JP6340449B2 - 通信端末、通信端末の制御方法および通信端末プログラム - Google Patents
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Description
言い換えれば、特許文献1の無線通信システムにおいては、『通信接続情報を画像情報として表示する通信装置』が使用している通信接続情報と同じ通信接続情報を単に表示しているにすぎない。
そのため、新たに接続したい通信装置用の通信接続情報を、『通信接続情報を画像情報として表示する通信装置』が使用している通信接続情報と異なる通信接続情報とする事ができなかった。
一局面に従う無線通信システムは、無線ネットワーク機器と、無線ネットワーク機器と通信接続された第1の通信端末と、第1の通信端末と異なる第2の通信端末と、を含み、第1の通信端末は、無線ネットワーク機器に他の通信接続を確立するための通信要請情報を送信する第1送信機能を有し、無線ネットワーク機器は、送信された通信要請情報に基づいて、第2の通信端末用の通信接続情報を送信する第2送信機能を有するものである。
ここで、第1の通信端末とは、携帯電話、スマートフォン、据え置き型ゲーム機器、携帯型ゲーム機器、ネットワーク対応機器、ネットワークテレビ等を意味し、第2の通信端末とは、携帯電話、スマートフォン、据え置き型ゲーム機器、携帯型ゲーム機器、ネットワーク対応機器、ネットワークテレビ等を意味し、無線ネットワーク機器は、無線ローカルエリアネットワーク機器、無線ルータ等を意味する。
第2の発明にかかる無線通信システムは、一局面に従う無線通信システムにおいて、通信要請情報は、第2の通信端末と通信を行なう第2の通信端末接続情報がさらに含まれ、第2送信機能は、第2の通信端末接続情報を用いて、第2の通信端末に通信接続情報を送信してもよい。
また、第2の通信端末接続情報とは、第2の通信端末に関する無線通信のSSIDなどの識別情報、またはWEPといった暗号化設定情報等、各種無線通信に関する情報を意味する。
また、無線ネットワーク機器は、通信要請情報に応じて自動的に通信接続情報を送信できるので、通信接続を容易に行なうことができる。
第3の発明にかかる無線通信システムは、第2の発明にかかる無線通信システムにおいて、第1の通信端末は、表示部を有し、第2送信機能は、第2の通信端末接続情報を用いて、第2の通信端末に通信接続情報を送信するとともに、第1の通信端末に第2の通信端末に関する通信経過情報を送信し、第1の通信端末は、通信経過情報を表示部に表示させる。
ここで、通信経過情報とは、第2の通信端末が無線ネットワーク機器と接続を開始した、接続検索中、接続開始、接続中止、等を意味する。
また、表示部とは、モニター、液晶画面、モバイル端末、テレビ画像装置、パソコン画面等を意味する。
第4の発明にかかる無線通信システムは、一局面に従う、第2または第3の発明にかかる無線通信システムにおいて、第1の通信端末は、表示部に接続可能に設けられ、第2の通信端末は、撮像部を有し、第1の通信端末は、無線ネットワーク機器からの通信接続情報を受信して表示部に対して通信接続情報を表示させる表示機能とを有してもよい。
第5の発明にかかる無線通信システムは、第4の発明にかかる無線通信システムにおいて、第1の通信端末は、表示部を内蔵してもよい。
第6の発明にかかる無線通信システムは、一局面に従う、第2または第3の発明にかかる無線通信システムにおいて、無線ネットワーク機器と通信接続され、かつ表示部に接続可能な第3の通信端末をさらに含み、第2の通信端末は、撮像部を有し、第3の通信端末は、無線ネットワーク機器からの通信接続情報を受信して表示部に対して通信接続情報を表示させる表示機能とを有してもよい。
第7の発明にかかる無線通信システムは、第6の発明にかかる無線通信システムにおいて、第3の通信端末は、表示部を内蔵してもよい。
第8の発明にかかる無線通信システムは、一局面に従う、第2から第7のいずれかの発明にかかる無線通信システムにおいて、第2送信機能は、無線ネットワーク機器と通信接続された第1の通信端末の設定接続と同一である通信接続情報を送信してもよい。
第9の発明にかかる無線通信システムは、第4から第8のいずれかの発明にかかる無線通信システムにおいて、表示機能は、通信接続情報を受信して、画像情報として表示して
もよい。
第10の発明にかかる無線通信システムは、一局面に従う、第2から第9の発明にかかる無線通信システムにおいて、第1送信機能は、制限付の通信要請情報を送信してもよい。
他の局面に従う無線通信方法は、無線ネットワーク機器、無線ネットワーク機器に通信接続された第1の通信端末、および無線ネットワーク機器に未接続の第2の通信端末で用いられる無線通信方法であって、第1の通信端末から無線ネットワーク機器へ第2の通信端末との接続を確立するための通信要請情報を送信する第1処理工程と、第1処理工程による通信要請情報に基づいて、無線ネットワーク機器から第2の通信端末用の通信接続情報を送信する第2処理工程と、を含むものである。
他の局面に従う無線通信プログラムは、無線ネットワーク機器、無線ネットワーク機器に通信接続された第1の通信端末、および無線ネットワーク機器に未接続の第2の通信端末で用いられる無線通信方法であって、第1の通信端末から無線ネットワーク機器へ第2の通信端末との接続を確立するための通信要請情報を送信する第1処理ステップと、第1処理ステップによる通信要請情報に基づいて、無線ネットワーク機器から第2の通信端末用の通信接続情報を送信する第2処理ステップと、を含むものである。
以下、本発明に係る第1の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、無線通信システム100の一例を示すための模式図である。
図1に示すように、本実施の形態にかかる無線通信システム100は、無線ルータ200、第1の通信端末300、表示装置350および第2の通信端末400からなる。
本実施の形態における無線ルータ200は、屋内のLAN(Local Area Network)600、WAN(Wide Area Net Work)650、および外部のインターネット700等に接続される。
なお、無線ルータ200は各通信端末が使用するIPアドレスや、デフォルトゲートウ
ェイアドレス等を割り当てることが可能なDHCPサーバ機能を持っていても良い。
図1に示すように、第1の実施の形態にかかる無線通信システム100において、第1の通信端末300は、据え置き型ゲーム機であり、表示装置350と接続される。また、第1の通信端末300には、第1の通信端末300を操作可能な操作部(コントローラ)301が接続されている。
図1に示すように、第1の実施の形態における第2の通信端末400は、携帯型ゲーム機である。第2の通信端末400は、カメラ410、表示部420、および無線LANシステム440(図示略)を含む。
なお、第2の通信端末400は、携帯電話またはスマートフォン等であってもよい。
次いで、第1の実施の形態にかかる通信接続方法について説明を行なう。図2は、通信接続方法の一例を示すフローチャートであり、図3は図2の各機器の接続順序を示す模式図である。
第1の通信端末300は、無線ルータ200に対して通信要請情報を送信する(ステップS1)。この場合、コントローラ301の操作状況は、第1の通信端末300に接続された表示装置350の画面351に表示される。所定のユーザは、通信要請情報に種々の情報および条件を選択して含めることができる。当該種々の情報および条件については後述する。
第1の通信端末300は、送信された通信接続情報をQRコード(登録商標)に変換(画像表示処理)し、表示装置350に表示する(ステップS3)。
なお、QRコード(登録商標)に含まれる通信接続情報には、無線設定用のSSID、
暗号化設定情報などの無線ルータ200との通信に使用する設定情報が含まれる。
さらに、通信要請情報に暗号化設定情報を生成して付加する際、例えば乱数を使用して生成、または、通信要請情報を受信したときの時刻情報を利用して生成してもよい。
そして、無線ルータ200は、無線ルータ200との通信に使用する各設定情報と、SSIDおよび暗号化設定情報等とを対応付けて管理および記録する。
ここで、通信要請情報の詳細について説明を行なう。
上述したように、所定のユーザは、通信要請情報に種々の情報および条件を含めることができる。所定のユーザは、操作部(コントローラ)301を操作し、表示装置350の画面351に表示された種々の情報および条件を選択する。すなわち、所定のユーザが接続制限または/および時間制限の有無を組み合わせて、または組み合わせないようにして選択することができる。
ここで、所定のユーザは、所定のユーザの友人または知り合いに対して、所定の時間だけ接続させて、その後は、接続させたくない場合もある。例えば、「18時までは接続可能、18時以降は接続不可」などである。この場合、所定のユーザは、ステップS1の処理の際に、所定の時間だけ接続する時間制限付の通信要請情報を送信することもできる。また、その他、曜日制限付の通信要請情報を送信してもよい。
例えば、時間制限付きの通信要請情報を受信した無線ルータ200は、制限付きのSSID等の通信接続情報を第1の通信端末300に送信し、所定の時間後に、第2の通信端末400との通信接続情報を無効にする。
その他にも、例えば、無線ルータ200は第2の通信端末400との間の無線通信リンクが、所定時間切れた場合、その通信接続情報を無効にする。
また、所定のユーザは、所定のユーザの友人または知り合いに対して、LAN600内に入られたくない場合もある。すなわち、LAN600上には、所定のユーザ用のパソコン(クライアント端末)などが接続されている場合もある。
したがって、所定のユーザの友人または知り合いがLAN600内に入れないように、
制限をかけたい場合がある。
具体的には、接続制限付の通信要請情報を受信した無線ルータ200は、制限付きのSSID等の通信接続情報を第1の通信端末300に送信し、この通信接続情報を使用した無線ルータ200へのアクセスがあった場合、無線ルータ200は、その通信信号をWAN650およびインターネット700側には通過させるが、LAN600側には通過させない制御を行なう。
続いて、第2の実施の形態について説明を行なう。図4は、第2の実施の形態にかかる無線通信システム100aの一例を示すための模式図である。
図4に示すように、第2の実施の形態にかかる無線通信システム100aは、無線ルータ200、第1の通信端末300aおよび第2の通信端末400aからなる。また、第2の実施の形態においては、無線通信システム100にさらに、電話回線800を備える。
図4に示すように、第2の実施の形態係る無線通信システム100aにおいて、第1の通信端末300aは、ネットワーク対応型のテレビであり、リモコン(コントローラ)301aと接続される。当然ながら図示していないが、ネットワーク対応型のテレビには、放送を受信するチューナーおよびアンテナ等が内蔵されている。
なお、リモコン(操作部、コントローラ)301aは、有線接続により第1の通信端末300aに接続されていてもよく、赤外線通信またはブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))等の無線通信によって接続されていてもよい。
図4に示すように、第2の実施の形態における第2の通信端末400aは、スマートフォンである。第2の通信端末400aは、カメラ410a、タッチパネル付表示部420
a、および無線LANシステム440(図示略)を含む。また、第2の通信端末400aは、インターネット700、および電話回線800等に接続される。
なお、第2の通信端末400aは、携帯電話または携帯型ゲーム機等であってもよい。
次いで、第2の実施の形態にかかる通信接続方法について説明を行なう。第2の実施の形態にかかる通信接続方法は、図2および図3を用いて説明を行なう。
第1の通信端末300aは、無線ルータ200に対して通信要請情報を送信する(ステップS1)。この場合、コントローラ301aの操作状況は、第1の通信端末300aの画面351aに表示される。所定のユーザは、通信要請情報に種々の情報および条件を選択して含めることができる。
第1の通信端末300aは、送信された通信接続情報をQRコード(登録商標)に変換(画像表示処理)し、画面351aに表示する。(ステップS3)。
なお、QRコード(登録商標)に含まれる通信接続情報には、無線設定用のSSID、暗号化設定情報などの無線ルータ200との通信に使用する設定情報が含まれる。
続いて、第3の実施の形態について説明を行なう。図5は、第3の実施の形態にかかる無線通信システム100bの一例を示すための模式図である。
図5に示すように、第3の実施の形態にかかる無線通信システム100bは、無線ルータ200、第1の通信端末300bおよび第2の通信端末400bからなる。
図5に示すように、第3の実施の形態係る無線通信システム100bにおいて、第1の通信端末300bは、スマートフォンである。第1の通信端末300bは、カメラ310b、タッチパネル付表示部320b、および無線LANシステム340(図示略)を含む。
また、第1の通信端末300bは、第1の実施の形態と同様に、無線ルータ200と通信可能な状態にネットワーク接続されている。第1の通信端末300は、インターネット700、および電話回線800等に接続される。
図5に示すように、第2の実施の形態における第2の通信端末400bは、スマートフォンである。第2の通信端末400bは、カメラ410b、タッチパネル付表示部420b、および無線LANシステム440(図示略)を含む。
なお、第2の通信端末400bは、携帯電話または携帯型ゲーム機等であってもよい。
次いで、第3の実施の形態にかかる通信接続方法について説明を行なう。第3の実施の形態にかかる通信接続方法は、図2および図3を用いて説明を行なう。
第1の通信端末300bは、無線ルータ200に対して通信要請情報を送信する(ステップS1)。この場合、所定のユーザは、通信要請情報に種々の情報および条件を選択して含めることができる。
第1の通信端末300bは、送信された通信接続情報をQRコード(登録商標)に変換(画像表示処理)し、タッチパネル付表示部320bに表示する。(ステップS3)。
続いて、第4の実施の形態について説明を行なう。図6は、第4の実施の形態にかかる無線通信システム100cの一例を示すための模式図である。
図6に示すように、第4の実施の形態にかかる無線通信システム100cは、無線ルータ200、第1の通信端末300c、第2の通信端末400cおよび第3の通信端末500cからなる。
図6に示すように、第4の実施の形態係る無線通信システム100cにおいて、第1の通信端末300cは、スマートフォンである。第1の通信端末300cは、カメラ310c、タッチパネル付表示部320c、および無線LANシステム340(図示略)を含む。また、第1の通信端末300cは、第1の実施の形態と同様に、無線ルータ200と通信可能な状態にネットワーク接続されている。
図6に示すように、第4の実施の形態における第2の通信端末400cは、携帯型ゲーム機である。第2の通信端末400cは、カメラ410c、表示部420c、および無線LANシステム440(図示略)を含む。
なお、第2の通信端末400cは、携帯電話またはスマートフォン等であってもよい。
図6に示すように、第4の実施の形態における第3の通信端末500cは、据え置き型ゲーム機であり、表示装置550cと接続される。また、第3の通信端末500cには、第3の通信端末500cを操作可能な操作部(コントローラ)501cが接続されている。
なお、図6の第3の通信端末500cは、第1の通信端末300cと同様に無線ルータ200と通信可能な状態にネットワーク接続されている。
次いで、第4の実施の形態にかかる通信接続方法について説明を行なう。第4の実施の形態にかかる通信接続方法は、図7および図8を用いて説明を行なう。
第1の通信端末300cは、無線ルータ200に対して通信要請情報に第3の通信端末500cを示すアドレス情報を付加し、送信する(ステップS11)。この場合、所定のユーザは、通信要請情報に種々の情報および条件を選択して含めることができる。
なお、第3の通信端末500cを示すアドレス情報は、例えば、MACアドレスであり、第1の通信端末300cはその情報をBluetooth(登録商標)通信または赤外線通信などの無線通信、画像化されたアドレス情報の撮像、ユーザによる手入力などにより、事前に登録しておけば良い。
また、無線ルータ200は、第3の通信端末500cを示すアドレス情報に基づいて、
第3の通信端末500cに対して通信接続情報を送信してもよいし、予め無線ルータ200に第3の通信端末500cを示すアドレス情報を記録し、そのアドレス情報を元に通信接続情報を送信してもよい。
続いて、第5の実施の形態について説明を行なう。図9は、第5の実施の形態にかかる無線通信システム100dの一例を示すための模式図である。
図9に示すように、第5の実施の形態にかかる無線通信システム100dは、無線ルータ200、第1の通信端末300d、第2の通信端末400dおよび第3の通信端末500dからなる。
図9に示すように、第5の実施の形態係る無線通信システム100dにおいて、第1の通信端末300dは、スマートフォンである。第1の通信端末300dは、カメラ310d、タッチパネル付表示部320d、および無線LANシステム340(図示略)を含む。また、第1の通信端末300dは、第4の実施の形態と同様に、無線ルータ200と通信可能な状態にネットワーク接続されている。
図9に示すように、第5の実施の形態における第2の通信端末400dは、スマートフォンである。第2の通信端末400dは、カメラ410d、タッチパネル付表示部420d、および無線LANシステム440(図示略)を含む。なお、第2の通信端末400dは、携帯電話または携帯型ゲーム機等であってもよい。
図9に示すように、第5の実施の形態における第3の通信端末500dは、ネットワーク対応型のテレビであり、リモコン(操作部、コントローラ)520dと接続される。当然ながら図示していないが、ネットワーク対応型のテレビには、放送を受信するチューナ
ーおよびアンテナ等が内蔵されている。
なお、リモコン(操作部、コントローラ)520dは、有線接続により第1の通信端末300dに接続されていてもよく、赤外線通信またはブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))等の無線通信によって接続されていてもよい。
次いで、第5の実施の形態にかかる通信接続方法について説明を行なう。第5の実施の形態にかかる通信接続方法は、図7および図8を用いて説明を行なう。
第1の通信端末300dは、無線ルータ200に対して通信要請情報に第3の通信端末500dを示すアドレス情報を付加し、送信する(ステップS11)。この場合、所定のユーザは、通信要請情報に種々の情報および条件を選択して含めることができる。
また、無線ルータ200は、第3の通信端末500dを示すアドレス情報に基づいて、第3の通信端末500dに対して通信接続情報を送信してもよいし、予め無線ルータ200に第3の通信端末500dを示すアドレス情報を記録し、そのアドレス情報を元に通信接続情報を送信してもよい。
続いて、第6の実施の形態について説明を行なう。図10は、第6の実施の形態にかかる無線通信システム100eの一例を示すための模式図である。
図10に示すように、第6の実施の形態にかかる無線通信システム100eは、無線ル
ータ200、第1の通信端末300e、第2の通信端末400eおよび第3の通信端末500eからなる。
図10に示すように、第6の実施の形態係る無線通信システム100eにおいて、第1の通信端末300eは、スマートフォンである。第1の通信端末300eは、カメラ310e、タッチパネル付表示部320e、および無線LANシステム340(図示略)を含む。また、第1の通信端末300eは、第4の実施の形態と同様に、無線ルータ200と通信可能な状態にネットワーク接続されている。
図10に示すように、第6の実施の形態における第2の通信端末400eは、スマートフォンである。第2の通信端末400eは、カメラ410e、タッチパネル付表示部420e、および無線LANシステム440(図示略)を含む。なお、第2の通信端末400eは、携帯電話または携帯型ゲーム機等であってもよい。
図10に示すように、第6の実施の形態における第3の通信端末500eは、スマートフォンであり、カメラ510e、タッチパネル付表示部520e、および無線LANシステム540(図示略)を含む。なお、第3の通信端末500eは、携帯電話または携帯型ゲーム機等であってもよい。
次いで、第6の実施の形態にかかる通信接続方法について説明を行なう。第6の実施の形態にかかる通信接続方法は、図7および図8を用いて説明を行なう。
第1の通信端末300eは、無線ルータ200に対して通信要請情報に第3の通信端末500eを示すアドレス情報を付加し、送信する(ステップS11)。この場合、所定のユーザは、通信要請情報に種々の情報および条件を選択して含めることができる。
また、無線ルータ200は、第3の通信端末500eを示すアドレス情報に基づいて、第3の通信端末500eに対して通信接続情報を送信してもよいし、予め無線ルータ200に第3の通信端末500eを示すアドレス情報を記録し、そのアドレス情報を元に通信接続情報を送信してもよい。
録商標)をカメラ410eにより撮像する。
続いて、第7の実施の形態について説明を行なう。図11は、第7の実施の形態にかかる無線通信システム100fの一例を示すための模式図である。
図11に示すように、第7の実施の形態にかかる無線通信システム100fは、無線ルータ200、第1の通信端末300fおよび第2の通信端末400fからなる。
図11に示すように、第7の実施の形態係る無線通信システム100fにおいて、第1の通信端末300fは、スマートフォンである。第1の通信端末300fは、カメラ310f、タッチパネル付表示部320f、および無線LANシステム340(図示略)を含む。また、第1の通信端末300fは、第4の実施の形態と同様に、無線ルータ200と通信可能な状態にネットワーク接続されている。
図11に示すように、第7の実施の形態における第2の通信端末400fは、スマートフォンである。第2の通信端末400fは、カメラ410f、タッチパネル付表示部420f、および無線LANシステム440(図示略)を含む。なお、第2の通信端末400fは、携帯電話または携帯型ゲーム機等であってもよい。
また、第2の通信端末400fは、既に第1の通信端末からの無線ルータ200に対して送信された通信要請情報に従った通信接続情報によって、無線ルータ200との通信が確立されている。
次いで、第7の実施の形態にかかる通信接続方法について説明を行なう。第7の実施の形態にかかる通信接続方法は、図12および図13を用いて説明を行なう。
第1の通信端末300fは、無線ルータ200に対して変更された通信要請情報を送信する(ステップS21)。この場合、所定のユーザは、通信要請情報に種々の情報および条件を選択して含めることができる。
そして、元の通信接続情報を所定時間後に無効とする。さらに、変更された通信接続情報が無効となった場合、元の通信接続情報に戻してもよい。
例えば、子供がゲームを行なう場合において、普段、親からインターネットの使用は、12時から18時までと制限されているが、誕生日などの特別な日に12時から22時ま
で制限を広げる、でも、明日からはまた12時から18時までの制限に戻すという状況が想定される。
また、無線ルータ200が変更された通信要請信号に従った通信接続情報を第2の通信端末400fに送信することとしたが、これに限定されず、通信接続情報を通信端末400fに送信すること無く、既に確立済みの通信に対して、変更された通信要請情報に従った制限情報を強制的に付加することとしてもよい。この場合、カメラ410fによる撮像処理が必要なくなり、手間を省くことができる。
さらに、所定のユーザが2台の通信端末を所有する場合もある。この場合、通信要請情報は、第1の通信端末300fと同じ通信接続情報を要求する通信要請情報を無線ルータ200に送信する。無線ルータ200からは、通信接続情報として第1の通信端末300fと同じ通信情報が送信される事になるため、第1の通信端末300fと同じ設定で、第2の通信端末400fの設定を行なうことができる。その結果、所定のユーザが通信端末を複数所有する場合に容易に無線ルータ200との通信設定を行なうことができる。すなわち、通信端末に同じ設定をフルコピーすることができる。なお、第1の通信端末300fは、第1の通信端末300fと同じ設定をタッチパネル付表示部320fに表示する場合、通信要請情報を無線ルータ200に送信せず、自身の設定情報を表示してもよい。
以上、第1から第7の実施の形態で説明した通信要請情報について以下の情報を追加してもよい。
また、無線ルータ200に接続した後に、暗号方式を高度な暗号化に変更してもよい。例えば、第2の通信端末400が対応している暗号方式が、無線ルータ200が想定している暗号レベルよりも暗号レベルが高い、もしくは低い場合がある。
具体的には、本実施の形態における暗号方式であるWEPよりもWPA、WPA2の方が、暗号レベルが高い。
する。
そして、その初期の通信接続情報を受信した第1の通信端末300は、その初期の通信接続情報を表示装置(表示部またはタッチパネル付表示部)に表示してもよい。
なお、その変更要求の情報には、第2の通信端末400が対応している全ての暗号方式情報を含ませてもよい。
また、反対に、変更要求を受け取った無線ルータ200が、第2の通信端末400が対応している暗号方式の中から自身が希望する暗号方式と暗号キーとを第2の通信端末400に送信し、第2の通信端末400はその情報を第2の通信端末400自身に設定し、無線ルータ200との高い暗号レベルでの通信を確立してもよい。
また、所定のユーザは、所定のユーザの友人または知り合いに対して、過去の履歴に応じて接続させてもよい。
さらに、所定のユーザは、所定のユーザの友人達または知り合い達、すなわち、所定のグループに対して、専用のSSIDを発行させてもよい。
IDおよび暗号化設定情報などの通信接続情報を要求する通信要請情報を、グループとして登録された機器情報と共に無線ルータ200に送信する。それにより無線ルータ200から第1の通信端末300(または、第3の通信端末)へグループで利用する通信接続情報が送信される。
また、時間制限に関しても、所定時間の時間設定について設定可能としてもよい。
QRコード(登録商標)を表示装置(表示部またはタッチパネル付表示部)に表示させ、それを撮像して通信接続情報を受け渡す場合について説明したが、これに限定されず、第1の通信端末300および第2の通信端末400に内蔵されたセンサ(加速度センサまたはジャイロセンサなど)により検知された所定の動き(例えば、通信端末を上下左右に振るなど)により、第1の通信端末300は通信要請情報を無線ルータ200へ送信し、第2の通信端末400は通信接続情報の受信待ち状態とし、第1の通信端末300と第2の通信端末400とは互いに通信を開始し、第2の通信端末400は無線ルータ200から送信されてきた通信接続情報を第1の通信端末300から受信してもよく、位置情報(GPS)により相互位置が近接している場合に、互いに通信を開始し、無線ルータ200から送信されてきた通信接続情報を第1の通信端末300から受信してもよい。なお、センサによる動きの検知と位置情報とは、組み合わせてもよい。
このことにより、例えば、お互いの通信端末が近くにいる状態で、お互いの通信端末を振るだけで、第2の通信端末400は無線ルータ200と通信を開始できる状態となり、ユーザの利便性を増すように形成してもよい。
さらに、上記実施の形態においては、表示部320または表示装置350にアプリ(アプリケーション)として、上記プログラムまたは通信要請情報の種々の情報および条件を表示させてもよい。
また、無線ルータ200は、通信要請情報に応じて自動的に通信接続情報を送信できるので、通信接続を容易に行なうことができる。
さらに、第1の通信端末300と接続可能に設けられた表示部または内蔵された表示部320、第3の通信端末500と接続可能に設けられた画面510dまたは内蔵されたタッチパネル付表示部520eに通信接続情報が表示されるので、第2の通信端末400の撮像部410を用いて撮像することにより、容易に第2の通信端末400と、無線ルータ200との無線接続を行なうことができる。
さらに、第2の通信端末400の撮像部410により画像情報(バーコード、QRコード(登録商標)等)の撮像を行なって容易に通信設定または所定の制限付きの通信設定を行なうことができる。
述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
200 無線ルータ
300,300a,〜,300f 第1の通信端末
400,400a,〜,400f 第2の通信端末
500c,500d,500e 第3の通信端末
600 LAN
Claims (3)
- 通信端末であって、
前記通信端末との通信相手の無線ネットワーク機器および前記通信端末と異なる他の通信端末の通信を制限する内容を制限情報として選択する選択手段と、
前記他の通信端末と前記無線ネットワーク機器との通信接続を前記選択手段により選択された前記制限情報に基づいて確立するための通信接続情報を取得するための通信要請情報を前記無線ネットワーク機器に送信する送信手段と、
前記通信要請情報を取得した前記無線ネットワーク機器からの応答により取得した前記通信接続情報を前記他の通信端末へ提供するための提供手段と、を含む、通信端末。 - 通信端末に用いられる通信端末プログラムであって、
前記通信端末との通信相手の無線ネットワーク機器および前記通信端末と異なる他の通信端末の通信を制限する内容を制限情報として選択する選択処理と、
前記他の通信端末と前記無線ネットワーク機器との通信接続を前記選択処理により選択された前記制限情報に基づいて確立するための通信接続情報を取得するための通信要請情報を前記無線ネットワーク機器に送信する送信処理と、
前記送信処理により前記通信要請情報を取得した前記無線ネットワーク機器からの応答により取得した前記通信接続情報を前記他の通信端末へ提供するための提供処理と、を含む、通信端末に用いられる通信端末プログラム。 - 通信端末に用いられる通信端末の制御方法であって、
前記通信端末との通信相手の無線ネットワーク機器および前記通信端末と異なる他の通信端末の通信を制限する内容を制限情報として選択する選択工程と、
前記他の通信端末と前記無線ネットワーク機器との通信接続を前記選択工程により選択された前記制限情報に基づいて確立するための通信接続情報を取得するための通信要請情報を前記無線ネットワーク機器に送信する送信工程と、
前記送信工程により前記通信要請情報を取得した前記無線ネットワーク機器からの応答により取得した前記通信接続情報を前記他の通信端末へ提供するための提供工程と、を含む、通信端末の制御方法。
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