JP6272060B2 - ノード装置 - Google Patents

ノード装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6272060B2
JP6272060B2 JP2014017455A JP2014017455A JP6272060B2 JP 6272060 B2 JP6272060 B2 JP 6272060B2 JP 2014017455 A JP2014017455 A JP 2014017455A JP 2014017455 A JP2014017455 A JP 2014017455A JP 6272060 B2 JP6272060 B2 JP 6272060B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
broadcast message
node device
message
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014017455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015144393A (ja
Inventor
大介 滝田
大介 滝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014017455A priority Critical patent/JP6272060B2/ja
Publication of JP2015144393A publication Critical patent/JP2015144393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6272060B2 publication Critical patent/JP6272060B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線メッシュネットワークにおける通信技術に関するものであり、特に、ネットワーク内のノード装置が電文メッセージをネットワーク内の他の全ノード装置に受信させるブロードキャスト方法に関する。
無線メッシュネットワークは、複数のノードが無線リンクによって相互に接続され、各ノードが通信の終端ノードであると同時に中継ノードとしての機能をも持つという特徴を有するネットワークである。一方、センサー等の、電力、メモリ、計算能力、通信容量といったリソースに制約がある小型ノードによって構成されるネットワークでは、上記制約を考慮した通信プロトコルが必要である。
Trickleアルゴリズム(非特許文献1参照)は、上述したリソース制約のある無線メッシュネットワークにおいて、電文メッセージを全ノードに配布するのに適した方式である。Trickleアルゴリズムは、メッセージを全ノード装置に行きわたらせることを目的としているため、通信路上などでのメッセージ喪失に備えたメッセージの再送を行う。Trickleアルゴリズムの特徴点は、上記再送を行う際に、再送タイマのランダム設定や、再送期間の指数関数的な増加に加え、他ノードからの再送メッセージの受信回数をカウントし、その数が一定値を超えた場合にはタイマが満了しても送信を抑制し、ネットワーク内で送受信されるメッセージ量を削減する。すなわち、ネットワーク全体でのリソース使用量を削減することを特徴としている。
RFC6206 "The Trickle Algorithm"(http://tools.ietf.org/rfc/rfc6206.txt)
しかしながら、上述した再送メッセージ削減の技術は、ノードが高密度に配置されるエリアにおいて効果的にメッセージ削減を発揮する一方で、高密度エリアに近接して孤立したノードが存在し、孤立したノードが高密度エリアに設置されたノードのうち少数のノードのみと接続されている場合(孤立したノードと通信可能なノードが少数の場合)においては、孤立したノードと接続する高密度エリアに設置されたノードのメッセージ再送が抑制されることによって、孤立したノードがメッセージを長時間受信できない可能性があるという問題があった。
上述した問題の検知および解決を目的とする場合をはじめ、様々な状況において、ノード密度すなわち通信可能なノード装置の数を検知することは、ネットワークの挙動の把握および制御を行う上で有用である。ノード密度を検知するための直接的な手段は、自身の通信可能なノードの数を記憶する方法である。しかし、この方法では、自身の通信可能なノードの数だけノードの識別子を記憶しておく必要があり、特にノードの数が大きい場合において、メモリ消費量が大きくなるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メッセージを長時間受信できない状態のノード装置が発生するのを回避可能な無線メッシュネットワークを実現するノード装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、無線メッシュネットワークを構成するノード装置であって、ブロードキャストメッセージの受信頻度に応じてブロードキャストメッセージの信頻度を調整する送信頻度調整手段と、同じ内容のブロードキャストメッセージの受信間隔を統計情報として収集する情報収集手段と、前記統計情報に基づいて、自身周辺に存在するノード装置の密度を推定する推定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク管理者等が、ブロードキャストメッセージを長時間受信できない状態となりうるノード装置が存在するか否かを知ることができ、ブロードキャストメッセージを長時間受信できないノード装置が発生する前に対策を立てることが可能となる、という効果を奏する。また、周辺に存在しているノードの状況を検知する機能をメモリ消費量の増加を抑制しつつ実現できる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかるノード装置により構成された無線メッシュネットワークの一例を示す図である。 図2は、ノード装置の構成例を示す図である。 図3は、ブロードキャストメッセージを受信した実施の形態1のノード装置の動作例を示すフローチャートである。 図4は、タイマtが満了した場合のメッセージ送受信部の動作例を示すフローチャートである。 図5は、タイマτが満了した場合のメッセージ送受信部の動作例を示すフローチャートである。 図6は、ブロードキャストメッセージを受信した実施の形態2のノード装置の動作例を示すフローチャートである。 図7は、タイマtが満了した場合の実施の形態2のメッセージ送受信部の動作例を示すフローチャートである。 図8は、自ノードの周辺状態および接続中の他のノードの周辺状態の組み合わせを示す図である。
以下に、本発明にかかるノード装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるノード装置(以下、「ノード」と記載する)により構成された無線メッシュネットワークの一例を示す図である。図1に示した無線メッシュネットワーク10は、ノード201から2010の複数のノードによって構成されている。本実施の形態および後述する各実施の形態においては、一例として、ノード201がブロードキャストメッセージを送信しようとするノード(送信元ノード)として動作し、他のノード202〜2010がブロードキャストメッセージを受信する場合の例を説明する。なお、ノード202〜2010がブロードキャストメッセージの送信元ノードとして動作することも可能である。送信元ノード201は、無線メッシュネットワーク10の外部に接続されているゲートウェイ装置である場合もあるし、その他のノード202〜2010と同様に無線メッシュネットワーク内部のノードである場合もある。無線メッシュネットワーク10を構成するノードのそれぞれは、無線通信が可能な範囲に設置された他のノードと通信することにより、自律的にネットワークを構成する。上記の自律的な方法で構成されるネットワークは、ノードの設置箇所や、無線通信環境に依存したトポロジーをとる。したがって、図1に例示するように、多数のノードと通信可能なノード202〜209と、少数のノードとのみ通信可能なノード2010とが、同時に存在する場合がある。
無線メッシュネットワーク10において送信元ノード201がブロードキャストメッセージを送信する場合を考える。この場合にTrickleアルゴリズムを適用すると、ノード202〜209は、多数のノードと通信可能であるため、ブロードキャストメッセージを受信する機会が多く、送信の抑制が発生する。一方、ノード2010は、ノード209のみと通信可能であるため、ノード209で送信の抑制が発生した場合、長時間にわたってブロードキャストメッセージを受信することができない。
そこで、本実施の形態にかかるノードは、他のノードより受信したブロードキャストメッセージから、メッセージの不到達(ブロードキャストメッセージを一定時間以上にわたって受信できない状態)が発生しうる状態にあるか否かを判別する。メッセージの不到達が発生した場合、ノードは、例えば、メッセージの送信元ノードとの間で通信障害が発生したと判断し、再接続のための処理や新たな接続先を探索する処理などが必要となる。本実施の形態によれば、メッセージの不到達が発生しうる状態にあるか否かを、ブロードキャストメッセージの送信元ノードの識別情報(ID)を記録することなく判定可能となる。
図2は、実施の形態1にかかるノード20(ノード201から2010)の構成例を示す図である。ノード20は、無線通信部21、メッセージ送受信部22、アプリケーション部23、記憶部24および通信アンテナ25を備えている。ノード201から2010は同じ構成であるが、例えばノード201がゲートウェイとして動作する機能を有する場合には、図2に示した構成の他に、ゲートウェイとして動作するために必要な構成要素を備える。なお、メッセージ送受信部22は、送信頻度調整手段、情報収集手段および推定手段として動作する。
無線通信部21は、通信アンテナ25を介して他のノードと無線通信フレームの送受信を行う。
メッセージ送受信部22は、無線フレームの受信、生成および転送の処理を行う。ブロードキャストメッセージの送受信処理ならびに転送処理については、Trickleアルゴリズムに基づいて行う。
アプリケーション部23は、無線メッシュネットワークを介した通信を利用するアプリケーションを制御し、必要な情報の送受信を行う。アプリケーションとは、具体的にはルーティングプロトコルなどのネットワーク制御、センサーデータの収集などであり、アプリケーションが必要とする情報とは、具体的にはルーティングテーブルなどのネットワーク制御情報、センサーデータ、センサー制御情報などである。
記憶部24は、メッセージ送受信部22、アプリケーション部23が必要とする情報を記憶する。具体的には、上述したTrickleアルゴリズムが必要とする、状態を示す情報、アプリケーションが必要とする情報(ルーティングテーブルなどのネットワーク制御情報、センサーデータ、センサー制御情報など)を含む。
次に、本実施の形態のノード20の特徴的な動作、具体的には、ブロードキャストメッセージを受信した場合の動作について説明する。図3は、ブロードキャストメッセージを受信したノード20のメッセージ送受信部22の動作例を示すフローチャートである。
図3に示したように、ノード20のメッセージ送受信部22はブロードキャストメッセージを受信すると、まず、今回受信したメッセージと同じメッセージを過去に受信済みか否かを判定する。すなわち、既に受信済みのメッセージを再度受信したものか否かを判定する(ステップS11)。メッセージが受信済みか否かを判定する方法は、アプリケーションの種類に依存する。例えば、メッセージに含まれるシーケンス番号、バージョン番号といった情報要素が前回に受信したメッセージのものと比較して増加している場合には真(メッセージを受信済み)、情報要素が前回に受信したメッセージのものと比較して同一もしくは減少している場合には偽と判定する。
メッセージ送受信部22は、メッセージを受信済みの場合(ステップS11:Yes)、パラメータcの値を1加算する(ステップS12)。なお、初期において、パラメータcの値は0である。パラメータcは、例えば記憶部24が保持する。
一方、メッセージを受信済みではない場合(ステップS11:No)、メッセージ送受信部22は、パラメータτの値が、予め設定されているパラメータτmin(固定値)と同一であるかを判定する(ステップS13)。なお、初期において、τの値は、τminの値以上、かつ、パラメータτmax(固定値)以下の範囲にあたる乱数値をとる(ただし、τmin<τmax)。τminおよびτmaxは、ノード20になされた初期設定に従う値であり、タイマτの最小値および最大値をそれぞれ示している。τminおよびτmaxは、例えば記憶部24が保持する。
メッセージ送受信部22は、τmin<τの場合(ステップS13:No)、タイマτおよびタイマtを起動するとともに、パラメータcを0に設定する(ステップS14)。タイマτはパラメータτの時間が経過した場合に満了するタイマである。タイマτを起動する際にメッセージ送受信部22は、τの値をτminに設定する。また、タイマtは、パラメータtの時間が経過した場合に満了するタイマである。上記τの設定後、タイマtを起動する際にノードは、tをτ/2以上かつτ以下の乱数値に設定する。
なお、上述したステップS11からステップS14、パラメータc、τおよびtの設定に関しては、Trickleアルゴリズムに準ずる動作である。
メッセージ送受信部22は、上記のステップS12を実行すると、次に、前回にメッセージを受信した時から、今回のメッセージを受信する時までに経過した時間(同一内容のメッセージの受信間隔)を算出し、記録する(ステップS15)。メッセージ送受信部22は、このステップS15において記録したメッセージの受信間隔が、継続的に一定値よりも大きい値か否かを確認することによって、自身が高密度エリアに隣接して設置された、孤立したノードか否かを判定する。すなわち、記録したメッセージの受信間隔が、継続的に一定値よりも大きい場合には、自身が高密度エリアに隣接して設置された、孤立したノード(以下、孤立ノード)であると判定する。例えば、ステップS15で記録したメッセージの受信間隔が、過去m回(mは正の整数)にわたって、予め決定しておいた一定値よりも大きい場合、自身が孤立ノードに該当すると判断する。すなわち、一定時間以上にわたってブロードキャストメッセージを受信できなくなる可能性があると判断する。本実施の形態においては、このステップS15が最も重要なステップとなる。
次に、上記のステップS14で起動するタイマτおよびtが満了となった場合の動作について説明する。上述したように、τ/2≦t≦τであるため、タイマtはタイマτよりも早いタイミングまたは同じタイミングで満了する。
図4は、タイマtが満了した場合のメッセージ送受信部22の動作例を示すフローチャートである。タイマtが満了した場合、メッセージ送受信部22は、上述したパラメータcとパラメータkの値を比較し、c<kの場合(ステップS21:Yes)、ブロードキャストメッセージを送信する(ステップS22)。一方、k≦cの場合はブロードキャストメッセージを送信しない(ステップS21:No)。ここで、パラメータkはメッセージ送受信部22になされた初期設定に従う値であり、k以上のブロードキャストメッセージを受信した場合に送信の抑制を行うことを示す。すなわち、メッセージ送受信部22は、タイマtが満了するまでの間に同じブロードキャストメッセージをk回以上受信した場合には、ブロードキャストメッセージの送信を行わない。
また、図5は、タイマτが満了した場合のメッセージ送受信部22の動作例を示すフローチャートである。タイマτが満了すると、メッセージ送受信部22は、タイマτとタイマtを再起動するとともに、パラメータcを0に設定する(ステップS31)。このステップS31において、メッセージ送受信部22は、まず、タイマτを起動する際にτの値を、現在値の2倍とτmaxのうち、小さい方の値に設定し、次に、タイマtを起動する際に、tをτ/2以上かつτ以下の乱数値に設定する。
次に、図1に示した無線メッシュネットワーク10の全体動作について説明する。
送信元ノード201がブロードキャストメッセージを送信する場合、ノード202〜209は、接続中の他のノード20が多数存在するため、上述した図4のステップS21の動作において、k≦cと判断し、送信の抑制が発生する。ノード209で送信の抑制が発生した場合、ノード2010では、ブロードキャストメッセージを受信することができないという事象が発生する。したがって、ノード2010では、ノード209での送信の抑制により、ブロードキャストメッセージの受信間隔が長くなる。しかしながら、ノード2010は、同じメッセージの受信間隔を記録しているため(図3のステップS15参照)、上記の事象(ノード209で送信の抑制が発生している状態)の検知が可能である。
上記の事象を検知したノード2010は、例えば、検知結果を表示することで、ネットワーク管理者などに通知する。検知結果の表示は、ノード2010が具備する表示ランプを点灯させる方法や、無線メッシュネットワーク10を含むネットワークを介した通信によって外部装置に通知する方法など、広く知られた方法により行う。
このように、本実施の形態のノードは、同じメッセージの受信間隔に基づいて、自身が孤立ノードに該当するか否か、すなわち、接続中の他のノードにおいて送信の抑制が発生しているか否かを判定することとした。これにより、例えば、送信の抑制が発生していることを検出した場合にその旨を外部(例えばネットワークの管理者)へ通知し、通知を受けたネットワーク管理者等は、ブロードキャストメッセージを長時間受信できない状態となりうるノードが存在することを知ることができる。この結果、ネットワーク管理者は、ブロードキャストメッセージを長時間受信できない状態のノードが発生する前に対策を立てることが可能となる。また、他のノードにおける送信抑制の発生を検知する機能をメモリ消費量の増加を抑制しつつ実現できる。
実施の形態2.
実施の形態2について説明する。なお、本実施の形態のノードにより構成された無線メッシュネットワークの構成は実施の形態1と同様とする(図1参照)。各ノードの構成も実施の形態1と同様とする(図2参照)。本実施の形態を適用した場合、無線メッシュネットワーク10のノード20は、Trickleアルゴリズムの特徴を利用して、ブロードキャストメッセージ送信時の動作から、通信可能な他のノード20の概数(通信可能な他のノードの数が多いか少ないか)を、他のノード20のIDを記録することなく算出可能となる。
本実施の形態のノード20の特徴的な動作、具体的には、ブロードキャストメッセージを受信した場合の動作について説明する。図6は、ブロードキャストメッセージを受信したノード20のメッセージ送受信部22の動作例を示すフローチャートである。本実施の形態のメッセージ送受信部22の動作は、実施の形態1のメッセージ送受信部22の動作(図3参照)からステップS15を削除したものである。ステップS11からS14の動作は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
図7は、タイマtが満了した場合のメッセージ送受信部22の動作例を示すフローチャートである。タイマtが満了した場合のメッセージ送受信部22の動作は、実施の形態1におけるタイマt満了時の動作(図4参照)に対してステップS23およびS24を追加したものである。
本実施の形態のノード20において、メッセージ送受信部22は、タイマtの満了に伴いブロードキャストメッセージを送信した場合(ステップS21:Yes→ステップS22)、ブロードキャストメッセージの送信間隔を記録する(ステップS23)。すなわち、メッセージ送受信部22は、前回にメッセージを送信してから今回のメッセージを送信するまでに経過した時間を算出し、記録する。メッセージ送受信部22は、このステップS23において記録するメッセージの送信間隔が、継続的に一定値よりも大きい値か否かを確認することによって、自身が高密度エリアに設置されたノードか否かを判定する。すなわち、記録したメッセージの送信間隔が、継続的に一定値よりも大きい場合には、自身が高密度エリアに設置されたノードであると判定する。例えば、ステップS23で記録したメッセージの送信間隔が、過去n回(nは正の整数)にわたって、予め決定しておいた一定値よりも大きい場合、自身が高密度エリアに設置されていると判断する。
また、メッセージ送受信部22は、タイマtの満了後にブロードキャストメッセージを送信しない場合(ステップS21:No)、抑制回数を記録する(ステップS24)。例えば、送信抑制を行った回数を示す情報に1を加算する。メッセージ送受信部22は、このステップにおいて記録する抑制回数が、一定時間内に一定回数を超えたか否かを確認することによって、自身が高密度エリアに設置されたノードか否かを判定する。すなわち、一定時間内における抑制回数が一定回数を超えた場合、高密度エリアに設置されていると判定する。判定結果は、実施の形態1のノードと同様の方法にて、ネットワーク管理者などに通知する。
タイマτが満了した場合の動作は実施の形態1と同様である(図5参照)。
なお、上述したステップS23およびS24において記録した情報に基づいて判定を行うこととしたが、送信間隔と抑制回数の少なくとも一方の情報を記録しておくことにより、高密度エリアに設置されているか否かを判定できる。
このように、本実施の形態のノードは、ブロードキャストメッセージの送信間隔と、一定時間内においてブロードキャストメッセージの送信抑制が発生した回数である抑制回数を記録し、記録した送信間隔および抑制回数の少なくとも一方に基づいて、自身が高密度エリアに設置されているノードか否か(通信可能な他のノードが多数存在しているか否か)を判定することとした。これにより、自身が高密度エリアに設置されていると判定した場合に外部(例えばネットワークの管理者)に通知することができる。すなわち、ネットワークの管理者などは、ブロードキャストメッセージを長時間受信できない状態となるノードが存在するか否かを知ることができる。また、自身が高密度エリアに設置されているノードか否かを判定する機能をメモリ消費量の増加を抑制しつつ実現できる。
実施の形態3.
実施の形態3について説明する。なお、本実施の形態のノードにより構成された無線メッシュネットワークの構成は実施の形態1と同様とする(図1参照)。各ノードの構成も実施の形態1と同様とする(図2参照)。本実施の形態を適用した場合、上述した実施の形態2と同様に、無線メッシュネットワーク10のノード20は、Trickleアルゴリズムの特徴を利用して、ブロードキャストメッセージ送信時の動作から、通信可能な他のノード20の概数(通信可能な他のノードの数が多いか少ないか)を、他のノード20のIDを記録することなく算出可能となる。さらに、メッセージ不到達が発生しうる状態にあるノードを、より高精度に、メッセージの送信元ノードの識別情報(ID)を記録することなく算出可能となる。
本実施の形態のノード20の基本的な動作は、実施の形態1で説明した動作(接続中の他のノードにおいて送信の抑制が発生しているか否かを判別する動作)と実施の形態2で説明した動作(自身が高密度エリアに設置されているか否か判別する動作)を組み合わせたものである。すなわち、ブロードキャストメッセージを受信した場合及びタイマτが満了した場合の動作は、実施の形態1と同様に、それぞれ図3及び図4に従った動作となる。タイマtが満了した場合の動作は、実施の形態2と同様に、図7に従った動作となる。
ただし、実施の形態1および2で説明した動作に加え、以下の動作を実施する。
タイマtが満了した場合のステップS22において、ブロードキャストメッセージに次の情報を挿入して送信する。すなわち、図3のステップS15で記録したメッセージの受信間隔と、図7のステップS23で記録したメッセージの送信間隔と、図7のステップS24で記録した送信抑制回数と、をブロードキャストメッセージに挿入する。または、上記の各情報(受信間隔、送信間隔、送信抑制回数)に基づいて導き出される、自ノード周辺の状態を示す情報(自身が孤立ノードに該当するか否か、自身が高密度エリアに設置されたノードに該当するか否か)をブロードキャストメッセージに挿入する。
また、ノード20は、ブロードキャストメッセージを受信した場合、図3のステップS11において、ブロードキャストメッセージに挿入されている上記の情報(受信間隔、送信間隔および送信抑制回数、または、メッセージの送信元ノードの周辺の状態を示す情報)を抽出する。そして、ノード20は、受信した情報を図3のステップS15、図7のステップS23、図7のステップS24と同様に処理することにより(受信間隔、送信間隔および送信抑制回数が挿入されている場合)、あるいは、受信した情報をそのまま使用して、「送信元ノードの周辺の状態を示す情報」を取得し、記憶する。
上記のステップS11で記憶する「送信元ノードの周辺の状態を示す情報」は、ブロードキャストメッセージの送信元のノードが、孤立ノード、高密度エリアに設置されたノード、および、その他のノード(孤立ノードと高密度エリアに設置されたノードのいずれにも該当しないノード)のいずれに該当するのかを示す情報となる。
ノード20は、上記の「送信元ノードの周辺の状態を示す情報」を、接続中の他のノード20ごとに、過去一定回数分だけ記憶する。過去一定回数分だけ記憶する情報は、単数もしくは複数の「送信元ノードの周辺の状態を示す情報」のリストである。ノード20は、記憶しているリストから、各送信元ノード(接続中の他のノード)の状態を知ることができる。ノード20は、実施の形態1および2で説明した手順に基づいて、自身周辺の状態(自身が孤立ノード、高密度エリアに設置されたノード、その他のノードのいずれに該当するか)を判定し、この判定結果と、上記の「送信元ノードの周辺の状態を示す情報」のリストとを考慮することにより、より高い精度に、自身周辺の状態を把握することができる。
なお、ノード20は、受信したブロードキャストメッセージを、上述したタイマtが満了した時点で送信実施条件を満たしていれば送信する。すなわち、図7に示したように、タイマt満了時にc<kであればブロードキャストメッセージを送信する。このとき、受信したブロードキャストメッセージに挿入されていた情報(受信間隔、送信間隔および送信抑制回数、または、メッセージの送信元ノードの周辺の状態を示す情報)を、自身が記憶している情報(受信間隔、送信間隔および送信抑制回数)または、記憶している情報に基づいて生成した「自身周辺の状態を示す情報」に書き換えた上で送信する。
本実施の形態のノード20が自身周辺の状態を把握する動作の一例について、図8を参照しながら説明する。図8は、自ノード(自身)の周辺状態および接続中の他のノード(通信可能なノード)の周辺状態の組み合わせを示す図である。
ノード20は、本実施の形態で検知可能な4種類の状態、すなわち、自身が孤立ノードに該当するか否かの判定結果、自身が高密度エリアに設置されたノードに該当するか否かの判定結果、通信可能なノードの中に孤立ノードが存在するか否かの判定結果、および、通信可能なノードの中に、高密度エリアに設置されたノードが存在するか否かの判定結果の情報を保持している。
図8に示した16の状態のうち、状態1から状態4(状態番号が1から4の状態)は、自身が孤立ノードかつ高密度エリアに設置されたノードであることを示しており、情報(判定結果)の組み合わせが矛盾しているために、ありえない組み合わせである。
図8に示した状態5〜状態8は、自身が孤立ノードであることを示しており、自身に対するメッセージの不到達が発生しうる状態である。特に、状態5および状態7は、通信可能なノードの中に、高密度エリアに設置されたノードが存在することを示しているため、メッセージの不到達が発生しうる状態である蓋然性が高いといえる。
図8に示した状態9、状態10、状態13および状態14は、ノード20が通信可能なノードの中に孤立ノードが存在することを示しており、ノード20自身が送信抑制を行うことによって、周辺ノードに対するメッセージの不到達が発生しうる状態である。特に、状態9および状態10は、自ノードが高密度エリアに設置されていることを示しているため、メッセージの不到達が発生しうる状態である蓋然性が高いといえる。
本実施の形態のノード20は、実施の形態1および2で示した手順に従って行う判定結果(自身の周辺状態)および通信可能なノードから収集した情報に基づいて行う判定結果(通信可能なノードの周辺状態)の組み合わせが図8に示した状態1から16(実際には5から16)のいずれに該当するのかを検知すると、実施の形態1や2と同様の方法にて、検知結果をネットワーク管理者などに通知する。
また、ノード20は、上記検知結果の通知と同時に、メッセージの不到達が発生しうる状態を改善するための制御を行う。なお、この制御によって上記状態(メッセージの不到達が発生しうる状態)が直ちに改善される場合には、上記検知結果の通知を行わないようにしてもよい。上記検知結果の表示および状態改善のための制御は、上述した蓋然性を検知の精度の高低とみなし、検知の精度によって実行するか否かを決定してもよい。例えば、状態改善のための制御は検知精度が高い場合にのみ行うようにする。
以下、メッセージの不到達が発生しうる状態を改善するための制御方法の例を示す。
(制御方法1)
ノード20は、通信可能なノードの中に孤立ノードが存在する状態を検知した場合、Trickleアルゴリズムの動作パラメータを変更し、自身の送信頻度が上がるように制御する。具体的には、実施の形態1で説明したパラメータのうち、τminを減少させる、または、kを増加させることにより、自身の送信頻度を上げる。
(制御方法2)
ノード20は、通信可能なノードの中に孤立ノードが存在する状態を検知した場合、Trickleアルゴリズムの動作を一時的に無視する。具体的には、上記状態が解消されるまでの間、ブロードキャストメッセージの送信を一定もしくは不定の周期で実行する(送信を抑制しない)。または、一定回数、ブロードキャストメッセージの送信を一定もしくは不定の周期で実行する。
(制御方法3)
ノード20は、自身が孤立ノードであることを検知した場合、アプリケーションの機能により、ブロードキャストメッセージの不到達が発生しても問題が発生しない制御を実行する。例えば、アプリケーションが有する、ブロードキャストメッセージの到達を監視するタイマを延長することにより、メッセージの不到達が発生しても、タイムアウトが発生しない(通信障害発生と判定しない)ようにする。
(制御方法4)
ノード20は、自身が孤立ノードであることを検知した場合、通信可能なノードの一部または全部に対して、ブロードキャストメッセージの送信頻度を必要以上に下げないように依頼する。例えば、ある時刻にブロードキャストメッセージの送信を要求することを意味する電文を送信し、この電文を受信したノードは、受信した電文を解釈し、指定された時刻に送信元に対してブロードキャストメッセージの送信を行う。
上述した制御方法1から4のうち、少なくとも一つを実施することにより、ブロードキャストメッセージを長時間にわたって受信できないノードが発生するのを回避できる。制御方法1および2は、孤立ノード(自身のみに接続している他のノード)を検出したノードが自身の送信頻度を調整することによりメッセージの不到達が発生しうる状態を改善する方法である。制御方法3および4は、自身が孤立ノードの場合に、メッセージの不到達を想定した制御(問題が発生しないようにする制御)を行う、または、通信可能なノードに対して、メッセージの送信間隔が必要以上に大きくならないよう(問題が発生しない程度の間隔を維持するよう)要求することにより、問題が発生するのを回避する方法である。例えば、本実施の形態においては、第1のノードが、自身が孤立ノードであることを検知した場合、この第1のノードと通信可能な第2のノードにおいては、第1のノードが孤立ノードであることを検知できるため、第1のノードと第2のノードのいずれか一方が、孤立ノードが存在している場合の対策(上記の制御方法1から4に相当)を実施することにより、不具合が発生するのを回避できる。
通信可能なノードに孤立ノードが存在することを検知した場合の制御(上記の制御方法1,2)と自身が孤立ノードであることを検知した場合の制御(上記の制御方法3,4)の双方を実施する構成とした場合(例えば、上記の制御方法1と制御方法3を実施する構成とした場合)、制御方法1から4のいずれか一つを実施する場合と比較して、より確実に、不具合が発生するのを回避できる。
このように、本実施の形態のノードは、同じメッセージの受信間隔に基づいて、自身が孤立ノードか否かを判定するとともに、メッセージの送信間隔および一定時間内における送信抑制の発生回数の少なくとも一方に基づいて、自身が高密度エリアに設置されているノードか否かを判定する。また、ノードは、自身の周辺状態(孤立ノード、高密度エリアに設置されているノード、その他のノードのいずれに該当するか)を判別可能な情報を挿入したメッセージを送信し、通信可能なノードに対して自身の周辺状態を通知することとした。さらに、自身が孤立ノードであることを検知した場合および通信可能なノードの中に孤立ノードが存在することを検知した場合の少なくとも一方において、検知結果を考慮した制御を行う。これにより、上述した実施の形態1と同じ効果をより高い精度で得ることができるとともに、通信可能なノードの周辺状態(孤立ノードか否か)を検知することができる。また、ノード自身および通信可能なノードの周辺状態に応じた制御を行うことによって、メッセージの不到達が発生するのを回避できる、または、メッセージの不到達発生に伴い不具合が発生するのを回避できる。
ノードは、自身が孤立ノードか否かを判定する動作、および通信可能なノードが孤立ノードか否かを判定する動作において、受信メッセージの送信元ノードの識別子を使用しないため、メモリ使用量を抑えることができる。
なお、実施の形態1から3においては、ノード20にTrickleアルゴリズムが適用されている場合の動作例について説明したが、同様のアルゴリズムが適用されたノード、すなわち、メッセージの受信頻度に応じて送信頻度を変化させる(受信頻度が高い場合は送信頻度を下げる制御を行う)ノードであれば、実施の形態1から3で説明した動作を適用できる。
以上のように、本発明にかかるノード装置は、無線メッシュネットワークを構成するノード装置として有用である。
10 無線メッシュネットワーク、20,201から2010 ノード装置、21 無線通信部、22 メッセージ送受信部、23 アプリケーション部、24 記憶部、25 通信アンテナ。

Claims (10)

  1. 無線メッシュネットワークを構成するノード装置であって、
    ブロードキャストメッセージの受信頻度に応じてブロードキャストメッセージの信頻度を調整する送信頻度調整手段と、
    同じ内容のブロードキャストメッセージの受信間隔を統計情報として収集する情報収集手段と、
    記統計情報に基づいて、自身周辺に存在するノード装置の密度を推定する推定手段と、
    を備えることを特徴とするノード装置。
  2. 無線メッシュネットワークを構成するノード装置であって、
    ブロードキャストメッセージの受信頻度に応じてブロードキャストメッセージの送信頻度を調整する送信頻度調整手段と、
    同じ内容のブロードキャストメッセージの送信間隔および規定時間内で同じ内容のブロードキャストメッセージの送信を見送った回数の少なくとも一方を統計情報として収集する情報収集手段と、
    前記統計情報に基づいて、自身周辺に存在する他のノード装置を対象として、当該他のノード装置の周辺に存在するノード装置の密度を推定する推定手段と、
    を備えることを特徴とするノード装置。
  3. 無線メッシュネットワークを構成するノード装置であって、
    ブロードキャストメッセージの受信頻度に応じてブロードキャストメッセージの送信頻度を調整する送信頻度調整手段と、
    じ内容のブロードキャストメッセージ信間隔と、同じ内容のブロードキャストメッセージの送信間隔および規定時間内で同じ内容のブロードキャストメッセージの送信を見送った回数の少なくとも一方と、を統計情報として収集する情報収集手段と
    記同じ内容のブロードキャストメッセージ信間隔に基づいて、自身周辺に存在するノード装置の密度を推定し、前記同じ内容のブロードキャストメッセージの送信間隔および規定時間内で同じ内容のブロードキャストメッセージの送信を見送った回数の少なくとも一方に基づき、自身周辺に存在する他のノード装置を対象として、当該他のノード装置の周辺に存在するノード装置の密度を推定する推定手段と、
    を備えることを特徴とするノード装置。
  4. 前記情報収集手段は、さらに、収集した統計情報をブロードキャストメッセージで送信し、
    前記推定手段は、前記情報収集手段が収集した統計情報に基づいて、自身が通信可能な他のノード装置の数を推定し、他のノード装置から受信した統計情報に基づいて、当該受信した統計情報の送信元の他のノード装置が通信可能なノード装置の数を推定する、ことを特徴とする請求項に記載のノード装置。
  5. 前記推定手段は、自身周辺に存在する他のノード装置の各々について、高密度エリアに隣接して設置された孤立ノードであるか否かを推定し、
    高密度エリアに隣接して設置された孤立ノードが自身周辺に存在すると前記推定手段が推定した場合、
    前記送信頻度調整手段は、ブロードキャストメッセージの送信頻度を上げることを特徴とする請求項またはに記載のノード装置。
  6. 前記送信頻度調整手段は、Trickleアルゴリズムに従ってブロードキャストメッセージの送信頻度を調整し、前記ブロードキャストメッセージの送信頻度を上げる必要性が生じた場合には、Trickleアルゴリズムで規定されているパラメータのうち、同じ内容のブロードキャストメッセージを送信する間隔の最小値を表すパラメータ、または、同じ内容のブロードキャストメッセージを送信する回数の最大値を表すパラメータを調整することにより、送信頻度を上げることを特徴とする請求項に記載のノード装置。
  7. 前記送信頻度調整手段は、Trickleアルゴリズムに従ってブロードキャストメッセージの送信頻度を調整し、高密度エリアに隣接して設置された孤立ノードが自身周辺に存在すると前記推定手段が推定した場合には、Trickleアルゴリズムを無視した制御を行うことを特徴とする請求項に記載のノード装置。
  8. 前記推定手段は、自身が高密度エリアに隣接して設置された孤立ノードであるか否かを推定し、
    自身が高密度エリアに隣接して設置された孤立ノードであると前記推定手段が推定した場合、
    定時間以上にわたってブロードキャストメッセージを受信できない状態を検知しても通信障害の発生と判断しないことを特徴とする請求項またはに記載のノード装置。
  9. 前記推定手段は、自身が高密度エリアに隣接して設置された孤立ノードであるか否かを推定し、
    自身が高密度エリアに隣接して設置された孤立ノードであると前記推定手段が推定した場合、
    自身周辺に存在する他のノード装置に対して、ブロードキャストメッセージの送信時刻を通知し、通知した時刻にブロードキャストメッセージを送信するように依頼することを特徴とする請求項またはに記載のノード装置。
  10. 前記推定手段による推定結果を外部に通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載のノード装置。
JP2014017455A 2014-01-31 2014-01-31 ノード装置 Expired - Fee Related JP6272060B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014017455A JP6272060B2 (ja) 2014-01-31 2014-01-31 ノード装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014017455A JP6272060B2 (ja) 2014-01-31 2014-01-31 ノード装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015144393A JP2015144393A (ja) 2015-08-06
JP6272060B2 true JP6272060B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=53889174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014017455A Expired - Fee Related JP6272060B2 (ja) 2014-01-31 2014-01-31 ノード装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6272060B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101958898B1 (ko) 2014-10-13 2019-03-15 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 브로드캐스트 패킷 송신 주파수를 제어하기 위한 방법과 장치, 및 단말기

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015144393A (ja) 2015-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3499907B1 (en) Priority-based wireless collision avoidance and interfering device response
Chowdhury et al. TCP CRAHN: A transport control protocol for cognitive radio ad hoc networks
US9001669B2 (en) Remote stitched directed acyclic graphs
US20120155276A1 (en) Dynamic Expelling of Child Nodes in Directed Acyclic Graphs in a Computer Network
US20150341773A1 (en) Methods and apparatuses for efficient signaling in a system supporting d2d over the air discovery
JP5790665B2 (ja) 通信装置、通信システム、通信方法、および通信プログラム
KR20140068195A (ko) 네트워크 품질 추정, 접속 검출, 및 부하 관리를 위한 시스템들 및 방법들
CN107667493B (zh) 网状网络中信号发送/接收设备及方法
JP2013191931A (ja) 情報処理装置、輻輳制御方法および輻輳制御プログラム
US10608962B2 (en) Coalescing message transmissions across a network
KR20140063823A (ko) 네트워크 품질 추정, 접속 검출, 및 부하 관리를 위한 시스템들 및 방법들
KR20140068197A (ko) 네트워크 품질 추정, 접속 검출, 및 부하 관리를 위한 시스템들 및 방법들
US10277455B2 (en) Method for operating a node in a network and node device
WO2013059377A1 (en) Controlling transmission of data
KR101556869B1 (ko) 네트워크 품질 추정, 접속 검출, 및 부하 관리를 위한 시스템들 및 방법들
JP6272060B2 (ja) ノード装置
Hagelstein et al. Analytic performance model for state-based MAC layer cooperative retransmission protocols
JP2015188140A (ja) ノード装置、ゲートウェイ装置、センサネットワークシステムおよびデータ転送方法
JP2015198423A (ja) 通信端末及びパケット通信方法
US20110238819A1 (en) Apparatus and method for transmitting information on an operational state of the same
JP6315896B2 (ja) 通信制御方法、通信制御プログラムおよび通信制御装置
JP2016201605A (ja) 無線通信端末、無線通信システム
US9800467B2 (en) Technique for changing the operating state of a node within a network
WO2015194134A1 (ja) 通信状態推定装置、通信状態推定方法及び通信状態推定プログラムを記憶する記録媒体
JP2015170878A (ja) ネットワーク内の複数データ通信装置を管理する運用管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6272060

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees