JP5862336B2 - 通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御プログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ通信を行うNW経路(リンク)が疎通状態であるか否かの監視を行う、通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御プログラムに関し、特に、bonding機能により実現される冗長化されたNW経路(リンク)が疎通状態であるか否かの監視を行う技術に関する。
通信機器等を有するサーバなどにおけるデータ通信の信頼性を向上させるための手段として、NIC(Network Interface Card)を冗長化する構成とし、この複数のNICを束ねることで仮想的な1つのNICとして扱うbonding機能がサーバなどに採用されることが多い。bonding機能は、Linux(登録商標)カーネルに付属している機能であり、同種の技術を「トランキング」、「チーミング」などと呼ぶ場合がある。また、bonding機能を構成するNICを「スレーブ(slave)」、又は「スレーブインタフェース」と呼ぶ場合がある。
サーバなどにbonding機能を採用するメリットは、外部のルータとの間で複数のNW経路(リンク)を介した通信が可能となる点である。そのため、ある特定のNW経路に故障(リンク障害)が発生した場合でも、bonding機能を採用したサーバは、他のNW経路を使用した通信が可能となる。
前記説明したbonding機能では、通信方式として幾つかの動作モードが用意されている。サーバにbonding機能を採用する場合においては、一般的に耐障害性が重視され、「fault-tolerance(active-backup)モード」が選択される場合が多い。
ここで、active-backupモードは、activeな1つのスレーブインタフェース(以下、「稼働系スレーブインタフェース」と呼ぶ場合がある)と、非activeなスレーブインタフェース(以下、「待機系スレーブインタフェース」と呼ぶ場合がある)とで構成され、通常は「稼働系スレーブインタフェース」のみが通信を行い、稼働系スレーブインタフェースにリンク障害が起きた場合に、自動的に「待機系スレーブインタフェース」に切り替えて通信を継続する方式である。なお、スレーブインタフェースの中で、障害がなければ常に「稼働系スレーブインタフェース」として利用されるものを「プライマリスレーブ」と呼ぶ。
また、リンク障害の監視方式として、bonding機能では、「arp(Address Resolution Protocol)リンク監視方式」と「MII(Media Independent Interface)リンク監視方式」との2つの方式が規定されている。
arpリンク監視方式は、指定した装置に対してarpリクエストを送信し、その応答によりリンク状態の判定を行う。しかし、同サブネット内に常にブロードキャストを送信するマシンがいる場合は、指定した装置からのarpリクエストの応答がない場合でも、リンク障害(例えばリンクダウン)を検出できない場合がある。また、定期的にarpリクエストを送信するため、ネットワークに無駄なトラフィックが流れることとなる。そのため、通信機器等を有するサーバでは、MIIリンク監視方式が採用される場合が多い(非特許文献1参照)。
非特許文献1に記載されるActive-backupモードにおけるサーバシステムの概略図を図5に示す。図5に示すサーバ700は、通信機器710を備え、通信機器710は、稼働系スレーブインタフェースとして機能するNIC701Aと、待機系スレーブインタフェースとして機能するNIC701Bと、制御部702とで構成される。サーバ700は、NIC701Aを介してレイヤ2スイッチ(以下では、略して「L2SW」と呼ぶ場合がある)720Aに接続され、また、NIC701Bを介してL2SW720Bに接続される。
また、MIIリンク監視方式を用いた場合において、スレーブインタフェース701Aのリンク障害が発生した場合のスレーブインタフェースの切り替え処理の概要を図6に示す。図6に示すように、リンク障害の発生後は、bonding部703が、待機系スレーブインタフェースとして機能していたNIC701Bを稼働系スレーブインタフェースに切り替えて通信を行う。以下では、リンク障害が発生した場合のスレーブインタフェースの切り替え処理を「bonding切替」と呼ぶ場合がある。
"Linux Ethernet Bonding Driver HOWTO"、[online]、21 June 2005、Thomas Davis、[平成24年1月23日検索]、インターネット<URL: http://www.cyberciti.biz/howto/question/static/linux-ethernet-bonding-driver-howto.php>
しかしながら、前記説明したactive-backupモードにおけるMIIリンク監視方式では、稼働系スレーブインタフェースに接続されるNW経路に異常が発生した場合でも、稼働系スレーブインタフェース及び待機系スレーブインタフェース間の切り替えが行われない場合があるという問題があった。
Active-backupモードにおけるサーバシステムで前記問題があった構成例の概略図を図7に示す。図7は、サーバと上位のルータとの間にL2SWが配設されるネットワーク構成である。図7に示すネットワークにおいて、L2SW720Aが故障した場合、サーバ700からルータ730AへのNW経路が通信断となるが、NIC701Aの機能を稼働系スレーブインタフェースに切り替える処理は行われない(図8参照)。これは、MIIリンク監視方式では、稼働系スレーブインタフェースの状態が正常である限り、稼働系スレーブインタフェースに接続されるNW経路が正常な状態であると認識され、待機系スレーブインタフェースへの切り替えが行われない所、図8に示す状態では、稼働系スレーブインタフェースとして機能するNIC701Aのリンク状態が正常であるので、NIC701Aに接続されるNW経路についても正常な状態と認識されるためである。
その結果、サーバ700の稼働系スレーブインタフェースとして機能するNIC701Aからルータ730AへのNW経路が通信断になった場合でも、待機系スレーブインタフェースとして機能していたNIC701Bの稼働系スレーブインタフェースへの切り替えが実施されず、安定した通信サービスの提供ができなくなってしまうことが懸念された。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、安定したデータ通信を実現することができる、通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御プログラムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る通信制御装置は、第1の通信装置(30A)が配設される第1のリンク及び第2の通信装置(30B)が配設される第2のリンクを含んで構成される通信ネットワークと通信可能に接続される通信制御装置(10)であって、前記第1のリンクに接続される第1の物理通信部(1A)と、前記第2のリンクに接続される第2の物理通信部(1B)と、仮想的なインタフェースとして機能し、第1の識別情報が割り振られる第1の論理通信部(5A)と、仮想的なインタフェースとして機能し、第2の識別情報が割り振られる第2の論理通信部(5B)と、前記第1の物理通信部及び前記第2の物理通信部を論理的に束ねて、前記第1のリンクが疎通状態においては前記第1の物理通信部を介してデータ通信を行い、前記第1のリンクが非疎通状態においては前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行うデータ通信制御部(3)と、前記第1の識別情報が設定された疎通状態確認信号を、前記第1の通信装置に対して送信し、その応答を所定時間内に受信したか否かにより第1のリンクが疎通状態であるか否かを判定し、前記第2の識別情報が設定された疎通状態確認信号を、前記第2の通信装置に対して送信し、その応答を所定時間内に受信したか否かにより第2のリンクが疎通状態であるか否かを判定し、前記第1のリンクが非疎通状態であり、かつ前記第2のリンクが疎通状態であると判定した場合に、前記第1の物理通信部に代えて前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行うことをデータ通信制御部に対して指示するリンク監視部(4)とを備え、前記リンク監視部は、前記指示から前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行うようになるまでの時間を前記所定時間に含めないように保護期間を設けることを特徴とする。但し、( )内の符号は、例示である。
また、本発明に係る通信制御方法は、第1の通信装置(30A)が配設される第1のリンク及び第2の通信装置(30B)が配設される第2のリンクを含んで構成される通信ネットワークと通信可能に接続される通信制御装置(10)が実行する通信制御方法であって、前記通信制御装置は、前記第1のリンクに接続される第1の物理通信部(1A)と、前記第2のリンクに接続される第2の物理通信部(1B)と、仮想的なインタフェースとして機能し、第1の識別情報が割り振られる第1の論理通信部(5A)と、仮想的なインタフェースとして機能し、第2の識別情報が割り振られる第2の論理通信部(5B)とを備え、前記第1の物理通信部及び前記第2の物理通信部を論理的に束ねて、前記第1の物理通信部を介してデータ通信を行い、前記第1の識別情報が設定された疎通状態確認信号を、前記第1の通信装置に対して送信し、その応答を所定時間内に受信したか否かにより第1のリンクが疎通状態であるか否かを判定し、前記第2の識別情報が設定された疎通状態確認信号を、前記第2の通信装置に対して送信し、その応答を所定時間内に受信したか否かにより第2のリンクが疎通状態であるか否かを判定し、前記第1のリンクが非疎通状態であり、かつ前記第2のリンクが疎通状態であると判定した場合に、前記第1の物理通信部に代えて前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行い、前記指示から前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行うようになるまでの時間を前記所定時間に含めないように保護期間を設ける、ことを特徴とする。但し、( )内の符号は、例示である。
また、本発明に係る通信制御プログラムは、前記記載の通信制御方法を前記通信制御装置のコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、安定したデータ通信を実現することができる。
実施形態に係る通信システムの構成図である。 実施形態に係る通信システムにおけるNW経路(リンク)の監視処理を説明するための図である。 実施形態に係る通信システムにおける故障が発生した場合のスレーブインタフェースの切り替え処理を説明するための図である。 実施形態に係る通信システムを構成するサーバのNW経路の監視動作を示すフローチャートである。 比較例として示す、従来のActive-backupモードにおけるサーバシステムの構成図である。 比較例として示す、従来のActive-backupモードにおけるサーバシステムにおいてリンク障害が発生した場合のスレーブインタフェースの切り替え処理を説明するための図である。 比較例として示す、従来のActive-backupモードにおけるサーバシステムにおいて問題となる構成図である。 比較例として示す、従来のActive-backupモードにおけるサーバシステムにおいて問題となる状態を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態につき詳細に説明する。
各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
≪実施形態に係る通信システム≫
図1を参照して、実施形態に係る通信システムの構成を説明する。図1は、実施形態に係る通信システム1000の構成図である。
通信システム1000は、例えば、LAN(Local Area Network)であり、サーバ100と、冗長構成されているL2SW20A,20B(以下では、まとめて「L2SW20」と呼ぶ場合がある)と、同じく冗長構成されているルータ30A,30B(以下では、まとめて「ルータ30」と呼ぶ場合がある)とで構成される。ここで、ルータ30は、ICMP(Internet Control Message Protocol)に対応し、ICMPリクエスト送信が可能なIP(Internet Protocol)アドレスが割り当てられている。以下では、通信システム1000の主要な構成であるサーバ100の構成及び動作について詳細に説明する。
<サーバの構成>
サーバ100は、L2SW20A,20Bやルータ30A,30Bなどで構成される外部ネットワークを介するデータ通信を実現する装置である。サーバ100は、物理通信部としてのNIC1A,1Bと、制御部2とを備えて構成される。以下では、物理通信部としてのNIC1A,1Bと、制御部2とを合わせて通信制御装置としての通信機器10と呼ぶ場合がある。サーバ100は、通信機器10の他にもメインCPU(Central Processing Unit)、メインメモリ、電源など(いずれも図示せず)を備えて構成される。例えば、図示しないメインCPUでは、OS(Operating system)やアプリケーションが実行される。また、サーバ100は、通信機器10を備えれば種類は特に限定されない。また、サーバ100は、ブレードサーバとして構成してもよい。
(NIC(Network Interface Card))
物理通信部としてのNIC1A,1B(以下では、まとめて「NIC1」と呼ぶ場合がある)は、L2SW20に接続するための拡張ボードであり、LAN規格に対応した物理層やデータリンク層に基づいてデータ通信を行うための電子回路が実装される。NIC1は、例えば、10BASE−Tや100BASE−TXに対応したEthernet(登録商標)ボードである。本実施形態では、NIC1Aは、サーバ100をL2SW20Aに接続し、NIC1Bは、サーバ100をL2SW20Bに接続する。これにより、NIC1Aとルータ30Aとの間、及びNIC1Bとルータ30Bとの間でNW経路(リンク)が形成される。
(制御部)
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。なお、制御部2の機能をプログラム実行処理により実現する場合、図示しない記憶部には、この機能を実現するためのプログラムが格納される。
制御部2は、データ通信制御部としてのbonding部3と、リンク監視部4とを実現する。以下では、各機能について詳細に説明する。
(bonding部)
bonding部3は、Linux(登録商標)カーネルに付属している機能であり、NIC1A,1Bをボンディングして(束ねて)1つの論理的(仮想的)なインタフェースを構築し、データ通信を行う。本実施形態では、動作モードとして「fault-tolerance(active-backup)モード」が選択されているものとする。
図1においては、bonding部3は、NIC1Aを稼働系スレーブインタフェースとして機能(bonding部3とNIC1Aとの間を実線で表示)させ、NIC1Bを待機系スレーブインタフェースとして機能(bonding部3とNIC1Bとの間を破線で表示)させている状態を示しているが、詳細は後記するリンク監視部4からの指示で、NIC1における稼働系スレーブインタフェースの役割と待機系スレーブインタフェースの役割を切り替える(bonding切替)。これにより、サーバ100は、一つのMACアドレスやIPアドレスで通信パケットを処理しているにも関わらず、複数のNW経路(リンク)の構築が可能となり、通信システム1000において、高可用性(HA:fault tolerance)が実現される。
bonding部3は、図示しないメインCPUで実行されるアプリケーションから通信データを受け取り、受け取った通信データを、稼働系スレーブインタフェースを介して送信先に送信する。また、bonding部3は、送信元から送信された通信データを稼働系スレーブインタフェースを介して受信し、受信した通信データを、図示しないメインCPUで実行されるアプリケーションに渡す。なお、NIC1の内、どちらが稼働系スレーブインタフェースとして機能しているかは、サーバ100の図示しないメインCPUで実行されるOSにより、bonding設定ファイル内で管理されている。
(リンク監視部)
リンク監視部4は、bonding部3により論理的な一つのインタフェースとして束ねられたNIC1A,1Bに接続されるNW経路(リンク)の疎通状態、及び非疎通状態を確認し、NW経路(リンク)の状態に応じて、bonding部3に対し、NIC1の稼働系スレーブインタフェースの機能又は待機系スレーブインタフェースの機能の切り替え(bonding切替)を指示する。以下では、リンク監視部4が、NW経路(リンク)の疎通状態、及び非疎通状態を確認する方法を説明する。
リンク監視部4は、bonding部3により論理化(仮想化)されているNIC1単位に、論理通信部としてのVLAN(Virtual LAN)インタフェース5A,5B(以下では、まとめて「VLANインタフェース5」と呼ぶ場合がある)を割り振る。VLANインタフェース5は、例えば、IEEE802.1Q標準に規定される仮想的なインタフェースである。そして、リンク監視部4は、割り振ったVLANインタフェース5に対し、仮想的なIPアドレスを割り当てる。論理通信部としてのVLANインタフェース5に割り当てられる仮想的なIPアドレスは、第1の識別情報及び第2の識別情報である。
なお、実施形態では、リンク監視部4のVLANインタフェース5の設定、及びVLANインタフェース5へのIPアドレスの設定が、自動で行われる機能として規定される場合を想定して説明しているが、リンク監視部4は、操作者が手動でVLANインタフェース5等を設定するための機能を提供するように規定されてもよい。
続いて、リンク監視部4は、bonding部3により論理化(仮想化)されているNIC1単位に、NIC1に対応するVLANインタフェース5から疎通状態確認信号としてのICMPリクエストを送信し、その応答結果の有無を判定することで、NIC1に接続されるNW経路(リンク)の疎通状態を監視する。
具体的には、リンク監視部4は、疎通状態確認信号としてのICMPリクエストの送信からその応答を受信するまでの期間としてある一定の監視タイムアウト時間を定める。監視タイムアウト時間は、ラウンドトリップタイム(Round Trip Time)、ラウンドトリップディレイタイム(Round-Trip delay Time)を加味した応答遅延時間の統計値を元に算出する。
そして、リンク監視部4は、監視タイムアウト時間内に応答があった場合に、NIC1に接続されるNW経路(リンク)が疎通状態であると判定する。一方、リンク監視部4は、監視タイムアウト時間内に応答がなかった場合に、NIC1に接続されるNW経路(リンク)が非疎通状態(リンク障害が発生している状態)であると判定する。リンク監視部4は、NW経路(リンク)が非疎通状態であると判定した場合に、サーバ100の図示しないメインCPUで実行されるOSにて管理しているbonding設定ファイルを参照し、非疎通状態になったNW経路(リンク)が稼働系スレーブインタフェースに接続されるNW経路(以下では「稼働系リンク」と呼ぶ場合がある)であるか、それとも待機系スレーブインタフェースに接続されるNW経路(以下では、「待機系リンク」と呼ぶ場合がある)であるかを判定する。なお、稼働系リンクは、第1のリンクであり、待機系リンクは、第2のリンクである。
そして、リンク監視部4は、稼働系リンクが非疎通状態であり、かつ待機系リンクが疎通状態である場合に、稼働系スレーブインタフェースの役割と待機系スレーブインタフェースの役割との切り替えをbonding部3に指示する。この指示により、bonding部3は、NIC1の稼働系スレーブインタフェースの役割と待機系スレーブインタフェースの役割とを切り替える。リンク監視部4は、切り替え指示後もNW経路の監視を続ける。この際に、bonding切替が発生した直後は、bonding切替中のパケットロスを考慮し、監視タイムアウト時間に含めず、ICMPリクエスト送信は実施しないbonding切替保護時間を設けるのが好適である。
一方、リンク監視部4は、稼働系リンクが非疎通状態であっても、待機系リンクが非疎通状態である場合には、NIC1の稼働系スレーブインタフェースの役割と待機系スレーブインタフェースの役割とを切り替えても、データ通信は行えないので、bonding切替を実施しない。この場合、リンク監視部4は、サーバ100の図示しない表示部に、リンク障害が発生している旨を表示するようにしてもよい。
また、リンク監視部4は、待機系リンクが疎通状態又は非疎通状態であるかに関わらず、稼働系リンクが疎通状態である場合には、データ通信が行えている状態なので、bonding切替を実施しない。
リンク監視部4によるNW経路の疎通状態の監視は、周期的に実施するのが好適である。それにより、NW経路において発生した障害による非疎通状態を早期に検知し、NIC1におけるbonding切替を実施することができる。
続いて、リンク監視部4がNW経路(リンク)を監視する処理について、図2及び図3を参照して具体的に説明する。図2は、実施形態に係る通信システム1000におけるNW経路(リンク)の監視処理を説明するための図である。また、図3は、実施形態に係る通信システム10000における故障が発生した場合のスレーブインタフェースの切り替え処理を説明するための図である。
図2を参照し、リンク監視部4は、稼働系スレーブインタフェースとしてのNIC1Aに接続されるNW経路の疎通状態を確認するために、VLANインタフェース5Aからルータ30Aに対して、VLANインタフェース5Aに設定されたIPアドレスを送信元アドレスとするICMPリクエストを周期的に送信し、その応答をルータ30Aから受信する。また、リンク監視部4は、待機系スレーブインタフェースとしてのNIC1Bに接続されるNW経路の疎通状態を確認するために、VLANインタフェース5Bからルータ30Bに対して、VLANインタフェース5Bに設定されたIPアドレスを送信元アドレスとするICMPリクエストを周期的に送信し、その応答をルータ30Bから受信する。ここで、送信先であるルータ30A,30BのIPアドレスは、サーバ100の操作者が手動で設定してもよいし、サーバ100が自動で設定するようにしてもよい。
続いて、図2の状態において、L2SW20Aで故障(リンク障害)が発生した場合を想定する。図3に示すように、L2SW20Aで故障が発生することにより、リンク監視部4は、ルータ30Aに対して送信したICMPリクエストの応答を監視タイムアウト時間内に受信しない。そのため、リンク監視部4は、稼働系リンクが非疎通状態であると判定する。一方、リンク監視部4は、ルータ30Bに対して送信したICMPリクエストの応答を監視タイムアウト時間内に引き続き受信する。そのため、リンク監視部4は、待機系リンクが疎通状態であると判定する。そして、稼働系リンクが非疎通状態であり、かつ待機系リンクが疎通状態であるので、リンク監視部4は、NIC1のbonding切替をbonding部3に指示する。bonding部3は、リンク監視部4からの指示に基づき、NIC1Aの役割を稼働系スレーブインタフェースとし、NIC1Bの役割を待機系スレーブインタフェースとするbonding切替を実施する。そして、bonding部3は、NIC1Bを介してデータ通信を行う。
以上で、サーバ100の構成の説明を終了する。
<サーバの動作>
以下では、サーバ100が実施するNW経路の監視動作について図4を参照(適宜、図1ないし図3を参照)して説明する。図4は、実施形態に係る通信システム1000を構成するサーバ100のNW経路の監視動作を示すフローチャートである。
(NW経路(リンク)の監視動作)
サーバ100のリンク監視部4は、NW経路(リンク)の疎通状態を確認する(ステップS10)。具体的には、リンク監視部4は、bonding部3により論理化(仮想化)されているNIC1単位に、NIC1に対応するVLANインタフェース5から疎通状態確認信号としてのICMPリクエストを送信し、その応答結果の有無を判定することで、NIC1に接続されるNW経路(リンク)の疎通状態を確認する。
続いて、リンク監視部4は、稼働系リンクが非疎通状態であり、かつ待機系リンクが疎通状態であるか否かを判定する(ステップS20)。具体的には、リンク監視部4は、稼働系リンクに配設されるルータ30(図1では、ルータ30A)からICMPリクエストに対する応答を監視タイムアウト時間内に受信せず、一方、待機系リンクに配設されるルータ30(図1では、ルータ30B)からICMPリクエストに対する応答を監視タイムアウト時間内に受信した場合に、稼働系リンクが非疎通状態であり、かつ待機系リンクが疎通状態であると判定する。ステップS20で“Yes”と判定された場合に、処理はステップS30に進む。一方、ステップS20で“No”と判定された場合に、処理は終了する。
ステップS20で“Yes”と判定された場合に、リンク監視部4は、NIC1のbonding切替をbonding部3に指示する。bonding部3は、リンク監視部4からの指示に基づき、NIC1の稼働系スレーブインタフェースの役割と、待機系スレーブインタフェースの役割とを切り替える(ステップS30)。そして、処理は終了する。
以上で、サーバ100の動作の説明を終了する。また、通信システム1000の説明を終了する。
以上のように、実施形態に係る通信制御装置としての通信機器10は、VLANインタフェース5から疎通状態確認信号としてのICMPリクエストを送信し、その応答有無に応じて、bondingの稼働系スレーブインタフェースと待機系スレーブインタフェースの切り替えを実施する。そのため、稼働系スレーブインタフェースのNW経路(リンク)に異常が発生したにも関わらず、待機系スレーブインタフェースへのbonding切替が実施されないことを防ぐことができる。それにより、サーバ100の通信障害を早期に回復することが可能となり、安定したデータ通信を実現することができる。
≪変形例≫
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を変えない範囲で実施することができる。実施形態の変形例を以下に示す。
(リンク監視部)
実施形態では、リンク監視部4が、疎通状態確認信号としてのICMPリクエストの送信ごとに、監視タイムアウト時間を設定していた。しかしながら、NWトラヒックの負荷状況によっては、多量なパケットの送受信により、パケットロスが発生し得る可能性があり、その場合に、リンク監視部4の監視処理についてもパケット喪失率の考慮が必要となる。
つまり、リンク監視部4は、複数回のICMPリクエスト所定の間隔で送信し、監視タイムアウト時間以内にICMPリクエストの応答が1つ以上あった場合、NW経路状態は正常と判断し、監視タイムアウト時間以内にICMPリクエストの応答が1つも無かった場合は、NW経路になんらかの通信障害が発生したと判断する。それにより、NW瞬断によって一時的なNW障害・障害回復が繰り返されるような場合にも、bonding切替の繰り返しによるばたつきを抑える効果がある。
他にも、実施形態におけるICMPリクエスト応答有無を判定する監視タイムアウト時間の間隔等を、システム要件により最適値にチューニングしていくことによって、サーバの通信障害によるサービス中断期間を最小限に抑えることが可能である。
(NIC(Network Interface Card))
実施形態では、bonding部3により2つのNIC1A,1Bをボンディングして(束ねて)1つの論理的(仮想的)なインタフェースを構築していたが、NIC1の数は、2つに限定されない。NIC1の数は、複数であればよく、その内の一つを稼働系スレーブインタフェースとし、その他を待機系スレーブインタフェースとすることも可能である。それにより、bonding切替時に稼働系スレーブインタフェースとなり得る候補が増えるので、より安定したデータ通信を実現することができる。
(通信システム)
実施形態では、Active-backupモードにおいて一般的に採用される構成を通信システム1000として示したに過ぎず、通信システム1000の構成はこれに限定されない。例えば、L2SW20の数を増やして互いを連結する構成としてもよい。
1A,1B,1 NIC(物理通信部)
2 制御部
3 bonding部(データ通信制御部)
4 リンク監視部
5A,5B,5 VLANインタフェース(論理通信部)
10 通信機器(通信制御装置)
20A,20B,20 L2SW
30A,30B,30 ルータ(通信装置)
100 サーバ
1000 通信システム

Claims (6)

  1. 第1の通信装置が配設される第1のリンク及び第2の通信装置が配設される第2のリンクを含んで構成される通信ネットワークと通信可能に接続される通信制御装置であって、
    前記第1のリンクに接続される第1の物理通信部と、
    前記第2のリンクに接続される第2の物理通信部と、
    仮想的なインタフェースとして機能し、第1の識別情報が割り振られる第1の論理通信部と、
    仮想的なインタフェースとして機能し、第2の識別情報が割り振られる第2の論理通信部と、
    前記第1の物理通信部及び前記第2の物理通信部を論理的に束ねて、前記第1のリンクが疎通状態においては前記第1の物理通信部を介してデータ通信を行い、前記第1のリンクが非疎通状態においては前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行うデータ通信制御部と、
    前記第1の識別情報が設定された疎通状態確認信号を、前記第1の通信装置に対して送信し、その応答を所定時間内に受信したか否かにより第1のリンクが疎通状態であるか否かを判定し、前記第2の識別情報が設定された疎通状態確認信号を、前記第2の通信装置に対して送信し、その応答を所定時間内に受信したか否かにより第2のリンクが疎通状態であるか否かを判定し、前記第1のリンクが非疎通状態であり、かつ前記第2のリンクが疎通状態であると判定した場合に、前記第1の物理通信部に代えて前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行うことをデータ通信制御部に対して指示するリンク監視部とを備え、
    前記リンク監視部は、前記指示から前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行うようになるまでの時間を前記所定時間に含めないように保護期間を設ける、
    ことを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記データ通信制御部は、オペレーションシステムに付属するbonding機能であり、
    前記第1の論理通信部及び前記第2の論理通信部は、VLANインタフェースであり、
    前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報は、仮想的なIPアドレスである、
    ことを特徴とする請求項1に記載された通信制御装置。
  3. 前記疎通状態確認信号は、ICMPリクエストであり、
    前記リンク監視部は、
    前記第1の識別情報を送信元アドレスとするICMPリクエストを前記第1の通信装置に対して送信し、その応答を受信した場合に前記第1のリンクが疎通状態であると判定すると共に、受信しなかった場合に前記第1のリンクが非疎通状態であると判定し、一方、前記第2の識別情報を送信元アドレスとするICMPリクエストを前記第2の通信装置に対して送信し、その応答を受信した場合に前記第2のリンクが疎通状態であると判定すると共に、受信しなかった場合に前記第2のリンクが非疎通状態であると判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載された通信制御装置。
  4. 前記リンク監視部は、
    前記第1の通信装置に対して、ICMPリクエストを複数回にわたって送信し、所定時間内にそれらの送信に対する応答を少なくとも1つ受信した場合に前記第1のリンクが疎通状態であると判定すると共に、1つの応答も受信しなかった場合に前記第1のリンクが非疎通状態であると判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載された通信制御装置。
  5. 第1の通信装置が配設される第1のリンク及び第2の通信装置が配設される第2のリンクを含んで構成される通信ネットワークと通信可能に接続される通信制御装置が実行する通信制御方法であって、
    前記通信制御装置は、前記第1のリンクに接続される第1の物理通信部と、前記第2のリンクに接続される第2の物理通信部と、仮想的なインタフェースとして機能し、第1の識別情報が割り振られる第1の論理通信部と、仮想的なインタフェースとして機能し、第2の識別情報が割り振られる第2の論理通信部とを備え、
    前記第1の物理通信部及び前記第2の物理通信部を論理的に束ねて、前記第1の物理通信部を介してデータ通信を行い、
    前記第1の識別情報が設定された疎通状態確認信号を、前記第1の通信装置に対して送信し、その応答を所定時間内に受信したか否かにより第1のリンクが疎通状態であるか否かを判定し、前記第2の識別情報が設定された疎通状態確認信号を、前記第2の通信装置に対して送信し、その応答を所定時間内に受信したか否かにより第2のリンクが疎通状態であるか否かを判定し、前記第1のリンクが非疎通状態であり、かつ前記第2のリンクが疎通状態であると判定した場合に、前記第1の物理通信部に代えて前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行い、
    前記指示から前記第2の物理通信部を介してデータ通信を行うようになるまでの時間を前記所定時間に含めないように保護期間を設ける、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  6. 請求項5に記載の通信制御方法を前記通信制御装置のコンピュータに実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
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