通信を可能な限りネットワークプロトコルの自然な判断で行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、選択されたインタフェースからデータを送信し(ステップS603)、データの送信が失敗した場合に(ステップS604でNO)、選択されたインタフェースとは異なるインタフェースからデータを送信するので(ステップS608)、データの送信失敗後に直ちにデータを再送可能となる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 通信システム
101 画像形成装置
102,103 LAN
111,112 ルータ装置
113 ネットワーク
203 CPU
204 RAM
205 ROM
206,207 NIC
208 操作パネル
211 HDD
212 不揮発性メモリ
302 Socket API Wrapper
303 NIC選択部
304 NIC設定部
305 Socket API
306 ネットワークプロトコル

Claims (12)

  1. 情報を表示する表示デバイスと、ネットワークに接続するための複数のインターフェースとを備え、所定の条件に基づいて選択されたインターフェースを介してのデータ送信に失敗したことにしたがって前記選択されたインターフェースとは異なるインターフェースを介してデータの再送信を試みる通信装置において、
    前記異なるインターフェースを介する前記再送信が行われた宛先アドレスを一覧可能な画面を前記表示デバイスに表示させる手段を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記画面において一覧可能な宛先アドレスは前記再送信によりデータの送信が成功した宛先アドレスであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記画面は、データ送信に利用するインターフェースの識別情報が宛先アドレスに対応付けて配置された画面であることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記画面は、インターフェースの識別情報と宛先アドレスの関連付けの解除指示が可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記画面は、前記解除指示の対象を宛先アドレス毎に指定可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記画面は、前記解除指示の対象を複数アドレスまとめて指定可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記所定の条件は、宛先アドレスがIPv6のリンクローカルアドレスであるか否かに関する条件であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記所定の条件は、宛先アドレスと同一のサブネットが設定されたインターフェースがあるか否かに関する条件であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記所定の条件は、IPv6のロンゲストマッチに関する条件であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記送信におけるタイムアウト時間と前記再送信におけるタイムアウト時間は異なることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 情報を表示する表示デバイスと、ネットワークに接続するための複数のインターフェースとを備え、所定の条件に基づいて選択されたインターフェースを介してのデータ送信に失敗したことにしたがって前記選択されたインターフェースとは異なるインターフェースを介してデータの再送信を試みる通信装置の制御方法であって、
    前記異なるインターフェースを介する前記再送信が行われた宛先アドレスを一覧可能な画面を前記表示デバイスに表示させる工程を有することを特徴とする制御方法。
  12. 情報を表示する表示デバイスと、ネットワークに接続するための複数のインターフェースとを備え、所定の条件に基づいて選択されたインターフェースを介してのデータ送信に失敗したことにしたがって前記選択されたインターフェースとは異なるインターフェースを介してデータの再送信を試みる通信装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記異なるインターフェースを介する前記再送信が行われた宛先アドレスを一覧可能な画面を前記表示デバイスに表示させる工程を有することを特徴とするプログラム。
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