JP2007013491A - 無線装置、無線システム、および無線通信方法 - Google Patents

無線装置、無線システム、および無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各種通信インタフェースを具備する電子機器間のデータ通信回線の接続を、高いセキュリティを確保しつつ容易かつ迅速に行うことができる無線装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る無線装置は、暗号化鍵の発行要求を第1の電子機器に対して送信する第1の送信手段と、第1の電子機器から前記暗号化鍵を受信する第1の受信手段と、暗号化鍵を記憶する第1の記憶手段と、第2の電子機器に対して、通信接続命令と暗号化鍵とを送信する第2の送信手段と、暗号化鍵を用いて暗号化された通信接続情報を第2の電子機器から受信する第2の受信手段と、通信接続情報を記憶する第2の記憶手段と、記憶した通信接続情報を第1の電子機器に対して送信する第3の送信手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線装置、無線システム、および無線通信方法に係り、特に、電子機器間のデータ通信接続を支援する無線装置、無線システム、および無線通信方法に関する。
近年、有線、無線を問わず多種、多様なデータ通信方式が普及してきている。今日、家庭内においても複数のコンピュータを持ち、コンピュータ間を有線LANや無線LANで相互に連接する形態も一般化してきている。また、コンピュータとプリンタ等の周辺機器を無線で接続するケースも多く見られる。
さらに、従来、データ通信といえば、コンピュータ等の情報処理装置間の通信が一般的であったが、今後は家庭電化製品同士を、例えば電力線通信によってデータ通信で連接する形態も普及してくることが予想される。
また、HDR(Hard Disk Recorder)やデジタル対応型TV等のAV機器も急速に普及しつつある。今後は、家庭内の離れた部屋に設置されたAV機器同士で高品質の映像データを高データレートの無線通信や有線通信で連接する形態も増加してくることが予想される。
一方、小型の携帯型パーソナルコンピュータ等に普及により、いわゆるモバイルコンピューティングも一般的になってきている。レストランやホテルのラウンジ等に配置されたアクセスポイント(ホットスポットと呼ばれることもある)から、無線LANを介して勤務先のオフィスのコンピュータとデータ通信を行う形態も増えてきている。
データ通信を無線で行う場合には、電波の漏洩に対するセキュリティ技術が不可欠となってくる。また、AV機器間の通信を無線で行う場合には、映像データに関する著作権保護の観点からもセキュリティ技術が求められる。このため、従来からデータ通信に係る各種セキュリティ技術の開発が進められている。
例えば、特許文献1には、AV機器間の無線データ通信の暗号化を行うと共に暗号等の設定を携帯可能なリモートコントローラで実現する技術が開示されている。
特開2004−214976号公報
上述したように、今日各種のデータ通信方式が普及してきており、一般家庭の電子機器にも各種の通信機能が付加されている。
ところで、一般に、電子機器間でデータ通信を行おうとすると、それぞれの電子機器に対して通信回線を接続するために必要となるデータを設定しなければならない。例えば、MACアドレスやIPアドレス、ポート番号といった通信アドレスやパスワード等を双方の電子機器に設定する必要がある。これらの通信回線接続データの設定は、通常ある程度の専門知識が求められることが多く、一般家庭のユーザにとっては通信回線接続に要する技術的或いは時間的な負担は小さくない。場合によっては専門家に依頼せざるを得ないときもある。
また、データ通信を行う双方の電子機器が離れた部屋に設置してある据え置型の機器のような場合には、双方の電子機器に通信回線接続データを設定するために、例えばパーソナルコンピュータを仲介機材として利用せざるを得ない場合もあり、不便である。
この点では、小型で携帯容易な仲介機材、例えば、特許文献1が開示するようなリモートコントローラを用いて通信回線接続データを双方の電子機器に設定する技術は一般家庭のユーザの負担を軽減する。
ところで、通信回線接続データには通信アドレスやパスワードといったセキュリティの確保の観点から非常に重要なデータが含まれており、単に回線接続作業の負担軽減だけでなく、通信回線接続データの取り扱い自体も十分安全性が確保されたものでなければならない。
しかしながら、特許文献1が開示する技術も含めて、通信回線接続データの設定の容易化と通信回線接続データの安全性確保とを同時に実現できる簡素なシステムは実現できていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、各種通信インタフェースを具備する電子機器間のデータ通信回線の接続を、高いセキュリティを確保しつつ容易かつ迅速に行うことができる無線装置、無線システム、および無線通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る無線装置は、請求項1に記載したように、暗号化鍵の発行要求を第1の電子機器に対して送信する第1の送信手段と、前記第1の電子機器から前記暗号化鍵を受信する第1の受信手段と、受信した前記暗号化鍵を記憶する第1の記憶手段と、第2の電子機器に対して、前記第1の電子機器との通信接続命令と記憶した前記暗号化鍵とを送信する第2の送信手段と、前記暗号化鍵を用いて暗号化された前記第1の電子機器との通信接続情報を前記第2の電子機器から受信する第2の受信手段と、受信した前記通信接続情報を記憶する第2の記憶手段と、記憶した前記通信接続情報を前記第1の電子機器に対して送信する第3の送信手段と、を備え、前記第1乃至第3の送信手段および前記第1乃至第2の受信手段を無線で行うことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る無線システムは、請求項5に記載したように、暗号化鍵の発行要求を第1の電子機器に対して送信する第1の送信手段と、前記第1の電子機器から前記暗号化鍵を受信する第1の受信手段と、受信した前記暗号化鍵を記憶する第1の記憶手段と、第2の電子機器に対して、前記第1の電子機器との通信接続命令と記憶した前記暗号化鍵とを送信する第2の送信手段と、前記暗号化鍵を用いて暗号化された前記第1の電子機器との通信接続情報を前記第2の電子機器から受信する第2の受信手段と、受信した前記通信接続情報を記憶する第2の記憶手段と、記憶した前記通信接続情報を前記第1の電子機器に対して送信する第3の送信手段と、を備え、前記第1乃至第3の送信手段および前記第1乃至第2の受信手段を無線で行う無線装置と、前記無線通信装置からの前記発行要求に応じて前記暗号鍵を送信し、受信した前記通信接続情報を前記暗号鍵に対応する復号化鍵で復号し、復号化した通信接続情報に基づいて前記第2の電子機器にアクセスし、前記第2の電子機器との間のコネクションを確立する第1の電子機器と、前記無線通信装置から受信した前記通信接続命令に応じて、前記第1の電子機器との通信接続情報を受信した前記暗号化鍵で暗号化した後前記無線通信装置に送信し、前記第1の電子機器からのアクセスに応じて前記第1の電子機器との間のコネクションを確立する第2の電子機器とを備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る無線通信方法は、請求項9に記載したように、無線装置は、暗号化鍵の発行要求を第1の電子機器に対して送信し、前記第1の電子機器から前記暗号化鍵を受信し、受信した前記暗号化鍵を記憶し、第2の電子機器に対して、前記第1の電子機器との通信接続命令と記憶した前記暗号化鍵とを送信し、前記暗号化鍵を用いて暗号化された前記第1の電子機器との通信接続情報を前記第2の電子機器から受信し、受信した前記通信接続情報を記憶し、記憶した前記通信接続情報を前記第1の電子機器に対して送信し、前記第1の電子機器は、前記無線通信装置からの前記発行要求に応じて前記暗号鍵を送信し、受信した前記通信接続情報を前記暗号鍵に対応する復号化鍵で復号し、復号化した通信接続情報に基づいて前記第2の電子機器にアクセスし、前記第2の電子機器との間のコネクションを確立し、前記第2の電子機器は、前記無線通信装置から受信した前記通信接続命令に応じて、前記第1の電子機器との通信接続情報を受信した前記暗号化鍵で暗号化した後前記無線通信装置に送信し、前記第1の電子機器からのアクセスに応じて前記第1の電子機器との間のコネクションを確立することを特徴とする。
本発明に係る無線装置、無線システム、および無線通信方法によれば、各種通信インタフェースを具備する電子機器間のデータ通信回線の接続を、高いセキュリティを確保しつつ容易かつ迅速に行うことができる。
本発明に係る無線装置、無線システム、および無線通信方法の実施形態について添付図面を参照して説明する。
(1)構成
図1は、本発明に係る近接無線システム(無線システム)100の一実施形態の構成と外観の一例を示す図である。
近接無線システム100は、近接無線装置(無線装置)1と、第1の電子機器2と、第2の電子機器3とを備えて構成される。
近接無線装置1は、微弱な電波を用いて近接距離にある相手方と通信を行う装置であり、例えば軽量、小型の薄いカード型形状をなす。
近接無線装置1の表面には、例えば液晶表示器で構成された表示部12と複数のボタンで構成された操作部11とが設けられている。操作部11と表示部12とを用いた簡便な操作によって第1の電子機器2と第2の電子機器3との間の通信接続を容易かつ迅速に行うことができる。
近接無線装置1の裏面からは微弱な電波が送受信され、近接範囲にある機器との間で無線通信を行うことができる。近接無線による通信方式は特に限定するものではないが、例えば、無線ICタグ等の技術を用いてもよい。
第1の電子機器2と第2の電子機器3は、近接無線装置1の仲介によって相互にデータ通信接続を行う器材であり、種類や形状を限定するものではない。また、携帯型、据え置き型を問わない。図1では、第1の電子機器2はHDR(Hard Disk Recorder)として、また、第2の電子機器3はノートブック型パーソナルコンピュータとして例示している。
第1の電子機器2および第2の電子機器3はいずれも近接無線装置1と近接無線用の電波を介した通信を可能とする送受信機能を有している。
また、第1の電子機器2および第2の電子機器3は相互にデータ通信を行う通信インタフェースを有しており、近接無線装置1の支援により容易かつ迅速にデータ通信の接続を行うことができる。
図1は、近接無線装置1を用いて第1の電子機器2と第2の電子機器3との間のデータ通信を接続する手順を概念的に示している。
図1(a)の状態は、第1の電子機器2と第2の電子機器3との間でデータ通信の回線が未だ接続されていない状態である。第1の電子機器2と第2の電子機器3との離隔距離は特に限定するものではなく、データ通信が可能な状態に設置されていればよい。例えば、家庭内においては、それぞれの機器が別々の部屋に設置されていてもよい。第1の電子機器2と第2の電子機器3との間のデータ通信が無線LANの場合には無線LANの電波が到達可能な距離に設置されていればよい。また、有線LANの場合には機器間にLANケーブルが接続されていればよい。
この状態で第1の電子機器2と第2の電子機器3とのデータ通信の回線接続を行っておく。回線接続の細部手順は後述するが、大きくは3つのステップとなる。
第1のステップは、図1(a)に示したように、近接無線装置1を第1の電子機器2に近づけて、第1の電子機器2との間で所定のデータ授受を行い、所定のデータを近接無線装置1の内部のメモリに記憶する。
第2のステップは、図1(b)に示したように、近接無線装置1を第2の電子機器3に近づけて、第2の電子機器3と間で所定のデータ授受を行い、所定のデータを近接無線装置1の内部に記憶する。
第3のステップは、図1(c)に示したように、再度近接無線装置1を第1の電子機器2に近づけて、第1の電子機器2との間で所定のデータ授受を行う。第3のステップで回線接続の作業は終了し、第1の電子機器2と第2の電子機器3との間でデータ通信が開始される。
近接無線装置1の操作は、例えば操作部11のボタンを1、2回押下する程度の容易な操作とすることが可能であり、また、近接無線装置1自体は小型、軽量なカード形状に形成することも可能である。従って、ユーザは第1の電子機器2や第2の電子機器3を移動させることなく、また接続用の汎用コンピュータ等の複雑な操作をすることなく、容易かつ迅速に第1の電子機器2と第2の電子機器3との間のデータ通信の接続を行うことができる。
なお、図1の例示および以降の説明では、データ通信の接続を行う機器を第1の電子機器2と第2の電子機器3の一対としているが、近接無線システム100はこれに限定されるものではない。所定の通信インタフェースを有し相互にデータ通信可能に構成されている電子機器であれば近接無線システム100に包含される。
図2は、近接無線システム100の構成例を示す図である。図1の構成例を、ハードウェアを主体としたブロック図で示したものである。
近接無線システム100のうち近接無線装置1は、マイクロプロセッサ等で構成されるコントローラ10、ボタン等で構成される操作部11、液晶表示器等で構成される表示部12、基準時刻を生成するタイマ13、第1、第2の電子機器2、3と近接無線で送受を行う近接無線送受信機14、およびメモリ15を備える。
このうち、コントローラ10は、第1、第2の電子機器2、3との間の送受信の間の送受信の制御やメモリ15の記憶制御を行っている。
近接無線システム100のうち、第1の電子機器2は、近接無線装置1と送受信する近接無線送受信機22、第2の電子機器3とデータ通信を行う通信インタフェース(3)23、近接無線送受信機22と通信インタフェース(3)23との間のデータ授受を制御する通信コントローラ21を備えて構成される。
第2の電子機器3との間の通信方式は特に限定するものではないが、例えばIEEE802.11a規格に則った無線LANである。
この他、第2の電子機器3以外の機器と通信を行うインタフェースを備えた構成としてもよい。例えば、電力線通信方式によってTV40や衛星チューナ50と通信する通信インタフェース(2)25や、有線LANを介してデスクトップPC30と通信する通信インタフェース(1)24を備える。
近接無線システム100のうち、第2の電子機器3は、近接無線装置1と送受信する近接無線送受信機32、第2の電子機器3とデータ通信を行う通信インタフェース(3)33、近接無線送受信機32と通信インタフェース(3)33との間のデータ授受を制御する通信コントローラ31を備えて構成される。この他、他の通信インタフェース(4)34を備えた構成としてもよい。
図3は、コントローラ10が備える主要な制御手段の構成とメモリ15が備える主要な記憶手段の構成を示す図である。
コントローラ10は、近接無線送受信機14に対する送信制御を行う送信手段として、第1の送信手段101、第2の送信手段102、および第3の送信手段103を備えている。また、近接無線送受信機14に対する受信制御を行う受信手段として、第1の受信手段104、および第2の受信手段105を備えている。これらの各手段の動作については後述する。
メモリ15は、第1の電子機器2から受信する暗号化鍵等を所定の領域に記憶する第1の記憶手段151と、第2の電子機器3から受信する通信アドレス情報等を所定の領域に記憶する第2の記憶手段152を備えている。
上記のように構成された近接無線システム100、近接無線装置1の動作について図4を主体に説明する。
(2)動作
図4は、近接無線システム100の動作の流れを示すシーケンスダイアグラムである。
まず、ステップST1で、近接無線装置1から第1の電子機器2に対して暗号化鍵の発行要求を送信する。この送信は、ユーザが近接無線装置1を第1の電子機器2の近接領域まで携行し、操作部11の適宜の操作ボタンを押下して行う。
また、暗号化鍵の発行要求に加えて、近接無線装置1のタイマ13が生成する基準時刻を併せて送信する形態としてもよい。ステップST1に係る送信制御は、第1の送信手段101によって行われる。
第1の電子機器2は、暗号化鍵の発行要求に応答して暗号化鍵を発行する。
ステップST2では、第1の電子機器2から近接無線装置1に対して、自己のデバイス名と共に暗号化鍵を送信する。
近接無線装置1は、第1の電子機器2からデバイス名と暗号化鍵とを受信する。この受信は第1の受信手段104によって行われる。
受信したデバイス名と暗号化鍵は、第1の記憶手段151に記憶される。
次に、ユーザは近接無線装置1を携行して第2の電子機器3の近接領域に近づける。
ステップST3では、近接無線装置1から第2の電子機器3に対して、第1の記憶手段151に記憶されているデバイス名と暗号化鍵,またステップST1で近接無線装置1のタイマ13が生成する基準時刻を送信した場合は同様にタイマ13が生成する基準時刻と現在の時刻を併せて送信する。この送信も操作部11の適宜の操作ボタンを押下することによって行われる。ステップST3の送信では、接続要求命令も併せて第2の電子機器3に送信される。
第2の電子機器3では、接続要求命令を受けて、第1の電子機器2とデータ通信回線の接続を行うために必要となる情報(以下、通信接続情報という)を生成する。具体的には具備する通信I/Fの種類と、アドレス情報、接続パスワード、セキュリティ方式及びこれら通信接続情報に含まれる一部情報に設定される有効期限に関する情報等を生成する。
アドレス情報としては、例えば第1の電子機器2との通信方式がイーサネット(登録商標)の場合にはMACアドレス等を含むものである。また、TCP/IPに基づく場合にはIPアドレス、ポート番号等を含むものである。有効期限が設定される情報はポート番号や接続パスワードなど動的に変更可能な項目である。
接続パスワードは、第1の電子機器2が第2の電子機器3に通信経路の開発を求める際の接続認証に用いるものである。
セキュリティ方式に関する情報は、第1、第2の電子機器2、3間のデータ通信におけるセキュリティ方式に係る情報であり、暗号化通信を行う場合の暗号化方式や暗号化鍵のビット長に関する情報を含むものである。
上記の通信接続情報は、第1、第2の電子機器2、3間のデータ通信を傍受されることなくかつ妨害されることなく安全に行う上で非常に重要な情報であり、高いセキュリティが要求される。特に第1、第2の電子機器2、3間の通信方式が無線による場合には家庭内の通信であってもセキュリティの確保が重要である。
また、第1、第2の電子機器2、3が、一方がモバイル用情報機器であり、他方が公衆に晒されるホットスポットの場合にも非常に高いセキュリティが求められる。
そこで、本実施形態に係る近接無線システム100においては、上記の通信接続情報に対して第2の電子機器3において暗号化鍵を用いて暗号化した後に近接無線装置1へ送信する形態としている。この暗号化は、第1の電子機器2から送られてきた暗号化鍵、例えば公開鍵を用いて暗号化する。この結果第2の電子機器3がステップST4で近接無線装置1に送出する通信接続情報や近接無線装置1がステップST5で第1の電子機器2に送出する通信接続情報を傍受した第三者による通信接続情報の悪用を排除することができる。
さらに、第2の電子機器3から引き渡される通信接続情報に関する有効期限を設定することにより、意図しない時間帯に第1の電子機器2からアクセスがあった際にその要求を拒否することが可能となるため、ホットスポットなどでの限られた期間のみアクセスを許可するセキュリティを実現することができる。
ステップST4で、第2の電子機器3から近接無線装置1に対して、暗号化された通信接続情報を送信する。
近接無線装置1では、第2の受信手段で通信接続情報を受信した後、メモリ15の第2の記憶手段152に通信接続情報を記憶する。
次に、ステップST5では、上記の近接無線装置1を再度第1の電子機器2の近傍に携行し、第1の電子機器2に対して暗号化された通信接続情報を送信する。この送信は第3の送信手段によって行われる。
第1の電子機器2では、自己が保有する復号化鍵、例えば秘密鍵を用いて受信した通信接続情報を復号する。
この段階で、第1、第2の電子機器2、3は、データ通信の接続に必要となる情報を双方が保有したことになる。
ステップST6では、復号した通信接続情報に基づいて第1の電子機器2から第2の電子機器3に対してアクセスし、第1、第2の電子機器2、3の間でデータ通信のコネクションを確立する。
コネクション確立後は、ステップST7での双方のデータ通信が可能となる。
上述したように、本実施形態に係る近接無線システム100および近接無線装置1によれば、小型、軽量かつ操作容易な近接無線装置1を仲介機材として用いることで、それぞれ離隔した場所に設置された電子機器であっても容易かつ迅速にデータ通信の接続を行うことができる。
また、本実施形態に係る近接無線システム100および近接無線装置1によれば、近接無線装置1に仲介される通信接続情報が暗号化鍵或いは有効期限付き暗号化鍵で暗号化されるため、高いセキュリティが確保される。
なお、本発明は上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明に係る近接無線システムの実施形態の構成と外観の一例を示す図。 本発明に係る近接無線システムの実施形態のハードウェアを主体とした構成例を示すブロック図。 本発明に係る近接無線装置1の実施形態における機能構成例を示す図。 本発明に係る近接無線システムの実施形態の動作例を示すシーケンスダイアグラム。
符号の説明
1 近接無線装置(無線装置)
2 第1の電子機器
3 第2の電子機器
10 コントローラ
11 操作部
12 表示部
13 タイマ
14、22、32 近接無線送受信機
15 メモリ
23、33 通信インタフェース(3)
100 近接無線システム(無線システム)
101 第1の送信手段
102 第2の送信手段
103 第3の送信手段
104 第1の受信手段
105 第2の受信手段
151 第1の記憶手段
152 第2の記憶手段

Claims (12)

  1. 暗号化鍵の発行要求を第1の電子機器に対して送信する第1の送信手段と、
    前記第1の電子機器から前記暗号化鍵を受信する第1の受信手段と、
    受信した前記暗号化鍵を記憶する第1の記憶手段と、
    第2の電子機器に対して、前記第1の電子機器との通信接続命令と記憶した前記暗号化鍵とを送信する第2の送信手段と、
    前記暗号化鍵を用いて暗号化された前記第1の電子機器との通信接続情報を前記第2の電子機器から受信する第2の受信手段と、
    受信した前記通信接続情報を記憶する第2の記憶手段と、
    記憶した前記通信接続情報を前記第1の電子機器に対して送信する第3の送信手段と、
    を備え、前記第1乃至第3の送信手段および前記第1乃至第2の受信手段を無線で行うことを特徴とする無線装置。
  2. 前記第1の送信手段は、前記第1の電子機器に対して基準時刻をさらに送信
    することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記第2の送信手段は、前記第2の電子機器に対して基準時刻と現在時刻をさらに送信し、前記通信接続情報は、前記基準時刻と現在時刻に基づいて設定された有効期限を設定された通信接続情報であることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  4. 前記通信接続情報は、前記第1の電子機器と前記第2の電子機器との間の通信に用いるセキュリティ方式に関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  5. 暗号化鍵の発行要求を第1の電子機器に対して送信する第1の送信手段と、
    前記第1の電子機器から前記暗号化鍵を受信する第1の受信手段と、
    受信した前記暗号化鍵を記憶する第1の記憶手段と、
    第2の電子機器に対して、前記第1の電子機器との通信接続命令と記憶した前記暗号化鍵とを送信する第2の送信手段と、
    前記暗号化鍵を用いて暗号化された前記第1の電子機器との通信接続情報を前記第2の電子機器から受信する第2の受信手段と、
    受信した前記通信接続情報を記憶する第2の記憶手段と、
    記憶した前記通信接続情報を前記第1の電子機器に対して送信する第3の送信手段と、
    を備え、前記第1乃至第3の送信手段および前記第1乃至第2の受信手段を無線で行う無線装置と、
    前記無線通信装置からの前記発行要求に応じて前記暗号鍵を送信し、受信した前記通信接続情報を前記暗号鍵に対応する復号化鍵で復号し、複合化した通信接続情報に基づいて前記第2の電子機器にアクセスし、前記第2の電子機器との間のコネクションを確立する第1の電子機器と、
    前記無線通信装置から受信した前記通信接続命令に応じて、前記第1の電子機器との通信接続情報を受信した前記暗号化鍵で暗号化した後前記無線通信装置に送信し、前記第1の電子機器からのアクセスに応じて前記第1の電子機器との間のコネクションを確立する第2の電子機器と、
    を備えたことを特徴とする無線システム。
  6. 前記第1の送信手段は、前記第1の電子機器に対して基準時刻をさらに送信
    することを特徴とする請求項5に記載の無線システム。
  7. 前記第2の送信手段は、前記第2の電子機器に対して基準時刻と現在時刻をさらに送信し、前記通信接続情報は、前記基準時刻と現在時刻に基づいて設定された有効期限を設定された通信接続情報であることを特徴とする請求項5に記載の無線システム。
  8. 前記通信接続情報は、前記第1の電子機器と前記第2の電子機器との間の通信に用いるセキュリティ方式に関する情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の無線システム。
  9. 無線装置は、
    暗号化鍵の発行要求を第1の電子機器に対して送信し、
    前記第1の電子機器から前記暗号化鍵を受信し、
    受信した前記暗号化鍵を記憶し、
    第2の電子機器に対して、前記第1の電子機器との通信接続命令と記憶した前記暗号化鍵とを送信し、
    前記暗号化鍵を用いて暗号化された前記第1の電子機器との通信接続情報を前記第2の電子機器から受信し、
    受信した前記通信接続情報を記憶し、
    記憶した前記通信接続情報を前記第1の電子機器に対して送信し、
    前記第1の電子機器は、
    前記無線通信装置からの前記発行要求に応じて前記暗号鍵を送信し、
    受信した前記通信接続情報を前記暗号鍵に対応する復号化鍵で復号し、
    複合化した通信接続情報に基づいて前記第2の電子機器にアクセスし、
    前記第2の電子機器との間のコネクションを確立し、
    前記第2の電子機器は、
    前記無線通信装置から受信した前記通信接続命令に応じて、前記第1の電子機器との通信接続情報を受信した前記暗号化鍵で暗号化した後前記無線通信装置に送信し、
    前記第1の電子機器からのアクセスに応じて前記第1の電子機器との間のコネクションを確立する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  10. 前記無線装置は、前記第1の電子機器に対して基準時刻をさらに送信し、
    以降の処理を前記基準時間からの経過時間で管理することを特徴とする請求項9に記載の無線通信方法。
  11. 前記第2の送信手段は、前記第2の電子機器に対して基準時刻と現在時刻をさらに送信し、前記通信接続情報は、前記基準時刻と現在時刻に基づいて設定された有効期限を設定された通信接続情報であることを特徴とする請求項9に記載の無線通信方法。
  12. 前記通信接続情報は、前記第1の電子機器と前記第2の電子機器との間の通信に用いるセキュリティ方式に関する情報を含むことを特徴とする請求項9に記載の無線通信方法。
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