JP2015133688A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015133688A
JP2015133688A JP2014154097A JP2014154097A JP2015133688A JP 2015133688 A JP2015133688 A JP 2015133688A JP 2014154097 A JP2014154097 A JP 2014154097A JP 2014154097 A JP2014154097 A JP 2014154097A JP 2015133688 A JP2015133688 A JP 2015133688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
period
unit
network
communication control
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2014154097A
Other languages
English (en)
Inventor
達哉 吉田
Tatsuya Yoshida
達哉 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014154097A priority Critical patent/JP2015133688A/ja
Publication of JP2015133688A publication Critical patent/JP2015133688A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0805Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability
    • H04L43/0811Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability by checking connectivity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications
    • H04L41/0654Management of faults, events, alarms or notifications using network fault recovery
    • H04L41/0668Management of faults, events, alarms or notifications using network fault recovery by dynamic selection of recovery network elements, e.g. replacement by the most appropriate element after failure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0823Errors, e.g. transmission errors
    • H04L43/0829Packet loss

Abstract

【課題】機器がネットワークから切断されたことの検出を好適に行うことができる通信制御装置を提供する。
【解決手段】機器のネットワークへの接続状況を監視する通信制御装置であって、前記ネットワークの通信状態を検知する検知部と、前記検知部により検知された通信状態に応じて、期間を定める設定部と、前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信部と、前記受信部が前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御部とを備える。
【選択図】図11

Description

本開示は、通信制御に関し、特に、機器のネットワークへの接続状態を検知する技術に関する。
ネットワークに接続した機器が、非接続状態になったこと、即ち切断されたことを把握するための死活監視の技術として、機器に対してメッセージ(パケット)を繰り返し(周期的に)送信してその機器からの応答の有無を確認する方法等が広く用いられている。特許文献1には、メッセージの周期的送信によって機器の死活監視を行う場合において、ネットワークの通信状態を検知して検知結果に基づいてメッセージの送信間隔を変更する技術が示されている。
特開2004−364168号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、ネットワークの通信状態に応じてメッセージの送信間隔を変更する技術にすぎないため、機器がネットワークから切断されたことの検出を必ずしも好適に行えるものではない。
非限定的で例示的な一態様は、機器がネットワークから切断されたことの検出を好適に行うことができる通信制御装置である。
本開示の一態様の付加的な恩恵及び有利な点は本明細書及び図面から明らかとなる。この恩恵及び/又は有利な点は、本明細書及び図面に開示した様々な態様及び特徴により個別に提供され得るものであり、その1以上を得るために全てが必要ではない。
ある一般態様において本開示技術は次の特徴を有する。本開示の一態様に係る通信制御装置は、機器のネットワークへの接続状況を監視する通信制御装置であって、前記ネットワークの通信状態を検知する検知部と、前記検知部により検知された通信状態に応じて、期間を定める設定部と、前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信部と、前記受信部が前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御部とを備える通信制御装置である。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能な記録媒体で実現されてもよく、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えばCD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)などの不揮発性の記録媒体を含む。
本開示の一態様に係る通信制御装置は、機器がネットワークから切断されたことの検出を好適に行うことができる。
実施の形態に係る通信システムを示す概略図 通信システムにおける各装置類の機能構成を示すブロック図 実施の形態1に係る設定値テーブルを示す図 接続確認処理を示すフローチャート 切断検出処理を示すフローチャート 接続確認メッセージの送信及び接続確認用データの受信を示す図 設定処理を示すフローチャート 不受信時間閾値算定処理を示すフローチャート 実施の形態2に係る通信システムにおける通信制御装置及び機器群の論理的な接続関係を示す図 実施の形態2に係る設定値テーブルを示す図 一実施態様に係る通信制御装置の機能構成を示すブロック図
機器がネットワークから切断されたことの検出を好適に行うべく、本開示の一態様に係る通信制御装置は、機器のネットワークへの接続状況を監視する通信制御装置であって、前記ネットワークの通信状態を検知する検知部と、前記検知部により検知された通信状態に応じて、期間を定める設定部と、前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信部と、前記受信部が前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御部とを備える通信制御装置である。ここで、ネットワークの通信状態の検知という概念は、直接計測することによる検知や、他装置による計測結果を受信することによる検知を含む。また、通信状態の検知対象のネットワークは少なくとも機器と通信制御装置との間の通信経路の一部を含む。また、所定処理は、例えば、機器が切断された旨を示す情報を出力する処理、切断された機器を除く機器群間でのデータの論理的な配信経路を再構築する処理等である。
上記構成により、ネットワークの通信状態に応じてネットワークから機器が切断されたことを検出するためのデータ受信に係る待ち時間を調整し得るので、通信状態が変動しても一定値以下に誤検出率を抑えることを保証する等といったシステム要件を満足させ得る。
例えば、前記検知部による前記検知は、前記ネットワークにおけるパケットのロス率の検知であり、前記設定部は、前記検知部により検知された前記ロス率が所定値より高い場合には当該所定値の場合に定めた前記期間より大きい前記期間を定め、前記設定部は、前記検知部により検知された前記ロス率が所定値より低い場合には、当該所定値の場合に定めた期間より小さい期間を定めることとしてもよい。
これにより、ネットワークのロス率が高い場合と比べて低い場合、つまり通信状態が良好な状態である場合は、ネットワークから機器が切断されたことを検出するのに要する時間が短くなり、切断に迅速に対処できるようになる。
また、例えば、前記通信制御装置は、更に、前記機器から周期的に送信される接続確認用データの送信間隔を特定する特定部を備え、前記期間は、前記送信間隔を基準とした相対的な大きさとして表現される値をとり、前記設定部は、前記検知部により検知された前記ロス率が前記所定値より高い場合には前記所定値の場合に定めた前記期間に比べて、前記送信間隔を基準とした相対的な大きさとして前記期間を表現した値が大きくなるように前記期間を定め、前記設定部は、前記検知部により検知された前記ロス率が前記所定値より低い場合には前記所定値の場合に定めた前記期間に比べて、前記送信間隔を基準とした相対的な大きさとして前記期間を表現した値が小さくなるように前記期間を定めることとしてもよい。
これにより、ネットワークのロス率が高い場合と比べて低い場合に、ネットワークから機器が切断されたことを検出するために用いるメッセージ等の送信間隔に対する切断検出に要する時間が短くなり、その送信間隔を変更しないときには切断に迅速に対処し得る。
また、前記通信制御装置は、更に、前記機器から周期的に送信される接続確認用データの送信間隔を特定する特定部と、前記期間の前記送信間隔に対する比をn、前記ロス率をAとするとき、Aのn乗が、誤検出率の上限を定めた所定上限誤検出率以下となり、かつ、前記期間が前記期間の上限を定めた所定上限期間以下となる関係を満たすように、前記設定部が前記期間を定められない場合には、前記機器から周期的に送信される前記接続確認用データの送信間隔を短くするよう制御を行う送信間隔変更部とを備え、前記設定部は、前記Aのn乗が、切断の誤検出率に係る上限を定めた所定上限誤検出率以下となり、かつ、前記期間が前記期間の上限を定めた所定上限期間以下となる関係を満たすように前記期間を定めることが可能であれば定めることとしてもよい。
これにより、システム要件として許容される範囲に誤検出率を抑えることが可能となる。
また、前記通信制御装置は、更に、前記所定上限誤検出率を示す情報の入力を受け付ける入力部を備え、前記設定部は、前記入力部により入力された前記所定上限誤検出率を用いて、前記期間を定めることとしてもよい。
これにより、システム管理者等が、システム要件としての上限誤検出率を指定又は変更できるようになる。
また、前記通信制御装置は、更に、前記所定上限期間を示す情報の入力を受け付ける入力部を備え、前記設定部は、前記入力部により入力された前記所定上限期間を用いて、前記期間を定めることとしてもよい。
これにより、システム管理者等が、機器からデータが受信できないことをもって機器が切断されたと判断するまでの時間(不受信時間)についての上限閾値を指定又は変更できるようになる。
また、前記検知部は前記ロス率の検知を、前記機器から送信されたデータを前記受信部が受信した頻度に基づいて前記ロス率を算定することにより行うこととしてもよい。
これにより、機器からのデータの受信に用いられた通信経路におけるロス率に応じて適切に、機器の切断を検出するためのデータ受信の待ち時間を調整し得るようになる。
また、前記検知部は、繰り返し前記検知を行い、前記設定部は、前記検知部により検知された通信状態の変化に基づいて期間を新たに定めるタイミングを決定し、決定したタイミングで前記期間を定めることとしてもよい。
これにより、通信状態に応じて閾値を定めるタイミングを調整し得るようになる。
また、前記通信制御装置は、更に、映像及び音声の少なくとも一方を表すコンテンツデータを、前記ネットワークを介して前記機器に送信する送信部を備え、前記機器は、前記コンテンツデータを受信すると当該コンテンツデータを外部の端末装置へと送信する機能を有し、前記制御部は、前記所定処理として、前記コンテンツデータを前記端末装置へと伝送するために前記ネットワークにおける伝送経路を変更するための制御を実行することとしてもよい。
これにより、ネットワークの通信状態に応じて機器の切断の検出を好適に行い、切断に対してコンテンツデータの伝送経路を変更することができるようになる。
また、前記制御部は、前記所定処理として、前記機器が前記ネットワークから切断されたことを示す情報を出力する処理を実行することとしてもよい。
これにより、ネットワークから機器が切断されたことが検出された場合にその旨の出力がなされるようになる。
また、前記検知部による前記検知は、前記ネットワーク内でのデータの円滑な伝送が阻害される度合いの大きさを算定することによりなされ、前記設定部は、前記度合いが所定基準より大きいと算定された場合には当該所定基準より小さいと算定された場合に比べて前記期間を大きくするように、前記期間を定めることとしてもよい。
これにより、ネットワークでのデータの円滑な伝送が阻害される度合いが変化した場合でも、適切に機器のネットワークからの切断を検知し得るようになる。
また、前記検知部は、前記機器からの到来が予定されたデータが到来予定時刻から一定時間経過しても受信できない確率を、前記度合いとして算定することとしてもよい。
これにより、ネットワークでのデータ遅延やロスを踏まえて適切に機器のネットワークからの切断を検知し得るようになる。
また、本開示の一態様に係る集積回路は、機器のネットワークへの接続状況を監視するための集積回路であって、前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信部と、前記ネットワークの通信状態を検知する検知部と、前記検知部により検知された通信状態に応じて、時間についての期間を定める設定部と、前記受信部が前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御部とを備える集積回路である。
また、本開示の一態様に係る通信制御方法は、機器のネットワークへの接続状況を監視する通信制御装置において用いられる通信制御方法であって、前記ネットワークの通信状態を検知する検知ステップと、前記検知ステップにおいて検知された通信状態に応じて、時間についての期間を定める設定ステップと、前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御ステップとを含む通信制御方法である。
また、本開示の一態様に係るプログラムは、プロセッサを有する装置に、機器のネットワークへの接続状況を監視する通信制御処理を実行させるためのプログラム備えたコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、前記通信制御処理は、前記ネットワークの通信状態を検知する検知ステップと、前記検知ステップにおいて検知された通信状態に応じて、期間を定める設定ステップと、前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて、前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御ステップとを含むプログラムを備えたコンピュータで読み取り可能な記録媒体である。
これらにおいても、ネットワークの通信状態に応じてネットワークから機器が切断されたことを検出するためのデータ受信の待ち時間を調整し得るので、通信状態が変動しても一定値以下に誤検出率を抑えることを保証する等といったシステム要件を満足させ得る。
なお、これらの包括的又は具体的な各種態様には、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体等の1つ又は複数の組み合わせが含まれる。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
ここで示す実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序等は、一例であって本開示を限定するものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
各実施の形態では、主に、機器のネットワークからの切断を検出することに関するシステム要件(検出精度、検出時間)とネットワークの通信状態とに応じて、切断の判断にかける時間を調整する通信制御装置について説明する。なお、通信制御装置は、機器から周期的に送信されることが期待される接続確認用データが受信できない時間が、閾値(不受信時間閾値)を超えたと判断すると、通信制御装置は機器がネットワークから切断されていると判断(切断の検出)する。ここでの受信できない時間とは、通信制御装置が、その期間に受信を試みても、受信できなかった期間をいう。
(実施の形態1)
以下、本開示の一実施態様である実施の形態1について説明する。
(構成)
図1は、実施の形態に係る通信システム10を示す概略図である。
通信システム10は、インターネット網等の通信用のネットワーク90を介して複数の機器200a〜200fの間で通信を行うためのシステムである。その機器間の通信を制御する通信制御装置100は、機器200a〜200fそれぞれのネットワークへの接続状況を監視(いわゆる死活監視)し、いずれかの機器のネットワークからの切断を検出すれば切断対処処理を実行する。切断対処処理は、切断に対処するための処理である。切断対処処理は、例えば、切断があった旨又は切断された機器に関する情報を表示装置に表示することであってもよい。また、切断対処処理は切断された機器に関する情報を他の機器群へ送信することであってもよい。
図1では、通信制御装置100がネットワークへの接続状況を監視(死活監視)する対象の機器の代表例として、互いに通信を行う6台の機器200a〜200fを示している。図1に示すように、通信システム10は、ネットワーク90と、通信制御装置100と、機器200a〜200fとを備える。ここで、ネットワーク90は、インターネット網の他、移動体回線網、ローカル通信網(LAN等)等のいかなるネットワークであってもよい。また、ネットワーク90におけるネットワーク経路は有線、無線を問わない。
図2は、通信システム10における各装置類の機能構成を示すブロック図である。同図では、通信制御装置100及び機器200aのみを示し、他の装置類は省略している。
ここで、通信制御装置100は、メモリ、プロセッサ、計時機構(タイマー)、通信回路等を備えるコンピュータにより構成される。この通信制御装置100は、機能面では図2に示すように、設定部110、入力部120、送信部130、受信部140、検知部150、表示部160、特定部170、送信間隔変更部180及び制御部190を有する。そして、通信制御装置100は、各機器の死活監視のために、後述する接続監視処理、切断検出処理及び設定処理を実行する。
設定部110は、メモリ、ハードディスク等の記憶媒体に各種データを設定して保持する機能を有する。なお、設定部110による各種データの設定は、新規設定のみならず再設定つまり更新も含む。設定部110に保持されるデータには、送信部130が送信する接続確認メッセージの送信間隔を示すデータ、機器200a等からの受信ができない時間に係る切断判断用の閾値である不受信時間閾値等が含まれる。
入力部120は、キーボード、タッチパッド等の入力装置を含み、ユーザから入力された設定値を設定部110に保持させる機能を有する。
送信部130は、通信回路の一部を含んで構成され、機器200a等にデータ(パケット)を送信する機能を有する。この機能により送信されるデータは、機器200a等に応答を要求するメッセージである接続確認メッセージを含む。接続確認メッセージは機器200a等がネットワークへの接続状況を確認するために使用される。
受信部140は、通信回路の一部を含んで構成され、ネットワーク90からデータ(パケット)を受信する機能を有する。ネットワーク90から受信されるデータには、接続確認メッセージへの応答としての機器200a等からの接続確認用データが含まれる。
検知部150は、受信部140により受信されたデータに基づいて、ネットワークの通信状態を検知する機能を担う。ネットワークの通信状態の検知は、例えば、通信制御装置100に到来することが予定されたデータ(パケット)のうち、ネットワーク中で消失して到来しなかったパケットの割合を示すロス率を用いて行う。なお、接続確認メッセージ又は接続確認用データのパケットがネットワーク中で消失することにより、実際にはネットワークに接続されている機器について、通信制御装置100が、切断されていると誤検出してしまう可能性が生じる。
表示部160は、表示装置(例えば液晶ディスプレイ)を含み、ユーザに対して情報を表示する機能を有する。
特定部170は、設定部110に保持されているデータに基づき、機器200a等の各機器から接続確認用データが送信される送信間隔を特定する機能を有する。
送信間隔変更部180は、制御部190の要求に応じて、設定部110が保持している送信間隔を示すデータを、更新させる機能を有する。
また、制御部190は、受信部140が機器200a等からデータを受信できない時間が不受信時間閾値を超えた場合に、ネットワークからその機器が切断されたと判断し、切断対処処理(表示部160への切断の旨の表示等)を実行する機能を担う。また、制御部190は、送信部130による接続確認メッセージの送信を制御する機能、一定条件下で送信間隔変更部180に送信間隔の更新を要求する機能、不受信時間閾値を算定して設定部110に設定させる機能等を有する。
なお、設定部110、検知部150、特定部170、送信間隔変更部180及び制御部190の全部又は一部の機能は、通信制御装置100を構成するメモリに格納された制御プログラムをプロセッサが実行することにより実現される。
また、機器200aは、メモリ、プロセッサ、通信回路等を備えるコンピュータにより構成される。この機器200aは、機能面では図2に示すように、受信部210、送信部220、表示部230及び制御部240を有する。
ここで、受信部210は、通信回路の一部を含んで構成され、ネットワーク90からデータ(パケット)を受信する機能を有する。ネットワーク90から受信されるデータには、他の機器200b〜200fから送信されるデータ、通信制御装置100からの接続確認メッセージ等が含まれる。
送信部220は、通信回路の一部を含んで構成され、他の機器200b〜200f及び通信制御装置100にデータ(パケット)を送信する機能を有する。この機能により送信されるデータには、通信制御装置100からの接続確認メッセージに対する応答データ(接続確認用データ)が含まれる。
表示部230は、表示装置を含み、機器200aのユーザに対して情報を表示する機能を有する。
また、制御部240は、受信部210により受信されたデータに基づいて、情報を表示部230に表示させ、送信部220の送信を制御する機能を有する。この機能は、機器200aを構成するメモリに格納された制御プログラムをプロセッサが実行することにより実現される。この制御プログラムは、通信制御装置100からの接続確認メッセージが受信された場合に接続確認用データを送信部220に送信させる処理を実行するよう構成されたプログラムを含む。
なお、図2では示していないが、機器200b〜200fのそれぞれも、機器200aと同一の機能構成を有する。
(データ構成)
以下、上述の構成を備える通信システム10において、通信制御装置100による死活監視に用いられるデータについて説明する。
通信制御装置100の設定部110は、接続確認メッセージの送信間隔を示すデータ及び切断判断用の閾値である不受信時間閾値の他に、機器のネットワークからの切断を検出することに関するシステム要件(検出精度、検出時間)を示すデータを保持する。具体的には、このシステム要件に係るデータの1つは、機器がネットワークから切断されたと判断(検出)したことが誤検出である割合(誤検出率)についてのシステムが許容する上限の値である上限誤検出率(0以上1以下の値をとる。)である。つまり、上限誤検出率は、機器がネットワークから切断されていないにもかかわらず機器がネットワークから切断されたと誤って検出してしまうことを許容する上限の値であり、一例としては10のマイナス24乗等といった値である。システム要件に係るデータの別の1つは、切断判断用の閾値である不受信時間閾値についてのシステムが許容する上限の値である不受信時間上限閾値であり、一例としては3600ミリ秒等といった値である。この上限誤検出率及び不受信時間上限閾値は、例えばシステム管理者等のユーザにより入力部120を介して指定されることで、設定部110に設定され、保持される。これらのシステム要件に係るデータは、不受信時間閾値等を設定するための設定処理(後述)において用いられる。
設定部110は、更に、設定値テーブル300を保持する。図3は、設定値テーブル300の構成及び内容例を示す図である。
設定値テーブル300は、死活監視の対象となる各機器について、ネットワークから切断されたか否かを判断するために用いる値を設定した情報である。
この設定値テーブル300は、図3に示すように、死活監視の対象となる各機器について、機器情報310、送信間隔320及び不受信時間閾値330を含んで構成される。ここで、ある機器についての機器情報310は、その機器に関する機器ID、IPアドレス(Internet Protocol Address)等の各種情報である(図3では機器ID以外は図示を省略している)。また、送信間隔320は、その機器に対して通信制御装置100が接続確認メッセージを周期的に送信する際の周期を示す情報である。また、ある機器についての不受信時間閾値330は、その機器がネットワークから切断されたと判断するためにその
機器からのデータの受信を待つ時間を示す情報である。
ここで、機器200aの機器IDが「C001」であるとして、図3の内容例を説明する。
図3の内容例は、機器IDが「C001」という機器情報310が指す機器200aに対しての、接続確認メッセージの周期(送信間隔)は、250ミリ秒であり、不受信時間閾値は3000ミリ秒(3秒)であることを示している。この機器200aからのデータが3秒の間受信できなければ機器200aはネットワークから切断されたと判断されることになる。なお、各機器についての送信間隔320及び不受信時間閾値330は、設定処理(後述)により変更され得る。
また、設定部110は、更に、全ての機器について送信間隔320の値の初期値(デフォルト値)である送信間隔基本値(例えば250ミリ秒)を予め保持する。そして、設定値テーブルにおける送信間隔320の初期値を、この送信間隔基本値とする。なお、この送信間隔基本値も、システム管理者等のユーザにより入力部120を介して指定されることとしてもよい。
(動作)
以下、上述の構成を備え、上述のデータを取り扱う通信システム10における各装置類の動作を説明する。
図4は、接続確認処理を示すフローチャートである。この接続確認処理は、通信制御装置100において、死活監視の対象となる機器毎に、その機器に対して周期的に接続確認メッセージを送信するために、実行される。ここでは、機器200aに対して実行される接続確認処理について説明する。
通信制御装置100の制御部190は、送信部130を制御して、機器200aに対して接続確認メッセージを送信させる(ステップS11)。接続確認メッセージは、機器200a〜200fの各々に対して、応答を要求するものとして予め定められたフォーマットのデータであり、例えば、インターネット制御通知プロトコル(ICMP:Internet Control Message Protocol)等に従ったメッセージである。なお、制御部190は、設定部110により保持されている設定値テーブル300を参照して、機器200aに対する接続確認メッセージの送信周期である送信間隔320を送信部130に伝達する。これにより、送信部130は、送信間隔320の示す時間(図3の例では250ミリ秒)が経過する毎に(ステップS12)、接続確認メッセージの送信を繰り返す(ステップS11)。なお、機器200bの機器IDが「C002」であるとすれば、図3の例によれば、送信部130は、機器200aに対する処理とは並行して機器200bに対しても、250ミリ秒毎に接続確認メッセージの送信を繰り返す(ステップS11,S12)。このように、送信部130は機器200a〜200fに対して並列的に接続確認メッセージの送信を繰り返す。
ステップS11において機器200aに対して送信された接続確認メッセージは、ネットワーク90を介して、機器200aに到達することが予定される。機器200aにおいて受信部210により接続確認メッセージの受信がなされると、制御部240の制御下で送信部220が接続確認用データを通信制御装置100に対して送信する。接続確認用データも、予め定められたフォーマットのデータであり、例えば、ICMP等に従ったメッセージである。なお、ネットワーク90の通信状態によっては、送信された接続確認メッセージが、機器200aに到達する前にネットワーク90上のルータ等によって破棄されて、消失することがあり得る。また、機器200aからの応答である接続確認用データも同様に消失することがあり得る。
図5は、切断検出処理を示すフローチャートである。この切断検出処理は、通信制御装置100において、死活監視の対象となる機器毎に、その機器がネットワーク90から切断されたかどうかを判断するために、即ち切断を検出するために、実行される。ここでは、機器200aの切断を検出するための切断検出処理について説明する。
通信制御装置100の制御部190は、機器200aからのデータが受信されなくても切断と判断しない時間、つまり設定部110が設定値テーブル300の内容として保持している不受信時間閾値を、計時用のタイマーにセットする(ステップS21)。なお、設定値テーブル300に不受信時間閾値を設定する設定処理については後程説明する。
ステップS21で不受信時間閾値がセットされた計時用のタイマーのカウントダウンがなされ、計時用のタイマーの値がゼロになったときには(ステップS22)、制御部190は、切断対処処理を実行する(ステップS24)。また、計時用のタイマーの値がゼロになるまでの間は、機器200aから接続確認用データを含む何らかのデータが受信できるのを待つ(ステップS23)。受信できた場合には、計時用のタイマーをリセットする、即ち不受信時間閾値を計時用のタイマーに設定する処理に戻る(ステップS21)。
このような切断検出処理によれば、通信制御装置100の送信した接続確認メッセージに応答して機器200aから送信される接続確認用データの受信、或いはその機器200aから通信制御装置100に対して送信される何らかのデータの受信が、不受信時間閾値を超える期間だけ滞った場合に、機器200aがネットワークから切断されたと判断することとなる。データの受信が不受信時間閾値を超える期間だけ滞った場合は、換言すれば、データの受信を試みてもデータが実際に受信できていない期間が不受信時間閾値を超えるまでに至った場合である。なお、制御部190は、機器200a〜200fの各々について並行して、その機器がネットワーク90から切断されたことの検出を行う。
以下、図4及び図5に基づいて説明した接続確認処理及び切断検出処理により実行されるデータの送受信のタイミングについて図6を用いて説明する。
図6は、通信制御装置100と機器200aとの間での接続確認メッセージの送信及び接続確認用データの受信のタイミングを示す図である。
図6に示すように、通信制御装置100からは、時刻TS1、TS2、TS3、TS4、TS5、・・・、TS14、TS15において応答を要求する接続確認メッセージが機器200aに対して送信される。時刻TS2と時刻TS1との間、時刻TS3と時刻TS2との間等の間隔は、機器200aについて設定値テーブル300の送信間隔320が示す時間x(図3の例では250ミリ秒)となっている。
また、時刻TS1において機器200aから送信された応答データである接続確認用データの通信制御装置100における受信が、時刻TS1の直後の時刻TR1になされる。また、通信制御装置100から時刻TS2に送信された接続確認メッセージに応答するための機器200aからの接続確認用データが時刻TR2に受信される。同様に、時刻TS3に送信された接続確認メッセージに応答するための機器200aからの接続確認用データが時刻T3に受信される。図6に示した例では、時刻TS4以後に通信制御装置100から周期的に送信された接続確認メッセージに対する応答データ(接続確認用データ)は、ネットワーク90において消失した等により、通信制御装置100では受信されていない。機器200aから最後にデータが受信されてから、設定値テーブル300の不受信時間閾値330が示す時間y(図3の例では、3秒)が超過しても、機器200aからのデータが受信できなければ、機器200aがネットワークから切断されていると判断される。
以下、通信制御装置100において実行される設定処理について説明する。
図7は、設定処理を示すフローチャートである。
通信制御装置100の設定部110は、システム運用の開始段階(機器の死活監視機能の実行開始段階)に際して、入力部120を介してなされるユーザによる指定に応じて、上限誤検出率を保存する(ステップS31)。また、設定部110は、入力部120を介してなされるユーザによる指定に応じて、不受信時間上限閾値を保存する(ステップS32)。なお、この上限誤検出率及び不受信時間上限閾値は、死活監視対象の機器毎に異なるように定められるのではなく、死活監視対象の全ての機器に対して一律に定められる。
そして、通信制御装置100は、以下に示すステップS33〜S38における各処理を、死活監視対象の機器毎について実行する。即ち、各機器について、不受信時間閾値を設定する。
通信制御装置100の検知部150は、ネットワーク90の通信状態(例えばロス率)を検知する(ステップS33)。具体的には、機器200aについての不受信時間閾値を設定するためには、通信制御装置100と機器200aとの間のデータ通信経路におけるパケット消失の程度(ロス率)を検知する。このロス率は、機器から送信されたデータを受信部140が受信した頻度に基づいて算定される。換言すれば、ロス率は、例えば、過去の一定期間(例えば現在より5分前から1分前までの間)に、機器200aから送信されることが予定されたパケットのうち、通信制御装置100で十分な期間(例えば機器がデータを送信してから1分)が経過しても受信されなかったものの割合で定まる。なお、パケットの消失の程度(ロス率)の算定方法は、他の方法であってもよい。
検知部150より検知結果を伝えられた制御部190は、前回の検知結果と比較して、検知した通信状態(例えばロス率)が変化した場合には(ステップS34)、不受信時間閾値を算定するための不受信時間閾値算定処理を実行する(ステップS35)。以下、機器200aについての、このステップS35における不受信時間閾値算定処理の内容について図8を用いて説明する。
図8は、不受信時間閾値算定処理を示すフローチャートである。
制御部190は、設定部110が保持している上限誤検出率と検知部150に伝えられた通信状態(例えばロス率)に基づき、不受信時間閾値である時間yの、送信間隔である時間xに対する比nを算定する(ステップS41)。なお、比nは1より大きい。通信状態をロス率とした場合の、誤検出率Pとロス率Aと比nとの関係は、次の式1で示される。なお、ロス率A及び誤検出率Pは、0以上1以下の値をとるものとする。
P=A^n ・・・(式1)
従って、誤検出率Pが上限誤検出率以下となるような比nは、算定可能である。なお、比nが1より大きい場合において、式1によれば、ロス率Aが所定値より高い場合には所定値の場合の比nに比べて、誤検出率Pが上限誤検出率となるような比nは大きくなる。ロス率Aが所定値より低い場合には、誤検出率Pが上限誤検出率となるような比n(Aが所定値の場合)は、ロス率Aが所定値の場合の比nより、小さくなる。式1では、誤検出率Pと比nとの関係を、ロス率Aを用いて表現したが、ロス率以外で誤検出率Pと比nとの関係を表した関係式に基づいて、上限誤検出率から、比nを算定することとしてもよい。即ち、ネットワーク内でのデータの円滑な伝送を阻害する度合いの大きさを示す指標A’を、ネットワークを通じて受信できるデータ等に基づいて計測し、実測等により誤検出率Pと比nとの関係を、指標A’を用いて表す関係式(次の式2)を構築して利用してもよい。式2は、指標A’と比nとを用いた関数fにより誤検出率Pが定まることを示す関係式である。なお、こうして構築した関係式(式2)によれば、指標A’が所定基準(値)より大きい場合には所定基準(値)より小さい場合に比べて、誤検出率Pが上限誤検出率となるような比nは大きくなるはずである。
P=f(A’,n) ・・・(式2)
このデータの円滑な伝送を阻害する度合いを示す指標A’は、例えば、機器からの到来が予定されたデータが到来予定時刻から一定時間経過しても受信できない確率として計測(算定)されてもよい。また、データ遅延量(例えば、現在に近い一定期間に計測されたデータ遅延量の平均値)を指標A’としてもよい。なお、データ遅延量は、例えば、RTT(Round Trip Time)の計測により求めてもよい。
ステップS41での比nの算定に続いて、制御部190は、算定された比nと設定部110が保持している送信間隔基本値が示す時間x0とから、不受信時間閾値である時間yを算定する(ステップS42)。この不受信時間閾値である時間yは、時間x0と比nとを乗じた結果として算定される。従って、比nが1より大きい場合に式1によれば、不受信時間閾値の時間yは、ロス率Aが低いほど短くなる。なお、このことは、ロス率が比較的低いような通信状態が良好な状態であれば、結果的に機器がネットワークから切断されたときの判断時間が短くなることを意味する。
制御部190は、算定した不受信時間閾値である時間yが不受信時間上限閾値を超えているかを判定し(ステップS43)、超えていなければ、不受信時間閾値算定処理を終える。この場合には、送信間隔である時間xの変更が必要ないため(図7、ステップS36)、制御部190は、設定部110に、算定した不受信時間閾値としての時間yを設定値テーブル330に設定させる(ステップS38)。即ち、不受信時間閾値としての時間yの送信時間である時間xに対する比をnとすると、ロス率Aのn乗が、上限誤検出率以下となり、かつ、時間yが不受信時間上限閾値以下となる関係を満たすように時間yを定めることが可能であれば、そう定めることとなる。
また、ステップS43において、算定した不受信時間閾値である時間yが不受信時間上限閾値を超えていたと判定した場合には、制御部190は、その不受信時間上限閾値を、不受信時間閾値である時間yとして定める(ステップS44)。続いて、制御部190は、その時間yを比nで除して送信間隔である時間xを算定し(ステップS45)、不受信時間閾値算定処理を終える。この場合には、送信間隔である時間xの変更が必要となるため(図7、ステップS36)、制御部190は、設定部110に、算定した送信間隔としての時間xを設定値テーブル330に設定させる(ステップS37)。そして、制御部190は、設定部110に、不受信時間上限閾値と同値である、不受信時間閾値としての時間yを設定値テーブル330に設定させる(ステップS38)。不受信時間閾値である時間yを大きい値とすると、実際に機器がネットワークから切断してから検出までの時間が長くなり、システムのリアルタイム性が低下するので、システム要件として一定の不受信時間上限閾値を設けられるようにしている。また、送信間隔の時間xを短くするとネットワーク上に送信される死活監視のためのメッセージ等が増加して通信状態を悪化させる可能性があるため、不受信時間閾値がシステム要件としての不受信時間上限閾値以下である限り時間xを変更しないようにしている。
なお、制御部190は、ステップS33以降における処理を繰り返し実行する。また、ステップS34において、検知した通信状態(例えばロス率)が変化しなかった場合には、制御部190は、ネットワークの通信状態の検知を繰り返すべくステップS33での処理に戻る。
このように、不受信時間閾値算定処理(図8参照)を含む設定処理(図7参照)によれば、時とともに変化し得るネットワークの通信状態(例えばロス率)に応じて、不受信時間閾値が設定(再設定)され、また必要に応じて送信間隔が設定(再設定)される。この結果として、切断検出処理(図5参照)における切断対処処理を実行するまでにデータ受信を待つ時間が、ネットワークの通信状態に応じて変化することになる。ネットワークの通信状態が良好であれば、良好でないときより、機器がネットワークから実際に切断されてから切断対処処理が実行されるまでの平均時間は、短くなり得る。ネットワークの通信状態が良好である状態は、例えばネットワーク内でのデータの円滑な伝送を阻害する度合いが比較的小さい状態であり、また、ロス率が比較的低い状態である。また、設定処理(図7参照)により設定部110が保持する送信間隔が再設定された場合には、接続確認処理(図4参照)により接続確認メッセージを送信する間隔が、その再設定された値となるように変化する。
このように、通信制御装置100は、各機器について上述の設定処理(図7参照)を実行することで、設定値テーブル300における不受信時間閾値330等を設定(再設定)することになる。
以下、不受信時間閾値330の設定の具体例について、再び図3の内容例を用いて説明する。
ここでは、送信間隔基本値が250ミリ秒であり、上限誤検出率が1.0*10^−24(10のマイナス24乗)であり、不受信時間上限閾値が3600ミリ秒であることを前提とする。また、通信制御装置100と機器200aとの間のネットワーク経路のロス率が0.01、通信制御装置100と機器200bとの間でのロス率が0.001、機器200cとの間でのロス率が0.0001であった時点を想定している。
機器IDが「C001」である機器200aについては、上限検出率と式1とロス率とから比nが12と定まり、この比nと送信間隔基本値とから不受信時間閾値である時間yが3000ミリ秒と定まる。この3000ミリ秒は、不受信時間上限閾値を超えていないので、送信間隔の時間xは250ミリ秒と定まる。また、機器IDが「C002」である機器200bについては、上限検出率と式1とロス率とから比nが8と定まり、この比nと送信間隔基本値とから不受信時間閾値である時間yが2000ミリ秒と定まる。また、同様に、機器IDが「C003」である機器200cについては、上限検出率と式1とロス率とから比nが6と定まり、この比nと送信間隔基本値とから不受信時間閾値である時間yが1500ミリ秒と定まる。こうして定まった不受信時間閾値等が設定された設定値テーブル300は、図3の内容例に示すようになる。従って、ロス率が比較的低いネットワーク経路で接続確認用データを送信する機器に対しての不受信時間閾値は比較的小さく定めることができ、機器が切断した場合の判断を比較的迅速に行えるようになる。
(実施の形態2)
以下、本開示の一実施態様である実施の形態2について説明する。
実施の形態2に係る通信システム10(図1参照)は、通信制御装置100が映像を含むコンテンツデータを、ネットワーク90を介して機器200a〜200fに配信するよう運用されるシステムである。但し、通信システム10を構成する装置類におけるハードウェア面及び死活監視に関連する機能面(図2参照)に関しては、実施の形態1と同一である。通信制御装置100及び機器200a〜200fが死活監視に直接関連のないコンテンツデータの送受信機能を有する点では実施の形態1と異なる。また、本実施の形態においては、通信制御装置100が不受信時間上限閾値を機器毎に個別に定めている。
本実施の形態において、コンテンツデータを配信するために、ネットワークは論理的に通信制御装置100をルートとした木構造の経路として扱われる。
図9は、通信制御装置及び機器群の論理的な接続関係を示す図である。同図では、実線の矢線でコンテンツデータの配信の流れを示し、破線の矢線で死活監視のための通信(接続確認メッセージ及び接続確認用データの送受信)の流れを示している。
同図に示すように、通信制御装置100からは、コンテンツデータを機器200a及び機器200dに配信する。また、機器200aは受信したコンテンツデータを機器200b及び機器200cに転送し、機器200dは受信したコンテンツデータを及び機器200e及び機器200fに転送する。また、コンテンツデータを受信した機器200a〜200fは、それぞれ受信したコンテンツデータに含まれる映像を表示する。
図9に示すような機器群の論理的な接続関係を実現するために、通信制御装置100は、配信用の木構造におけるどのノードに各機器が該当するかを定めて管理し、その配信用の木構造の全部又は一部を示すデータを各機器に送信する機能を有する。機器200a及び機器200dは、配信において中継装置として機能するノードとなり、機器200b、機器200c、機器200e及び機器200fは、他の装置に配信することがない端末装置として機能するノードとなる。
図10は、本実施の形態において通信制御装置100の設定部110が保持する設定値テーブルの構造及び内容例を示す図である。
同図に示すように、設定値テーブル400は、死活監視の対象となる各機器について、ネットワークから切断されたか否かを判断するために用いる値を設定した情報である。
この設定値テーブル400は、図10に示すように、死活監視の対象となる各機器について、機器情報410、送信間隔420、不受信時間閾値430及び不受信時間上限閾値440を含んで構成される。ここで、ある機器についての機器情報410、送信間隔420及び不受信時間閾値430はそれぞれ、実施の形態1で示した機器情報310、送信間隔320及び不受信時間閾値330と同じである。不受信時間上限閾値440は、機器毎の不受信時間閾値についてのシステムが許容する上限の値である。本実施の形態における通信制御装置100は、機器毎に、その機器を中継装置として機能させるか端末装置として機能させるかに応じて、異なった不受信時間閾値を設定する。図10の内容例では、中継装置として機能させる機器については3000ミリ秒とし、端末装置として機能させる機器については3600ミリ秒と設定している。図9に示すようなコンテンツデータの配信の流れを実現する上で、中継装置は端末装置よりは重要な役割(転送する役割)を担っていることを考慮して、システム要件が定められているからである。即ち、図10の内容例は、システム要件としての不受信時間上限閾値を、中継装置がネットワークから切断された場合にその切断の検出を端末装置の切断の検出より迅速に行う必要があることに基づいて規定している例を示している。
本実施の形態における通信制御装置100も、実施の形態1で示した接続確認処理(図4参照)、切断検出処理(図5参照)及び設定処理(図7、図8参照)を実行する。
なお、通信制御装置100は、中継装置として機能する機器200aがネットワークから切断されたことを検出した場合には、切断対処処理として、配信用の木構造を変形して機器200bを中継装置として機能させるための制御に係る処理を実行する。つまり、この場合における切断対処処理は、コンテンツデータを端末装置へと伝送するためにネットワーク90におけるコンテンツデータの伝送経路を変更するための制御である。この切断対処処理が実行された後は、通信制御装置100がコンテンツデータを、中継装置として機能することとなった機器200bに配信し、機器200bは受信したコンテンツデータを、端末装置として機能する機器200cに配信することになる。
(変形例等)
以上、通信制御装置を含む通信システムの各実施の態様について説明したが、上述した各実施の態様は一例にすぎず、各種の変更が可能であることは言うまでもない。
上述の実施の形態で示した通信状態(例えばロス率)の検知は、通信制御装置100がデータを受信して算定することにより実現されるとしたが、自ら算定しなくてもよい。例えば、実施の形態2で示したコンテンツデータ等の配信における受信側の機器200a〜200fで計測した、コンテンツデータが配信されるチャネルにおける通信状態(例えばロス率)の値を、機器200a〜200fから送信させて通信制御装置100が取得することにより、通信状態の検知を実現してもよい。なお、実施の形態2ではコンテンツデータは映像を含むこととしたが、更に音声を含んでもよく、また、映像の代わりに音声を含むこととしてもよい。
また、上述の実施の形態では、ネットワークの通信状態が変化した場合にのみ不受信時間閾値等の設定を行うこととしたが(図7、ステップS34)、このステップS34の判断を省略して、通信状態を検知する毎に、不受信時間閾値等の設定を行うこととしてもよい。但し、通信状態が変化した場合にのみ設定を行うようにすることは、不受信時間閾値の算定に係る演算を冗長的に行うことを防ぎ得る点で有用である。
また、上述の実施の形態では、不受信時間閾値の時間yを、送信間隔の時間xに比nを乗じた値となるように定めた(図8、ステップS42)。即ち、ロス率が所定値より高い場合には所定値の場合に比べて時間xに対する相対的な大きさにおいて時間yの値が大きくなるように時間yを定めた。これにより例えば通信状態に応じて時間xを変動させたとしても適切に時間yを定めることができる。しかし、時間yは必ずしも時間xに基づいて定める必要はない。例えば、時間xとは独立的に、ロス率が所定値より高い場合には所定値の場合の時間yに比べて、大きくなるように時間yを定めてもよい。さらに、時間xとは独立的に、ロス率が所定値より低い場合には、ロス率が所定値の場合の時間yに比べて、小さくなるように時間yを定めてもよい。
また、上述の実施の形態においては死活監視のために通信制御装置100が接続確認用メッセージを周期的に送信し、機器200a〜200fはこれに応答して接続確認用データを送信することとした。しかし、通信制御装置100から接続確認用メッセージを送信せず、機器200a〜200fから自発的に、一定の送信間隔で周期的に接続確認用データ(いわゆるハートビートメッセージ)を送信することとしてもよい。この場合、通信制御装置100は、接続確認用データを一定回繰り返して受信することでその送信間隔を特定部170により特定し、送信間隔基本値x0として用いることとしてもよい(ステップS42)。また、ステップS37における送信間隔の変更がなされた場合には、通信制御装置100は、機器に対して接続確認用データの送信間隔を同様に変更するよう指示することとし、これに応じて機器が接続確認用データの送信間隔を変更することとしてもよい。
また、上述の実施の形態で示した切断検出処理(図5参照)は、機器から接続確認用データや他のデータが受信できたかどうかの検出を連続的に逐次行うこととしたが、この検出を断続的に行ってもよい。即ち、不受信時間閾値が示す時間分だけの期間において機器からデータが受信できた場合には、その不受信時間閾値が示す時間の経過を待ってから次の不受信時間閾値が示す時間分だけの期間においてデータが受信できるか否かを検査することとしてもよい。なお、この場合には不受信時間閾値が示す時間分だけの期間にデータが受信できなければ機器がネットワークから切断されたと判断する。
また、上述の実施の形態では、設定部の保持する上限誤検出率及び不受信時間上限閾値がユーザに入力されることとしたが、予め定められた値が通信制御装置の製造段階において設定部の記憶媒体に保持されることとしてもよい。但し、ユーザ入力を可能とすれば、通信システムの利用形態に応じた柔軟なシステム運用(システム要件の変更等)が可能となる。
なお、上述した各装置類による各種処理(図4、図5、図7及び図8に示す処理等)の全部又は一部は、各装置類の機構(ハードウェア)により実行されても、ソフトウェアにより実行されてもよい。なお、ソフトウェアによる処理の実行は、各装置類に含まれるプロセッサがメモリに記憶された制御プログラムを実行することにより実現されるものである。また、その制御プログラムを記録媒体に記録して頒布や流通させてもよい。例えば、頒布された制御プログラムを装置類にインストールして、装置類のプロセッサに実行させることで、装置類に各種処理(図4、図5、図7及び図8に示す処理等)を行わせることが可能となる。
また、本開示の一実施態様としての通信制御装置1は、機器のネットワークへの接続状況を監視する通信制御装置であって、ネットワークの通信状態を検知する検知部2と、検知部2により検知された通信状態に応じて時間についての閾値を定める設定部3と、ネットワークを介して機器からのデータを受信する受信部4と、機器からのデータを受信部4が受信できない時間が閾値を超えた場合に、機器のネットワークからの切断に対処するための所定処理を実行する制御部5とを備える(図11参照)。このような通信制御装置は、集積回路として実装されてもよい。
その他、上述した各実施の形態に対して当業者が当然に思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、各実施の形態で示した構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示の範囲に含まれる。
本開示は、機器がネットワークから切断されたことを検出するために利用可能である。
1 通信制御装置
2 検知部
3 設定部
4 受信部
5 制御部
10 通信システム
90 ネットワーク
100 通信制御装置
110 設定部
120 入力部
130 送信部
140 受信部
150 検知部
160 表示部
170 特定部
180 送信間隔変更部
190 制御部
200a〜200f 機器
210 受信部
220 送信部
230 表示部
240 制御部

Claims (15)

  1. 機器のネットワークへの接続状況を監視する通信制御装置であって、
    前記ネットワークの通信状態を検知する検知部と、
    前記検知部により検知された通信状態に応じて、期間を定める設定部と、
    前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信部と、
    前記受信部が前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御部とを備える
    通信制御装置。
  2. 前記検知部による前記検知は、前記ネットワークにおけるパケットのロス率の検知であり、
    前記設定部は、前記検知部により検知された前記ロス率が所定値より高い場合には、当該所定値の場合に定めた前記期間より大きい前記期間を定め、
    前記設定部は、前記検知部により検知された前記ロス率が所定値より低い場合には、当該所定値の場合に定めた前記期間より小さい前記期間を定める
    請求項1記載の通信制御装置。
  3. 前記通信制御装置は、更に、前記機器から周期的に送信される接続確認用データの送信間隔を特定する特定部を備え、
    前記期間は、前記送信間隔を基準とした相対的な大きさとして表現される値をとり、
    前記設定部は、前記検知部により検知された前記ロス率が前記所定値より高い場合には、前記所定値の場合に定めた前記期間に比べて、前記送信間隔を基準とした相対的な大きさとして前記期間を表現した値が大きくなるように前記期間を定め、
    前記設定部は、前記検知部により検知された前記ロス率が前記所定値より低い場合には前記所定値の場合に定めた前記期間に比べて、前記送信間隔を基準とした相対的な大きさとして前記期間を表現した値が小さくなるように前記期間を定める
    請求項2記載の通信制御装置。
  4. 前記通信制御装置は、更に、
    前記機器から周期的に送信される接続確認用データの送信間隔を特定する特定部と、
    前記期間の前記送信間隔に対する比をn、前記ロス率をAとするとき、Aのn乗が、誤検出率の上限を定めた所定上限誤検出率以下となり、かつ、前記期間が前記期間の上限を定めた所定上限期間以下となる関係を満たすように、前記設定部が前記期間を定められない場合には、前記機器から周期的に送信される前記接続確認用データの送信間隔を短くするよう制御を行う送信間隔変更部とを備え、
    前記設定部は、前記Aのn乗が、切断の誤検出率に係る上限を定めた所定上限誤検出率以下となり、かつ、前記期間が前記期間の上限を定めた所定上限期間以下となる関係を満たすように前記期間を定めることが可能であれば定める
    請求項2記載の通信制御装置。
  5. 前記通信制御装置は、更に、前記所定上限誤検出率を示す情報の入力を受け付ける入力部を備え、
    前記設定部は、前記入力部により入力された前記所定上限誤検出率を用いて、前記期間を定める
    請求項4記載の通信制御装置。
  6. 前記通信制御装置は、更に、前記所定上限期間を示す情報の入力を受け付ける入力部を備え、
    前記設定部は、前記入力部により入力された前記所定上限期間を用いて、前記期間を定める
    請求項4記載の通信制御装置。
  7. 前記検知部は前記ロス率の検知を、前記機器から送信されたデータを前記受信部が受信した頻度に基づいて前記ロス率を算定することにより行う
    請求項2記載の通信制御装置。
  8. 前記検知部は、繰り返し前記検知を行い、
    前記設定部は、前記検知部により検知された通信状態の変化に基づいて期間を新たに定めるタイミングを決定し、決定したタイミングで前記期間を定める
    請求項2記載の通信制御装置。
  9. 前記通信制御装置は、更に、映像及び音声の少なくとも一方を表すコンテンツデータを、前記ネットワークを介して前記機器に送信する送信部を備え、
    前記機器は、前記コンテンツデータを受信すると当該コンテンツデータを外部の端末装置へと送信する機能を有し、
    前記制御部は、前記所定処理として、前記コンテンツデータを前記端末装置へと伝送するために前記ネットワークにおける伝送経路を変更するための制御を実行する
    請求項2記載の通信制御装置。
  10. 前記制御部は、前記所定処理として、前記機器が前記ネットワークから切断されたことを示す情報を出力する処理を実行する
    請求項2記載の通信制御装置。
  11. 前記検知部による前記検知は、前記ネットワーク内でのデータの円滑な伝送が阻害される度合いの大きさを算定することによりなされ、
    前記設定部は、前記度合いが所定基準より大きいと算定された場合には当該所定基準より小さいと算定された場合に比べて前記期間を大きくするように、前記期間を定める
    請求項1記載の通信制御装置。
  12. 前記検知部は、前記機器からの到来が予定されたデータが到来予定時刻から一定時間経過しても受信できない確率を、前記度合いとして算定する
    請求項11記載の通信制御装置。
  13. 機器のネットワークへの接続状況を監視するための集積回路であって、
    前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信部と、
    前記ネットワークの通信状態を検知する検知部と、
    前記検知部により検知された通信状態に応じて、時間についての期間を定める設定部と、
    前記受信部が前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御部とを備える
    集積回路。
  14. 機器のネットワークへの接続状況を監視する通信制御装置において用いられる通信制御方法であって、
    前記ネットワークの通信状態を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおいて検知された通信状態に応じて、時間についての期間を定める設定ステップと、
    前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御ステップとを含む
    通信制御方法。
  15. プロセッサを有する装置に、機器のネットワークへの接続状況を監視する通信制御処理を実行させるためのプログラム備えたコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、
    前記通信制御処理は、
    前記ネットワークの通信状態を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおいて検知された通信状態に応じて、期間を定める設定ステップと、
    前記ネットワークを介して前記機器からのデータを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて、前記機器からのデータを前記期間に受信できない場合に、所定処理を実行する制御ステップとを含む
    プログラムを備えたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
JP2014154097A 2013-12-11 2014-07-29 通信制御装置 Ceased JP2015133688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014154097A JP2015133688A (ja) 2013-12-11 2014-07-29 通信制御装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013256527 2013-12-11
JP2013256527 2013-12-11
JP2014154097A JP2015133688A (ja) 2013-12-11 2014-07-29 通信制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015133688A true JP2015133688A (ja) 2015-07-23

Family

ID=53272282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014154097A Ceased JP2015133688A (ja) 2013-12-11 2014-07-29 通信制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20150163113A1 (ja)
JP (1) JP2015133688A (ja)
CN (1) CN104717034A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021040219A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 株式会社東芝 通信機器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11397455B2 (en) * 2018-09-10 2022-07-26 Microsoft Technology Licensing, Llc Managing DC power

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000134263A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ通信装置
JP2008060971A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Fujitsu Ltd 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2008283523A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Kddi Corp データ送信装置、データ送信方法及びデータ送信プログラム
JP2009171265A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Nec Corp 監視制御方法および監視制御装置
JP2013121095A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Mitsubishi Electric Corp 通信装置
JP2013162308A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Oki Electric Ind Co Ltd 通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006026753A2 (en) * 2004-09-02 2006-03-09 General Dynamics C4 Systems, Inc. Distributed networking agent (dna) and methods of making and using the same
KR102026792B1 (ko) * 2013-07-12 2019-09-30 삼성전자 주식회사 D2d 탐색 수행 방법 및 그 방법을 사용하는 단말

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000134263A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ通信装置
JP2008060971A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Fujitsu Ltd 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2008283523A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Kddi Corp データ送信装置、データ送信方法及びデータ送信プログラム
JP2009171265A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Nec Corp 監視制御方法および監視制御装置
JP2013121095A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Mitsubishi Electric Corp 通信装置
JP2013162308A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Oki Electric Ind Co Ltd 通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021040219A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 株式会社東芝 通信機器
JP7346172B2 (ja) 2019-09-02 2023-09-19 株式会社東芝 通信機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20150163113A1 (en) 2015-06-11
CN104717034A (zh) 2015-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11144423B2 (en) Dynamic management of monitoring tasks in a cloud environment
US9755926B2 (en) Efficiently utilizing probe packets within a network
JP2015500601A5 (ja)
JP2017510169A5 (ja)
US10554568B2 (en) Technologies for network round-trip time estimation
GB2591655A (en) Method and apparatus for reporting power down events in a network node without a backup energy storage device
US8868003B2 (en) Controlling transmission of data
JP2015133688A (ja) 通信制御装置
CN107547301A (zh) 一种主备设备倒换方法及装置
KR101590590B1 (ko) 소프트웨어 정의 네트워크에서 제어 장치 및 그 동작 방법
US20190356605A1 (en) Information processing apparatus and verification system
JP6363357B2 (ja) 通信装置、通信方法及びプログラム
KR101888693B1 (ko) 통신 시스템을 통한 푸시 알림 서비스의 푸시 알림 메시지 전송주기 조절 방법 및 장치
US20110238819A1 (en) Apparatus and method for transmitting information on an operational state of the same
JP2018082354A (ja) 通信端末及び通信システム
JP5190498B2 (ja) 中継装置、中継システム、及び中継プログラム
US20120002565A1 (en) Communication apparatus, communication system, communication method, and a computer-readable medium
JP6272060B2 (ja) ノード装置
CN108391326A (zh) 管理无线连接的方法、装置及终端
JP2017517917A (ja) ネットワーク異常検出処理方法、ネットワーク異常検出処理装置及びコンピュータ記憶媒体
US20180049121A1 (en) Radio communication system, radio communication network, radio terminal, and radio communication method
JP2017212590A (ja) 無線装置
EP3094048A1 (en) Method and device for monitoring network traffic, controller and storage medium
JP6464397B2 (ja) 音声通信装置
CN103684820B (zh) 一种操作方式更改方法、装置及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20180529