JP6340731B2 - パーツフィーダ - Google Patents

パーツフィーダ Download PDF

Info

Publication number
JP6340731B2
JP6340731B2 JP2015087111A JP2015087111A JP6340731B2 JP 6340731 B2 JP6340731 B2 JP 6340731B2 JP 2015087111 A JP2015087111 A JP 2015087111A JP 2015087111 A JP2015087111 A JP 2015087111A JP 6340731 B2 JP6340731 B2 JP 6340731B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
receiving groove
groove member
oil liquid
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015087111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016196368A (ja
Inventor
青山 好高
好高 青山
青山 省司
省司 青山
Original Assignee
青山 省司
省司 青山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 青山 省司, 省司 青山 filed Critical 青山 省司
Priority to JP2015087111A priority Critical patent/JP6340731B2/ja
Publication of JP2016196368A publication Critical patent/JP2016196368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6340731B2 publication Critical patent/JP6340731B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Jigging Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

この発明は、円形の振動式ボウルの外壁板の内側に、螺旋形の部品搬送板が設けられた形式のパーツフィーダに関している。
特開2000−159327号公報に記載されたパーツフィーダには、円形の振動式ボウルの内壁に沿って螺旋形の部品搬送板が設けられ、この部品搬送板の幅方向中央部に油孔が形成されている。
特開2000−159327号公報
上記特許文献に記載されている油孔は、部品搬送板の幅方向で見てその中央部に形成され、油孔を通過した油液は滴下してパーツフィーダ内部の低い方へ流れる。したがって、パーツフィーダ内に溜まったり、パーツフィーダ外へ流出したりして、パーツフィーダの内外に油汚れをもたらす、という問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するために提供されたもので、振動式パーツフィーダにおいて、部品搬送板の表面に付着した油液をボウル外で収集し、それを所定の箇所に導くことを目的とする。
請求項1記載の発明は、円形の振動式ボウルの外壁板の内側に螺旋形の部品搬送板が設けられた形式のものにおいて、
部品搬送板に付着した油液を排出する排油孔が外壁板に形成されているとともに、排油孔から流出した油液を捕集する受け溝部材が外壁板に取り付けられ、受け溝部材に油液の流出孔が設けられていることを特徴とするパーツフィーダである。
ボルトやナットなどの部品には、潤滑油や防錆油が塗布されている。これらの部品が振動しながら部品搬送板上を移送されると、塗布された潤滑油や防錆油が液状になって振動している部品搬送板上に付着し、それが増えてくると、外壁板に形成した排油孔から外方へ流出する。この流出した油液は、受け溝部材内へ流入する。受け溝部材で捕集された油液は、流出孔から油受け容器などの所定の箇所へ導かれる。
上記のように、潤滑油や防錆油は、部品搬送板への付着、排油孔からの流出、受け溝部材での捕集、流出孔から所定箇所への導き、といった流動を経た処理がなされるので、油液がパーツフィーダの機構部分に付着したり、パーツフィーダの支持台を汚したりするようなことがない。
パーツフィーダの平面図と側面図である。 要部の断面図や平面図である。 受け溝部材の取付け状態を示す側面図である。 油液の付着状態を示す断面図である。
つぎに、本発明のパーツフィーダを実施するための形態を説明する。
図1〜図4は、本発明の実施例を示す。
最初に、部品について説明する。
振動式ボウルを有するパーツフィーダから送出される部品としては、ボルト、ナット、軸など種々なものがある。ここでは、図4に示した頭部30と軸部31からなる鉄製の部品32である。
つぎに、パーツフィーダについて説明する。
パーツフィーダは、符号100で示されている。円形の振動式ボウル1の外壁板2の内側に螺旋形の部品搬送板3が設けられている。部品搬送板3は、部品を外壁板2の内面に寄せ付けるために、外壁板2側が低くなった傾斜が付与してあり、それは図2(A)および図4(B)に傾斜角θ1で示してある。部品搬送板3は、振動式ボウル1の接線方向に延びて送出通路4を形成している。
螺旋形の部品搬送板3は搬送方向に向かって高さが次第に高くなっているので、図2(A)に示すように、外壁板2は屈曲形状とされ、上段の部品搬送板3が形成されている。下段の部品搬送板3は、別のL字型断面の鋼板部材5を溶接して形成されている。なお、符号6は、振動式ボウル1の底板を示している。また、図2(A)のB−B断面が同図の(B)図であり、同図(B)のC−C断面が同図の(C)図であり、同図(A)のD矢視が(D)図である。
上記のような振動式ボウル1に、円周方向と上下方向の合成振動が付与されて、部品32が部品搬送板3上を移送されるようになっている。振動を付与するために、ボウルの下側に加振ユニット(図示していない)が設置してある。
つぎに、油液の捕集構造を説明する。
外壁板2に排油孔7が設けてある。排油孔7は、部品搬送板3上に部品32から垂れ落ちた油液を排出できるようにするために、外壁板2の内面と部品搬送板3の表面がなす隅角部8に開口している。部品搬送板3上の部品32は、底板6の箇所から反時計方向に移動するのであるが、部品搬送板3上に部品32から油液が垂れ落ちるのは、比較的早い搬送段階であるから、排油孔7は図2(B)に示すように、角度θ2の搬送領域に3個設けてある。
排油孔7から流出した油液は、外壁板2の外側面に沿って流下する。この流下した油液を捕集するために、受け溝部材9が排油孔7の下方の外壁板2に取り付けられている。受け溝部材9は、流下してくる油液を捕集できる構造であればよく、ここでは断面半円形型の細長い樋状の部材を円弧状に形成したものとされている。この断面は、L字型やV字型としてもよい。受け溝部材9の円弧形状は外壁板2の円弧形状に合致したものであり、受け溝部材9を外壁板2の外周部に密着させて溶接で固定してある。この溶接部分から油液が漏洩しないように、上記密着部分の全域に線状の溶接がなされている。この線状の溶接部分は、符号16で示されている。なお、受け溝部材9の端部に端板10が溶接されており、油液がこぼれないようになっている。
断面状態で見て受け溝部材9の最も低い箇所に、油液の流出孔11が開けられ、ここに排出管12が溶接されている。この排出管12に合成樹脂製のホース13が接続され、貯留容器14に油液を導くようにしてある。
上記流出孔11は、2個形成されている。各流出孔11に油液を集中させるために、図3(A)に示すように、受け溝部材9に低い箇所15を2箇所設け、ここに流出孔11が設けてある。また、同図(B)に示すように、受け溝部材9の片側を低くして、その最も低い箇所15に流出孔11を設けてもよい。
つぎに、油液の流出挙動を説明する。
図4に示すように、部品32は、底板6から部品搬送板3に差しかかって振動を受けながら移送されると、部品32に塗布された防錆油や潤滑油などの油液17は加振されるので、下方へ流下する。図4(A)において、符号18は流下できない位に膜厚が薄くなった油膜であり、符号19は上方から垂れ落ちた流動性のある油液17であり、これが部品搬送板3の傾斜(傾斜角θ1)によって隅角部8の方へ流れ、さらに隅角部8に沿ってボウル1の円周方向へ流れて排油孔7から流出し、外壁板2の外表面に沿って流下する。なお、図4(A)における油膜18は、理解しやすくするために、厚さを誇張して図示してある。
この流下した油液17は、受け溝部材9で捕集され、流出孔11から貯留容器14へ導かれる。
上記の構造では、排油孔7と受け溝部材9との間に高低差があり、油液は外壁板2の外表面に沿って流下するようになっている。これに換えて、上記高低差を止め、排油孔7から直接受け溝部材9に油液が捕集されるようにしてもよい。
さらに、図2(D)に2点鎖線で示すように、排油孔7を細長く開口することも可能である。
以上に説明した実施例の作用効果は、つぎのとおりである。
ボルトやナットなどの部品32には、潤滑油や防錆油が塗布されている。これらの部品32が振動しながら部品搬送板3上を移送されると、塗布された潤滑油や防錆油が液状になって振動している部品搬送板3上に付着し、それが増えてくると、外壁板2に形成した排油孔7から外方へ流出する。この流出した油液17は、受け溝部材9内へ流入する。受け溝部材9で捕集された油液17は、流出孔11から油受け容器14などの所定の箇所へ導かれる。
上記のように、潤滑油や防錆油は、部品搬送板3への付着、排油孔7からの流出、受け溝部材9での捕集、流出孔11から所定箇所への導き、といった流動を経た処理がなされるので、油液17がパーツフィーダ100の機構部分に付着したり、パーツフィーダ100の支持台を汚したりするようなことがない。
受け溝部材9を細長く形成することにより、部品搬送板3の長い搬送領域からの油液17を捕集することができ、油液17の有害な垂れ広がりを最小化するのに効果的である。また、受け溝部材9を円弧状に形成して外壁板2の円弧状外面に密着させ、この密着部分を全域にわたって溶接することにより、排油孔7から流出した油液を受け溝部材9外へ漏らすことなく、確実な捕集が可能となる。さらに、受け溝部材9も加振されるので、捕集された油液の粘性が高くても、受け溝部材9の低い箇所へ流動して溜まるので、流出孔11からの流出が確実になされる。
上述のように、本発明のパーツフィーダによれば、部品搬送板の表面に付着した油液をボウル外で収集し、それを所定の箇所に導くことにより、パーツフィーダの機構部分に油液が付着したり、パーツフィーダの支持台を汚したりするようなことがない。したがって、パーツフィーダが設置されている自動車部品の組立工程など、広い産業分野で利用できる。
1 振動式ボウル
2 外壁板
3 部品搬送板
7 排油孔
9 受け溝部材
11 流出孔
16 溶接部分
17 油液
32 部品
100 パーツフィーダ
θ1 傾斜角
θ2 搬送領域

Claims (1)

  1. 円形の振動式ボウルの外壁板の内側に螺旋形の部品搬送板が設けられた形式のものにおいて、
    部品搬送板に付着した油液を排出する排油孔が外壁板に形成されているとともに、排油孔から流出した油液を捕集する受け溝部材が外壁板に取り付けられ、受け溝部材に油液の流出孔が設けられていることを特徴とするパーツフィーダ。
JP2015087111A 2015-04-04 2015-04-04 パーツフィーダ Active JP6340731B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015087111A JP6340731B2 (ja) 2015-04-04 2015-04-04 パーツフィーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015087111A JP6340731B2 (ja) 2015-04-04 2015-04-04 パーツフィーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016196368A JP2016196368A (ja) 2016-11-24
JP6340731B2 true JP6340731B2 (ja) 2018-06-13

Family

ID=57358593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015087111A Active JP6340731B2 (ja) 2015-04-04 2015-04-04 パーツフィーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6340731B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6315508B2 (ja) * 2016-09-05 2018-04-25 株式会社大一商会 遊技機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56121022U (ja) * 1980-02-13 1981-09-16
JP2670235B2 (ja) * 1993-12-24 1997-10-29 本田技研工業株式会社 パーツフィーダ
JPH09234438A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Olympus Optical Co Ltd 洗浄装置及び洗浄システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016196368A (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8308626B2 (en) Rotor unit for a centrifugal separator having undetachably joined separating discs
US20080197130A1 (en) Multilevel sheet metal container with outwardly beaded end faces
JP6340731B2 (ja) パーツフィーダ
JP6598785B2 (ja) 鑞付け接合部品
SE0802058A1 (sv) Skivpaket för centrifugrotor
JPWO2016159269A1 (ja) 組合せオイルリング
JP2017171500A (ja) パーツフィーダ
JP5858982B2 (ja) スクリュー圧縮機用のオイルスロッシング減衰装置
US1055744A (en) Strainer for gasolene-tanks.
JP2018131328A (ja) パーツフィーダ
JP6340737B2 (ja) パーツフィーダ
SE532918C2 (sv) Förfarande och pressverktyg för tillverkning av en separeringsskiva
CN101240841B (zh) 齿轮单元及防止润滑油飞溅的方法
JP5517899B2 (ja) オイルセパレータ
JP5597883B2 (ja) 液体充填機の充填ノズル
JP2017024904A (ja) 突起付き部品の通路部材およびパーツフィーダ
CN209781930U (zh) 一种软连接装置及其沉降离心机排料装置
BE1024631B9 (nl) Vloeistofafscheider
JP5769598B2 (ja) 変速機のオイルストレーナ
TWM499274U (zh) 輾牙機之集油裝置
JP5916548B2 (ja) エスカレータ
US20150314222A1 (en) Sieve Drum and Installation Equipped with it for Removing Materials to be Sieved from a Liquid
WO2023132100A1 (ja) 分離装置の消泡構造
JP2021014875A (ja) 油圧制御装置
JP6548935B2 (ja) オイルリング式すべり軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180112

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180115

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6340731

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150